幕別町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月21日
地域おこし協力隊について
2022年6月21日、幕別町議会の一般質問で、石川康弘議員が「地域おこし協力隊について」質問し、町長 飯田晴義、政策推進課長 白坂博司、地域振興課長 谷口英将、商工観光課長 西嶋慎が答弁しました。
- 質問者
- 石川康弘 議員
- 答弁者
- 町長 飯田晴義、政策推進課長 白坂博司、地域振興課長 谷口英将、商工観光課長 西嶋慎
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 石川康弘
通告に従いまして、一般質問させていただきます。地域おこし協力隊についてであります。地域おこし協力隊は、平成 21 年に総務省が創設した制度です。総務省のホームページには、地域おこし協力隊は、都市地域から人口減少や高齢化等の進行が著しい地域に移住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR 等の地域おこし支援や農林水産業への従事、住民の生活支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組であるとされています。令和3年度の時点で全国に 6,015 人の隊員が活躍しており、政府はこの隊員数を令和6年度に 8,000人に増やすという目標を掲げており、この目標に向け、地域おこし協力隊等の強化を行うこととしています。幕別町においても、現在3名の隊員が活動中です。この制度により本町においても、地域おこしの向上を目指し、より活発な地域協力活動による地域力の維持・強化を図るとともに、より一層の移住・定住促進に取り組むべきと考えます。ついては、以下の点について伺います。1、本町が協力隊の制度を活用する目的は。2、今年度の協力隊員の募集状況は。3、おためし地域おこし協力隊、地域おこし協力隊インターン制度の活用は。4、退任後の移住、定住のための相談、話合い体制は。5、定住・定着の準備時間を就業時間内に取り組む考えは。6、地域の活性化のために、この制度をさらに強化する考えは。以上であります。
答弁 町長 飯田晴義
石川議員のご質問にお答えいたします。「地域おこし協力隊について」であります。地域おこし協力隊は、都市部の住民が過疎地域等におおむね1年以上3年以下の期間、地場産品の開発や農林水産業への従事等の地域活動を行い、地域の課題解決に取り組みながら、地域に定住・定着を図る取組として平成 21 年度に創設されました。本町におきましては、令和元年5月から任用を始め、現在は幕別地域で1名、忠類地域で2名の合計3名の隊員が、ふるさと寄附や観光振興、地域振興などの分野で活動しているところであります。ご質問の1点目「本町が協力隊の制度を活用する目的は」についてであります。地域おこし協力隊は、都市地域から人口減少や高齢化等の進行が著しい過疎地域等の条件不利地域に移住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR 等の支援など地域協力活動を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組であります。この制度は、自治体にとっては、地域外からの新しい、斬新な視点で地域の魅力を引き出し、今までにない柔軟な地域おこし策の提言や実施のお手伝いをしてもらえるとともに、定住につながることで、人口増による活性化が促進されるといったメリットがあると言われております。こうしたことから、本町においても、地域おこし協力隊は単なる地方財政措置を活用した職員の補填等ではなく、まちづくりに対する外部視点による新しいアイデア等を期待するとともに、地域協力活動を行いながら、定住・定着することにより地域の活性化に資することを目的として活用しているものであります。ご質問の2点目「今年度の協力隊員の募集状況は」についてであります。今年度の地域おこし協力隊につきましては、昨年度から継続して幕別地域で1名、忠類地域で2名の隊員を任用するとともに、新たに、商工分野で商工会における電子地域通貨導入支援等に係る業務として2名、農業分野で町営牧場での飼養管理及び町内畜産農家への支援等に係る業務として1名、計3名の隊員を募集しているところであります。現在までの新規隊員3名の募集状況でありますが、町ホームページをはじめ公共職業安定所など5つの媒体を通じて募集を行っており、商工分野では5名から応募がありましたが、1名は公共職業訓練所に入所するとして辞退をしたことから、現在、残りの4名について、今月、面接による審査を行う予定としております。また、農業分野では2名の方から問合せがあったところでありますが、1名は別の就職先が決定し、1名は募集内容の詳細を説明後に連絡がないといった状況となっておりますことから、現在、本町の隊員としても採用実績があり、多数の登録者を有する大手有料媒体による募集広告の準備をしているところであり、整い次第、新たに募集をかける予定としております。ご質問の3点目、「おためし地域おこし協力隊、地域おこし協力隊インターン制度の活用は」についてであります。国では、「まち・ひと・しごと創生基本方針 2018」において、令和6年度までに隊員の数を 8,000人まで増やすことを目標に掲げる中、平成 31 年度に、受入れ地域・受入れ自治体・隊員の三者のミスマッチを防ぐため、地域おこし協力隊として活動する前に、一定の期間、地域協力活動を体験し、受入れ地域とのマッチングを図ることを目的に、2泊3日以上の体験プログラムを実施する「おためし地域おこし協力隊」を創設しております。さらには、令和3年度に、多様な選択肢により隊員の確保、増員につなげようと、2週間から3か月の期間で、具体的に地域おこし協力隊と同様の地域協力活動に従事してもらう「地域おこし協力隊インターン制度」を新たに創設し、応募者の裾野を拡大したところであります。「地域おこし協力隊インターン制度」は、「おためし地域おこし協力隊」のような短期間では、実際の活動や生活がイメージしにくいとの意見等を踏まえ、期間を拡大したものでありますが、いずれの制度も、実際に赴任してみて、「思い描いた仕事と違った」「生活環境が合わない」などといったミスマッチによる任用期間終了前の退職等を防ぐことを目的に創設されたものであります。本町においては、採用に当たりミスマッチが起こることのないよう、募集に際しては業務内容等を明確に提示するとともに、採用後は各種研修等の受講や人的ネットワーク構築のための地域住民や関係団体及び他地域の隊員等との交流機会の提供のほか、町職員と隊員相互の情報交換や活動報告の場を毎月設けるなど、隊員が孤立することなく業務に携わることができる環境づくりに努めているところであります。さらには、任用期間終了後における起業・就職等や定住に向けた準備のため、地域おこし協力隊員の意向を踏まえ、副業の許可等についても柔軟に対応するなどサポート体制の充実を図っております。こうしたことから、本町におきましては、これまでに任用した4名の隊員のうち、任期の途中で家族の介護のため退職された方が1名おりますが、ミスマッチを理由に退職した隊員はおりませんことから、現時点において両制度を導入する予定はありませんが、今後におきましては、必要に応じ他の自治体の事例等を参考に、制度について研究をしてまいりたいと考えております。ご質問の4点目「退任後の移住、定住のための相談、話合い体制は」と、ご質問の5点目「定住・定着の準備時間を就業時間内に取り組む考えは」については、関連がありますので、併せて答弁させていただきます。地域おこし協力隊の任用期間は、幕別町地域おこし協力隊要綱第3条の規定により、最初の任用を開始する日から3年を超えて行うことができないとしており、隊員はこの最大3年間の任用期間中に、活動と並行して、任期終了後の地域での起業・就職等、また定住に向けた準備を進めていくこととなります。こうしたことから、町としましては、任用時に町の概要や担当する業務内容の説明をはじめ、任期終了後の就業の意向確認など幅広く話し合うオリエンテーションを実施しているほか、日々の活動内容をまとめた日報の報告や日頃の打合せ時、また毎月実施している隊員との意見交換の場等において、当初に思い描いていた起業や就職などのシナリオと、実際に活動する中での現状とのずれや課題等の情報を常に共有し、隊員の意向を確認しながら、適宜必要なサポートを行っているところであります。さらには、就業時間内外を問わず、起業等及び定住に向けた具体的な活動についても積極的に勧めているところであり、商工観光課配属の隊員が、本年4月から一般社団法人が運営する様々な業種や地域の人が集う広域連携型の人材交流と学びの場である「とかち熱中小学校」へ参加することで、隊員活動の幅を広げるとともに、特産品開発支援を通して、起業等に向け農業者など様々な人とのつながり、関係づくりに努めているところであります。また、地域振興課配属の隊員の1人は、現在担当している道の駅・忠類におけるコンシェルジュ活動を任期終了後も継続することができないかなど、実際の隊員としての活動を通じて、定住等に向けた準備を行っているところであり、今後におきましても、全ての隊員が本町での定住につながるよう、地域や関係機関等とも連携を図りながら、適宜必要なサポートを行ってまいりたいと考えております。ご質問の6点目「地域の活性化のために、この制度をさらに強化する考えは」についてであります。本町においては、現在、まちづくりに対する外部視点による新しいアイデア等を期待し、地域振興・商工観光分野において3名の隊員を任用しており、さらに本年度、商工及び農業分野において3名の隊員を募集しているところであります。今後におきましても、引き続き定住による地域の活性化といった効果を考慮しつつ、地域の課題解決に向け、あらゆる分野において、地域おこし協力隊の有効活用を図ってまいりたいと考えております。以上で、石川議員のご質問への答弁とさせていただきます。
再質問 1番 石川康弘
それでは、再質問させていただきます。この件につきましては、昨年の 12 月の一般質問でも内山議員、谷口議員がされていましたので、多少重複するところもあるかと思いますけれども、よろしくお願いをしたいと思います。まず、1番目でございますが、この制度の活用の目的でございますけれども、これは答弁のとおりでございますけれども、私がここで言いたかったのは、あくまでこれは移住、定住が目的であるということをやっぱり念頭に置いて、全てのことについて行っていく必要があるということで、その強調をするためにこの質問をしたわけでございますけれども、それについては答弁はよろしいでございますけれども。2番目の、今年度の協力隊員の募集状況ですけれども、私もホームページを見ましたけれども、1番目の答えでも、町長は「地域おこし協力隊は単なる地方財政措置を活用した職員の補填等ではない」というふうにお答えになっております。私もそのとおりだと思いますけれども、今回の募集を見ていると、どうも何かちょっとそれに近いような感じを受けるわけでございます。ちょっと読んでみますけれども、特にこの畜産推進の募集ですね。活動概要でございますけれども「町営牧場での牛等の飼養に関する業務」、2つ目として「町営牧場での草地管理及び給水設備等の施設管理、機械の操縦、維持管理に関する業務」「酪農ヘルパー組合における町内畜産農家への支援活動」、4つ目として「畜産経営に関する専門的技術や知識の習得に関する活動」「その他、町の産業振興に取り組むための活動」としております。これを見る限り、ちょっとインパクトが足りないのかなと思うのですね。隊員として来るからには、自分の人生を変える大きな起点となるときでございますから、この辺についても夢と希望を与えるような、そういう文言をもっと書いて、現実にそのことが、その本人にとってなし得るような文章であるべきかなというふうに考えます。どうしてもこれを見ると、単なる人員の募集というそんな感じに捉えざるを得ません。その辺についてのお考えをお聞きしたいというふうに思います。
答弁 町長 飯田晴義
そこの考え方につきましては、答弁で申し上げたとおり、単なる職員の補填ではないことは、これは間違いないわけであります。ただ、募集に当たっては、どんな言葉でお誘いをするかというのは、なかなかテクニックとしては難しいなというふうに思います。初めからハードルを高くしてしまうと、なかなか来てくれないわけでありますので、まずは我々の思いとしては、町営牧場なり、農業者との触れ合いを通して、将来、新規参入を目指してもらう、あるいは酪農ヘルパーのほうに行くとか、そういういろんな可能性があるわけなので、まずは牛に親しんでもらう、畜産業務に慣れ親しんでもらう中で裾野を広げてもらう。あまりハードルを高くしないほうがいいのではないのかなと、そんな思いがそこにはありまして、そこはいろいろ受け取り方はあると思います。あまりばら色のことを書いても、なかなか現実というのは難しいものでありますので、そこの訴え方については、さらに工夫をする必要はあるのかなというふうには思います。
再質問 1番 石川康弘
そのとおりだと思いますけれども、面接のときにその辺のことは十分お話しされるのだというふうに思いますけれども、まずはこれを見て応募するわけですから、その中身については面接のときに十分お話しすれば、それは足りることだと思うのですね。まずは、その募集の文書を見て「あ、この町って何か夢がありそうだな」「何か希望が持てそうだな」というので、取りあえず来て面接を受けるわけですから、後からではちょっと、応募がなかなか難しいのかなと思いますね。その辺のインパクトをやっぱりもうちょっと工夫されたらいいのかなというふうに感じました。それから、予算委員会でもちょっとお話ありましたけれども、募集の時期ですね。予算の作成の関係から、どうしても募集が遅くなる。先ほど申し上げましたように、募集をしてくる人たちは人生を変えるために思い切った決断をして来るわけです。そういった中では、やはり一般的にも、やはり採用する半年、またもしくはそれ以上の期間が必要と考えます。この点について、できないという理由も聞きましたけれども、できないよりもやっぱりできる方法をやはり考えていくべきですね。こちらサイドで考えるのか、相手サイドで考えるのか、そのことをよく考えると、私たちはやはり来ていただくわけですから、向こうがどのような準備をされるのか、そこを十分に考えて募集時期を改善していく必要があるかなというふうに思うのですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
そうですね。町側の必要とするタイミングと、来てもらう方のタイミングが多少のずれがあるのではないかと、そんなようなお話だというふうに思います。確かに、そのことはあろうかというふうに思います。というのは、お話にありましたように、予算をあらかじめ何人か分組んでおくようなことをすればいいのでしょうけれども、予算というのはやっぱり年間必要なものを、額を組むという、そういう考え方が原則になっておりますので、いつ起こってもいいから予算を取っておくかというのはなかなかできないものですから、そこはなるべく時期がうまく合うよう、合致するような形で予算をあらかじめ各課において必要な事業、事務、人員というものを把握した上で、予算に間に合うような形での対応をすべきだというふうに思います。
再質問 1番 石川康弘
ぜひそのように努力をしていただきたいというふうに思います。それから、先ほど移住、定住が原則だというふうな話をいたしましたけれども、私は、応募する中で非常に不安も多々あるのだと思いますね。近隣から応募してくる場合はさほどそういうプレッシャーもないのかもしれないけれども、遠くから、特に本州からそういう形で応募してくる場合は、非常に将来についての不安も多々あろうかと思うのですね。そんな中で、タイミングをどういう形で移住、定住ができるのか、またその可能性、またはそのポストを用意してもいいかもしれませんけれども、そこまでやはり考えて、そのこととセットにして募集、また面接をしたらどうかなというふうに思うのですね。いかにその不安を解消して、最長3年間、この幕別町で暮らしていただけるか、そのことについて十分配慮する必要があるのかなというふうに思いますが、それについてはいかがでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
そのことは十分承知しているつもりであります。現に、今来られている方もおりますし、他町村に来られている方もおります。そういった方がどういう気持ちで来ているのかということも十分お伺いしながら、希望がかなうような、すんなりと入ってこられるような、そういう形を取っていかなければならないなというふうには思っております。
再質問 1番 石川康弘
ぜひそういうことについても、理解してもらっていただきたいというふうに思います。それから、おためし地域おこし協力隊、地域おこし協力隊インターン制度の活用についてですけれども、これについては町の考えでよろしいかというふうに思いますが、これについて、当然面接のときにこういう制度があるということは説明されるのでしょうか、されたのでしょうか、今までも。お聞きしたいと思います。
答弁 政策推進課長 白坂博司(政策推進課長は2023年6月まで)
面接に当たっては、通常の採用ということで面接をしていますので、その際におためし地域おこし協力隊ですとかインターン制度の説明については、こちらのほうからはしておりません。その制度自体がもともと私どもの町にはないということもございますので、説明はしておりません。
再質問 1番 石川康弘
ということは、これからもするつもりはないということですね、それでよろしいでしょうか。はい、分かりました。それから、5番目ですけれども、移住、定住の準備時間を就業時間内に取り組む考えはでございますけれども、任期内に移住、定住するための時間がうまく取れるのかどうかということに関しては、非常に私たちも、また来られている方も非常に一番不安なことかなと思うのですね。この幕別町においては、自由にさせていただいているという話をお伺いしましたので、その辺についてはできているのかなというふうに思いますけれども、ある町では、例えば1年目は3対7で、3を移住、定住するための努力時間として使うとか、2年目は5対5で、半々でその時間を使うとか、さらに3年目は逆に7・3で移住、定住のための努力期間というか、そういう時間を取っていただいているところもあるようですけれども、自由にされるのも一番いいように思いますけれども、逆にそういう期間を設けてあげるというほうが、隊員にとっては活動しやすいのかなというふうに考えますが、その辺は当然相手もあることですから、その点は十分配慮しながらお話しする必要はあると思いますけれども、その辺については今までそのような隊員との面接の中で、活動の中の面接の中で、そういう考えというのはなかったのか、相手からもそういうことがあったのかなかったのか、その辺のことについても、ちょっと分かればご答弁いただきたいと思います。
答弁 地域振興課長 谷口英将(地域振興課長は2024年12月まで)
忠類の2人の隊員のケースで申し上げますと、答弁でも申し上げましたとおり、今現在1名の隊員は週末、道の駅にコンシェルジュとして配置をしております。本人の希望、地域団体からの要望があってそういうふうにしておりまして、ご本人は年齢的にももう 60 を過ぎておりますので、生活費自体は多少、家賃程度を払えればいいかなという考えで、引き続き退任後も道の駅でそういった活動ができればいいなということで、実際の今の隊員としての活動と、退任後の活動に合わせた形で、今、活動を行っていただいているところです。もう一人の隊員につきましては、今年度2年目になるのですけれども、昨年1年間は特に忠類地域をよく知るために、忠類地域をくまなく歩き回っていたような状況なのですけれども、今年度につきましては今もご指摘があったように、これから自分がどうしていくのか、そういったことも踏まえて、十勝管内をいろいろ出歩いたり、他の自治体の協力隊との意見交換をしながら、活動の中で自分の業務と併せた退任後の在り方も、一緒に取り組んでいるという状況であります。
答弁 商工観光課長 西嶋慎(商工観光課長は2024年3月まで)
商工観光課に今現在来ている1名に対しましては、任用時にオリエンテーションを実施して、その中で当然業務のこともお話はするのですけれども、3年という期間がやはり短いものですので、自分の将来を見据えた取組というのをその時点で既に聞いております。今回、この事業の取組、内容が本人の希望に結構合致しているものですから、私の方からは、基本5日間のうち1日ぐらいは、これに費やす取組もしてもいいですよとお話はさせてもらっています。また、本人に対しても毎月、そしてあと半年ごとに面談というか意見交換をしながら、常に隊員さんの意見を聞きながら取組を進めているところでございます。以上です。
再質問 1番 石川康弘
今までの町の非常に努力が実りつつあるのかなというふうに答弁で感じることができました。ただ、これから募集を今しておられる方、なかなか応募が難しい状況に見受けられます。全体的にこの制度について、だんだんちょっと、募集がなかなか、ある程度、最初はぐーっと多分人数は増えたのでしょうけれども、だんだん横ばいになっていっているのかなと、そんなような気もするわけですけれども、そんな中において募集する手法というのはよく考えていかなければいけないし、今答弁いただいたようなフォローといいますか、その辺が十分に行われていけば、そういうこともクリアできるのかなというふうに思います。今インターネットの時代ですから、多分それぞれの隊員相互、全国的にいろんな SNS の活用で状況というのは、それぞれの町の情報というのはお互いに交換されているのだと思うのですね。そういった中で、町の取組、また隊員に対するフォロー、その辺が十分にできるかできないかということは、大きな問題なのかなというふうに思います。今、大体一人ひとり毎月1度の面接というか、形で意見交換をしているのでしょうか。その辺についてちょっとお伺いしたいと思います。
答弁 商工観光課長 西嶋慎(商工観光課長は2024年3月まで)
隊員に対しましては、大体月末にその月の活動報告、そして翌月やる内容の確認、そして今、地域住民とのコミュニティの中で不安に思っていることだとか、将来に対する心配事などを意見交換、毎月行っております。以上です。
再質問 1番 石川康弘
月に1度ということでございますけれども、私としてはもう少し、例えば2週間に一遍とか、もう少し回数を増やしたほうが、将来の不安を解消するためにはもっと増やした方がいいのかなというふうに感じていますが、答弁はよろしいですけれども、ぜひ相手の状況を踏まえながら、時には1週間に1回だとか、そういったことも必要になってくることがあるかもしれませんので、行政側としてはどうしても、例えば月に1回なら1回と決めてしまうので、これはあまりいい方法ではないと思うのですね。常にやっぱり相手の状況を踏まえながら、この人にとっては1週間に1回がいいのか、月1回がいいのか、2週間に1回がいいのか、その辺も踏まえてやはり対応していく必要があるのかなというふうに感じます。そういうものも含めて、これからのことに生かしていただきたいというふうに考えております。それから、6番目でございますが「地域の活性化のために、この制度をさらに強化する考えは」でございますけれども、昨年の 12 月に町長が内山議員の質問に答えたときに、たしか芽室町の美生地区でしたか、のことについて答弁をされていました。そのときに町民の方は一緒に面接をしたような話をちらっとお伺いいたしましたが、そういった形というのは本当にすばらしいことだなというふうに思うのですね。やはりこの制度については、行政と隊員ではなくて、やはり地域の人たちにどれだけ理解をしていただいて、その隊員とともに、行政と隊員と地域と、この3つの歯車がきちっと合っていかないと、なかなかどちらが欠けてもうまくいかないのかなと。特にやはり地域と隊員との理解し、受け入れるという、そういう姿勢が必要になってくるかなというふうに思います。この質問は、実はこの町の活性化について常に出てくるのは、本町が非常に空洞化している、あと忠類についてもそういう話が出てくるのですけれども、本町にも学校等がある地域が幾つかございます。そんな中で、特に本町と忠類地区の中間にある糠内地域、あそこには小学校、中学校あるいは駐在所、郵便局、JA の支所、あとお寺、神社、いろんな設備が、インフラ整備がされているわけですけれども、ただ、人も減少して非常にちょっと眠りかけているような町かなというふうに、非常に残念に思っているのですけれども。ただ、環境的には非常にいろんなものがそろっていて、非常に可能性がある地域だなというふうに感じています。なかなか忠類と合併してから、以前は南幕別ということで糠内、駒畠地域が、非常にいろんなところで出てきたわけですけれども、最近忠類との合併以降、すっかり鳴りを潜めているような、そんな感じに聞こえるのですけれども、この地域についても、ぜひこの協力隊を有効活用する価値は私は十分にあるのかなと。さらに、あの地域については空港からも非常に近いというそういう利点もございます。そういったことも含めて、そういうことができるし、していただきたいというふうに思うものですけれども、その辺の考えについてはどうでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
地域を指定して入れるという方法も考え方もあるとは思います。ただそれは、地域課題があってそれを解決する、新たな発想で解決する、活性化を図るという場合に限られているふうに思います。地域おこし協力隊を入れればいいのではなくて、まちづくりの中で新たな風を入れる、新たな発想を入れることによって、そこの活性化につなげていくということが目的であります。そして、なおさらその後は3年間終われば住んでいただく、定着してもらえばなおさらいいなということでありますので、入れることが目的ではないということは、重々分かっていただきたいなと思うわけです。糠内、南幕は決して石川議員がおっしゃるようなことはないと私は思っていまして、これは前からもずっとそうですが、南幕の公区長連絡協議会というものがありまして、年に1度は必ずお話を聞かせていただいて意見交換もしているわけですから、地域課題については、そういう中でどうしていこうかというコミュニケーションが図られているというふうに思っていますので、決してなおざりにしている、そんなことではないわけでありまして、全町見た中で、どこにどんな地域課題があって、それにどう対応していくかということは、やっているつもりでありまして、その中で地域おこし協力隊が必要であれば、そこでそのお力をお借りするということで考えていきたいというふうに思っております。
再質問 1番 石川康弘
私もそのとおりだと思いますし、町長が今おっしゃったように、こちらもそのようなつもりで質問したわけではないのですけれども、決してそうではないというふうに、ちょっと誤解させる言い方もあったかもしれませんけれども、一番は先ほど芽室町の美生の話もありました。また、私時々皆さんにお話しすることあるのですけれども、九州の鹿児島の柳谷地区、通称やねだんというところですけれども、これも数年前に随分メディアで取り上げられて、多くの自治体の職員がそこに研修へ行っているという話を伺っておりますけれども、芽室町でも、そこのリーダーである豊重さんといいましたか、彼を呼んで講演をやったりしているわけですけれども、私はもちろん町長が言われたように、心配しているのは地域がそれについてどのように取り組んでいるのか、それによって隊員を入れることができるのかどうかということ、必要になってくると思うのですけれども、まずその辺ですよね。先ほど説明したやねだんの関係で、豊重さんのような、彼はUターンして地元に戻ってリーダーシップを発揮した方なのですけれども、そういう強いリーダーがどこにでもなかなかぽんと出てくるわけでもないですし、その辺の情勢を待つことも必要でしょうけれども、何かそういうことを町がしていないというわけではなくて、そういう投げかけ、起爆剤といいますか、地域の人たちがこうしようという、そういうふうに気持ちが醸成されていくような仕掛けを、町のほうからしていただければいいのかなと。例えば出前講座もその一つかなというふうに思います。そういった努力をぜひしていただきたいなというふうに感じていますので、答弁はよろしいですけれども、そのことも含めていただきたいなというふうに思っています。それから最後に、一つですけれども、町長は今まで防災マネージャーだとか、それから福祉にもそういう専門員を置いてきました。私はこれからの時代、本町の空洞化もあります、空き家の問題もこれからはどんどんどんどん出てくるのだと思うのですね。もちろん人口減少も、これはなかなか防ぐことはできないのだと思うのですね。そういった中で、私は町にそういった、先ほどお話ししましたようなポストの人員を配置して、それに対応していく。多分これから業務どんどん増えてくると思うのですね。例えば商工観光課だとか、そのほかの部署でこのことについても取り組んでいくとなると、かなり人員に無理がかかるのかな、職員に無理がかかるのかなというふうに考えます。一番は、やはりそういう専門家を置くということを、今までも町長がやってきたように、これからもこの件についても、そういったことも考えていく必要があるのかなと、将来的にそんな感じもしますけれども、その辺の考えは何か持っていらっしゃったら、答弁をお願いしたいと思うのですけれども。
答弁 町長 飯田晴義
それが、質問の趣旨がよく理解できなかったわけなのですけれども、専門性というのは確かに必要なのです。ただ、それはじかに置くことも必要な場合もありますし、それをやってしまうと、そこの業務をずっとやっていなければならないわけですね、職員として。それが果たしてどうなのか、この規模の町であればということがあります。ですから、そこは一旦は退職をして、なお非常に専門性を有していて得難い人材であれば、再任用みたいな形で、あるいは会計年度任用職員のような形で雇うという方法もありましょうし、あまりにも専門的過ぎるとそこは業務委託ということもありますので、そこはその場所場所、その業務によって、必要に応じた最適な形での任用であったり委託をするべきだというふうに思っていますので、今後出てきた課題に対しては、そういう姿勢の中で対応してまいりたいというふうに思います。
再質問 1番 石川康弘
私が一番言いたかったところは、そこなのですけれども、ぜひそのことも踏まえながら、多分地域おこし協力隊員が3年過ぎた後に、そういった形で残られる方も出てくるかもしれませんし、そのことも念頭に置いてやられたらいいのかなというふうに思います。先ほど申しましたように、これから人口減もありますし、そういう空洞化、空き家対策とかいろんな問題が、これから人口減ることによって、そういった問題がたくさん出てくるのだと思うのですね。それに対応するのは、そのときを待ってからではなくて、やはりその前にやはりそういうことに対する準備をしていく必要はあるのかなというふうに考えていますので、その辺も配慮しながらお願いをしたいなというふうに思いまして、質問を終わりたいと思います。