幕別町議会 令和3年第3回定例会 2021年9月8日
コロナ感染から町民の命と暮らしを守る対策について
2021年9月8日、幕別町議会の一般質問で、中橋友子議員が「コロナ感染から町民の命と暮らしを守る対策について」質問し、町長 飯田晴義、教育部長 山端広和、学校教育課長 西田建司、経済部長 岡田直之が答弁しました。
- 質問者
- 中橋友子 議員
- 答弁者
- 町長 飯田晴義、教育部長 山端広和、学校教育課長 西田建司、経済部長 岡田直之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 18番 中橋友子
通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。コロナ感染から町民の命と暮らしを守る対策についてであります。コロナ感染は特に若い世代に急増し深刻な状況にあります。生命を守ることが最重要課題であるが、政府は8月の3日、重症患者と重症化リスクの高い患者以外は「原則自宅療養」という重大な方針転換を行いました。そのためコロナ患者は在宅を余儀なくされ、手遅れのため命を落とし、また重症化する悲惨な例が後を絶ちません。とても容認できない方針の転換であります。日本は戦後、皆保険制度が確立し、国民健康保険法では国民健康保険法第2条で「国民健康保険は、被保険者の疾病、負傷、出産又は死亡に関して必要な保険給付を行うものとする」と定められ、医療の提供を行うことが義務付けられています。症状に応じた必要な医療が全ての感染者に提供される医療体制の充実こそ求められており、この点で十勝の現状と感染対策はどのようになっているか伺うものです。また1年7か月に及ぶコロナ禍の住民生活への影響も計り知れません。きめ細かな対策が必要であり取組を伺います。①本年8月3日までゼロだった十勝の自宅療養者は、4日以降急増し、8月 25 日現在で患者総数237 人中 130 人に上っています。入院病床は 129 床ある中で入院患者が 53 人に抑えられています。それはなぜか。また、帯広保健所でも「原則自宅療養」に方針転換を行っているのか。また自宅療養者に対する対応はどのように取り組まれているか伺います。②希望する患者は全て入院ができているのか。単身世帯や家族や住宅の状況など考慮はされているのか。また、医療機関の選択はどのようにされているのか。③感染力の強い変異株が広がり、国立感染症研究所の推計では 75%まで置き換わったと伝えられています。潜在的な感染源が広く地域に存在する状況で、子どもたちへの感染が急増し、特に長期の休み明けの拡大傾向が強まっています。政府はようやく小中学校の抗原簡易キットの活用を表明しましたが、早期に行政検査を行うよう働きかけるとともに、独自の対策も検討すべきであります。④感染が長期化することによって、町民への影響は経済的にも、精神的にも大変大きくなっています。適切な相談体制と支援策こそが必要でありますが、この間の相談件数と内容、対応についての取組について伺います。また、支援策は町民であればひとしく受けられるよう、制度を検証し、必要な見直しや改善も行い、全ての困難者の支援につなげるべきものと考えます。以上です。
答弁 町長 飯田晴義
中橋議員のご質問にお答えいたします。「コロナ感染から町民の命と暮らしを守る対策」についてであります。新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、一向に収束の兆しを見せず、北海道において2回目の緊急事態宣言が解除となった6月 20 日以降、7月下旬から再び道内では感染が拡大し、新規感染者数など複数の指標が緊急事態宣言の目安となるステージ4に達し、北海道にとって3回目の緊急事態宣言が発令されたところであります。現在、21 の都道府県で緊急事態措置が、12 の県でまん延防止等重点措置が9月 12 日を期限として発令されており、対象地域では、医療提供体制の確保、感染防止対策の徹底、ワクチン接種の推進の3つの柱からなる対策に総力を挙げて取り組んでおります。ご質問の1点目「十勝の自宅療養者が急増している中で、入院患者が抑えられているのはなぜか、また、自宅療養者に対する対応はどのように取り組まれているか」と2点目、「希望する患者は全て入院ができているのか、単身世帯や家族や住宅の状況などは考慮されているのか、また、医療機関の選択はどのようにされているのか」については、関連がありますので、併せて答弁をさせていただきます。新型コロナウイルス感染症対策における市町村を含む地方公共団体の責務及び事務につきましては、新型インフルエンザ等対策特別措置法第6条第1項に規定する政府行動計画及び新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針において定められており、重症者等に対する医療提供に重点をおいた入院医療の提供体制確保を進めるため、病床の確保や入院調整、宿泊療養施設の確保などの医療等に関する事務については、都道府県が行うこととなっておりますことから、公表されている範囲でお答えいたします。重症者や重症化リスクのある者に医療資源の重点をシフトする観点から、新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令における準用規定により、入院に係る勧告や措置の対象者は、「65 歳以上の者や、呼吸器疾患を有する者、感染症の症状等を総合的に勘案して医師が入院させる必要がある者と認める者、都道府県知事が感染症のまん延を防止するため入院させる必要があると認める者等」とされており、宿泊療養施設を含めた入院施設は、個々の症状等や医療機関の受入れ状況により決定されていると伺っております。また、自宅療養の対象者は、入院要件に該当しない軽症者で、感染防止に係る留意点が遵守できる者であって、医師が必ずしも入院が必要な状態ではないと判断した者となっており、十勝の自宅療養者が8月4日以降増加したのは、帯広保健所において、「原則自宅療養」に方針転換したものではなく、患者の病状や地域の感染状況、生活環境、家族の状況等を踏まえ、療養先を選択した結果であると考えております。自宅療養となった方についての対応は、「新型コロナウイルス感染症の軽症者等に係る自宅療養の実施に関する留意事項」等に従い、保健所が患者の基本的な情報や、同居家族の状況、生活空間の分離や動線など自宅療養等を行う上で重要な情報を把握し、それらの情報から家族に要介護者や障がい者、子ども等がいる場合は、ケアマネジャー等の福祉部門等との連携を図り、情報の共有や必要なサービス等の支援を行うこととなっております。自宅療養を開始する際には、留意事項等が記載されたリーフレットの配布やパルスオキシメーターの貸与のほか、必要な方には 10 日間分の食品や日用品がセットされた自宅療養セットが無料で提供されることとなっております。自宅療養中の支援としては、最低でも1日1回、保健所から電話等による健康状態の確認を行い、状態が変化した場合には、健康状態の確認回数を増やしたり、受診が必要なときは、速やかに医療機関につなげることとされております。ご質問の3点目、「子どもたちへの感染者が急増し、特に長期の休み明けの拡大傾向が強いことから、早期に行政検査を行うよう働きかけるとともに、独自の対策も検討すべきと考えるがどうか」についてであります。政府は、夏休み明けの学校現場での子どもの新型コロナウイルス感染症の感染が懸念されることを踏まえて、感染拡大や、医療の逼迫を防ぐ観点から、迅速に感染の有無を検査することができる「抗原簡易キット」を幼稚園と小中学校に最大 80 万回分配布する方針を打ち出しました。キットの配布は、教職員や子どもの感染をいち早く見つけることを目的とし、検査の対象は原則教員、場合によって小学4年生以上の児童生徒としており、出勤や登校後に発熱などの体調の変調を来した場合、速やかに帰宅させ、医療機関を受診するよう促すことを原則としながらも、医療機関で直ちに受診できない場合等において、抗原簡易キットを活用し、迅速な検査を行うことを想定しているものであります。一方、行政検査の対象者は、感染症法に基づき「新型コロナウイルス感染症の患者、当該感染症の無症状病原体保有者、当該感染症の疑似症患者、当該感染症にかかっていると疑うに足りる正当な理由のある者、いわゆる濃厚接触者やクラスター関連の集団や組織に属する者」となっており、PCR 検査を迅速に行うことで、早期に囲い込み、封じ込めを行おうとするものであります。小中学校等への抗原簡易キットは、この行政検査を補完するものと捉えておりますが、十分な配分を受けられるかどうかについては、現時点では確認ができておらず、キットが感染予防に効果が期待できるか見通せない状況にあります。町といたしましては、ワクチン接種が進むにつれ、接種を終えた年齢層の感染が激減していることからも、現在のところ、ワクチン接種が発症予防には最も効果的であると考えており、接種を希望する方が一日でも早く接種を終えるよう全力で取り組んでまいりたいと考えております。ご質問の4点目、「感染の長期化により、町民への適切な相談体制と支援策が必要と考えるが、この間の相談件数と内容、対応についての取り組みは、また、支援策は町民であればひとしく受けられるよう、制度を検証し、必要な見直しや改善を行い、全ての困難者の支援につなげるべきと考えるがどうか」についてであります。新型コロナウイルス感染症が長期化する中、町では、昨年4月9日に、商工観光課に事業者相談窓口を、福祉課に生活相談窓口を開設し、町民からの様々な相談に対応してきたところであります。はじめに、事業者相談についてでありますが、本年8月 31 日までの相談件数は、町の経済対策に関する相談が最も多く 356 件、次いで国や道の経済対策に関する相談が 131 件、仕事探しが5件の計 492件の相談を受けており、内容としましては、町や国、北海道等の支援制度の有無や支援内容に関することや、申請手続きのほか、求職に関する相談が主なもので、とりわけ、受けられる支援が無駄にならないよう丁寧な説明を心掛けているところであります。次に、生活相談についてでありますが、本年8月 31 日までの相談件数は9件で、コロナの影響に伴う解雇や減収等による生活困窮の相談が7件、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の問合せが2件となっており、内容に応じて町社会福祉協議会やとかち生活あんしんセンター等関係機関を紹介し支援につなげております。このほか、健康に関する相談窓口につきましては、町内で初めて感染が確認された昨年 10 月 24 日、役場、札内支所、ふれあいセンター福寿の3か所に開設するとともに、本年4月1日からは新型コロナウイルス感染症の問合せ専用ダイヤルを設置し、相談対応を行っております。本年8月 31 日までの相談件数は 3,937 件で、発熱やせきなどの症状やクラスター発生時の不安など感染に係る相談が 55 件、ワクチンの効果や副反応、予約方法などのワクチン接種に係る相談が 3,877件、その他の相談が5件となっており、対応につきましては、症状に関わる相談には、主治医や発熱外来などの医療機関の受診を勧めたほか、感染への不安については、感染対策についての助言などを行っております。また、ワクチン接種に係る相談につきましては、接種を希望される方も希望されない方も適切な判断ができるよう、丁寧に効果や副反応についての説明を行っております。次に、これまでの経済支援策の検証でありますが、頑張る事業者応援事業や飲食店・ホテル等緊急支援事業等町独自事業について、事業効果等に関してアンケートを実施しております。調査結果は、飲食店・ホテル等緊急支援事業では、「満足、まあまあ満足」が 61.7%でありましたが、その他の頑張る事業者応援事業、頑張る事業者応援強化事業及び頑張る事業者事業継続支援事業につきまして、約9割が「満足、まあまあ満足」と回答しており、総体的には町の経済対策は効果的であったと考えております。さらに、度重なる緊急事態宣言等による経済状況等の影響を把握するため、9月3日から6日にかけて町内の事業者 27 者を訪問し、事業者の生の声をお聞きしたところでありますが、昨年度実施した、借り入れたセーフティネット資金の利子を全額補給する「新型コロナウイルス感染症関連無利子融資円滑化基金造成事業」が有効に機能しており、当面はさほど心配せずに事業を継続することができているとの声をお聞きしたところであります。町では、これまで新型コロナウイルスの感染者が国内で確認されて以降、住民や事業者の実態をじかに把握しながら、感染予防対策をはじめ、生活支援策や事業者支援策など様々な対策に取り組んできたところであり、今後におきましても、引き続き、住民や事業者の声をお聞きし、国や道など関係機関と連携を図りながら、町民の命と財産を守ることを第一に対策を講じてまいります。以上で、中橋議員のご質問への答弁とさせていただきます。
再質問 18番 中橋友子
それでは、再質問をさせていただきます。感染の拡大が爆発的に広がっているという今日の現状から、町長は、事業者に対しては一人の倒産者も生み出さないという姿勢で臨むということを言われてきました。同時に、町民にとっても一人の犠牲者も生み出さない、これは医療や健康も含めて大変大切なことだという思いから、今回の質問をさせていただきます。まずは、8月3日に出されました全国で出されております、原則自宅療養という問題であります。これは、都心部を中心にして増え続けるコロナ患者を受け入れる医療機関が十分にないという、体制が整っていないという、既存の病院では、もう受入れがいっぱいになっているというところから始まっているものだというふうに思います。そうであるならば、医療体制を構築していくことこそが大切なことだと思うのですけれども、残念ながら、こういう原則自宅療養などという本当に耳慣れない言葉として提示されたことは、本当に残念なことだと思っております。まずは町長、このことについて町長はどのように受け止められているか、伺いたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
国が方針転換をした、それは病院の医療が逼迫してやむを得ずというところはあるかもしれませんけれども、やはり必要な方に必要な医療が受けられない、これはやはり放置できるような問題ではないというふうに思っておりまして、やはり医療のベッド数を増やすなどということも多分できたと思うのですね。それを何も手をつけないで、病院任せにした結果が、こういう自宅待機者を多く生まざるを得ない、そんな結果になったのだろうなというふうに思っております。
再質問 18番 中橋友子
私も同じ認識でおります。本当に1回目の質問で申し上げましたように、世界に誇る皆保険の国というこの国において、病気にかかって、それを診察あるいは治療も受けることもなく命が失われていくという現実が連日続いているという、今この瞬間もそうでありまして、本当に胸の痛む出来事でありますし、放置できないと思っています。その上に立ちまして、全国の自宅待機者は、今、8月 25 日時点の厚労省の発表では 11 万 8,035 人と発表されておりまして、8月の一月の間に6倍に増えたというふうに示されています。この中には、自宅で苦しみながら、保健所や医療機関につながることもできない、苦しみの中に力尽きて命を失う、あるいは大きく報道されましたけれども、自宅療養をしていた 30 代の女性が自宅で出産し、新生児が亡くなるなどという本当に痛ましい事態が続いています。これはもう、医療体制を整えていないという、これまでの国の施策の不足、人災でしかないということが言えるのではないかと思えます。救える命が救われないというこういうことでは絶対あってはならないと思いまして、十勝の現状について伺いたいと思います。設問の1点目、2点目一緒にご答弁いただいたのですけれども、十勝の中で、私としてはこのような悲惨な状況が発症しているという事例は聞いておりません。何らかの形で医療機関や保健所につながりながら、コロナに感染された方たちも治療を受けられる状況にあるというふうに思っております。ただ、示されたデータから見ると、遠い都会の話と思っては、この十勝幕別にも同じような状況がひょっとして生み出されてしまうのではないかという、そういうデータから見受けられるものですから、お尋ねをいたしました。お答えでは、そういう状況にはなく必要な人が医療を受けられているということでありますから、それをそうあってほしいと思うのですけれども、実は三次医療圏の十勝圏における在宅患者数や療養状況というのが、7月の 13 日から公表されるようになりました。それまでは分からないでいたわけですけれども、それを見ますと、7月の 13 日からですから、5月連休明けの感染者が多く出たという時期からずれていますので、大変少ない時期からの数字であります。このときには、連日患者さんというのは1日8人から 15 人程度ということで、十勝全体で終わっていたのですけれども、そしてほとんどの方が入院か、あるいは入院を調整している、調整中、さらに宿泊療養というような形で自宅の療養というのはゼロでありました。これは、その7月 13 日から8月の3日まで続いています。ところが、8月の4日、この日が前日に政府が原則自宅療養というのを出した日でありますが、翌日から十勝の自宅療養者は8月の4日 14 人、5日 25 人、6日 31 人、7日 52 人とどんどん増えていきまして、8月の 31 日には、総患者 245 人に対して、在宅者が 152 人まで増えています。こういう状況を見ますと、なぜ突然1日違いでこういうふうに変わってきたのか。町長のお答えでは、自宅療養の対象者は入院要件に該当しない軽症者で、感染防止に関わる留意点が遵守できる人、医師が必ずしも入院が必要な状態ではないと判断した人ということであって、8月4日から増加したのは、帯広保健所の原則自宅療養に方針を転換したものではないというお答えなのです。本当にそうなのでしょうか。こういったデータから見ていって言い切れるのでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
これは、都道府県が権限を持っておりますので、情報を出せと言っても出てくるものではありませんけれども、ただ私としては、十勝振興局、保健所とは強い信頼関係で仕事をしているという中で、局長にも逐次情報については確認をしているところでありますので、数字は、結果的にはこうはなっておりますけれども、やはりその人の状況、症状が一番です。それに住居の状況であったり、家族の状況であったりを順に勘案しながら、本人の希望というのは一番最後、どうしても介護しなければならない人がいるとか、子どもは一人では置いておけないとか、そういうときには、では自宅でやむを得ないね、でもしっかりとそこは連絡を取りながら、病状を確認して自宅療養してもらうとか、そういう対応をしているというふうにお聞きしていますので、私は数字上は確かに、中橋議員がおっしゃるような形にはなっておりますけれども、そこはしっかりと本人の病状を第一に対応していただいているというふうに思っております。
再質問 18番 中橋友子
保健所と信頼関係を持って、この間遂行されてきたということであります。そうあっていただきたいと思っています。その保健所が、権限の範疇、幕別町の権限と保健所との権限の違い、情報が見えない、それを承知の上で伺っていくわけですけれども、この数字から行くと、ちょっとうがった見方というのも、そう申し上げるのも何か申し訳ないのですけれども、つまり今までほとんどが入院できていたのが、例えば7月 31 日であれば、入院率が 80%超えているのですよね。もう 70%、60%超えている。今は 30%切ってしまっているのです。結局その 80%から 30%に下がる 50%というのは、これまで入院が必要なかった人たちも入院していたというふうに見えるのですか。私は、そこは病気にかかった以上は、どうであっても医療を受ける、一番完璧に受けられるのが、スタッフがそろい、機器がそろっているそこの場所で過ごすことでありますから、そこに入れるのが一番いいと思うのです。そこが、都会のように満床になってしまったら、今のような状況起きているのだけれども、十勝はそうではないと。入院病床はステージ4で 129 と聞いています。それからホテル、これが 120、合わせて 249 ですよね。例えば、昨日なんかは入院患者数というのは 180 人おりまして、その 249 のベッド数があるところに、入院されている患者さんは 53、宿泊は 16、自宅療養は 106 と多いのですね。こういうことがこれまでの患者さんに対する見方というのが、さきに戻ってしまいますけれども、入院の必要が本当にどうだったのかというところがあったという、方針を変えたのではないというふうに言い切るなら、そういうふうに言えるのではないかというふうに、意地悪いのではないのですけれども、そう思うのですよね。私はやはり、ここには完全に単なる国が、私たちはマスコミで聞くのですけれども、自宅療養というふうに発表されたよというふうに、さらりと流していてはいけない、つまり国がそう出せば、厚労省から北海道に行き、北海道から帯広の保健所にまでというのが、これは流れとしてあるのだと思うのです。そうすると、それが病床数云々ではなくて、そのことがざっくばらんに言ってしまうと、基礎疾患持っている人以外、65 歳以下の人たちは本来は外しなさいというようなものですから、そういうふうになっているのではないかと思うのですけれども、どうでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
ちょっとお聞きしていますと、かなりうがった見方というふうに私は聞こえるわけでありまして、やはりその人に適切な医療を施さなければならないということを第一に考えて、これは中等症なので病院、軽症なので宿泊療養施設、軽症だけれども子どもの世話をしなければならないから自宅で、どうしても本人がそう言うのであれば自宅でと、そういう形になっているというふうに私は思っていますし、ここに来て、感染者が非常に少なくなっておりますから、もうだんだん入院者も入院患者も減っていますし、それと子どもがどんどん今増えているのですね。特に 10 代と 10 歳未満の感染者が増えておりますので、そうなってくると、おのずとその面倒を誰が見るかということがありますから、そのことを私は自宅療養の増の要因になっているのだと、これはもう推測でしかありませんけれども、そういうふうな考え方を持っているわけであります。
再質問 18番 中橋友子
うがった見方でありたいというのは、事実はそうではないほうがずっといいわけですから、だからそうであってほしいと思いながらも、どこからもそれを裏づけるような、限られたものですから、町長おっしゃるように、推測でしかないわけですけれども、しかし実際にこの表れているデータから見ると、何か方針は変えていませんと、今までと同じですと、そして必要な人は必要な場所に振り分けているのだということだけでは理解できない数字が並んでいるということは、重ねて申し上げておきたいと思います。それで、もう一つ聞きたいのは、最終的に医者が療養先を選択した結果、つまり療養先ですから、治療が伴うところが療養先ではないですか。自宅というところに、半分以上がそこに選択されるということもいいですけれども、これも私はお答えの中ではどうも合わないなというふうに思います。それで、保健所と随時連絡を取り合ってやっているということなのですけれども、一体保健所というのは、町長の知り得る情報で結構ですから、何人体制でどの業務を行っているのか、つまりここに自宅療養になった方たちに対するかなりの関わりが必要となってきているのですよね。全国では、これが絶たれて命を落とすということが起きていますので十勝はそういうことにはならない。
再質問 18番 中橋友子
はい、分かりました。
再質問 18番 中橋友子
それでは、幕別町に関わってお伺いいたします。これまで、幕別町の感染者患者の公表されている人数だけでも、6月の 20 日時点から公表されましたね。6月の 20 日以降から累計しますと、56 人の感染者が確認されております。この方たちが適切な医療が受けられて、完治し、健康に戻ってということが望まれているわけですけれども、今の時点では、そういったことについても掌握できるすべがないのではないかというふうに思うのです。しかし、実際には町民でありますから、例えばここで異変が起きたら、うちの町の消防車が運ぶとか、町が必ず関わっていくわけでありますから、そういったその情報の共有について、町としてもっと保健所のほうに求めていくということも必要なのではないかと思うのですが、どうでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
確かに、町民の方が自宅で療養されている、どうしているのかな、本当に心配であります。ですから、できればその一人ひとりについて情報があれば、町でできることがあるのではないかと思う、これは当然なのですが、そこは先ほども申し上げたように、しっかりとそれは振興局のほうで対応していただいているということ、その信頼関係がありますので、言ってみれば、要らん口を出すなということにもなりかねない。我々しっかりやっているのにも関わらず、もしそれが頼むことがあれば、それは要請するということも言われていますから、現状においては私はしっかりやっていただいているという認識でおります。
再質問 18番 中橋友子
これまでもさかえ保育所でクラスターが発生しましたときに、PCR 検査等については、幕別町が要請を受けて応援するという報告を頂いています。現状ではそういうことがないから、今のお答えになったと思うのですけれども、確かに町長、全体では減り出してきていると言われておりますけれども、しかし連日 200 人近い方が、昨日は 180 人、その前は 222 人、その前は 225 人というふうにいらっしゃって、決して少ない数ではないと思うのですよね。こういう中での命を守る仕事になってきますから、まだまだ予断は許せない。都会が下火になりかけたときに、町村側に広がってくるということも十分考えられますので、さらなる情報の共有というものを可能な限り求めていっていただきたい、このように思います。次に、子どもたちへの感染が急増する問題についてお尋ねをいたします。これは、新学期早々、夏休み明けに幕別町でも幾つかの学校で感染が確認されました。ここでは、新しい変異株が小さい子どもさんにもどんどん広がっているということで、状況を見ますと、この一月間で子どもさんの感染の数字が非常に高く上がっている。4週間で6倍、2万 3,000 人になっているというのが、厚生労働省の速報値の中で出されております。具体的な数字を言いますと、7月の中旬には 3,450 人であった 10 代、10 代未満の方たちが、今月 11 日から 17 日の1週間の間に、2万 2,960人まで増えているということでありますから、ここで6倍ということです。それで、一つは、こういったまず今現在幕別町で起きた場合に、起きたのですけれども、どのように対処されているのかという点で伺いたいのですけれども、この検査が一番子どもさんの陽性者を掌握することができるということで、繰り返し求めてきたところあるのですけれども、これ発症した学校の PCR 検査、行政検査というのは、基本、濃厚接触者のみということになるのでしょうか。それとも、もう少し拡大して行われるのでしょうか。
答弁 教育部長 山端広和(教育部長は2022年3月まで)
学校側の部分ですので、私のほうからお答えしますが、学校で発生した場合につきましては、保護者を通じて学校に連絡が入り、教育委員会のほうに連絡が入るという形になります。その際に、具体的な部分につきましては、保護者のほうから学校に、例えば PCR 検査でした、あるいは念のために行政検査を受けることになりましたというような趣旨の中身で、保護者のほうから入ってくる、必ずしも PCR 検査、濃厚接触者の特定のためにどこまで濃厚接触者なのか、あるいは濃厚接触者ではなくて、そこまで至らなくて、単にその児童生徒が、例えば何日間学校、いつ最終登校になったかによって変わってきますので、その中で保健所のほうで判断して、検査の種類を決めているというような形になります。
再質問 18番 中橋友子
そうしますと、保健所の判断によって、その場その場で違いが生じるといいますか、そういう現状にあるということですね。この子どもさんの感染をどう抑えていくかということが、今大きな一つの課題になっているのですけれども、12 歳以上の方たちは、今後ワクチンに対して期待が持てるところあると思うのですけれども、小学校はそうはならないのですよね。ワクチンに期待するということにもならない中で、周りの全体が、接種者が増えていくことによって感染が抑えられるという、そういう期待はあるとは思うのですけれども、子どもさんそのものはワクチンの対象ではないという中で、やっぱり感染を防ごうと思えば、今、家庭内感染、学校感染、保育所感染といった、そういった施設での感染が3割を超えていると言われていますから、何とかそこ食い止めていかなければならないのだろうと、注意していかなければならないのだろうと思うのですけれども、そこで出されたのが一つは今回の、ここでは小学校4年生以上の児童ですか、抗原キットの配布というのが出されているのですけれども、これがまだ出されたばかりで事業内容などというのが見えていないのかもしれませんけれども、今の時点で分かる検査、キットの検査はどの程度期待できるものなのか、お示しいただけますか。
答弁 学校教育課長 西田建司(学校教育課長は2024年3月まで)
抗原簡易キットの関係でございます。8月 26 日付の文書で通知のほうで、そういったキットのほうを配布するというようなことを受けました。それで、内容については先ほどの答弁のとおり、まず原則、対象は教職員というところを大原則として使用についての取扱いについて通知がありました。まず、特に有症状者に実施した場合には有用とされているということで、この抗原簡易キットについては、まずそういう使い方だよということなのですけれども、まず大前提が、学校については感染対策マニュアルに沿いまして、まず具合が悪ければ、学校に来ないということがまず大原則になります。ですから、ここに答弁にもありますように、出てきてから具合悪くなるという方を検査しましょうというところで、その場合もあくまですぐに帰れない場合、すぐに病院の受診ができない場合に限ってということなので、広く学校内で検査を行うということではなくて、今言ったようなキットを使用することが想定されているケースで考えると、そんなに頻繁に使用されるということが考えるものではないのかなと。そしてなおかつ、4年生以上の対象として考えられておりますけれども、実はこの検査については、あらかじめ検査に関する研修を受けた教職員、学校の関係者がまず立会いのもとで、管理のもとで、受検者自らが検査を行う、鼻にキットを入れて検査を行うということから、4年生以上ということが想定されているのかなというふう考えております。そういったちょっと難しさもございます。そのような実施方法での内容になるということを現時点ではお伝えしたいと思います。
再質問 18番 中橋友子
時期的なことだとか、そういうものは、まだまだ見えていないのでしょうか。
答弁 学校教育課長 西田建司(学校教育課長は2024年3月まで)
まだ、配布数のほうにつきましても、具体的に追加調査だとか、いろいろ今国のほうで動いておりまして、配布数だったり、時期的にいつ頃配布されるというものは、まだ示されているところではございません。
再質問 18番 中橋友子
なかなかここは、これまでも予算がかかってできないというふうに言われてきていることなのですけれども、町独自の PCR 検査、こうなるとどっちなのかなということの考え方で、町民全体ということになれば、本当に大変な費用だと。1回、2回やればいいものではないのだという、ずっと町長の答弁でありました。確かに2万幾らかかるわけですから、そういうことをやっていただきたいとは思いますが、財政的な問題があると。こういうふうに小さな子どもさんがどんどんかかり出して、しかも 12 歳以下の方たちはワクチンも接種できないというようなこと、これも新しいものが開発されればまた変わってくるのでしょうけれども、そうなってきた場合に、一定、限定して、しかもグループ方式だとかという、これもいろいろですが、2万円まで行かなくても実施できる手法などというのも編み出されております。こういうものを町の施策としてやって子どもさんを守ると、12 歳以下を守るというような、町独自の政策というのは、これは難しいでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
PCR 検査となれば、本当に2万数千円とかかかりますので、これはもうやり切れるものではないことはもう明白でありますけれども、ただ簡易キットの場合については、概ね 2,000円ぐらい、ただこれはどこまでの精度があるかはちょっと疑問です。PCR でも 70%と言われていますから、簡易キットの場合6割とかそれぐらいになのかもしれません。勝手なことは言えませんけれども。精度は間違いなく PCR 検査よりは落ちると思います。ただ、金額も 2,000 円程度と、非常に安いというお話を聞いています。そうした場合、私も考えてみたのですけれども、やるとするのならば、やっぱり定期的に繰り返しやっていかなければ効果がないということがあります。しかも、そこで無症状の感染者もそこで探し出すことができるという、非常にメリットはあるなというふうに思いました。町民全体ではなくて、特に今おっしゃられた幼児だとか小学生低学年ということになりますけれども、総児童に対してやるのではなくて、持ち込むのはやはりそこに働く教員であったり保育士であったりしますから、そこはせめてやれないかなというふうに考えました。そう考えると、対象者が 600 人超える、630 人くらいいるのですよ。教職員だとか保育所の先生だとか、幼稚園の先生、あるいは学童保育所もありますし、子育て支援センター、へき地もあります。これを足していくと 630 人ぐらいいます。この方たちに週に1回やってもらって、月にどれぐらいかかるのかなというふうに計算しましたら、やっぱり 500 万円ぐらいかかるのですね。これだけで 500 万円かかる。一月で 500 万円かかる。その繰り返し、いつまでになるか分からないぐらいやっていくというのは、これも非常に財政の負担も大きいなと、これはまだ国のほうで奨励するのであれば、補助金を出しますよということであればいいのですけれども、今のところは文科省で予算が組まれているだけでありますので、できることならば、各市町村がきめ細かく簡易キットでも結構なので、やれればありがたいなとは思っております。
再質問 18番 中橋友子
今回、夏休みが終わって登校する数日前あたりの保護者、子どもさんたちからの、子どもさんたちというか、保護者ですね、それぞれ家庭で過ごしていて、自由にいろんな生活をしていた。いよいよ明日から登校だというときに、そういったときに、うわっと集団が集まって感染が広がるのではないかという心配の声を随分聞きました。それで、これは実際にデータ的にも休み明けの感染拡大というのが、実際、地元の小中学校でも出たわけですし、全国的にも出ているということを思えば、そういった長期休み明けのときの検査というのも、ひとつ効果としては大きいのではないかと思うのですよね。町長おっしゃられるように、本当にたくさんできれば一番いいと思います。難しいということになれば、ポイントをちょっと絞ってやるということも一つの手法ではないかなというふうに思いまして、ぜひご検討いただきたいと思いますが、どうでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
私、ポイントを絞ったつもりで 630 人ということ、ここを押さえておけば、そこの幼児だとか小中学生に対する感染はある程度歯止めはかかるのかなと思ったものですから、そういうことで申し上げたわけであります。それと、もう一つちょっと先ほど言い忘れましたけれども、実は学校始まった直後、このときは確かに学校、全道レベルです、全道レベルで、しかも札幌市を入れてしまうとちょっと数字が十勝に当てはまらないので、札幌市だとか独自に保健所を持っております小樽、旭川、函館、ここらを除いた道内で見ますと、休み明けに8月の 20 日前後、25 日ぐらいまで非常に 10 歳代と 10 歳未満の感染が増えましたけれども、ただここにきて9月に入って非常に数字が収まってきたなという傾向がありますので、もしやるとするなら、中橋議員がおっしゃったように学校が始まる頃が一番の適期であったなというふうに思ってもおります。
再質問 18番 中橋友子
ぜひ子どもさんたちの健康を守るという点でもご検討いただきたい、このように思います。次の、4番目に入らせていただきます。最後です。この間、1年7か月のコロナ禍における相談状況についてお伺いをいたしました。大変きめ細やかに福祉課あるいは商工観光課で実施されてきたということでありますから、引き続き力を入れて取り組んでいただきたいというふうに思います。その点で、やはり窓口に来られる町民は、先ほど国保の関係でもやり取りありましたけれども、制度を知らないで来られるという、自分がその適用になるかどうか分からないという方たちが多くいらっしゃるというふうに押さえております。ぜひ、ただの判断だけではなくて、町長言われるように、その受けられる支援が無駄にならないような丁寧な説明は本当に大事だと思いますので、さらにここに心がけていただきたいと、これは答弁よろしいです。それで最後なのですけれども、政策を打つときに、以前にも相談させていただきましたけれども、幕別町民であっても、他の市町村に事業所を展開されたりすると、適用にならないということがありました。これは理由があって、事業の収益というか、法人税はそこへ行くわけですから、それはそうであるというふうには理解はするのですけれども、この1市3町、特に経済圏としては同じ中でそういう違いが出てくると、同じ隣同士でお店を出しながら、自分は対象だけど、自分は幕別町民だから駄目だというようなことが、この間ご相談させていただいた経過もありました。こういったことはぜひ解消していただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 経済部長 岡田直之
今まで経済対策を実施する上で、本町といたしましては、事業所を守る、それが雇用の確保につながる、そしてさらには生活を守ることにつながるということで実施をしてまいりましたけれども、以前いろいろお話をお伺いした中で、今、中橋議員おっしゃったような課題も見えてまいりました。それで、私たちも事務レベルで、今後施策を展開する上で、そういったそれぞれの町で施策はそれぞれですけれども、ある程度統一した考えが持てないかということで、事務レベルでは情報交換をしているところでありまして、今後、経済対策の中ではできる限り、そういったことがないように、施策はそれぞれですけれども、町の事業所を守るという共通した考え方に立って、施策を展開してまいりたいということで今考えているところであります。
再質問 18番 中橋友子
コロナ対策の先日の報道では、帯広市がすでにこの9月議会に向けて第3弾、4弾になるのですか、支援事業を実施するということが報道されておりました。その中で、これまで、市民でなければ駄目だというふうにしていたものを、町外、つまり幕別町民であっても帯広で営業をしていれば、助成の対象にするというふうに書かれておりました。こういう視点がやっぱり大事なのだというふうに思うのです。重ねてもらうとか何とかというのではなくて、受けられない人を一人もつくらない、両方からどちらからも漏れてしまうという状況をつくらないということで、今、部長がお答えいただきましたので、検討していただけるということでありますから、ご答弁は要りませんが、そういった視点でこれからも政策を打っていただきたい、このことを申し上げて質問を終わります。