幕別町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月6日
自治体の防災・減災対策について
2023年9月6日、幕別町議会の一般質問で、荒貴賀議員が「自治体の防災・減災対策について」質問し、町長 飯田晴義、防災環境課長 井上一成、住民生活部長 寺田治が答弁しました。
- 質問者
- 荒貴賀 議員
- 答弁者
- 町長 飯田晴義、防災環境課長 井上一成、住民生活部長 寺田治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 荒貴賀
通告に従いまして、質問いたします。災害に強いまちづくり、自治体の防災・減災対策についてであります。平成 30 年北海道胆振東部地震では多くの方が亡くなり、全道 295 万戸に及ぶ大規模停電は、町民の多くの方が備えの大切さを認識したところでもあります。最近でも、西日本豪雨、大阪府北部地震、今年5月の石川県能登地方地震など、いつ、どこで、どんな災害が起こるかわからない状況です。特に自力避難が困難な方への支援の取組が遅れていることが課題です。今後切迫していると指摘されている道東沖の巨大地震や十勝平野断層帯による直下型地震をはじめとした、あらゆる災害で被害の軽減につなげ、被災者に寄り添った支援につながるよう、以下の点を伺います。1、防災に関する本町の令和4年度から5年度における取組状況は。2、東日本大震災の教訓を踏まえた、平成 25 年の災害対策基本法の改正により、市町村による避難行動要支援者名簿の作成が義務化されました。そして、令和3年5月に災害対策基本法が改正され、避難行動要支援者ごとに、個別避難計画の作成が努力義務化されましたが、町の取組は。(1)避難行動要支援者名簿登録者数は。(2)個別避難計画の策定状況は。(3)個別避難計画は、作成を行ったら終わりではなく、実効性のある取組を実施することが大切であり、避難訓練等で計画を確認することが必要と考えるが、町の見解は。(4)医療機関、関係団体との連携の状況は。3、「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」が令和3年9月に施行され、自治体の支援が責務となりました。災害時における町の取組は。また、大規模災害時の在宅人工呼吸器等装着者の電源の確保などをどうするか、町の考えは。4、避難所の生活環境についてであります。憲法 25 条に基づいた避難所生活環境の確保が、行政責任として果たすことが必要と考えるが町の見解は。また、福祉避難所における生活環境の確保状況は。以上です。
答弁 町長 飯田晴義
荒議員のご質問にお答えいたします。「災害に強いまちづくり、自治体の防災・減災対策」についてであります。近年、地球温暖化に伴う異常気象などにより、全国で豪雨災害が頻発しており、この夏も秋田県内や鳥取県内において線状降水帯による猛烈な雨で河川が氾濫し、甚大な被害が発生しております。また、全道で大規模な停電が発生した胆振東部地震から5年が経過しましたが、地震調査研究推進本部によりますと、十勝平野断層帯や千島海溝などを震源とする巨大地震の発生リスクが高まっているとしており、行政と住民の双方に防災・減災の備えが求められているところであります。ご質問の1点目、「防災に関する本町の令和4年度から5年度における取組状況は」についてであります。防災に関する本町の取組状況は、令和4年度においては、新型コロナウイルス感染拡大防止の制約が残る中、防災出前講座を 20 回実施したほか、忠類小学校及び忠類中学校で一日防災学校を開催し、児童生徒への防災教育を行ったところであります。令和5年度においても、防災出前講座を8月までに 11 回実施しているほか、防災のしおり及びハザードマップを3年ぶりに改定し、全戸配布したところであります。また、今月には糠内小学校及び糠内中学校で、一日防災学校を行うとともに、全町一斉防災訓練と称して、各自で簡単に行うことができる「シェイクアウト訓練」を防災行政無線の合図で全町一斉に実施する予定であります。このほか、本年度中に自主防災組織の設立を計画している1町内会に対し、自主防災組織の役割や結成手順に関する資料の提供や、規約の作成支援等を行うなど、組織率の向上に向け取り組んでいるところであります。ご質問の2点目、「個別避難計画の作成が努力義務化されたが町の取組は」についてであります。一つ目の「避難行動要支援者名簿登録者数は」についてであります。避難行動要支援者名簿には、介護認定を受けている方や、身体障害者手帳1級または2級の交付を受けている方、難病患者などが登録されており、本年7月末現在の町内の登録者数は 2,271 人で、このうち、平常時から町内会や民生委員などの避難支援等関係者に対する名簿の提供に同意している方は 1,482 人となっております。二つ目の「個別避難計画の策定状況は」、三つ目の「避難訓練等で計画を確認することが必要と考えられるが、町の見解は」及び四つ目の「医療機関、関係団体との連携の状況は」については関連がありますので、併せて答弁させていただきます。個別避難計画とは、自力での避難が困難な避難行動要支援者について、起こり得る災害を事前に想定し、それぞれの特殊事情を踏まえた上で、避難の方法や避難先、避難支援等実施者など、その人に必要な支援をあらかじめ決めておくことで、周囲からのサポートを円滑に進めるための個別計画であり、令和3年の災害対策基本法の改正により、策定は市町村の努力義務とされました。個別避難計画の策定に当たっては、対象者の心身の状況や生活実態などを把握するため、地域防災の担い手だけでなく、介護支援専門員や相談支援専門員、医療機関と連携を図る必要がありますが、居住空間やプライバシーに踏み込む必要があることに加え、避難を手助けする側の担い手不足などの課題があり、計画の策定に時間を要している状況にあります。このことから、令和4年度に二つの町内会をモデル地区に選定し、町内会長や介護支援専門員、相談支援専門員などと連携し、モデル的に計画の策定を進め、本年8月までに5人の方の計画策定が完了し、現在は4人の方の計画策定を進めているところであります。今後においては、町内会長や介護支援専門員、相談支援専門員のほか、民生委員児童委員にも協力を要請し、支援を必要とする方やそのご家族の方に、個別避難計画の必要性を啓発するパンフレットを配布するなど、引き続き、関係機関と連携しながら個別避難計画の策定件数を増やしてまいりたいと考えております。また、要支援者の身体的な状況の変化や生活環境の変化などに応じて、個別避難計画の見直しも必要となることから、介護支援専門員や相談支援専門員などに、計画の見直しの要否について、定期的に聞き取り調査を行うとともに、個別避難計画のとおり円滑に避難できるか検証することも重要であることから、災害を想定した模擬訓練の実施や地域の防災訓練への参加について、積極的な呼びかけを行ってまいります。ご質問の3点目、「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関し、災害時における町の支援は、また、大規模災害時の在宅人工呼吸器等装着時の電源の確保について、町の考えは」についてであります。日常生活および社会生活を送るために、人工呼吸器による呼吸管理やその他の医療行為を恒常的に必要とする子どもたちを「医療的ケア児」といい、令和3年6月に医療的ケア児の健やかな成長を図るとともに、その家族の離職の防止に資し、もって安心して子どもを生み育てることができる社会の実現に寄与することを目的に「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」が制定され、同年9月に施行されました。これを受け、北海道においては、令和4年6月に、道内全ての市町村において、子どもとその家族が医療的ケアとともに安心して生活できるよう、さまざまな相談を受け付ける「北海道医療ケア児等支援センター」を開設したところであります。本町においては法律制定に先駆け、令和2年度に幕別町自立支援協議会に、庁内関係課や医療機関および訪問看護ステーションを構成員とする「医療的ケア児支援部会」を設置し、町内の医療的ケア児について現状把握を行うとともに、医療、保育、教育、保健など適切な支援を行えるよう、個別にケース検討を行っているところであります。また、法律の附則において、医療的ケア児及びその家族に対する災害時の支援に係り、政府は、災害時における医療的ケア児に対する支援の在り方について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講じることとされておりますことから、本町においても、今後、国から示される必要な措置に沿った支援体制を整えてまいりたいと考えております。このため、当面の災害時における医療的ケア児等に対する支援については、状況に応じて福祉避難所に避難していただくほか、人工呼吸器を必要とする医療的ケア児1人については、自身において予備電源のほか、ソラーパネルおよび自動車のシガーソケットからも充電できる蓄電池により、約 14時間分の電源を備えておりますことから、停電が長期化する場合において、非常用発電機を備えている避難所を案内するほか、防災協定を締結した企業から発電機の提供を受ける考えであります。このほか医療的ケア児以外に、町内に在宅する酸素療法をされている方 16 人においても、大規模災害時の医療機器の電源の確保については、状況に応じて医療的ケア児と同様に、非常用発電機を備えている避難所への案内や、防災協定を締結している企業から調達する発電機により、対応する考えでおります。ご質問の4点目、「憲法 25 条に基づいた避難所生活環境の確保が行政責任として果たすことが必要と考えるが町の見解は、また、福祉避難所の生活環境の確保は」についてであります。幕別町地域防災計画では、災害の区分に応じ避難所を指定しており、一次避難所として 35 か所、二次避難所として 43 か所、福祉避難所として 13 か所を定めています。このうち、暖房設備や冷房設備が不足している避難所については、町が備蓄している灯油ストーブやジェットヒーター、冷風機を運搬設置するほか、感染症やプライバシー対策としてのパーテーションや段ボールベッドを複数のリース会社との協定に基づき調達するなどして、避難所の環境維持に努める考えであります。また、避難所を利用される要支援者の方においても可能な限り不便が無いよう、令和2年8月に、一般社団法人日本福祉用具供給協会と「災害時における福祉用具等の供給等協力に関する協定」を結び、介護用品や車椅子、特殊ベッド、手すり等の福祉用具の供給を受けることを可能としており、障がい者や要介護者等への一定の対応ができるものと考えております。なお、福祉避難所については、全てバリアフリートイレやスロープが設置されたバリアフリー化をしている施設となっており、高齢者や障がい者、乳幼児、そのほか特に配慮を要する方、いわゆる要配慮者が、安心して避難生活を送る環境を確保しており、本町では幕別本町地区に4か所、幕別農村地区に1か所、札内地区に4か所、札内農村地区に3か所、忠類地区に1か所の計 13 か所の避難所を、状況に応じて開設する予定であります。以上で、荒議員のご質問への答弁とさせていただきます。
再質問 8番 荒貴賀
それでは再質問をさせていただきます。今日で、北海道胆振東部地震から丸5年を迎えました。本当に 44 名の方が亡くなって、たくさんの方が被災し、いまだに仮設住宅で暮らしている方がいる中で、本当に痛ましい状況が続いています。災害対策を行うということは、本当に重要なところでありますので、町の取組についてお聞きしたいと思います。十勝でも、先ほどご答弁にもありましたが、千島沖の巨大地震や、幕別の下には断層帯があるという状況がありますので、いつ大きな地震が発生するか分からないというような状況はあります。こうした下で、深刻な災害が増えて、住民と行政が力を合わせてということは分かりますが、しかし課題も多くて、困難を抱えているということは間違いないのです。ここでやはり住民の命を守るために、一つひとつの課題を解決していくことが、何よりも大切であり、そのことについてお聞きしたいと思います。特に要配慮者への手だてが進んでいないように感じたことから、今回質問させていただきました。幕別町でも、ご答弁にもありましたが、防災無線やその基地局、防災マネージャーやハザードマップの更新と、この間、中止してきた防災訓練等、防災教育、防災学校が進められてきたということは、理解しました。今後、一人ひとりが災害を我がこととして捉えて、平時から災害避難行動を想定して準備をすることを促すことが、何よりも重要なのです。町として、今後の取組、計画について、具体的なものをお知らせいただけますか。
答弁 防災環境課長 井上一成(防災環境課長は2024年3月まで)
ただいまのご質問についてお答えをいたします。今後の防災に係る取組の予定についてでありますが、まず町長の答弁にもありましたが、今年度新に行うものとして、全町一斉防災訓練ということで、シェイクアウト訓練を9月に実施する予定であります。こちらは、日程としては9月 24 日日曜日になりますが、14 時から 15 時の間の時間帯に地震が発生する想定で、防災行政無線を使いまして地震発生の訓練放送を流して、それに合わせて住民の方に、地震発生直後の身を守る体勢、姿勢を低くして机の下に潜って、揺れが収まるまで頭を守って動かずに待っていただくということで、1分間程度でできる訓練になりますので、防災行政無線の合図に合わせて訓練をやっていただきたいということで、先日「広報まくべつ」の9月号にも記事を掲載して、参加を呼びかけているところであります。そのほか、同じ9月 24 日になりますけれども、百年記念ホールでは、防災訓練のフェスティバルということで、昨年度に引き続きまして、幕別町も共催の形で参加するのですけれども、イベントがございます。メインのイベントとしては、避難訓練コンサートということで、コンサートを開いている会場で、途中で避難訓練を行うと、演奏の途中に突然地震が来たという想定で、参加されている聴衆の方に、避難訓練を行っていただくと。そのほか、防災に関する、我々防災環境課でもブースを設けますけれども、展示や暗闇体験コーナーですとか、いろいろとブースを設置する予定になっております。直近の予定としては、そういったところになります。そのほか、9月に行うものとしては、一日防災学校、先ほど町長の答弁にもありましたけれども、今月、来週になりますけれども、糠内の小中学校の生徒を対象にしまして、今年も一日防災学校を実施する予定であります。当面の計画としては、以上になります。
再質問 8番 荒貴賀
いろいろと取組が行われて、啓発活動が進められているということは、意識いたしました。その中で、要は要配慮者、いわゆるそういった視点、たくさん困難を抱えている人たちの視点について取組等が行われるのか、お聞きしたいのですが。
答弁 防災環境課長 井上一成(防災環境課長は2024年3月まで)
ただいま説明をした今後の計画、訓練等について、具体的に要配慮者の方に訓練に加わっていただくというような、具体的な計画は、今のところございません。以上です。
再質問 8番 荒貴賀
要配慮者がいますという啓蒙活動でもいいのだと思います。要は参加していただくことが何よりも必要であり、そこで課題が見つかるということもあるので、一番最初にそういった方が参加されて、一緒に避難訓練やそういった行動を取るということは大切ですが、やはり避難が必要な人たちがいます、こういう人たちがいるということをお知らせして、協力を呼びかける、そういったことも必要なのではないかと思うのですが、そういった配慮や観点というものはなかったのか、ちょっと聞いていいですか。
答弁 防災環境課長 井上一成(防災環境課長は2024年3月まで)
要配慮者の方について、一般の方、広く住民の方に知っていただく機会を設けるという意味であれば、先ほどご紹介した9月 24 日の百年記念ホールのブースの中でも、今回は防災のしおりやハザードマップも改定しておりますので、その内容の紹介の中で、当然しおりの中にも要配慮者についても紹介しているページがございますので、こういった方、自力では避難が困難な方も町内にいらっしゃいますというようなご紹介ができるかと思いますので、検討してまいりたいと思います。
再質問 8番 荒貴賀
やはりぜひそういった方もいる、いろいろな人たちがいるということをお知らせするということはまず第一歩ですので、そこからまず進めていただいて、避難計画、行動計画というものをつくっていただければと思います。先ほどの町長の答弁でありましたが、担い手がなかなかいないというような話がありました。やはりこういったところも理解していただく。こうした人たち、自分たちのこともそうですけれども、そういった地域の人たちを共に支え合うという意味でも、啓蒙活動を同時にいろいろな形で入れ込むことが、何よりも重要ですので、そういった視点を持って、ぜひ防災訓練を実施していただければと思います。次です。防災対策の取組であります。今回、ハザードマップが3年ぶりに更新されたということで、報告を受けました。この中で、いわゆる浸水域の変更とジェンダーの視点ということで、ジェンダー視点という意味では、積極的な取組が内容として入ったというところで、大変評価したいと思っています。要は、ユニバーサルデザインを意識したハザードマップの考えについて、持っているかということをお聞きしたいのです。要は国土交通省が2年前、2021 年の6月から7月にかけて、全自治体にアンケート調査を取っています。そのときに、障がいの特性に応じた水害のハザードマップを作成しているという自治体が、全体の 2.6 パーセントしかなかったということで、内閣府が危機感を覚えて、すぐに同年 12 月に主体的な避難計画、あらゆる主体が避難行動に必要なハザードマップの情報を活用できるように、ユニバーサルデザイン検討会議を設置して、昨年度末に手引書を作って改定を出しているのです。昨年末なのですが、こうしたことが今回のハザートマップで反映することができたのか、もしくは通知等がなかったのか、ちょっとお聞きしてもよろしいですか。
答弁 防災環境課長 井上一成(防災環境課長は2024年3月まで)
防災のしおり、それからハザードマップについて、ユニバーサルデザインを意識して作成されたかどうかというご質問かと思いますけれども、しおりについてもハザードマップについても、見やすさに配慮して、文字の大きさとかレイアウトについては、できる限りの配慮をしたつもりであります。あと色の組合せ等、見分けがつきづらい方もいらっしゃるというところも多分あろうかと思いますけれども、その色合いの部分について、この色の組み合わせが全ての方に見やすいものになっているかどうかというところまでは、正直、全てに配慮できているかというと、そこはもしからしたら、人によっては見分けづらい色合いになっている部分があるのかもしれませんので、そこは今後、次回改定のときには、そこの部分にもさらに配慮して作成してまいりたいというふうに考えております。以上です。
再質問 8番 荒貴賀
こういった通知や、こういったことを取り組んでほしいということは、来ているわけなのです。それで必要かどうかということは、やはり町の判断にはなるので、その辺については、必ず入れようというふうなことには、私もならないのかなとは思います。そういった議論がされて、そういった視点が取り入れられたかということが、やはり内部で議論されたのかということが、すごく大切なのではないかと思ったものですから、今回、そういったことが視点としてあったのかどうかをお聞きしたところであります。いわゆる今回のユニバーサルデザインがスタートした理由は、視覚障がい者、いわゆる障がいがある人たちでも見やすいものにしていきましょうというようなものがあったのだそうです。通常、先ほど課長が言われたとおり、いろいろな方が見やすいようなという意味で、ハザードマップは全国的に作られてはいるのですが、障がいのある人たちでも、自分たちのことと思って、いろいろなことを思いながら、そういったものに触れてもらうということは、やはり大切なことです。そういったところから、いろいろな課題や自分たちの思いというものが出てくるというものがありますから、やはりいろいろな人たちが手に取っていただけるようなハザードマップの作成やしおりの作成について、ぜひ考えていただきたいと思います。困難に寄り添うという意味で、ユニバーサルデザインのまちづくりというものが進められてきました。それに併せて災害時の対応についても、そういったまちづくりとともに一緒に、そういったものを一緒に取り組んで、いろいろな人たちが避難行動を取ったり、避難所に行けたり、そういったことを想定したものを作っていきましょうということで、今回内閣府がそういったものを作っているので、ぜひ検討していただければと思います。個別避難計画に移らせていただきたいのですが、正直びっくりしたというか、悲しかったというところが正直なところです。町長の答弁にありましたが、2,200 人の方の登録者がいて、1,482 人の方の同意が取られています。その中で、実際に個別計画の策定まで行ったのが5人で、現在4人が策定中。9人の方ができたとしても、1,400 で割ったら 0.06 パーセントという数字なのです。帯広でも少ないというふうな話があって、18 パーセントしかなくて少ないのではないかというようなことではあったのですが、幕別の状況を見ますと、やはりもっとその状況を考えていく必要があるのではないかと思っています。要支援者が、自ら避難することが困難で、避難のために特に支援が必要な方たちという理解であるということは、認識は間違いないでしょうか。
答弁 防災環境課長 井上一成(防災環境課長は2024年3月まで)
避難行動要支援者について、先ほど町長の答弁にもありましたとおり、最新の数字で登録者数 2,271 人、平時からの名簿の提供に同意されている方が 1,482 人というふうになっております。この方たちは、個別避難計画の話にも出てきましたけれども、それぞれ持っていらっしゃる心身の状況、独り暮らしかどうかから始まって、どういった場所に住んでいるか。いろいろな状況がさまざまございます。個別避難計画の策定が必要な方について、我々もこれだけの数がございますので、そのうち例えば要介護度で行けば要介護度4と5の方で、名簿の提供に同意されている方となると 101 名ということになります。そのうちに独り暮らしされている方が 44 名いらっしゃるというようなことも、名簿の抽出から分かっております。身体障がいをお持ちの方につきましても、総合等級でいきますと、総合等級1と2に該当される方が、名簿提供に同意されている方になりますが、306 名いらっしゃって、そのうちに独り暮らしの方が 115 名いらっしゃるというようなことも分かっております。ですので、ある程度優先度、自力での避難が特に難しいという方、それから独り暮らしで、外から応援に入らなければ避難が難しいという方、そういう方をある程度優先順位をつけながら、個別避難計画の策定をしていく必要があるというふうに考えているところです。以上です。
答弁 住民生活部長 寺田治
ちょっと補足になりますけれども、まず避難行動要支援者名簿に登載される方というのは、要介護認定、要支援1の方から要介護5の方まで全ての方と、あとは療育手帳を持っている方ですとか、難病指定、あとは身体障がいを持っている方が全て自動的に登録されるようになっております。そのほかに手上げ方式、健康なのだけれども、何かあったときに心配だからと手を挙げている方も含め 2,271 名。その中で、ふだんから名簿を自主防災組織だとかに提供していいと同意されている方が 1,482 人です。ですので、この 1,482 人の中に、自ら自力で避難ができない方という方が、全員が全員そういう方ではない。逆にいうと、自力で避難できない方がどれだけいるのかというところが、正確にはまだ把握できていない状況でございますので、ただ想定で言うと要介護5や4を持っている方は、恐らく独居とか、あとは高齢者のみの世帯ですとかという方は、可能性としてはすごく高いのかなと思っておりますので、1,482 人が全て自力で避難できる方とは限らないというところで、ご理解いただきたいと思います。
再質問 8番 荒貴賀
いろいろな状況、いろいろな人たちがいるということは、理解いたしました。でも、やはり独りで困難だからこそ登録をされているのです。こういう人たちが、制度は分かりましたが、災害に遭ったときには何らかの手だてが必要な人たちが 1,400 人いるということですよね。
答弁 防災環境課長 井上一成(防災環境課長は2024年3月まで)
先ほど、部長からも答弁しましたとおり、1,482 名の方の中にはさまざまな方がいらっしゃいまして、町のほうで設定している要介護認定を受けている方ですとか、その他身体障がい者手帳を持っておられる方等々、それから特にそういったものには該当しないけれども、何か大きな災害があったときに、避難の助けをしてほしいというような希望をされている方がさまざまございいますので、それぞれの方に、どんな支援が必要なのかどうなのかというのは、さまざまだと思いますので、これから個別避難計画をつくっていく中で、それぞれの方の事情を確認しながら、どんな支援が必要なのかどうなのかというところを判断していく必要があるというふうに考えているところです。以上です。
再質問 8番 荒貴賀
分かりました。全ての人たちが歩けないわけでもないですし、自分で行動もできる人たちも中にはいらっしゃいますということで理解しました。それでも少ないです、0.06 パーセントですから。要は数字を上げればいいとか、そういった状況ではないのですが、いろいろな住民の方がいて、どういう状況に置かれているのかということを、やはり把握するということも大切だというふうに思うので、区別ができないとか、そういった状況があるのでしたら、まずそこは、どういう人たちがいるかということは、課長の答弁もたくさんの数がいらっしゃるので大変だというようなお話もありましたが、でも逆に、そういう一定程度の状況が分かる方たちもいらっしゃるわけですよね。障がいがある方、福祉課につながっている、ほかの課でつながっているという方、どういう人たちがいるということは、分かっているということでありますから、そういったところとも連携をして、全体の把握を早急に急ぐ必要がありますし、避難計画を可能な限り進めていくということも必要ではないかと思うのですが、どうですか。
答弁 防災環境課長 井上一成(防災環境課長は2024年3月まで)
ただいま荒議員からご指摘がありましたとおり、関係課、庁内にも関係課ございますし、帯広保健所をはじめ、役場の外にもいろいろな情報を持っておられる機関、ケアマネージャーの方を含め、いろいろな方がそれぞれの情報を持っておられるところです。直接ご本人に聞かなければ分からないこともあろうかと思いますので、まずは関係機関で連携しながら、それぞれの避難行動要支援者の方の状況の把握に努めて、ご本人がもし何か大きな災害が起きたときに、どのような対応を取っていったらいいかという部分を、個別避難計画策定の作業の中で、現在5件策定済み、4件策定中という状況ではありますが、この避難計画の策定を、さらに進めてまいりたいというふうに考えております。以上です。
再質問 8番 荒貴賀
個別避難計画は、行動計画になりますので、実際に災害があったときに、避難所までの運行をどうするのかということで、計画を策定するのです。実際にその避難を一緒にされる方、援助をされる方は、きっと町内会の人たちが、その地域に住んでいる介護支援の方々たち、誰が入ってくるのかは、そのときによって分からないのですが、やはり町内会の人たちの力も必要になってくるのだと思うのです。そういった意味でも、町の状況が進まないというのは、単純にいろいろな人たちがいるから進まないというだけではなくて、そうした助けてもらうそういう地域のつながりや地域のそういった状況が、なかなかうまくいっていないという状況があるのではないかと思うのですが、まずその辺については、町はどのような認識をお持ちですか。
答弁 防災環境課長 井上一成(防災環境課長は2024年3月まで)
まず、避難行動要支援者名簿につきましては、地元の町内会のほうにも名簿提供に同意していただいている方については提供をして、同じ町内にこういった方、避難のときに支援が必要と思われる方が、こんなふうにこれだけいらっしゃいますという情報はお渡ししているところです。例えば、現在策定中の事例が4例ございますけれども、その中には、避難のときにすぐ近所の方が、大体一人で避難が困難な方の状況が分かっているので、助けに行けますよというようなこともおっしゃっていただいているような事例もございますので、地元の町内会それから隣近所の方、ふだんの避難行動要支援者の方と接する機会の多い方にも協力を求めながら、いざというときに、きちんと避難ができるような態勢を整えてまいりたいというふうに考えているところです。以上です。
再質問 8番 荒貴賀
全部が全部、1,400 人全部という話はしませんけれども、やはり困難を抱えている人たちがいて、なかなかどうしたらいいのだろう、助けていただくことができないのかもしれないというような状況にある人たちがいるのは、町として認識していただいているところであるのだとは思うのです。ただ、そういうところでなかなか進んでいない。では、どのようにして進めていくのかというのは、やはり今後の課題だと思うのです。今の現状では、大変少ない数ではありますが、今後どうしていくのか。それこそ先ほど町長も言いましたが、いつ何が起こるか分からない状況で、やはり災害があったときには、こういう人たちが一番最初に犠牲になってしまうということは、やはり悲しいことでありますので、町としてそういった寄り添った対応を、積極的に取り組んでいただきたいというふうに思うのですが、その辺についてはどうですか。
答弁 町長 飯田晴義
現状、このままうまくいけば9人しか個別計画ができないと、非常に寂しい限りでありますし、やはり一番は自分でどうしようもない、自力では助からない人たちを一番重点に、そこから介護度についてはだんだん低い人を、順番に計画を立てていくということが必要であります。実は、もう少し詳しく説明すると、要介護で言うと要介護4、5で 101 人が名簿登録してもいいですというふうに同意を得ている方なのであります。その中でも特に独居が 44 人いますから、やはりこういう方が一番最優先になるのかなというふうに思いますし、また障がい者についても、級の総合等級2、総合等級1で言いますと 306 人いるのですが、独居も 115 人いますので、これを足しますと、やはり 160 人ぐらいを一番先に個別支援計画をつくっていかなくてはならないなと、そういう思いでおります。そうしたときに、やはり向こう3軒両隣の協力を得なければ、これはどうしようもなりませんので、そこをしっかりと説得、お願いをしながら、まずは 160 人程度を優先的に作成していきたいという考えでおります。
再質問 8番 荒貴賀
町の考えについては、理解いたしました。いろいろな方たちがいますので、町がこういった形を最優先で取り組みたいということで、理解いたします。本当になかなか町内会から抜け出してきてしまったとか、今こそ町内会のような地域のつながりを生かした防災の関係とか、そういったみんなでどうしていこうかという地域づくりが大切な中で、そういったものがなかなか進んでいないというのは、やはり悲しい問題でもあります。これはきっと、町がトップダウンで行っていくのか、その辺については分からないのですけれども、やはりボトムアップの視点で町内会の人たち、そこにいる町内会長や防災担当の人たち、地域の人たち、いわゆる地域で頑張っている人たちも、そういった人たちも踏まえて考えていく必要もあるのかなというふうに思っています。すごく長くなってしまうのですが、努力義務が始まったときに、国がモデル事業を進めたのがこれですか。令和3年度に個別避難計画の作成モデル事業が予算化されて、今年3年目を迎えて、全国でどういうふうにしたら、個別避難計画が進められるのかということで、全国でいろいろなモデル事業をやって取り組んでいるのです。令和3年度については、もう既にその結果報告が上がっていますので、こういったふうにうちの町はやっていますというような、いろいろな情報やノウハウがあって、もしかしたら幕別で、これいいかもしれないと、こういうのが取り上げられるかもしれないと、都市部については、またいろいろとあるのかもしれないのですけれども、もう3年やっているのです。そういったものを参考にしながら、どういった取組ができるかということをぜひ検討していただきたいと思うのですが、どうですか。
答弁 防災環境課長 井上一成(防災環境課長は2024年3月まで)
荒議員からご指摘のありましたとおり、令和3年度に市町村の策定努力義務になってから、全国の市町村でこの個別避難計画の策定、取り組んでいるところですので、事例集も出ているというご指摘もありましたけれども、さまざまな事例、参考になるところはもちろん取り入れてまいりたいと思いますし、十勝管内でも帯広市をはじめ、さまざまな町で取り組んでいるところですので、周辺の町の防災担当のほうにも、いろいろと聞きながら参考になる情報を活用しながら、取り組んでまいりたいというふうに考えているところです。以上です。
再質問 8番 荒貴賀
個別避難計画もそうなのですけれども、やっぱり実効性がある計画が一番求められていますので、無理に町の計画がたくさん積み上がればいいというわけではないものですから、やはり実効性があるもの、場所によっては、千葉県の自治体からは、計画で1人の支援者が複数の要支援者を担当するというような状況で、これは現実的なのかというようなことが出ていました。専門家の愛媛大学の防災情報センターの研究では、机上の計画にならないように、確実に避難が取れる実効性のある計画を策定することが、何よりも重要というようなこともありますので、計画をつくって、それを実際に取り組んでもらって、必要な支援とか必要なもの、車椅子が必要だったか、こういうものが必要だったというのが、結構多分やって初めて出てくるものですから、そういったところの支援についても、町は考えていただきたいのですが、それについてはどうお考えでしょうか。
答弁 防災環境課長 井上一成(防災環境課長は2024年3月まで)
個別避難計画の策定の中で、机上の空論にならないようにというようなご指摘かと思います。例えば、現在策定中の四つの事例の中には、ふだんは寝たきりだと。車椅子に座ることはできるけれども、ご自宅にはふだん車椅子がないというような方もいらっしゃいます。ですので、避難のためには、まず車椅子を持ち込んで避難しなければならないというような状況も、聞き取りの中で分かってきているようなこともございます。ですので、支援にどれだけの、どのようなものが必要か、何人が支援に行けば避難ができるのかというところも、一つひとつ確認を取りながら、本当に避難ができるような個別避難計画にしなければ意味がないと思いますので、そのあたりについても、きちんと留意しながら策定を進めてまいりたいというふうに考えているところです。以上です。
再質問 8番 荒貴賀
そういった指摘がありますので、その辺については、ぜひ十分に考慮して取り組んでいただきたいというふうに思います。ケア児について、お聞きしたいと思います。医療的ケアが必要な方々の取組についてお伺いいたしました。まだ国から示される必要な措置がまだ来ていないということで、状況によってそういった措置を取っていきたいということで、理解いたしました。特に、今回長期にブラックアウトになったときも、困難をすごく聞いてきました。16 人あるという話がありますけれども、やはり電源が使えなくなって、バッテリーの状況で命に関わる状況なものですから、すぐに病院に連絡をして、その方は何とか受け入れていただいたという話はしていました。でも、やはりすごく不安になる、今後どうしたらいいか。バッテリーを買ったら大変な金額になる、買って 10 万円、レンタルでも5万円という話もしていました。こういった中で、町として発電機の供与も考えたいというようなことでありましたので、ぜひ長期化、どのタイミングでそういった方に声をかけるのかというところも踏まえて、具体的な取組を、ぜひ考えていただきたいと思うのですが、どうですか。
答弁 防災環境課長 井上一成(防災環境課長は2024年3月まで)
医療的ケア児のお子さんに対して、特に災害で長時間の停電になったときの対応ということで、ご質問をいただきましたけれども、町内にいらっしゃる医療的ケア児のうち、人工呼吸器を使用されている方は1名いらっしゃるということは把握をしておりまして、そのお子さんも、現在策定中の個別避難計画、四つの事例の中の一つということになっています。人工呼吸器の電源、命に関わる医療器具ですので、バッテリーの使用可能時間というところも、個別避難計画策定の作業の中で、いろいろと聞き取りをしておりまして、先ほど町長からの答弁にもありましたけれども、内蔵バッテリー、外部バッテリー、それから持ち運び可能なバッテリー合わせると 14 時間程度の駆動が、使用が可能だというところまで確認ができております。その先、それ以上の時間になったとき、停電が続いてしまったときに、どういった対応を取るかというところも、きちんと個別避難計画の中に書き込みながら、実際にそういったことが起きてしまったときに、スムーズに対応ができるように、策定を進めてまいりたいというふうに考えているところです。以上です。
再質問 8番 荒貴賀
分かりました。医療的ケア児についての対応はしっかりと取られているということで、理解いたしました。もう一つあるのですが、呼吸器等装着者の方たち、もちろん 16 人の方は把握しているというお話でもありました。こちらの方も同様に、電源等が壊れたらやはり呼吸ができないといった状況でありますので、同様に計画策定して、町としてしっかり把握していただいて対応を取っていただきたいと思うのですが、よろしいでしょうか。
答弁 防災環境課長 井上一成(防災環境課長は2024年3月まで)
在宅酸素の方たちに対する対応ということで、こちらにつきましては、帯広保健所のほうで持っている情報を提供していただきまして、それと避難行動要支援者名簿の情報を突き合わせて、状況を把握しているところです。幕別町内に 16 名の方がいらっしゃるということで、その方についても、これから個別避難計画を考えていくという段階になりますけれども、先ほど申し上げました医療的ケア児の方同様、それぞれの方の置かれている状況、個別にきちんと把握した上で、その方に合った個別避難計画を策定できるように、作業を進めていく必要があるというふうに考えているところです。以上です。
再質問 8番 荒貴賀
分かりました。対応していただけるということで、すごく安心したところであります。次に移ります。避難所運営についてお聞きいたします。毎年のように私は聞いているのですが、避難所の整備用品についてなのです。防災備蓄倉庫なのですが、これまで何度も何度もお聞きしていたのですが、札内北エリアで造るというお話があったのですけれども、なかなかそういったものが具体的に出てこないものですから、この辺について、どのようにお考えになっているのかを、お聞きしたいと思います。
答弁 防災環境課長 井上一成(防災環境課長は2024年3月まで)
札内北地区の防災備蓄に関してのご質問だということで、お答えをしたいと思いますけれども、現在、札内地区については、札内コミュニティプラザの敷地内に備蓄倉庫、それから札内南コミュニティセンターのところにも独立した防災備蓄倉庫を設けて、札内地区で使用する防災備蓄品の備蓄をしているところです。札内北地区につきましても、札内北にも避難所がございますので、近くに防災備蓄できるスペースを確保すべく検討はしているところですけれども、現時点で、ここにこういった規模の施設を造るというような具体的なものは、まだ決まっていないところであります。以上です。
再質問 8番 荒貴賀
先ほどもお話ししたのですが、国の緊急防災減災事業が5か年計画でやっているのですけれども、この事業で、地方債発行で充当率 100 パーセントで交付税措置 70 パーセント、かなりの町の負担も3割あるのですけれども、かなり充当率が高いものですから、ぜひこの機会に、こういった必要なものを計画して、設備を整えていくということも必要かと思っています。場所の関係で今すぐというようなことは難しいというご答弁はいただきましたが、あとにもありますので、その辺について、具体的に考えて取り組んで、なるべく早期に北地区の防災備蓄倉庫を整備していただきたいと思います。福祉避難所について、お聞きしたいと思います。福祉避難所が令和3年5月に、福祉避難所のガイドラインの改定がありました。ご存じだとは思うのですが、ここで福祉避難所はあらかじめ決められた人しか入れないということになって、いわゆる常時福祉避難所を開設しますということではなくて、決まった方しか受け入れませんということになってきていますので、その辺について、町の取組はどのように変わってきたのかについてお聞きしたいのですが、どうでしょうか。
答弁 防災環境課長 井上一成(防災環境課長は2024年3月まで)
福祉避難所の利用者、対象者についてのご質問ということで、答弁をさせていただきます。幕別町内、先ほど町長の答弁にもありましたとおり、町内 13 か所に福祉避難所を設けております。ただ、こちらの福祉避難所について、利用できる方、できない方をあらかじめ幕別町として決めているものではありませんで、避難された方の中から、福祉避難所で過ごしていただいたほうがよいという方につきまして、こちらの福祉避難所をご利用くださいということで、ご案内をして避難をしていただくというような対応を想定しているところです。以上です。
答弁 住民生活部長 寺田治
避難所なのですけれども、まず災害が発生したときに、まずは一次避難所を開設いたしますので、そこに避難された方の中で、例えば妊婦さんですとか、そういった要配慮が必要な方は移っていただくと。全ての避難所を一遍に開けることができないので、そういった対応を取っております。以上です。
再質問 8番 荒貴賀
今回、結構厳しくガイドラインが制定されてきていたものですから、町がどのように取り組んだのかと思って、確認させていただきました。町としては、柔軟に状況に合わせて対応していくということで、安心していたところであります。もう一つ困難なのが、移動困難な人たちが避難所に来て、次に福祉避難所に行くときの移動がさらに困難で、ガイドラインにも載っていたのですけれども、直接避難所に行きたいという声があったと。でも、なかなか制度的にはそういったものはできません、難しいというようなことで載っていたのです。部長の答弁で、なかなか両方併設するのは難しいということであったのですが、可能であれば、状況に応じて一次避難所に移って福祉避難所に行ったときに、何らかの手配ができたり、その方に負担がかからないような手だて、もしくは場所によって併設しているという福祉避難所もあったものですから、そういったことも、町は既に決まっているものですから、なかなかそういうふうにはならないとは思うのですが、そういった移動の手だて等を、ぜひ今後、考えていただきたいと思うのですが、どうでしょうか。
答弁 防災環境課長 井上一成(防災環境課長は2024年3月まで)
一次避難所から福祉避難所に移る方の移動についてのご質問ということでしたけれども、福祉避難所 13 か所ございますけれども、ほかの避難所と併設されている避難所もございます。同じ例えば幕別北コミュニティセンターですとか、札内コミュニティプラザといった施設については、一次避難所と福祉避難所を併設していると、部屋が幾つかございますので、一部の部屋を福祉避難所として利用するというような使い方を想定しております。そういった避難所につきましては、実際に移動していただくといっても、同じ建物の中の別の部屋に移っていただくというような対応になると思います。ですので、一次避難所から遠く離れた場所に福祉避難所に移動してくれといっても、なかなかその移動自体が困難だということは起こり得ると思いますので、なるべくそういった移動距離が生じないような福祉避難所を案内しながら、対応していくということになると考えております。以上です。
再質問 8番 荒貴賀
そのしおり等を見ても、福祉避難所がどこにあるかというのは、実際分からないのです。載せるか載せないかというのは、いろいろあるものですから、急に福祉避難所に来たら大変なのでというのも、多少は理解するところではあるのですけれども、やはりそういった方々に対応できる施設もしっかり完備していますよということは、伝えていただきたいなと思っています。札幌市では、別で福祉避難所のパンフレットを持っているのです。しおりとはまた別に、こういった方たちは、こういった施設に入ることができますから、声をかけてください。こういった状況を、こういったものをそろえていますとか、こういった人たちが入れますということを、すごく細かくやっていたものですから、ぜひそういう人たちが安心できるものにもつながるものですから、町として、ぜひそういったパンフレットづくりといったらあれですけれども、考えていただければと思うのですが、どうでしょうか。
答弁 住民生活部長 寺田治
福祉避難所、防災のしおり等に載っていない理由としては、災害が発生して、いきなりそっちに行かれても開いていないということが起こり得るので、まずは一次避難所をご案内しております。荒議員がおっしゃるとおり、明らかにもう福祉避難所に逃げなくてはいけないような、要配慮者の方も中にはいらっしゃいますので、これからつくる個別避難計画書の中で、直接そちらのほうに向かえるような、そういった計画も考えていかなくてはいけないというふうに考えております。以上です。
再質問 8番 荒貴賀
ぜひ柔軟な対応を求めて、終わります。