標茶町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月6日
新型コロナ感染症5類移行で町民の健康は守られるのか
2023年6月6日、標茶町議会の一般質問で、渡邊定之議員が「新型コロナ感染症5類移行で町民の健康は守られるのか」について質問し、町長 佐藤𠮷彦、住民課長 村山新一が答弁しました。
- 質問者
- 渡邊定之 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤𠮷彦、住民課長 村山新一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 渡邊定之
2つ目に入ります。新型コロナ感染症5類移行で町民の健康は守れるかについて質問いたします。町のホームページには、5月8日から新型コロナ感染症が5類感染症に移行したとのお知らせがあります。本町や管内の感染の状況は、どの程度把握できていますか。感染の状況を見て、事業者や町内の行事あるいは個人の行動について判断してきたと思いますが、感染の状況が分からないと判断が難しいと考えますが、どうですか。基本的な感染対策は、個人や事業者の判断が基本になると書かれています。医学的な知識が乏しい個人や事業者はどのように判断すればよいのか。町として何か独自の取組を考えていますか。5類感染症への移行により、検査・医療費は無料から自己負担となります。このことによって受診控えが生じることは予想できます。持病のある人や高齢者の健康、命を守る点で問題ではないですか。町長の所見をお聞きいたします。世界保健機関緊急委員である喜田宏氏は、「パンデミックは終わったわけではない」と警戒を怠らないように訴えています。ここでも高齢者や免疫機能の低下した人たちなどが亡くなるリスクがあると指摘されています。本町のお知らせには危険性について書かれていませんが、正しく恐れるような注意喚起も必要ではないですか。以上です。
答弁 町長 佐藤𠮷彦
10番、渡邊議員の新型コロナ感染症5類移行で町民の健康は守られるのかのお尋ねにお答えをいたします。新型コロナウイルス感染症は、5月8日より法律上の位置づけが5類に変更されました。感染症法上では、感染力や感染した場合の重篤性などを総合的に勘案し、1から5類等に分類し、感染拡大を防止するために行政が講ずることができる対策を定めています。オミクロン株が主流となってから、発生初期と比較して重症度が低下しており、これまでもその特徴に応じて柔軟に対応の見直しがされてきましたが、陽性の方の自宅待機や入院の勧告といった強力な措置を行うほど国民の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがあるとの状況とは考えられないと判断し、5類に変更になったものと理解しております。1点目の本町や管内の感染状況はどの程度把握できるのか、また、感染状況が分からないと行動の判断が難しいと考えるがどうかのお尋ねですが、ご承知のように、国では5月7日まで全数把握を実施しており、1週間ごとに市町村別での感染者数を公表しておりました。5月8日からは定点把握の公表となり、保健所単位での公表のため町内の感染者数は把握できませんが、直近の5月22日から5月28日までの公表数は、1医療機関当たり全道で5.72人、釧路は10.64人となっております。また、国では、5類感染症移行後の基本的感染症対策として、「手洗い等の手指衛生や換気は基本的な感染症対策として引き続き有効」、「流行期において、高齢者等重症化リスクの高い方は、換気の悪い場所や混雑した場所を避けることが有効」とされており、それらを継続的に実施していくことが重要であると考えているところです。2点目の町として何か独自の取組を考えているのかのお尋ねですが、本町はこれまでも国や道の指針に基づき対応を行ってきたところでありますが、5類移行後については、国から陽性になった場合の外出自粛要請等はありませんが、外出を控えることが推奨される期間や周りへの配慮といった内容が示されていますので、それらを実践していくことが重要であると考えており、そういった情報をあらゆる手段により町民に広報したいと考えております。3点目の受診控えが生じ、持病のある人や高齢者の健康、命を守る点で問題ではないか。町長の所見を聞くのお尋ねですが、医療費等については健康保険が適用され、1割から3割は自己負担をいただくことが基本となりますが、急激な負担増が生じないよう、入院、外来の医療費の一部負担に係る一定の公費支援は、期限を切ってではありますが、継続されることとなっており、それらが措置されるものと考えております。4点目の高齢者や免疫機能の低下した人などは亡くなるリスクがあると指摘している。本町のお知らせには書かれていないが、正しく恐れるよう注意喚起も必要ではないかのお尋ねですが、議員ご指摘のとおり、5類感染症に移行されても新型ウイルスがなくなったわけではなく、特に高齢者や基礎疾患のある方などは感染後の重篤化リスクがあることは承知しております。ワクチンは引き続き高齢者や基礎疾患のある方を優先に行う取組を進めておりますし、ホームページ等で注意喚起の掲載は折を見て実施してまいりたいと考えておりますので、ご理解を願います。
質問 10番 渡邊定之
今後、このコロナ感染症、町のホームページだと大きな字で書いたのが2枚ぐらいで、町民の皆さんが不安に思っている部分、そういうことが生じたときにはどう対応するのかという、そういう具体的な、まだ5類に移行したばかりですから、町民の皆さんが不安に思うようなこと、それをやはりもう少し丁寧に何らかの方法で、こういうことが起こった場合はこういう対応をしなさいとか、そういうお知らせというのは必要ではないかと思うのですけれども、いかがですか。
答弁 住民課長 村山新一
お答えしたいと思います。感染症法上の位置づけにつきましては5類に移行ということで、町長の今の答弁にありましたとおり、陽性者の自粛要請であったりとか、そういった国からのより強い措置というのはしないというようなことで、5類になったというふうに承知しております。ただ、答弁にもありましたように、新型コロナウイルスがなくなったわけでもなく、対応につきましても、国が強力な措置ではないですけれども推奨するといったところで、基本的な感染対策であったり、自粛するのがよいとされる期間ですとか、そういった目安は示されております。そういったこともホームページ等にも今後さらにまた、足りない部分があるかと思いますので、掲載しながら、町民の皆様には周知させていただきたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 10番 渡邊定之
先ほど紹介した先生なんかのあれでも、この間移行されたばかりで、これがまた秋に向かって冬が来て、インフルエンザと同じような時期に感染の心配、可能性が高いという具合に、発言といいますか、文章で書かれたりしていますけれども、そういう感染症が移行したばかりだということで、非常にやっぱり緊張した、ある程度の期間は緊張を持って対応するべきだという具合に思います。その時期に、本当に想定以上のことが起こったときの町としての対応も、やっぱりマニュアル的にしっかりとつくり上げておく必要があるという具合に思いますし、感染症5類に移行したということで一般的に、私なんかもそうですけれども、インフルエンザ的になってしまったのかなという具合に思いがちですけれども、そういうことではないよと。まだまだコロナに関しては緊張を持った対応が必要だし、今まで以上にそういうことに気を配った対策、そういうものが必要になるのではないかという具合に思いますので、その部分でもしっかりした対応を取っていただきたい、そういう具合に思いますけれども、その辺の対応についてお答えしていただきたいと思います。
答弁 住民課長 村山新一
お答えしたいと思います。町長の答弁にもありましたとおり、現在オミクロン株ということで、一定程度、重篤化が抑制される株だというようなことで5類に移っているといった状況であります。これが今後、また新たに変異株が現れまして、さらにまた感染拡大が広がるという懸念が生じた部分があるとすれば、当然、国や道のほうで新たな指針を示されて、それに基づいて行動するようなことになろうかと思っております。そういった場合につきましても、町として敏速に情報収集しまして、町民の皆様に周知等を図って対策を行っていきたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 10番 渡邊定之
この問題に関して最後、先ほど町長に答弁していただいて、財政的な負担を継続する、そういう答弁がありましたので、できるだけ町民の皆さんに負担をさせない、そういう配慮をしていただいて、コロナ感染症5類移行での町民の健康を守っていただくようお願いしたいという具合に思います。以上で質問を終わります。