みんなの議会

紋別市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月8日

(1)TPP「大筋合意」について/(2)木質バイオマス発電について/(3)介護保険について/(4)学校給食について

2015年12月8日、紋別市議会の一般質問で、野村淳一議員が「TPP「大筋合意」について」「木質バイオマス発電について」「介護保険について」「学校給食について」について質問し、市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、企画調整課長兼参事 富樫豪志、木質バイオマス火力発電所推進室参事 徳正修一、総務課長 長谷川哲也、介護保険課長 山本晃男、学務課長兼教育施設建設推進室参事 小林昌史、教育部長兼教育施設建設推進室長 尾形勝己が答弁しました。

質問者
野村淳一 議員
答弁者
市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、企画調整課長兼参事 富樫豪志、木質バイオマス火力発電所推進室参事 徳正修一、総務課長 長谷川哲也、介護保険課長 山本晃男、学務課長兼教育施設建設推進室参事 小林昌史、教育部長兼教育施設建設推進室長 尾形勝己

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 野村淳一

私は、さきに通告しておりました順に従い、質問をさせていただきます。最初に、TPPの大筋合意に関してであります。去る10月5日、アメリカアトランタで開かれたTPP閣僚会合において大筋合意に達しました。徐々に明らかになるその内容は驚くべきものです。農林水産物全体では、2,328品目のうち1,885品目、約81%で関税が撤廃されます。国会決議が交渉対象にしないよう求めた農産物重要5項目、米、麦、牛・豚肉、乳製品、砂糖においては、586品目のうち174品目、約30%で関税が撤廃されます。さらに、牛肉ではTPP発効時に現行38.5%の関税を27.5%へ削減、その後段階的に削減し、16年目に9%まで引き下げるとし、乳製品でもバター、脱脂粉乳などで生乳換算7万トンもの輸入の特別枠創設など驚くべき数字が並んでいます。これら大筋合意の内容は、農林水産業だけにとどまらず、地域経済、雇用、医療、保険、食品安全、知的財産権など、国民の生活と営業に密接にかかわる分野で、国民の利益と経済主権をアメリカや多国籍企業に売り渡すものであり、断じて容認できません。しかも、重大な影響を及ぼす条約にもかかわらず、国民には一切明らかにしないまま、徹底した秘密交渉で合意に至ったことも異常です。しかも、このような重大な問題にもかかわらず、政府・与党は臨時国会の開催を拒否したままなのです。共同通信社によるアンケートで、道内77%の首長が反対を示したと言います。この間、宮川市長も一貫して反対の立場を表明してきました。今回のこの大筋合意に対して市長はどのような見解をお持ちなのか、まずお聞かせください。同時に、今回の大筋合意による影響についてはどのように把握され、検討されているのかお聞きします。安倍政権は大筋合意をしましたが、TPP交渉が決着したわけではありません。これから協定文書の作成と、その調印、さらに各国の批准、国会承認という段階があります。国会決議をみずから踏みにじり、TPP断固反対とポスターまで掲げたみずからの公約までほごにする安倍政権に、多くの国民は不安と不信、そして怒りを強めています。今こそ地域を挙げたTPP阻止の運動を展開する必要があります。紋別市としても、その運動の先頭に立つとともに、国に対し国会決議の遵守とTPPからの撤退、調印中止を強く求めるべきと考えますが、いかがでしょうか、見解をお示しください。次に、木質バイオマス発電について質問します。現在道内では紋別市の木質バイオマス発電所のほかに、大型木質バイオマス発電所の建設計画が江別市、苫小牧市、白糠町で進められています。そこでまず、これらの発電所が燃料とする木質バイオマス、未利用材の量は年間どの程度となるのかお聞きするとともに、道内において1年間に生産でき、使用できる木質バイオマスの量はどのくらいと予想されるのかお知らせください。懸念するのは、木質バイオマスが大型の発電所の相次ぐ建設で、需要に対し供給が追いつかない事態とならないのかということであり、現在紋別市においてどのような木質バイオマスの供給体制になっているのか、その現状と対策についてお聞きします。持続可能な木質バイオマス発電という意味では、木が再生して大きく成長してまた燃やすという段階まで伐採を待たなければ、だんだん資源は足りなくなります。当然無秩序な伐採が起きないようなルールが必要です。林野庁が定めた発電利用に供する木質バイオマスの証明のためのガイドラインでは、バイオマス発電所の燃料となる間伐材等由来の木質バイオマスの定義として、うっ閉を除去するために伐採された間伐材だけでなく、森林経営計画の対象森林から伐採、生産された木材も木質バイオマスに当たるとしています。ここで言う森林経営計画とは何か、この森林経営計画をつくれば、ここから出た材は太いものを含めて燃料用となることがあり得るのか、また紋別市内ではどの程度森林経営計画の対象森林と設定されているのか、そしてこの計画はどのように作成され、どこが認定するのか、それぞれお聞きします。一般的に、木質バイオマス発電の欠点は、発電で電気になるのは20%から30%程度で、残りのエネルギーは熱になっても利用先がなく、捨てられてしまうことにあると言われます。本当はもったいないことですが、結局固定価格買取制度FITで電気が高く売れ、収益が上がるからそれでいいということになっているのです。本来は、木質バイオマスをチップボイラーなどで熱として活用するのが最適です。下川町、滝上町、美幌町などでその取り組みを進め、エネルギーと経済の地域内循環を高めており、その試みは各地に拡大しています。今まさに紋別市は、この地元で生産される木質チップを地元で消費する地産地消型のエネルギー利用が可能なまちになっています。広域紋別病院の熱源がそうであるように、化石燃料から持続可能な自然エネルギーへの転換を紋別市として積極的に推進すべきだと考えますが、いかがでしょうか、お考えをお聞かせください。今回木質バイオマス発電所にかかわる上下水道料金設定の議案が提案されています。さきの議会で私は、水道料金値上げに際し、木質バイオマス発電所の水道料金が条例化されずに提案されたことは、議会軽視に当たると指摘しました。今回の提案を含め、改めてこの点での見解をお聞かせください。さらに、今回提案された料金設定の根拠と内容についてお知らせください。経済産業省が示している工業用水道料金算定要領の説明書では、料金は原価を償うものでなければならないが、それだけでは十分ではなく、さらに地方公営企業が健全に運営していけることを確保するものでなければならないと述べ、さらに必要程度の利潤確保を通じて企業内部にある程度の資金を留保できるようにすることが必要であるとしています。それは当然であり、必要な観点です。今回の料金設定において、その点での考え方をお聞きするとともに、具体的な利潤確保についての内容をお尋ねします。また、紋別市の水道事業が赤字となり、料金を値上げせざるを得ない場合、バイオマス発電所の料金も見直されると考えていいのか、お尋ねいたします。次に、介護保険制度について質問します。介護保険が導入されてから15年がたちました。紋別市でも要介護の認定者530人余りから、今や1,400人へと増え、介護給付は当然拡大し、第6期の介護保険料は4,320円となり、15年前より1,620円増加しました。日本の高齢化に伴う変化は予想どおりですが、今後の給付増に対して介護保険の利用の切り下げがいよいよ始まりました。今年度から特別養護老人ホームの入居条件が要介護3以上に引き上げられ、年収による利用料2割自己負担が始まり、施設やショートステイの補足給付に対して、預貯金やたんす貯金まで届け出るようになったのです。また、認定者全体の4分の1が利用している要支援1、2の人のデイサービスやホームヘルパーが介護保険給付から市町村事業に変わり、利用回数や時間や内容の切り下げが始まろうとしています。さらに、介護サービス事業者はもっと厳しく、報酬単価が平均でマイナス2.27%下がり、事業の廃止、倒産も増加しています。介護従事者への待遇の改善は遅々として進んでいません。これらにより、介護保険に対する安心と信頼が失われつつあり、老老介護の増加とともに介護難民の増大を懸念せざるを得ない事態なのです。そこでまずお聞きするのは、今年度から導入された制度の改定についての影響です。1つは、特別養護老人ホームへの入居制限が要介護3以上になったことによる影響と対応について。2つには、年収270万円以上の人の利用料負担が2割になったことによる人数と影響について。3つには、特定入所者介護サービス費、いわゆる補足給付の支給要件に資産の状況を勘案することになったことによる影響と対応について、それぞれお聞きします。次に、総合事業についてです。医療介護総合確保推進法によって、要支援者への訪問介護と通所介護を保険給付から外し、市町村事業である地域支援事業の新しい介護予防・日常生活支援総合事業に2017年度以内に移行するとされました。まず、この目的は何なのか、なぜその対象が数あるサービスの中で訪問介護と通所介護だけなのかお聞きするとともに、紋別市としては移行時期をどのように考えているのかもお尋ねします。また、厚生労働省の新総合事業のガイドラインによると、訪問型サービス、通所型サービスを4つの類型に分け、現行相当サービスとともに多様なサービスとして基準を緩和したボランティアなどによる事業に移行するとしています。しかし、当然要支援と認定された方の移行先は、現行相当サービスになると考えるものですが、いかがでしょうか。また、総合事業に係る費用は市町村が決定します。したがって、その際の利用者負担とサービス事業者への事業費は、どのように考えているのかもお聞きします。総合事業において、新しく介護認定を申請する場合、窓口での簡易な基本チェックリストだけで対応することも可能とされました。しかし、あくまで要介護認定を実施することこそ基本だと考えますが、いかがでしょうか。さらに、総合事業では多様なサービスとしてボランティアなどの活用が言われています。確かにボランティアの役割は重要であり、貴重です。しかし、その活動は訪問介護や通所介護のかわりとして位置づけるのではなく、訪問介護、通所介護の現行相当サービスを補完するプラスアルファとなる社会資源として育成すべきものと考えますが、いかがでしょうか。次に、地域包括ケアシステムについてです。地域包括ケアシステム構築に向けた地域支援事業の充実として、新たに4つの活動が加わりました。その一つに、在宅医療・介護連携事業があります。先ごろ公表された厚生労働省の実施時期調査によれば、紋別市の在宅医療・介護連携事業は、今年平成27年4月から既に実施されていることになっています。これはどういうことなのか、その内容をお聞きします。2つには、認知症施策の推進事業がありますが、そこで1点お聞きしたいのは、認知症カフェの取り組みについてです。今認知症などについて気軽に相談し、仲間と語らえる認知症カフェが注目され、実施する市町村が拡大しています。紋別市としての対応策をお聞きします。3つには、地域ケア会議の設置があります。紋別市の第6期介護保険事業計画では、今年平成27年度中に24回地域ケア会議を開催することになっています。その状況と内容、またこの会議の性格についてお知らせください。このように地域包括ケアシステムかかわる事業は大きく拡大しています。そして、これらの事業を展開する主体となるのが、やはり地域包括支援センターです。事業の拡大とともに、その裏づけとなる体制の強化がどうしても必要になるのではないでしょうか、いかがお考えかお尋ねするものです。私は、要支援者を介護給付から外す総合事業も、病院のベッド数を減らし、お年寄りを在宅へ押し流す地域包括ケアシステムも、要は医療費を含め介護給付費の削減が最大の目的であり、結局その受け皿を自助、互助を強調した自己責任、家族責任に押しつけ、国の公的責任を放棄し、問題を市町村に丸投げするものだと考えています。しかし、同時にそのことは多くの事業が市町村の裁量に委ねられることになり、市町村レベルで一定の修正や改良が可能であることを意味しています。国の方針にただ追随するだけでなく、このまちに適した、このまちのお年寄りの実情に応じた、このまちならではの施策やシステムづくりが必要なのではないでしょうか。その立場こそが求められているのではないでしょうか。これからの介護保険事業に取り組むに当たっての、紋別市としての認識をお尋ねするものです。最後に、学校給食について質問いたします。2005年、食育基本法が制定され、2008年、学校給食法が54年ぶりに改正されました。そこでは、第2条の学校給食の目標が、栄養補給から食育重視へと拡充され、給食の食材は自然に恵まれた食材を使用し、生産者や調理員の労働によって安全でおいしい給食となり、健康的な食事や食文化について学び、理解を深めるものでなければならないと定められました。まさに学校給食は食の教科書であり、教材と言えるものです。現在、孤食など食の問題を抱える子供が多くなっているだけに、学校給食の果たす役割はますます重要になっています。これら学校給食の食育としての目標を進め、子供たちの健やかな成長と発達を保障するためにも、全ての学校に栄養教諭が配置されることが望まれています。まず、その現状と対応についてお聞きします。また、食育の課題については、どのような取り組みがなされているのかお聞かせください。その中でも、食材の地産地消についての取り組みは、どのようなものなのかもあわせてお聞きします。学校給食センターの建設についてお聞きします。まず、その進捗状況と今後の計画についてお知らせください。現在学校給食の調理場は、単独校が1つ、共同調理場が5つとなっています。温かい給食を提供し、調理員の労働を実感するには、調理場の自校方式が最適であることは言うまでもありません。さらに、災害時学校が避難所となるケースが多いだけに、調理場の存在は不可欠です。また、一旦細菌やウイルスなどの事故が発生した場合、センター方式による被害のリスクは大きくなります。せめて現行の調理場の改修として実施できなかったのか、コスト面だけではなく、教育的観点や防災及び衛生的視点からもあわせお尋ねします。給食センターの建設とあわせて、調理業務などを民間へ委託するとしています。しかし、民間委託には偽装請負の疑いがつきまといます。さきに触れたように、食育基本法や学校給食法の改正、さらに紋別市の食育プランなどにより、学校給食や食育の意義が明確化され、それを実践しようとすればするほど学校栄養士や栄養教諭と現場の調理員との連携と協働がますます必要になります。民間委託の場合、学校栄養士らが直接指揮、指導すれば、それが偽装請負となってしまうのです。学校栄養士が委託業者の調理員に対して調理の方法、手順についてきめ細かな指導、監督をすれば、必然的に偽装請負とならざるを得ません。今必要なのは、安心・安全な給食を、食育としての給食を、学校栄養士と現場の調理員がともに力を合わせ、連携してつくり出すことではないのでしょうか。それを困難にし、ゆがめる民間委託はすべきではありません。コストだけを念頭に教育を語るべきではないと思います。見解をお尋ねします。今各地で学校給食費に対する助成制度の創設が続いています。先日給食費への助成を実施している稚内市、北見市を視察してまいりました。両市とも子育て支援策の一環として取り組んでおり、仕組みは若干異なりますが、市民からの期待も大きく、これからも継続するとしています。義務教育無償化の原則に立ち、今経済的負担を軽減し、子育て支援を推進することは極めて重要な課題だと考えます。学校給食費への助成制度の創設は、紋別市としても検討すべき課題だと考えますが、いかがでしょうか。以上で私の質問を終わりますが、再質問については留保いたします。

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

それでは、野村議員のご質問にお答えいたします。初めに、TPP協定の大筋合意についてであります。1点目の大筋合意に対する私の見解につきましては、私は農林水産業における安定的な食糧供給体制をはじめ、地域の経済活動や住民生活に重大な影響を及ぼすおそれがあるTPP協定への参加には断固反対してまいりましたが、今般大筋合意との結果に至り、まことに残念であると感じております。関税交渉の結果などの概要が公表されつつありますが、農林水産物などについて段階的な関税削減や輸入枠増となるものがあり、農林水産業者をはじめ、地域における不安と懸念の声は依然として払拭されておりません。国においては、今回の交渉結果に関し、迅速かつ丁寧に国民に説明するとともに、今後の国内対策に万全を期し、地域の産業、社会経済活動及び住民生活の崩壊を招くことのないよう、責任ある対応を果たすべきと考えております。大筋合意による影響につきましては、これまでに国などから示された資料や情報では、地域がこうむる影響額などを推計することは困難な状況にありますが、既に影響額を公表した滋賀県では、県内農業への影響額は当初の推計額の16%まで減少すると試算しております。本市といたしましては、引き続き国や北海道など、関係機関からの情報収集により、影響額の把握に努めてまいります。2点目のTPPからの撤退などを国に求める取り組みにつきましては、今後の国会審議、関係団体の動向、さらには議会での議論を踏まえ、適切に判断してまいります。次に、木質バイオマス発電についてであります。1点目の木質バイオマスの供給体制と森林経営計画につきましては、道内で計画されている4カ所の発電所で必要な燃料の量は、年間約71万立方メートルであり、道内での未利用材の発生量は、平成24年度の伐採実績から年間約111万立方メートルとなっておりますことから、現時点では十分な供給量があります。供給体制は、オホーツク森林バイオマス活用協議会の効率集荷検討部会において、住友林業及びオホーツク中央森林組合が導入した林業機械を用いて、林地残材の収集運搬業務におけるコスト計算を行うなど、集荷体制の構築に取り組んでいるところであります。森林経営計画は森林所有者、または森林の経営の委託を受けた者が、みずからが森林の経営を行う一体的なまとまりのある森林を対象として、森林の施業や路網整備、森林の保護等に関し、5年を1期として作成する計画となっております。出材の仕向けは山林所有者が選択するものでありますが、一般的に太い材は単価が高い製材向けとして出荷されますが、価値の低い曲がりや腐れの入った丸太がバイオマス燃料として利用されるものと考えております。市内での設定状況は、本年3月末現在で、本市民有林面積4万82ヘクタールのうち、3万635ヘクタールが森林経営計画の認定を受けており、認定率にしますと76%となっております。森林経営計画の作成方法は、森林所有者が単独あるいは共同で計画を立てるのが基本となっておりますが、森林組合などに計画作成を委託することも可能となっております。森林経営計画の認定は、対象森林所在地区分により、市町村長、都道府県知事、農林水産大臣がそれぞれ認定者となっております。2点目の木質バイオマスによるエネルギーの地産地消の取り組みにつきましては、広域紋別病院のような新規に建設する施設や改築する施設において、個々に検討してまいりたいと考えております。3点目の木質バイオマス火力発電所に係る上下水道料金につきましては、さきの第3回定例会における水道料金の改定に際してのご指摘についてでありますが、料金改定の提案での木質バイオマス火力発電所に係る収入見込額や、冷却水を供給するための施設概要と建設費はそれまでの議会でお答えしており、料金改定での収支計画についてもそれをもとに試算しておりますことから、議会を軽視した提案とは認識しておりません。また、木質バイオマス火力発電所の料金は、建設費などの適切な原価を算定する条件が整いましたことから、本議会で提案したものであります。木質バイオマス火力発電所の料金設定における根拠は、冷却水を供給する配水施設は、一般の水道利用者が使用する施設と別に整備することから、費用負担を明確にした上で、公益社団法人日本水道協会の水道料金算定要領をもとに、固定費と変動費を個別に原価算定しております。その内容は、固定費は使用する水量にかかわらず、建設費などを確実に確保し、変動費は使用した水量に応じて回収する方法としております。なお、利益は算定要領に基づいているため過分な利益を求めることはできませんが、既存施設での人件費や修繕費などの一部が共通経費となることにより、市民負担の軽減が図られるようにしております。今後の木質バイオマス火力発電所の料金改定は、維持管理費が高騰した場合に、木質バイオマス火力発電所と協議してまいります。次に、介護保険についてであります。1点目の今年度の制度改定の影響につきましては、特別養護老人ホームの入居制限は、原則要介護3以上の方となっておりますが、既に入所となっている方は、昨年10月に厚生労働省より示されているとおり、引き続きサービスを継続利用することが可能であることに加え、一定の要件を満たした日常生活を営むことが困難な方には特例入所が認められており、要介護1、2の入居希望者の申請も受けている状況にありますことから、影響がないものと考えております。利用料負担が2割となった人数と影響は、本年8月当初の通知の段階で、該当者は63名、4.7%となっております。特定入所者介護サービス費は、補足給付に資産要件などが追加され、介護保険負担限度額の認定非該当となった方は、全申請者数172名のうち10名、5.8%となっております。2点目の総合事業の取り組みにつきましては、総合事業への移行の目的とそのサービスは、要支援者または要支援者になるおそれのある方に対し、全国一律のサービスから地域の実情に応じた多様なサービスを提供することが目的であり、これらのサービスは提供基準や実施内容について幅広いニーズに柔軟な対応が可能となることから、予防給付から総合事業へ移行したものであります。移行時期は、第6期介護保険事業計画において、平成29年度から移行する予定としておりましたが、今後の業務量や総合事業の実績を踏まえた上で、次期計画の保険料推計が可能になるほか、地域の支え合い体制の構築や介護予防の推進を図るなど早期移行は有効となることから、来年度からの実施に向け取り組んでいるところであります。利用者負担と事業者の事業費は、現行相当のサービスの移行を検討しており、当面の間、利用者負担や事業所への負担増は予定しておりません。新規申請者に対する要介護認定は、認定調査の際に基本チェックリストも同時に実施することで、認定結果が非該当となった場合にも、基本チェックリストの結果により、総合事業のサービスや支援の利用を可能にするなど、適切なサービス提供につなげることができるものと考えております。現行事業を補完する社会資源として育成すべきにつきましては、総合事業は新たな担い手確保による支援や地域の多様な主体で地域の支える仕組みをつくることが本質という点から、総合事業はサービスづくりではなく、多様な主体による地域づくりと言われております。今後地域資源の掘り起こしや関係機関との連携強化を図る必要があることから、地域の実情に応じた地域での支え合いの仕組みについて、ボランティアの活用も含め、多様なサービスの推進に向け取り組んでまいりたいと考えております。3点目の地域包括ケアシステムにつきましては、在宅医療と介護連携事業はこの事業に取り組んでいる紋別市ケアマネジャー連絡協議会に対し、活動費の支援を行っております。活動の内容は、医療機関と介護サービス事業所間での利用者状況提供表、退院・退所情報記録書の交換による在宅医療、介護サービスの情報の共有支援、地域の医療、介護関係者を対象とした研修会の開催、地域資源の整備を行い、住民周知に向けたマップまたはリストの作成などに取り組んでいただいております。認知症カフェの取り組みは、認知症の方とその家族への支援として、互いの交流や情報交換により悩みを共有、緩和または癒やされる場にするとともに、認知症についての正しい知識の普及を目的として、認知症カフェの設置に向け、地域包括支援センターや高齢者ふれあいセンター等を活用して実施を検討しているところであります。地域ケア会議は、地域包括支援センターが中心となり、個別問題ケースの検討を通じて、介護保険事業者など多種職協働による生活支援に努めているところであり、本年度は既に23回の会議を開催しております。体制の強化につきましては、地域包括支援センターはケア会議に加え、在宅医療・介護連携事業や認知症の早期対応システムの構築など、さらなる活動の場が広がっていくことが予想されますことから、業務量と照らし合わせて適切な人員の配置について検討してまいりたいと考えております。総合事業と地域包括ケアシステムの取り組みに当たっての認識は、介護保険事業者や医療関係者のほか、多種職連携による資源の発掘に努め、本市に適したサービスの構築と提供に努めることを目標に、一つずつ有益なサービスを実施してまいりたいと考えております。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長より答弁いたします。

答弁 教育長 齋藤房生(教育長は2019年9月まで)

それでは、野村議員の教育問題についてお答えいたします。学校給食についてであります。1点目の栄養教諭の配置と食育の取り組みについてでありますが、栄養教諭または学校栄養職員につきましては、道教委の配置基準に基づき配置することとされております。本市におきましては、現在市内6調理場全てに栄養士免許を有する学校栄養職員等を配置し、食に関する指導や給食管理を行っています。食育の取り組みにつきましては、学校栄養職員による給食指導をはじめ、学校菜園や紋別漁協女性部のご協力をいただき、浜の母さん料理教室の開催、初めての試みとしまして本年10月に岩見沢産の新米を市内小中学校全校の給食で4回提供するとともに、米の生産から出荷までを食育資料として活用いたしました。食材の地産地消につきましては、以前から地元食材使用を行ってきましたが、平成26年度より学校給食地元食材活用推進事業として、地場産食材の購入費を市が負担し、ホタテ、サケ、はまなす牛を使用した献立の提供を通じ、紋別の産業を知る機会をつくり、地域に根づいた食育の推進を図っております。2点目の学校給食センターの建設についてでありますが、現行の学校給食6調理場を1施設に統合し、紋別市学校給食センターを北浜町2丁目の教員住宅跡地に新規建設する予定で作業を進めております。進捗状況等につきましては、本年度に基本・実施設計、平成28年度に建設工事、厨房機器搬入、調理業務の移行準備を行い、平成29年4月からの運用を目指しております。現施設を統合しセンター化とする理由につきましては、全ての調理場で老朽化が進み、ウエットシステム方式のため、新たに学校給食衛生管理基準に沿ったドライシステム方式の施設整備となりますと、汚染、非汚染作業区域対応も含め大規模改修となることや、改修中に給食の休止が考えられること、また統一献立の実施や防災時の炊き出し用調理器を備えるなどの検討を重ね、給食センターを建設することとしました。3点目の学校給食の民間委託についてでありますが、平成29年4月の調理業務民間委託実施を予定しております。調理業務委託が偽装請負に当たるとのご指摘ですが、確かに学校栄養職員や栄養教諭が業務委託先の調理員に直接指示を行うことは労働者派遣法に触れ、偽装請負に当たります。これらを踏まえ、市教委としましては、献立表や作業手順書等に基づき委託業者に指示を行いますので、偽装請負には当たらないと認識しております。4点目の学校給食費への助成制度についてであります。本市におきましては、児童生徒全員への助成ではありませんが、就学援助の中で給食費助成を行っております。また、保護者の経済状況変化に応じた年度途中での就学援助の活用が可能であることを引き続き学校を通じて周知してまいります。以上、答弁といたします。

再質問 4番 野村淳一

ご答弁ありがとうございました。何点か再質問させていただきます。最初にTPPの問題です。市長もご答弁で述べられましたように、一貫して反対を貫いてきたわけでありますが、ここに至って極めて残念だという表現でありました。確かに残念なことは残念なんですけど、残念では済まされないと思って今回取り上げたんです。今回のこの大筋合意は、明らかに国会決議に違反するものだとやっぱり指摘せざるを得ません。重要5品目と言われていたものの3割までもが関税が撤廃されます。私ここに、これ昨年12月の自民党の選挙公報なんです。アベノミクスの流れをとめるな、こういうふうに書いてます。4番目の公約にTPPをはじめとする国際交渉から国益を守り抜く、TPP交渉においては農林水産物の重要品目の関税撤廃を認めず、こうした聖域が確保できないと判断した場合は脱退も辞さないとした自民党及び衆参農林水産委員会の国会決議を遵守するものであると明確に書かれてる。今回の基本合意は、国会決議に違反するものだと言わざるを得ません。この選挙公約を読んで、どんなもんかなと思いつつも、こう書いてるんだからといって投票された方がいらっしゃるはず。まさにそういう意味では、国民に対して私は裏切りだというふうに言わざるを得ない。まだ決着してるわけではないんですよ。本当に国益を、まさにこの自民党じゃないけど、国益を守り、地域を守るために、今回のこの大筋合意をやっぱりきっちりと廃止させる、中止させる取り組みが重要で、それが地域から上がらないと、まさにそのまま行っちゃうんですよ。改めて見解を教えてください。

答弁 企画調整課長兼参事 富樫豪志

お答えいたします。まずは、大筋合意の内容と国会決議の整合性をはじめといたしまして、交渉結果に伴う具体的な影響につきまして、わかりやすく説明していただきたいというふうに考えているところでございます。また、TPP関連政策大綱、先月国のほうで策定してございますけれども、これに基づきます国の支援策を確実に実行していくことを担保するということなど、国内対策に万全を期していただくということを明確にしていただきたいというふうに考えておりますが、いずれにいたしましても、これらの国の対応を見きわめること、それから画一的ではなくて、国民に対しましてわかりやすく、影響額なども含めましてご説明をいただいていくことが、まずは先決であるというふうに考えておりますし、先ほど市長答弁されておりますけれども、それらを見きわめた上で適切に判断していくことが必要であるというふうに考えているところでございます。以上です。

再質問 4番 野村淳一

どちらにしても、このTPPの問題は地域の経済、それだけじゃありませんが、非常に大きな影響を及ぼします。まさに地域が崩壊する瀬戸際だと言ってもおかしくないと思ってます。そういう意味では、本当に地域をどう守るのか、ある意味では毅然とした対応も含めて、ぜひこれからも検討していただきたいというふうに思います。バイオマスの問題です。今道内で江別、苫小牧、白糠、そして紋別です、合わせて必要な木質バイオマス量71万立方メートルと説明がありました。道内には111万立方メートルというふうに言われて、十分あるんだという説明でした。ちょっと改めて聞きますが、それだけの賦存量があるんだということなんですが、それが実際山から里におりて、そしてそれがチップになって使えるかどうかということを懸念しています。それについても111万立方メートルと考えてよろしいですか。

答弁 木質バイオマス火力発電所推進室参事 徳正修一

お答えいたします。答弁の中の111万立方メートルですけれども、この算定の方法につきましては、平成25年に森林管理局と北海道、あと林業試験場が森林資源動向調査チームというものをつくりまして、算出したものでございます。そこで、算出の方法としましては、主伐、間伐につきましては、実際に施業している数値をもとにどれぐらいの未利用木材が出るかというものを算定をしております。また、あわせて除伐についても実際に実施をした面積、これを対象として未利用材の発生量を推定したものですから、全体としては未利用材として使用可能な量はあるという数字になっております。以上です。

再質問 4番 野村淳一

それはわかるんです。だから、それがきちんと使える数値なのか。私いろいろ調べて、71万から72万立方メートルなんですよ、今までの苫小牧、江別も含めて、つまり。実際今使える、チップとして供給できるのもほぼ71万か72万立方メートルだという数字もあるんですよ。その点についてはいかがですか。

答弁 木質バイオマス火力発電所推進室参事 徳正修一

111万立方メートルにつきましては、山の施業の中で使用可能という数字ですけども、次に問題になるのは、それをいかにして出してくるのかというのが重要であります。数字としてはあるんですけども、実際収支をとれる形でもって出してこられるかどうかというところが非常に問題になるかと思います。ですから、これまでも市の政策としても、地元の林業事業体にまず1回林地未利用材を搬出する作業をしてもらうということでの補助金も創出して、未利用材の搬出を増やすための施策というものも行ってきておるところでございます。以上です。

再質問 4番 野村淳一

そうなんですよ、問題はそこなんです。山にはあるんです。しかし、それをきちんと集荷し、それを運搬し、里に持ってきて、そしてそれを使えるチップにするというのがまだまだこれからですよね。それが、今課長もおっしゃったように紋別でも、またこの体制をどうつくるのかといろいろご苦労されているんだというふうに思うんですよ。それで、私今回木質バイオマスの材として森林経営計画のことについて触れました。森林経営計画をつくれば、ここから出た材は即木質バイオマス材になります。それで、先ほどの市長の答弁で、紋別は76%がその森林経営計画の対象の森林になっているというお話でした。もちろん森林経営計画の対象になれば、それだけきちんと管理が行き届いているということになるわけですから、それは何も問題ではありませんが、そこから出た材が即バイオマス発電の材になるということなんですが、今年2月、NHKのクローズアップ現代で、急増!バイオマス発電~資源争奪戦の行方~というのが報道されました。ここは岐阜県の問題ですが、バイオマス発電、そして材が足りなくて高騰をして、地元の製材業者が苦労している話でした。それからもう一つ、大分県日田地域があります。ここはグリーン発電大分という木質バイオマス発電所が稼働しています。実に大分県は森林経営計画策定率90%という地域です。ここで使われている木質バイオマス材は、いわゆる未利用材と言われているものですけれど、その7割以上が森林経営計画でできた主伐、皆伐されたものだと言われています。私は、非常に懸念を持ちます。さっき言ったように、なかなか材として毎年安定的に供給できるのかという問題が一方である。そして、森林経営計画から出された材はそのまんまそこに、木質バイオマスになる。もちろん価格の問題もあるんですよ。あるんですが、しかし大分のように7割が主伐、皆伐だというふうになってくると、非常に安定的に持続可能な森林の育成と矛盾するのではないのかという懸念を持ちますが、その点についてひとつお願いします。

答弁 木質バイオマス火力発電所推進室参事 徳正修一

お答えいたします。材の価格としましては、やはり皆伐、間伐、ともに製材として出すほうが単価は高くなっております。燃料材として買い取る単価よりもやはり高くなっておりますので、山主さんからすれば、せっかく育てて切った木、これはやはり単価の高い製材品として出されるというのが第一に考えられるものかというふうに認識しております。ですから、主伐のときに未利用材として使える枝葉、その部分は当然未利用材として、燃料材としては使えるわけなんですけども、根本となる大きな丸太については製材用として出されるものというふうに認識しております。以上です。

再質問 4番 野村淳一

これはこれからの問題でもあります、今言ったように価格の問題なんですよ。大分では価格の問題で、そういうふうになってしまっているんです。ですから、簡単な問題ではないということを指摘をしておきますし、これからも私も注視をして、これからも見ていきたいと思います。水道料金の問題です。私は議会軽視に当たると言ったんで、市長は議会軽視に当たらないと、それは一般質問で答えてるからだと、こうおっしゃった。いかがでしょうかね。本来ならこの木質バイオマスにかかわる水道料金、これがいいか悪いかも含めて、それが適当かどうかも含めて議会で議論をし、それが決定される。それに伴って費用が決まる。それに基づいて水道料金、そしてその算定基準が決まり、今後についてどの程度赤字になるのか、それが算定されて料金設定にかかわってきます。これは当然ですよね、これが基本ですよね。そうじゃないんでしょうか、認識を教えてください。

答弁 総務課長 長谷川哲也(総務課長は2015年12月まで)

お答えします。先ほど市長答弁にありましたとおり、これまでの議会の中で説明してきた内容で、ある程度バイオマスの料金については、前回の提案の中でもお知らせしております。そういう意味も含めまして、発電所に係る料金というのは、同様に議会の中で市民負担を生じさせないということでお約束してきた部分でございますし、そういうことで今回のバイオマスの料金提案させていただいております。そういう意味をもって、議会軽視に当たらないと考えております。以上です。

再質問 4番 野村淳一

時間がありませんからね。ただ、私はやっぱりバイオマス発電所の料金もどういう基準で、どうなってそうなってるのかということをやっぱり我々は知らなきゃならんのですよ、と思ってますよ。だから、それが非常に曖昧なまま決まったという印象を持ちますから。これはこれからの全体の問題として指摘をしておきたいと思います。この水道料金なんですが、今回提案されているのは、算定期間は何年ですか。

答弁 総務課長 長谷川哲也(総務課長は2015年12月まで)

水道料金の算定につきましては、先ほど市長の答弁にありましたとおり、水道の算定要領というものがございます。基本的に水道、下水道同じなんですけども、固定資産を取得して、そのインフラの中で料金回収を行いますので、考え方としてはインフラの耐用年数というのが算定期間になるかと思います。その中で、ただ実際にお金の部分、キャッシュフローという部分もございますので、そういう意味も含めまして、FITの発電の期間というのが20年ということがありますので、その20年の中でも市民負担が生じないという形で料金のほうを設定させていただいております。以上です。

再質問 4番 野村淳一

私先ほど指摘した経済産業省の工業用の水道料金の算定の中で、いわゆる基本は5年というふうに定めるとされていたもんですから、それを基準にして。ですから、いわゆる提案されてるのは5年のもので、それ以降はもう一回見直すなり、検討するなりということになるのかなあというふうに思ったんですが、それはいかがですか。

答弁 総務課長 長谷川哲也(総務課長は2015年12月まで)

失礼しました。算定期間ということでは、基本的に水道料金の算定は3年から5年とされております。ただ、先ほどのバイオマスにおける料金につきましては、まず20年使うということが前提になってますので、20年という長期の算定期間で一応考えてはおりますけども、市長の答弁にもありましたとおり、中で維持管理費等が変わる部分がございます。そういった部分で算定が変わった部分については当然見直して、今後検討していくことになると思います。以上です。

再質問 4番 野村淳一

建設費に関しては、耐用年数40年で割り返していますね、1年間の。それから、利子については20年で割り返しています。それから、そのほか人件費云々かんぬんも20年なのかなと思うんです。この建設費に関しては40年で割り返している、ここだけ40年で割り返しているんですが、その理由を教えてください。

答弁 総務課長 長谷川哲也(総務課長は2015年12月まで)

先ほどご説明したとおり、建設費というのはインフラ資産になりますので、資産の耐用年数で割り返すという考え方でございます。以上です。

再質問 4番 野村淳一

この問題は、ちょっと私もさらに勉強をさせていただきたいというふうに思います。ちょっと時間がありません。介護保険です。1つは、補足給付に関してなんです。これが今何人とおっしゃいましたかね。172名中10名の方が補足給付で資産に該当するというふうにおっしゃいました。実際この方、今まで幾らで、このことによって、補足給付から外れることによって幾らの自己負担になったんでしょうか。

答弁 介護保険課長 山本晃男(介護保険課長は2016年9月まで)

お答えします。補足給付の該当者なんですけれども、まず別世帯配偶者の所得勘案により4名、あと預貯金額の該当により6名の10名になってございまして、自己負担額は、それぞれ4万4,400円と3万7,200円のいずれかに該当になってございます。

再質問 4番 野村淳一

今までその人の収入によって違いますが、補足給付の金額がありますね。それと、それが外れますね。その差を知りたいんです。実際補足給付の対象にならなくなったら、どの程度の自己負担金額になるんですか。

答弁 介護保険課長 山本晃男(介護保険課長は2016年9月まで)

まず、もともと補足給付の、まず食費なんですけれども、第3段階の方が補足給付が外れますと、650円だったものが1,380円となります。それと、それぞれのユニット型個室のものが、第3段階の方が補足給付が外れますと、1,310円が1,970円。ユニット型準個室が、1,310円から1,640円。特養などの従来型個室が、820円から1,150円。そして、それ以外の従来型個室の部分が1,310円から1,640円になります。以上です。

再質問 4番 野村淳一

どっちみち今まで3万円ぐらいのものが10万円ぐらいになるんですよ、そういう計算になります。それで、例えばこれ、単身であれば1,000万円以上の貯金があれば補足給付から外れるんです。ああ、そうですか。いや、もう実は、これは10年たてば1,000万円とかはなくなっちゃうということで、厳しい話だということを指摘したかったんです。はい、わかりました。学校給食について質問します。私センター建設にも問題意識を持ってますが、それ以前に、私は民間委託に対して疑問を持っています。なぜ民間委託にするのか、その理由を教えてください。簡単でいいです。

答弁 学務課長兼教育施設建設推進室参事 小林昌史

お答えいたします。現在の給食調理場につきましては、6調理場全て老朽化が進んでおりまして、あと学校衛生管理基準を満たすために日々努力してるんですけれども、答弁で申し上げましたとおり、既存の施設の改修であれば、給食の休止、あとは大規模改修になりますことから、コストの面でも高額なものになります。その点からも、6施設を1施設に統合しまして、給食センターを建設する考えでございます。以上です。(「民間委託、なぜなんですかということを聞いたんです」と呼ぶ者あり)すいません、失礼しました。民間委託につきましては、給食調理員の人件費含めまして、あとコスト面、今6施設の運営経費がございます。そういうものも含めて、民間のノウハウを学校給食にも導入いたしまして、民間委託化を検討しております。以上です。

再質問 4番 野村淳一

せんだって稚内に行ってきました。稚内は給食費の助成の問題で視察をしてきて、学校給食センターがありました、見てきました。ここで民間委託はどうなんですかと言うと、そんな話一つも考えたことがありませんと言われました、市の担当者です。なぜなのか。それは、子供たちに安全でおいしい給食を提供する、それは市の責任だというふうにはっきりとおっしゃってた。それに私は感銘を受けました。さっき私、繰り返し言ってますからもうあれですけども、食育という観点からすると、学校栄養職員、栄養教諭を含めて、本当にそういう意味では現場と連携をとっていくということは必要なんですよ。それを偽装請負の可能性があるようなないような、そんなわけのわからんものをあえて取り組んで、そして本気になって安全な給食をつくるということをどうしても私は一歩、二歩退いてしまってるような気がしてならない。それもコストが重要だと言う。これどうなんだろうと思います。私は本末転倒ではないのかと思います。安全な給食、おいしい給食を与えるために、必要ならこんな偽装請負のような状況が危惧されるような状況ではなく、市がきっちりと責任をとるべきだというふうに思います。もう一度ご答弁いただきたいと思います。最後です。

答弁 教育部長兼教育施設建設推進室長 尾形勝己

お答えいたします。センター化の部分につきましては、合理化といいますか、合理性を高める上と効率を高める上で、そのこと自体が安全性、安心な給食を提供するという上で最も適切な選択であろうということで、調理場の統合について検討をさせていただいてるということでございますが、民間委託の問題につきましては、民間委託の際の今危惧の問題、偽装請負の問題につきましては、そういうことが絶対にないように、労働基準監督署なり、適切に対応していくように、これからも真摯に、建設当時もそうですが、運用に当たってさえも十分進めてまいりたいと考えてございます。もちろん給食を提供する主体としましては、市が最終責任も負うわけでございますから、食育の部分を含めまして、民間のノウハウ、知見を十分活用した中で、効率的運営と充実した給食の提供に努めてまいりたい、このように考えてございます。以上です。

出典:紋別市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月8日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる