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妹背牛町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月5日

町内会再編について

2025年3月5日、妹背牛町議会の一般質問で、鈴木正彦議員が「町内会再編について」質問し、企画振興課長 鎌田秀章、町長 田中一典が答弁しました。

質問者
鈴木正彦 議員
答弁者
企画振興課長 鎌田秀章、町長 田中一典

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 鈴木正彦

(登壇) 通告に従いまして、一般質問させていただきます。町内会再編についてということでお伺いしたいと思います。妹背牛町は、少子高齢化が年々進み、人口減少が加速している現状であります。それに伴い、町内会活動の維持が難しくなっている町内会も増えてきているように理解しています。平成25年3月に行政区域再編審議会による妹背牛町の町内会及び行政区再編成について具申がされましたが、当時は町内会再編に対して多くの住民は現在の町内会の維持を望んでおりましたが、その後十数年が経過し、情勢も随分と変化しております。行政としては、現在の町内会の考えを優先し、その手助けをするような考えであると理解しております。実際に町内同士で合併されたところもありますが、一部新たに再生しようとした町内会では再生ができずに進んでいる状態のところも現れております。町民の声として、その状態が許されるのであれば町内会に加入しなくてもよいのではないかという考えの声も出てきているのは理解されているのではないでしょうか。いま一度町内会の再編成審議会を立ち上げなければならないに来ているように思いますが、町長のお考えをお伺いいたします。再質問を留保し、終わります。

答弁 企画振興課長 鎌田秀章

私からは、町内会の再編についてご答弁申し上げます。町内会の再編につきましては、平成25年3月に妹背牛町行政区域再編成審議会から具申書を提出いただき、それを受けて自主的に協議が調った町内会の合併などについては協議、調整が必要な場合行政が介入することとしておりました。現在町内会として機能していない場所がありますが、公営住宅の建て替えにより町内会が一時解散となり、建て替え中に1区連合会さんと行政でその町内会に出向き、隣接する町内会に加入させてもらえるよう取次ぎいたしましたが、相手町内会にお断りをされました。現在行政からの連絡につきましては、各棟の連絡員に回覧を届けている状況となってございます。令和7年度には最終の棟が建設予定となっておりますので、建設後に1区連合会と協力しながら、その地区に住まわれている方に対しお声かけをすることを検討してまいりたいと考えてございます。町内会再編成審議会につきましては、令和5年度の町政懇談会にて農家地区の方から住民区再編についてご意見があり、若い世代が何度も役員を繰り返し当たる農家地区の再編について行政として動いてほしいとのご意見があったところです。昨年に農家地区の町民に対し行政区の再編に関するアンケート調査を行い、アンケート結果につきましては行政区の再編を希望する区もおられますが、希望しない、将来的には検討が多くなっております。正副区長会においてご意見をいただきながら、区ごとの世帯数の減少によって隣接する区などと協議をし、調整を含めて方向性を模索しているところでございます。その結果、農村区の10地区ほとんどが統合を希望している場合につきましては、町として統合に向けた検討を進めていくこととしておりますので、町内会再編成審議会につきましては一部の町内だけではなく町全体として町内会の再編が必要となった場合に審議会の設置を検討してまいりたいと考えてございます。ご理解賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

質問 3番 鈴木正彦

今課長から答弁いただきましたが、まず農家地区の情報等々今ご説明になられました。中に話題に出ていた団地の建築でという考え方で、いずれにしましても最近の傾向で町営住宅に入られる方というのはどうしても高齢の方が多くなっています。特に稲穂団地につきましては、なぜそこで町内会ができ得ないのかというと、いずれも高齢の方が多いというのが原因ではないのかなと考えております。特に現在の傾向見ますと、通常であれば60歳ぐらいから町内会活動に積極的参加されて町内会の役員をされる方というのも、ある程度その年代も多かったのかなと考えておりますが、現状を考えますと就労期間が長くなりまして、当然定年延長等々により70歳以上の方もまだサラリーマン状態、就労状態にあるという方が増えてきているのかなと。そんなことを考えますと、町内会の再編につきましては、現状で1区のことを言いますと80戸以上の町内もあります。ですけれども、一番少ないところはどうなのかと考えますと、10戸で町内会活動しているところも増えてきています。現状の人口減少、少子高齢化を考えますと、近い将来というよりもここ数年で町内会活動、かなり現状でも厳しいのですけれども、崩壊状態になるところが出てくるような気がします。現状の町のお考えは、町内会同士の合併というのを手助けするよというようなスタンスできておりますが、今やっておかないと、再編の審議をスタートさせないと恐らく5年後には間に合わなくなってしまいます。これ私の感想ですけれども、そうではなくてこの際町行政にとっても大切な役割をしている町内会単位の共助、それと行政が行う公助と、これマッチングさせるためにもお互いに手を取りながら本当に検討重ねていかないともう間に合わなくなってしまうような気がします。先ほども言いましたように、町内会現状でできていないところがあると、加入されていない方も増えてきていると、であれば町内会に加入する必要が本当にあるのかなという考え方の方も増えてきているような気がします。町内会に入っていただけても、入るのはいいよと、だけれども役員になるのは勘弁してほしいのだよなというような声も多く聞こえております。いずれにしても、役員の成り手不足というか、町内会の規模の少ないところ同士合併すれば、その手助けするよではもう本当に間に合わない。前回の審議会のときにも表面的にはもう少し維持してほしいと。ですが、将来的な必要性としては、再編成をしないと町内会活動していくのが無理かもしれないというような声も多くあったのです。総論では合併を希望していても、いざそれを実行に移す、町内会同士の合併という形でそれを実現させるためにはかなり難しい。そこで、今回に関しましても町主導で協議会開いていただいて、つくっていただいて、その中で5年後、10年後に向けて本当に真剣に住民と行政と手を取り合いながら進んでいかなければ間に合わないと思います。という私の思いなのですが、以上のことを踏まえながら町長のお考えをお伺いしたいと思います。再々質問を留保し、終わります。

答弁 企画振興課長 鎌田秀章

再質問に対しまして、ご答弁いたします。町内会再編成審議会につきましては、今後少子高齢化や人口減少により役員の成り手不足や会員の高齢化が深刻化することで世帯数の少ないところでは活動継続が難しくなり、合併の検討が増えてくると予想されます。ですが、それぞれの町内会には歴史があり、いろいろな思いを持った方もいらして合併に反対する方もいるかもしれません。様々な合併事例を見ますと、合併までの道のりはそう簡単ではございません。双方の会長自ら合併のメリットとして合併により人材が増え、負担が減るということを丁寧に会員に説明したが、承諾を得るまでには年数を要するなど、また役員も毎年替わるので、きちんと引継ぎがされていなかったり、会費の値上げに納得を得られないなど、ちょっと突き放したような言い方に感じるかもしれませんが、基本的には町内会は自主組織であって行政が勝手にこことここ合併してくださいというようなマッチングというわけにはいかないと考えてございます。合併した後に町内会はコミュニティーの形成が重要であり、それぞれの町内会活動のおかげで地域の安全、安心や生活の安定が保たれていると考えておりますので、行政が用意した枠組みだけではなく、町内会からの自主的な働きかけが重要だと考えてございます。そのため、行政はその手助けと調整役として協力させていただくことが必要だと考えてございます。町全体として町内会再編の必要があった場合には、町内会再編審議会の設置を検討してまいりたいと考えてございます。ご理解賜りますようお願い申し上げ、ご答弁とさせていただきます。

質問 3番 鈴木正彦

今の答弁聞いていると、私の感想としては残念な答弁でした。どうして必要かというのは、さっきも言いましたように十数戸で町内会維持できないよと。その中で役員についても3年に1回やらなければならないだとかという状態が、はたまた1人の方に会長預けて5年も10年もという、過去にもあったように思います。以前からそういう状態が現れている。確かにコミュニティーは大事ですが、行政に一方的にやってくれとお願いしているわけではなくて、一緒に町民の声を吸い上げながらもうほんの少しだけきっかけをつくってくれないかという話です。そのきっかけがあれば、ひょっとすると単位がどんどん変わっていくかもしれない。それが大きな枠組みの変更になるかもしれない。正直1区におきましては、1区のことばかり言って申し訳ないのですが、町内会連合会としての役員の成り手も不足してきている、なかなか後任が見つからないというような状態にもなってきております。それを見ますと、恐らく町内会にしても町内会戸数の減少は非常に厳しい問題だと。要するに町内会同士の合併という考え方だけでは、この先に多分進んでいけないです。その辺を行政サイドとして、公助としての手助けをもう少し現状の手助けをしますという立場から一緒に考えましょうというようなスタンスに変わっていってほしいなと。そうしないと、本当に大切なコミュニティーの一番小さい集まりである町内会が崩壊してしまいます。そうなる前に行政と町民と一緒に手を取り合って、もうちょっと住みやすい妹背牛にという考え方をしていかなければならないと思います。これは、私の考え方ですが、以上申し上げまして町長のお考えをお伺いしたいと思います。

答弁 町長 田中一典(町長は2025年3月まで)

鈴木議員さんの町内会再編の質問に対してお答えを申し上げます。現状の厳しさについては、同じ認識を持っていると私も認識しております。それから、1区だけに限らず農村地区におきましても人口減少の中で役員さんの成り手、その回数の巡ってくる在り方というのは格段に増えていることも私も実感をしております。問題は、先ほどまで担当課が答弁したように、これはあくまで自主組織であるということで、役場がそれを町民に丸投げしているわけではございません。というのは、手を取り合いながら、あるいはきっかけを欲しいというお言葉、本当に私も感じておりますけれども、問題は再編成という言葉の中に自主的な再編成というものはどういうものかと。つまり自分たちのコミュニティーの在り方を自分たちで決定して考えていく、そういうことの例えばデータとかお手伝いを役場はするべきであって、再編成の大きな枠組みという方針を行政が与えるというのは今の日本の中では法的にははっきりと整備されておりません。そこを歩み寄るという言葉で軟らかく議員さんおっしゃいましたけれども、私が考えるに一つの町内会単位、もちろんいろんなもの担っていただいてありがたいと思っていますけれども、問題はそこがどういうふうにこの町の中で生きていきたいか、そういう意思を持った組織だと私たちは認識しております。そういうものとどういうふうに結びついていくかというときに、役場と直接ではなく、近隣の住民組織、つまりほかの町内会、あるいはほかの区と結びついていくという意思をその町内会、あるいは区が自分たちの意思で持つというところをしっかり見守っていきながら、見守るというのは放置ではありません。そこの問題を共通認識として引き受けながら、それを見守っていい方向に行けるようにこちらも力を貸していく、そこは強制的な組織図には絶対なりません。それが日本という姿です。ですから、そこは鈴木議員がおっしゃるように、5年、10年を待たずに壊れていくという表現なされましたけれども、私は壊れていくという認識を町内会、あるいは区が自分たちの問題としてまず認識なさって、それを役場と一緒に解決していきたいという意思を示すところのスタートが非常に大事だと思っております。そこを役場のほうから何か水を向けてやるというスタイルを取り始めますと、この話の発端は役場から起こったのだと、つまり役場が上から覆いかぶせてこういう再編をしたのだという、そういう話と混同される危険性は非常に大きいですし、私たちは責任逃れをするつもりありませんけれども、自主組織の大切さというのを本当に深く思っております。そのこととバランスを取りながら進んでいくという私たちの介入の方針は基本的に変わっておりませんけれども、鈴木議員さんがおっしゃった危機感に関しては非常に深い共感を得て、これからも推移をしっかり見守りながら正しい対応に向けて進んでいきたいと思います。また、1区のこれから行います最後のアパート建設ですけれども、それが終わった段階で1区の連合会もそこの再編に動いてくれるという情報が入っております。まずは、ミッシングリンク、つまりつながっていない町内会をどういうふうに再生するかというところからしっかりと手をつけて、それから議員さんおっしゃった全体の構想に向かって下準備は進めていきたい、そういうふうに考えておりますので、以上をもってご答弁とさせていただきます。

出典:妹背牛町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月5日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる