みんなの議会

幕別町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月23日

本町における小中学校の通信環境の整備状況と今後の整備計画について

2020年6月23日、幕別町議会の一般質問で、岡本眞利子議員が「本町における小中学校の通信環境の整備状況と今後の整備計画について」質問し、教育長 菅野勇次、町長 飯田晴義、教育部長 山端広和、学校教育課長 宮田哲、商工観光課長 西嶋慎、経済部長 岡田直之が答弁しました。

質問者
岡本眞利子 議員
答弁者
教育長 菅野勇次、町長 飯田晴義、教育部長 山端広和、学校教育課長 宮田哲、商工観光課長 西嶋慎、経済部長 岡田直之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 岡本眞利子

通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。1、GIGA スクール構想の実現に向けての取組。新型コロナウイルスの感染拡大による臨時休校に伴い、パソコンなどの情報通信技術(ICT)を活用したオンライン授業が注目される一方で、そうした機器や通信環境を持たない家庭への対応が課題となっております。GIGA スクール構想は、全国の小中学生一人ひとりにパソコンやタブレット端末と高速大容量の通信ネットワークを構築する計画です。現在では、ICT は仕事や家庭などの社会のあらゆる場面において、日常的に活用され生産性や利便性の向上に寄与していることからも、学校教育への導入が「多様な子どもたちを誰一人も取り残すことのない公正に個別最適化された学びや創造性を育む学びに寄与するもの」「特別な支援が必要な子どもたちの可能性も大きく広げるもの」と期待を持てます。そこで以下の点について伺います。①本町における小中学校の通信環境の整備状況と今後の整備計画について。②国が掲げる導入スケジュールに対応可能なのか、また、使用開始予定は。③教員用のパソコンの整備は。④電子黒板の拡充については。⑤情報モラル、有害情報対策にどのように取り組むのか。2、就職氷河期世代の支援について。現在 30 代半ばから 40 代半ばとなっている、いわゆる就職氷河期世代はバブル経済崩壊後の雇用環境が厳しい時期に就職活動を行ったため、希望する就職ができず、不安定な仕事に就いている人や無業の状態にある人、さらには、ひきこもりの状態にある人など、様々な課題に直面している人が国では 100 万人いると見込んでおります。こうした中、昨年、国は就職氷河期世代支援プログラムを発表しております。主に 40 歳未満の若者の就職支援を行う地域若者サポートステーション等のアウトリーチ機能の強化、そして企業に対して行われる各種助成金の見直し等を3年間で集中的に取り組むことにより、就職氷河期世代への正規雇用を 30 万人増やすことを目指すとしています。就職氷河期世代への支援は支援対象者の高年齢化が進行していることから早急に取り組むべきであると考えます。以下について伺います。①支援対象者の実態把握やニーズ調査などの状況は。②就職氷河期世代からの相談件数、対応状況は。③アウトリーチ型支援強化につなげる地域としての支援体制は。④新型コロナウイルス感染拡大で労働環境が厳しい状況になった方の把握及び相談の状況は。以上であります。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

岡本議員のご質問にお答えいたします。ご質問は、町と教育委員会にわたるものでありますので、私からはご質問の1点目につきまして、答弁させていただきます。「GIGA スクール構想の実現に向けての取組」についてであります。GIGA スクール構想につきましては、Society(ソサエティ)5.0 時代に生きる子どもたちの未来を見据え、児童生徒向けの1人1台学習端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備する構想で、誰一人取り残すことなく子どもたち一人ひとりに個別最適化され、独創性を育む教育 ICT 環境の実現に向けた構想であります。こうした背景から、国においては、昨年 12 月、本年度から計画的に小中学校の ICT 環境の整備を促進するため、交付金事業を活用しながら児童生徒1人1台の学習用端末を令和5年度までに整備することに加え、端末導入に伴う校内の通信環境について、本年度中までに整備する方向性を示したところであります。本町においても現在、1人1台の学習用端末を導入するため、クラス全員が一度にアクセスしても利用できる通信環境の整備を進めておりますが、本年度に入り、国は「新型コロナウイルス感染症対策緊急経済対策」として、臨時休業等に対応するため、年度内に全ての小中学校で端末整備を実施することや、家庭でもつながる通信環境の早期整備など、ICT の活用により全ての子どもたちの学びを保障できる環境を早急に実現するよう求めているところであります。ご質問の1点目、「本町における小・中学校の通信環境の整備状況と今後の整備計画について」と2点目、「国が掲げる導入スケジュールに対応は可能か、また、使用開始予定は」については関連がありますので、併せて答弁させていただきます。本町では、平成 27 年 10 月に「幕別町学校 ICT 環境整備計画」を策定し、28 年度から3年間において小学校では実物投影機及び表示用機器の設置、中学校ではタブレット及び大型テレビの導入を行い、各普通教室内での無線 LAN 環境整備を計画的に取り組み、30 年度をもって整備が完了いたしました。今後の GIGA スクール構想実現に向けた整備計画についてでありますが、6月 12 日から全ての学校で校内通信ネットワーク環境整備工事を開始し、来年2月 15 日までに完了する予定で進めており、この工事により校内無線 LAN とインターネットへのアクセス環境が整備され、1人1台の端末を前提とした高速大容量の通信ネットワーク環境が形成されることとなります。当初の GIGA スクール構想の実現ロードマップでは、国の令和元年度補正予算において小学5年生、6年生及び中学1年生に対し1人1台の端末整備と通信ネットワーク環境の整備を行い、4年間で段階的に全ての小中学生に1人1台の端末整備を行う計画でありました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により、休業が長期化し教育課程の実施に支障が生じるなどの緊急事態においても、ICT の活用により全ての子どもたちの学びを保障できる環境を早急に実現するよう計画を前倒しし、本年度中に整備するよう見直しがなされたところであります。また、当初、国では各都道府県による共同調達を推奨しておりましたが、北海道においては、共同調達方法を採用することで早期の整備が困難になるため、各市町村で整備を進めるよう5月 14 日に通知がありましたことから、本町におきましては、端末等に関する情報収集を行い、本年度中の端末導入、来年度からの使用開始を目指し進めてまいりたいと考えております。ご質問の3点目、「教員用パソコンの整備は」についてであります。本町におきましては、平成 21 年度に学校情報通信技術環境整備事業を活用して全ての小中学校の教職員に校務用パソコンを1台ずつ配置し、25 年度に WindowsXP のサポート終了に対応するため、Windows7 へのアップグレードを行っております。教職員用のパソコン更新については、児童生徒用パソコンと同様に購入後6年経過を目安として更新することとしておりますが、平成 25 年度に WindowsOS のサポート終了による OS アップグレードを行っていることから、29 年度に札内南小学校ほか3校で 114 台、30 年度に幕別小学校ほか8校で 114台、令和元年度に白人小学校ほか3校で 90 台を更新及び購入により整備を行っております。今後におきましても、教職員用パソコンについては、計画的にパソコン更新を行うことにより、教職員一人ひとりの最適な環境整備を目指してまいります。ご質問の4点目、「電子黒板の拡充について」であります。電子黒板につきましては、資料や写真などパソコン画面の拡大表示に加え、電子ペンや指によって描いた文字や図形などを電子的に変換し、自在に描いたり消すことができる機能を備えたものであります。本町におきましては、平成 21 年度に学校情報通信技術環境整備事業を活用して各校に1台から2台の電子黒板を配置し、一部の小学校では学校配分予算によるデジタル教科書を活用した取組を行ってまいりました。その後、平成 27 年 10 月に策定いたしました「幕別町学校 ICT 環境整備計画」に基づき、30 年度までに大型掲示装置として 50 インチの大型テレビを配置するとともに、大型テレビに様々なものを映し出すことができ、持ち運びが可能な実物投影機を導入し、加えて、普通教室でも ICT 機器を活用した授業を展開するためのタブレット端末についても整備を進めてきたところであります。大型テレビにつきましては、各学校に整備しているタブレット端末や校務用のノートパソコンを接続させることにより、電子黒板と同様の機能が発揮できることから、今後におきましては、大型テレビを活用していくよう考えております。ご質問の5点目、「情報モラル、有害情報対策にどのように取り組むのか」についてであります。インターネットや SNS 等が急速に普及し、スマートフォン等の利用者も低年齢化する中、児童生徒が SNS 等を介した事件等に巻き込まれないようにするためには、利用に伴う危険性などを児童生徒にしっかり理解させるとともに、保護者に対しても「情報モラル教育啓発リーフレット」の配布などにより啓発を行い、学校と家庭が連携して取組を進めることが重要であると考えております。学習指導要領では、情報活用能力など学習の基盤となる資質や能力を育成するため、教科等横断的な視点から教育課程の編成を図るものとされており、各学校では、例えば道徳の時間などに、インターネットの適切な活用の仕方や情報モラルの指導と合わせて、個人情報の流出や有害情報の閲覧、SNSを使った犯罪などインターネットの危険性について、児童生徒の発達段階に応じた指導に取り組んでいるところであります。これからの情報社会においては、情報が瞬時に世界中に伝達され、予想しない影響を与えてしまうことや、対面のコミュニケーションでは考えられないような誤解を生じる可能性も少なくないことから、今後におきましても、各教科の指導や地域・家庭との連携を図りつつ、情報モラル等を身につけられるよう努めてまいります。以上で、岡本議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。

答弁 町長 飯田晴義

岡本議員のご質問にお答えいたします。「就職氷河期世代の支援について」であります。就職氷河期世代は、おおむね平成5年から 16 年に学校卒業期を迎えた世代で、本年4月1日現在において大卒おおむね 38 歳から 49 歳、高卒でおおむね 34 歳から 45 歳と言われており、雇用環境が厳しい時期に就職活動を行った世代であり、その中には希望する就職ができず、不安定な仕事に就いていたり、無職の状態にあるなど様々な課題に直面している方がいるとされております。国は、就職氷河期世代を支援するため、昨年6月に「就職氷河期世代支援プログラム」を、12 月には「就職氷河期世代支援に関する行動計画 2019」を取りまとめ、希望する就業とのギャップや実社会での経験不足、年齢の上昇など就職氷河期世代が抱える固有の課題や今後の人材ニーズを踏まえつつ、個々の状況に応じた支援により、就職氷河期世代の方が正規雇用化等を通じ活躍の場を広げられるように、令和2年度から3年間の集中的な支援に取り組む方針を打ち出しました。これにより、就職氷河期世代を対象とした専門窓口を、全国に 79 か所設置したところでありますが、道内では札幌市内の「札幌わかものハローワーク」内に1か所設置されております。このため、国は、全国 177 か所に設置した「地域若者サポートステーション」通称「サポステ」でありますが、の支援対象者の年齢を従来の「40 歳未満」から「50 歳未満」まで拡大するとともに、就職へのステップとして、相談や就労体験、面接指導など総合的な支援を行っており、十勝においては帯広市のエスタ帯広内に「おびひろ若者サポートステーション」が設置され、キャリアコンサルタントなどの専門職員を配置し対応に努めているとお聞きいたしております。ご質問の1点目、「支援対象者の実態把握やニーズ調査などの状況は」についてであります。本町では、就職氷河期世代に特化した実態調査やニーズ調査は行っておりませんが、本年1月に実施した事業所雇用実態調査においては、町内の調査対象企業 585 社のうち回答のあった 218 社において、全従業員 3,724 名のうち、35 歳から 49 歳の従業員は 1,177 名、このうち、正規雇用以外のパート職員や派遣職員等非正規雇用は 427 名、率にして 36.3%を占めており、若年労働者に該当する 15歳から 34 歳における非正規雇用の割合の 33.1%と比較しても大きな差異は見られないと考えますが、その傾向は、ハローワーク帯広の求職者の状況においても同様の結果となっております。ご質問の2点目、「就職氷河期世代からの相談件数、対応状況は」についてであります。町では、これまでも様々な雇用相談を受けておりますが、いわゆる就職氷河期世代からの相談は現在まで受けておりません。また、「おびひろ若者サポートステーション」において、本年度、これまでに 17 件の相談がありましたが、その中に幕別町在住の方はいないとお聞きしております。国は、各ハローワークにおける就職氷河期世代を対象とした窓口を設置するとともに、事業者が、ハローワークに求人申込みをする際に、就職氷河期世代に限り年齢を限定した求人等を可能としたところであります。また、「おびひろ若者サポートステーション」では、専門職で構成されるチームによる個別支援、民間委託による教育訓練の案内、活用できる助成金の案内など総合的なサポートを行っておりますことから、町といたしましても、ハローワークやサポートステーションとの連携を密にしながら「幕別町お仕事紹介所」での対応に努めてまいります。ご質問の3点目、「アウトリーチ型支援強化につなげる地域としての支援体制は」についてであります。無職状態の方は、「何事にも自信を持てない」など心理的な葛藤を抱えている可能性があり、個々の状況に合わせた丁寧な支援が求められますことから、担当者が自宅へ訪問し、相談や支援を行う、いわゆるアウトリーチ型支援が重要であると考えております。町では、生活困窮者をはじめとする就職氷河期世代の不安定就労者も含めた相談に対し、「おびひろ若者サポートステーション」や「とかち生活あんしんセンター」などの専門的支援機関の紹介や就労支援の情報提供を行うほか、相談者の事情により必要に応じて福祉課担当職員が自宅訪問による相談支援を行っております。また、平成 31 年4月から障がい者就労発達支援コーディネーターを配置し、課題を抱え就労先でトラブルや困難に直面した方や様々な事情により長期間働いていない方などの相談や、必要に応じて手続等の同行支援を行うなど、きめ細かなサポートに努めているところであります。ご質問の4点目、「新型コロナウイルス感染拡大で労働環境が厳しい状況になった方の把握及び相談の状況は」についてであります。町では、4月9日に新型コロナウイルス感染症に対する相談支援体制強化のため、生活困窮や雇用・中小企業の資金繰りなどに関して、住民福祉部福祉課に「生活相談窓口」、経済部商工観光課に「事業者相談窓口」を設置したところであり、これまでの相談件数は、「生活相談窓口」における相談が4件、「事業者相談窓口」における雇用相談が3件あり、社会福祉協議会が受付窓口になります緊急小口資金等生活福祉資金貸付制度の紹介や町内事業所への就職紹介等を行ってきたところであります。なお、社会福祉協議会における申請受付状況でありますが、3月から6月 19 日受付分で緊急小口資金特例貸付の申請件数 46 件のうち決定件数は 44 件、770 万円、総合支援資金特例貸付の申請件数6件のうち決定件数は3件、133 万 5,000 円、このうち失業者に対する貸付けは緊急小口で3件、総合支援で1件の、実人数は3人で、申請の際には雇用や生活に関わる相談窓口等の情報提供をしていただいております。新型コロナウイルス感染症の拡大により、就職氷河期世代だけでなく幅広い年代で求職者が増えている状況にありますことから、全ての年代の求職者に対してきめ細かな対応をするよう引き続き努めてまいりたいと考えております。以上で、岡本議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。

再質問 7番 岡本眞利子

では、再質問をさせていただきます。昨日、また今日午前ということで、いろいろな質問が出ておりますので、それぞれ重ならないように気をつけながら質問をさせていただきます。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が解除され、学校が再開をされましたが、まだ以前のような生活に戻ったわけではありません。新しい生活様式ということで、大人の私たちをはじめ、児童生徒にも戸惑いはあるのかと思います。新型コロナウイルス感染症との戦いは長期戦が予想されていることから、児童生徒の学びの保障を加速させることが必要と考えますことから、順次質問をさせていただきます。まず1点目の本町における小中学校の通信環境の整備と今後の整備計画というところでございますが、文部科学省は昨年 12 月に GIGA スクール構想を打ち出し、2023 年までに全ての小中学校、高校、特別支援学校で、児童生徒に学習用端末と校内ネットワーク環境を整備することを目指していましたが、今回の新型コロナウイルスの影響が深刻化し、国の緊急経済対策の中で、GIGA スクール構想の前倒しを発表したところであります。そこで、本町としても全ての学校、14 校の校内通信ネットワークの環境整備がされることとなり、まず一段落したのではないか、一段落しクリアされたのではないかと感じるところであります。そこで、GIGA スクール構想の評価について、我が教育委員会としてどのように考えているのか、お伺いいたします。

答弁 教育部長 山端広和(教育部長は2022年3月まで)

GIGA スクール構想なのですけれども、議員が冒頭お話ししたように、全ての児童生徒誰一人とり残すことのないような学びの創造性を育むことを目的としているという、そういった背景からこの構想に基づいて機器を整備という形でありますが、委員会としてはこうした時代の流れから、今後の機器の整備も含めて進めていく中で、今回のこういったコロナの臨時休業といった部分で、これは後からついてきた部分ではありますけれども、あるいは不登校ですとか、先ほど小田議員からもご質問あったとおり、そういった学校に来られないような児童生徒の対応等も含めた中で、こういった動きになってるのかなと認識しているところであり、今後この整備につきましては、委員会としても早急に進めていくような形になるのかなというふうに考えております。

再質問 7番 岡本眞利子

校内通信ネットワークの環境が、完了はしても、児童生徒に1人1台の端末の整備については、国が打ち出したのでありますので、進めなくてはならないのですが、幕別町教育委員会としては、この1人1台の端末ということはどのように考えておられるか、お聞きします。

答弁 教育部長 山端広和(教育部長は2022年3月まで)

先ほどとちょっと関連いたしますけれども、一人ひとりがタブレットを持って、端末も持って学習に臨んでいくという姿につきましては、これは先ほどと同じように時代の流れということもあるのと同時に、例えばオンラインだとか、そういった形になった場合も当然、そういった形で1台ずつ持った中で対応しなければ、学習の学びというのは向上できないのかなというふうに思っております。

再質問 7番 岡本眞利子

うちの町では、本年度中の端末導入ということで考えていられるということでありますが、これは国が打ち出したものですから、全国一斉に整備をされるわけでありますので、その時点で導入は、端末の導入は考えているということでありますが、その時点で間に合うのでしょうか。オンライン授業がこれだけ需要が高まり、端末が学校に回らない恐れがあるということも、文科省では言っているところでありまして、端末購入をするには、今回のこのコロナの影響で端末の安定生産、供給が難しい状態であるので、できるだけ早急に購入をしていただきたいという文科省のほうで通達をしているようですけれども、今のこの時点で、うちの町の子どもたちのは間に合うのかなという心配するところがあるのですが、その点はいかがでしょうか。

答弁 教育部長 山端広和(教育部長は2022年3月まで)

現時点で申し上げますと、今、議員がおっしゃったように、これ北海道もそうなのですけれども、端末の導入という部分につきましては、相当な台数が見込まれるということで、果たしてそれが確実に導入されるかどうかというのは、実際に所定の手続、例えば入札ですとか、そういった形の中で、果たして入るかどうかというのは、今後その辺については、今現在進めているところでありますが、年度内の整備に向けて今進めているといった状況でございます。

再質問 7番 岡本眞利子

一番、我が町の子どもたちに、子どもたちがそろわないというようなところがないのかなというところが一番心配でありまして、またたくさんの量を購入するわけですので、安価にこれ調達ができるのかなという心配もあります。また、この GIGA スクール構想に対しましても、これは管内同じような条件だと思うのです。うちの町だけができないとか、遅いとかっていうことにはならないと思うのですが、今朝の一般紙にもこれ出てましたけれども、鹿追中でもう既に6月1日から授業開始の後も、オンライン学習を継続しているということであります。というところは、もう既にこういう準備がさらにしていたからこのコロナが発生したときでも、このように授業ができたのではないかなと思うのですが、そもそも考えますと、この GIGA スクール構想は、2018 年から5年間の計画ということで、国からは出されたわけでありますので、それ、その前まではその準備がされていなかったっていうのが、うちの町の遅いところではないかなと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。

答弁 教育部長 山端広和(教育部長は2022年3月まで)

答弁でも申し上げましたように、うちの町におきましては、例えば小学校であれば、小中ともに大型テレビ、それに実物投影機、中学校におきましてはタブレット、学校によっては一部タブレットを導入しているところではありますが、今回この整備につきましては、今ご指摘のあった、ちょっと遅いのではないかという話でありましたが、ようやく 30 年度で一旦整備が終わった段階で、これからという部分で国のほうでも急遽今お話のあったように、12 月にこういった発表があり、その後年明けてから、追いかけて前倒しで全て実施をするようにということで、確かにこれは学びの保障の整備ということがありますが、一番はこれ財源的にそういった部分での国の交付金を活用した中で整備しなさいというような内容もありまして、実際うちの町としては決して全く整備してないというわけではなくて、整備計画に基づいて実施した、ただこういった状況の流れの中で、今後、1人1台の端末を整備しなければいけないといった状況に至ってると考えております。

再質問 7番 岡本眞利子

本当に一つの大きな事業をするということは、大変お金がかかることで、補助金や何かの関係からなかなか難しい場面もあるかと思います。昨日の質問などでもありましたが、やはりこの町の中で社会経済的に厳しい家庭でインターネットの環境がそろわない、そういう家庭も多々あるということでありますが、お金のかからないところからまずそういう調査もされながらということで、昨日の答弁でもありましたね、調査は一応しているのだと、その集計がまだ出ないのだということで、お答えはいただきましたが、これはお金がかかることではないので、いつどのようなタイミングで、どのような手法で調査が行われたのかお聞きいたします。

答弁 学校教育課長 宮田哲(学校教育課長は2021年3月まで)

ICT の環境に伴いまして、各家庭に調査をしてございます。5月の末でございます。児童生徒1人1枚調査表をお渡しいたしまして、各家庭にまずインターネットを使っているかどうかですとか、使っている場合に端末はどういったものを使っているか、スマートフォンなのかタブレットなのか、通信に伴いまして、Wi-Fi なのか、上限がある通信料なのか、そういったこと、あとは今後インターネットを使っていく予定があるのか、そういったことを調査したところでございます。

再質問 7番 岡本眞利子

5月の末に調査をされたということですけれども、これ、いつ集計が出るのでしょうか。これ総務省の調べでは、インターネットを利用している世帯は、全世帯の約8割、携帯、スマホなどモバイル端末保有率は約 95%、パソコンは7割を超えているということで、低所得世帯ではインターネット利用率が大変低いのですが、年収 200 万円以下では5割強だということで、このような資料も出ております。それと、さほどうちの町も変わりはないのではないかなと私は感じるところでありまして、集計が出たからどうだではないのですけれども、こういうものもきちっともう出ているわけでありますので、それを踏まえながら整備をしていくのもありかなと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。

答弁 学校教育課長 宮田哲(学校教育課長は2021年3月まで)

今、集計中でございまして、今月には大方の方向性が見えてくるのかな、集計結果が出てくるかというところを見込んでございます。そういった中で、議員おっしゃるように、何がうちの町では足りないのか、どういったものが必要なのかというところを、そのアンケートから内容精査いたしまして、うちの町では何が必要なのかというところを捉えて、今後に向けて整備のほう進めていきたいというふうに考えているところでございます。

再質問 7番 岡本眞利子

ぜひ早急に進めていただきたいと思います。新型コロナウイルスも終息するわけではありませんので、また災害感染などの発生といったときもあったりということも想定できますので、今後、緊急な臨時休業などに備えながら、児童生徒が端末を持ち帰る、貸与することも考えてもいいのではないかと思います。それによって、オンライン授業なども、学習などもできることになると思います。昨日の答弁の中でもありましたが、マイクとかカメラ等の機材の整備が必要だということで、ご答弁ありましたが、そういうのを分かっている段階で早急に準備をするべきではないでしょうか。いかがですか。

答弁 学校教育課長 宮田哲(学校教育課長は2021年3月まで)

オンライン授業に伴いまして、カメラですとかマイク必要なものを今精査しておりまして、これにつきましてはやはり予算が伴うものでございます。そういったものにつきましては、町に対して予算要求をしながら、事業のほう進めていきたいと考えているところでございます。

再質問 7番 岡本眞利子

もちろんそうですね、何か買うということは予算が必要になるわけですけれども、これも新型コロナウイルスのマスクと同じだと、私は思います。やはりマスクをみんなが探したときは全然なくて、今もうマスクが余ってきてますよね。それと同じだと思うのです。ですから、やはり必要なものを、絶対はこれは使うものでありますので、それを考えたらすぐ予算要求をいたしまして、町長の返事をいただき、ぜひとも早急にそろえていただき、オンライン授業、またそのような授業に備えていただきたいというふうに申し上げたいと思います。次に、教員用のパソコンの整備ということでありますが、教員用のパソコンでありますが、もちろん子どもたちのパソコンの準備ということも大変重要ではありますが、先生の、教師のパソコンもしっかりとやっぱり整備をしていかなければいけないというふうに感じるところであります。また、その中で、いろいろな大型提示装置、実物投影機の設置などもされているようでありますが、これを先生が、教師が実用できるようにされているのか、全ての先生が実用ができるようにされているのか、お伺いいたします。

答弁 学校教育課長 宮田哲(学校教育課長は2021年3月まで)

学校には、タブレットですとか大型テレビを配置をいたしまして、各先生方そちらのほうを活用しながら授業行っている現状もございます。学校には、やっぱりその辺のところ詳しい先生方もいらっしゃいます。そういった方々の、いろんな校内の中でも、そういった分かっている先生から教えてもらったりということもありますし、それ以外に ICT の関係で研修センターなどでは研修も行っております。そういったのを活用しながら、授業のほうで役立てていきたいというふうに、授業の中で役立てているというところでございます。

再質問 7番 岡本眞利子

すみません、質問がちょっと前後してしまったのですけれども、先生の中でもせっかくパソコンなどを入れてもなかなか ICT が苦手だという先生もいるかと思うのですが、その中で先生の指導体制もしっかりと考えていかなければいけないなと思います。また、ヒアリングも教師からヒアリングなどをすること、また各学校の教員の声、問題点なども吸い上げているのかをお聞きいたします。

答弁 学校教育課長 宮田哲(学校教育課長は2021年3月まで)

先生方の話は常に聞いておりますし、幕別の教育研究所というところもございまして、そういったところからも先生方にご意見を聞いたりということもございますので、そういったところも活用しながら、進めているところであります。

再質問 7番 岡本眞利子

ぜひとも、現場の声をしっかりと受け止めて、そしてスムーズにできるようにしていただきたいと思います。また、この GIGA スクールには、GIGA スクールサポーターの人材なども対策を考えているのかお聞きします。国といたしましても、ICT 人材の紹介の窓口も設置をしているということでありますが、我が町としてはいかがでしょうか。

答弁 学校教育課長 宮田哲(学校教育課長は2021年3月まで)

おっしゃるように GIGA スクールを進めるに当たりまして、ICT 支援員なども今後活用していきたいというふうに我々は思っているところでございますので、こちらにつきましてもどうしても予算が伴うものですから、そういったものも検討していきたいというふうに思っております。

再質問 7番 岡本眞利子

ぜひともそういうところもしっかりと進めていただきたいと思います。そして、次に電子黒板なのですけれども、先ほどもちょっと質問が前後しましたけれども、電子黒板ということで、うちの町はもう各学校に1台から2台の電子黒板を配置してありますが、現在ではこの電子黒板は利用はされているのかお聞きいたします。

答弁 学校教育課長 宮田哲(学校教育課長は2021年3月まで)

電子黒板でございます。答弁にもありました平成 21 年に各学校に配備を、整備をしてございます。その当時は、パソコンと電子黒板をつないで、画面を大きくして使っておりました。当時は、パソコンはタッチパネルではないので、電子黒板上で必要なところを線を引いたり、丸を書いたりということで活用していた現状でございます。その後、10 年ほどたちまして、現在タブレットが普及してきている現状では、タブレットと今配備しました大型テレビをつなぐことによって、タブレットを手元で操作ができますので、例えば必要なところを丸をつける、タブレット上ですね、丸をつければモニターにそれが表示されるというところを使えることですから、電子黒板ではなく大型モニターを整備をしているというところでございます。学校におきましても、電子黒板整備をしておりますが、大型モニターとして使っているというところもあるというようなことは伺っております。

再質問 7番 岡本眞利子

今、実用されているのはちょっと少ないような状況でありますが、この中でもこのような予算、環境整備事業ということで、予算をかけてこのように整備をしたわけですけれども、今、大型テレビということで、そちらに映して使われるということですが、今後この電子黒板はどのようにされるのでしょうか。

答弁 教育部長 山端広和(教育部長は2022年3月まで)

今、課長が申し上げたとおり、年数的に電子黒板、これ電子機器なものですから、耐用年数的に言いますと7年、8年ということで、実際に現場でパソコン教室とか、モニターとして使う場合にも、その例えば iPad に接続できないだとか、やっぱりもう古くなって、そういった端子だとかもかなり古いものですから、年数たっているものですから、なかなかそういった部分もあるということで、今申し上げたように代用的には今タブレットと、これからタブレットも各教室に入ってきますし、実際にパソコンもあります。そうした中で、大型テレビを活用した中で切り替えていくというふうに考えております。

再質問 7番 岡本眞利子

これも、電子黒板もそんなに安いものではないと思うのですが、やっぱり年数がたつと電化製品というのはなかなか使い勝手が悪いようなのも分かるのですが、何とか大型ごみにするのではなくて、しっかり何か活用ができるといいかなというふうには考えるところでありますが、これから現代の子どもたちには、1人1台のパソコンという時代になりますので、ちょっと難しいところもあるのかと思いますが、学校のただの備品にはならないように、何とか活用していただきたいと、そういうところにしっかりと頭を働かせていただくのは教育委員会ではないかなと思いますので、ぜひお願いをしたいと思います。それでは、最後の情報モラル、有害情報対策ということでご答弁いただきましたが、今の世の中ですから、いろんなことがあるわけでありますので、子どもたちが巻き込まれないように対策をぜひともしていただきたいと思います。この GIGA スクールに関しまして、子どもたちの未来にどれだけお金を投資するかということは、町の手腕が問われるのではないかと私は感じるところであります。ぜひとも積極的にスピード感を持って取り組んでいただきたいと思います。次に、氷河期世代支援についてお伺いいたします。就職氷河期世代は、中高年のひきこもり年齢とも重なり合うというところもあり、さらに個人には50・80 問題という生活が困窮し、貧困に陥る恐れが予想され、国、社会全体にはこの世代が困窮に陥った場合、社会保障費の増大、収入、生活の不安定により結婚、そして出産の数が少なくなり、少子化に拍車がかかることも懸念するところであります。しかし、そこでしっかりとしたニーズを把握することが必要であると私は思いまして、今回のこの質問に至りました。その中で、答弁の中ではニーズの調査を行っていないということでありますが、行っていない理由としてはどのようなことがあるのか、お伺いいたします。

答弁 商工観光課長 西嶋慎(商工観光課長は2024年3月まで)

ニーズの把握につきましてですが、私どもで国勢調査のもとで労働力調査、実質把握しているところでございます。今年度、国勢調査実施年ということで、5年前の調査に基づくものでございますが、30 から 34 歳、5年前ですので、5歳遡りますが、その中で労働力人口に対する失業率の割合が 3.14%で、全年代を通しても 3.49%ということで、それほど差異がないと感じているところでございます。また、我々、施策立案に当たってましては、住民からの要望や問合せ、日常業務の中での問題点を発覚しながら、その中で現状の把握をして、課題を設けて施策立案という流れで政策立案をしています。その中で、商工会や社会福祉協議会、いろんなところで声は聞いているのですけれども、そういった声が実際に私どもの中では聞いておりませんので、ニーズ調査は行っておりません。以上です。

再質問 7番 岡本眞利子

何か理解が私にはできないのですけれども、とにかく実態が分からなければ対策を打つことができないのではないかなというふうに感じます。現実に即した対策を行うためには、事実を知ることが必要と私は考えるのですが、その点についてはいかがでしょうか。

答弁 経済部長 岡田直之

先ほど、課長からも答弁申し上げましたとおり、その年代に特化した何か問題点ですとか、要望そういったものがあるのでしたら、我々といたしましてもそれはもちろん調査をして、徹底的に現状を把握する中で、課題の解決に導いていくというのが基本でありますけれども、限られた人材の中で、様々な施策を行っております。その中では、施策の効率化ということも求められますので、現状の中では幅広い年代を対象とした雇用対策を行っていくということで、その世代に特化した施策を打たなくても現状では対応できているという認識であります。

再質問 7番 岡本眞利子

この就職氷河期世代と、私はこのひきこもりもリンクしてくると思うのですが、今まではひきこもりの窓口、うちの町にとってはひきこもりの窓口も特化した窓口はあったのですけれども、そこにということがないと思うのですが、なかなかこの一つの就職でつまずいて、なかなかそこから進んでいかないという方がこの就職氷河期世代だと思うのですが、そういう人たちが、今まではうちの町には相談がなかったということでありますが、ないからいなかったというわけではないのではないかなと思います。全国にもたくさんの人がいるわけであります。まして、国の予算も 650億円をかけていくということでありますので、やはりうちの町としても、町独自の就職氷河期世代の支援を考えるべきではないかなと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 経済部長 岡田直之

先ほど議員からもありましたとおり、国においても町長からの答弁にありましたように、プログラムですとか、そういったものを立てながら3年間集中して取り組むということであります。私どもの町にも、道を経由して、この地域氷河期世代支援加速化交付金、これを活用して事業取り組みませんかという紹介もありましたけれども、全国的な事例を見ましても、まだニーズ調査にしても、例えば県単位ですとか、大都市で取組を始めた状況であります。これを、我が町単独で行ったところで、まだ町の雇用体制もありますし、もう少し北海道レベルですとか、広い単位での調査なりが必要だと考えておりますので、我が町といたしましては、もう少し状況を見守りたいなというふうに考えております。

再質問 7番 岡本眞利子

ただいまの答弁ですごく分かりやすかったのですけれども、今回の質問から幕別町お仕事紹介ということで、事業をまた展開してきたということで、そういうところにもまたつながっていくのではないかなと思います。また、先ほどいただいた答弁の中でも、福祉課が一人ひとり訪問をしながら前へ進むようにということで、いろいろな相談に乗り、また手続などをして、きめ細やかなサポートに努めていくということで答弁いただきましたので、ぜひともそのようにしていただきたいと思います。また、就職氷河期世代の方たちに即効性のあるリカレント教育の推進なども、町のほうからも、ぜひとも進めていただきたいと思います。最後に、今回の新型コロナウイルス感染防止により、全国でたくさんの経済活動の停滞などで影響が出ておりますが、解雇そして雇い止め、非正規に対しての退職勧告などもあるということでありますが、うちの町はそのようにちょっと対応も細やかにしていくということでございますので、これからもしっかりとしていただきたいと思います。いずれにいたしましても、様々な相談体制が取られたことと思いますが、断らない相談窓口を実現していただきたいということを申し上げまして、私の質問を終わります。

出典:幕別町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月23日 議事録 PDF(112ページ) 間違いを知らせる