妹背牛町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月10日
外国人技能実習生について
2017年3月10日、妹背牛町議会の一般質問で、渡会寿男議員が「外国人技能実習生について」質問し、企画振興課長 三山弘、総務課長 廣瀬長留次、町長 寺崎一郎が答弁しました。
- 質問者
- 渡会寿男 議員
- 答弁者
- 企画振興課長 三山弘、総務課長 廣瀬長留次、町長 寺崎一郎
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 渡会寿男
(登壇) 通告に従いまして、質問いたします。1点目は、外国人技能実習生について伺います。町のホームページに人口動態が記載されており、現在外国人の居住者が男性11名、女性2名の合計13名が住民登録されております。研修制度そのものに対する議論はあるものの、人口減少が進む中で労働力不足による人材確保や若者が元気に働くことで企業の活性化につながる。この研修生制度を受け入れる機会が将来的に伸びる可能性があると考えます。実際に人口減少が進む中で、非常に危機感がありますし、拡大を求める自治体の理由として、働き手の確保あるいは国際化を図る、そして税収の増が挙げられておるところでございますが、そこで本町での現状を伺いたいと思います。1点目につきましては、妹背牛町で受け入れている形態は企業単独型なのか、団体管理型か伺いたいと思います。2点目は、現在まで事故、トラブル等は発生しているのか伺いたいと思います。3点目は、実習生が日々の生活を安心して送る上で、行政としてどのように考えているのか伺いたいと思います。4点目として、今後商工会、企業、農協などから発案があった場合、自治体が窓口になり研修生受け入れ事業を行う考えがあるのか伺いたいと思います。以上4点についてお答えを願いたいと思います。次に、職員の育成についてお伺いいたします。社会情勢の急激な変化とともに、厳しい財政状況の中でさらなる住民サービスとまちづくりに対応するには、職員の政策提案、企画力、判断力を高めることが重要だと私は考えております。特に将来を担う若手職員には研修の機会を与えて、さらなる能力の向上等を図ってもらいたいと考えているところでございます。職員研修は、一般研修、実務研修、政策研修など数多くあるが、平成29年度において予定受講回数と職員研修費として幾ら予算計上しているのかお伺いしたいと思います。以上2点についてよろしくご答弁をお願いいたします。以上でございます。
答弁 企画振興課長 三山弘(企画振興課長は2017年3月まで)
私から1番目についてご答弁申し上げます。外国人技能実習生の受け入れにつきましては、企業単独でありまして、国などの補助金はないと聞いておりますが、詳しいことを商工会に問い合わせたところ、商工会でも把握していないということでございました。しかしながら、昨年7月14日の北海道新聞に道内ふえる外国人、石狩、妹背牛増加率全国トップ、増加率600%の報道があり、妹背牛町の自動車部品鋳造の佐藤鋳工さんが平成27年、ベトナムの実習生6人を受け入れておるとの報道がされておりました。さらに、28年に6人を受け入れ、現在12人、うち女性2人を受け入れている状況でございます。佐藤社長は、人手の確保を東南アジアでの商機の足がかりにしたいという考えで受け入れ、実習生は技能取得への熱意があるとのコメントが掲載され、本年度につきましても受け入れを6人予定していると聞いております。町にはトラブル等などについては情報は入っておりません。また、3番目につきましても、受け入れ先の会社が流通産業協同組合を通じ、現地、例えばベトナムで面接をして実習生を決め、内定者は出国までの1カ月から4カ月間教育カリキュラムを24時間の寮生活を行いながら、日本語、文化、生活習慣、日本人の道徳観、団体生活を学び、入国後日本の生活になれるように教育を行い、入国後さらに茨城県の研修センターにおいて1カ月間の講習を受けます。さらに、労働災害を防止するための取り組みが5カ月間を終了し、受け入れ企業に配属され、3年間の技術実習がスタートする仕組みでございまして、日常生活につきましては町内の商店での買い物をしているところを見ましたが、片言の日本語ができるということで、支障がないというふうに思っております。4番目につきましては、外国人の研修受け入れにつきましては3月9日の道新に滝川建設協会が北海道中小企業協同組合の担当者を招いて外国人技能実習生受け入れ制度の研修会を行ったと掲載されており、滝川市の企業が受け入れると書かれてございました。また、きょうも雨竜町でも建設業界、企業で受け入れされているということが報道されております。今後建設、土木関係部門でも受け入れがふえるのではないかというふうに思っておりますが、本町が窓口として外国人受け入れ事業を行うということにつきましては、北海道中小企業協同組合または流通産業協同組合など組合員になっていかないと当然トラブル等の解決はできないということも危惧しておりますので、その点を踏まえながら、今後については考えておりませんことを申し上げ、答弁といたします。
答弁 総務課長 廣瀬長留次(総務課長は2017年12月まで)
私からは、2番目の職員研修による職員の育成についてご答弁申し上げます。まず初めに、職員の研修実態について申し上げます。本町においては、昭和58年度から平成4年度においてはほぼ毎年、そして平成10年、14年と空知支庁、北海道庁において1年間の実務研修を受けておりました。これが議員ご指摘の実務、政策研修に当たるものだと思います。ご承知のとおり本町の行財政運営の立て直しなどから、平成10年度から第1次行政改革が始まり、第3次行政改革が終了の平成21年度までの間においては3名の職員、しかしこの内訳は技術職が2名でした。しか採用されずといいますか、できなかったと。ですので、空白の十数年間となってしまい、前述の実務、政策研修に出したくとも出せる状況ではありませんでした。平成23年度から現在に至っては毎年一、二名の新規採用を継続しておりますが、行革による空白の先ほどの十数年間は今も尾を引いておりますし、なおかつ一部事務組合や広域連合への派遣もあることから、職員の長期研修はなかなか厳しい環境となっております。議員ご指摘の社会情勢の急激な変化と厳しい財政状況に対応すべくは職員の知恵と工夫による政策提案、企画力を高めることが重要であることは、まさしくそのとおりであると認識をいたしております。その中で本町の将来を担う若手職員への研修機会の提供となりますが、現行においてはまず新規採用者の基礎研修、これが3日間、採用2年目の初級研修、これも3日間、6年目の中級研修がございます。これも3日間、そして中堅職員に対する監督者研修、こちらも3日間ですが、これらが町村会主催により実施され、本町においても対象の職員については参加を必須としております。これら一般研修とは別に専門研修として税務研修、法務研修、戸籍関連研修などそれぞれの担当部署における各種の研修にも出席しているところでございます。また、東京の総務省自治大学校に約3カ月間の入校や北海道町村会の養成講座を修了した中で、基礎、初級、中級の講師資格を取得した職員3名を擁しております。講師派遣依頼には対応している現状にございます。いずれにいたしましても、若手職員へのこれら一般研修受講を必須としておりますが、議員ご指摘の実務、政策研修の受講機会については現行の職員体制での長期研修はなかなか厳しいとはいいつつも、その重要性に鑑み、人員配置等を再度検証していく中でその研修機会の提供に努めてまいりたいと考えております。なお、ご質問の予算書による研修回数及び研修費用については、先ほど申し上げたとおりそのほとんどが町村会主催ということもあり、研修地への旅費の支出しかなく、また担当部署における専門研修についても出張扱いでの旅費支出となりまして、本町が実施の一昨年のコンプライアンスや昨年実施をいたしましたアンガーマネジメント研修での委託料とは違い、予算書では総務費の一般管理費、9節旅費が主でございまして、その他各科目の旅費に計上されていることから、回数等についてはわからないことを申し添えまして、ご答弁とさせていただきます。
質問 7番 渡会寿男
1番目の外国人の実習生については、町としての考え方はわかりました。私は、外国人居住者の人数を町のホームページに記載されているという姿勢については、我が町は国際貢献や協力をアピールするためにと感じたので、質問をさせていただいたところでございます。共同通信のアンケートの中では、80%の市町村に外国労働者が住んでいるといったことで、何ら珍しいことでも何でもないわけであります。ただ、私はホームページの中にしっかりと明記をされているというのは何らかの意図があったのかなと思って、こういった質問をさせていただいたところでございます。北海道につきましては、ちょっと古いデータですけれども、毎年5,000人以上が実習生として入ってきているということが言われておるところでございます。自治体が窓口になって受け入れを行うことについては当町では消極的でございますし、また今後も企業の自主性に任せていくといったことは、これはよいにしても、私は実習生が日々妹背牛町で生活を安心して送る上で、行政として何かサポート的なものをしてあげることも必要なのかなといったことも考えておるところでございます。先ほど課長の答弁からありましたように、滞在期間最長3年でございます。この3年間を無事に終えて、妹背牛町住民でよかったと言っていただきたいし、またそういった考え方を持って帰国できるよう何らかの形で支援のほうができないものかどうなのか、これは町長の考え方をもう一度お聞かせ願いたいというふうに思っております。それから、職員の育成についてでございますが、私は職員に投資をして人材をしっかりと育てるという姿勢が町長に求められるのかなというふうに思っておるところでございます。全国市町村研修財団による市町村アカデミーあるいは国際アカデミーの受講を私平成24年から平成27年の4年間で調べてまいりました。北空知管内では、妹背牛町を除く1市3町が毎年参加をしている状況でございます。また、受講者1名に対しては3万円が助成になっているというふうに伺っておりますし、こういった面については計画的に参加を考えていただきたいなというふうに思ってございます。市町村研修センターもあるというふうに聞いてございますが、ぜひありとあらゆる能力を兼ね備えた職員の育成に向けてしっかりと行政が向かい合ってほしいというふうに思ってございますし、またちょっと話はかわりますが、市町村振興会主催で職員の海外研修、そういったものも何かあるようでございます。経費は通常の経費の4分の1が町の持ち出しで、あとは市町村振興会が支援があるというふうに聞いてございますので、ぜひこういったことに参加して、まちづくりや特産品の開発に非常にアイデアを出した多くの職員がいます。こういう事例も全国にたくさんございますので、その辺もぜひ職員の研修について町長の見解をいま一度お伺いしたいと思います。以上です。
答弁 町長 寺崎一郎(町長は2017年9月まで)
私から外国人技能実習生と職員の育成について答弁をしたいと思います。先ほど渡会議員さんのほうから行政として支援できる、あるいは研修された外国人の方が胸を張って北海道、妹背牛はよかったよというふうに印象づけてほしいということで、今回6名に対しては妹背牛町の空き家を利用して住んでもらうことになっておりますので、その辺も商工会あるいは企画振興課と共同して支援を提供しているところでございますし、今後日本の技術を学ぶ点では介護、医療、福祉、製造業あるいは土木、あるいは農業技術も研修生というのは多分入ってくることが多いのかなと思いますけれども、そういうときには必ず先ほど申された流通産業組合というところを通してからでないと、確実な研修生、あれば受け付けていきたいと思いますし、先ほども答弁しましたけれども、妹背牛町はやはり農業の所得がふえて商工会、商店街が潤う、それが私は第一のまちづくりになっていく、続けていかなければならないと考えておりますので、人口減少に負けない、そして人口減少、減った中で町民の幸せを求めながら何ができるのかを探していく、そういうような行政をしてまいりたいと思いますので、ご理解をお願いしたいと思います。また、職員の研修につきましては、重要性については一昨年12月定例会で渡会議員さんよりご指摘をいただいて、コンプライアンス研修の実施からある意味職員にも浸透してきており、今度はアンガーマネジメント研修を開催し、今後においても毎年継続していかなければならないと考えているところでございます。質問につきましては、将来を担う若手職員への研修機会の提供でありまして、現行の厳しい職員体制ではありますが、一般質問通告書に示していただきましたように本当に褒め言葉でありますけれども、さらなる職員の能力の向上を目指しながら、よりよい住民サービスの提供が図られるよう私どもとしても知恵を絞りつつ、研修会への提供に努めてまいりたいし、先ほど提案ありました海外研修についても今度財政と、あるいは職員体制も鑑みて検討していきたいと思いますし、本年の3月で2名、来年の3月で3名、計5名の方がここ一、二年で管理職、課長職を含めまして定年退職となっております。ということは、今の主幹職から課長に昇格するわけでございますが、町民の負託に応えられる事務能力の高い職員を育てていかなければなりません。この辺もご理解を願いまして、今後ともご指導お願いしたいと思います。