妹背牛町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月12日
除雪関連の対応状況について
2019年3月12日、妹背牛町議会の一般質問で、赤藤敏仁議員が「除雪関連の対応状況について」質問し、建設課長 西田慎也、町長 田中一典が答弁しました。
- 質問者
- 赤藤敏仁 議員
- 答弁者
- 建設課長 西田慎也、町長 田中一典
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 8番 赤藤敏仁
(登壇) 通告に従い、一般質問させていただきます。過去に何回か除雪関連で質問をさせていただきました。その中で雪捨て場、堆積場等をふやしていただきました。また、管理強化や防犯対策で除雪車にドライブレコーダーを設置していただきましたが、除雪の技術的問題、助成の考え方には変化、対応はなされていないのは実情であります。1つ目、町の雪対策について、町道除排雪業務について。昨年は、例年にない大雪でしたが、今年は例年より少ないくらいで推移していると思われます。今年度の雪の状況について、また除排雪業務の出動状況について、また近年の傾向について思っていることでよろしいので、お伺いしたいと思います。1の2つ目、道路幅員や道路通行利用状況によってなど、道路特性に合った除排雪が必要であると思われることから、苦労されているとは思われますが、町内の方々からの意見、苦情等はどんなものがあるのか。また、民間業者からでもよろしいので、また対応状況についてお伺いします。2つ目、これからの屋根雪、間口除雪について。各分野での人員不足は深刻な状況でありますが、除雪に絞って屋根雪おろし等の作業員の不足、特に熟練の人材不足は問題ないと予測されます。いろいろ対策を考えていく必要があります。現在の民間の力では、そろそろ限界になり、新たな検討が必要に迫られることになりますが、町としてどのようにしていけるのか、考えを伺いたいと思います。2つ目、高齢化により間口除雪の需要がふえていますが、それに対し民間除雪業者の人員不足、除雪機械などの設備増強の対策が必要になってきていますが、民間の力ではなかなか厳しい状況です。商工会の店舗維持には小売店等設備支援事業が辛うじてあるものの、法人や建設機械購入などは除外されています。除雪機の助成や町道除排雪業務の技術的な作業の検討も含めて考えていかなければならないと思いますが、町の考えを伺います。再質問を留保して終わります。
答弁 建設課長 西田慎也
私のほうから町の雪対策についてご答弁申し上げます。1つ目の町道除排雪業務についてですが、平成30年度の降雪量は例年、ここでいう例年というのは平成16年から平成25年の10年間の平均降雪量となります。804センチに対し、平成30年度は3月末の見込みで約700センチを見込んでおります。約13%の減、差でいいますと104センチの減となります。最大積雪深については、平成23年2月13日に170センチが最大でしたが、今シーズンは2月14日の120センチが最大となりました。月ごとの降雪量においても、例年に比較し、10%程度、10センチ程度少なくなっております。次に、除排雪の出動状況についてですが、例年でいきますと、農村部が61回に対し今年度は79回、市街地は41回に対し今年度は47回、排雪については42回に対し24回となっております。近年の傾向といたしましては、過去は11月というのは余り大きな雪が降ることは少なかったのですが、ここ近年でいきますと11月からも1メーター降る年も出てきたり、年々積雪の降雪の時期が早まってきている。その分、3月においての降雪が少なくなってきているというのが、ここ過去10年から近年にかけての雪の降り方の傾向と考えております。次に、町内の方々からの苦情及び対応状況についてですが、今年度の苦情件数については8件ございました。対応状況については、苦情内容によりまちまちでありますが、対応可能なものについては即対応しております。ここで二、三事例のほうを、内容について申し上げます。今年の苦情の内容としましては、町道除雪による道路の損傷ということで、内容としましては除雪によりセンターラインを削っているといった内容がございました。これは、雪の降り始めに、農村部ではありますが、グレーダーをかけたことによってセンターラインを若干削ってしまうということで連絡が入っております。この対応については、春に委託業者が修理するということで協議をしております。次に、町道における縁石の破損ということであります。これは、内容としましては間口除雪の業者さんが縁石を破損したという内容の連絡がございました。これも間口除雪を行った業者さんと協議をしまして、雪解け後に修理を行うということで話をしております。それと、雪が積もっており歩行困難であると。道路に積雪があり歩行困難ということで、これは朝出動した後に、その後断続的に雪が降ったことによって積雪状態になり、歩行が困難だということで連絡がありました。その件に関しましては、部分的に除雪を行い、対応しております。それと、西1丁目線のカーブのところが見づらい。これは、西1丁目、道道の交差点から市街地に向かうところのカーブですが、その内側の雪が高く、見通しも悪いと。また、車道も狭くなっているという内容でありました。これは、連絡を受け、すぐにロータリーにより車道拡幅を行い、幅員を確保しております。代表的なものは、以上となります。続きまして、2つ目のこれからの屋根雪、間口除雪についてですが、近年は建設業界のほか、各分野においても人員が不足している状況にあると思います。本町の建設業界も例外ではないと認識しているところでございます。町民の方々が所有している建築物の屋根の雪おろしについては、高所での作業であることから、専門知識や専門技術を有する専門業者による作業が最善と考えております。現在のところ、行政でできることとしましては、雪おろし作業に伴う事故への注意喚起程度までと考えております。また、建築物の規模にもよりますが、高齢者事業団等でも雪おろし業務を行っておりますので、町民の方々についてはこちらのほうも活用いただければと思います。次に、間口除雪についてでありますが、町民の方々が民間業者さんと契約し、玄関から公道までの間の除雪を行い、ある程度雪がたまった時点で排雪を行っていると思います。また、間口除雪ということもあり、路線除雪が終了した後の作業となり、ご苦労されていることと思います。町で行っている路線除雪については、冬期間における生活道路の確保を目的として行っており、間口除雪までは考えておりませんので、ご理解を賜りたいと思います。また、高齢者のひとり暮らしの方を対象とした福祉除雪サービス事業を行っておりますので、こちらのほうも活用いただければと思います。以上、答弁とさせていただきます。
質問 8番 赤藤敏仁
1つ目の町道除排雪業務についてですが、温暖化なのか寒冷化の影響なのか、私にはなかなかわからないことが多くて、ただ雪が降れば除雪をして、雪がたまれば雪捨てを行うのですが、状況はだんだん変化してきていると感じられます。積雪状況や温度状況も考慮し、より柔軟な対応が必要になってくると考えます。民間業者は、お客さんのニーズに寄り添う形が望ましいということを考えて、除雪の仕方、時間、状況、また暦、正月、成人式とか、またイベント状況、商店街の売り出しとかいろいろと考えて、またその家の法事とか、そういう情報も入ってきますので、少しずつでありますが、変化しようとしているが、なかなか進まないのが現状です。町除雪業務も毎年同様に行うものではなく、少し考えていかなければならないと思いますが、どうでしょうか。町の考えを伺いたいと思います。2つ目、苦情の関係なのですが、なかなか町内の方々は町に対して苦情を言いにくい。一方、民間業者にはいろいろな相談があります。内容は、町に対し言えることもありますが、そうでないこともあります。町の管理者も少し考えていただきたいと思います。今年の出動状況の中で降雪量が少ない。5センチ以下で出動した回数が結構ありました。1つには、12月後半に今月は稼ぎが少ないので、少々の降雪でも出動する等々の声が聞こえてきました。まさかとは思いますが、そんなことがあるのでしょうか。2つ目に、道路整正の目的で道路拡幅をしているのも目立ちました。再三いろんなところで改善をお願いしましたが、結局きれいに除雪している間口に削った雪をほうり込んでいくようなことはおかしい。何のための除雪なのか。少しは地先のことも考えていただき、もう一つ、また主要機械の変更、グレーダーが走っている路線があるのですが、そうではない路線を走って思いっきり削っていく。全町終わったのですけれども、西1丁目線、2日にわたり2回往復で走っていったのですけれども、何か意味があるのかなと思ったのです。民間業者が朝はねに行って、びっくりするようなことはやめていただきたい。3つ目、再三お願いしていました北2条のグレーダーの朝の使用はやめていただきたい。一時停止で途切れ途切れの道路を路線内に削った雪をおさめるために行ったり来たり、朝7時半ごろの時間です。北側と南側との雪の量が全然違う、平等ではないと苦情を聞いております。ほかの除雪機は、その時間終了し、スタンドで給油しています。遅い時間になると、8時を超えるのです。もう通勤、通学時間になっていますし、そんな中民間業者は除雪作業をしているのです。町民だけでなく、業者も危険なのです。高齢者の方がボブスレーにごみを積んでステーションまで歩いてくるのです。ごみステーションの除雪をしなければならないのです。8時から朝の連続ドラマありますね。それを前に一仕事ということで歩いてくるのですけれども、余りに遅いとまんぷくラーメン完成してしまうのです。時間調整と北2条のグレーダーでの除雪をやめることを強くお願いします。4つ目、北3条道路はコンビニ利用者の方々、朝6時から歩いて、また自動車で買い物に来ています。この道路だけでなく、通行利用状況を考えて、こまめな除排雪を考えていただきたい。苦情が出ているときには、ミニのタイヤショベルが縦に動かない状態です。道路として機能しているのか。この4点について、町の考えを伺いたいと思います。2つ目、屋根雪おろしの人材不足は、これから問題になってきます。熟練の作業員ですら屋根からの転落でけがします。安全対策はもとより、若手育成に民間事業者も頑張っていますが、全体数が不足している。また、今まで自分で行っていた方が今年から何とかお願いしますと言われることが多くなってきています。また、最近特に多いのが通学通路の雪庇処理です。個人的な話で申しわけないのですけれども、自社の話ですが、朝除雪業務を行い、昼間は雪捨て業務、その合間での屋根雪おろしを行っているのが現状です。労働時間も大変多くなっております。次年度からは、危険度、作業量、継続年数、除雪業務との連携等を考慮し、徐々に縮小していかざるを得ない。もし屋根雪おろしをできなくなればどうなるのでしょうか。高齢者や女性が無理をして屋根に上って雪をおろすことになりませんか。屋根からの転落、窓からの転落、落雪事故、近隣町では死亡事故がありました。痛ましい事故がありました。重大事故、死亡事故に直結しています。屋根の雪対策、雪どめ施工に助成していくのか、人材育成に助成していくのか、消防団、シルバー人材にお願いするのか、ボランティアを募るのか、また農業の人材不足と対応して連携してでの臨時職員等に対応していくのか、町の考えを伺いたいと思います。2つ目、間口除雪の関係ですけれども、1番の屋根雪と関連しますが、民間業者の多くは、先ほど建設課長も言われましたように、建設業関係者で仕事の閉鎖期の雇用を目的として行ってきましたが、現在では人材不足はどこも同じで繁忙期も関係ありません。働き方改革での作業時間の制限、土日を休日にしていますけれども、雪が降れば出動しなければならない。また、休日でないとできない店舗もあります。また、苦情が来たら出動しなければなりません。先ほど言ったイベント等の準備もありますが、除雪機械の老朽化、大型化への転換の費用、運転手は辛うじて定年退職者や冬季閉鎖期の経験者がいて何とかなりそうですけれども、機械の購入というのはなかなか厳しいのが現実です。もともと利益はないと言ったら変ですけれども、薄いところ。町除排雪業務とは異なりシーズン契約が多いため、出動回数、降雪量に比例して利益が減少する。体系が違うのです。今年の道道の排雪3回、町道の排雪3回を見込んでの金額設定でありましたが、道道、町道ともに排雪2回ずつ。例年の3分の2の降雪量ならわかりますけれども、先ほど聞かれたように13%、10%程度だ。残りどこへ行ったのですか。その分、業者や地先に負担をかけていませんか。特に道道は、2回目はカット排雪になりました。全く地先や店舗のことを考えているとは思われません。町道はというと、12月末に1回目の排雪を行わない。なら2回目は少し早めるとも行わない。1回目の終了は2月にまたがったはずです。その分、業者や地先に負担をかけていませんか。いつまでも民間の人材や機械が維持できるとは考えられない。人材の確保、また建設業であれば通年雇用に対する助成等、機械の維持への助成等々、どのように考えていられるのか、町の考えを伺いたいと思います。再々質問を留保して終わります。
答弁 建設課長 西田慎也
私のほうから、赤藤議員の2回目の質問に対して、町の雪対策についての再質問にご答弁申し上げます。質問にありました雪の降雪状況に合わせた除雪はできないのかという質問でありますが、苦情の一つに交差点の見通しが悪く危険であるといったものもありました。そういったことから、今後の課題としまして定期の一斉排雪とは別に積雪状況を見ながら、交通安全上危険な場所については部分排雪を行うようにしていきたいと思います。苦情については、行政のほうに届いていない苦情もあるということでありますので、そういった届いていない声もできるだけ拾えるような何か方策を今後考えてまいりたいと思います。例えば除雪に対してのアンケート調査等を実施して、そういった中で町民の方々が実際にどういうふうに除雪に対して要望等があるのか把握していきたいと思います。それと、10センチ以下のときの降雪で出動しているという状況があるということでございますが、私の理解しているのは農村部、市街地、それぞれ状況は違うと思います。農村部は降っても、市街地は10センチに満たない場合も、そういった状況もあると思います。そういった中で、農村部だけ走って市街地を走らないという状況、部分的に吹きだまりとかあった場合もございますので、そういったトータル的なことを加味して出動をしている状況であります。それと、北3条のコンビニの通り、道路の狭いところ、今年なんかも排雪というか、雪が高くなってしまって幅員が確保できなかったという事例がありました。その件についても苦情等もいただきましたので、今回については即座にその部分排雪という形で対応はさせていただきました。今後もそういった部分的に交通安全上支障がある場合は、できるだけ対応できるようにはしたいと思いますけれども、ただ予算も限られている中ではありますので、その辺のバランスを考えながら行っていきたいと思います。それと、グレーダーの件です。グレーダーが同じところを2回走っているですとか、そういった内容、把握していなくて申しわけないのですけれども、そういった事例があるのを委託業者さんとも確認をとりまして、そういったことがないような対策を講じれるようにしていきたいと思います。また、今言ったトータル的なことも鑑みまして、路線除雪についても機械の種類によっては作業の終了時間にばらつきがあるといったことから、路線の割り振りの再検討、または機械の効率化を図ることにより作業時間がなるべく同じ時間で終わるような形につながれば委託費の抑制にもつなげていけるのかなと、そういうふうに考えております。次に、屋根雪の件でありますが、確かに行政としましてもできることは限られておりまして、現段階では個人の建物に対して行政が入って作業するとか、そういった業務はちょっと難しいのかなというふうに考えております。今できることとしましては、町民から問い合わせ等があれば紹介する程度までと考えております。ただ、業者間におきましても、体制づくりについて建設業協会などと協力し、横の連携を図っていただければと、そういったことで人材不足に対する改善を図っていただければと思います。次に、間口除雪についてでありますけれども、間口除雪について負担軽減を目的としまして排雪を行うことは難しいと考えております。路線除雪で対応できる範疇としましては、交通安全上危険であると判断した場合に排雪を検討したいと思います。また、業者さんへの機械等への補助ですとか人材の紹介、そういったことについては今のところ考えてはおりませんので、ご理解を賜りたいと思います。以上、答弁といたします。
答弁 建設課長 西田慎也
済みません。先ほどおっしゃっていた稼ぎが少なくてという話ですね。そういったこと、まさかとは思うのですけれども、私もそういったことは聞いたことはないので、ないと思います。北2条のグレーダーの件についてなのですけれども、議員おっしゃられるところは状況に合わせた形、例えばグレーダーは幅広く除雪できるものですから、比較的雪少なければ堆積スペースがあればグレーダー走れると思うのですけれども、それがだんだん狭くなってきた場合も出てくると思います。そこにグレーダーが入るのは無理な条件の場合もあるのかなと思います。これも今後の課題なのですけれども、委託業者のほうと協議をしまして、そういった効率的な機械の運用が少しでも図れるようには協議したいと思いますので、ご理解を賜りたいと思います。以上、答弁といたします。
質問 8番 赤藤敏仁
なかなか技術的なことで強く言ってしまったのはあれなのですけれども、大変住民の方も業者も、また除雪委託業者も朝早く起きて頑張っているところでありますので、検討をいろいろとお互いにしていっていただきたいと思いますけれども、民間業者は除雪機械には、当たり前のことですけれども、保険を掛けています。屋根雪おろしには、業務上による修繕費の保険も掛けています。作業員には労災保険、労災上乗せ保険、その他民間保険に加入しています。金額もばかになりません。これ、もし対応していなかったらどうなると思いますか。機械、お金で解決できますけれども、人材はそうはいきません。何か重大事故があれば、業者もただで済みません。そのような中で頑張っている状況であります。除雪の作業金額の増額は、高齢化社会の中、また疲弊している商店を考えるとなかなか難しい問題です。町として間口除雪、屋根雪おろしに個人や店舗に助成していくのか。また、民間業者に対して助成していくのか。小規模店舗、設備、支援事業を拡充していくのか。民間業者に対して何かしら助成等を考えて検討していかなければ、リスクの多い順で縮小は考えられます。いずれは、撤退もあります。朝早く起きて除雪を行う方々、また自分で頑張っている方、利用者、業者、これは皆さん町民であります。町長として、これは所管をまたぐ話になりますけれども、町長としての考えを伺い、私の質問を終わります。以上です。
答弁 町長 田中一典(町長は2025年3月まで)
ただいま赤藤議員さんからいただきました町の雪対策について、再々質問にご答弁をさせていただきます。1つ目には、降雪量は確かに例年より少なくなっておりました。しかし、農村部において吹き込みの多く出動回数、そして町場の中との格差をなくすための出動と私も伺っております。実際に前年度と比較しますと、労務費は4.8%の上昇、燃料費は23%の上昇、機械の損料、修理とかは15%上昇しております。この2つの要因により、予算をやはりある程度超えてしまったという形で、積雪とはまた別の要因で動いた経緯もございます。先ほど耳に入った12月末に云々というお話でございますが、それは感情的な問題もございますし、担当課のほうでそれは調査もさせていただくと思います。しかしながら、現状私たちの町もこの予算、限界ぎりぎりの中で民間業者、それから町民の方たちの除排雪のご理解のもと動いてきているわけでございます。先ほど赤藤議員がおっしゃいました機械に対する、それから労賃に対する、いろんな保険に対する投資、それが安いものではないということは重々承知しておりますし、それらを私たちの財政の中でどの程度支えることができるのかも検討項目としてきょういただいたということでご答弁をさせていただきます。