妹背牛町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月14日
小中一貫教育の導入に向けた教育委員会の動きについて
2023年12月14日、妹背牛町議会の一般質問で、渡辺倫代議員が「小中一貫教育の導入に向けた教育委員会の動きについて」質問し、教育課長 川上善樹、教育長 廣澤勉が答弁しました。
- 質問者
- 渡辺倫代 議員
- 答弁者
- 教育課長 川上善樹、教育長 廣澤勉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 8番 渡辺倫代
(登壇) 通告に従い、質問いたします。本年1月、小中学校統合建設事業が延期となり、一旦小中一貫教育検討委員会などの凍結となりましたが、その後の教育委員会の動きをお聞きいたします。まず1点目、小中一貫教育の導入に当たっては、これは学校建設延期とは関係なく、教育委員会事務局において、また教育委員会会議、協議会という形での話合いなど、検討委員会が再開される来たるべきときのために協議、検討、準備は行われているのでしょうか。2番目、昨年、妹背牛町小中一貫教育検討委員会と同時期に小中学校及び町民会館施設整備検討委員会も設置、開催されました。新統合校舎に町民会館機能を持たせる案が検討されて提案されておりましたが、これも今は止まっています。本来、第9次総合振興計画にある町民会館単独での建て替えについては今後どのように進めていかれるのか、教育委員会のお考えをお聞きいたします。3番目、昨年、統合新校舎建設が財政上の理由から延期になっており、改築を含めて再検討されるとして今年度調査が行われましたが、その調査結果からどのような見解が導き出されたのかお伺いいたします。再質問を留保して、終わります。
答弁 教育課長 川上善樹
それでは、渡辺議員の質問についてご答弁申し上げます。まず、1点目です。小中一貫教育の協議、検討、準備は行われているかということですが、小中一貫教育検討委員会は昨年3回、6月、8月、10月と開催しております。その中で、教育長までの答申まではいかなかったのですが、内容としては、小中一貫教育制度を導入し、義務教育学校を設置すると固まっていました。今年度については、事務局内部において先進地の情報収集や教育委員会、校長会などから意見をもらい、どのタイミングで検討委員会を再開するのかなどを協議しているところであります。3点目の質問に関連しますが、来年3月に個別施設計画の改定版の調査結果が出ます。あまり早く動きますと情報も変わってきますので、学校建設の見通しが出てから検討委員会の再開を視野に入れ、また昨年話し合った内容を確実に引き継ぎながら具体的な議論を進めていきます。次に、2点目です。町民会館建設の議論、第9次総合振興計画に記載してあります町民会館の建て替えの関係ですが、過去に何度か一般質問で同様の内容が出てきておりますので答弁が重複するかと思いますが、ご了承ください。現在の町民会館は昭和47年に建築されており、既に51年が経過しております。建築当時は鉄筋コンクリート構造の2階建てで、大きな講堂などを備えた立派な建物でしたが、近年では施設の老朽化や耐震問題、利用者のニーズの多様化により、その機能を充分に発揮することが困難な状況にあります。設置機具等の修繕回数も増えていますし、エレベーターがないことから、2階を利用する高齢者にとっては利用しにくい点もあります。第9次総合振興計画の中では、令和9年度から11年度にかけて建て替え工事、解体を予定していました。しかし、この建て替え工事は当初から財政状況によっては事業年度が後ろにずれ込むことが想定されており、現在は学校建設の関係から、計画のとおり取り組めない可能性が高い状況にあります。続いて、3点目です。統合校舎建設の調査結果の件ですが、結果は3月に出る予定となっております。その結果に基づき新築なのか改築なのかを決定した上で、その時期を含めて財政状況を見ながら判断していくことになります。以上、3点についてのご答弁とさせていただきます。
質問 8番 渡辺倫代
まずは、教育委員会は町長から独立した教育行政組織ですから、細かい意見や提案はどうなのだろうかということは充分承知した上での質問とご理解していただきたいと思います。先ほどさらりと、進んでいます、教育委員会事務局でやっていますとお答えいただきましたが、昨年検討委員会において、小中一貫の導入と、形態としては義務教育学校を設置するという答申案は目にしておりましたが、小中一貫教育の導入に向けての取組は、新築の校舎建設が延期になり、果たして新築になるのか、調査の結果改築でいくのか明確でないにしても、一貫教育導入に向けては粛々と進めていかなければならない問題であると考えております。動きを止めてはならないと思います。令和5年度の教育長の教育執行方針の冒頭にも、本町が目指す新しい学校づくりについては、小中一貫制度の導入など、昨年検討委員会で検討いただいた内容を踏まえ、将来を見据えた協議、検討を継続して行ってまいりますとございます。それが私たちには伝わってこない1年間でありました。今年1月に、財政上の理由から延期になるというのは、財政部局であります総務課長が矢面に立っての議会への説明がありました。建設延期の説明の後、教育委員会からの説明や報告は皆無でありました。辛うじて今年3月定例議会において一般質問への答弁にて知るという状況でありましたし、町民の方からのどうなっているのでしょうという問いに明確に答えられなかったのも事実でございます。一貫教育推進に当たっては、検討委員会に限らず町、教育委員会は、丁寧に保護者をはじめ住民の皆さんの声を聞き、町長、議会、財政部局の共通認識を高めて、特に財政部局とは協議、連携を深めて取り組むことが肝要と考えますが、考え方をお伺いいたします。かつて小中一貫学校といえば、国立や私立の学校がほとんどでありました。個々の児童とか生徒の発達に対応して教育を行っていくためには、系統、そして一貫性を持たせた教育を行っていくということで10年にわたり長年研究が進み、市町村においても全国各地で取組をすることが増えましたので、法律が変わったわけです。2015年、平成27年に学校教育法の一部を改正する法律が参議院本会議で可決されました。可決成立したことによって妹背牛町も小中一貫の取組に向かうというかじ取りをされたわけですが、法律が変わって、線路でいうと、復元された義務教育のもう一本の線路ができたということになると思います。つまり空知でいいますと、義務教育学校になった歌志内学園、一緒の場所にはないのですが、沼田町の沼田学園のように、施設は分離型であっても小中一貫、小学校、中学校の導入校という学校と従来どおりの当町のような学校と複線化したわけであります。市町村には小学校、中学校を設置する義務が課せられていますけれども、異なる線路への移行というのは、保護者や地域住民の方への丁寧な説明、共通認識をつくっていくことが重要であります。読み物を読んでおりましたときに参議院で成立したときの附帯決議を見るまでもなくという文言がございましたので、附帯決議とは何だったのだろうかと調べてみました。もちろん政府はとか都道府県教育委員会はとかというのはあるのですが、7つのうち3項目が市町村教育委員会はという文言でございました。1つ読み上げますが、市町村教育委員会は、検討段階から保護者や地域住民等に対して丁寧な説明を行い、その意見を大切に反映し、幅広く理解と協力を得て合意構成に努めること。市町村教育委員会は、自らの方針や各学校への取組について保護者や地域住民等に対し丁寧な説明を行い、幅広く理解を得るように努めること。要するに皆さんの合意、そして幅広く理解を得るようにいたしましょうという特段の附帯決議がついてございます。先ほどと重なる部分もありますが、改めてそれを踏まえてどのように対応されて進めていかれるのか、お考えをお伺いいたします。また、どのように情報発信していくかという点でございますが、小中一貫教育の編成、実施に関する手引というのが文部科学省より出ております。110ページにわたる大きな手引書でございますが、妹背牛町はまだ導入が始まっておりませんので、34ページまでが導入に当たっての基本的な手引であります。それを読ませていただきましたが、情報発信が大事であると記されてございます。教育委員会のウェブサイトでの情報提供の重要性、広報のことも触れてあります。昨年小中一貫教育検討委員会が設置されまして、議事録などは町のホームページに載せてありました。町の情報というところです。教育総合会議、教育委員会会議はお知らせのところです。時間が過ぎれば数々のお知らせに埋もれていくのです。大変情報をもらうのが難しい教育委員会になっています。かつて一般質問でホームページの充実を言いましたときに当時の教育長から、今の体制ではできない、難しいという答弁をいただいております。加えて、当町のホームページには教育委員会という名称へリンクしているバナーもありません。組織から探すという項目でいきますと、教育課学校教育グループと教育課社会教育グループが出てきます。社会教育で行われている数々の活動も、教育課のホームページからは見ることができません。学校のホームページですが、非常に充実して、子供たちの顔が分からないように目に星をつけたりして、非常によい発信をされております。学校へ広報を促すべき教育委員会のほうが情報を発信できていないように思います。教育委員会は町部局の教育課ではありません。教育委員会という名称で教育施設や教育施策、議事録の公表、様々な取組を出していない町も大変珍しいです。今後小中一貫した教育を導入、実施となると、当然設置者たる教育委員会が果たす役割は大きくて、情報発信は非常に重要です。現状では大変難しく感じていますので、教育発信の方法と併せてホームページ、いま一度検討のお考えはないのかお伺いいたします。北海道教育委員会が出している義務教育学校設置状況及び小中一貫小学校、中学校の導入状況を見ますと、令和3年4月から令和5年5月の約2年間に義務教育学校は14校から24校へ増えております。小中一貫小学校、中学校は92校から128校へ増えています。各市町村が、義務教育9年間の質の保証と質のさらなる向上に向けて、複線化したもう一つの線路のほうに向かったということであると思います。都道府県教育委員会は、小規模な自治体の研修のサポートや中核となる教員の異動年数の柔軟な取扱いを行うなど配慮しなさいと記されておりますし、充分な教職員定数の確保とか、導入校には優遇があるように見えてしまいます。この辺、北海道の道教委はどうなのでしょうかお伺いします。この取組を行っている学校であると承認されるためには何が必要なのかお伺いいたします。次に、町民会館についてですが、当初から第9次の令和9年からの建て替え予定はずれ込む予定であったと先ほど答弁いただきましたが、施設検討委員会はどこまで話が進んでいて、方向としてはどのように進んでいたのかお伺いいたします。町民会館施設整備検討委員会要綱を見ますと、第3条に記されたメンバーですが、役場の課長職ですか、4名入っておられて、検討委員会からPTA会長2名とか、保育所父母の会を除いた方たち、要するに役場の課長職さんたちが入って検討されていたのです。これで広く意見を求めていることになっているのか疑問に感じるのと、新しく建てる学校に町民会館を併設するのが事務局からの提案のように思えてしまうところがありました。施設整備検討委員会の検討の流れはどうであったのか、これを引き継ぐのか、学校施設と町民会館の複合化を教育委員会としてはどうお考えなのか、それをお伺いいたします。今、要綱のことを言いましたけれども、1の小中一貫検討委員会の設置要綱に関してのことに戻りますが、検討委員会のメンバーは小中のPTA会長さん、校長先生お2人、学識経験者の方お2人、そして学校の課長、主幹2人が入っておられますが、女性が一人もいらっしゃらないのです。これからの学校を審議するのに、住民から一人の女性の委員もおられないというのはいかがなのかなと思ってしまいました。行政委員会のときにこの件を言いましたら、検討委員会のほうにはご主人の名前であっても出てきていただいている奥さんから女性の意見をいただいているとのお答えだったのですが、正式に委嘱させていただいて、確かなお立場でご意見をいただくほうが望ましいと思います。施設検討委員会の要綱には委員長は必要があると認めたときは委員以外の者も出席させ、意見を述べさせることができるとあるのですが、検討委員会のほうにはこの条文はございませんでした。2つの検討委員会の設置要綱を見ますと、進めていく会長が教育課長となっております。中長期的な検討を要する委員会になりますから、いずれにしても要綱の一部改正を含めて見直しが必要かと考えますが、いかがでしょうか。それから、3番目の調査についてなのですが、今までこれが進んでいるときに新築ありきではないとか解体ありきではないというお言葉を耳にいたしました。2つの選択のうちどちらになってもいいように、難しかったかと思いますが、調査に1年かかっている、まだ結果が出ていないということでしたので、また答えが延び延びになるような気がいたします。先ほど今年の3月にはできますよとおっしゃいましたが、5月の臨時議会の補正でございました個別施設計画改定委託ですか、その調査内容をお伺いしたいと思います。以上で再々質問を留保して、終わります。
答弁 教育課長 川上善樹
それでは、渡辺議員の再質問についてご答弁申し上げます。まず、学校建設にかかわらず小中一貫教育には取り組むべきではないかという質問ですが、小中一貫教育導入の狙いとしては、主に義務教育9年間を修了するにふさわしい学力と社会性の育成、中1ギャップの解消、自尊感情の向上となります。1回目の答弁でも申しましたが、今年度は準備期間としていろんな情報を取り寄せながら、次のステップへ向けて動いております。決して立ち止まっているわけではありません。少しずつではありますが、歩み続けていますので、ご理解をいただきたいと思います。次に、学校建設延期後教育委員会からの情報があまりないのではないかという質問なのですが、学校建設が延期と決定した際には、議員さん、教職員、保護者に対し説明会を開いております。町民に対しては広報で周知したところでありますが、その後どうなったのか、先ほど言われたとおり動きが全然見えないということなのですが、まだ方向性が決まっていませんでしたので皆さんにお示しという形は取れなかったのですが、今後は進捗状況などを小まめにお知らせやホームページなどで報告、丁寧な説明をしていきたいと思っております。また、財政部局とも連携を取りながら、その辺はしっかりと取り組んでいきたいと思います。次に3点目、ホームページ、情報発信の関係です。情報が見えにくい、探しづらいということでしたが、昨年開催しました両検討委員会は、議員がおっしゃったとおり町の情報の中にあります。総合教育会議、教育委員会会議の議事録は行政情報のお知らせに入っております。お知らせの新着情報は現在5件までしか画面には表示できないのですが、古いものは右側にありますお知らせ一覧というのをクリックすれば50件まで見られますが、それより古いものは各項目に行かないと見ることはできません。解決策として有効なのは、ユーザーに見つけてもらいやすくなったり、印象に残りやすいバナーを設置することが考えられます。現在ふるさと納税や移住定住など9個のバナーが設置されています。これはパソコンだけではなく、スマホでも同じ仕様になっています。画面上部にかなりの大きさ、画面の半分ぐらいを占めているのですけれども、約3秒ごとに自動的にスライドしていく仕組みになっております。今の状況を見ますと、それほど目的のページまで時間を要していないのかなと思いますのでそこまでの必要性はないような気もしますが、一人でも多くの方に妹背牛町の教育に関心を持っていただくためにも、ホームページ担当の企画振興課と相談し、教育委員会関連の情報が、先ほど言われました社会教育の部分も含めて見ることができる教育委員会専用のバナーの設置に向けて検討させていただきたいと思います。次に、道教委からの融通といいますか、フォローの点になります。道教委では、平成29年度から小中一貫教育の導入等に向けた支援のため、国の加配の範囲内で小中一貫教育実施校や実施予定校に対し教員を加配しています。令和5年度からは小中一貫連携教育への支援のため、国の専科指導加配を活用し、中学校教員が教科の専門的な指導の充実に積極的に取り組むとともに、義務教育9年間を見通した取組を推進する中学校へ教員を加配しております。既に小中一貫教育を導入している沼田町は、平成29年度と平成30年度の2年間加配措置をされております。このようなことから本町では、小中一貫教育に取り組む際には確実に承認されるために、乗り入れ授業などの到達目標などを明確にし、しっかりと準備を進めていきます。次に、昨年の町民会館設備検討委員会、どういう話だったのかということなのですけれども、去年の内容としては、学校施設との複合化の話も出ましたが、セキュリティーの面から難しいという意見が多く、複合化はしない方向で進んでいました。検討委員会を再開する場合には、しっかりと昨年の会議内容を引き継ぎます。また、第9次総合振興計画の中では町民会館の建て替え等が予定されていましたが、学校建設が延期になった今、今後は令和6年度から改築する予定の役場や保健センター、町民会館も含んでいるのですが、公共施設長寿命化計画の中で町民会館をどのようにしていくのか、慎重に判断していくことになります。次に、町民会館施設整備検討委員会設置要綱の件です。先ほど委員として町民から一人の女性も入っていなかったということですが、当て職の関係もあるのですが、次回再開する際には女性を積極的に登用するとともに、委員長等の選出の見直し、要綱の一部改正も行いますので、ご理解のほどお願いいたします。最後になりますが、学校教育施設個別施設計画改定版、この調査の内容についてです。内容につきましては、新築、増築案、改修等も含めますが、児童生徒数を推計し、規模等も想定したパターン別に長期的な将来費用推計を算定、シミュレーションする調査となっております。新築の場合は、あくまでも予定ですけれども、早くて令和15年4月の開校、改築の場合は新築よりは早く開校できる見込みですが、何年早まるかは今のところ不透明であります。以上、再質問に対してのご答弁とさせていただきます。
質問 8番 渡辺倫代
まず、3番目の調査に関してですが、結果が出た場合、令和3年に経済文教常任委員会がございまして、私は経済文教ではなかったのですが、資料だけいただきました。そのときの議事録もいただいたのですが、委員長さんが一貫教育に関して定期的に話を聞かせていただきたいと結んでおられるのです。それ以降も皆無だったわけです。ですから、調査に関しまして結果が出ましたら、教育委員会には教育委員さんがおられますが、報告と説明のようなものを議会にもいただきたいなと1つ思います。それから、さっき専科の話が出ました。加配がいただける、優遇がいただけるということでありました。妹背牛には教推協がございます。教推協の部会の先生方の研究授業のときに中学校の音楽専門の先生が、小中連携ということで相互乗り入れされたのです。教育長と2人で見させていただいたのですが、音楽専門の中学校の先生が小学校低学年の音楽を担当されていました。ピアニカには大きな手の模型を厚紙で作って持っていかれていましたし、45分の授業が終わる頃、歌い方が見違えるように驚くぐらい上手になったのです。がなって歌っていたのがちゃんと歌になっていた。一貫校になればそういう乗り入れとか、柔軟に教職員のやり取りが教育委員会の考えでできる、そういう希望を私は持っております。小中一貫教育は導入したから成果が出るというような単純なものではないと思いますし、先行事例を読みますと、10年ぐらいかけてその町の特色を、指導の先生方の理解を得ながら、長い取組が必要であると考えます。自分の町に合うように取り入れていって、学校に合うようにして行うということだと思います。ここで教育長に提案がございます。小中一貫教育に関する推進計画を作成されるお気持ちはないでしょうか。この方法を取ることによりまして、教育委員会として小中一貫教育の定義とか目的、目標、それから妹背牛町の目指す子供像、教職員像などが明らかになってくると思うのです。それが明らかになった上で、検証も行いながら学校づくりの取組を進めることができると考えられます。また、先ほどの110ページにわたる文科省から出ている導入に当たる手引書を読みますと、推進計画をつくって取り組まれている市町村もあるということでございます。そういう取組で進めている例もあるようですので、いずれ検討委員会も再開となると思いますが、推進計画があれば、妹背牛町の取組の骨子に沿って進めていけるのではないかなという思いがしております。それも含めまして小中一貫教育への思いと教育長のお考えをお伺いして、私の質問を終わります。以上です。
答弁 教育長 廣澤勉
渡辺議員の再々質問に対し、ご答弁申し上げます。まず、議員のほうからいろいろと以前の対応についてお話しいただきましたが、誤解を招いたらあれなのですが、昨年教育委員会の体制も変わりました。当然それ以前の話も私のほうで把握はしていますが、ここで一旦仕切り直しをしたいということで、お時間を頂戴してもろもろの整理や見直しを行っているところでございます。お話のありました情報発信のあり方ですとか検討委員会のメンバーの見直し等についても検討させていただきたいというふうに考えていますし、それらを行った上でしかるべきタイミングで再スタートしたいというふうに考えてございます。動きが見えないという部分は申し訳なかったのですが、先ほど課長の答弁にもありましたとおり、今年度何もしていないわけではなく、そのための情報収集や打合せを繰り返していたということをご理解いただきたいというふうに思ってございます。それから、小中一貫教育に向けて、改めて私のほうで方針といいますか、そういう部分を申し上げさせていただきますと、小学校の教科担任制ですとか小中学校の相互乗り入れ指導などを通して、9年間を通した一貫教育というのを目標にしてございますし、そのためには何が重要かといいますと、体制整備もありますが、教職員の共通理解という部分が重要になってくるというふうに考えてございます。全教職員が参画している教育推進協議会の中には部会がございまして、全員が参加している特性を生かしましてボトムアップといいますか、その中で様々な検討や推進をしていただいて、教職員の意識統一や共通理解につなげていきたいというふうに考えてございます。また、先ほどご提案のありました部分ですが、明確にビジョンを描いて推進していくには計画があったほうがよろしいというふうに私も思います。そのための準備期間として今年度、来年にわたって準備をして、計画に向けて行動していきたいというふうに考えてございますし、それらの準備が整った時点で検討委員会なりそれぞれ地域の方、保護者、先生方を入れた形でご協議いただく場を提供して、様々な意見をいただきたいというふうに考えてございます。いずれにしましても小中一貫に関しましては、校舎の建設とは切り離した形で、再度教育委員会として提案できる状況になりましたら議会のほうにも丁寧に説明していきたいと思いますし、住民の方にも丁寧に説明していく方法、また発信の仕方を含めた様々な機会を提供していきたいというふうに考えてございますので、ご理解いただきますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。