妹背牛町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月9日
特に観光振興について
2025年9月9日、妹背牛町議会の一般質問で、鈴木正彦議員が「特に観光振興について」質問し、企画振興課長 鎌田秀章、町長 滝本昇司が答弁しました。
- 質問者
- 鈴木正彦 議員
- 答弁者
- 企画振興課長 鎌田秀章、町長 滝本昇司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 鈴木正彦
(登壇) 通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。まちづくりについて、特に観光振興についてお伺いいたします。本町において、人口減少は重要な課題であります。定住人口を増やすことが第一であると考えますが、同時に交流人口の増加も対策が必要かと考えます。第9次妹背牛町総合振興計画には、観光資源としてのイベントについても示されています。町民まつりが町内最大の規模の祭りと位置づけており、さらに新たなイベントとしてスノフェスも開催されています。しかし、運営費の減少やスタッフの高齢化などによる継続運営など多くの課題を生じていますと書かれております。がしかし、スノフェスについては現在開催されていないのが現状です。年々いろいろな形を変えながら進んでいるものと理解しておりますが、施策の展開ではもせうし町民まつりをはじめとした既存のイベントのさらなる充実を図ります。他団体が主体となり、実施しているイベントの協力を行いますとなっております。そこで、イベントの維持、拡大をするためにも令和4年第2回定例会で観光協会について質問させていただきましたが、行政主導ではなく民間の盛り上がりが必要との答弁がありましたが、数年が経過し、状況も随分変化したのではないでしょうか。町長のお考えをお伺いいたします。また、現在イベントで使用しているテントがかなり老朽化していますが、安全性も含めて更新等の考えをお伺いいたします。再質問を留保し、終わります。
答弁 企画振興課長 鎌田秀章
私からは、議員ご質問の観光の振興についてご答弁申し上げます。近隣の市町では、大規模なイベントの開催や有料の観光施設がありますので、それによる観光収益を主として経営している事業者もあるため、観光協会のような組織が存在するのではないかと推測いたします。観光協会とは、自治体と営利を目的とする民間との中間的な存在として公益的な観光事業を推進する目的で設立されているものであって、町が立ち上げを推進するものではなく、組織の構成員となり、支援する立場にあると考えます。観光協会の新設は、妹背牛町にとってよい動きとなりそうですが、設立には目的、財源、人材の3つが不可欠で、特に維持のための財源確保が最大の課題となります。また、観光協会は必置機関ではなく、多くは任意団体や一般社団法人として地域が必要と判断したときにつくられてございます。妹背牛町の現状を見てみますと、年間の観光入り込み客数は妹背牛温泉ペペル、遊水公園うらら、カーリングホールが観光拠点の中心等になっております。日帰りでの観光が大半で、令和6年度は年間約18万人の方にご来町いただいておりますが、観光資源を持つ近隣自治体と比較すると少ない状況にあり、観光客の消費額も妹背牛町は宿泊を伴わないため、1人当たり数千円規模にとどまっていると見込んでいるため、観光協会の自主財源となる会費やイベント収益は多く見込めないと考えるところでございます。全国的に調べてみますと、人口3,000人規模の町で観光協会を維持する場合、年間で最低でも数百万円の運営費がかかり、自主収入だけで賄うのはほぼ不可能で、結果的に観光協会の会員となる飲食店や商店の会員の会費負担や町の財政負担が増えることになります。こうした状況を踏まえると、常設の観光協会を立ち上げるよりもイベント単位でプロジェクトチームや実行委員会で動く現在のスタイルのほうが効率的で現実的と考えてございます。まずは、商工会と町で連携をして議論を深めていくことが重要と考えてございます。2点目のテント更新につきましては、本町が所有するテントは中学校の金工室に保管している平成24年度に購入したテントが9張り、遊水公園うららに保管しているテントが4張り、町民会館に保管しているテントが4張りございまして、合計17張りございます。こちらのテントにつきましては破損しておりませんので、引き続き使用していきたいと考えてございます。社会福祉協議会で所有しているテントにつきましては役場の車庫に保管しており、利用できるテントが8張りあり、23年が経過してございます。こちらのテントは、ストッパーが破損しているものやテントとポールを固定するひもが切れているものがございますが、利用できなくなるまで利用し、廃棄する予定となってございます。また、テントの数的には充分足りている状況でございますので、追加購入はしない予定となってございます。また、新し目のテントと古いテントにつきましては、炭火で焼き用に貸出しするテントとほかの場所で使用するテントとすみ分けを行ってございますので、全てを入れ替えることは困難と考えてございます。再度テントを点検し、破損しているテントを確認したいと考えており、今後数が足りなくなった場合については追加で購入を検討してまいりたいと考えてございますので、ご理解賜りますようお願い申し上げ、答弁といたします。
質問 3番 鈴木正彦
まず、維持費というか、運営費が恐らく必要になる。いや、恐らくではない。絶対必要になりますよね。それで、方法としてはまず行政だけに、さっき説明にもありましたように行政だけが全てを負担するのではなく、町民と手を取り合ってという形が理想になっていくのかなと思われます。それで、例えばやり方としてはNPO形式で観光協会をつくるであるとか、総務省の事業であるのですけれども、特定地域づくり事業協同組合という制度もございます。これは、人間を協同組合から貸し出して、いろんなところで働いていただくと。それで、一定のところで雇用するのではなくて、それで年間の雇用をつくり出そうというようなシステムがございます。それだと町の持ち出しは8分の1程度で、事業費の8分の1程度で収まるような事業もあります。そんなのを利用しながら、行政と民間とが本当に覚悟を決めながら進んでいかないと現在のおよそ2,500という人口を維持していくのは大変難しくなってくるのではないのかなと。そのイベント自体もスノーフェスティバルがなくなったと言いましたが、今年からイルミネーションを高校のバレーボール跡地で灯して、もう何年になるのかな。かなりの年数がたっているのですけれども、今年初めてそこでイベントができました。それも有志たちが自分たちで企画しながら、つくり上げた祭りになっています。町民の方も多く訪れていただいたような感じになっているのですけれども、そういうイベントも新しくできたと。これは、いろいろな形の中で、できるだけ人が、妹背牛町をアピールしたいなと。特に夜なんかは暗くなっていますので、イルミネーションが冬に点灯されていますと陸橋から下るときに、例えば新しくなった妹背牛橋からも見えるような状態ですね。そんなことも考えながら、いろいろ新しいものをつくっていかなければならない。本当にその2,500という人口を今後増やすのもかなり難しいと思いますが、人口統計を見ていくと今後悲しい数字が見えてきています。それで、例えばイベントでいうと商工会でここ何年か始めている車のイベント、今年は150台ほど来ました。当然、実は作戦があって、商工会から2,000円の商品券を提供しているのです。それは、イベント費としてなのですが、それが目玉で150台以上の車が来たいというようなイベントになってきています。それで、そこで回収ということを考えると多分2倍、3倍の、2,000円の提供によりますけれども、それの効果もかなり出てきているようです。各店でかなりの売上げも今まで以上に増えてきたというようなイベントもつくり上げられています。そんなことを考えながら、先にも言いましたようにNPOでやるとか協同組合でやるとかというものを進めていかなければならないのかなと。観光協会を大変ご苦労をなさっている企画振興課の多岐にわたる事業の手助けになれるような、何とかそういう仕組みをつくるためにも今後必要なのではないのかなと考えています。いずれにしましても、民間と行政が協力して行うというところが一番大事なことなのかなというふうに考えています。あと、イベントに使われているテントについてということで、現在数は足りているのではないのかと。確かにそうなのかもしれません。それで、例えば今年の遊歩市のときにお借りしたテント、これは社協からのものだったのですが、支柱と、それからはりをつないでいる斜めの筋交いという表現でいいのかな。それで、そこのところが風が吹くたびにぼろぼろと取れてしまうようなテントも実はあるのです。先ほど言われましたように、テントのひもが欠損していたり短くなっていたりということで、実際今回の遊歩市のときに、数はたった1人と言うかもしれませんが、実は打撲でいいのかな、表現は。その筋交いがはね返ってきて指に当たって、かなり3日、4日、仕事をするのに苦労をしていたというような現状もあります。そんな中を踏まえながら、その更新、悪くなったものは廃棄するという考え方でいいのでしょうけれども、今後そのイベントの運営自体にも人口減少の波はやっぱりやってきて、それぞれの協力者が高齢になっていくだとかという問題は必ず起こってくると思うのです。そんな対応のためにも今、例えば3人いれば建てられるようなテントも出てきております。それは、鉄製の支柱ではなくてアルミだったりとかという軽量なものでできているものも出てきていますので、ぜひとも検討していただきながら、更新時には今まで以上に運ぶにしても建てるにしても今までよりちょっと労力がかからなくて済むようなものをという経過も必要になってくるのではないのかなと思っておりますが、両方の質問に対して町長からのお答えをお聞きしたいと思います。
答弁 町長 滝本昇司
再質問に対しまして、ご答弁をさせていただきます。妹背牛町の観光資源や財源の状況を考えますと、観光協会を立ち上げてもその後の活動や資金をどう継続するかが大きな課題であり、既存の枠組みを活用し、体制を強化していくことのほうが現実的と考えられるため、令和4年にご質問をいただいた時点と変わりはなく、観光協会設立の検討には至ってございません。しかしながら、観光や地域づくりの推進は町の重要な課題であることから、既存の団体や事業者、行政が連携を深める形で可能な取組を柔軟に進め、今後とも地域の皆様のご意見を伺いながら観光振興の在り方を検討してまいりたいと考えます。次に、各種イベントに対する助成の関係ですが、現在も各実行委員会等に対しましてイベントの規模や実施内容を確認した上で助成をしておりますので、継続性のあるイベントについては次年度の予算に向けて要望がある場合には同様の取扱いを考えてまいりたいと思います。2点目のテントの関係でございますが、先ほど担当課長から答弁したとおり、今後老朽化等で数が不足する場合には議員ご提案のテントについても購入の検討などを行ってまいりたいと考えます。以上、ご理解賜りますようお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。
質問 3番 鈴木正彦
答弁としては、非常に難しいぞという答弁でしたが、同僚議員からも質問の中に議員カフェの話が出ていたのですが、実は8月30日に議員カフェ、初めて開きました。その中で、議員カフェに町民さん34名来ていただきまして、いろいろな話を聞かせていただきました。その中で、移住定住支援いろいろされているが、果たした情報発信についてはという、どうなのだろうというご意見をいただきました。この情報発信とは、以前にも違うテーマの中で言わせてもらったことがあったのですが、最終的には満足になるところまでという考え方にすると、たどり着けるのはかなり難しくなるのかなと。いろいろな方法を考えながら前に進まなければならない問題ではないのかなと理解しているのですけれども、その辺の情報発信するためにも観光協会、イベントだけではなくて多岐にわたった活動、活躍の場があろうかと考えます。その辺、なかなか難しい問題だとは思いますが、今後行政と商工会だけではなくてJAさんも含めながら、いろんなNPOさんも含めながら、いろんな仲間づくりをしながら本当に実行委員会でいったほうがいいというお答えでしたが、本当にそれで満足できるイベントになっているのかなと。反省を含めながら、その実行委員会の今後についても検討していく必要があるというふうに私は理解しています。表現的に盆踊りという表現をしてしまいますが、実は妹背牛町にこんな子供たちがいっぱいいたのだろうかというような、こども盆踊りのときには人が来ていますよね、実際問題として。それを子供がどうしているのかというと、じいちゃん、ばあちゃんに会いに来ているのかなというような想像をするのですけれども、その子供たちを引きつける作業をしているのではあるのですけれども、なかなかその実行委員会が思うように機能しているかというと、なかなか難しい現状もあります。例えばよその町では、イベントの例えばテント張りを外注して作業を賄っているようなところも現れております。そんなことも含めながら、正直その町民まつりの実行委員会では反省会されているのかなと思うのですけれども、盆踊りについては現状で行われていなかったりとかという状態にもなっております。その辺の反省を踏まえながら、次の年に向かっていくということも含めて、私の考えとしては大げさに観光協会であるという言い方をしているのですけれども、もっともっとある程度責任を持っていただいて、そのイベントに向かっていく。それで交流人口を増やしたいという思いを行政に伝えていける方法が取れたらなとは思っているのですけれども、その辺も含めながら今後とも町と町民と手を取り合ってという、お互いに助けながらという形で、公助と共助と結びつくような形で進んでいっていただけたらなと思っておりますが、町長に再度お伺いいたします。以上です。
答弁 町長 滝本昇司
再々質問に対しまして、ご答弁申し上げます。現状では、町、企画振興課や商工会あるいはJAなどが観光協会の役割を担っているものと考えてございます。観光協会の設立に当たっては、そのメリットの検証など関係機関との協議も必要と考えますが、当分の間はこれまでと同様、町をはじめ関係機関、そして町民と連携しながら観光の振興に努めてまいりたいと考えます。以上、ご理解賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。