紋別市議会 平成28年第3回定例会 2016年9月13日
(1)職員の人事評価と研修について/(2)介護保険制度と高齢者福祉について/(3)障害者福祉について/(4)公営住宅の環境整備について
2016年9月13日、紋別市議会の一般質問で、野村淳一議員が「職員の人事評価と研修について」「介護保険制度と高齢者福祉について」「障害者福祉について」「公営住宅の環境整備について」について質問し、市長 宮川良一、庶務課長兼行財政改革推進室参事 若原喜直、介護保険課参事 仲条憲明、介護保険課長 山本晃男、社会福祉課長兼総合戦略推進室参事兼臨時給付金対策室参事 飯田欣也、総合戦略推進室参事 高橋信好、総合戦略推進室長 徳正修一が答弁しました。
- 質問者
- 野村淳一 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、庶務課長兼行財政改革推進室参事 若原喜直、介護保険課参事 仲条憲明、介護保険課長 山本晃男、社会福祉課長兼総合戦略推進室参事兼臨時給付金対策室参事 飯田欣也、総合戦略推進室参事 高橋信好、総合戦略推進室長 徳正修一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 野村淳一
おはようございます。私は、さきに通告をいたしておりました順に従い、質問させていただきます。最初に、職員の人事評価と研修についてであります。まず、人事評価について質問します。2014年に地方公務員法が改定され、2016年度から全ての地方自治体で人事評価制度の導入が義務づけられました。地方公務員法がいう人事評価とは、第6条、職員がその職務を遂行するに当たり発揮した能力及び挙げた業績を把握した上で行われる勤務成績の評価をいうとされており、要するに職員の働きぶりを能力と業績で評価しようとするものです。しかし、ここで言う能力についても第15条の2で標準的職務遂行能力、職制上の段階の標準的な職の職務を遂行する上で発揮することが求められる能力として任命権者が定めるものとするとされているだけで、評価されるべき能力や業績の中身は極めて抽象的です。しかも、任命権者の胸三寸で自由に決められてしまいかねます。公人が全体の奉仕者という視点から任命権者への奉仕へと変質されかねない危惧を持つものです。しかも、この評価が昇任、降任、転任、免職にかかわってくるのですからなおさらです。そもそも、人が人を評価するわけですから、主観性や恣意性は免れず、それに基づいて処遇を決めることは極めて危うい行為です。評価のあり方によっては、言われなき差別につながり、労働意欲の減退にもつながりかねます。そうならないためには、評価する側が相当の努力をする必要があります。何よりも公平な評価が大前提になるはずですし、評価過程と評価結果、そして評価情報が全面的に透明な形で公開され、その評価と結果は評価される側が納得できるものでなければなりません。もしその結果に納得できなければ、評価される側の立場を最大限に重視した苦情相談、苦情処理の制度が必要ではないでしょうか。これらの内容を含め職員の人事評価に対する認識と紋別市における人事評価の内容と現状についてお尋ねするものです。次に、市職員の研修についてお聞きします。まず、職員の研修は、どのような観点で決められ、どのような内容でどのように実施されているのかをお尋ねします。その研修の中で、自衛隊での研修が含まれているのかどうかをお聞きします。そうだとしたら、それはいつからかどのような経緯で始まり、どのような内容の研修なのかお知らせください。そして、その目的とその有効性をどう判断しているのかもあわせてお尋ねします。次に、介護保険制度と高齢者福祉について質問します。1つ目は、認知症カフェについてです。7月22日地域包括支援センターで紋別で初めての紋別版認知症カフェ、ふれあいカフェが開催されました。私も参加をさせていただきましたが、文字どおりコーヒーを飲みながら認知症について気軽に話せる場として意味のあるものだと実感をいたしました。認知症カフェが今後も効果的に広がることを期待するものです。そこで、今後の取組内容とその体制、さらに市民への周知についてお聞きします。2つ目に、介護保険制度の改定についてお尋ねします。介護保険の新たな制度改定に向けた議論が、厚生労働省の審議会で本格的に始まりました。特に、今回は、要介護1、2の人が使う訪問介護のうちの掃除や調理などの生活援助や要介護2以下の人の福祉用具貸与の保険外し、負担増が焦点になっています。国は、昨年から要支援1、2の生活援助などを公的保険の対象から除外する改悪を始めたばかりです。利用する高齢者や家族らに次々と苦難と負担を強いることは、国民の暮らしの実態を余りにも無視したやり方であり、到底許されるものではありません。ケアプランに盛り込まれた生活援助は、単なる調理や掃除ではありません。室内の散らかり状況から高齢者の体調を判断したり、好みの変化から認知症の症状を把握したり、ヘルパーの専門性が求められるものです。要介護2以下の人の福祉用具のレンタルを原則自己負担にする動きも重大です。軽度者の生活の自立にとって、つえ、手すり、車椅子などは不可欠の支えです。それが利用料の負担増でレンタルを続けられなくなるからです。福祉用具で成り立っていた生活が崩れ、本人ももちろん介護する側も打撃となり、家族が目を離せない状況も生まれます。これほど介護離職者ゼロに逆行するやり方はありません。そこでお聞きします。現在、要介護1、2の人の生活援助の件数と全体に占める割合について、要介護2以下の人の福祉用具の利用状況と全体に占める割合についてお知らせください。そして、これらの国の動きを市はどのように認識し、市民にどのような影響が出ると考えているのかお聞きします。その上、軽度者からの生活援助や福祉用具の保険外しと負担増を中止するよう国に強く求めるべきと考えますが、市長の見解をお尋ねするものです。3つ目に、成年後見センターについてお聞きします。高齢化に伴う認知症の増大により、判断能力に不安がある人の生活や財産管理などが社会的な課題になっています。今年4月8日、国において成年後見制度利用促進法が成立しました。ここでは、第5条で、地方公共団体に自主的かつ主体的にその地域の特性に応じた施策を策定し実施する責務を課しています。また、第23条では、各市町村に対し成年後見制度の利用促進に関する基本的な計画を定め、その実施機関を設置するよう求めています。その実施機関としての成年後見センターが既に道内14の市で設置され、管内でも北見市、網走市をはじめ斜里町、小清水町、津別町、置戸町、西興部村に設置され、さらに身寄りのない認知症高齢者の増加を見据え、設立を準備している市町村が数多くあり、紋別市もかつて成年後見ネットワークがつくられ、先駆的な取り組みが期待された経緯があります。障害者を含め判断能力が十分でない人の生活と財産、権利と利益を守るために市民の相談窓口として関係機関を結ぶ中心として、制度の啓発普及と申し立ての支援を行う機関、紋別市成年後見センターの設立を強く求めるものですがいかがでしょうか、市長のお考えをお聞かせください。次に、障害者福祉について質問いたします。最初に、障害者計画の策定についてです。障害の有無にかかわらず、自立した生活を基本に、ともに暮らすまちづくりを目指すとした第2次紋別市障害者計画が今年度で終了します。そこで、現在第3次計画に向けた策定作業に取り組んでいると思いますが、その点で幾つかお聞きします。まず、第2次障害者計画における到達と評価についての認識、特にこの間、重点的に取り組んできた内容と成果についてお知らせください。また、計画策定に向けた今後のスケジュールと体制について及び当事者などへのアンケートや関係団体との懇談などの計画についてそれぞれお聞きします。この間、障害者施策は大きく変化してきました。平成23年には、障害者基本法の改正と障害者虐待防止法が制定され、平成25年には障害者雇用率の引き上げと障害者総合支援法、障害者優先調達推進法がそれぞれ施行、平成26年には障害者権利条約が批准され、そして今年障害者差別解消法が施行されました。まさにこの間、障害者施策は、制度の面でも意識の面でも大きく変化してきました。それだけに今回策定される障害者計画は、これまでの延長線上にとどまらない、これらの変化と到達に対応した内容となることが要請されるでしょう。紋別市として障害の有無を問わず、その人格が尊重され、自立を応援するまちづくりをどう進めるかが改めて問われるでしょう。障害者計画策定に向けての認識と考え方について改めてお尋ねするものです。次に、障害者の就労移行支援事業についてお聞きします。昨日も質問がありましたが、養護学校など特別支援学校の卒業生がB型の就労継続支援事業所に通所する場合、就労移行支援事業所でアセスメントを受けなければならなくなりました。ところが、紋別市内にその就労移行支援事業所がないため、北見市などに通わなければならず、高等養護学校も極めて対応に苦慮しています。この就労移行支援事業所の紋別市内での実施に向けた可能性と方向性はどのようなものか、その現状と取り組みをお知らせください。また、身近に就労移行支援事業所がなく、遠方に通わなければならない場合は、そのアセスメントを対象者が通う特別支援学校で行う場合や北見市の障害者就業・生活支援センターが行う場合もあるとされています。これらを含め、現状に即した簡便な方法でのアセスメントの実施ができないか検討と協議を進めるべきではないかと考えますがいかがでしょうか、お考えをお聞かせください。3つ目に、福祉的就労施設、植物工場についてお聞きします。8月中に植物工場の運営事業者の募集を行い、9月5日にプレゼンテーションを実施し、上旬には事業所を決定するとしておりました。その選定結果について事業者名と選定理由、応募数についてお知らせください。この植物工場で生産される葉物は、全量札幌にあるアド・ワンさんが買い上げてくれるようですが、とはいえどれだけの生産が可能なのか未知数のところもあります。そこで、この事業の採算面については、紋別市はどのように判断されているのかをお聞きします。また、事業所は、紋別市に対し、建物の使用料と土地代を支払うことになっています。その費用はどの程度なのでしょうか、お知らせください。この植物工場の建設に対し、企業版ふるさと納税による寄附を募集しているようですが、その趣旨は何なのかお尋ねします。その募集要項にうたわれている、市が作成した地域再生計画、自然エネルギー活用植物工場(福祉型)整備計画では、平成29年度に障害者の就労数が18人とされ、さらにグループホームの整備を行うと記載されています。しかし、このような事業の具体化は、運営する事業者の自主的な判断であり事業者の自主的な計画によるものではないのですか。しかもこの内容が公表されたのは、事業者が決定する前であり、事業者は全く関与していません。この企業版ふるさと納税に示された整備計画、植物工場を運営する事業者の運営計画との関係はどうなっているのかお尋ねいたします。最後に、公営住宅の環境整備について質問いたします。1つは、落石1丁目団地についてです。今年もそうですが、近年風雨の激しい天候がたびたび起こっています。実は、そのたびに団地の玄関フロアに雨水が浸入し、水浸しの状況となる事態が発生しており、歩くにも困難が生じています。それは1棟や2棟ではありません。構造的な問題として早期の解決、改良が求められていると考えますがいかがでしょうか。2つ目には、落石5丁目団地についてです。ここでも風雨が激しい場合、雨水が側溝から道路にあふれ、まさに川のように流れ下っています。団地内の道路の隆起を含め、側溝などの改良が急がれていると考えますがいかがでしょうか、見解をお伺いいたします。以上で私の質問は終わりますが、再質問については留保します。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
おはようございます。それでは、野村議員のご質問にお答えいたします。初めに、職員の人事評価と研修についてであります。1点目の人事評価のあり方につきましては、人事評価制度は能力、実績に基づく人事管理を徹底し、より高い能力を持った人材の育成、組織全体の士気高揚や公務能率と住民サービスの向上を図るため導入が義務づけされたと認識しており、その内容はさきの第1回定例会において宮川議員のご質問にお答えいたしましたとおり、能力評価と業績評価の2本立てとして管理者が評価者となり、絶対評価により5段階の総合評価を決定します。評価結果は、部下に開示するほか、苦情相談窓口や苦情処理機関を設置しております。制度の信頼性を確保するのは、評価者の的確な評価と指導であることから、評価者に対する研修を継続して行い、公正な評価となるよう留意してまいります。現状につきましては、9月は人事評価の実施月であることから、最初の評価に向けて作業を行っております。2点目の職員研修につきましては、市民目線で行動し、市民の信頼と期待に応えられる人材を育成する観点から、副市長を委員長とする研修委員会で内容と派遣者を決定しています。主な研修内容は、総合的な識見、行政能力の向上や専門的知識の習得を図るため国際文化研修所、市町村職員中央研修所、北海道市町村職員研修センター、自治大学校、全国建設研修センターなどの各研修所への派遣、その他北海道、青年会議所、自衛隊、海外への派遣など、多様化する行政課題に的確に対応する職員の育成に努めております。自衛隊研修は、平成22年から若手職員4名程度を遠軽駐屯地に派遣しており、きっかけは自衛隊との懇談の中からの提案によるもので、内容は基本教練、体力練成、ロープ訓練、行進訓練などを2泊3日で行っております。研修の目的は、心身の鍛錬と規律ある団体行動によるチームワークの養成であり、社会人としての基本的なルールやはきはきとした受け答え、きびきびとした行動等が身につくことから若手職員の研修として有効であると判断しております。次に、介護保険制度の高齢者福祉についてであります。1点目の認知症カフェにつきましては、本年度からの新たな取り組みとして、初期段階を含む認知症の方やその家族、地域住民や専門職など、誰もが気軽に集い、互いの交流や情報交換、認知症に関する相談をする場として本年7月に地域包括支援センターでの開催を皮切りに認知症カフェ事業を実施しております。本年度の実施は、地域包括支援センターで年2回、市内各地区の高齢者ふれあいセンターで各4回、計14回の実施を予定しており、実施内容は本年5月に地域包括支援センターに配置いたしました認知症地域支援推進員や各地区の高齢者ふれあいセンター看護師を中心に認知症に関する講話や体操、不安や悩みの専門的アドバイスや相談等を基本に各所ごとに工夫を凝らしながら取り組みを進めております。市民への周知は、広報もんべつ及び市ホームページへの掲載はもとより、町内会へのチラシの配布による全戸回覧、港まつり会場での開催を知らせるポケットティッシュの配布、市内介護事業所、病院、院外薬局へ認知症本人及び家族への参加の呼びかけの依頼やポスター掲示等を行っており、また今後開催される敬老会においてもチラシを配布する予定としております。今後とも認知症カフェの実施の周知を広く図り、認知症になっても住みなれた地域で安心して尊厳のあるその人らしい暮らしの継続支援やその家族への介護負担の軽減、並びに地域での認知症の正しい認識の啓発に努めてまいりたいと考えております。2点目の介護保険制度の改定につきましては、要介護1、2の生活援助の数と全体に占める割合は、直近3カ月の平均利用回数は要介護1、2の合計で847回となり、要介護1、2の訪問介護利用者のうち45.6%の方が生活援助サービスを利用しております。要介護2以下の人の福祉用具の利用状況と全体に占める割合は、直近3カ月の平均利用者数は242人となり、介護認定者全体の23.5%となります。介護保険制度の国の動きに対する認識と市民への影響は、平成29年度は第7期介護保険事業計画の策定年度でありますことから、国の動向を注視しているところであり、介護保険制度の改定は、制度の安定的な運営対策の充実はもちろんのこと、被保険者となる住民や市町村のみに負担を強いることなく利用者に対しても理解が得られる改定をすることが国の責務と考えております。生活援助や福祉用具の給付適用外と負担増の中止を求めることにつきましては、全国市長会は本年6月に介護保険制度に関する重点提言の中、次期制度改定について保険料の上昇の抑制、軽度者に対する生活援助サービス等自治体と協議しその意見を反映させるよう国に要請を行っております。また、7月に開催された社会保障審議会介護保険部会においても新たに軽度者への支援事業としての見直しを進められると市町村は対応しかねる、より慎重な検討をお願いしたいと訴えているところであります。私もさまざまな場面において、国に対する要望を粘り強く続けてまいりたいと考えております。3点目の成年後見センターの取り組みにつきましては、成年後見制度利用支援を含めた権利擁護の支援事業は認知症高齢者は地域包括支援センター、知的障害者及び精神障害者は基幹相談支援センターが中心となり、相談等の支援を行っております。今後は、支援を必要とする認知症高齢者が増えていくことが予想され、ますます成年後見制度の需要が高まりますことから、弁護士、社会福祉協議会、地域包括支援センターなど、各関係機関に協力を得ながら成年後見センター設置に向け協議を進めてまいります。次に、障害者福祉についてであります。1点目の障害者計画の策定につきましては、第2次紋別市障害者計画はノーマライゼーションの理念に加え、障害の有無にかかわらず自立した生活を基本に、ともに暮らすまちづくりを目指して策定されました。その主な目標としては、ライフステージや障害の状態に対応した各種サービスの提供支援や相談支援の体制の整備ということで、生活支援体制の充実、乳幼児期の相談などで早期発見、早期療育や発達段階の支援を促進するとともに、地域社会活動などに参加する機会をつくる自立の育成と支援、障害のある人が地域で安全で安心した日常生活が営める地域社会の充実などであります。計画策定後の主な内容と成果といたしましては、日中活動系サービスにつきましては市内に就労継続支援事業所A型が1カ所、B型が2カ所設立され、高等養護学校の卒業生などが数多く就労されております。また、相談支援事業は、2カ所の事業所のうち1カ所が基幹相談支援事業所として事業を開始し、地域における相談機能の強化や困難事例の対応、権利擁護、虐待防止の取り組みなど、相談支援体制の強化が図られたところであります。このほか、幼児療育センターの職員体制の強化や公共施設のバリアフリー化、公営住宅のユニバーサルデザイン化などが進められたところであり、一定の指標は達成できたものと考えております。今後の第3次障害者計画の策定に向けたスケジュールと体制は、当事者のアンケートなどは予定しておりませんが、本年8月より障害者福祉サービスの事業者や家族会で組織されております自立支援協議会において計画内容の検討を開始しており、今後内容精査の上、年内には計画策定を行う予定であります。本計画策定に際しては、議員ご指摘のとおり障害者差別解消法と障害者権利条約に配慮した内容が求められます。中でも、権利条約で明確化された合理的配慮の否定を差別と位置づけている点を重視し、市といたしましては本年3月に障害のある人へのよりよい対応ができるサポートブックを作成し、職員対応要領を定めたところであります。これらを重点的に反映させた中で障害がある方々が地域において安心して自分らしい生活を営むことができるよう、障害福祉サービスの利用支援や権利擁護などの相談支援体制の強化をさらに進める計画を策定してまいりたいと考えております。2点目の就労移行支援事業につきましては、さきに石田議員のご質問にお答えいたしましたことでご理解願います。また、就労移行支援事業所が遠方にある場合のアセスメントについては、厚生労働省のQアンドAにより、就労移行支援事業所や就業・生活支援センターの施設外支援による実施も可能とされておりますが、両事業所より、現状の人員体制では実施困難であるとの回答を得ておりますので本市での実施は予定しておりません。3点目の福祉的就労施設植物工場の事業者及び選定理由、応募数につきましては、紋別市福祉的就労施設植物工場運営事業者選定委員11名により、書類審査、プレゼンテーション及びヒアリングを行い、1,100点満点中845点の得点となり、選定基準の6割を満たしましたので、紋別市百年記念福祉会に決定したところであります。また、事業所の応募数は、1事業所となっております。事業所の収支計画によりますと、初年度は赤字となっておりますが、2年目以降は黒字の計画となっており、採算面に問題がないと判断しております。また、事業所が市に支払う建物及び土地の賃借料につきましては、紋別市公有財産管理規則、普通財産の貸付料算定基準に基づき算定しており、その内訳は建物が44万6,876円、土地が6,977円となり、月額合計45万3,853円と算定したところでありますが、本事業の経営が軌道に乗るまでの3年間は2分の1としたところであります。企業版ふるさと納税につきましては、さきに阿部徹議員及び石田議員にお答えしておりますが、市といたしましては内閣府の事業認定を受けることにより、本市の取り組みに対して産業界からの応援を期待するとともに就労支援の取り組みの重要性が全国で広く認知され、企業における障害者雇用への理解が深まることを望むものであります。計画内容と事業所の運営の関係は、植物工場の整備による新たな就労者数は施設の安定稼働及び経営収支を試算するための計画上の数値として外部有識者による検討委員会の意見を踏まえ18名と推計しておりますが、施設の稼働後における実際の就労者数は運営事業者の自主的な判断が優先されるものであり、計画上の数値に拘束されるものではありません。また、グループホームなどの住環境の整備は、民間事業者の主体的な判断による施設整備を期待しつつ、市といたしましても居住環境の確保策の検討や民間事業者による施設整備の促進に向けた機運の醸成に努めてまいりたいと考えております。次に、公営住宅の環境整備についてであります。1点目の落石1丁目団地につきましては、通常の風雨では日ごろの雨水側溝の清掃により水はあふれておりませんが、台風などの異常気象の際には排水能力を超える場合がありますので、玄関フロアが浸水しないよう土のうにより対処いたします。2点目の落石5丁目団地につきましては、道路側溝の清掃など維持管理に努めるほか、道路に隆起が生じている箇所は早急に維持補修で対処してまいります。以上で答弁を終わらせていただきます。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
すいません、答弁の中でちょっと読み間違いがございましたので、訂正させていただきます。認知症カフェの関係でありますが、市内各地の高齢者ふれあいセンターで各4回「計14回」と申しましたけれども、「18回」の過ちでございますので、ご訂正お願いいたします。
再質問 4番 野村淳一
ありがとうございました。何点か再質問させていただきます。最初に、人事評価についてであります。言うまでもなく、公務員は大きな話で恐縮ですが、憲法第15条、全ての公務員は全体の奉仕者であって一部の奉仕者でないという規定、これが皆さん方公務員の最も基本とすべき対応であり、態度、その立場で皆さん方毎日公務されているんだというふうに思うんです。全体の奉仕であって一部の奉仕者ではない、私質問でも述べましたが、今回のこの人事評価制度はある意味で能力をどう定めるか、どう判断するのか、その基準を任命権者が定めることができるということが法律上なってます。これは、意図的に考えると、任命権者の言うことがそのまま人事評価の基準になりかねない、一部の奉仕者になるのではないかという懸念を感じます。そういう制度上の問題を私は非常に感じています。しかし、紋別は、先ほど言ったように公平性を何とか担保してやりたいという話でしたので、そういうふうになるのだと思うんです。市長も答弁で言ってましたが、そのためにもいわゆる評価する側、評価者の能力が必要であります。評価者が本当に客観的な公平な評価ができるかどうか、これが文字どおり評価されることになります。その能力があるかないかということが重要になってきます。市長もその評価する側に対する研修などを進めるというふうに言っていましたが、この評価する側というのは具体的に誰、どの部署のことを言うんでしょうか、そしてどのような取り組みをそのためにされているか教えてください。
答弁 庶務課長兼行財政改革推進室参事 若原喜直
お答えをいたします。評価者ですけれども、係長職以下の評価は1次評価を課長職が、2次評価を部長職が行って調整者は総務部長になっております。あと、課長職の評価は部長職、部長職の評価は副市長が行うことになっております。それと、その評価者の担保というんですか、そういうものは今後研修を毎年のように継続して行ってまいりたいと考えています。以上でございます。
再質問 4番 野村淳一
そういった答弁になるんでしょうけども、非常に危うい印象を持たざるを得ません。これは毎年のことですんで、とにかく評価される側が納得できるということが大前提ですし、評価に納得できなければやはり評価されたものを修正する権利というのもあるんだと思います。それについてもしっかり担保していただきたいと思ってます。その辺はいかがですか。
答弁 庶務課長兼行財政改革推進室参事 若原喜直
お答えします。市長も答弁いたしましたけれども、苦情相談の窓口を総務部長がしております。それから、苦情処理委員会というのも設けまして、ここには職員組合も参入しますので、その辺議員がおっしゃったことにも配慮してまいりたいと考えております。以上でございます。
再質問 4番 野村淳一
職員の皆さん、本当に誇りと矜恃を持って任務に遂行していただけることが重要ですので、そういう立場でお願いをいたします。自衛隊への研修です。道内で自衛隊の研修を実施してる市町村は、紋別市以外どこですか。
答弁 庶務課長兼行財政改革推進室参事 若原喜直
お答えいたします。紋別市以外では、千歳市、遠軽町、滝上町、湧別町、美幌町、清里町と把握しています。
再質問 4番 野村淳一
このとおり、自衛隊への職員の研修というのは、千歳市はもう数十人になってます。残りは、みんなこのオホーツク管内、遠軽町と美幌町の駐屯地周辺ということで、懇談会でそういうことになったというのですけど、職員の自衛隊研修は極めてまれなケースです。珍しい事例だというふうにまず押さえる必要があるというふうに思います。四、五名研修に行ってると言ってますが、それはどうやって選んでますか。
答弁 庶務課長兼行財政改革推進室参事 若原喜直
主に若手職員の中から研修担当が選んで、そして事前に内諾を得て派遣をしております。
再質問 4番 野村淳一
もちろん強制ではないというふうに思ってはいます。その研修の内容も今話がありました。2泊3日ということでした。いろいろ教練、それから行軍というか、行進の訓練ということなんだと思うんですけど、地方公務員法では職員はその勤務能率の発揮及び増進のために研修を受ける権利が与えられなければならないとなっています。それに基づいて市も研修を行っているんだと思うんです。私は、紋別市の職員の自衛隊への入隊研修参加は地方公務員の勤務能率の発揮及び増進はもとより、何より地方自治法の住民の福祉の増進には寄与するものではないというふうに思ってなりません。本当に職員にそれが必要な内容なのかどうか私は疑問を持っています。ふさわしいとは私は思いません。それよりも、もっともっと研修すべき内容はいろいろある気がしております。見直す考えはないのか教えてください。
答弁 庶務課長兼行財政改革推進室参事 若原喜直
自衛隊研修の考え方ですけれども、まず研修というのは個々の能力を高めて組織を活性化させて、それによって住民サービスの向上に寄与するものと考えております。自衛隊研修ですけれども、社会人のルールですとか団結力ですとか態度、主には心持ちですか、取組姿勢ですね。そういう面でよい研修ができているのではないかと考えております。社会人のマナーとしては、具体的に言いますと、挨拶がはきはきとですか時間を守るですとか報告、相談を怠らない、コミュニケーション、整理整頓といったそういうものはこの自衛隊研修で効果的に学ぶことができるというふうに考えています。そういう面で研修としてふさわしいというふうに判断しております。
再質問 4番 野村淳一
そういう研修内容はたくさんいろいろあるんでないかなというふうに思っております。これ以上話しても意見が合わないのかもしれません。私は見直す必要があるんじゃないかというふうに言っておきたいと思います。次に、介護保険の問題です。認知症カフェについてです。これは、本当にこれからも期待したいと思うんですが、市長の答弁にもあった体制の問題で、認知症地域支援推進員という方が地域包括支援センターに配置をされて、その方が中心になって認知症カフェをやられてると言われておりますが、この認知症地域支援推進員というのはどういう役割を具体的にやられるか教えてください。
答弁 介護保険課参事 仲条憲明
お答えいたします。認知症地域支援推進員の役割についてなんですけども、認知症初期集中支援チーム、複数の専門職が認知症が疑われる人、認知症の人とその家族を訪問し、アセスメントや家族支援などの初期の支援を効果的、支援的、集中的に行い、自立のサポートを行うということをやっています。認知症地域支援推進員については、認知症の人ができる限り住みなれたよい環境で暮らし続けることができるよう認知症施策や事業の企画調整等を行う、そういうような役割であります。以上であります。
再質問 4番 野村淳一
そういうことだと思います。具体的には、だからその方が今は地域包括支援センターに常駐して、そういう認知症の相談事を専門的に受けていて、いわゆるコーディネートしてくれているというイメージでいいんですね。(「はい」と呼ぶ者あり)私、認知症カフェで、もちろん認知症にかかわる方とか認知症でない方とか疑いの方ももちろんそうですが、認知症というのはこれから私たちの問題でもあるわけで、認知症カフェというと何かそういう人やその家族だけのような印象もあるもんだから、そのときに認知症にならないためにどうするかとか、我々が認知症をもっと理解をしたりとか、非常に関心のある人が自由に参加できるという場も認知症カフェの一つの役割じゃないのかなと思ってるんで、その辺で市民がもっと来やすく、我々も参加できるような参加の仕方、周知の仕方も必要ではないかなと思うんで、その辺どうですか。
答弁 介護保険課参事 仲条憲明
お答えいたします。この取り組みについてなんですけども、今議員さんの言われてるとおり、一般の方も参加していただけるように周知を図るというふうに考えております。今後、サポートの意味のありますので、民生委員の方だとか老人クラブのほうにも働きかけをして参加のほうを、周知を広く図っていきたいなというふうに考えております。以上でございます。
再質問 4番 野村淳一
わかりました。よろしくお願いします。介護保険制度の問題については、市長のご答弁で粘り強く国に対して要請するということでしたんで、期待をしたいと思います。ただ、介護保険制度はね、こうやって要介護1、2の人の生活援助を切り外すとか、今度は40歳でなくて20歳まで保険料を取るだとか、お年寄りの負担を2割負担にするだとか、もうとんでもないことがどんどん出てきて、それに介護保険制度そのものが崩壊の危機です。もう本当にどうなるのかなという危機感を持たざるを得ない。本当にこれ腰を据えて介護保険制度をしっかりと維持するということを皆さん方もぜひ取り組んでいただきたいというふうに思います。成年後見センター、これも市長のほうからそれの設置に向けて協議を進めていきたいという話がありましたので、期待をしたいと思います。しかし、どちらにしてものんびりしていられる状況ではもちろんありません。今、紋別市内には、弁護士さん、司法書士さん、そして行政書士さんを含めてこの成年後見問題に非常に皆さん熱心に取り組んでいます。しかし、それぞれみんな限界に来ています。本当にネットワークをつくって、チームをつくってこの問題をやっていかなきゃならない、まさにのんびりしていられない状況だと思います。そういう熱心な弁護士さんがたくさんいるので、ぜひ積極的に進めていってほしい、この辺を要望しておきたいと思います。1点だけ、どうしてもこの問題を取り上げたときに、市民後見人というのが、いよいよその要請が必要になってきているんではないのかなと思っていますが、この市民後見人の要請についての考え方があれば教えてください。
答弁 介護保険課長 山本晃男(介護保険課長は2016年9月まで)
お答えします。今、議員がおっしゃったとおり、市民後見人の話につきましては、センター設置に向け弁護士さんを含めた関係機関と話し合う中でその法関係者の方の意見を聞きながら市民後見人についての考え方の当市としてもまとめたいと考えてございます。以上です。
再質問 4番 野村淳一
わかりました。よろしくお願いします。障害者の問題です。障害者計画については、その立場で計画をつくって進めたいということでしたので、内容はそれに期待したいと思います。就労移行支援事業です。きのうも石田議員の質問にもありました。かけがえのない紋別には重要な事業だということは一致できると思います。その際、課長のほうから就労移行支援事業のいわゆる課題も言われました。なかなか収支が厳しいと、障害者の一般就労に向けて取り組むのがこの事業所です。2年間で一般就労にいかないと報酬が減額されるんです。なかなか厳しいんです。そう簡単に一般就労に結びつくというのが厳しいですから。結局、遠軽の北光学園さんもこの就労移行支援事業をやってましたが、採算面で合わなくて今やめてしまいました。そのことも十分きのう課長のほうも認識されていると言われたところです。それも含めて何らかの市の具体的な支援策も含めてこの事業を立ち上げたいというふうに言っておりましたので、そういう財政面の問題、収支の問題も含めて具体的な支援を行って立ち上げを行いたいというふうに理解しているか、改めてご答弁願いたいと思います。
答弁 社会福祉課長兼総合戦略推進室参事兼臨時給付金対策室参事 飯田欣也
お答えいたします。きのう、石田議員の質問にもお答えしたところなんですけども、この就労移行支援事業は本市にとって非常に重要な事業所でございます。一般就労につなげる部分では、やっぱりこの移行という意味がありまして、就労継続支援事業所が今本市にもA型が2カ所になろうとしている部分とB型が今2カ所あるというふうな部分があります。こういった部分で、どうしても欲しい社会資源かなというふうに思っておりますので、きのう市長の答弁にはありましたけども、ある程度採算面に厳しいという部分を考慮した中で、積極的な何か支援策などがあればそれを模索していきたいというふうに考えております。以上でございます。
再質問 4番 野村淳一
わかりました。積極的な支援、よろしくお願いしたいと思います。植物工場についてお聞きします。百年記念福祉会に決まったようであります。よかったなというふうに思っていますし、この事業に名乗りを上げてくれたことに敬意を表したいというふうに思います。採算面でちょっとお聞きしたいんです。最初は赤字だが黒字になるという話、これは福祉会が出してきた収支計画によるものなんでしょうか。当初、紋別市は紋別市でこのような収支になるんではないかという数字を出して、試算表というのを出していると思うんですけども、そういうのも確かに73万円程度黒字になるというふうになっていますが、そういう認識でよろしいでしょうか。
答弁 総合戦略推進室参事 高橋信好
お答えいたします。議員おっしゃったとおりの数字となっております。以上でございます。
再質問 4番 野村淳一
先ほど、市長が答弁でお答えしていただいた採算面について、最初は赤字だが次に黒字になっていくと、これはその福祉会が皆さんに示した数字ということになりますね。最初赤字というのはなかなかシビアな話ですね。当初、紋別市として試算書のシミュレーションも出しています。それは、さっき私が言ったように73万5,000円の黒字になるという、これは事業計画にも載ってるんですが、年間で2万7,025キロのベビーリーフなどを生産する、2万7,025キロ生産すると言われています。その収入が、2,432万3,000円と計上されています。計算するとキロ900円です。これ一般的に考えて、ベビーリーフなど含めてキロ900円と極めて安いんですよ、業務用で見ても。この金額はどういう試算の結果で出てきたものなんですか。
答弁 総合戦略推進室長 徳正修一
お答えいたします。この900円の考え方を廃熱の活用検討委員会の中で、植物工場の収支がとれるかどうかということを事業者並びに大学の先生も入ってもらった中での検討委員会の中でもんできた数字になっておりますけれども、基本的には買取業者がとりに来て、現場で包装しないで段ボール箱ないしは所定の箱に入れてお渡しするという場合の単価ということでの設定となっております。
再質問 4番 野村淳一
それは、ホッコウさん、いわゆるアド・ワンさんの価格ということなんですね。それで全部計算されているという形になりますが、その事業所がみずから価格を決めるような立場でないような中身なのかなと思うんです。全量買い上げてくれるというからそれでいいのかという話になればそうなるんですけれども、そういう意味ではもうちょっと事業としての主体性というものがあっていいのかなという感じを実はちょっと受けています。1年目事業所が赤字になるが2年目に何とか黒字で頑張っていきたいとなると、そうはいってもこれ全く新しい事業で、どの程度生産物ができるかわかりませんし、その上、職員は雇用がちゃんとしなければなりません。障害者もどれだけ雇用できるかどうかまだわかりません。非常に状況が厳しい中でやるわけです。その中で、建物、土地使用料を月45万3,853円、年間544万6,236円市に支払わなければなりません。これは非常に大きな金額だという気がしています。なぜこの事業所にこの金額を負担させるんですか、教えてください。
答弁 総合戦略推進室参事 高橋信好
お答えいたします。植物工場は、単費で建設されているため、建設費用の負担につきましては賃料として回収するということを基本として考えております。また、事業所からは、賃料を含めたシミュレーションにより採算がとれるという収支計画を示されておりまして、また植物工場につきましては福祉的な側面もある一方で民間と民間、要するにここの間には事業所と買取業者の間の中で経済活動が行われるという面も兼ね備えておりますことから、賃料をいただくということが妥当であるのかなと考えております。以上でございます。
再質問 4番 野村淳一
実際、その事業所の採算は本当に厳しいものだと思っています。その二千数百万円売り上げます、それから経費を引きます、それが障害者の皆さんの工賃になるんです、そうですね。その他これが福祉的就労施設ですから国から給付金が出ます。それはそこで働いているいわゆるサービス管理責任者や支援員や生活相談員の給与とそれから管理費になります。これでは何も利益なんか出ない、なかなか。それで年間544万円というのは非常に厳しいものです。これの金額の基準は、これ普通財産の算定ですか、建物、これは行政財産目的外使用条例施行規則第6条に基づくものでいいですか。
答弁 総合戦略推進室参事 高橋信好
普通財産の管理規則の算定基準に基づいてます。
答弁 総合戦略推進室長 徳正修一
申しわけありません。紋別市公有財産管理規則及び紋別市行政財産目的外使用条例施行規則にのっとって算定をしております。
再質問 4番 野村淳一
そうなんですね。普通財産の貸付料算定基準になっている。建物の場合は、紋別市行財政財産目的外使用条例施行規則第6条に規定するとなっています。この行政財産目的外使用条例、この条例の中に実は使用料という、第4条です。使用料の減免という規定があります。この施設は、公用もしくは公共性の目的に使用するとき、またはその他市長が特に必要と認めるとき使用料の減免をすることができます。さらに、普通財産に関しても無償貸与することができる。市長がそれを認めるときがあります。もし、この条例に基づいて、どうなんでしょう、紋別市はこの障害者福祉の就労、これからの紋別の柱にし、それでいわゆる企業版ふるさと納税に打って出ているわけです。結果的に皆さんの考えだったら、この2億かけたって結局事業所からみんな吸収して、結果的に紋別は何も負担してないことになるんじゃないですか。結局そういうことです。営業だというけども、担ってるのは社会福祉法人ですよ。利益のためにやってるわけじゃないんですよ。もしこれ利益が出たら、さらにそれは工賃として障害者の皆さんの給与として引上げなきゃならないんです。そういう役目を持ってるんです。どうですか、これ。さらなる減免あるいは無償貸与という条例上の規定を活用するということは考えられないんでしょうか、いかがですか。
答弁 総合戦略推進室長 徳正修一
お答えいたします。当市、こうした市の直接の市税、単費、これをやはり回収をするというところと、市のほうでつくった収支が見込めるということですので、使用料についてはこれ以上の減免、あとは無償ということは考えておりません。
再質問 4番 野村淳一
この問題は、私はやっぱり納得できるわけではありません。紋別市としてやっぱりこの障害者の就労をしっかりとやり続けるということが、もっともっと市のほうとしても具体的な支援があるべきだと思っております。あとどのくらいありますか。(「1分半」と呼ぶ者あり)最後にこれだけ聞いときます。企業版ふるさと納税のときに出した事業計画です。平成29年に18人の就労者を見込んでいるという計画を出しています。それをいわゆるホームページも含めて全国に公開してるんですよ。そして、そういう事業をやるからぜひとも企業の皆さん寄附をお願いしますと書いて公表してるんじゃないですか。ところが、実際はそうじゃないですね。福祉会が出している事業計画は、初年度18人がとってもそんなことを計画で出してくるわけがない、無理なんですから。2年、3年、4年かけて18人に到達する、これが一般的な考え方です。そういう計画を事業所が出してきた。それは、計画が8月30日に終わった後に出してきたものですよ。それで、8月中にもう既に平成29年18人になっとる、書いてる、公に発表しちゃってるんですよ。しかも、それはKPIでちゃんと評価します、毎年。そこまで出して18人はっきり出してる。これ私は、なぜこんなことをするのかなと、事業所の意図、事業所の考えを全く無視して一方的に市がつくった事業計画を一方的に公表して、それで企業版ふるさと納税でお願いします。事業所はびっくりですよ、こんなもん。できっこないんだもん。なぜこんなようなことになってしまったんですか。今皆さん方に必要なのは、もちろん企業から寄附も必要でしょう。しかし、今こうやって頑張ろうとしている福祉会の皆さんとも手を携えて何とか事業を成功させる、このことにこそ皆さんが力を集中すべきなんですよ。事業所が考えてもいないことをぱっぱぱっぱと一方的に行動に出してる。これは、僕は極めて遺憾だと思いますし、改めて考え方をお聞かせいただきたい。市長、いかがですか。こういう事実があったということに対して。
答弁 総合戦略推進室長 徳正修一
お答えをいたします。ふるさと納税の関係で、地域再生計画に記載をされている数字というところなんですけども、29年度に18名、これ数値目標ということで記載をさせていただいたところでありまして、この数値について国のほうと申請のときにいろいろと文言についてのやりとりをやったところなんですけれども、数値目標ですから100%縛られるものではないということでした。市のほうの試算でいくと、最終的に18名ぐらいで運営ができるのではないかという計画をつくっていたところから平成29年度の数字を目標値として出したものであって、運営する事業者にこれを強制するというつもりは一切ございませんでした。以上です。