みんなの議会

妹背牛町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月5日

妹背牛振興公社についての課題と町長の事業を通して成し遂げたいビジョンについて

2025年3月5日、妹背牛町議会の一般質問で、渡辺倫代議員が「妹背牛振興公社についての課題と町長の事業を通して成し遂げたいビジョンについて」質問し、町長 田中一典が答弁しました。

質問者
渡辺倫代 議員
答弁者
町長 田中一典

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 8番 渡辺倫代

(登壇) 本来であれば、この一般質問は様々な政策提案型であるのが基本であると私は認識しておりますが、このたびは妹背牛振興公社についての課題と町長の事業を通して成し遂げたいビジョンをお聞きしたいと思います。さて、田中町長は、令和7年度の町政執行方針に町政をお預かりしてから2期8年目となる任期の最終年を迎えるとお書きになっておられます。私も田中町長と同じだけの年数議員を務めさせていただいてまいりました。その間これまでに妹背牛振興公社、妹背牛温泉ペペルにつきましては2度一般質問をさせてきていただいております。そこで、今までの2度の質問に関しましてのご答弁と並行いたしましてそれぞれの結果の検証について、そして大規模改修後についてのこれからのお考えをお聞きしたいと思います。まず、1点目です。令和5年のリニューアル前までの温泉経営についてどういうビジョンで取り組まれていらっしゃったのか、その感想と行われた検証をどう生かされようとされたのかお伺いいたします。次に、2点目です。工事で休館中のリニューアルに向けた準備やアピールの仕方など、休館中の様々な点を質問しております。それはどうであったのか、町長のビジョンどおりに進んだとお考えなのかお伺いいたします。また、休館中にはぷらっとホームという場所で食堂米里の営業をされました。その経営はどうだったのでしょうか。休館中ここで食堂を営業され、それがリニューアル後にどう生かされて、そこでの営業の成果はどうだったのか、町長のお考えはどうだったのかお伺いしたいと思います。次に、3つ目ですが、リニューアルして今年の4月末には1年が参ります。様々な経営努力もされました。1年間の経営に対しての感想と、この1年を踏まえた中で今後の妹背牛温泉ペペルの実効性のある赤字解消へ向けてのお考えと今後の町長のビジョンをお聞きいたします。再質問を留保し、終わります。

答弁 町長 田中一典(町長は2025年3月まで)

ただいまの渡辺議員さんからの一般質問にご答弁を申し上げます。まず、1点目、リニューアル前の経営について検証も含めた感想ということで、平成30年度から令和4年度の約5年間について振り返ってみたいと思います。いろんな数字も出すことはできるのですけれども、数字の羅列にならないように私の見た感想と、それからポイントだけお伝えをしたいと思います。まず、平成30年度から令和4年度の5年間というのは、実は皆さんご存じのように胆振東部地震が発生いたしました。あれによって、30年間1号泉という井戸から湧き上がっていた地下1,500メートル以上から掘っているお湯の温度と、それから実は途中で私の前の前の時代に掘られた2号泉という井戸があるのですけれども、2号泉のほうが温度が高かったのです。ところが、胆振東部地震以降、やはり揺れがあったのか温泉の井戸の隙間から真水が入りまして、それをポンプアップしているのですけれども、温度がすごく下がりました。そのことによって、まずは燃料によって温度を上げなくてはいけないということで非常に燃料代が加算されていった年度でございます。最終的には、2号泉というのはポンプアップの電気代もかかるので、温度も下がって1号泉のみにして今使用を続けております。1号泉は無事だったということで、そこにある程度の加温をして今使われているのですけれども、湯量は2本あった頃よりは多少少なくなりました。ですから、湯舟を深くするということも多少困難になって、それで浅めの風呂にせざるを得なかったという一部の理由もございます。それと、給湯設備なのですけれども、30年たちますと老朽化も限度に来まして、これは経営実態というよりもそこの施設として完全に建て直す時期が来たという判断を担当課と一緒に進めてまいりました。このリニューアルを進める上でパートナーとなるドーコンとも話を進めてきたのですけれども、私から見た問題としては、1つは米里という料理部門が最後の1人の料理長しかいなくなって、その後を引き継ぐ人を定められないような状態で非常に苦境に陥っておりました。そのときには深川から仕出しを取って、多分あれは日の出というところから料理を持ってきてもらって、こちらで用意をしてお金を全部支払うというような経営としてはあり得ないなというところで下のレストランだけを守るという、これはもう未来はないなという構図の中で動いておりました。その流れもありまして、これは抜本的な変化をこの温泉という場所にもたらさなければならないという考えで見詰めていた5年間でございます。この間に実はコロナ禍が起こって約3年、地方においては4年間いろんなイベントが中止されて非常に厳しい経営、コロナ禍の経営はお客が来ない、集まらない中で従業員は守らなければいけないということで四、五千万のお金を一般会計から繰り入れてここをしのいでまいりました。これは、ほかの温泉も全部一緒だと思います。うちだけではございません。そういう施設の限度、それから人員の入れ替わりが滞ってしまった限度、それから温泉がもちろん町民の方には格安で使っていただいているのですけれども、外から来る人があまりいないと、そしてお年寄りに300円券というのを発行して利益にはほとんどならないのですけれども、地域からかき集めていたという状態でございました。これを1つは、人口減少が推計ですとパートナーのドーコンさんは約5%で年間減っていくだろうと。年間というか、国勢調査は5年ごとですので、5年ごとに5%という数字を出してくれました。でも、調べますと、これは現実には10%でした。5年ごとに10%の北空知圏域の人口が減っていっております。直線です。恐らく来年もこの流れは変わらないでしょう。こういう流れにありまして、1つはリニューアル後に向けた準備として、まずは現働いている従業員たちを確保しなければいけない、これを逃すともしリニューアルして建物が新品になったときに働く人が来ないという流れもございます。皆さん新聞等でご存じのように、1つは最低賃金が今1,050円です。これちょっと分からないです。900、あるいは800円時代から変わってきた時代でございます。それから、燃料、物品、これはご存じのようにウクライナ危機によって、便乗値上げもあると思いますけれども、私たちの生活に本当に押し寄せてきた現実でございます。この間リニューアル後に向けた準備の中で休館中の経営についてはっきり言って私たち理事者と現場が非常にうまくいっていたかというと、そこまではうまくいっておりませんでした。1つは、やはり給料が安かったという事実と、それから基本的には料理部門は信頼して任せるというスタンスでしたけれども、どちらかといいますと去っていった方に悪く言うつもりは基本的にありませんけれども、私の責任では料理を来た方にお出しして喜んでいただいてお金をいただくという、これは古いスタンスかもしれませんけれども、私は一番大事なものだと思っております。それが自分たちの給料が先に頭にあって、そして料理作ろうという考えにもし行きますと、皆さんご存じのように味に出るのです。接客にも出ます。私は、どうしてもその方向に行くことは妹背牛町の発展にはつながらないと感じておりました。もちろんその方を呼んだのも私なのです。苦肉の策で人づてに頼んで呼ばせていただきました。その方も頑張ってくれました。でも、このままいってはならないけれども、簡単に人を首にするということはできないのです。それで、休館中の経営については、数字の努力としてはやはり不足だったと思っております。問題は、ペペル温泉の赤字解消に向けた今後の経営戦略というところで、実は古い職員が8月で辞めたいと料理長が筆頭に会議の中で発言なされました。私は、その会議にいたときに、この方は私たちが頭を下げて残ってくれと、そしてまた給料上げてくれというスタンスの方向に行く印象を受けました。そのときには、実はいろんな問題がありまして次の料理長を選定したいという考えと情報が入りまして水面下で折衝しておりました。もちろんそれは追い出すためではありません。私、古い人を大事にしたいと思っておりますし、その人に自由を与えたということはその中で気づいてほしいということで、経営方針としていろいろ口出して手を出して痛めつけるというやり方は私のスタンスではございません。でも、それに応えられないときには相手がこういうふうに出てくるのかという学びも得まして、私としては8月いっぱいで退職なさるということでそちらからおっしゃったということで理解していいのですねということで、そこは話をつけました。そして、9月から今の新しい料理長、そして11月以降にその方の育てた方が道東のほうからいらっしゃって現在2人体制で料理を作っていただいております。この中には、いろんな流れがありましたけれども、決して追い出したわけではございません。もう一つは、料理部門というのは私たちが思っている以上に閉鎖的な部分がございます。そこで、やはりちょっとハラスメント傾向のいろんな投書がございました。それをハラスメントと認定されるまで追及してはおりませんけれども、ハラスメントと指摘された方には情報流して変えていただけますかということをペペル温泉の中から言っていただいております。でも、変えるつもりはないと。もちろん言われている従業員のほうも完璧な人なんていません。ですから、言われる部分も確かにあってもおかしくないですし、そういうものを乗り越えながら今現在新しい料理人、その方は非常に情熱を持ってお客さんが喜んでくれる、原価率もきちんと守ってここの利益を上げてくれる、そして自分が去るときにはちゃんとした人を紹介してここをつなげていってくれると、そういう信頼の下で今お仕事をなさっていただいています。そして、これは議会のほうからも要請されていることですけれども、若い調理人、でも皆さん分かると思いますけれども、若い調理人で給料目指して仕事するという以外で情熱持って仕事するという人を探すのがどれだけ難しいかお分かりかと思います。でも、そういう人に出会うまで頑張って担当課、それから温泉含めてそこの経営に向かう人を探していきたいと思っております。そして、赤字解消の努力ということですけれども、私たちが昨年リニューアルの前に町民の皆さんにお示ししたようにここは約10億のお金を使いましたけれども、国から7億出していただいています。これは、新しい施設としての魅力がなければ出していただけないということで、私たちが提案させていただいた温泉の泉質のすばらしさプラス、もちろん健康な人前提ですけれども、サウナの施設によって今土日祝日は80%以上町外からいらっしゃっております。これは、町内の方を排除するという意思ではございません。問題は、これだけの人を集め続けるということは企業努力なくしては無理です。現在稼働しておりますサウナは、夏になりますと特に、今まで地下水使っていたのですけれども、地下水の質が悪くて赤さび、そして臭い、硫化硫黄の臭いがどうしてもします。これを変えざるを得なくて水道水にしましたところ、水道水も非常に高く、そして温度もやはり生ぬるくなってしまうのです。ここをやはり冷やして、別に10度以下に冷やすという意味ではありません。快適な温度に冷やすために、当時7,000万で入るというチラーという水浴施設を冷やすやつだったのですけれども、うちの担当課があまりにも高過ぎるので、後からつけようと思って、見過ごしたわけではなく、ちょっと判断を外しました。今度これをいい方向で国の支援金を使って半額、あるいは7掛けで入る方向で検討して、さらにこの魅力を進めていきたいと思っております。一方、20代から健康な70代まで使っていただいている新しいサウナですけれども、問題はこの方たちも高齢化を間違いなくしていきます。それから、若い方、小さい方、病弱な方、これらの人たちがサウナの恩恵、あるいは温泉の恩恵を受けるためにこの妹背牛町のペペル温泉というところを妹背牛の人たちだけが喜ぶのではなく、外から入りに来て健康を取り戻したい、そういう人たちのためにやはりサウナのもう一つの姿、私はこれまだこれから議員の方たちにも深く説明をしていかなければなりませんけれども、ナノミストサウナというのがございます。普通のサウナは湯気がばっと出て、ミストサウナというのは呼吸器にきつい人もいらっしゃいます。そういう意味では、健康に向けた健康ランドのようなイメージとして妹背牛温泉をこれからも発展させていきながら、もちろん町財政に大きな負担をかけない方向で本当に頭を絞りながら、財政の健全化を守りながら、しかし投資的経費を入れながら、町民の皆さんが年間健康で働けるようにこの温泉を守っていきたいと考えております。以上をもちまして1回目の答弁とさせていただきます。

質問 8番 渡辺倫代

今町長のほうから振り返りと今後の件についてお話をいただきました。私もこの一般質問の通告書を提出いたしましてから、私が議員になりまして、町長におなりになって7年間に行われた行財政調査特別委員会の議事録の資料を全て拝見いたしました。町長になられたのが平成29年12月でございます。平成30年の3月に町長は、公約でありました半年券の3万円から2万7,000円に値下げしたいという案がございまして、それは赤字を無視した公約でございましたので、かなうことはございませんでした。それから、先ほどおっしゃいましたように、平成31年から格段に行財政の委員会が増えておりました。それは、先ほど町長がおっしゃられましたように、ポンプの老朽化、それから源泉からの温度は低下いたしました。重油代はかさみ、露天風呂は休止、経営改善なさいましたが、先ほどおっしゃいましたが、料理の外部発注ございました。実に様々なことが起こりました。私は、1回目の一般質問させていただいたときに、どなたが町長になられていても老朽化は仕方がないと多分申した記憶がございます。そうこうしているうちに令和2年にはコロナ禍になりました。町長が先ほどおっしゃったように、いや応なしにペペルの温泉も影響受けました。ただ、それによりまして町からの温泉の助成の金額が格段に毎年増えてまいりました。それをどうこう今言うつもりはございませんが、やはり調べた中で令和元年には3,450万円、令和2年には4,400万何がし、令和3年には5,450万円、令和5年には3,500万円、令和6年、まだ締めておりませんが、4,600万円、実に2億6,000万を超えるお金がペペル温泉に行っております。もちろん公社には経営会議があり、監査の方もそれぞれいらっしゃいます。私どもがその数字をどうこう言うつもりはございませんが、やはり大きなお金が行っている、ですから行財政でもいろいろ審議をして要求もいたしますし、要望もいたしますし、経営改善をこうしたらいいのではないかという本来なら経営会議で公社の方がなさることの口出しのようなこともさせていただきました。でも、宿泊施設を持つところはもっとだよという理論にはならないと思います。今までのことは、それで終わりますが、やはり今後もこれが続いてはならないと思います。それで、10億をかけたリニューアルの後には、机上の計算でございましたが、私たちが説明受けたのはおおよそ赤字は2,000万ぐらいで推移するだろうという説明もございました。今すごく心配しておりますのは、役場に足を運びますと庁舎は年度末に向けて大変忙しく静かです。そして、これは申し訳ないのですが、いつのときも庁舎の中心にある町長室は不在で真っ暗です。不在で真っ暗なことが続いておりまして、1月以降はどうしてもという公務のほかはほぼ庁舎に出勤されていない、町長の体調不良が回復されるよう職員の方も町民も案じておられますし、公務も支障が少なからず出ているのではないかと心配しております。令和7年度の町政執行方針を見ますと、昨年のように私自身が先頭に立って全力で取り組むという文言が消えておりました。きっと執行方針をおつくりになられながら体調のことでおつらかったのではないかと感じました。私も議員2期目のときに大病をいたしまして、家の階段を上がるのでさえ手すりでしたが、役場のエレベーターがありがたかった記憶がございます。それで、町長の執行方針を読みましたときに、例えば今年は商工会のリフォーム助成に、もちろんこれは商工会事業ではございますが、その助成に平成23年以来の100万円の増額がございました。しかしながら、執行方針は、昨年と同じコピペで一言一句変わっておりませんでした。こういうところにも町長のしんどいところが出ていらっしゃるのだなって感じました。また、2月初めの国民健康保険協議会では、2年続けての体調不良のためご挨拶もいただけず、諮問委員の皆様も案じておられました。こんなときペペル温泉に関しまして、2月中旬に行財政調査特別委員会を開いて追加補正としてペペル温泉に600万円、それから新年度予算に先ほど町長が言われました老人も子供も入れるミストサウナ、それが2人用の後づけのものなのですが、それに1,000万、それからサウナの水を冷やすチラーに3,000万という案件が上がってまいりました。12月と3月に赤字補正で4,000万を分けて入れておられます。追加で600万、さらに新年度予算に4,000万ですかとちょっと驚きました。膨大な金額をつぎ込んだリニューアル工事が終わって1年足らずで新年度予算にまた4,000万、また温泉ですかと内心驚きましたが、行財政調査特別委員会ではその行財政に至る前の過程を課長の説明の前に町長から説明をいただきました。その折に入館者の減少に歯止めをかけるための投資的経費であるとご挨拶の中でお話しされました。行財政特別委員会では、1名の欠席委員を除いて出席の委員全員が見送るというご意見で反対であると集約させていただきました。もちろん行財政調査特別委員会は採決をする場所ではございませんので、この参加委員全員の意見を真摯に受け止めていただき、新年度予算への4,000万は加えないという旨の報告をいただきました。今後の協議になるとは思っております。しかし、このとき委員の方々からの意見は大変厳しいものがございました。設計変更ですればよかったとか、過去の話になりますが、温泉には打ち出の小づちのように、湯水のようにお金が出てくるのかというご意見もありました。投資的経費という考えは、危険ではないかということもございました。私も思います。もっと基本的なところへ立ち返る必要があるのではないでしょうかと考えます。町長、いかがでしょうか。リニューアル後に大勢の方が退職されました。フロントと料理部門と対応する人材が足りていないこともお聞きしております。役場の担当の方も含めてそれぞれが疲弊していかれるような状況ではないかと心配しております。多くの大事な職員さんがお辞めになられ、その原因は分かっても再びは戻ってはこられないと思います。多くの方の退職により、退職金も多分経営を圧迫しているのだと想像いたします。ここで、先ほど町長がハラスメントのお話もおっしゃいましたが、振興公社にもコンプライアンスの精神といいますか、問題に関して役員なり、社長である町長へ上がってくるような体制もおつくりになられるとよいと考えますが、いかがでしょうか。現状をどう打破され、社長として手腕をどう発揮されようとお考えなのかもお伺いいたします。再々質問を留保し、終わります。

答弁 町長 田中一典(町長は2025年3月まで)

では、再質問にお答えをさせていただきます。人件費の中で4,000万、それから600万の赤字はございましたけれども、2,000万は退職金相当でございます。これは、古い職員が大幅にお辞めになりました。これは、こちらからの勧奨退職ではございません。料理長が替わるときに大きな雪崩を打って辞めていきました。以前の料理長についていった方もいますし、その料理長とそりが合わなかったという方もいらっしゃいました。それから、問題は、新しい体制でスタートするときに今までの古い体制の中でやはりぬるま湯の中でいた人たちは住みづらくなったと思います。これは、私たちのやり方が間違っているというよりも、新しく進むために入れ替えなければいけない古い血と新しい血、そういう一つの流れだったと思っております。これにはいろんな意見がございますでしょうけれども。それから、私のところには情報がきちんと上がってきておりました。それをコンプライアンスとして公にしますと、外に出したり、あるいは傷つけたりということで内部で済まないこともございます。もしそういうことが新聞報道とかで全て公になってしまいますと、ある意味で信用ということも失われますので、その中は副町長も含め丁寧に精査させてもらってきました。それから、現在は新しい職員の方がいらっしゃって、その方を育てながら私たちは疲弊しない形で進んでいくつもりでおりますし、現状その方向に進んでいると認識をしております。約2,000万の赤字というのは、一つの目安で、これにあぐらをかいていくとか、あるいは近隣の北竜、沼田、秩父のように宿泊施設を持って1億以上の赤字を出しているところと比べてうちはまだましだと言うつもりは毛頭ございません。この中でできる限りのことをして、ただ働く人も幸せになってほしい、しかし情熱を込めて働きながらここを盛り上げていってほしい、そういう気持ちは変わりございません。そんな中で、言い訳するつもりはありませんけれども、商工会リフォーム助成100万円増額したのですけれども、うちがというよりも、それを使うのは商工会なのです。だから、私がここで偉そうに言ってもあまり格好よくないなと思って外しました。元気がないからではございません。それから、実は私、冬の間にどうしても呼吸器がちょっと弱くなって疲れが出て去年の12月の段階からちょっと弱っていたのです。この間2月に病院行きましたら、ちょっと肺が弱っているということで薬をもう一回再開させていただきました。今酸素を吸って、酸素をけちらずに吸えと言われたので、吸いながら執務をさせてもらっておりますけれども、去年から早く治ろうと思って酸素外してしまったのです。それによって13キロ体重落ちてしまったので、それをこれから少しずつ戻していこうと思っております。主な公務以外は、休養取りながらやっているということでご迷惑をおかけしておりますけれども、自動車も表ではなく裏に止めているので、最近町長現れていないって社協のほうから言われたのですけれども、後ろに止めて今仕事を始めております。また、遠いところには副町長などにお願いして出張していただいたり、札幌程度は休養取りながら行けるということで、まずはこの2期目最後の8年目を皆さんと一緒に頑張っていきたいと思っているところでございます。以上をもって答弁とさせていただきます。

答弁 町長 田中一典(町長は2025年3月まで)

コンプライアンスは、徐々につくり上げていきたいと思っております。今まで現場任せにしていましたけれども、それでは統制が取れないということ、この5年間実感いたしました。ですから、そこはきっちり次の人に引き継ぐためにも、あるいは課内で異動があったときにも守られるようにしっかりとしていきたいと思っております。以上です。

質問 8番 渡辺倫代

2月14日の行財政に上がってきました案件は、今回の新年度予算には加えないということは、取り消していただきましたが、私もその後町長がお進めになっておられるナノミスト調べさせていただきました。ここでは申し上げませんが、大変美容にもよい、それから優しいサウナということは分かりました。いろいろユーチューブとかでもそれにすごく信奉していらっしゃる方がいらっしゃいまして、すごく血液がきれいになるとか、ちょっとよく分からないところもたくさんございましたが、そういうものも私も調べさせていただきました。ただ、うちの町は、温泉はそれを置く、例えば2人ぐらいでございましたら、それに1,000万をかけて、いつ行っても2人は満杯だといってまたそこに苦情が来るのではないかなって心配しておりました。今回は、それは取りあえず見合わせるということになりましたので、また今後の課題だと思っております。ちょっと余談で付け加えさせていただきますが、行財政調査特別委員会がありましたのが先ほどから申し上げておりますように2月14日なのです。報道機関への発表は19日の予定でありました。議案配付が21日、このとき町長は14日金曜日以降の総務財政グループの動きを想像なさいましたでしょうか。私思いました。14日、行財政終わりました。それを受けての新年度予算へ加えるか加えないか、多分財務の方は待っておられたと思います。そうなると、財務グループの職員さんの土日はないなって思いました。そういうふうに想像いたしました。もちろん土曜日も日曜日も出勤されておられたとお聞きしました。日曜日の午後激励に伺いました。2人出勤なさって、財務のコピー機はフル回転で動いておりました。これは、今年1月に入りまして急遽町長からのトップダウンの案件がなければ、補正のみで様々な書類は出来上がっていたのではないかしらとちょっと思いました。もちろん振興公社のペペル温泉には経営会議が行われております。社長、専務、支配人、料理長、そして役場からは企画振興課長が集まって協議、検討されております。本来なら公社の経営に関して議員が口を挟むところではございませんが、やはり予算が行っておりますので、田中町長になられてから2度予算審査において附帯意見がつきました。最後の令和5年の予算審査の附帯意見を申し上げますと、町長も覚えていらっしゃると思いますが、オープン以来初となるペペル温泉大規模改修工事に当たり、ハード面での充実はもちろん、休館中は人材の確保及び研修に注力した万全な準備を進め、振興公社役職員が一丸となり、リニューアル後の経営方針を明確に立て実効性のある黒字経営を強く求める、これが附帯意見でございました。それを町長はどのように受け止めていただいて、どのように振興公社に落としていかれたのか、対応される努力はされたと思います。4月にはリニューアル後1年が参ります。それぞれ関係者の方も頑張っておられます。にもかかわらず先ほど退職金が約2,000万とおっしゃいましたが、今年度の赤字補正は4,600万となっております。ここで、最後にいま一度ペペル温泉の町長の成し遂げたい将来の見通し、そして将来へ向けてのペペル温泉のあるべき姿、いわゆるビジョンをお伺いして私の質問を終わらせていただきます。

答弁 町長 田中一典(町長は2025年3月まで)

渡辺議員さんへの再々答弁をさせていただきます。私、もう既にビジョンは話したと思っておりますけれども、再度ここで申し上げます。町民が健康で長生きできる、そして喜んで入っていただける施設として預かる一方、北空知の圏域で人口が5年ごとに10%減っていっている、これ経営のバランス取らなければここは潰れると思います。ですので、外からの集客につながる魅力、そして地元との整合性という非常に難しい経営理念を持っていかなければいけないと思っておりますし、大きなホテルを建てるわけにもまいりません。ですから、この中でできることというのは、先ほど物に頼るのではなく基本に返ってというふうにおっしゃいましたけれども、それはやはりおもてなしの心、それから温泉としてのコンプライアンスということを守りながら喜んでいただけるものを目指すということでありますけれども、基本は人に優しくということの中に、議員ご存じかどうか知りませんけれども、常連が店を潰すという言葉ございます。それは、あまりにもなじみになって言うことを聞いてもらえる、例えば町民がメインになってそこのコンプライアンスも守らず、入ってきたほかの人に対して一体どこの誰なのだという雰囲気、つまりおすし屋で横のカウンターに並んだ人が感じ悪い人だったら誰もそこには来ません。ですから、外の方もしっかりと迎え入れられるコンプライアンス、それから魅力のある温泉、そして料理もおいしく、健康に資する、そういうものを目指していく人のマネジメントに力を注いでまいりたいと思っております。また、今回若返った方たちは、いろんな問題を抱えながらもそこを乗り越えながら支配人は支配人として育ち、それからその次の事務の人たちは事務として正確な事務記載できるように、それから人的資源があまりないときにはもちろん手伝うし、あり余っているときにはある意味では削減をしなければなりません。そういう意味で人を切らなければいけない厳しい側面もあると思いますし、そういう仕事も私の仕事だと思っております。この4,600万という赤字を決して軽いものとは思っておりませんけれども、次に向かうために必要な血税をいただいたと思っております。それから、ご質問いただいた行特で私は今回チラーという水を冷やす機械、それから恐らく思いついたかのように私がトップダウンでやったと思われると思いますけれども、出し方としては今渡辺議員さんがおっしゃったように財政のほうに非常な負担をかけたのは事実でございます。それに関しては、そこで謝罪をしました。申し訳ないと。こういう出し方は、次年度からはしないと。ちゃんと準備をして、ただ皆さんの知らない新しい情報に関しては、先ほどSNSでナノミストサウナの信者みたいな方がおられるという、実際いられるのです。でも、私そこに拘泥しているわけではございませんけれども、そういう情報を皆さんがお持ちにならない場合は私たちがある意味では提示しなければならない、そういう責務も感じております。そんな中で厳しい経営かとは思いますけれども、やはり働く人がここで働いていて楽しい、頑張れる、そして来た方も喜んでもらえる、そういう温泉の場、健康の場として守り続けていきたいと思っております。以上でご答弁とさせていただきます。

出典:妹背牛町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月5日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる