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紋別市議会 平成26年第4回定例会 2014年12月9日

(1)防災について/(2)人口問題について/(3)次年度に向けた経済対策は/(4)青年の家の建てかえについて/(5)スキー場の活用について

2014年12月9日、紋別市議会の一般質問で、藤田孝太郎議員が「防災について」「人口問題について」「次年度に向けた経済対策は」「青年の家の建てかえについて」「スキー場の活用について」について質問し、市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、生涯学習課長 酒井弘道、教育部長 尾形勝己、副市長 棚橋一直が答弁しました。

質問者
藤田孝太郎 議員
答弁者
市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、生涯学習課長 酒井弘道、教育部長 尾形勝己、副市長 棚橋一直

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 藤田孝太郎

おはようございます。私は21の会の一員として、さきに通告しております事項について質問をさせていただきます。さきの質問に重複するところがあるかもしれませんが、私なりに質問をさせていただきます。初めに、紋別市の防災対策についてお聞きいたします。今年も全国各地でさまざまな形で災害が発生し、大勢の尊い市民の命が奪われております。中でも広島市と礼文島の豪雨による土砂災害は私にとって非常に気になる災害でした。広島にあっては、避難指示が出されたときには既に大きな災害が発生した後だったということと、そして礼文島では対応できる人手がないことなどを理由に避難勧告を出せなかったと聞いております。まるで私たちのすきをつくように、裏をかくように災害が襲ってくるようにさえ感じます。市も昨年防災計画を見直し、幅広く対応を進めているところであり、有事の際には避難勧告等を早目に出せるように今後早急に現行基準の見直しを進めていくと答えておりますが、広島でもそうであったように、気象庁でも捉え切れない気象の変化の中での避難勧告等の判断には非常に難しい面が多々あろうかと思います。避難勧告等の判断や対応について、市では避難準備情報、避難勧告、避難指示の大きく3段階について状況の推移を見ながら対応を図っていくというように私は思っておりますが、前段の避難準備情報では高齢者や障害のある方々が早目に避難できるように考えたものであります。一番大切なことは、いかに早く市民の命を守るかということであります。私が一連の災害で思うのは、いつの間にか災害の現場は暗闇となり、最悪の状況の中で避難勧告や指示が出されていることです。避難を通報する者も、避難をする側も命がけです。むしろ、今は場合によっては家から出るなというのが現状になってきています。災害弱者、失礼な言い方かもしれませんが、と言われる方々が明るくて状況のよいうちに避難を済ませたら、その後の市の防災対応に大きなプラスになるのではと考えます。早目の避難勧告等の市の対応について、国や道の基準となる数値を守る必要もあるかと思いますが、地元の判断もとても大事です。9月定例会の答弁でもありましたが、改めて市の考え方と早い時点でのまとめが必要と思います。どこまで進めておられるのか、お聞きいたします。次にもう一点、避難場所についてお尋ねいたします。市内57カ所の避難所が市民便利帳やハザードマップに詳しく案内されておりますが、災害の種類によっては市民が混乱する部分もあるのかなというふうに思っております。紋別市は1年の半分以上が冬型の気候となっており、避難所のほとんどが公共の施設を利用した屋内収容のできる施設となっております。特に全国的に災害時の収容避難所として、今までは学校の体育館などが主に利用されてきたのではと思います。そんな中で、東日本大震災では、大勢の方が避難場所の体育館に身を寄せ、長期間の避難生活となったことで、プライバシー、そしてストレス、多くの方が体調を崩したと聞いておりますが、特に高齢者や小さな子を抱えた女性は大変だったと思います。また、広島では、長期の利用は学校教育に支障があるということが報道されていたことが記憶にあります。紋別市においても、保育所や学校が収容避難所の多くを占めております。これからの収容避難所の考え方として、市が所有する宿泊のできる施設の活用を重要視すべきと思いますし、場合によっては市内の旅館やホテルとも協定を結んで利用させてもらうという手もあると思います。特に避難準備情報などで避難される方には有効な対応になると思われます。最近のニュースでは、地震災害のありました長野県白馬村では、二次避難場所としてホテルを利用するということであります。そんなことを参考にしていただきながら、これからの時代が求める収容型避難所のあり方、考え方について市の対応をお聞きいたします。次に、人口問題についてお尋ねをいたします。今年は今までにないだけ、マスコミによって人口問題が取り上げられております。国の機関や日本創成会議の推計が現実味を帯びてきて、将来消滅する自治体が出てくるとなれば穏やかでありません。昨年の第2回定例会では宮川議員が、今年の第2回定例会でも梶川議員が質問されております。また、今定例会においても2名の方が質問をされております。市長は答弁で、それぞれ産業振興、企業誘致、医療福祉、観光交流、少子化対策など、市の事業総出で地域の活性化を図り、人口増につなげたいと答えております。また一方では、現実的に人口減少は当面避けられず、今後の市内経済にマイナスの影響を及ぼすおそれは否定できないものと認識していると述べております。道も最重要課題として、年度内に指針を策定するとしております。国や道が率先して対策を打ち出すことが最も重要なことと思いますが、どんな対策が出てくるかわかりませんが、全国一律、全道一律ではいかがなものかと思います。どこか1点、2点てこ入れすれば人口増につながるというものではないと思います。市長が答弁されたように、多種多様な観点から人口増に向けて緻密な戦略を立て、実行する必要があります。また、それらを推進する組織も必要と思います。この7月には、道は人口減少問題に対する道内179市町村の取組状況の調査結果を公表しておりますが、108の自治体で対策なしとしており、人口減対策を所管する部署を設置や検討していないが135自治体に上っております。以上の結果から、急速に進む人口減への対応策がおくれている実態が浮き彫りになったと北海道新聞が伝えておりました。当市においても積極的な対応が求められます。私は、人口増に向けた、行政、市民、市外からの人も含めて、特別チームの創設を提案したいと思いますが、市長のお考えをお聞きいたします。次に、次年度に向けた経済対策について2点お伺いしたいと思います。1点は、市内企業の人手不足についてであります。道内企業の人手不足感が強まっているとして、北洋銀行が10月にまとめた雇用と賃金の現状に関する調査では、人員が不足と答えた企業が55%と半数を超えたとしております。当市においても、特に水産加工業界においては数年前から慢性的な人手不足に陥っております。ほかにも、農畜産、林業、建設、運送、医療、介護など、市内のさまざまな事業所において、程度の差はあっても、人手不足感を抱いているのではと考えます。市はその辺についてどのように把握しているのか、お知らせいただきたいと思います。ハローワークも毎年、市と連携をとりながら就職や雇用の促進に取り組んでおりますが、なかなか手の届かない部分もあるのかなという気もいたします。人手不足については人口の減少も影響しているかもしれませんが、雇用のミスマッチも大いに関係しているのではと思うところがあります。水産加工業に例えて言えば、3Kのイメージ、包丁が持てない、親分がいていじめられるなど、私にそんなふうに言う方がまだまだおります。春から募集して、まだ一人も来てないというところもありました。他の業界においても何らかの問題点があるのかなと推察いたします。働く側のニーズ、雇用する側の考え方がもっと接近しなければ、またそういう機会をつくらなければ進展しないのかなと思ったりします。地元の人を雇用して地元にお金が回ることが市内経済にとって大切なことと考えます。そんなことから、雇用のミスマッチをどのように改善していくのか考えなければなりません。北洋銀行の報告の最後に、今後は人手不足による倒産が増える可能性があるとしていました。人手不足あるいは人材不足によって市内の生産額が落ちれば、おのずと市内経済の減退につながり、負のスパイラルに陥る懸念があります。人手不足について市の考え、対応をお聞きいたします。2点目の電気料金の値上げに伴う対応についてお聞きいたします。自治体、企業向け電気料金が、昨年と今回の値上げによって、来年4月からは大幅に上がることになります。紋別漁協においても、6,000万円台から8,000万円台に上がるという報告がありました。何の抵抗もできない利用者にとって、たまらない話であります。市内の各産業、事業所にとって、生産コストあるいは費用の急激な増大にどのように対処するのか、また利益を確保するのか、業種によっては非常にプレッシャーになっていることと思います。このような値上げによって市内経済に与える影響について、市はどのように考えておられるのか。また、対策についてもお知らせいただきたいと思います。次に、青年の家の建て替えについてお尋ねいたします。まず、総合研修センターということでありますが、その目指すところや構成について、建設場所のほか、どんな機能で、どんな施設となるのか。市民が新しい青年の家はこんなふうになるんだとイメージできるようにお知らせをいただきたいと思います。次に、青年の家は現在収容避難場所となっておりますが、その辺についても、場所が変わるということで、どのように考えておられるのか、お知らせください。最後に、平成29年度オープンを目指すとのことでしたが、作業の進捗状況と今後のスケジュールについてお知らせください。次に、スキー場の活用についてお尋ねいたします。紋別のスキー場は市内からも近く、流氷の見えるスキー場として、市民や観光客からも親しまれております。集客のできる冬のスポットとなっております。夜間照明は遠くからもよく見え、紋別のシンボルとして、まだライトアップという言葉がなかったころ、その美しさを評価されていたと聞いておりますが、ここ何年か、上のほうのライトが消えたままになっており不審に思っておりましたが、第2リフトは夕方早目に切り上げて、夜は営業してないということでした。そこで、この冬の運行、運営についてお聞きするとともに、スキー場として頂上まで整備してあるのに、なぜ全面活用しないのか、お尋ねいたします。次に、さきに述べたように、集客のできる、すばらしいスキー場です。もっと活用して、大勢の人に楽しんでもらうべきだと思います。周辺の施設とも連携を図り、スキー場の活用を広げるため、不都合があるなら、しっかりした整備計画を立てるべきではと思いますが、市のお考えをお聞きいたします。以上で私の質問は終わりますが、再質問については留保いたします。

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

おはようございます。それでは、藤田議員のご質問にお答えいたします。初めに、防災についてであります。1点目の早目の避難勧告につきましては、広島市、礼文町の土砂災害では避難勧告等の発令のタイミングなどの課題が改めて浮き彫りとなったところであり、避難準備情報を含め、住民に対する早目の避難情報の発令は極めて重要なものと考えております。避難勧告等の判断、伝達等の基準につきましては、国のガイドラインや北海道のマニュアルを踏まえ、鋭意見直し作業を進めておりますが、甚大な被害が見込まれる場合の避難情報の発令に当たりましては、この基準を一つの目安とするほか、気象情報にあわせて、市民から寄せられる現場付近の情報から迅速に判断し、速やかな市民への避難等の呼びかけを行ってまいります。2点目の避難場所につきましては、現在市が指定する収容避難所は主に学校や保育所等の公共施設としておりますが、これらの施設は元来避難所を主たる用途としておらず、集団生活など、避難者には不自由な生活となり、長期間の滞在には厳しい環境であります。また、避難を余儀なくされた住民のうち高齢者や障害者、妊産婦などの災害時要配慮者につきましても十分な配慮が必要になりますことから、こうした場合の対応策として、市が所有する宿泊施設の活用はもとより、議員ご指摘の旅館やホテルとの協定に関しましても、関係各所と協議を進めてまいります。次に、人口問題についてであります。人口増に向けた特別チームの創設につきましては、さきに青木議員のご質問にお答えしたことでご理解を願います。次に、次年度に向けた経済対策についてであります。1点目の市内企業の人手不足につきましては、ハローワーク紋別で発表している10月の雇用情勢によりますと、有効求人数500人に対し有効求職者数は423人となっており、求人数が求職者数を上回っております。特に専門技術を要する建設や医療、介護職は求人数92人に対し求職者数38人と人手不足が顕著である一方で、事務職は求人数20人に対し求職者数114人と大幅に超過している状態にあり、職種によって大きなばらつきがあります。本市の人手不足につきましては、生産年齢人口の大幅な減少や求職者と企業のミスマッチが大きく影響を与えているものと認識しております。ミスマッチの要因の一つとしては、企業が有資格者などの即戦力を求めるのに対し、求職者は資格など特別な要件を満たさなくてもよい職を求める傾向にあることなどが考えられます。本市といたしましては、これらを踏まえ、本年9月から、地方自治体へオンライン提供されているハローワーク求人情報を活用し、就職希望者等に最新求人情報を提供するなど、よりきめ細やかな対応に努めるとともに、ハローワーク紋別と連携しながら、市内企業に国のトライアル雇用奨励金制度の周知を図るなど、人手不足解消に向け、なお一層取り組んでまいります。2点目の電気料金の値上げに伴う対策につきましては、市内経済に与える影響は、値上げ分を価格転嫁できないことや、さらなる節電も限界があり、経営圧迫につながるものと認識しております。このことから、運転資金やLED化など省エネ対策の設備資金について、中小企業振興資金の融資枠拡大を市内金融機関と協議しているところであります。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長より答弁いたします。

答弁 教育長 齋藤房生(教育長は2019年9月まで)

それでは、藤田議員の教育問題についてお答えいたします。初めに、青年の家の建て替えについてであります。1点目の総合研修センターの目指すところや構成などにつきましては、本年第1回定例会において宮川議員のご質問にお答えさせていただきましたが、次代を担う子供たちの教育をはじめ、地域コミュニティの活性化やまちづくりに取り組むリーダーの育成など、これらの人材を育てていく環境を整えることは、生涯学習社会の実現を目指す上でも、また将来のまちの活力の維持向上を図る上からも、行政の重要な責務の一つであると考えております。特に青少年がこれからの社会をたくましく生き抜いていくためには、規範意識や団体生活を通してのコミュニケーション能力の養成に効果的である体験活動を数多く経験していくことが重要であり、このため、施設整備の基本として、1つに、これまでの青年の家機能を充実し、体験学習の拠点施設として整備すること、2つには、世代間交流や地域交流を促進し、市民の生涯学習の場としての機能を持った総合的な研修センターとして整備したいと考えております。具体的には、体育館や会議室、研修室のほか、常設の木工工芸室、調理実習室、多目的ルームなどを整備し、屋外には炊飯場や営火場を設置するなど、人材育成の場としてさまざまな活用ができる施設整備を目指しております。また、町内会活動や公民館的な機能を備え、気軽に集える地域コミュニティ施設としても検討をしております。2点目の収容避難場所についてでありますが、防災担当部局とも協議をし、安全な収容避難施設とするため、検討を進めてまいります。3点目の作業の進捗状況と今後のスケジュールについてでありますが、平成23年度以降、仮称紋別市総合研修センター庁内プロジェクト会議により、青年の家の建て替えを検討してまいりました。平成25年4月からは、このプロジェクト会議を再編し、広域病院跡地全体の利活用を図るため、広域病院跡地利用計画検討会議として庁内検討を重ね、広域病院跡地内において総合研修センターを建設する方向で作業を進めております。現在、平成29年度中の供用開始を目標として、施設整備計画づくりに取り組んでいるところであります。次に、スキー場の活用についてであります。初めに、この冬のリフト運行、スキー場の運営と活用方法についてでありますが、今シーズンのリフト運行については、第1リフトは午前9時から午後8時45分まで、第2リフトは午前10時から日没までの運行を予定しております。第2リフトにつきましては、施設の経年劣化に伴い、機械設備の小まめな調整や目視による確認が必要であり、より安心・安全なリフト運行のため、運行終了後から点検調整を行い、翌日の運行に備えているところであります。このようなことから、第2リフトは例年どおり日中の運行のみとさせていただきたいと考えております。次に、スキー場の整備計画についてでありますが、第2リフトの老朽化を踏まえ、各関係団体と意見交換を重ねながら、新たに整備計画の策定を検討していきたいと考えております。また、大山山頂園をはじめ、その他観光施設との連携や相乗効果も視野に入れながら、誰もが楽しむことのできる安心・安全なスキー場の運営に向け、取り組んでまいります。以上、答弁といたします。

再質問 3番 藤田孝太郎

それでは、何点か再質問をさせていただきます。人口問題なんですけれども、市長は市の部局のそれぞれをもっと有効活用して、その点から人口問題に取り組むというお答えだったと思うんですが、私が提案したのは、庁内だけでなく、やっぱり市内経済あるいは文化関係者と民生関係の方、さまざまな分野の方も含めた中で、うちのまちの人口増をどう図っていくかということ、市の中だけでは難しいんじゃないのかなという判断のもとにそのような提案をさせていただきましたけれど、ある情報によると、隣のまちよりも人口が少なくなっちゃうんだという、そんな予測もされている中で、私はもう少し、市民も自分のふるさとがしっかりとした機能をあわせ持って、一定の人口をキープして、ちゃんとした経済基盤の上で、本当に自分のふるさとだと、よそへ行っても胸を張れるような、そういうまちをキープしていかなきゃならないんじゃないのかなと思います。なかなか今の人口より増やすのは難儀なことだと思いますけれども、少なくともやはり2万人を目前にして、2万人を切らないための夢中になって取り組む姿を、これは私はまちを挙げて、市を挙げてやるべきもんだなあと。市民も、行政にかかわる人たちも皆さん、それから市外の方たちのご意見も非常に大事なことだと思うんですね。やはり紋別には紋別のよさが非常によくあります。そのことこそがやっぱりこれからの人口減をセーブしていく重要なポイントになるんじゃなかろうか。いいところを伸ばして、なるべく悪いところは改善をして、そういったことが果たして、今までも市は一生懸命やってこられましたよね。もう市長筆頭にいろんな取り組みをされて、やってます。しかしながら、やっぱり人口は減少してきている、歯どめがかからない状況だと思います。何かやっぱりその辺のところを市民とともに大事な課題を共有するということで、市内の経済界あるいは文化団体、医療団体などの人材の方とも緻密な人口減の対策を進めていくと。人のまちは私は全く例にならないんじゃないのかな。紋別ならではの素材を生かしてやっていくべき。まして、紋別は市長ご努力のおかげで東京都港区とも、あるいは墨田区ともご縁があるわけですから、もっともっとそういう面では市外の方からもいろんなお知恵を拝借できるように私は思いますけれども、その辺についてもう少し、市民と一緒になって人口減少に取り組んでいくということでのもう一度何かお考えがあればお聞きをしたいと思います。よろしくお願いいたします。

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

今、人口対策、今般、先般もいろいろ議会の中心的な議題として上げられてきておりますけれども、藤田議員もご理解をしていただいておりますけれども、市といたしまして、どこのまちも、地域の活力を取り戻すといいますか、そういう部分で、人口減少対策も含めて、ずっとやってきてるというふうに思います。しかしながら、なかなか成果があらわれず、逆に人口減少に至ってるというのが現実でございます。市といたしましても、今までの基幹産業を育てるという基本的な姿勢とともに、観光、あるいは今お話ありました他市との交流の中で、いろんなアイデアを出しながら進めていかなければならないというふうに思っておりますし、そのためには、市民の皆様はじめとする議会の皆さんのいろんなお知恵もおかりしてといいますか、一緒になって取り組んでいかなければならないというのが現実であります。しかし、今般のこの地方創生も含めて、人口減少問題、何か地方が、余りにも地方の疲弊が地方の責任のように言われるというのは非常に心外だというふうに思います。これは、地方は、先ほど言いましたように、もうずっと頑張ってきております。しかしながら、国の政策で、やはり大きくこの地方の部分というのは影響を受けます。例えば医者が地方からいなくなるのは地方の責任ではないというふうに思います。これは明らかに国の制度の変更によるものであります。また、商店街がなくなった、それはやはり過度の規制緩和が行われたせいで小売商業ができなくなったという事実があります。まさに今のTPPの問題につきましても、これが通っていけば非常に地方に大きな打撃を受けます。そうした中で、やはり国の責任、少子化対策も国の対策がおくれた私は原因だというふうに思っております。それを地方に能力がないようなイメージを、何か今の風潮の中ではそういうような流れになってきてるんではないかなあというふうに思いますけれども、やはり国が真剣に地方のことを考えれば、小さいことですけれども、いろんな機能も全部中央に集約をしてきてるのが現実です。各市町村から出張所なんかも引き上げてきているのが現実だと思いますし、また本当に国が本気になれば一極集中なんかも、大学なんかも地方の大学に多くの補助的な支援をすれば道都大学も残ったかもしれません。そういうように、一つ一つやはり国の政策なりに大きく地方は影響を受けているわけであります。その部分で、やっぱり私どもは国に対しても本当に、地方創生で地方が競争し合うんではなくて、地方のまち全体が息を吹き返すための政策をきちっと国が打ち出していただいて、それに応えて地方が今まで以上に頑張らなければならないというふうに思いますけれども、やはり基本的な部分というのは国の政策に大きく影響するもんだというふうに思います。それが私の思いでありますけれども、藤田議員のご心配も十分わかりますので、どちらにいたしましても、庁議等あるいは庁内で人口問題対策等もいろいろな議論をさせていただいておりますし、また市民的にもいろんなご意見いただけるような、そういう環境づくりをしながら取り組んでいきたい、そういうふうに考えておりますことでご理解をいただきたいと思います。

再質問 3番 藤田孝太郎

市長のおっしゃるとおりで、国は都合のいい、何度も同じような、地方ふるさとだとか、地方創生とかといって、適当なお金をぽんとやって申請というようなことで。もともと大事なのは、どこでもそうですけど、私はやっぱりふるさとづくりというか、三十数年前に大分県知事が一村一品まちおこし運動をやってきた。それは私、その考えというのは、どこのふるさとも皆、国とて一緒でないのかなというふうに思うんですね。本当に国が果たす役割は非常に大きいというのは私も同感ですし、時々国の大臣は地方のいい例も持ち出すわけですよね、演説の中では。そんなことを考えますとあれですけども、やっぱり国は国として全国の多数の市町村が知恵を、しのぎを削って、いろんなアイデアをこれから、来年度は当然一定の政権の中で、いよいよ、もう12月の選挙が終われば、既に地方創生のことに関したものがいろいろ出てくるかもしれません。きっと出てくるでしょう。でも、やはり今までのケースと僕はそんなに変わらないのではないかと。やはり紋別は紋別なりのそういう手法を選択していかなきゃならないのかなというふうには。市長もちょっと今お答えの中でおっしゃいましたけども、うちの役所は一生懸命セールスもやってますから。ですけども、来年度に向けまして、1度や2度はやっぱり市民ともそういう会議をやっていただけないかなあと。チームができないんであれば、その前段で、庁内で取りまとめた考え方を、市民参加の一つの何か会合を持っていただいて、その中でさらに市民の技能といいますか、いろんな社長さん、経験者がおられます、そのような方のご意見や考え方もちょっとあわせて聞かれたらと思います。どうか来年度に向けて1回か2回かは、市民も交えた、人口問題に関する、そういう話し合いの場を持っていただきたいと思うんですけども、いかがでしょうか。

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

まちの中には若い人たちが頑張っている団体もありますし、当然年配のいろんな経験をされた方々のご意見を拝聴するのも大切なことでありますので、やっぱり世代を超えた中でのそういう対応ができるような場を設けてまいりたいというふうに思います。

再質問 3番 藤田孝太郎

どうもありがとうございます。よろしくどうぞお願いいたします。それから、青年の家の関係なんですが、道立の跡地ということなんですけれども、私は先ほどのご案内を聞いてると、今まで案外、市内もそうですが、市外からの利用も多かったんでなかろうかなあと思うんですね。いろんな考え方があるかもしれません。先ほど言ったように、やっぱり今どきの総合研修センターで、ちょっとそういった、産業研修センターも既に今年オープンしました。そんなところで、青年の家という名前がなくなるのも何となくあれかなあと。紋別はいわゆるユースホステルもないわけですよね。全国の若者が紋別でゆっくり研修できるというのもひとつ、考えておられると思います。説明は市民向けの説明だったと思うんですが、本来的にはやっぱり対外的な考えで、日本全国からいろんな、小中学生や大学生、一般の社会人も含めてだと思うんですけども、紋別外からの集客といったら変な言い方になりますけども、そういう考え方もしっかりあるのかないのか、その辺のところもう一度ちょっと。何か僕、今の説明だと、市民向けのお話のように、8割方そういうふうに聞こえたもんですから、すいませんが、その辺のスタンスというのはどうなのか、ちょっと教えていただきたいと思います。

答弁 生涯学習課長 酒井弘道(生涯学習課長は2015年3月まで)

お答えいたします。答弁にありましたように、もちろん市の税金でつくる施設でございますんで、市民向けというのは大前提でございます。しかし、現在の青年の家も市外からも結構利用がございます。それで、さらに総合研修センターとすることで幅ができます。それで、合宿関係とか、今は音楽合宿もスポーツ合宿もありますけども、いろんな部分でご活用していただける施設にしたいなと思ってございます。以上です。

再質問 3番 藤田孝太郎

わかりました。どうもそのような考えであればあれかと思いますけども。道立病院があいたんでそちらに行くという、見方によれば短絡的かなあというようなね。私としてみたら、やはりこのまちをしっかり楽しんでもらう、研修してもらうとなれば、市が一生懸命整備してきた運動公園とか港南地域のあの辺にアクセスのいい場所。あの辺も例えば運動公園の近くは約20メーター以上標高もありますから、いろんな意味で、災害的なことにも、避難所としてのこともクリアできるのかなと思いながらですね。私はやっぱりどこに建てるかということは非常にこれ大事なことで、やっちゃったらもう取り返しがつかないわけですから。何せ、やっぱり皆さんは足で移動するんだと思いますね。ですから、あれだけ整備した運動公園、それから港南地域の港周辺の施設、その辺をやっぱり歩いて行けるような範囲の中で、もう少し将来的な戦略というものの中で、今回100人ぐらい、100人を超える宿泊ができる施設というふうにも聞いてます。そうであるならば、やはり今交流事業も一生懸命取り組んでるわけで、今青年の家は学生さんたちもはじめ、合宿でやっぱり市内のホテルも旅館もあふれるときがありますし、そういうことを一生懸命やってるわけですから、そういう宿泊能力というのは、災害時も応用できますけども、やっぱり首都圏やそういったところに向けての、直行便を守るための政策の一つも考えていただければな。そういった観点の中から、もう少し長期的な、地理的なそういう戦略の上に立った場所の選定をしていただきたいと思うんですね。確かにいろいろ道との交渉の中で土地の確保など、そういった面で、いろんな観点からしてそのように考えられたもんだと思いますけども、多少のお金の誤差があったにしても、長期的な将来を考えたら、場所というのは非常に動かしがたいものがありますので、私はやっぱりもう少し市の将来を見据えた中での、その戦略の上に立った場所の選定を強く求めたいと思っております。その点についてちょっとお伺いをしたいと思います。

答弁 生涯学習課長 酒井弘道(生涯学習課長は2015年3月まで)

お答えいたします。場所につきましては、青年の家の機能を中心につくる総合研修センターというコンセプトでございますが、先ほど答弁にあったように、自然環境に恵まれた場所が青年の家には適しておりまして、森林公園から大山山頂園までの豊かな自然を背景にしている広域病院跡地が適地であると考えております。また、研修内容は、海に関する研修については、流氷科学センターやガリンコタワー会社と連携をとりながら、現在も実施しております。そして、青年の家は山や森林の分野の研修を担うことで、山から海までのトータルした研修を可能にできるものと考えております。したがって、港南地区の施設を有効に連携的に取り込みながら進めていきたいと考えております。以上です。

再質問 3番 藤田孝太郎

そのためにはやはり地理的に近いほうがいいんじゃないですかと私はお願いしてるんですね。これを場所を選定するに当たっては内部でいろいろ協議してきたんでしょうけども、今年なのかな、去年ですかね、答弁で、道立の跡を一応考えてますということだったんですけども、それがもうコンクリートされてるようなお話なんで、ちょっとどうか、いかがなもんかなあというふうに私は疑問を感じてるところです。再度やはり私はその辺をしっかり協議し直すぐらいの考えであってもらいたいなと。先ほども、そこで決まりだというような話なんですね。どうも我々から、もっとほかにもいるかもしれません、私と同じような考えがですね。これ非常に大切な施設でございますので。森林公園の環境と言いますけども、道内から来る方だったら、山はどこでもあるというぐらいなところから来てるわけですから、やはり紋別は海も同じだけの自然を持ってますので、別に森林公園が抜けて能力高い環境持ってるというわけでもございませんので、その辺のところはもう少し戦略的な見地から、将来的な見地から、その場所の選定については考えていただきたいなというふうに思います。それは考えていただきたいと思いますんで、お願いいたします。それから、スキー場の関係ですけども、青年の家もそうですけど、スキー場も、これやっぱり市の一つの商売道具とも考えられるんですね。大事な施設なんです。スキー場を考えてみたら、冬、ガリンコが一人で、流氷があるなし、随分苦戦している。その中にあって、流氷があってもなくても、スキー場というのは、雪があれば稼働してくれる、多くのお客さんに楽しんでもらえるし、教育の場でもあります。教育委員会のほうが、合宿の部分でいったら、大層な受入体制を教育委員会が受け持ってるわけですよね。そういう観点からすると、やはり私は夏ばっかりにこだわらないで、冬だって合宿の誘致できるわけですから。今、整備のほうは答弁いただきましたけども、私はやっぱりスキー場というのはしっかり整備して、早い時期にやっていただきたいです。せっかく2階建ての家を1階だけで今使ってるような状態ですから、ちゃんと2階建てそっくり使って、営業も視野に入れて。そうでないと、営業に回ってる職員も片やいるわけですからね。そういう意味でいったら、もう少し積極的に市の施設を有効活用するという観点で物を考えていただきたいなというふうに思いますけど、その辺について、もう早い時期にスキー場の整備計画をお願いしたいと思いますけど、ちょっとご答弁いただきます。

答弁 教育部長 尾形勝己(教育部長は2014年12月まで)

スキー場の新たなといいますか、整備の計画づくりを早くというようなことでございますけれども、教育長のほうの答弁でもございましたとおり、各団体との意見交換を重ねながら、整備計画については策定を検討していきたいということでございます。現在もスキー団体ですとか、学校関係者ですとか、利用者ニーズの把握に努めておるところでございまして、それを踏まえながら、また関係団体との意見交換を踏まえて、どのような整備方針がよろしいのか、早急に検討できるように今準備を進めておるところでございますので、ご理解いただきたいと思います。以上です。

再質問 3番 藤田孝太郎

どうもありがとうございます。リフトとリフトの間がちょっと間隔が広過ぎて、それで使いにくいということも、余計なことかもしれませんが、その辺も含めて協議願いたいと思います。どうもありがとうございました。これで終わりたいと思います。

再質問 3番 藤田孝太郎

恐らくもうこれ以上言っても決まったやつはなかなか今まで議会でもひっくり返りませんので、少しは諦めの境地もあって、さらに検討だけはお願いしたつもりなんですけども、その辺についてお答えいただければありがたいんですよね。議長のおっしゃるとおり、すいませんが、もし、議長言ってくれましたんで、もうちょっと前向きな答弁がいただければありがたいんですが、いかがでしょうか。

答弁 教育部長 尾形勝己(教育部長は2014年12月まで)

お答えいたします。先ほど青年の家の建設計画の進め方につきましては、過去青年の家の運営委員会でもいろいろ議論踏まえた中で進めてまいりました。23年度からは、教育長のほうから答弁ございましたとおり、青年の家の建て替えに向けて、その機能をどのように確保していくかということを議論、庁内的な、あるいは青年の家の運営委員会でもご意見等いただきながら、どういう機能をこのまま維持するのか、あるいはどういう機能を新たに加えるのかということを議論させていただきました。そのときの機能確保のための所要条件としましては、土地の面積ですとか、あるいは周辺環境どのように利用するのかというようなことも議題となりまして、市内の候補地につきましてもいろいろ市有地を中心に重ねて、候補地についても議論をさせていただいたところですが、25年度から、広域病院の跡地が、広大な面積がございまして、そちらの利活用の部分をどうするかということ、全般的な中で、青年の家の機能を取り込めないかということで検討してまいったところです。場所につきましては、今の広域病院の跡地の中で、例えば大山の児童センターの老朽化の改築問題ですとか、あるいは地域コミュニティの活性化に資する、そういうコミュニティの内部の交流の場というようなことも加味いたしまして、広域病院の跡地が多目的な機能に合致する場所であろうということで一定の方向性を見出したわけでございます。ここの方向性につきましても現在庁内全体の中で議論させていただいておりますけども、広域病院の跡地の全体利用の中で青年の家の機能も発揮できるように取り組んでまいりたいと、このように考えているところでございます。以上です。

答弁 副市長 棚橋一直(副市長は2019年6月まで)

研修施設の適地については、教育委員会で議論もしてございますし、さらには全庁的な議論もしてます。ただ、第1候補としては、今、従来からの答弁のように、病院跡地というような部分でございますけれども、最終的な場所の決定、位置決定につきましては、やはり全庁的な部分、さらには総合的な部分、さらには市長の決断というふうなものもございますんで、第1候補ではありますけども、今藤田議員が言われた部分のことにつきましても頭に置きながら、最終判断に向けては、まだ一つ二つの作業は残ってるというふうなこともございますんで、そのような部分でご理解をいただきたいと思います。

再質問 3番 藤田孝太郎

どうもありがとうございます。市長、この辺非常に大事なところなんで、一縷の望みがあるならば、ひとつよろしくご配慮をお願いいたしたいと。どうもありがとうございました。

出典:紋別市議会 平成26年第4回定例会 2014年12月9日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる