みんなの議会

妹背牛町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月7日

農業生産法人について

2017年9月7日、妹背牛町議会の一般質問で、渡会寿男議員が「農業生産法人について」質問し、農政課長 廣田徹、企画振興課長 篠原敬司、町長 寺崎一郎が答弁しました。

質問者
渡会寿男 議員
答弁者
農政課長 廣田徹、企画振興課長 篠原敬司、町長 寺崎一郎

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 7番 渡会寿男

(登壇) 通告に従いまして、2点について質問いたします。1点目に、農業生産法人についてでありますが、農業の現状はご承知のとおり農業者の高齢化と担い手不足の状況でありますが、近年意欲ある若い農業者が農業法人へ移行し、組織的な農業を行う形態がふえており、当町においても今年度3法人が設立され、現在8法人になっております。JAの意向調査でも法人化を検討している農業者は多いという結果が既に出ております。安易な法人化は、反対にコストもかかるため注意が必要ですが、地域農業の担い手確保あるいは雇用労働力の確保と創出、地域の農地利用による遊休農地の解消等、法人化による貢献度は高いと考えておりますが、行政として法人化に対しての所見をまずお伺いいたします。また、地域農業を守り、農業振興に期待が持てる法人化に行政として支援の考えはあるのかも伺いたいと思います。2点目に、ふるさと応援基金についてお伺いいたします。現在基金の年度末残高として4,471万、今までに活用した分として3件、合計562万の実績となっております。ふるさと納税は、町としてありがたい財源であります。中には、返礼品目的の方もいると思いますが、政策に賛同して多くの方々に応援していただくことを願っているところですが、使い道については活力ある地域産業を創出するまちづくり事業をはじめ、環境事業、福祉事業などのまちづくりに願いが込められているが、どの事業に重点を置いて活用していくのか見えないので、有効な活用方法を示し、使い道を明確にして目的基金の創設や事業費に充てるべきと思いますが、町長の見解をお伺いいたします。あわせて、積極的にPRしていく方策とリピーターの増加対策も重ねてお伺いをいたします。以上について答弁をよろしくお願いを申し上げます。以上です。

答弁 農政課長 廣田徹(農政課長は2020年12月まで)

私から農業生産法人についてお答えいたします。町内の農業生産法人につきましては、最近では1戸1法人が3件追加されまして、全体で8法人になったことは承知をしております。この1戸1法人の傾向が本町の農業の目指すところであるのか、少々疑問に思うところでございますけれども、複数戸法人につきましては議員ご指摘のとおり雇用による労働力の確保や施設、機械の効率的な利用、離農地の受け皿など地域農業への貢献度が高く、重要な施策として認識をしているところでございます。法人化に対しては、国の補助事業や資金についてのメリットが設定されておりまして、農家の方が補助事業の相談に来られた折には複数戸法人の設立を勧めているわけでございますけれども、その1戸1法人については可能であるのですが、複数戸法人については困難だという発言をよくお聞きしております。この複数戸法人がなぜ無理なのかというところを今後理解し、どのような支援で積極的に取り組んでいただけるのか、検討をしていく必要があるというふうに考えております。以上、答弁とさせていただきます。

答弁 企画振興課長 篠原敬司(企画振興課長は2017年12月まで)

私からふるさと妹背牛応援基金についてご答弁させていただきます。ふるさと納税の使い道につきましては、寄附者の妹背牛町への思いを事業として反映することにより、個性豊かで活力あるまちづくりを推進するとともに、町の末永い充実、発展に資することを目的とし、6事業の区分を寄附者が使い道を選んでいただいてございます。寄附者が選んでいただいています使い道の事業につきましては、まちづくりにおける当該事業における事業に寄附金を充てており、これまで議員からのご指摘のとおり3つの事業を実施してございます。今後におきましても、全国各地からいただいています寄附金をまちづくり事業の推進状況を勘案し、事業費に充てていく予定でございます。なお、目的基金の創設につきましては、現在積んでおります基金がふるさと応援寄附の目的基金として条例に基づいて積んでございますので、さらなる目的基金を創設する予定は今のところございませんことを申し上げます。また、PRにつきましては現在ふるさとチョイスはもとより、関係機関でのインターネット、雑誌への掲載、また町外イベントでのポスター掲示などのPRをしてございます。今後におきまして、より多くの寄附金が集まるよう、さらなるPRを行っていく予定でございます。最後に、リピーターの増加対策についてでございますが、現在過去からの状況で2年間での状況ということを勘案しますと、申込者のリピーター率が33%でございます。これは、あくまでも8月末現在となってございます。これまでも過去に申し込まれている方には、個別のPRの通知、またカタログ等を送付してございます。今後の申し込みを期待しているところでございますことを申し上げまして、答弁とさせていただきます。

質問 7番 渡会寿男

今ほどの答弁の中では、妹背牛については1戸1法人、それと会社法人という2つの部分で設立をされているわけです。といっても、合同会社穣田(ミノルタ)2戸1法人、あと北空知管内で見ますと27法人で8戸程度が会社法人になっているという実態もございます。たまたま家族経営も多いわけでございますけれども、現段階では大規模経営になってくると農業生産法人に組織がえをしていく農業がこれから重要になってくるし、大切かなと私どもも思ってございますし、雇用による就農者の増加、これは1戸1法人でも雇用の新規就農あるいは研修員等々もかなり入ってこないと大規模経営にはなかなか労働力不足といったことでありますので、その辺も解消できるのかなと思いますし、あわよくば今盛んに言われております6次産業化に向かう、そういった法人の方も出てくる可能性も非常に大きいのかなと。そういったことを考えれば、今後の妹背牛町のまちづくりあるいは発展につながるのかなといったことも私は考えておるところでございます。また、今年の農協の意向調査の中では、法人化の推進に必要な支援として何があるのだろうかというアンケートがございました。中をひもときますと、法人化推進に必要な支援として登記に係る支援を望んでいる、こういう方が50人ほどこの妹背牛管内でもおるわけでございます。そういった意味で、ちなみに農協については1戸1法人は該当しておりませんけれども、複数の会社法人については1戸設立に当たり50万という支援をしているのが実態でございますので、農協と行政が一体となって費用の面でも支援をして充分な農業経営をしていただく、また可能性のあるそういった事業を行っていただきたいなと思いますので、これから、今の段階ではなかなか難しいような答弁でございましたけれども、いま一度町長からこの辺の将来を見越した中での考え方をお聞きいたしたいなというふうに思ってございます。それから、ふるさと納税のことでございますが、私としては何かしらまだ使い道が決まっていないから、とりあえずずぼっとした基金の中に積んでおこうといった感じがどうも見えてなりません。自分は、やっぱり二、三点の具体的な事業、万が一今後交流センターあるいは町民会館を建てるのであれば、そういった目的積み立てですか、建設積み立てという感じの中で基金に積んでおく、あるいは年度内の事業費に子育てだったら、その部分に該当して各町村に負けないぐらいの支援をしていくといったことに充てるのが筋かなというふうに思っております。こういった考えは、町長としてはどう考えておるのかお聞きしたいと思います。それから、事業の選択についてですが、今年の第1回の定例会の中で広田議員から一般質問がございました。町民のアイデアを募集して事業に充てるという提案があったところでございます。私もこれについては賛同いたしておりますし、町長から答弁として今後具体化に向けて検討を始めたいという答弁があったところでございます。俗に言うただ検討して終わったのかどうなのか、これから実施に向けてある程度進んでいるのかどうなのかもお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。積極的なPRとリピーターの増加対策も妹背牛を知っていただける、そして応援をいただくことが町の活性化、また交流にもつながる重要なことと思ってございます。いろいろある程度PRについては、これは導入どうのこうのではありませんけれども、ポイント制の導入、あるいは今はありませんけれども、東京妹背牛会あるいは札幌妹背牛会にある程度そういった便りですか、そういったものも送付した中で大きくPRをしていくことも必要かなというふうに思ってございますし、ある程度のイベントも出ているようでございますが、ふるさと応援フェア、これも何か毎年あるようでございますので、そういった対応もできるのかなと思っておるところでございます。リピーターについては、33%程度に上がっているということなので、うちの返礼品を見てみますと、返礼品だけではございませんけれども、やはり品数が多ければいいというものではございませんけれども、農業地帯に合った返礼品ということで、私は農業体験と農家民宿の中で田舎料理をもてなして帰っていただくというような項目も1個あればなかなかユニークなのかなというふうに思ってございますので、それは今代表監査委員さんがおります夢の農村塾にある程度理解をいただきながら、できる可能性のある事業かなというふうに思ってございますので、その辺もある程度考えていただきたいなというふうに思ってございますし、また妹背牛地区については北空知管内でも花の生産量が一番多いのです、市町村当たりで見ますと。大体7億から8億ぐらいやっているので、その返礼品の中でやっぱり花のアレンジメント等、何か送るとか、ちょっといろんな工夫をして生花の振興も1つ入れたらいいのかなというふうに思ってございます。いずれにしても、いろんな形の中でそういったアイテムもふやしながら全町そろって推進に向かっていく、このことが大事かなというふうに思ってございますので、総括的に町長からのお考えをいま一度お聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 寺崎一郎(町長は2017年9月まで)

いずれも私が再答弁をしたいと思います。まず、近隣他町やJAが法人化に対する助成を実施していることは承知しておりますが、複数戸法人を対象にしているものしかありません。また、実績もわずかであると聞いております。法人化を進めるには、地域のリーダー的な存在や意識改革が必要であると言われていますが、今後も各農業者の意見をお聞きし、検討していきたいと考えております。また、あわせまして本町の農業は後継者、担い手不足と高齢化等により将来労働力の不足や農地流動化の形態が非常に懸念されるところでございます。このため、現在実施しております国営、道営による圃場の大区画化、GPSの普及事業等により効率的な農業生産、労働力負荷の軽減を目指しておりますが、法人化推進の必要性も充分認識しているところでございます。個々の意識改革等、難しい面はありますが、これらを進めていく上で何が必要なのかを農業者の声を聞きながら検討してまいりたいと思いますので、よろしくご理解をお願いしたいと思います。また、ふるさと納税の積み立て基金についてでございますが、まず最初に今年も順調で2,000万円を超える寄附が集まっております。議員ご指摘のとおり、活力ある地域産業を創出するまちづくり事業の中で、既に昨年から始めております精米関連で真空包装機の増強をしておるところでございます。また、今年から始めたRTK―GPS普及リース事業でございますが、希望取りまとめによりますと当初より2,300万円ほど増加をしているところでございます。事業費がふえましたので、過疎債、町助成金を差し引いた分をふるさと納税から繰り入れたいと考えておりますので、購入希望者に沿う形で今後進めていきたいと考えておりますし、また機会があれば議会と協議をしていきたいと考えております。また、町民会館等あるいは事業別に子育てなどの積み立て基金ということにつきましては、もう一度精査しながら基金をつくるのがいいのか、あるいは先ほどの6本の中に入るのか、その辺検討をしていきたいと思います。また、第1回定例会の広田議員のご質問、町民の声ということでありましたけれども、新年度に入りまして町政懇談会と広田議員さんの一般質問も含めて各課で検討をして今それが上がってきている状態で、今後また議会の皆さんと相談しながら、本当に今町民が何を求めているのか、その辺を的確に把握しながら議会とも相談させていただきたいと思いますので、ご理解を願いたいと思います。また、PRとしてなくなりました東京妹背牛会、札幌会でございますけれども、一昨年から東京妹背牛会の方には何戸かの方にPRして買ってもらっておりますので、引き続きパンフレット等を発送をしているところでございます。あわせまして、花卉の返礼品についても可能なのかどうか今後検討して、日数の関係と日持ちがするのか、そういう品種をまた選定品として協議していきたいと思いますし、可能な限り農村塾などと連携しながら農業体験のできるまたふるさと納税の返礼品も今後視野に入れて考えていきたいと考えておりますので、どうかご理解をお願いしたいと思います。

出典:妹背牛町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月7日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる