紋別市議会 平成22年第4回定例会 2010年12月14日
(1)紋別市をあげてTPPへの参加に反対し、命と食糧を守る運動を/(2)安心して医療にかかれる国民健康保険制度に/(3)生活保護世帯への自立支援の充実を/(4)市営住宅の家賃の減免基準の緩和を/(5)男女共同参画社会に向けての取り組みを
2010年12月14日、紋別市議会の一般質問で、藤川和子議員が「紋別市をあげてTPPへの参加に反対し、命と食糧を守る運動を」「安心して医療にかかれる国民健康保険制度に」「生活保護世帯への自立支援の充実を」「市営住宅の家賃の減免基準の緩和を」「男女共同参画社会に向けての取り組みを」について質問し、市長 宮川良一、産業部長兼まちづくり推進室次長 能戸邦博、市民課長 吉野久寿、市民生活部長 長谷川隆、社会福祉課参事 山口好昭、建築住宅課長兼参事 吉川友二、企画調整課長兼定額給付金等給付事務対策室参事 尾形勝己、庶務課長兼行財政改革推進室参事 佐藤久祐が答弁しました。
- 質問者
- 藤川和子 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、産業部長兼まちづくり推進室次長 能戸邦博、市民課長 吉野久寿、市民生活部長 長谷川隆、社会福祉課参事 山口好昭、建築住宅課長兼参事 吉川友二、企画調整課長兼定額給付金等給付事務対策室参事 尾形勝己、庶務課長兼行財政改革推進室参事 佐藤久祐
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 藤川和子
私は日本共産党市議団の一員として、さきに通告した順に従って質問をします。まず、環太平洋戦略的経済協定、いわゆるTPPへの参加協議についての質問をします。菅内閣は例外なしの関税撤廃を原則とするTPPを、11月9日、国内環境を早急に整備し、関係国との協議を開始するという方針を確認し、来年6月には参加について決定すると表明しています。しかも大企業や財界が中心になって、今すぐTPPに入らなければ国が滅びると言っています。前原外務大臣は、日本のGDPにおける第1次産業の割合は1.5%だ、1.5%を守るために98.5%が犠牲になっているなどと言い放ちました。許しがたい暴言です。日本がTPPに参加することになった場合の影響を北海道農政部が試算したところ、道内の農家の7割に当たる3万3,000戸が経営困難になり、関連産業を含めた道内経済の損失は2兆円を超えます。さらに、農林水産省の試算では、食料自給率が14%まで下がると予想しています。世界的食料難の時代に外国依存の食料となれば、将来日本国民を食糧危機に陥れる亡国の政治と言わなければなりません。これは一部の輸出企業のために日本農業を破壊し、国民生活に多大な犠牲を負わせる結果になります。また、TPPは農業だけにとどまらず、金融、保険、公共事業の入札、さらに労働市場の開放まで含まれています。日本共産党は、市場原理万能で何でもかんでも市場任せにするやり方の破綻は明らかだ、農業、食料、環境、労働など市場任せにさせたら成り立たなくなるものを守るルールをつくることこそ、21世紀のまともな経済発展の方向だと、菅内閣のTPP参加協議について撤回を求めています。菅首相のTPP参加協議表明を受けて、今さまざまな方面から反対運動が広がっています。11月12日には、札幌市で農林漁業関係者、道経済界、消費者協会がTPP断固阻止道民総決起集会が開かれ、管内でも網走市で反対集会が開かれています。紋別市は、基幹産業は農林漁業であり、もろに影響を受けることになります。紋別市の経済、暮らしを崩壊に導くものであり、TPPへの参加は紋別地域経済の衰退を加速させ、働く市民の暮らしを守ることはできません。また、消費者として安全な食を願う市民の願いは、自分たちの食料は自分たちの地域から生産することです。そこでお聞きします。TPPへの参加をした場合、紋別市へどのような影響が予想できるのか教えてください。また、我がまちの将来に大きな障害となるTPPへの参加は、市を挙げて反対の取り組みをすべきではないのか、市の考えを伺います。次に、安心して医療にかかれる国民健康保険制度について質問をします。現在、病院での窓口負担が払えず困っている低所得者が多くいます。しかし、これまでの減免基準は、国保法第44条で、災害や事業の休廃止、失業、農産物の不作、不良等により収入が著しく減少したときとしていました。厚労省は9月13日、国保の患者負担の減免について、これまでの基準より対象者を広げることのできる新基準を示す通知を出しました。今回の新基準は収入の基準について明確にし、減免期間を示しました。さらに、減免額の2分の1は国が負担することになりました。独自で決めている市町村の基準額が新基準より狭い場合は拡大を要請するとし、また市町村が独自の広い基準を決めても認めるとしています。旭川市ではいち早く独自の基準を設け、対象者を生活保護基準の1.2倍、入院に限らず、通院も減免の対象にしています。さらに、減免割合は窓口負担を全額としています。このように、国の基準に自治体独自の上乗せをして対象を広げ、より多くの市民が安心して医療を受けられるようにするため、紋別市でも上乗せをすべきではないでしょうか。また、窓口の一部負担金の減免制度があっても、なかなか利用されないのが現実です。広島県の広島市では、市内の病院がこの制度を知らないのは行政の責任と、保険医療機関へのお願いという文書を医療機関に配付しています。お願いは、広島市には一部負担金の減免制度があること、その手続きの仕方などについて丁寧に解説しているそうです。窓口負担が困難な実情を一番つかめるのは医療機関の窓口であり、その医療機関が制度を知って患者の申請を手伝うことが一部負担減免を有効に活用する一番の近道です。医療機関に周知徹底をお願いしたいと思います。ぜひ、窓口一部負担、患者負担を減免する制度を国基準以上にその対象を広げる市独自の基準をつくり、安心して医療が受けられるような国民健康保険制度にしてほしいと思いますが、市の考えをお聞きします。紋別市は正規の保険証は郵送にしています。しかし、短期保険証は窓口支給にしており、最大5カ月も窓口にとめ置きをしています。滞納者を窓口に来させることで収納率の向上を図るなどの意図を持ったものですが、加入者の無保険状態を正当化することはできません。このような滞納者への制裁は、国民の医療を受ける権利を取り上げることだけでなく、国民の国保に対する不信や不満を増長させるだけです。資格証、短期証の安易な発行は自治体の目的と相入れないものであり、直ちにやめるべきです。高い国保税の問題解決を棚上げし、一方的に弱い者いじめをしているとしか思えません。国民健康保険証の窓口とめ置きをやめ、加入者の無保険状態をなくすよう速やかに改善すべきではないでしょうか、市の考えをお聞きします。次に、生活保護世帯への自立支援について質問します。生活保護家庭は毎年増え続け、紋別市も例外ではありません。保護受給に至る理由はさまざまではありますが、その困難を克服し、社会に生活保護者が自立していくのは、今の社会の中では並大抵なことではありません。受給者への経済的な最低生活の保障だけでなく、社会の一員としてみずからの力を発揮できるよう援助することが保護行政に求められていると思います。厚生労働省は生活保護自立支援の考え方を打ち出し、日常生活自立のプログラム、社会生活自立プログラムと経済自立のプログラムと、受給者の個別の自立を支援する取り組みを呼びかけています。紋別市は支援の取り組みとして、就労支援、高校進学支援、多重債務者支援を厚生省に報告されていますが、その内容は十分機能しているのでしょうか。紋別市の生活保護受給の特徴などを分析し、どのような自立支援が必要なのか、関係部署との連携をしながら進めてほしいと思います。釧路市は、母子家庭の子供が通うことのできる塾をつくり高校進学を援助しています。NHKのニュースで、札幌市が釧路市で行っている体験就労を試験的に行うそうです。参加すると1回1,000円が支給されるようです。長期に職が決まらず自信をなくしている受給者への支援として、期待できるプログラムだと思います。また、高齢者や病気のため働けない受給者など、生活の質を高める支援を取り組んではどうでしょうか。市の行事や健康教室への参加、ボランティア活動など参加を呼びかけてはどうでしょうか。社会の一員として自信を持って暮らせること、生活の指針を持って暮らせるよう援助していただきたいと思います。生活保護世帯への自立支援を就業だけでなく、日常生活、社会参加など幅広く対応してはどうかと思いますが、市の考えをお聞きします。次に、市営住宅の家賃の減免基準の緩和についての質問をします。市営住宅は建て替えが進み、住環境は一段と向上していると思います。しかし、それにあわせて家賃も大幅に上がる世帯が多くなっているのが現状です。特に低所得層である年金生活者の家賃負担は、生活設計が壊れ、入居者は日々のやりくりに苦慮している現状ではないでしょうか。市営住宅の減免制度は生活保護基準を採用しており、1.3倍までの人しか家賃の減額を受けることができません。さらに、家賃の減額率が最高で5割にとどめられています。仮に、ひとり暮らしの年金生活者で年額120万円であれば、生活保護基準1.3倍以上となり、減額の対象とはなりません。建て替えの緑団地であれば、年金生活者の住んでいる住宅が1万7,000円の家賃になります。しかし、同じ市内にある道営住宅の家賃算定は所得によって計算をすることになっており、同じ120万円であれば、年金者は120万円の控除によって所得は0円になり、最低家賃3,500円という家賃となります。市営住宅の差は1万円を超す金額になっています。低所得者のための住宅である公営住宅は、建て替えによって家賃が引き上がっており、市として家賃の減免基準の見直しをする時期に来ていると考えます。道営住宅の家賃の減免制度を市営住宅にも採用し、建てかわっても安心して住み続けられる家賃にかえるべきではないでしょうか、市の考えを伺います。現在、家賃の滞納者への容赦のない退去命令を出し、低所得者を追い出す血も涙もないやり方をとっています。また、訴訟を行い、司法を取り立ての道具にするやり方は、市民を守るという地方自治の精神に反するものであり、ただの取り立て屋となっています。このようなやり方は、本人はもとより市民へ大きな不安を与え、結局は市政に対する不信感へとつながっていくものではないでしょうか。それは、住民の命と安全を守るという地方自治の自殺行為です。入居者がなぜ滞納することになったのか、入居者の立場に立って援助するやり方をとるよう要望します。家賃の滞納者に対して機械的な退去を迫るやり方は、公営住宅の趣旨に反するのではないでしょうか。追い詰めるやり方はやめるべきではないでしょうか、考えをお聞きします。次に、紋別市における男女共同参画社会についての取り組み状況について質問します。2005年3月に策定された紋別市男女共同参画プランは、2015年までの10年間の取り組みの方向を示唆しました。今年度の市長の市政執行方針の中にもその取り組みを行うことを明言されています。男女がその能力を十分発揮することのできる社会の構築はまだまだ不十分です。特に、女性がその能力の発揮や人権を守られず、不利益をこうむっています。低賃金で働く労働者の大部分が女性であり、ドメスティック・バイオレンス、DVによる人権侵害も後を絶ちません。また、女性があらゆる分野における政策や方針決定の場に参加すること、職場における女性登用などの推進に力を入れていただきたいと思います。そのために、特に公的機関としての市役所が率先して推進していくことが求められています。北見市では、男女共同参画社会審議会とその推進室をつくり、予算もつけてプランの実現に向けて取り組んでいます。特に目を引くのは、女性の管理職への登用に向けて各種研修会の予算をとり、育成を図っています。今、紋別市役所は、管理職の女性の登用がおくれていると思います。また、女性の管理職を養成していく視点も聞いたことがありません。しなやかでしたたかな女性の力を引き出すことによって市民との関係もより深まり、身近になるのではないでしょうか。また、現在行われている行政の施策を男女共同参画の立場で行われてきているかを常に検証していくことによって、より豊かな取り組みになっていくと思います。紋別の参画プランは、男女の人権が尊重され、社会経済状況の変化に的確に対応できる、豊かな活力ある地域社会を創造するためとその基本理念を定め、4つの基本目標を掲げています。絵にかいたもちにせず、どのように推進していくのか、きちっとした部署を設定し取り組んでほしいと考えます。そこで、プランが策定されて5年がたち、ちょうど折り返しの時期でもあり、どのような取り組みを行ってきたのか、その成果についてもお知らせください。今後、男女共同参画プランを専門的に担当する部署をつくり、全体にわたった年度ごとの目標、評価を行い、プランを推進すべきだと思います。さらに、各種審議会への女性委員の比率を高めること、管理職への女性の登用など、市長が率先して行うべきと考えますが、どうでしょうか。そして、ぜひ女性の担当者を配置すべきと考えますが、考えをお聞きします。これで私の質問は終わりますが、再質問は留保します。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
それでは、藤川議員のご質問にお答えいたします。初めに、TPP問題につきましては、さきに石田哲夫議員、阿部徳明議員のご質問にお答えしておりますが、今後の取り組みにつきましては、市単独ではなく、国の動向を見きわめ、全道市長会をはじめ近隣市町村、関係機関、団体と連携を密にして対応してまいりたいと考えております。次に、国民健康保険制度についてであります。1点目の医療費一部負担金減免制度についてでありますが、本年9月に国は、国保の一部負担金減免についての新たな基準を示しました。その内容は、入院療養を受ける被保険者がいる世帯であって、世帯の収入が生活保護基準以下で、かつ預貯金が生活保護基準の3カ月以下の場合を減免の対象とし、期間は1カ月単位の更新制で、最大3カ月までを標準とするものであります。本市は、今回の国の基準に上乗せした減免及び徴収猶予の取扱要綱を整備し、既に12月1日から施行したところであります。免除につきましては、世帯の収入が国の生活保護基準額に非課税世帯の自己負担限度額3万5,400円を加えた額以下であることといたしました。減額は、一部負担金の2分の1を減額するもので、世帯の収入が国の生活保護基準額に非課税世帯の自己負担限度額3万5,400円を加えた額を超え、かつ生活保護基準額に課税世帯の自己負担限度額8万100円を加えた額以下であることとしました。診療区分は、国は入院のみとしておりますが、通院、歯科、調剤までを対象としました。減免期間は、国の3カ月に対し、生活状況が改善しない場合はさらに3カ月延長し、6カ月以内としたところであります。次に、制度の周知についてでありますが、これまでも被保険者全員に対して案内文書の送付や広報などにおいて制度の周知に努めております。今後も医療機関をはじめ関連する窓口等と連携をしていきたいと考えております。2点目の短期保険証の窓口交付につきましては、滞納されている方々と接触する機会を設け、保険税の納税相談及び納付指導をする機会を増やすということが目的であります。短期保険証の交付の際は、まず対象となられる方に対し通知を行い、有効期間開始の日までに窓口にお越しいただくこととしており、対象者から連絡がない場合やどうしても都合がつかない場合などは、一定期間を置いて郵送しております。なお、病院受診の申し入れ者や高校生世代以下は短期保険証を交付しております。今後も短期保険証につきましては、引き続き窓口交付を基本に、納税相談等の促進に努めてまいりたいと考えております。次に、生活保護世帯への自立支援の充実についてでありますが、紋別市における自立支援の取り組みにつきましては、経済自立に関しては、平成18年度より高校等進学支援、平成19年度より就労支援、日常生活自立に関しては、平成21年度より多重債務者等支援の個別支援プログラムを策定し、着手したところであります。実施の状況でありますが、高校等進学支援は、受験を控えた中学3年生及び高校在学者を対象として行っており、高校進学者は13人となっております。就労支援は、稼働年齢層にある受給者で就労に阻害要因がない者を対象として、ハローワークと連携して実施しております。これまでに母子世帯2人、その他世帯1人の参加がありましたが、この数年の景気低迷で地元での求人も少なく、就労には結びついておりません。また、多重債務者支援につきましては、これまで対象となる方はおりませんでした。紋別市の生活保護受給世帯数は、本年10年現在で326世帯であり、高齢者世帯が140世帯と受給者全体の40%を占めており、そのうち単身世帯が132世帯、94%となっております。さらに、生活保護世帯全体でも7割が単身世帯であることから、保護受給期間の長期化や社会的つながりの希薄化、健康管理など日常生活面での支障が生じることが懸念されますことから、既存の各種福祉施策の利用状況なども踏まえ、必要な支援プログラムについて検討し、庁内での協議を行いながら適切な対応を講じてまいります。次に、市営住宅の家賃の減免基準の緩和についてでありますが、1点目の家賃の減免制度の見直しにつきましては、現在市営住宅の家賃は、入居者の収入や築経過年数、利便性などにより負担可能な家賃を設定しておりますが、病気や低収入等の理由により家賃負担が困難な世帯については、事業主体の判断で家賃を減免することができることとされており、その方法につきましては画一的に定まったものではなく、各事業主体が独自に定めることとなっております。このことから、本市においては生活保護基準に基づいた収入を算定をしており、また北海道においては月額所得による収入を算定をしているところであります。減免基準だけを比較しますと道営住宅のほうが市営住宅より減免額が大きく、低家賃となりますが、その他駐車場使用料や敷金などにおいては、市営住宅のほうが入居者負担が有利に設定されております。また、ご指摘の建て替え緑団地を例にとりますと、ケースによりますが、2DKタイプで家賃1万7,000円としますと、家賃計算の算定基礎となる近傍同種家賃では7万5,000円程度となり、市営住宅の方が民間賃貸住宅より格段有利な家賃が設定されておりますので、本市においては、現在の減免制度の改正については考えておりません。なお、公営住宅の家賃制度におきましては、既に応能応益家賃制度が採用され、入居者の収入をもとに家賃が決定されており、さらに建て替え団地の家賃につきましては、激変緩和措置として傾斜家賃制度により入居後5年目で新家賃となるように設定し、入居者の負担の軽減に配慮しているところであります。2点目の家賃の滞納者に対する対応につきましては、さきに石田久就議員のご質問にお答えしたとおりでありますが、特に悪質な滞納者については、紋別市家賃滞納処理等事務整理要綱に基づき、議会の議決を得た上で訴訟の提起をし、法的措置により市営住宅の明け渡し及び住宅使用料の支払いを求めているものであり、決して機械的に退去を迫っているものではなく、今後も悪質な滞納者に対しては、要綱に基づいた対応を継続していく考えでおります。次に、男女共同参画社会に向けての取り組みについてであります。1点目の紋別市男女共同参画プランの取り組み状況についてでありますが、当プランは、男女共同参画社会に向けた意識づくりをはじめとする4つの基本目標に沿って、庁内関係部局の連携、協力をはじめ、行政と市民、民間企業が一体となって施策や事業の推進に取り組むことにより男女共同参画社会の実現を目指そうとするもので、平成17年に策定したものであります。各基本目標別に施策概要と成果等を申し上げますと、意識づくり関連では、広報誌での定期的コラムの掲載や人権擁護委員協議会における男女共同参画社会推進委員による女性の人権ホットラインをはじめ高等学校へのデートDV研修の実施、母親教室等、一定の活動実績により成果が見えているものもありますが、啓発、情報提供施策として必ずしも十分に推進が図られたとは言えない項目もあり、今後、計画登載事業の点検と評価を行い、課題を整理の上、展開方針の見直しを図る必要があると考えております。あらゆる分野での推進関連では、政策決定の場における女性参画の拡大策となっている各種審議会や職場における女性の登用推進は後ほど述べますが、十分な成果が得られておりません。また、女性リーダーの養成等につきましては、女性講座の開催を通じて男女がともに考え、学ぶ機会を設けておりますが、近年参加者数が30名から40名程度と伸び悩んでおります。男女がともに働くための環境づくり関連では、育児、介護の支援体制の充実として、延長保育の利用人数がプラン当初からほぼ倍増し135名となっているほか、放課後児童対策である留守家庭児童園は、市内3校で約100名の児童を受け入れるなど着実な成果があらわれておりますが、働く場における男女共同参画につきましては、具体的施策や事業として未実施なものもあり、推進方策の再検討を要すると考えております。みんなが安心して暮らせる環境づくりは、相談体制の充実として、保健センターによる妊産婦、乳幼児、生活習慣病等に関する相談事業のほか、家庭介護支援事業では、当初年間80名から現在では年間130名程度の利用と伸びております。また、妊婦健康診査事業、乳がん、子宮がん検診につきましては、ご承知のとおり平成21年度から回数増加やクーポン導入により健康管理の充実と経済負担の軽減を図っておりますが、このほか本議会に提案をさせていただいております子宮頸がんワクチンの接種事業や地域子育て支援拠点施設整備事業により、男女共同参画社会推進に寄与する施策展開を図ってまいります。2点目の専門部署の設置についてでありますが、現在所管の企画調整課内にて進めてまいりたいと考えております。なお、本年7月の男女共同参画会議答申、第3次男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方において、基本法施行後2次にわたる基本計画に基づく取り組みを実施してきたものの、必ずしも十分には進まなかったとされ、10年間の反省を踏まえ、具体的数値目標やスケジュール等の進捗管理、省庁横断施策の密接な連携ほか、重点、15分野の基本方向等を示し、本年中に第3次計画を閣議決定する予定となっております。本市といたしましても、国の第3次計画を踏まえ、施策評価並びに進捗管理、指標づくりなどを含めた参画プランの見直し等に取り組んでまいりたいと考えております。3点目の各種委員会、審議会における女性委員の比率についてでありますが、第5次紋別市総合計画においては、委員会等への女性の参画率を基準値10.9%から20%とする目標を設定しておりますが、平成17年度において35委員会、委員総数400名のうち女性委員数は47名、率にして11.8%、平成21年度においては37委員会、委員総数444名、うち女性委員数49名、11%を占めております。女性委員数は2名増加しているものの、委員に占める比率は低下しておりますが、これは平成17年度以降新たに設置された委員会等において、高齢者虐待防止ネットワーク会議のように32名中9名が女性である一方、国民保護協議会、地域公共交通活性化協議会などのように、委員会の性質上官公庁や関係団体役員から選任されるなど、構成員が限定されることにより女性委員の確保が進まなかったことによるものであります。引き続き委員改選時期などにあわせ、可能なものについては積極的に女性委員を選任し、市政への女性参画機会の拡充に努めてまいりたいと考えております。4点目の管理職への女性の登用についてでありますが、本市に勤務する女性職員は66名で、職員全体の約23%を占め、一般行政職におきましては38名で約16%となっており、女性の視点や意見を反映させることで、多様な価値観に立った組織や社会全体の活性化につながるものと考えております。しかしながら、管理職への登用に当たりましては、男女を問わず、業務遂行能力、政策形成能力、リーダーシップなどが必要とされることから、女性の視点を発揮する機会も含め総合的に判断してまいります。男女共同参画プランを担当する部署に女性職員を配置することにつきましては、その業務内容を勘案しながら判断してまいりたいと考えております。以上で答弁を終わらせていただきます。
再質問 4番 藤川和子
TPPの問題について再質問します。このTPPが結ばれ、参加することになれば大変な状況になるっていうことは、もう農林水産省とか北海道、そして紋別の試算を見ればわかります。つまり、大変な問題ですよね、地域にとってみたら。これは市長会も大切なんですけども、やっぱりまちとしてこの問題については反対なんだという取り組みをしていただきたいなと思うんです。やはりTPPに対する周知、こういう状況になる、特に1次産業が基幹産業ですので、そういったことも含めて、やっぱり市民と一緒になって運動していく必要があると思うんですが、その取り組みについてのお考えはないのか、もう一度お伺いします。
答弁 産業部長兼まちづくり推進室次長 能戸邦博(産業部長兼まちづくり推進室次長は2011年3月まで)
お答えをさせていただきます。先ほど市長のほうからご答弁したとおり、市の単独でこういったことをやる考え方は今持ってございません。というのは、私どもこのオホーツクに生きる者として、やっぱり大変な問題だということは十分認識してございます。昨日も阿部議員、石田議員のご質問にお答えしたとおりでございます。それで、1次産業、水産、農業、林業についても、この管内、北海道、日本全体の問題ですけども、このオホーツクの管内でも個々の産業の重要な役割を担っている方々が農業界、漁業界、林業界にもいらっしゃいます。こういった方々と連携を密にして対応していきたいっていうことでご答弁をさせていただきましたので、そのような形で進めさせていただきたいと思います。
再質問 4番 藤川和子
実際に政府の前原さんの発言にもよるように、1.5%しかない1次産業が国のGDPを引っ張ろうとしてると、反対してる。つまり農業者とか、第1次産業にかかわっている人たちだけが反対してるんだと、そういう図式にしようとしてるんですね、実際には。そういうことを考えると、やはりまち全体の問題ですのできちっとした運動をするべきだと思うんです。TPPが農業者や漁業者だけの問題ではないんだ、全体の地域の存続にかかわる問題なんだっていうところをしっかりと意思統一しなきゃならないと思うんです。こういうふうに今いろんなとこで反対っていうことで集会開いてますけども、やはり消費者だとか働く人たちの参加っていうのは、まだないですよね。やっぱりその運動をしない限り、この参加については阻止していけないというふうに思うんです。そこのところで、やはりしっかり手をつないで、地域を守るんだっていう運動に進めていく必要があると思うんです。これは農業者にとっても漁業者にとっても、自分たちの問題は結局は地域の問題っていうふうに広げていかなければ、この反対、阻止っていうのはいかないっていうことはもう皆さんわかってると思うんですね。そのために、市に何とか一緒に頑張ってほしいっていう、そういう思いで助けを求めてきてると思うんで、そういった面では、例えば広報だとか、あとはポスターとか、また集会など、そういうのを企画するっていうことは大事だと思うんですが、その辺についてはぜひ検討していただきたいんですけども、あくまでも第1次産業の人たちの運動として助けていくんだっていう立場をとるのかどうか、その辺ちょっとお伺いしたいんですが。
答弁 産業部長兼まちづくり推進室次長 能戸邦博(産業部長兼まちづくり推進室次長は2011年3月まで)
お答えいたします。今、議員さんのご質問ありますとおり、北海道の経済界も日本の経済界とは一線を画すということで新聞報道もされているところでございます。消費者の団体も一緒に連携をしてこの反対の運動を進めております。それで、私ども単独でやるやらないということではなくて、言ったんではなくて、いわゆる地域全体でやるに当たって、この地域のリーダーとなる役割を紋別市が持ってるわけでございますから、その関係の皆さんと連携をしながら進めてまいりたいと、こういうことでご答弁をさせていただいたとこでございます。
再質問 4番 藤川和子
もっと具体化していただきたいと思うんです。例えばポスターをつくるでもいいし、あと広報に載せる。やっぱり実際に農林水産省の試算なんかを見ても、北海道の試算見ても、やはりきちっと公的な形でこれだけの被害を受けるっていうことを明らかにしてるわけですから、やはりこの地域が大変な状況になるんだっていうことをちゃんと周知していかなきゃならない立場にあると思うんです。やはりそこのとこでは、いや、反対しましたよっていうだけではこのTPPの問題は阻止できないと思います。そこのところでは、やはり市が中心になって地域を守るという立場で、実際に役所にかかわってる方たち、一番情報が入るところにいるわけですから、そういったことを分析してみても、このTPPが大変な状況になるんだっていうことをわかってると思うんです。だから、自分たちのそれぞれの担当してる部署の中で、TPPに反対していくっていうそういう運動をどうつくっていくのかっていうこともきちっと話し合ってほしいと思うんです。もちろん市長はもう反対するんだっていうのろしを上げてるわけですから、じゃあ庁舎内で一体どんなことが取り組めるのか、そういうことをしっかりと話し合う必要があると思うんですが、そのことについてはどうですか。
答弁 産業部長兼まちづくり推進室次長 能戸邦博(産業部長兼まちづくり推進室次長は2011年3月まで)
何度もご答弁させていただいていますけども、産業関係の皆さん、また経済界の皆さんと連携を密にして対応してまいりたいと考えておりますので、そういうことでよろしくお願いします。
再質問 4番 藤川和子
ぜひ、市民に見えるように具体化していただきたいということを要望しておきます。あと2番目に、窓口負担の問題ですけども、国の基準よりも上乗せをした形で、市民が使いやすいように周知徹底をしていきますということでご答弁いただきまして、本当にこの窓口一時負担を待っている方たちに本当に行き渡っていけるように、ぜひ頑張っていただきたいなとお願いしたいと思います。あともう一つは、無保険状態になる保険証の窓口のとめ置きの問題ですけども、実際には納付の問題がありますので窓口給付ですよと、それは譲れないんだという答弁だったんですね。しかし、短期保険証というのは半年に1回ですので、実際に私が持ってる資料では最高5カ月とめ置きをして、そしてあとの1カ月だけ郵送して使えるようにしていく、また期限が切れたら、窓口に来なかったら今度また5カ月置いて、そして郵送して1カ月しか手元にないと。そういうことになるっていうことは、結局は保険証がないっていうことは無保険状態になってるっていうことになりますので、これはもし何かがあったときに大変な問題が起きるのではないかというふうに思うんです。また、この制裁を行うようなこういうやり方、実際にお金が払えないっていうことは大変深刻なことだと思います。これはまた違った形でしっかりと話し合えばいいだけで、実際には郵送にしている自治体もいっぱい今ありますので、ぜひそこのところを、できると思うんですよね。なぜ、窓口給付にこだわるのか、その辺が幾ら話してもわからないもんですから、もう一度説明してください。
答弁 市民課長 吉野久寿(市民課長は2011年12月まで)
お答えいたします。速やかに短期証を交付すべきということでございますけれども、国民健康保険制度につきましては、国民皆保険制度の根幹でございます。相互扶助の精神に基づきまして成り立っておりまして、負担については、当然公平性を保つことが重要であると考えてございます。窓口交付につきましては、私ども滞納世帯の方と接触の機会を設けていただきたいと、生活の状況や滞納に至った原因などをさまざまな事情を把握することで、よりきめ細やかな納付相談に応じることができるものと考えてございます。そういった相談をする機会を得るということで窓口交付を行っているものでございます。以上です。
再質問 4番 藤川和子
だから納付の問題と、それから保険証を送って医療を受けることができるようにしてあげるっていうことは別問題だと、切り離して考えなきゃならないと思います。ましてや無保険状態になれば、もし何かあったときわざわざ市役所に来てまたお話をしなきゃならないわけですし、そうなってくるともうどんどんどんどん病院から遠ざかっていく、そういった悪循環が出てきます。そうなってくるとますます保険料も払いたくないと、払いたくないっていう表現はちょっと語弊がありますが、保険料を払うっていうことからも遠ざかっていく。やはりきちっと市で、医療を受けてくださいという形で保険証を渡して、そしてこれだけきちっと市がやってるんだから、市民はしっかりと納入してくださいっていう、そういう話し合いになるんじゃないかと思うんですが、これではお金を払わないんだったら保険証はあげませんよという、そういうメッセージを一生懸命出してることになります。これでは市民の医療を受けるそういうことはできないんではないかと思いますが、無保険状態になったときの危険性については、どのように認識されているのかお伺いします。
答弁 市民課長 吉野久寿(市民課長は2011年12月まで)
お答えいたします。無保険状態と、払わなければ保険証を渡さないと、そういうようなことでございますけれども、私どもは決してそう思ってございません。接触をする機会をいただきたいと、そうした中で、払えない理由、生活状況、そういうことを把握した中で保険証をお渡ししていきたいという考えでございます。以上でございます。
再質問 4番 藤川和子
ここでやっても水かけ論になると思いますが、市としての誠意を示すっていうことがまず大事だと思うんです。市民のことをしっかりと考えてますよと、そういうメッセージを送ることなく、ただお金を払わなきゃならないっていうことばかりを強調していく、これはやっぱり市民感情としてどうなのかっていうことを考えていただきたいと思います。無保険状態っていうのを5カ月も続けている。これをもう少し短くするとか、そういう検討はこれからするのかどうか、ちょっとお聞きします。
答弁 市民生活部長 長谷川隆(市民生活部長は2011年3月まで)
藤川議員から市の誠意を示せというお話がございますけども、私どもも納税していただく方の誠意を待ってるわけでございまして、お互いに話し合うことが重要で、先ほど課長も言いましたけども、来ていただいて話し合って、本当にどうしても払えないっていうようなことであれば、私どもは全然こだわっておりません。積極的に病院にかかっていただきたいと、できるだけ早期発見、早期治療をしていただきたいというふうな考えでおりますことをご理解いただきたいと思います。それから、医療費は紋別市の国民健康保険は加入者1人当たり医療費を割りかえしますと、昨年で1人当たりもう31万5,000円ぐらいかかってます。65歳から74歳になりますと50万円ほどかかっております。それで、75歳いきますと96万円になっております。これは病院にかかってる人、かかってない人、全員含めて、それを医療費を割りかえしたらこういうふうな金額になって、これだけの医療費がかかってるっていうものをどうやって支払っていくのかっていうようなことで、皆さんもご承知のように、自分で払う自助の部分、それから共助の部分、公助の部分というふうなことで支え合ってるわけでございますので、やはり滞納されてる方たち、単純にお金を滞納してるから皆さん短期証になってるわけでございませんので、いろいろお伺いして、その中でちょっと問題あるなという方たちは短期証、とっても問題ある方たちについては資格証というふうなことで分けております。ちゃんとその辺は私どもも十分血の通った政策をしてるつもりでございます。それで、最後の5カ月とめ置き、何とかならないのかということですが、確かに藤川さんが言われてますので、それでほかの状況を聞きますと、やはり全く交付しないで6カ月間そのまま置いておくところも6市ほどございますけども、紋別は長いほうに属しますので、これについてはどれぐらいがちょうどいいのかというふうなことについては、少し検討させていただきたいと思います。
再質問 4番 藤川和子
ぜひ短くしてください。この無保険状態になるっていうことをきちっと押さえて、この期間を決めていただきたいと思います。次に、生活保護世帯への自立支援についてぜひ取り組んでいただきたいと思うんですが、札幌や釧路の例を出しましたけども、あそこは大変たくさんの生活保護者がいらして、そういった面では、ある意味傾向の同じような方たちを集めて対策をとりやすいっていうそういう状況もあると思うんですが、やはり一人ひとり状況が違っているわけですから、やっぱり一人ひとりの状況を把握しながら、生活保護世帯が自立に向けてやっていけるような援助をしていただきたいなと思うんです。もちろん働いてもらうのが最終目標になるとは思うんですが、ただ働け働けでは、なかなかそこに足が行かないっていう受給者もたくさんいらっしゃいます。やはり段階を踏みながら、社会に足を出していけるようなそういう支援が今必要なんではないかと思うんです。釧路なんかでは、動物園だとか、あと介護施設なんかに体験就労っていう形で行きながら、いろいろ仕事をしたり、いろいろなものを見たり、人と交わったりして社会に対してどんどん足を出していけるようなそういうプログラムを組んでるって聞いています。そういった特に就業に対して足踏みをしてるような方たちにとっては、そういう段階も必要なんでないかなと思うんです。あと働けない高齢者の場合にしても、家に閉じこもるんではなくて、どんどん外に出てボランティアなり、あと健康教室なり、いろいろな市としての施策、いろんな参加できるものがあると思うんです。そういうことにどんどん参加することによって社会的な生活を援助していくと、そういうプログラムをぜひつくっていただきたいなとは思うんですが、大変忙しい中だとは思うんですが、そういったことについて、人的なもので足りないとか、忙し過ぎてそういうことはできないんだとか、そういう現状はどうなんでしょうか。
答弁 社会福祉課参事 山口好昭(社会福祉課参事は2012年3月まで)
お答えします。ケースワーカー等の現状、こういう自立支援プログラム、こういうことをやることによって人員の状況等という、大変な状況ですけども、現在326世帯、4人のケースワーカーで実施しております。1人当たりで計算しますと、単純に計算しますと80ちょっとっていう、国の基準でいう基準ぎりぎりでやっています。その中で、こういう自立支援プログラム、こういう支援策をやるっていうことになりますと、ケースワーカーとしての日常の業務、本来いろいろなプログラムありますけども、その中に日常のケースワーカーとしての業務もあります。その上で今後、今そのプログラムやるに当たっては世帯の状況の把握ということの部分もあります。その中で、その世帯の把握する、これからどうやってこの世帯を支援していくか、どういう援助方針でやっていくか、そういう部分の見直しっていうものを必ず1年に1回以上やれということになってます。そんなことも見直しながら、今後どんな、例えば世帯ごとに個別のケースにとってどんな支援が必要かっていう部分を検討しながら考えてまいりたいと思ってます。
再質問 4番 藤川和子
ぜひ、忙しいと思うんですけども、いろいろな方面とも連携しながら、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。次に、市営住宅の家賃の問題ですけども、もともと安く設定してるんだから減免の基準は変えませんという答えだったと思うんですが、実際に道営住宅の減免の範囲に入る人たちと、それから市の減免のボーダーラインに入る基準が余りにも差があり過ぎると。同じまちの中で、こういったことでいいのかということを。そして道でありますから、結局は道は模範ですよね、早く言えば。そういった面で、減免基準っていうのをぜひ取り入れていただきたいなと思うんですが、そこの道の関係は全然違うんだっていうとらえ方だと思うんですが、参考にはならないんですか。道の減免基準っていうのは。
答弁 建築住宅課長兼参事 吉川友二
お答えいたします。市長の答弁の中にもあったと思いますけども、減免のやり方につきましては各事業主体でそれぞれいろんな方法をとられているわけですけども、今、北海道とか札幌市につきましては固定値という扱いでありまして、生活保護基準等を使ってるところにつきましては、東京都ほか紋別ももちろんそうですけども、そこそこでやり方が違います。また、それと減免の方法につきましてもまたそこそこの自治体で違いますので、その辺につきましてはやっぱり各事業主体の考え方というのがあると思いますので、そういうことでございます。
再質問 4番 藤川和子
建て替えによって家賃が上がってるっていうことは事実なわけですから、やはりその辺の減額率についてももっと上げていいと思うんです。今建て替えの場合は、もともと住んでる方たちは6割まで下げるっていう基準もあるようですけども、やはりもっと、例えば生活保護基準で減額される場合は5割しか減額になりませんので、その減額率を増やすだとか、そういった形でもっと考えていく必要があると思うんですが、その辺についてぜひ検討していただきたいと思います。実際に3,000円か4,000円払ってた方が、結局は建て替えのところに行けば、5年間は半額で入れますけども、もう5年たったら1万7,000円払わなきゃならないわけですから、その辺でぜひ検討していただきたいと思います。あと家賃の滞納者に対する対応については、ぜひその人その人にきちっと調べた形で、話し合った形で決定をしていってほしいなと、そういうことはぜひ、先ほども答弁ほかの方のでしてましたので、ぜひお願いしたいと思います。あと男女共同参画の問題ですけども、せっかくプランつくったのにさっぱり推進してるように見えない。働くお母さんたちとか、お子さんを育てているお母さんたちに対する対策は大変よくとられてると思うんですけども、実際にやはり女性が社会参加をしていくだとか、あと昇給をしていく、管理職になっていく、そういった社会的な形でもっと発言力を持っていくっていうところでの取り組みが大変おくれてると思います。実際にこのプランの中に、この方向で頑張りなさいと、女性の審議会の比率を高めなさい、管理職を登用しなさいっていうことをしっかり目標として出てきてると思うんです。そういう計画がさっぱり推進されない。ということは、推進するところの権限も何もないんだっていうことだと思うんですよ。担当者はいるけどもそれを推進するだけの権限を与えてない、そして位置づけもされていない、これは問題だと思いませんか。やはり推進審議会とか、あと推進室をつくるべきだと思いますが、そのことについてはどうでしょうか。
答弁 企画調整課長兼定額給付金等給付事務対策室参事 尾形勝己
各種施策の進捗っていいますか、成果のチェックっていいますか、成果をどのようにとらえて、次どのような政策展開を図っていくかっていう部分のの進捗管理も含めた展開部分だということだと思いますけれども、審議会等の構成も今後、例えば市長のほうから答弁ございましたけども、このプランの中身については、進め方について見直しを図っていきたいというふうに申し上げてるところでございますので、その中で、評価等についても審議会の設置も含めた中で検討していかなきゃならないのではないかと。今回、第3次の男女共同基本計画の部分で考え方も出されておりますし、今内閣府のほうで議論されてるところでございますので、それらの中身を踏まえまして、今後検討してまいりたいと考えてございます。
再質問 4番 藤川和子
まず、市役所から手本を示していく、それが必要だと思うんです。特に市の管理職の中に女性が一人もいらっしゃらない、いるのかもしれませんが、私はちょっとよくわからないんですが。23%が女性だっていうことですので、やはりきちっと女性がその力を発揮できるような、そういう形で考えていかなけりゃならないと思うんです。その辺で、女性を登用していくっていうことについてやはり位置づけていただきたいと思うんですが、その辺に関してはどうでしょうか。
答弁 庶務課長兼行財政改革推進室参事 佐藤久祐(庶務課長兼行財政改革推進室参事は2011年3月まで)
お答えをいたします。先ほども市長の答弁でありましたように、女性職員の全体職員に含まれる部分につきましては約23%、そして行政職につきましては16%程度ということになっております。今まで管理職の女性職員がいなかったということでございますが、これらにつきましては多分、一般論ではございますけれども、まず比較的女性職員の数が少ないことや出産、子育て、それと時間外労働等への配慮義務等もございまして、なかなかキャリアアップを図る時期とそういう時期がぶつかったのかなというような意見もございます。女性の管理職のスキルアップといいましょうか、管理職につきましては、先ほども北見市の例を議員さんおっしゃっておりましたけれども、女性職員の採用数の増や採用後のスキルアップを図るための研修、こういうものをこれから努めていけば、女性職員の管理職がこれからもいないということにはならないというふうに考えております。以上でございます。
再質問 4番 藤川和子
審議会には女性の比率を増やしていくっていうご答弁はいただいてるんですけども、私が言ってるのは、男女共同参画を進める審議会をつくってほしい、そしてまた、男女共同参画のプランを進める推進室をつくってほしいと、推進室になるのか推進係になるのかわからないですけども、ぜひそれに女性を登用していただきたいということを再三要望してるんですけども、それはその検討の中に入るんですか。
答弁 庶務課長兼行財政改革推進室参事 佐藤久祐(庶務課長兼行財政改革推進室参事は2011年3月まで)
お答えをさせていただきます。ただいまも、先ほども市長の答弁にございましたとおり企画調整課が所管しながら、そういう形でこの事業を今後も見直しをするということでございます。特別に新たな組織を設けてというふうには、今のところは考えてはございません。
再質問 4番 藤川和子
だいぶ、もう4年以上前の話になりますけども、あっちの山梨県のほうでは、大変女性の政治参画っていうことで、男女共同参画っていうの大変まちを挙げて取り組んでいるっていう状況が、視察してまいりましたけども、それにはやっぱり市長が、首長が女性をしっかり、女性の力を引き出していくんだ、女性の活躍する場所を保障していくんだっていうことをしっかりと市政の中に位置づけていかないとできないものなんです。だからそういった面では、この共同参画プラン、ただの飾りにしないで、ぜひ市長が中心になって進めていただきたいと思うんですが、今後の男女共同参画について、市長さんはどのように取り組んでいただけるのか、リーダーシップについてちょっとお伺いしたいと思います。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
審議会、それからいろんな社会の中で女性が活躍されるっていう場は、今現在の中ではオープンになってるというふうに思っています。その中で、役所の中でも十分女性の方々に活躍をいただいているっていうふうに思いますし、新しい職員の中でも特に女性の方は元気よくて、非常に心強い方々も採用されてきてるというふうに思ってます。それと審議会の関係につきましては、逆にこちらからお願いをしなければ、なかなか、見つけてお願いをしてやっとやってもらってるのが現状ではないかなというふうに思ってます。それは、やはり対象になる方々の意識の問題もあろうかというふうに思ってますし、そういう部分では、私は女性にぜひとも頑張っていただきたいと思ってますし、私も長年共働きでうちのお母ちゃんに助けられておりますので、そういう部分では、やはり男女が力を合わせて地域社会で活躍するということはやはり重要なことだというふうに思っておりますので、そういう部分での形で考えておりますし、今企画のほうで担当してるということで、それで不十分なわけじゃないっていうふうに私は思ってますので、企画のほうもどんどん女性も企画の中にいるわけですから、どんどんやってくれるんだろうというふうに思ってます。以上でございます。