妹背牛町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月16日
商工業の減少対策について
2016年6月16日、妹背牛町議会の一般質問で、赤藤敏仁議員が「商工業の減少対策について」質問し、町長 寺崎一郎が答弁しました。
- 質問者
- 赤藤敏仁 議員
- 答弁者
- 町長 寺崎一郎
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 赤藤敏仁
(登壇) 通告に従い、一般質問させていただきます。1つ目の質問ですが、商工業の減少対策について、担い手支援についてですけれども、現在全道の152商工会で昨年325会員が減少しました。単純に言いますと325件が店を畳んだということでありますけれども、全会員3万人を割りまして2万9,668人いますが、女性部員、同じ152部会で6,811人、約22.3%、これはどういうことかというと1つには1つの商売でやっていけないということでパートがふえたり、ほかの仕事に行ってしまうということ。同じく青年部152部会で1,820人、約6.1%まで落ち込んだ。これもどういうことかといいますと、先が見えない、後を継がない、後を継がせたくないということで、幸いに妹背牛町の女性部46名いらっしゃいますが、現状では多いほうですけれども、夫婦で店を営業しているわけでございますけれども、片方1人になったときにできる商売とできない商売が出てきます。そのとき事業承継者がいれば、また必要になってくると考えますけれども、もっとひどいのは、ひどいと言ったら失礼ですけれども、商工会青年部、現在17名まで減少し、30歳未満が2人しかいません。実際の部員の中に店主が4人ぐらいいますので、これは商工会110ありますけれども、その店主にも含まれております。一昔前までは、お祭りのみこしに女性を乗せて練り歩いていた時代もありましたけれども、今は面影もありません。農業の担い手は少しずつふえてきているように思われますけれども、農家戸数の減少で農地も大規模化になり、農業法人もふえていくことになると思われます。これに対しても人材が不足すると考えられます。大きなまち、近隣町村は別として、地方へ行くほど人材が不足してきていることが現状であります。妹背牛町では、農業就農者に結婚時に5万円と祝金がありますけれども、これもほかと比べるとこれでいいのかなと疑問ですけれども、今現在商店街には事業承継者、就労者への助成はありません。結婚祝金は5万円ありますけれども、これも少ないのではないかと思われます。今のうちから商店街の維持のために担い手支援を考えていかなければならないと考えますが、町の考えを伺いたいと思います。2つ目、商工業の活性化対策について、商品券の積極的利用についてですけれども、昨年は地方創生先行型として2度にわたるプレミアム商品券、また各種助成事業での商工会商品券が発行されまして、ある意味町に1億円近い金券が出回りまして、地域での購買意欲を働きかけて、商店街では大変感謝しているところであります。前回のときは特定の商店に集中してしまったようですが、今回は工業、サービス業界にも利用され、大変よかったという声があちこちで聞こえてきます。毎年できればよいのですけれども、国、道の支援があって可能なことですが、町だけですと大変な事業になります。他町では、先行型と関係なく、金額は少なくても毎年実施しているところもありますが、妹背牛町としてはできないのか。また、新たな事業を考え、各事業での商品券の積極的な利活用はできないのか。商店街の活性化につながることでございますので、考えていかなければならないと思いますが、町の考えを伺いたいと思います。以上で再質問を留保して終わります。
答弁 町長 寺崎一郎(町長は2017年9月まで)
まず、商工業の減少対策について答弁をしたいと思います。減少対策についてですが、商工会の会員の方々、また各部会の会員の皆様方には遊歩市、もせうし夏まつり、盆踊り、あるいは行政と連携した収穫感謝祭などに参加、ご協力をいただいております。商工青年部は、経営者及び後継者、また会社のご理解を得て、社員の皆様方より構成されてご活躍をされているところでございます。妹背牛青年部の部員の減少とのことから、会員の確保には年齢基準を延長したり、そのような経過も承知をしているところでございます。地方の人口減少の中、商工会青年部だけではなく、本町の基幹産業であります農業の担い手、JA青年部も減少傾向となっております。これから若い世代は町の活性化に必要な人材であり、何とか商工会として会員の加入などの展開をお願いしたいと思います。今年度は、商工会事業での歩花灯設置事業、買い物もてなし事業など例年より予算の増額、あるいは青年部、女性部の創設50周年記念式典を女性部とともに実施する事業、さらに部員の道外視察研修などの実施の行事も予算を増額しております。ぜひ今回の青年部の道外研修に当たり、それぞれの訪問先での各市町村での商工会や青年部に対する支援策などをお聞かせいただければ本町での支援策などを検討させていただきたいと思いますし、祝金につきましても今後また検討していかなければならないと考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。次に、商工業の活性化対策について答弁をしたいと思います。昨年は、国の地方消費喚起、あるいは生活支援型交付金事業でプレミアム商品券の発行総額5,600万円ほど、あるいはその後道の事業で地域ふれあいプレミアム商品券ということで発行総額が約4,000万円ほどで、約9,600万円ほどを発行いたしておりますし、本町でも商工会の総会それぞれ行きますと本当に大きな成果があったものと認識をしております。現時点では町単費でのプレミアム商品券の発行についての考えはございませんが、国は2016年度秋の2次補正において消費喚起などの施策、プレミアム商品券の発行などの消費活性化策を柱とする5兆円から10兆円の補正予算を提案するとの記事が6月の2日の北海道新聞にありました。現時点では国の動向を注視し、国の補助金を活用したいと思っております。また、各事業での商品券の利用でございますが、本町では子育て支援、移住、定住事業などの助成を商工会の商品券で実施しております。平成27年度の実績は516万9,000円となっております。また、今年の町政懇談会において出産育児支援で5万円の商品券をいただいたが、子供のミルクも紙おむつなども売っていないというご意見をいただきました。町内の商工業者などの商工会加盟店での使用ができることと地域の活性化とのご理解をいただきましたが、この点も含め今後新たな助成施策を行う場合検討すべきものと思っておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。
質問 8番 赤藤敏仁
1つ目の担い手支援についてでありますけれども、例えが悪いかもしれませんが、野球でもサッカーでも2軍といいますか、下部組織が強くなければ上部組織も衰退していくのが常で、商工会青年部が17名で、実際の後継者、店主、半分ぐらいであります状況ではイベント等にも人数が少なくなり、支障が出てきている。商工会の先が思いやられると思います。他町では、事業承継人材育成に力を入れているところがふえてきています。例を挙げますと、美深町商工業担い手支援ですけれども、商工業を営む者及び新たに商工業を経営する者に対し、補助金等の必要な援助を行うことにより商工業経営の安定と定着を図り、商工業振興を推進することを目的として補助をしますということで、内容ですけれども、事業承継者となる者及び新規開業者に対し、経営開始後の経営の安定化を図るための支援として助成をします。単身者、月額10万円以内、単身者以外、月額15万円以内、支援期間、経営開始から24カ月以内。また、経営自立補助金、これも同じ事業承継者及び新規開業者に対して土地、建物、設備にかかわる経費に対し助成をする。月額賃貸料2分の1以内、限度額10万円、固定資産税相当額2分の1以内、限度額10万円、土地、建物、設備、所得、20%以内、限度額200万円、そのほかに技術実習助成金、これは事業承継者、新規開業予定者が事業経営に必要な技術を習得するための支援として実習期間内にかかわる経費に対し助成をする。単身者、月額10万円、単身者以外、月額15万円以内、これも事業承継予定者、新規開業予定者と認定した者に対して実習開始から12カ月以内、またその事業主に対しても技術指導助成金、事業承継奨励金とか設備等々いろいろありますけれども、大きな金額になりますので、いますぐということはなかなか難しいと思いますけれども、少しずつ考えていかなければならないと思っております。今、後継者がいないとの理由で事業をやめていく、また今の代で店を畳むところがふえてくると思われます。妹背牛町でもこれからの商工業を考え、行動を起こしていかなければ必要最低限の店がなくなることになります。一度なくなってしまって買い物弱者が困ることになり、復活させようとしたときに大変難しく、多くの金額がかかることになります。名前を出して悪いのですけれども、隣町北竜町では生鮮食品を扱う店がなくなり、新たに町が負担して今始めようとしているところでございます。また、商工会員が100を切って、局長を置けなくなる。町の全額助成で職員を雇わなければならなくなり、今以上に金額かかります。商店主の考え方も変えていかなければなりませんが、今の代で終わるならば店を承継したい人材があるならば土地、建物を譲ってもよいという考えになっていかねば、5年後、10年後はシャッターが玄関に変わる住宅がふえてくることになります。商店街の機能も失われ、やがて空き家となっていくことが想像されます。そうならないためにも今から事業承継、担い手支援を考えていただきたい。今後の商工業担い手支援について前向きに検討していただきたいと。町の考えを伺いたいと思います。2つ目の商品券の積極的な利用についてでございますけれども、今商工業の親睦事業としてパークゴルフを女性部と合同で開催しているわけですけれども、景品は全て商工会商品券で行っております。直会のとき景品を出し合い、2次会の会費に充て、それぞれ夜の活性化に努めていただいているところです。今現在行われている町長杯とか、町長杯は終わりましたけれども、議長杯など、ぜひまた景品を商品券を使っていただきたいなと。町外の出場者が多い大会であれば別でございますけれども、まさか町外の安売り店で景品を買ってはいないと信じておりますし、町内商店を利用されていると思っております。町民運動会が廃止になりまして、町職員パークゴルフもなくなり、もう一度復活できないのかなとの要望の声もありますが、なかなか難しいことです。何か全町を挙げて新たに事業をできないのかと考えますと、カーリングは人数が多いと無理でしょうし、パークゴルフなら何とかなるのではないかと考えます。予算的にプレミアム商品券が難しいなら全町パークゴルフ大会など企画して、景品をなるべく商工会商品券の使用を考えて、商工業の活性化につながるようにぜひ前向きに検討していただきたいと思います。聞くところによりますと、パークゴルフの競技人口も減ってきているようです。競技色が強くなって、高齢者はなかなかつらい、大会にはなかなか出られないということで、幅広い世代にパークゴルフを楽しんでもらい、高齢者の健康増進にもつながる。そして、商工業の振興にも役立つと思いますので、ぜひ全町パークゴルフ大会のようなものを検討していただきたい。町長の考えを伺いたいと思います。以上です。
答弁 町長 寺崎一郎(町長は2017年9月まで)
まず、商工会青年部の減少につきましては、研修、地域振興等の活動費及び創立50周年記念事業費、あるいは組織強化対策事業費などの要望の中、予算措置を行っております。さらに、小売店舗設備支援、住宅環境整備支援事業、商店街活性化事業についても例年より増額しております。商工会の両輪である青年部、女性部の活動は、商工業の発展は無論のこと地域振興、社会福祉の振興の大きな担い手であることも認識しており、今後商工会及び商工青年部等の意向を聞く機会をいただきたいというふうに考えておりますし、担い手支援につきましても前向きに検討していきたいと考えております。また、毎年12月に商工会三役さんと指導員あるいは局長さんと役場に来られまして、次年度に向けての予算要望、あるいは新規事業ということで、私が町長になってからずっと12月に意見交換をしている中で、私の公約とも重複しているということで、その辺は商工会でも充分に協議した上で行われていることだけをまずご理解をお願いしたいと思いますし、これからも商工会の皆さんのご意見、ご要望につきましては充分聞きまして、施策を打つときには必ず議会の皆様と協議しながら、本当に今商工会で何が一番求められている支援なのか、その辺を充分意見交換、協議しながら、手厚く支援をしていきたいと思います。また、議員提案ありましたパークゴルフ等の商品券につきましては、先般町長杯のパークゴルフ大会には130名ほど来ましたが、地元から30名足らずということで、100人ほどが町外、景品が、ちょっと余分ですけれども、優勝ホタテガイ100枚ということで海産物が……そういうことで町内の多い大会にはそういう商品券の活用も有効かなと考えておりますし、提案ありました町民運動会にかわる町民パークゴルフ大会ですか、その辺も商品券、私も今後検討していきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
質問 8番 赤藤敏仁
ありません。