妹背牛町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月18日
道道の除雪状況、苦情等について
2020年6月18日、妹背牛町議会の一般質問で、赤藤敏仁議員が「道道の除雪状況、苦情等について」質問し、建設課長 西田慎也、総務課長 滝本昇司、町長 田中一典が答弁しました。
- 質問者
- 赤藤敏仁 議員
- 答弁者
- 建設課長 西田慎也、総務課長 滝本昇司、町長 田中一典
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 赤藤敏仁
(登壇) 通告に従い、一般質問いたします。コロナウイルス感染症の影響を受けて、日本はもとより全世界で大変な状況に陥り、感染対策、また経済復興対策、知恵を絞り、各分野の協力の中やっと光が見えてきたように思います。本町においては、商店街の経済支援対策として、飲食店をはじめ物販、サービス業と一律20万円の助成を6月10日に実施されまして、商店街もほっとしていることに感謝申し上げます。一日も早く終息することを願いますとともに、お亡くなりになられました多くの方々のご冥福をお祈り申し上げます。これからもいろんな方面よりご協力をいただきながら、クラスター発生防止に努めてまいりたいと思っております。緊急事態宣言から多くのイベントや行事が自粛となり、多くの方々がストレスを抱えていることが考えられます。最近のニュースでは、ちょっとした行き違いから過剰反応を起こすというような事件や事故が目立ってまいりました。世界や日本の状況はさておき、北海道では時には耳を疑いたくなるような事件や事故、また変な訴訟など最近特に増えてきていると思われるのは私だけではないと思います。そのようなことを踏まえまして、コロナ対策で大変な中ではありますけれども、これから本町でも起こり得る問題につきましてご答弁をいただきたいと思います。1つ目の質問でございますが、道道の除雪体制についての除雪業務についてですが、コロナウイルス感染対策で大変皆様ご苦労されているところでございますけれども、季節は日々変わり、寒くなってまいりますと例年どおり雪が降ってまいります。気象変動が注目されている中、温暖化の影響は本町も例外ではなく、昨年度の降雪量は例年になく少ない状況でしたが、多ければ多いなりに、少なければまたそれなりの問題点もあったことと思いますが、町には直接道道は関係ございませんが、商店街や町内の方々には重要な役割を持つところでございます。道道の除雪状況、苦情等について、また町道に関しても何かありましたらお伺いしたいと思います。道道除雪業者は、日々大変ご苦労されていると思います。そのような中で、有力なところから道道の除雪を年2回に減らすという話が聞こえてきましたが、本当なのでしょうか。もしそうだとすれば道路通行、歩道の確保、また交通安全の観点からも問題が出てまいりますし、また地先住民、商店も大変負担が増えることが考えられます。町の考えを伺いたいと思います。②、信号機のある交差点についてですが、人口の減少による購買力の低下や店主の高齢化、店舗閉鎖などの影響により、道道の交差点や主要道路の交差点の除雪ができないところが出てきている。これからも増えていくと考えられます。歩行者の安全やドライバーの視野の確保、出会い頭の事故防止の観点からも対応していかなければならないと考えますが、町の考えを伺いたいと思います。2つ目の質問の町民の安心、安全についてですが、③、町所有の公用車についてですが、町道除雪車にはドライブレコーダーが搭載されていると思いますが、ほかの町所有の公用車の搭載状況についてお伺いしたいと思います。いろいろな事故や事件の情報提供がある中、最近ではドライブレコーダーとか個人のスマートフォンの動画などが増えてきてまいりました。事故や事件の抑止力や解決の情報力の観点から、町内業者の例えば配送関係など業者によってはドライブレコーダーの設置促進が重要と考えますが、搭載について何らかの形で助成等考えていかなければならないと考えますが、このことについて町の考えを伺いたいと思います。④ですが、防犯カメラの設置について、ドライブレコーダーの搭載促進と同時に最近では悪質なひき逃げ事件や飲酒による事故、また特殊詐欺など増えてきていると思いますが、町民の安心、安全のための抑止力として、予算の関連もございますが、例えば信号機のある交差点や主要な交差点、また事故の多いところ、温泉や農協裏、町民会館などの駐車場に防犯カメラの設置が必要となってくると思われます。町の考えを伺います。以上、再質問を留保して終わります。
答弁 建設課長 西田慎也
私のほうから道道の除雪体制についてご答弁申し上げます。1つ目の排雪業務についてですが、最初に昨年の降雪状況について触れたいと思います。令和元年度の降雪量は、過去の実績に基づき基準としている降雪量804センチに対し、令和元年度は520センチでありました。比率で約35%減、差にしますと284センチ少ない状況となりました。最大積雪深については、平成23年2月13日に170センチが最大でしたが、令和元年度は3月2日の68センチが最大となり、比較しますと102センチ少ない状況でありました。道道における除雪状況でありますが、道路管理者である北海道へ聞き取りを行い、調べた結果を申し上げます。妹背牛町市街地を通る道道は4路線あり、除雪延長は約3.7キロであります。令和元年度の出動回数は73回であり、通常回数より20回程度少ない状況でありました。排雪につきましても令和元年度は2回の実施となり、通常回数よりも1回少ない状況でありました。道道除雪における苦情等についてですが、深川出張所管内で10件あり、主な内訳としては歩道除雪関係が4件、排雪関係が2件、流雪溝関係が1件、道路施設の破損が1件、その他が2件でありました。次に、町道の除雪状況について申し上げます。町道の除雪状況についてでありますが、まず出動回数については農村部で47回、市街地で34回でありました。ここ数年の平均値と比較しますと、農村部で26回の減、市街地で6回の減であります。排雪についてですか、令和元年度は2回であり、ここ数年を見ても2回から3回で推移しております。苦情関係についてでありますが、令和元年度は4件ございました。主な内容としましては、うちの前に雪を置いていかないようにしろですとか、早朝除雪で走った後に強い降雪があり、雪が積もって歩きづらいからもう一度走れというものでありました。対応としましては、いずれの件も担当職員が出向き、事情説明を行い、理解を求めたところであります。次に、質問にあります道道の排雪回数についてですが、2回に減らすとのことについてですが、北海道の排雪に対する考え方は必ず3回実施するというものではなく、市街地における積雪量や雪山の状況を把握しながら、交通の安全や住民生活に影響を与えないように取り組むこととなっておりますので、降雪量が多い年は3回、または4回となるでしょうし、逆に降雪量が少ない年は2回、または1回となることもあります。以上のことから、排雪回数は何回に減らすということではないので、ご理解を賜りたいと思います。次に、信号機のある交差点の除雪についてですが、妹背牛の市街地には深川雨竜線で5か所、増毛稲田線で2か所の信号機つき交差点があります。道道における新雪除雪の出動基準は、降雪量が10センチ以上であり、歩道部についても10センチ以上となっております。降雪量が10センチ以上の場合は、車道及び歩道除雪が行われますが、日中に降った場合や10センチ以下の場合は除雪されないこととなります。そのような状況のときは、地先の方々が行っているところもあろうかと思います。引き続きできる範囲でのご協力をいただければ一番よいのですが、今までのようにできなくなってきたところについては、札幌建設管理部深川出張所とも協議し、歩行者の安全確保を第一に考え、管理していただけるように要望してまいりたいと思います。以上、答弁とさせていただきます。
答弁 総務課長 滝本昇司(総務課長は2021年12月まで)
町民の安心、安全についてご答弁申し上げます。最初に、③、町所有の公用車についてのうち、ドライブレコーダーの公用車への設置状況でございますが、平成30年6月の第2回定例会におきまして除雪車両におけるドライブレコーダーの設置について質問がございました。この質問を機に設置することとなりまして、少しずつではありますが、現在では除雪車両9台のうち3台が設置済みという状況で、本年度も新たに3台、最終的には全ての除雪車両に設置をする予定でございます。一方、除雪車両以外の公用車でございますが、診療所、りぶれの車両など町の名義であるものも含めまして合計30台の車両のうち、ドライブレコーダーが設置されているのは残念ながら町長専用車1台のみという状況でございます。残る29台の車両につきましては、来年度以降段階的に設置をする予定ですので、ご理解いただきますようお願いいたします。次に、業種による設置促進についてでございますが、最近ではあおり運転など万が一のトラブルに備え、自己防衛アイテムとしてその関心が高まる中でドライブレコーダーの普及が進んでいるようでございます。質問の中の業種でございますが、町内の業種としては商工業のほか農業やサラリーマンも業種の一つと考えられます。これら業種の事業主、あるいは個人の方々の中にはドライブレコーダーを既に設置されている方もいらっしゃると思いますが、安全運転の励行というよりは事故後の対応など自己防衛を目的として設置する場合が大半と思われます。ドライブレコーダーの設置が自己防衛に限らず町で推進する交通安全や交通事故の防止に多くの効果が期待できるものであれば、関係機関の意見も聞きながら、業種に限らず財政的にも負担の少ない町民へのPRなど設置の促進、財政支援とはなりませんが、周知ということで努めてまいりたいと考えます。次に、④の防犯カメラの設置の関係でございますが、最初に本町での犯罪、交通事故の発生状況について触れさせていただきます。平成27年から令和元年度までの5年間、交通事故が287件、このうち死亡事故が1件、また犯罪件数でございますが、33件、うち窃盗が18件発生をしております。また、この間、妹背牛温泉でも車上荒らしが発生しておりまして、この対策として平成28年に100万ほどの工事費をかけ、温泉に防犯カメラを設置してございます。その結果、設置後から現在に至るまで車上荒らしといった犯罪はなくなり、防犯という面では一定の効果が見られてございます。このように犯罪の未然防止、犯罪に対する抑制力の向上という面では防犯カメラは有効な手段でございますが、充分に効果を発揮させるには設置場所や設置数、カメラの性能、録画機能などそれらの充実が不可欠で、そのためには設置費を含めかなりの費用が必要となってまいります。また、プライバシーの侵害や管理上の課題もあり、簡単に設置することは難しいと考えますし、先ほど本町における交通事故や犯罪の発生状況を紹介させていただきましたが、設置の必要性という面では費用対効果も重要な目安であると考えます。交差点への設置による効果を全面的に否定するものではございませんが、設置については現時点では難しいものと考えますので、ご理解いただけますようお願いを申し上げ、答弁とさせていただきます。
質問 9番 赤藤敏仁
1つ目の道道の除雪体制についての中ですが、道道管理者と町の連携が大変必要だと考えます。空き家の歩道の小型ロータリーの除雪ですが、空き家等の状況の把握が遅れて、苦情や要望が来てからの対応になる。また、交差点は除雪しにくい場所であると思われる。交差点の除雪については、今は誰かがやってくれています。地先の方、またボランティアなのか、町内会なのか、近くを除雪している業者なのかですが、年々高齢化や人員不足から減少していくことは間違いないと思われております。対策を講じていく必要があると考えます。町内への助成をするとか、信号機のある交差点の店舗への助成を考えるのか、また業者へ委託するのか、町独自の除雪業務チームをつくり対応していくのかなど考えられますが、このことについて改めて町の考えを伺いたいと思います。2番目の町民の安心、安全についてですが、ドライブレコーダー、防犯カメラの件ですが、大きな災害が発生した後には治安が悪くなる、よく聞きます。人間大きなストレスを抱えますと、内に籠もる方、また攻撃的になる人、自暴自棄になる人が多くなるとき、今ニュースでコロナ問題の陰に隠れて耳を疑うような事件、虐待、DV、窃盗、放火、飲酒運転は昨年度の検挙数を超えています。比例してひき逃げ事故も増加している。犯罪者の中には、田舎ほどセキュリティー対策が緩い、防犯カメラも少ないと言う者もいます。人の目、機械の目でもあることによる抑止力は大きいと考えます。これから暑い夏が、暑い夜が多くなる中、エアコンや防犯カメラ、また自動防犯灯をつけられる方はよいとしても、所得の少ない方、夜窓を開けて寝ていることはままならなくなってまいります。多くの町民が危険にさらされる状況になってきます。多分もう危険にさらされていると思います。ただでさえ道道の街灯は減らされてしまい、暗さは増し、商店は早くにシャッターを下ろしてしまいます。町商工会は、協力して道道管理者にもいろいろと要望していかなければならないと思います。ドライブレコーダーの搭載、防犯カメラの設置の重要性について改めて町の考えを伺います。再々質問を留保して終わります。
答弁 建設課長 西田慎也
私のほうから道道の除雪体制についての再質問についてご答弁申し上げます。道道交差点に限らず、町道交差点、または町道と道道の交差点など、多くの交差点において地先の方々が管理されているのではないかと推察されます。町としましては、交差点における安全面の確保を保てるように、まずは道路パトロールを強化しまして、安全確保に努めてまいりたいと思います。道道につきましては、札幌建設管理部深川出張所との連携を図りながら、安全確保を保てるようにしてまいりたいと思います。少しでも町民の負担軽減につながるような管理が行えるよう努力いたしますので、それに対して町から助成などを行うことは財政面から見ても今現在は考えてございませんので、ご理解を賜りたいと思います。まずは、維持管理、今の体制の中でパトロール不足のところがあったり、そういった不備なところがございましたら、まずはそういったところから改善していき、できる限り住民負担が増えないような形で考えていきたいと思いますので、よろしくご理解を賜りたいと思います。以上、答弁とさせていただきます。
答弁 総務課長 滝本昇司(総務課長は2021年12月まで)
最初に、ドライブレコーダーの関係でございますが、先ほども申し上げましたとおり、ドライブレコーダーにつきましてはあくまでも自己防衛の手段であり、町で推進をしております交通安全、交通事故防止に多くの効果が期待できるとは必ずしも思えませんし、業種を限定することで一般町民との不公平感も生じてまいります。以上のことから、助成による設置の促進は非常に難しいと考えます。ただ、このような考えの中、補助事業について調べましたところ、会員限定ではございますが、北海道トラック協会で助成事業を行っているようです。今後こういったドライブレコーダーの購入に活用可能な補助事業など、その有無に注視をしながら情報収集に努めてまいりたいと考えます。次に、防犯カメラの関係でございますが、こちらもドライブレコーダーと同様、自己防衛の手段であると考えます。実際に本町でもこの自己防衛のために自身で設置された事例もございますし、交通事故や空き巣事件の現場確認においては確かに役に立つ部分はあると思います。ただし、これを主な理由として設置することは難しいものと考えます。また、保育所、小学校、診療所への設置等についてでございますが、これら施設では警備会社による防犯体制を取っておりまして、私の知る限り空き巣等の被害や車上荒らしなどの被害はないものと認識してございます。しかしながら、これら施設は公共施設であり、町が対策を講ずる必要がありますので、現場から要望があった場合には協議をしてまいりたいと考えます。以上、答弁とさせていただきます。
質問 9番 赤藤敏仁
大体納得のいく答弁いただきましたけれども、悪質なあおり運転や特殊詐欺とか車上荒らしなどは、証拠が残ることを大変嫌がります、その犯人。ダミーでも効果があると言われています。よく後ろにドライブレコーダー作動中と黄色いステッカーを貼っている車がありますけれども、あれだけでも大分抑止力があると言われています。また、これから高齢者の運転の操作の間違いによる交通事故、またストレスがたまって家飲みをしているのか、また飲酒運転の夜ひき逃げ事件に対してどのような対策が必要か考えていかなければならないと思います。予算がないのか、また検討しますで終わらせる問題ではないと思います。防犯対策、また交通安全対策は、すぐに結果が出るものではなく、日々の積み重ねが大事であると思います。少しずつでも予算を取っていきまして進めていかなければならないと。町だけではなく、町内の方々、また商店街、道道管理者など協力をしながら、これからも住民の安心、安全に努めていただくことをお願いいたしまして、改めて町長の考えを伺いたいと思います。以上です。
答弁 町長 田中一典(町長は2025年3月まで)
それでは、議員の再々質問、2番目でよろしいでしょうか。今議員のおっしゃいました人口が減ってきて、商店街も早く閉まると。それは、過疎のまち全ての現状だと思われます。この間、防犯あるいは交通安全ということで、個人がまずは車の運転のときにドライブレコーダーをつけるということでスタートしているところだと思います。公用車はもちろん単独のものではなくて、公用車という性格上運転に関してもそういう仕掛けが必要だということで、単に防犯のためということではなくて、運転のこともありましてつけざるを得ない状況になったと、それは判断をしております。しかしながら、個人の事業者、あるいは個人の防衛のためということに関しては、それは個人の自覚によってやっていただきたいということで、ここに関しては今国から下りてきた補助事業とかそういうものがあればもちろん国からの指導もあると思うのですけれども、私たちの町としては今それはご自分でやっていただきたいという先ほどの課長の答弁のとおり私も今のところは考えております。それから、主要な交差点等に防犯カメラという名前ですけれども、これは私の感じでは監視カメラという姿なのかなということで、道路に関して防犯、それから監視カメラをつけるということは、都内のほうではあるのはよく聞いております。それは、やっぱり犯罪の数と比例してそこにつけるものだと思いますし、妹背牛町が今そういう犯罪に巻き込まれた危険な地域というところにまではまだいっていないと。予想される将来の姿としてあり得るかもしれないけれども、今のところはそういうような危険性を私としてもまだ感じているところではございません。そういう問題が地先の方、あるいは現状の中から出てきたときには真摯に対応させていただきたいと思います。以上をもって答弁とさせていただきます。