みんなの議会

幕別町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月10日

自殺対策について

2025年12月10日、幕別町議会の一般質問で、石川康弘議員が「自殺対策について」質問し、町長 飯田晴義、保健福祉部長 亀田貴仁、保健課長 西嶋慎が答弁しました。

質問者
石川康弘 議員
答弁者
町長 飯田晴義、保健福祉部長 亀田貴仁、保健課長 西嶋慎

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 石川康弘

通告に従いまして、質問させていただきます。自殺対策について。悲惨な交通事故や死亡事故が後を絶たない状況は報道で毎日のように目にするが、平成7年まで全国で毎年1万人を超えていた交通事故死者数は、令和5年には 2,678 人と年々減少している。また、北海道における交通事故死者数は、平成7年は 632 人、令和5年は 131 人であり、約5分の1に減少している。これは道路整備などの交通安全対策への社会投資や道路整備が大きな成果の要因の一つとして見ることができる。一方で、厚生労働省による人口動態統計では、全国で亡くなった自殺者数の推移を見ると令和5年は 21,037 人、うち北海道では 976 人であり、令和4年と比較しても 64 人の増加となっている。交通事故者数と自殺者数を単純に比較はできないものの、近年では2万人前後を推移している自殺者の社会的状況は減少傾向にはなく、命の大切さと死亡者抑制に対する公的・社会的投資の厚さに大きな違いを感じられずにはいられない。町は、昨年3月に第3期まくべつ健康 21 を策定しており、町における自殺対策について以下の点を伺う。1、今後の自殺対策への具体的な施策は。2、国では毎年3月を「自殺対策強化月間」として相談事業や啓発活動を集中的に実施していますが、町の取組状況は。3、ウェルビーイング(幸福実感)を啓発する考えは。

答弁 町長 飯田晴義

石川議員のご質問にお答えいたします。「自殺対策について」であります。国では、平成 10 年以降、全国の自殺者数が3万人を超え続けていたことを受けて、18 年 10 月に自殺対策基本法を施行し、自殺を社会的な問題として捉え、社会全体で自殺対策を推進することとし、28 年3月には地域レベルの実践的な取組への支援を強化するため同法を改正し、自殺対策強化月間等を設けたほか、都道府県や市町村に対し自殺対策計画の策定を義務づけたところであります。本町では、平成 31 年3月に第1期幕別町自殺対策行動計画を包含する形で、第2期まくべつ健康21 を改定し、同年4月に自殺対策に関する関係部局で構成する「幕別町いのち支える連携会議」を設置するなどの取組を進めてまいりましたが、国の自殺総合対策大綱の見直しを踏まえ、昨年3月に第2期幕別町自殺対策行動計画を策定したところであります。このような中、本町における自殺の状況につきましては、厚生労働省が毎年3月に公表している「地域における自殺の基礎資料」によりますと、令和2年から6年までの直近5年間の自殺による死亡者数は合計で 34 人、年平均 6.8 人となっており、性別では男性が 19 人、女性が 15 人、年齢別では 50歳代が7人と最も多く、次に 60 歳代と 70 歳代がそれぞれ6人、40 歳代が5人と、40 歳代から 70 歳代で全体の 70.6 パーセントを占めております。ご質問の1点目、「今後の自殺対策への具体的な施策は」についてであります。第2期自殺対策行動計画は、令和6年度から 17 年度までの 12 年間を計画期間とし、「相談窓口情報、支援策の発信」「自殺対策を支える人材育成、ネットワークの強化」「生きることへの促進要因への支援」の三つを基本施策として、それぞれの取組を進めております。一つ目の「相談窓口情報、支援策の発信」につきましては、自殺予防や心の悩みを相談するため、保健課、札内支所、忠類ふれあいセンター福寿の3か所に設置している「こころの健康相談窓口」における相談業務、広報、ホームページなどを通じて国・道の専門窓口や支援策の情報を発信するほか、心の健康に関する講演会を開催するなど、鬱病の予防や心の健康づくりのための心がけ、早めの対応などについて引き続き啓発してまいります。二つ目の「自殺対策を支える人材育成、ネットワークの強化」につきましては、さまざまな悩みや生活上の困難を抱える人に対して早期に気づき、しかるべき対応ができるようゲートキーパー養成研修会を開催し、身近な人の心の不調に気づき、自殺対策を支える人材を増やしていくとともに、「幕別町いのち支える連携会議」の開催により情報共有を図ることで、庁内のどこに相談しても適切な相談場所につなぐことができる体制を引き続き整えてまいります。三つ目の「生きることへの促進要因への支援」につきましては、帯広保健所が主体となり、管内の市町村やとかち広域消防局、警察署、有床精神科医療機関、教育委員会等で構成する「とかち生きるを支える連携会議」や、自治体、精神科医療機関、障がい者団体等で構成する「十勝精神保健福祉協会」等と連携を図りながら、各種相談体制の充実、講演会などの開催に関する情報を発信してまいります。ご質問の2点目、「国では毎年3月を「自殺対策強化月間」として相談事業や啓発活動を集中的に実施しているが、町の取組状況は」についてであります。自殺対策基本法第7条では、3月を自殺対策強化月間と定め、国や地方公共団体は、自殺対策を集中的に展開するものとし、関係機関や関係団体と相互に連携協力を図りながら、相談事業その他それにふさわしい事業を実施するよう努めるものと定めております。強化月間における取組につきましては、本年の広報3月号に強化月間である旨を周知するとともに、北海道の専門相談窓口である北海道立精神保健福祉センター「こころの相談窓口」や 24 時間対応可能な「北海道いのちの電話」、町の健康相談窓口やメール相談窓口の情報を掲載し、独りで悩まずに相談してもらえるよう情報発信を行ったところであります。ご質問の3点目、「ウェルビーイング(幸福実感)を啓発する考えは」についてであります。ウェルビーイングとは、身体的、精神的、社会的によい状態であることで、短期的な幸福のみならず、生きがいや人生の意義などの将来にわたる持続的な幸福を含む概念であり、その感じ方は、個人を取り巻く生活環境、地域や職場などによってさまざまであります。町といたしましては、法に定められておりますように、国・地方公共団体の責務のほか、事業主及び国民の責務を発信し、自殺対策を社会全体で支える意識の醸成を図るとともに、さきに申し上げました第2期自殺対策行動計画の三つの基本施策に沿って、誰もが悩みや生活上の困難を抱える人に気づき、どこにいても適切な支援につなぐことができるよう、心の健康づくり等に関する情報発信や、関係機関と連携し相談体制の充実に努めてまいります。以上で、石川議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 10番 石川康弘

それでは、再質問させていただきます。まず最初に、第3期まくべつ健康 21 を読ませていただきましたけれども、この表紙が非常にすばらしいなというふうに思ったのですね。「笑顔でつながる「健幸」をめざして」とあるのですけれども、健康の「こう」が「幸せ」になっているのですね。この思いというのは、どういうところにあるのか、ちょっとお聞かせ願えればと思います。

答弁 保健福祉部長 亀田貴仁

「「健幸」をめざして」の「こう」の部分が「幸せ」という部分ですけれども、3期まくべつ健康 21 の健康は、体の健康の部分を指した計画ではありますけれども、体の部分だけではなくて、当然それらが心身ともに、心も含めて、体も心も幸せに健康になっていく、そこにもじるというか、健康というそこに幸せの言葉を入れて、「「健幸」をめざして」というふうな思いで計画策定したものであります。

再質問 10番 石川康弘

思いが伝わりました。自殺の背景なのですけれども、いろいろこの冊子にも書かれておりましたけれども、この背景は健康問題もちろんありますけれども、経済問題、また家庭問題、職場問題、それから格差問題とかハラスメント、いじめ、いろんなものが要因として複雑に絡み合ってあるのかなというふうに感じているところでございます。また、日本人の文化といいますか、その中に自分のことは自分でちゃんとしなさいとか、我慢しなさいとか、他人に迷惑かけてはいけないよとか、そういう日本人の文化的な人間性といいますか、それが非常に強くまだ残っているのかなというふうにも感じることができます。1点目、質問いたしますが、今後の具体的な施策なのですけれども、三つのことが答弁としてありました。どれも必要なことですし、着実にやられているのだなというふうに感じますが、二つ目の自殺対策を支える人材育成、ネットワークの強化、この中にゲートキーパー養成研修会を開催するというふうにあります。この冊子の中では、ゲートキーパー研修会の開催数の増加というところで、取組の中で、現状はゼロであると。それを目標値として5回以上開催したいのだという思いが書かれていますけれども、その辺のことが実際にもうやられたのか、それからもしやられたとして、あるのであれば、その成果をちょっと聞かせていただければと思います。

答弁 保健課長 西嶋慎

ゲートキーパーの養成研修会につきましては、議員おっしゃられましたように、これまで開催はしておりません。今回、計画期間が令和6年から 17 年度の 12 年間ですけれども、これらの中で、まずは役場職員だけでなくて、町民も含めてまず身近な人たちがそういった悩みや問題を抱えている人に気づいてあげること、そしてしかるべき対応を取ってあげられることができる人をまず全体で増やすことによって、そういった自殺予防に取り組むことができるものですから、こういったものを今後開催して行政としてさせていただきました。そのため、効果等につきましては、今現在まだ実際開催していませんので、効果等はまだ今のところございません。以上です。

再質問 10番 石川康弘

これは国からも示されていることなので、ぜひ早急に取り組んでいただきたいなというふうに考えております。また、二つ目に移りますけれども、自殺対策月間、3月が一番自殺をする方々が非常に多いということで、この月を月間としているわけですけれども、そのほかに9月 10 日から 16 日ですか、自殺対策週間ということで位置づけられておりますけれども、これについても同じような対策をされているのか、お聞きしたいと思います。

答弁 保健課長 西嶋慎

まず、自殺対策の強化月間、これにつきましては議員おっしゃったように3月でございます。このため、町としては答弁にもありますとおり、今年の3月に、まず3月は自殺対策強化月間ですということをまず周知すること。それと、まずこのような方々、このような方と言ったら失礼ですけれども、悩みを抱えている方は、どうしても一人で抱え込んでしまう場合が多いような傾向が出ております。そのため、表題にも大きく書いたのですけれども、まずは一人で悩まずにいつでも相談してくださいということで、それは町だけではなくて、道や国、そして電話等が難しい方につきましては、メール等でも相談できますよということで、さまざまな相談先を紹介させていただきました。次に、予防週間ですけれども、こちらにつきましては9月の 10 日から 16 日まで、予防週間ですけれども、毎年 10 月 10 日が世界メンタルヘルスデーという、心の、世界でのメンタルヘルスデーになっているものですから、今年につきましては広報 10 月号に世界メンタルヘルスデーを掲載し、心の健康状態を意味することとして、3月と同じようにまずは相談先を掲載していただきまして、悩みがある方、問題を抱えている方はぜひ相談してくださいということで、そこの周知を図っています。以上です。

再質問 10番 石川康弘

たまたま全国の、厚生省の各自治体の取組について広報されていましたけれども、その中に幕別町が入っていなかったものですから、この質問をしたわけなのですけれども、やられているけれども報告をしていなかったということで、よろしいかなと思うのですけれども、十勝管内でも幾つかの町村はこの取組について報告をなされていますので、私もこれを見たときに、あれ、幕別は何かあまりしていないのかなというふうにちょっと不思議に思ったものですから、質問させていただきました。広報等をしているのはよく分かるのですけれども、私は、広報だけで果たして効果がどのくらいあるのかというのは、非常に疑問なのですね。どんなことでもチラシというのはほとんどがごみ箱に行ってしまうのが大部分なのです、残念ながら。そういった意味では、広報のほかに、やはり出前講座とか、また、町内会に足を運んでお話をするとか、何かそういったことも含めてやっていく必要はあるのかなというふうに思っておりますけれども、その辺についてはどうでしょうか。

答弁 保健課長 西嶋慎

議員おっしゃるとおり、自殺というものにつきましては、さまざまな年代がございます。当然、子どもはございますし、出産期の女性の方、そして我々、我々と言ったら変ですけれども、働き盛りの方、そして高齢者、そういうさまざまな年代によって起こり得る問題でございますので、当然その方たちが接する媒体というのも、お年寄り、高齢者の方は結構広報を見ますし、働き盛りの方とか若い方は SNS を見る場合もございます。なので、先ほどは広報というお話をさせてもらいましたが、それ以外にも町のホームページでも情報発信したりしています。あとは、出前講座につきましては、当然、予防ということで何か出前講座を受けるのは、なかなか正直言うとないのですけれども、心の相談ということで依頼があれば、我々のほうとしては出前講座等を行うことは可能でありますので、ぜひご要望いただきたいと思います。以上です。

再質問 10番 石川康弘

今、保健課とお話をしておりますけれども、この問題については多岐にわたることから、やはりほかの教育委員会をはじめ、いろんな部署でもこれについては対策を練る必要があるのかなというふうに感じておるところでございますけれども、3点目に移りますけれども、ウェルビーイングですね。私もあまりこのことについてはよく知ってはいなかったのですけれども、いろいろと私も勉強させていただきましたけれども、一番は慶應義塾大学の名誉教授ですかね。前野隆司さんという人が 20 年以上このことについて研究をされているということで、ちょっといろいろと読んでみました。なぜこういう話をするかというと、先ほど最初の質問のときに交通事故のことも出しました。交通事故の場合は、例えば交通事故が起きないように、町では例えば旗波作戦だとか、それから学校生徒の見守りですとか、いろんな施策をしております。自殺の場合を考えてみますと、例えば先ほど出てきたゲートキーパーなどは、もうちょっと病んできているというところに目を届かせて、その人に寄り添って話を聞くとか、そういうことであると思うのですね。でも、私が言っているのは、その前の段階、やはり予防なのですね。もっと上流のところをやはり考えていくのが一番だと思うのですね。問題が起きてからそれを対処するというのは、確かに大事なことなのですけれども、非常にこれは人的にも金銭的にも労力の要することなのかなと思うのですね。この考えを私も持ったのは、実は先日も NHK のプロジェクト X で報道されましたけれども、中村哲さんがアフガニスタンで、彼は医者なので住民の治療をしていたと。でも、どんどん患者が来て、でもなかなか治療を終えることができない。そこで発想したのが、やはり水だとか、それから食料とか、これがいいものを食べていないということが分かって、治療よりも、要するに百の診療よりも一本の用水路だということで、用水路を造って砂漠を緑にして食物が取れるようにしたということですね。その発想からいくと、このウェルビーイング、先ほど言いましたように、身体的、精神的、社会的に良好な状態、この状態であれば、こういうことが起きないわけなのですね。だから、ここにやはり町としては力を入れていくべきだというふうに私は思うのですよ。確かに国が言っていることはやらなければいけないのです。でも、幕別町自体としてやはりこのことに目を向けて、いろんな分野で、それぞれの中で、職場の中で、やはりこれを推奨していくべきだというふうに私は思っています。一番のこの中の特徴は、ここに書かれていたのは長続きする幸せと長続きしない幸せがあるのだというふうに二つに分けられているのですね。長続きしない幸せとは何だろうといったときに、社会的地位だとか、それからお金、物など、また人と比較するもの、こういったものというのは確かに得ることによって幸せはあるかもしれないけれども、でも持続はしないよねということなのですね。では、長続きする幸せとは何だろうかというと、健康や環境による幸せ、それに加えて愛情ややりがい、自由や、それからお金で買うことのできないこと、こういったことを学びなさいということなのですね。笑っていますけれども、いや、これね、実は最近、皆さん見られた方もいらっしゃるかと思いますけれども、よく皆さんご存じの昭和女子大総長の「女性の品格」の著者、坂東眞理子さん、この方が帯広に来られて講演をなさったということで、十勝毎日新聞に報道されておりました。彼女も実は同じことを言っているのですね。ちょっと読んでみますけれども、自分たちがどう生きていくかというのは、どう収入を得るかが生活設計の基本だが、お金がたくさんあるイコール幸せではない。最低限は必要だが、どう使うかを考えていかなければならないというふうに言っているのですね。それから、もう一つは、これもちょっと興味があったのですけれども、余裕がないとできないかもしれないが、心を込めることでお金が生きて使えることもある。それは他の人のために使うお金、何かをしてもらったお礼の品として、つまらないものですがと一言添えて物や食べ物を差し上げることができると、人とのつながりを強くすることができる、これですね。それから、手持ちのお金が少なくなるのではなく、あげることで相手とのつながりが生まれ、人間関係が豊かになる。不動産や株などの有形資産に投資するよりも、姿や形には見えないが、次の世代や友人、世話になった人への感謝や応援という意味で、無形のものに投資するほうが人生を豊かにする。自分の信頼できる友人を紹介したりするのが無形の資産。自分がどういう時間を使って、どうお金や心を使うかによって無形資産となり、次の世代を豊かにするというふうに書いてありますね。これとウェルビーイングと非常に似ていることかなというふうに思うのですね。ちょっとこれを聞いて、どうお感じですかね。このウェルビーイングというのは、やはりもっと広めていくべきだと、私は強く思っているのですけれども、あまり必要ないですか、どうですか。

答弁 町長 飯田晴義

今ご紹介いただいたことは、どれもごもっともだなと。本当に理想だなと、理想と言ったほうが私はいいのかなと、生きる上でですね。今、この世知辛くなった世の中、価値観が多様化している。自分だけよければそれでいいのだと、この世相を大きくがらっと変えていかないと、なかなかそういう形には到達しないのかなというふうに思いました。ですから、これ、本当に難しいことだな。一人ひとりで気持ちを変えて、そして他者を思いやる気持ちもそこで芽生えさせなければ、ウェルビーイングという形には到底なっていかないのだろうなというふうに思います。ですから、本当に理想だなと思いながらも、では具体的に何をすることによって、そういう形になっていくかなというのは非常に難しいと思いますし、それが行政でできるのかなという思いもあります。一番、私が大切だなと思うのは、この世の中でいろんな方が、いろんな思いを持った方が生活をしていますし、いろんな事業所がありますけれども、その一つ一つの中で、ちょっとした他人に対する気遣い、これをやっていくことによって、随分変わってくるのかなというふうに思いました。それで一声かけられることによって、そこで何か新たな発見をするとか、それがやりがい、生きがいにつながっていくとかということが、大いにあるかというふうに思いますので、そこをまず他者を思いやるということをやる、広めるのが大切だろう。でも、ではどうすればいいのだというのが、なかなかこれは答えが見つからないわけでありますけれども、これは家庭教育、生まれたときからの親の教育も大いに影響していると思いますし、また、これは幼少のうちからそういう気持ちを植え付けさせないと、なかなかいきなり 40、50 になって、こうしなさいといっても無理な話ですので、やっぱり小さい頃からのしつけであったり、幼児教育、学校教育、ここもしっかり他者に対する思いやりを植え付けるような、何かというのはなかなか言えませんけれども、そういった道徳教育なんていうことを言ってしまうと通り一遍ですけれども、そういった心の教育、心が豊かになるような教育というものが必要なのかなというふうに感じております。

再質問 10番 石川康弘

理想論と言われたら、それまでなのですけれども、でも私たちは理想を求めていくわけですから、確かにこのことについては1年や2年でできることではないです。だから、自殺対策だって、そんな1年や2年で、がたっと減るものではないです。だから、長い期間をかけてこのことについてやはり町民が学んで、生き方をちょっと修正しなければいけないなというふうに、先ほど40、50 と言いましたけれども、私、50 になってからこのことを学んで、生き方ちょっと変えたのですよ。いや、本当に。ですから、40、50 ならもう変えないとか、変えられないとか、そういう何かちょっと否定的な話は、お答えはしてほしくないと思うのですけれども。人間はいつでも、80 でも 90 でも、そう思ったら変えられるのだと思うのですよね。そのことをやはりいろんな媒体を通じて啓発していく。また、この間、とかち館で坂東さんの講演があったみたいですけれども、こういう方を招いて町民にお話を聞いていただくとか、そういう場面は幾らでもつくれるかなと思うのです。そんなに町の財政に負担のなるような金額ではないと思うのですけれども、ぜひこういったことも続けながら対策を考えていただければというふうに思います。目先の起きてからのことはそれは当然やらなければならないことですけれども、こういう目に見えないこういうことにも、やはり私たちは目を向けて、時間やお金を使って、やはり心を豊かにしていくということが非常に大事かなというふうに思っておりますので、その辺を期待して私の質問を終わりたいと思いますけれども、もし最後に何かあれば。なければよろしいですけれども、大丈夫ですか。

答弁 町長 飯田晴義

せっかく本当に貴重なご提言をいただきましたので、本当に時間がかかることだと思うのです。地道に本当にやっていく。しかも、それが効果としてなかなか検証できない類いのものだと思います。かといって、やらないということにはならないと思いますので、そこも地道な活動をやれることからやっていくということは大切だろうと思いますから、おっしゃったようにお金をかけずに地道にやっていく、そういう道を探っていきたいというふうに思います。

出典:幕別町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月10日 議事録 PDF(122ページ) 間違いを知らせる