幕別町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月11日
(1)近年の異常気象に対応するため天候のプロ「気象防災アドバイザー」の活用について
2024年9月11日、幕別町議会の一般質問で、岡本眞利子議員が「近年の異常気象に対応するため天候のプロ「気象防災アドバイザー」の活用について」質問し、町長 飯田晴義、防災環境課長 半田健、住民生活部長 寺田治が答弁しました。
- 質問者
- 岡本眞利子 議員
- 答弁者
- 町長 飯田晴義、防災環境課長 半田健、住民生活部長 寺田治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 岡本眞利子
通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。自然災害に対する自治体の備え。備えあれば憂いなし、災害は忘れたころにやってくる。本年、元日に発生した震度7の令和6年能登半島地震に加え、8月前半には神奈川県厚木市で震度5弱の地震が発生をしており、その後も8月中旬には台風5号の上陸により、お盆の帰省を足止めされました。さらに8月末には台風 10 号が猛威を振るって接近をし、九州では線状降水帯の発生により冠水被害がありました。災害は場所と時間を選ばないと思い知らされる近年ですが、今から8年前の 2016 年のこの時期に、道内には複数の台風が上陸、または接近し、本町においても猿別地区および相川南地区が冠水するなど甚大な被害を目の当たりにしました。本町としても、昨年 12 月に地域防災計画の見直し修正がされましたが、令和6年能登半島地震を教訓として、今後想定される大規模自然災害から、住民の生命・財産を守るために、これまでの対策を更に強化していく必要性を感じるところであります。そこで、以下の点についてお伺いします。(1)近年の異常気象に対応するため天候のプロ「気象防災アドバイザー」の活用についての考えは。(2)本町の防災環境課の女性職員の配置状況は。(3)職員を対象とした避難所開設訓練の実施状況は。(4)防災情報メールの登録数の現状は。(5)令和6年能登半島地震の被災地に職員が派遣をされ支援に当たったが、現地で見たことや経験したことなどを住民と共有する機会が必要と考えるが、町の見解は。(6)国の防災基本計画が今年6月に修正をされ、「福祉的な支援」の必要性が明記されましたが、本町として新たな福祉的支援策の考えは。以上であります。
答弁 町長 飯田晴義
岡本議員のご質問にお答えいたします。「自然災害に対する自治体の備え」についてであります。我が国では、気候変動の影響による大規模自然災害が全国各地で毎年のように発生し、令和2年には熊本県を中心とした豪雨、北海道内においても本年7月 23 日から 24 日にかけての大雨により石狩川水系雨竜川の水位が上昇し、雨竜川の流域市町において氾濫が発生しました。また、本年1月1日の能登半島地震では、住家の損壊、大規模な断水などの甚大な被害が発生し、今なお避難生活を余儀なくされている方もおり、大地震が発生した際の備えの重要性も再認識されているところです。また、政府の地震調査研究推進本部によりますと、十勝平野断層帯や千島海溝などを震源とする巨大地震の発生リスクが高まっているとされており、本町においても行政と住民の双方に防災・減災の備えが求められております。ご質問の1点目、「近年の異常気象に対応するため天候のプロ「気象防災アドバイザー」の活用についての考えは」についてであります。気象防災アドバイザーは、気象台での防災業務に係る部局の管理職経験など要件を満たした気象庁退職者、または気象予報士の資格を有し、気象庁が実施する気象防災アドバイザー養成研修を修了した者を、国土交通大臣が委嘱する気象防災のスペシャリストで、本年7月現在、全国で 272 人が委嘱され、そのうち道内には 13 人で、道東地区では釧路市と根室市に1人ずつおりますが、十勝管内にはおりません。また、全国 47 の地方公共団体においては、50 人の気象防災アドバイザーの方が会計年度任用職員として任用されており、道内の自治体では滝川市と標津町で任用されていると聞いております。近年の激甚化・頻発化する豪雨災害について、平時から高度な知識を有する気象防災アドバイザーを活用しながら備えることは、市町村の災害対応力を高めることにつながりますが、現在、十勝管内においては、毎週金曜日に帯広測候所と気象に関する Web 会議が開かれているほか、台風の接近や大雨が想定される際には、その都度説明会が開催されるなど、ふだんから帯広測候所と綿密な連携を図っておりますことから、現時点において気象防災アドバイザーを活用する考えはありません。ご質問の2点目、「本町の防災環境課の女性職員の配置状況は」についてであります。幕別町行政組織規則において、町長の権限に属する事務を処理するための組織として、住民生活部防災環境課に、防災や国民保護に関する業務を行う防災危機管理係、環境衛生やゼロカーボンの推進に関する業務を行う地域環境係、防犯、交通安全対策に関する業務を行う交通防犯係の3係が置かれ、課長、参事各1名、係長3名、係職6名の合計 11 名を配置しており、そのうち女性職員は2名であります。ご質問の3点目、「職員を対象とした避難所設置訓練の実施状況は」についてであります。避難所設置訓練の実施状況は、新規採用職員と避難所担当職員を対象に行った直近のものでは、令和3年 11 月 12 日に感染症対応避難所開設訓練として幕別北コミュニティセンターで 14 人が参加、4年 11 月2日に全国一斉緊急地震速報訓練に合わせ札内北コミュニティセンターで 14 人が参加、5年12 月 19 日には、津波浸水想定区域等の現地確認と合わせ忠類コミュニティセンターで 11 人が参加したところであります。また、本年2月9日には、1月に発生した能登半島地震を踏まえた冬期の避難所開設訓練として、厳寒期の避難所を肌で体感するとともに、備蓄資機材を用いた防寒・衛生対策の有効性について検証することを目的に、町職員 30 人のほか、防災士、北海道地域防災マスター、女性消防団など 23 人の参加をいただき、合わせて 53 人で「冬期における避難所開設訓練」を実施したところであります。本年度につきましては、11 月頃を目途に災害対策本部設置訓練を、2月を目途に冬期における避難所開設訓練を実施する予定であります。ご質問の4点目、「防災情報メールの登録数の状況は」についてであります。平成 27 年4月から運用を開始した防災情報メールは、一般住民を含めた登録者に対して気象情報や避難情報などの防災情報のほか、こども見守り情報、地域安全情報を電子メールで配信するサービスで、登録者数は、令和3年度末で 1,683 人、4年度末で 1,712 人、5年度末で 1,735 人、6年9月1日現在で 1,743 人であり、防災行政無線の整備や防災公式 LINE の導入により、登録者数はほぼ横ばいとなっております。また、令和7年3月1日運用予定の「幕別町公式 LINE」では、子育てや教育、防犯、防災情報など登録者が必要な情報をあらかじめ選択できるセグメント配信を行う予定であり、情報提供の多様化を図る上においては、効果的なものでありますことから、登録制メールを含め新たな公式 LINE の登録について折に触れ多くの方に呼びかけてまいりたいと考えております。ご質問の5点目、「令和6年能登半島地震の被災地に職員が派遣され支援に当たったが、現地で見たことや経験したことなどを住民と共有する機会が必要と考えるが町の見解は」についてであります。本町では、本年2月3日から 12 日までの間、公益社団法人日本水道協会からの要請に応じて、帯広市、帯広管工事業協同組合と合同で、主に漏水箇所の調査業務に水道課の職員1人を石川県七尾市に派遣、また3月 15 日から 24 日までの間、総務省の応急対策職員派遣制度に基づく要請に応じて、被災者支援のための物資拠点管理や支援物資物品受渡業務に土木課の職員1人を石川県輪島市に派遣するなど、人的支援を行ったところであります。職員の被災地派遣については、第一は被災地の災害支援が目的でありますが、職員の知見が広がるだけではなく、帰町後には、通常の業務の中で、漏水箇所調査に関わった職員については、関連する他の職員や民間事業者の方々に対して、大規模な地震における漏水の実態などを、被災者支援に関わった職員については、本町の防災担当職員などに対して、支援物資の受渡しで経験したことなどを伝え共有しております。今回は、年度末から年度初めにかけての町全体の業務が多忙な時期であったことから、多くの職員を集めての研修は実施できませんでしたが、過去の東日本大震災、胆振東部地震の際には、帰町後、職員研修に位置づけて報告会を実施したところであります。このような被災地での経験を本町での災害発生時の対応や防災訓練にも生かし、町民の皆さんへの公助につなげていくことが行政の役割として重要なことであると考えますことから、まちづくり出前講座などで臨場感のあふれる話を町民の皆さんにお伝えしていければと考えております。ご質問の6点目、「国の防災基本計画が今年6月に修正され、「福祉的な支援」の必要性が明記されたが、本町として新たな福祉的支援策の考えは」についてであります。本年6月 28 日政府の中央防災会議は、能登半島地震などを踏まえ、防災基本計画を改定し、高齢化の進展を踏まえた福祉的な支援の充実・明確化等が新たに盛り込まれたところであります。防災基本計画は、災害対応の根幹をなすものであることから、その改正内容は今後、都道府県の地域防災計画に反映され、その後、市町村の地域防災計画へと展開されてくることになります。このことから、今後、北海道地域防災計画に新たに「福祉的な支援」の具体的方策等が盛り込まれた後、速やかに幕別町防災会議において幕別町地域防災計画の改正を行い、地域の防災力の充実強化を図ってまいりたいと考えております。以上で、岡本議員のご質問への答弁とさせていただきます。
再質問 11番 岡本眞利子
では、再質問をさせていただきます。まず、1点目の気象防災アドバイザーについてでありますが、気象防災アドバイザーとは、自治体の防災の現場で即戦力となる者として、気象庁が委託をした防災の知見を兼ね備えた気象の専門家であります。自治体に自らのリソースとして活用することで、気象台では手の届きづらい部分まで細やかな支援を期待することができると発表しております。近年、異常気象により豪雨災害が頻発しております。今後、地球温暖化の気候変動により、世界的にも異常気象が増加をする可能性が指摘をされております。そこで、本町においても異常気象による災害が発生する確率は年々増加しているように感じております。この異常気象による災害を事前に予測をして適切に対応することは、地域住民の命や暮らしを守るためには自治体の大きな使命であると感じるところであります。そこで、異常気象による豪雨災害に対しまして適切な対応が取れる体制の整備が重要と考えることから、災害発生前から行政として適切な情報の提供をぜひしていただきたいと思います。先ほど答弁にもありましたが、一口に気象防災アドバイザーの活用といいましても、正直なところ大変難しいところでありまして、十勝には現在、存在がなく、釧路と根室に1名ずつで、2名しかいらっしゃらないようですので、いずれは気象防災アドバイザーを幕別町で採用し、災害を事前に予測をし、住民に避難を呼びかけ、被害を最小限に抑える対策を講じることができたらなと思っております。それで、1点目の質問はそこでいいのですけれども、2点目の質問では、防災環境課の女性職員の配置状況についてお尋ねをいたしましたが、近年、防災対策について、女性ニーズの視点が反映されにくい体制であることが分かりました。国では、地方防災会議の女性委員登用率を 2020 年には 30 パーセントを目標にしておりましたが、2025 年まで延長をしたそうでございます。そこで、令和5年度、本町の防災会議女性委員登用率は何パーセントであるのか、また国の目標に近づいているのか、以前と比較をして増加傾向にあるのかをお伺いしたいと思います。
答弁 防災環境課長 半田健
防災会議の委員さん 33 名中、女性の委員さんは6名いらっしゃいまして、18 パーセントということでございます。うち、職名によって防災会議の委員になられている方と、公募によってなられている方、9名の方が公募の委員さんでございますけれども、公募委員さん9名のうち5名が女性の方ということで、公募委員については 56 パーセントが女性となっております。
再質問 11番 岡本眞利子
その前に、国の目標に近づいているのかと。以前と比較して増加傾向にあるのか。
答弁 防災環境課長 半田健
全委員の任期というものが、令和4年の7月から現在も任期の期間中でございまして、今年度7月4日までの任期の途中ということでございますので、前年度からの比較ということでは変更はございません。
再質問 11番 岡本眞利子
国の目標が 30 パーセントということですので、大きく見ると 56 パーセントということは国の目標よりは超えていると……公募委員。失礼しました。では、国の目標にはちょっと近づいてはいないようですが、そこに関しましては、女性の委員が6名いらっしゃるということでありますが、女性の声が反映しやすい体制になっているのか、そこをお聞きいたします。
再質問 11番 岡本眞利子
では、本町では災害発生時は全職員で対応することになっていることは、私も承知をしております。そこで、それぞれの課が、災害のときの体制や災害への備えに対して、それぞれが主導できるようになっているのかお聞きします。
答弁 町長 飯田晴義
率直に申し上げますと、いざ災害、出動だといったときに、それはスムーズに、速やかに動けるかというと、甚だそこは難しいかと思います。そういう意味では、防災訓練はやっているのですが、やっぱり忘れた頃にまたもう一回やるという繰り返しですね、避難所開設訓練であったり、本部設置訓練であったり、これをもっと周期短くしてやる必要性を感じておりますので、まさに今、本当いつ起こるか分からないですし、地震は本当にこの 20 年ですよ、20 年大きな地震が来ていないので、本当に怖いなという感じを持っていますので、少し危機感を持って訓練に取り組んでまいりたいと思います。
再質問 11番 岡本眞利子
今、町長おっしゃったように、本当に災害は忘れた頃にかなと感じているところなのですが、今、お聞きしました、防災環境課では女性職員が2名ということでお答えいただいたのですが、なぜ女性職員の人数をお聞きしたかというと、やはり女性の声が反映しづらいというところがあり、この庁舎の中に女性職員たくさんいらっしゃるのですけれども、やはり防災環境課の中では、防災に関して知識を深めて、ふだんから防災のことを考えて力を注いでいるということが多いかと思うのですが、なかなか違う部署にいると、防災のことを考えてということはなかなか難しいのではないかなということを感じまして、女性職員のこの2名という人数は適正であるのかをお聞きしたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
この人事異動はやっぱり3年なり4年に1回ありますので、なかなかそこを完璧に女性を多めに配置をするとか、女性の意見が反映できる体制にするというのは難しいわけであります。ですから、配慮はしているのです。男女バランスとか配慮をしながら人事を行っているわけなのですけれども、なかなかそれは結果として数字が低くなる場合もあります。ただ、今まさに男女共同参画基本計画を策定作業中でありますので、このことを策定作業を通じて、あるいは策定後において職員間で共有をして、あまり男女と区別はつけたくないのですが、女性ならではの細やかな気遣いだとか、そういうのはもちろんあると思いますので、そういったものをしっかりと防災の上でも、あるいは避難所運営の上でも生かしてまいりたいと思います。
再質問 11番 岡本眞利子
今、町長おっしゃったように、女性、男性という区別をつけるわけではないのですが、やはり女性が多ければいいというわけではないですが、女性の視点という観点からも、女性ならではの部分が見えてくるのではないかなと思いますので、職員の人数の中でも配置をするのは大変かと思うのですが、そういうような女性のニーズ、女性の視点を生かすことができるような体制にそろえていただきたいと思います。それでは3点目になりますが、職員を対象とした避難訓練の実施状況についてであります。今年2月に本町で初めて、冬期間における避難所開設訓練が実施をされましたが、冬期の訓練は初めてということもあったのかもしれませんが、そのときの職員の実践対応など、どのように評価をされたのか、または改善点などを見出されたのかをお聞きいたします。
答弁 町長 飯田晴義
初めての冬期間の訓練でありまして、これは能登半島地震がありましたので、やはり北海道、十勝においては、やっぱり冬期間の対応というのは非常に問題になるということで、暖房と水が利用できるかということを特に重視しまして訓練を行ったわけであります。初めてでしたので、そこはなかなかスムーズにいったということは言い切れませんけれども、これを一つ糧にして、また今年も 11 月に実施しますので、やっぱりこれを先ほど申し上げたように繰り返し訓練を行うことで、どんどん身についてくる部分がありましょうから、そこはしっかりと、反省点ももちろん何十点か出ていますけれども、それを今度の 11 月、避難所開設訓練に生かしながら、質の向上を徐々にではありましょうけれども、図っていきたいなと思います。
再質問 11番 岡本眞利子
やはり訓練は何度も重ねることによって、忘れていたことが思い出されたりということもあり、前失敗したことが成功してできたりということもあるかと思いますので、回数を重ねることによって、やはり職員のほうも意識が変わってくるのではないかなと思います。また新しい職員がどんどんと入ってくる中で、職員を対象に、また住民を巻き込んでの訓練は大切なことかと思います。したがいまして、冬期間ももちろん大切ではありますが、この時期の台風シーズン前の訓練については、どのように考えておりますでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
今年度においては、11 月、2月という予定をしております。だだ、やっぱり 2016 年、平成 28 年、あのときは8月の半月で台風が4度、上陸とかすめたわけで、その中で最後の8月 30 日の台風 10 号が一番大きな被害をもたらしたということがあります。台風というと9月かなと思うのですが、もう8月 30 日のかなり暑いときにああいった台風が接近したということによって、大きな被害を受けたわけですから、そこは台風時期も想定した訓練もやらなければならないと思っています。今年はちょっともう難しいので、来年以降、そういう大雨の時期、それと厳寒期というものを意識しながら訓練をやってまいりたいと思います。
再質問 11番 岡本眞利子
ぜひ、そうですね、防災計画の中では、最低1年に1回以上は訓練をということで明記されておりますが、1年に1回とは言いませんが、その中で業務もしながらということで大変なこともありますが、先ほどいただいた答弁の中でも、新規採用職員と避難所担当職員を対象に、令和3年度から行った分をご答弁いただきましたが、すごく人数が少ないのですよね。それで、これもその担当職員だけではなく、いつも人事異動で変わったりもしますので、担当職員だけではなく、各課から何名か参加ができるような形で声かけをしながら、もっともっと多くの職員が参加できるような体制を取っていただきたいなと思いますが、その点はいかがでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
その点は、参加人数の少なさは私も反省をしております。直接そこに関わる人間のみならず、やっぱりより多くの、自分が何か災害が発生したときに対応しなければならないのですね。ですから、そこの避難所のみならず、どこかの避難所には行かなければならないということを考えれば、やっぱりより多くの職員がそこに参加することが必要であろうと。その中から、自分が当事者でなくても、自分が当事者になったときのことをイメージしながら、勉強になることも出てくると思いますので、できるだけ業務に支障のない範囲の中で、多くの職員が参加できるように開催をしたいと思います。
再質問 11番 岡本眞利子
ぜひとも今年度からはそのような方針で進めていただきたいと思います。いざというときに、どれだけ本当に迅速に行動ができるかということが大切であると思います。それには、日々の訓練が最も重要であると思いますので、職員がもう身近に参加をいただくことが重要かと思います。それでは、4点目の防災情報メールの登録状況についてをお聞きしたところでありますが、これもまた人数がとても少なくて、2,000 人にも満たないことに驚きました。そこで、令和5年から6年、6年は今まだ9月ですけれども、6年の末にはなっていませんが、計算すると8人が登録をしていただいたということでありますが、なぜこんなに少ないのかなというのもあるのですが、その中でも家の中では防災ラジオや何かがあったり、外に出たときに携帯電話で登録した分の情報が流れてくるということなのですが、今ほとんどの方が携帯電話をお持ちの方が多いかと思うのですが、今後、来年の3月からまた新しい幕別町公式 LINE で、欲しい情報をあらかじめ登録者が必要な情報だけを選択できる新しいシステムになるということでありますが、今のこのままでいくと、これもあまり増えないのではないかな、登録者が少ないのではないかなと思いますが、今後どのように進めていくおつもりかお聞きします。
答弁 町長 飯田晴義
確かにメールについては増えていないです。増えていないのですが、防災公式 LINEも実は 1,509 人登録をしていただいておりますし、それと防災無線が完備されたということもありましょうし、それとさらに情報入手のツールが非常に多くなっているのです。例えばヤフーからも入るとか、いろんな情報が届くようになっておりますので、これが唯一の、町の登録メールが唯一の情報ではないということもあるのだろうなと思います。そうはいっても、町から発信するのが一番我々は信憑性が高いというか、現実に即したものだと思っておりますので、そこは今後も幕別町公式 LINEに主眼を置いて、なるべく多くの方に登録してもらいたい。そうするべく、ほかの情報もありますから、付加価値が非常に高くなると思いますので、そういったいろんな情報をこの幕別町公式 LINE の中で得ていただく、その中の一つとして防災情報についても得てもらう。そういうことになれば一番いいのかなと思っておりますので、来年の3月1日運用予定でおりますので、そこに向けて PR をしてまいりたいと思います。
再質問 11番 岡本眞利子
PR につきましても、広報に載せました、ホームページに出しましたというと、なかなか難しい面もあるので、また新たな手法で1人でも多くの方に登録をしていただけるような方法でお願いをしたいと思います。そこで次、5点目の被災地に職員が派遣をされ、支援に当たった経験を住民に伝えるというところでございますが、こちらは2名が派遣をされ、現地でご苦労されたことと思いますが、この貴重な体験をそのままにしておくのは、もったいないのではないかなと感じるところであります。何よりも生の声、生の体験を住民に伝え、住民の防災力向上につなげることにもなるのではないかなと思うのですが、出前講座などで話をしていただくような機会もつくればよかったというようなお話もご答弁をいただきましたが、出前講座ももちろんいい手法だとは思うのですが、この時期ですから広報などにも載せながら、本人のこんな経験をしたというようなことも広報に原稿を書いてもらって載せてもらうのも、多くの人がまた広報を見る機会にもなるのではないかなと思うのですが、その点についてはいかがですか。
答弁 住民生活部長 寺田治
能登半島地震の災害に派遣した職員2名おりますが、今後、出前講座等で周知はしていくつもりはしておりますが、幸いに今月 28 日に防災の講演会、これは町共催になっているのですが、そちらで道科大の先生の講演がありまして、その後半に町のほうでの時間が設けられておりますので、そこでうちの職員が、15 分ぐらいになりますけれども、貴重な体験、せっかくの体験ですので、お話しする予定ではございます。以上です。
再質問 11番 岡本眞利子
そうですか。では、9 月 28 日にそのような講演の場所も、本当に住民に伝えるという場面があるということでありますので、せっかくそのような体験をされたので、その体験を生かしながら、うちの防災にもつなげていただきたいと思います。それでは最後になりますが、6点目の福祉的支援についてであります。今年元日の能登半島地震で、高齢者や要配慮者が数多く被災したことを踏まえ、国の防災基本計画が修正をされました。具体的には、市町村に対して避難所の開設当初から間仕切りと段ボールベッドの設置、栄養バランスの取れた食事、入浴、洗濯など、生活に必要な水の確保に努めるよう要請されています。また、指定避難所の保健衛生環境の整備については、仮設トイレなど、早期設置に加え、簡易トイレ、トイレカー、トイレトレーラーを明示されており、より快適なトイレの設置に配慮することに努めるよう、要請がされております。そこで、災害になると一番問題になるのがトイレの問題であります。そこで、今回、能登半島地震で、携帯トイレは備蓄されておりましたが全く足りず、発災当初は大変な問題になったそうですが、我が町としては簡易トイレ等の備蓄は必要量に達しているのかお伺いします。
答弁 防災環境課長 半田健
町のほうで予定をしておりますトイレの関係ですけれども、ポータブルトイレ、計画数量では 47 台が必要だということでございまして、もう既に現在、47 台を導入済みでございます。併せましてラップ式のトイレ、これも計画の中で6台必要数ということで計画をしておりまして、これも令和2年度に全て6台を購入、整備しておりますので、完了しております。併せまして、災害用トイレの袋で収納するセットでございますけれども、2万 6,500 枚を計画数量定めておりまして、これにつきましては5年度現在で2万 4,200 枚ということで、まだ目標数に達しておりませんので、今後、目標数量に向けて購入、準備をするというところでございます。
再質問 11番 岡本眞利子
では、トイレの問題に対しましては、我が町としましては一定の数は整備されているということであります。行政ばかりがこれ備蓄するわけではありません。もちろん、私たちが一人ひとりが3日分の食料から、そういうものを備蓄をしなくてはいけないことは承知はしておりますが、なかなか高齢化の中で備蓄をされている方が少ないというようなこともあるので、町としてはそのように備蓄はある程度はきちっとそろっているということで、確認をいたしました。それでは、保健衛生環境の整備ということで、トイレトレーラーやトイレカーについては、今後の取組はどのように考えているのかお聞きいたします。
答弁 住民生活部長 寺田治
トイレトレーラー、トイレカーというような、車にセットになっているトイレだと思うのですけれども、これは今後ちょっと検討しなければいけないと思っております。今現在は計画の中には入ってございません。以上です。
再質問 11番 岡本眞利子
国の防災基本計画の中にももう明記をされていて、トイレカーによる快適なトイレの設置の配慮ということで、高齢者や、そして障害のある方などは、快適なトイレが使用することができるということで、もうなかなか導入しているところも少ないのですが、1台 2,400 万円ぐらいするのですが、その中でも普通交付税や緊急防災減災事業債からも使うことができて、自治体は3割負担ということであります。したがいまして、災害のないときはほかでも、うちでいうと運動公園や何かのそういうときにも使うことができるのではないかなと私は感じたのですが、そのようなことも今後考えていくべきではないかなと思います。また、保有している企業また団体との協定締結を進めていくことも、一つの手ではないかなと思いますので、そこのところもしっかりと調査・研究をしていただきたいなと思います。本町としても、災害に対してはいろいろと対策をされていることはもちろん承知をしております。しかし、災害対策はこれで完璧ということはないかと思いますので、大切な命を守るために今できることを町として一歩ずつ進めていただきたいということを申し上げまして、質問を終わります。