みんなの議会

幕別町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月12日

地域幸福度(ウェルビーイング)指標の活用と幸福度の向上について

2026年3月12日、幕別町議会の一般質問で、石川康弘議員が「地域幸福度(ウェルビーイング)指標の活用と幸福度の向上について」質問し、町長 飯田晴義、教育長 笹原敏文が答弁しました。

質問者
石川康弘 議員
答弁者
町長 飯田晴義、教育長 笹原敏文

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 石川康弘

通告に従いまして、質問させていただきます。地域幸福度(ウェルビーイング)指標の活用と幸福度の向上について。地域幸福度、いわゆるウェルビーイングという言葉が注目を集めています。ウェルビーイングとは人が身体的・精神的・社会的に良好な状態を指す言葉ですが、「健康・幸せ・福祉」などを包括する概念として用いられています。我が国においても、デジタル庁が中心となり、2022 年からウェルビーイング指標が本格的に導入・活用が始まりました。この指標は、住民が自分たちの住む地域で、どれだけの幸せや暮らしやすさを感じているかを数値化するもので、政府の「デジタル田園都市国家構想」の実現に向けて活用されています。我が町においても、少子高齢化など社会が揺れ動く中で、改めて誰もが幸せを感じることができる地域を考えていく必要があります。このウェルビーイング指標を活用し、町民の一人ひとりが幸せを実感し、さらに幸福度が向上していく未来に向けて、みんなで協力してまちづくりをしていく必要があると感じ、以下について伺います。1、町としてウェルビーイング指標を導入し、施策に反映する考えは。2、職員が心身ともに健康で意欲的に働ける職場環境を整備するため、ウェルビーイング指標を導入し、活用する考えは。3、教育現場において、ウェルビーイング指標を導入し、活用する考えは。以上です。

答弁 町長 飯田晴義

石川議員のご質問にお答えいたします。ご質問は町と教育委員会にわたるものでありますので、私からはご質問の1点目と2点目につきまして答弁させていただきます。地域幸福度(ウェルビーイング)指標の活用と幸福度の向上についてであります。ご質問の1点目、「町としてウェルビーイング指標を導入し、施策に反映する考えは」についてであります。ウェルビーイング指標を施策に活用する場合は、住環境の整備状況や公共サービスの充実度など客観的な要素としてのデータと、個人の主観的な満足度を統合した形で設定する必要があります。一方で、「幸福」の基準そのものが人それぞれ異なる上、年齢や職業、ライフスタイルによって測定尺度が大きく変化することから、地域全体として統一的な指標として定義することは非常に困難であると認識しております。本町では、現在「総合計画」において、時代や社会の情勢を把握しながら、町を取り巻く環境や住民の思い、地域特性に基づき、まちづくりの四つの基本理念を掲げ、全ての町民が幸せの笑顔あふれる町を創造し、「住み続けたい」「住みたい」と思われる町を実現するため、分野ごとに基本方針と主要施策を定めております。この計画に基づき、町として住民の暮らしやすさを向上させるための施策を着実に実施していくことで、個々人の満足度は向上していくものと考えておりますことから、現時点でウェルビーイング指標を導入する考えはありません。ご質問の2点目、「職員が心身ともに健康で意欲的に働ける職場環境を整備するため、ウェルビーイング指標を導入し活用する考えは」についてであります。職員を対象としたウェルビーイング指標の導入については、具体的な施策につながる可能性があるといった観点から、有効な手段となることが期待される一方で、指標の選定、運用及び活用に当たっては、ウェルビーイングの概念が広範であるため、職員に適した具体的な指標を選定することが困難であることや、職員一人ひとりの価値観や幸福感が異なるため、統一的な指標が全ての職員に当てはまるとは限らないことなど、多くの課題があると考えております。このことから、現時点では本町の職員を対象としたウェルビーイング指標を導入することは考えておりませんが、今後も職員にとって健康で意欲的に働ける職場環境の整備のほか、就業意識の変化や少子高齢化を背景に、仕事と生活の調和の取れたワーク・ライフ・バランスの充実を図り、職員の公務に対するモチベーションの維持向上に努めてまいりたいと考えております。以上で、石川議員のご質問への私からの答弁とさせていただきます。

答弁 教育長 笹原敏文

石川議員のご質問にお答えいたします。ご質問の3点目、「教育現場において、ウエルビーイング指標を導入し、活用する考えは」についてであります。令和5年6月、教育基本法第 17 条に基づく「第4期教育振興基本計画」が閣議決定され、同計画において、「日本社会に根差したウェルビーイングの向上」が理念として位置づけられました。また、令和7年4月に公表された北海道教育庁十勝教育局の「十勝管内教育推進の重点」では、子どもたち一人ひとりの可能性を引き出す教育の推進や、学びの機会を保障し質を高める環境の確立を通してウェルビーイングの向上を目指すとした方針が示されております。こうしたことを踏まえ、国においては、学校の中心にある子どもたちのウェルビーイングの状態を理解し、教育政策を進めていくことが重要であるとして、毎年実施している全国学力・学習状況調査の質問調査にウェルビーイングの関連項目を設け、その回答を数値化することで子どもたちの主観的な認識の経年変化の分析に活用しているところであり、各学校では、こうした指標を参考としながら、子どもたちのウェルビーイングの向上につながる取組に努めているところであります。今後におきましても、調査の回答などからウェルビーイングの認識を捉えながら、学校や日常生活において子どもたちの心身の健康を確保し、探求的な学びや他者との協働的な学びを充実させ、自己理解と他者理解を深めながら、ウェルビーイングの向上につながる教育活動の推進に努めてまいります。以上で、石川議員のご質問への私からの答弁とさせていただきます。

再質問 10番 石川康弘

それでは、再質問させていただきます。このウェルビーイングというのは、町長ご存じのとおり、1946 年に WHO が初めてこの言葉を使ったのが始まりだというふうに学んでおります。また、SDGs にも三つ目に「すべての人に健康と福祉を」ということで位置づけられております。また、前回の自殺対策の質問のときにもちょっと触れさせていただきました。町長からは、なかなかそれは難しいという話を伺っておりましたので、今回も多分そのような答弁があるのかなというふうに思っておりましたけれども、残念ながら同じような答弁でありました。私も、このウェルビーイングという言葉、非常にまだ不慣れで、町民からもよく私言われるのですけれども、石川議員、あまり難しい質問しないでくれというふうに町民からも言われたことがあったので、横文字、どうしてもやっぱり私たちは日本人なので不慣れなこともあったり、また、なかなか浸透しづらいということもあります。でも、先ほど教育長からも答弁がありましたけれども、教育の現場ではもう既にそれが始められていて、どんどん幕別町においては進んでいると。そういう意味ではすごくよかったかなというふうに思っております。やはり住民にもそれが伝わると非常にいいのかなというふうに私は感じて質問をしたわけなのですけれども、日本で言うと、研究している第一人者の方は、今、武蔵野大学の教授ですかね、特認教授かもしれませんけれども、前野隆司さんという人が研究をされて始まったことだと思うのですけれども、これはよく哲学的にとらわれる人が多いのですけれども、町長の答弁を聞いていても何かその辺がちょっと強いのかなというふうに感じておるのですけれども、これはちゃんとしたエビデンスがあって、例えば幸福度が高いと生産性は3割増える、また、ウェルビーイングが高い人たちは寿命も 10 年延びるという、そういう研究データもあるわけなのですね。そういった意味から見て、このことをやはり町に取り入れないことはないなというふうに思うのですね。今、武蔵野大学の話が出ましたけれども、全国的に見たら、北海道でも藤女子大でその学部ができております。また、十勝管内においては浦幌町であったり、それから更別村、ここでもウェルビーイングについて指標を取り入れて、既にそういう研究が始まっております。そして、このことは、私も本を買ったり読んだりもしたのですけれども、非常に難しいところも確かにございます。でも、これはデジタル庁から、そういうファシリテーターなどを養成するために人員を派遣して指導しますよということも言われているわけですね。だから、町自体で考えても非常に難しいことかなと思うのです。でも、そういう専門家を招いて研修を受けて、そしてこれに取り組んでいく必要が僕はあるのだと思うのですね。なぜこれができたかというと、今、少子高齢化で国も非常に大変なことになっております。それは幕別町も同じことが言えるのだと思うのですね。そういった意味で、今までの施策からこういう人の幸福に変えていく、それをちゃんと把握して変えていく必要があるというふうに言われているのですね。それを予算にも反映されていくと町民に行き届いた施策はされていけるのかなと思うのですね。町民が困っているから町がこれをやるということもありますけれども、これはやっぱり町民を巻き込んで、みんなでこの町をつくっていく、そういうことを考えていく必要があるのだと思うのですね。幕別町は、今までパークゴルフの町、それからオリンピアンの町とか、いろいろそういう聞こえのいい、全国的にも幕別の名前は広まったなと思うのですけれども、これからはそこからまた足して、やっぱり幸福度の高い町ということで旗を振ってこのウェルビーイングという言葉を広めていって、先ほど塚本議員からも質問ありましたけれども、やはり幸せな場所には人は来たい、住んでみたいという、そういう希望が湧いてくるのだと思うのですね。そういうまちづくりをしていくと、全てのことに対していいほうにいくのかなというふうに思うのですね。そういった観点から、多分町長は、いや、できないということは、研究しようまではいかないのかもしれないけれども、せめて研究してみようという言葉を最後にいただきたいなと思ってお話をしているのですけれども。ただ、もう一つ言いたいのは、町職員が、このウェルビーイングという言葉を何人かに聞いたのですけれども、知ってはいると、でも中身についてはよく理解していないという人がほとんどでした。ですから、それはまだ分かっていないときに否定するというのは、僕は非常に残念でしようがないのですね。もうちょっと研究して職員の意見も聞いて、もしこれが可能であればやってもいいかなというところまでやはり考えを持っていかないと、こういう理由で、町長が言った理由でできないといういうふうに否定されると、次になかなか進んでいかないのですけれども、やっぱり第一は、町民一人ひとりが幸せに暮らしていっているのかどうかということを把握して、何が必要なのかということをよく知る必要があると思うのですね。その辺の考え方はどうですかね。まだそれでも、なかなか考えを変えることは難しいですかね。

答弁 町長 飯田晴義

私は、ウェルビーイング、幸福度というものを否定しているわけではないのですよ。これはとても大切なことだというふうに認識しています。というのは、私の公約も、住んでみたい、住み続けたい、住んでよかった、この住んでよかったというのは幸福度なのですね。そういう公約も私は掲げているわけですから、それはもう当然幸福度を感じてもらうことはとても大切なことだというふうに思っています。ただ、問題は指標なのですね。指標をどう設定するかというのが非常に、測定するのが難しいなというところで、まだ確立されたものはないというふうに思っています。というのは、客観データにしても 150 ぐらい項目があるのですね。これを出して、これは国が一方的にというか設定している客観データが出てくるのですね、それぞれの町ごとに。それにプラス主観データをどういう項目を選定して主観データを取って、その開きがどうなの、開きのあるところは何か問題があるのではないの、もっとこれが足りないのではないの、そういうことに使っていくということになりますので、そこの主観データをどう設定するかが非常に難しいのではないかなと思っているのです。これは町民一人ひとり価値観が違います。職員にしても一人ひとり価値観が違います。だから、分かりやすいところで言うと、職員で言うと、今の職場業務は時間外勤務がなくて、他のこと、自分の趣味に使えるから非常にいいと考える人もいると思います。一方では、多少時間外をやったけれども、一つ目標としたものをクリアしたので非常に満足であるというのも満足感になりますので、だから、例えばこの時間外勤務の多さ、少なさで言ってしまうと正反対のことが出てしまうということもありますので、私はそこの指標の設定の仕方というのはまだまだ研究する部分があると思いますので、そういう意味でまだ導入するのは難しいというお話をさせていただきました。ただ、横浜だとか京都市だとか、かなりの大都市がもう導入している。ただ、全面的にではなくて、福祉の分野であったり特定の分野なのですね、健康の分野だとか。そういうところで導入している例もありますので、それがどんどんより多くの分野に拡大していけば、それを参考にしながら、我が町も指標をつくって幸福度の測定ができるのではないかというふうになってくると思いますので、一応はどういうものかは分かっているつもりでありますけれども、現実にそれを機能させていくのは今の段階では難しいと、そういう意味であります。

再質問 10番 石川康弘

その部分についてはよく理解ができましたけれども、これ部署的に、例えば福祉課だとか、そういうところで行われているところはあるかもしれません。でも、これは、やはり横断的に行う必要があるのですよ。一例、多分デジタル庁のホームページには出てきたと思うのですけれども、例えば健康セミナーをやりますということで人を集めますよね。日曜日にやりますといったときに、では集まってきました、よく考えると交通手段がないので、交通手段のある方だけが集まってきていた。それをよく考えると、これは車で来られる人は健康な人が多いのですね。でも、健康でない人が来るためには、ではどうしたらいいのだ。では交通手段を考えなければいけない。こういう横断的な考え方をしていかなければうまくないのですね。だから、1部署だけでは駄目で、いろんなところが一緒になってやっぱりこのことについて取り組んでいかないと、町民の幸福度は上がってはいかないのだと思うのですね。そういった視点からも、私は、部分的ではなくて、やはりみんなでそれぞれの部署がこのことについて研究をして、これが可能なのかどうなのか。いろんな町村でも実際に始まっているわけですから、研究して早い時期にこのことが達成できるようにと私は思っておりますけれども、その辺はどうでしょうかね。横断的に行うということは、部分的では、やはりそれは達成できないと思うのです。だから、いろんな指標を使って予算を考えていく、そういう必要があると思うのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

横断的に一つの何か指標を持って、そこからいろんな分析ができると言っているのは、これはもうそのとおりだというふうに思います。ただ、全体を、主観的な指標をどう設定していくのだという点で、まだまだ研究の余地はあるのだろうなというふうに思います。客観データは国がもう 150 ぐらい出していますからいいのですが、それと主観的データも同じぐらい指標設定をして、そこの見比べをしていく。そのことによって、どの部分が弱いとか、どの部分が幸福を感じてもらっていないとかというのが出てくるはずですから、そこの主観的な指標の設定については、今まだ始まったばかりだと思います。研究するのはいいのですが、そこに今あまり多くの労力もかけられないという事情もありますから、そこは先進事例を見ながら、一周遅れにならないように研究していきたいというふうに思います。

再質問 10番 石川康弘

早い時期にこの研究がなされるように願っております。ただ、確かにこれをやる場合には労力や時間、費用も当然かかることですから、難しいことは分かります。でも、デジタル庁の支援を受けて、やはり専門家を呼んで研究する必要が私は非常にあるのかなと、その辺のことは早めに手を打ったほうがいいのかなというふうに感じています。繰り返しますけれども、一人ひとりの町民が本当に幸せに暮らせているのかどうかということを、本当によく考えてやはり施策を打っていく必要が僕はあるのだと思うのですね。その辺のことをぜひお願いをして、次に行きたいと思うのですけれども。2番目ですけれども、職員のことですけれども、昨日も同僚議員からそのような質問がありました。皆さんとても心配しているのだと思うのですね。先ほども申しましたけれども、ウエルビーイングの質が高められると生産性が3割ほどアップすると、そういうデータがあるという話をしましたけれども、職員一人ひとりの状態がよければ、それだけ住民サービスもアップするわけですから。それから、もう一つは、一人ひとりが本当に幸福を感じて業務に当たっているのか。また、その前の段階、庁舎に来る前に本当に幸せな状態で来られているのか。その辺もやはりちゃんと指標、指標といいますかね、アンケートを取って、どういうことの悩みがあるのか、状態がよくないのか、そういうことを把握してやっていく必要があるのかなというふうに思うのですね。昨年、私は総務文教常任委員ではありませんけれども、総務文教常任委員会では道内視察で苫小牧市のほうに行っているのですね。同僚議員から資料を送ってもらいましたけれども、苫小牧市では「健康経営宣言」というのを出しているのですね。「職員一人ひとりが心身ともに健康で、個性や能力を最大限に発揮できることは、組織の活性化や市民サービスの向上につながり、本市の発展に寄与するものと考えます。職員の健康保持・増進及び組織の活性化を図るため、以下の項目を重点的に推進します」ということで、五つほどの項目が掲げられているのですけれども、いろんな分野において指標が出されています。例えば、年次有給休暇の未取得者が大幅に減少したとか、この取組によっていろんな効果が出てきているのですね。特に、例えば「職員同士のつながりが強い」とか、こういうのが非常に 79 パーセントあるとか、いろんな、これはアンケートを取って調べているのでしょうけれども、それとか「部下を思いやる上司が多い」、これは 92 パーセントとか、非常に高いですね。こういうデータをやはり可視化してやっていくことは、非常に効果があるのかなと思うのですね。今までもやられているとは思うのですけれども、その辺はどうでしょうか。これをやったら私は非常に変わるのかなと思うのですね。昨日も質問がありましたけれども、何かぼわっとして何かこう、よく分からないというか、分かってはいるのだけれども、何か焦点が定まらないような、そんな感じもするのですね。ここにウェルビーイングという言葉が出てくると、ちょっと意識がまた変わってくるのかなと思うのです。このようなことも、やはり職員が健康に本当によい状態で住民サービスができる状態にするというのは非常に大事なことだと思うのですね。これをウェルビーイングという言葉を常態化していくと、本当にそういういろんな問題、メンタル的なこともありましたけれども、そういったことも非常になくなってくるのかな。また、これは庁舎内だけでなくて家庭においても、このウェルビーイングという言葉を認知して、どういうことがウェルビーイングなのか、何が足りないからこうすればウェルビーイングが高まるとか、そうなってくると庁舎内も全然雰囲気が変わってきて、いい状態で離職者も減るのかなというふうに感じるのですけれども、その辺はどうでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

「言うはやすし行うは難し」の典型ではないかなというふうに思っていまして、確かに職員が幸福を感じていただければ、これは仕事にやる気が出て、そして公務能率が上がってどんどんそれが町民のほうの利益に反映していくということは間違いないと思います。ただ、職員がウェルビーイングを感じるためには何をすればいいかというのが一番難しいのです。これが分かれば何ていうことはないのですが、これを職員に指標を当てはめて、何をすればいいかというところまで行き着くのかどうなのかというのが、今のお話を聞いてちょっとぴんとこなかったわけであります。ここはやっぱり研究する余地があるのだろうなと。具体的にこうこうこういう状況にあって、それをこういった対策を講じたことによってこういうふうに向上しましたという、その実例を見てみないことには、なかなか私の頭の中では納得ができないなというところがありますので、そこは先進市町村においてそういう例があるならば勉強したいなというふうに思います。

再質問 10番 石川康弘

私は難しいことを言っているのではなくて、問題は簡単なのですよ。とにかく幸せになれば生産性は3割アップするというのですから、何もそんな難しく考えることはないと思います。単純に考えたほうがいいと思うのです。ここで行ったり来たりしてもしようがないので、なるべく早い時期に研究をして、職員が、また、町民が本当に幸せな状態で暮らせる町に進んでいってほしいなというふうに願って、次の質問に行きたいと思います。教育委員会から答弁をいただきました。我が町において、教育委員会において、このことが、ウェルビーイングがもう既に取り上げられて進んでいるということで非常に安心をしました。ここでは触れられてはいなかったのですけれども、子どもたちが本当に喜んで、自己肯定感が高められて、本当に自分の居場所があって、学校に通ってくれるのが一番いいわけですね。その上で大事なのは、やはり教師だと思うのですね。ここで教師については触れておりませんけれども、教師についても働き方改革などでいろんなことが言われていますけれども、やはり教師が余裕を持って子どもたちに対応していく必要があると思うのですね。今でもやっぱり部活動も含めて教師が非常に大変だという話はいまだに聞こえてきますけれども、この取組によって、その辺の教師のゆとりというのは、多少なりとも変わってきているのでしょうかね、幕別町において。その辺はどうでしょうか。

答弁 教育長 笹原敏文

ウェルビーイング自体は、石川議員がおっしゃるように、子どもたちにとってのものだけではなくて、それを支える教職員もそうしたものを高めることで、よりよい教育の提供ができる、そうした好循環が生まれるのがやっぱり理想なのだろうなというふうに思っています。ただ、教育現場の中に、おっしゃるようにさまざまな課題がありまして、働き方改革、一言で言えば、それをやはりより一層進めることで、子どもたちにとってのウェルビーイングを高める、そうした取組につながるのだろうなというふうに考えています。ただ、ウェルビーイングの向上といっても、なかなかこれをやればこうなりましたと言えるような状況には、またこれがないというのも難しいところでありますので、一つ取り上げた働き方改革、これも一つずつその解決につながるような取組をこつこつと積み重ねていく、そのことが大切なのではないかなというふうに考えています。

再質問 10番 石川康弘

教職員が本当にゆとりを持って子どもたちに対応できるように、一歩でも進んでいくことを願っております。また、多分この指標をつくるために、子どもたちに設問をしているわけですよね。いろいろと本を読むと、この設問、質問の仕方によって子どもたちがやはりちょっと、傷つくまではいかないかもしれないけれども、理解ができなかったり、また、不信感というか、そういうこともあるので、非常にこの設問については注意しなければいけないということが書かれていましたけれども、この辺の質問、質問というか設問について、子どもたちとのやり取りの中でそういう問題というのは起きた事例はあるのでしょうか。

答弁 教育長 笹原敏文

まず、答弁の中でも申し上げました全国学力・学習状況調査、この中で質問、調査をやっておりまして、全体が 70 項目ぐらいある質問なのですけれども、これはあくまで小学5年生と中学3年生が対象となっておりますけれども、ウェルビーイングに類する項目を、一例を申し上げますと、友達関係に満足をしていますかですとか、普段の生活の中で幸せな気持ちになることはどれぐらいありますかですとか、地域や社会をよくするために何かしてみたいと思うことがありますかというような質問項目について、当てはまるのか、どちらかというと当てはまるか、どちらかというと当てはまらないのか、当てはまらないという、4段階での回答項目になっているというものであります。一例ではありますけれども、これだけ取り上げたときには、この質問内容に問題があるというようなことは、私自身はそういった印象は持っていないというところであります。

再質問 10番 石川康弘

よく理解できました。さらにそういう設問に対しても研究をして、どういう設問が子どもたちにとって一番いいのか、また、それに加えて先生たちもやはり喜んで業務に当たれるのかどうか、その辺もこれから研究して、いい教育現場であってほしいなというふうに願っております。そのことをお願いして、私の質問を終わりたいと思います。

出典:幕別町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月12日 議事録 PDF(128ページ) 間違いを知らせる