大樹町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月4日
小中学校のいじめ防止対策と教師の指導・研修などについて
2025年9月4日、大樹町議会の一般質問で、吉岡信弘議員が「小中学校のいじめ防止対策と教師の指導・研修などについて」質問し、町長 黒川、教育長 沼田、学校教育課長兼学校給食センター所長 伊勢が答弁しました。
- 質問者
- 吉岡信弘 議員
- 答弁者
- 町長 黒川、教育長 沼田、学校教育課長兼学校給食センター所長 伊勢
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 吉岡信弘
先に通告してあります、小中学校のいじめ防止対策と教師の指導・研修などについてということで質問させていただきます。2021年2月、旭川市立中学校2年生の女子生徒が自ら命を絶つという痛ましい出来事がありました。いじめ防止等対策委員会の調査結果に対し、被害者側から旭川市長に再調査の要望があり、市長は再調査委員会を設置し、結果、いじめが原因だったと公表いたしました。また、札幌市立中学校1年の女子生徒のいじめ事件訴訟の裁判では、市側が、教師、学校、教育委員会のいじめ防止措置が不十分だったとして、和解金を支払い謝罪いたしました。いじめによる痛ましい出来事は後を絶ちません。教師の問題では、教師同士のいじめ事件や、最近では、学校での盗撮事件などがあり、多くの教師は真面目に取り組んでいると思いますが、いじめ防止が適切に対処されているか大変心配しております。そこで、次の点についてお聞きいたします。1、いじめ調査の実施と結果、指導状況は。2、担任教師の対応が重要であるが、教師の研修などの実施と内容、レポート提出は。3、再発防止のため、いじめをした児童生徒への適切な指導と保護者対応の取組は。4、クラスごとにいじめをなくす話合いをし、全校集会で発表させる考えは。5、隠蔽が問題になっているが、教育委員会自らの対応と学校への指示指導は。6、町総合教育会議でいじめ防止の協議はされたか。また、町長の考えは。以上についてお伺いいたします。
答弁 町長 黒川
吉岡議員ご質問の「小中学校のいじめ防止対策と教師の指導・研修などについて」お答えいたします。1点目から5点目は、教育長より答弁をいたします。6点目の「町総合教育会議でいじめ防止の協議はされたか。また、町長の考えは」につきまして、令和5年度の大樹町総合教育会議では、北海道教育庁十勝教育局長をお招きして「十勝の教育」に関する講演を実施し、いじめの状況などについても情報共有や意見交換を行っております。十勝におけるいじめの発見のきっかけは、小学校では約9割、中学校では約8割が児童・生徒のアンケート調査によるものということで、アンケート調査の重要性を認識したところであります。いじめは、子ども達の心身の健全な発達に悪影響を及ぼす深刻な問題であり、決して許されるものではありません。子どもの健やかな成長は、社会全体の切なる願いであり、子ども達が将来の夢を抱きながら生き生きと成長していくことができるよう教育環境の整備に向けて取り組んでいきたいと考えております。
答弁 教育長 沼田
引き続き、吉岡議員ご質問の「小中学校のいじめ防止対策と教師の指導・研修などについて」お答えいたします。1点目の「いじめ調査の実施と結果、指導状況は」についてでありますが、小中学校においては、いじめに関する各種の調査を行っており、とりわけ北海道教育委員会による児童生徒を対象にした「いじめの把握のためのアンケート調査」については、今年度から実施回数が1回増え、年3回実施することになったところでもあります。今年6月に実施した調査では、いじめと認知した件数は、小学校で3件、中学校で4件となっておりますが、いずれも、いじめの行為はやんでいると確認されている状況にあります。学校では、いじめの認知にかかわらず、トラブルがあった際には、事実確認を行ったうえで、心のケアや再発防止に向けた指導を行うとともに、関係する保護者に報告することとしております。2点目の「担任教師の対応が重要であるが、教師の研修などの実施と内容、レポートの提出は」についてでありますが、小中学校では、北海道教育委員会主催の研修会などに参加し、教職員の指導力向上に努めているところであります。研修内容としましては、いじめの問題への対応や生徒指導、生命(いのち)の安全教育などとなっており、研修会の資料や参加者が作成したレポートを教職員間で共有しております。3点目の「再発防止のため、いじめをした児童生徒への適切な指導と保護者対応の取組は」についてでありますが、いじめを行った児童生徒に対しては、いじめは絶対に許されないという毅然とした態度で指導しており、いじめを引き起こした理由やその背景、本人の抱える問題にも目を向けながら指導しているところでございます。また、いじめを行った児童生徒の保護者に事実経過や学校の指導と今後の対応方針を説明し、理解と協力を得ることとしております。4点目の「クラスごとにいじめをなくす話合いをし、全校集会で発表させる考えは」についてでありますが、今年度、中学校において、生徒会主催による「いじめ撲滅集会」を開催することとしており、クラスごとに話し合って決めたいじめ防止の標語を集会で発表し合い、校内の廊下に掲示することで、いじめ根絶の意識を高めることとしております。また、小学校では、児童会によるいじめ防止運動の一環として、低・高学年がペアとなって取り組む「縦割り清掃」や「あいさつ運動」を実施するなど、いじめを許さないという風土の醸成が図られております。5点目の「隠蔽が問題となっているが、教育委員会自らの対応と学校への指示指導は」についてでありますが、教育委員会では、小・中・高校管理職連絡会議を毎月開催し、いじめや不登校などの生徒指導上の諸課題について各学校と情報共有を図るとともに、必要に応じて助言を行っております。いじめが発生した際は、特定の教職員で抱え込まず、速やかにいじめ対策委員会や職員会議で情報を共有し、組織的かつ迅速に解決を図るとともに、被害児童生徒を守る視点に立ち、適切な対応を進めるよう指示しているところであります。以上でございます。
質問 吉岡信弘
町長から先に答弁がありましたので、まず6点目から再度お聞きしたいと思います。アンケートがいじめの発見のきっかけで、小学校で9割、中学校で8割ということでアンケート結果が重要視されているということでございますけれども、この件につきましては、後ほど教育長にもお聞きしたいと思います。折しも、昨日の新聞で、幕別町議会で町長から、幕別町でいじめ重大事態が認定されたということの行政報告がありました。大樹町でも、アンケートで、いじめがあったけれども今はやんでいるという報告でありましたけれども、隣の身近な町で、こういう重大事態の認定があったということでございます。質問の趣旨説明で申し上げたとおり、旭川市のいじめ事件については、市長の判断で再調査委員会設置の決定をしました。このように問題がこじれると、最終的にこのような事態になると町長の決断が必要になる場面も考えられます。そのようなことになる前に、適切な対応をしていればと思いますが、隣町で発生したこういう状況を町長も把握されていると思いますが、もし何か感じていることがあればお聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長 黒川
隣町に限らず、全国各地でいじめの案件というのは報道されているところでございまして、特に旭川市の件につきましては、尊い命が奪われたというところで、本当に重大なことであったなと思います。最終的に市長の判断があって、再調査委員会がということなのですが、それは適時適切にそのときに判断するものだろうとは思いますけれども、そこに至る前に、もうちょっとできることがあったかどうかというところも検証の中に入ってくるのかなと思います。まず、アンケートをして、案件が見つかって、その中で解決するものは解決するのでしょうけれども、事が重大であるというものがあれば、早い段階でいろいろな対策を講じるということが大事だろうと思っておりまして、もちろん教育委員会がまず窓口ではありますけれども、重大な案件につきましては、私どもも注意を怠らずに適切な対応をしてまいりたいと考えております。
質問 吉岡信弘
そのような重大な事故につながらないよう、私も今回の質問ということになっておりますのでよろしくお願いいたします。教育長にお伺いします。いじめ調査の実施と結果、指導状況を伺いました。同じ人間はいないわけでありますから、いろいろ好き嫌いとか家庭、あるいは周辺の環境それぞれのいろいろな要因で嫌がらせからいじめに類するようなことが、アンケートの結果によりますけれども、大なり小なりあると思っております。今年度の6月の結果では、小学校が3件、中学校が4件あったということですが、この結果を受けて、今はやんでいるということですが、どのような経過あるいは対応、措置がされたのか。小学校3件、中学校4件はそれぞれ事情は違うと思いますけれども、報告を受けていると思いますので、どういう対応措置を学校でされたのか、お聞きしたいと思います。
答弁 学校教育課長兼学校給食センター所長 伊勢
いじめアンケートに基づいた学校の対応というところでございますけれども、学校のほうでは、まず、加害生徒から事実確認を行いまして、学校内でのいじめ対策委員会で情報の共有、職員会議などで先生方との情報共有を行いながら対応の方針を検討いたしまして、その部分につきまして加害生徒への指導と被害者生徒への対応を行っているところでございます。加害生徒、被害者生徒の保護者にも、対応状況についてご説明をして、今後の方針、指導方法についても説明しているところでございます。以上です。
質問 吉岡信弘
そういう中で、事実確認を行ったと、個々のケアを行ったということでございます。アンケートを実施されたということですが、全校の全児童が実際にアンケートを出したのかどうか。例えば休んでいる方がそのときにいなかったかどうか。不登校の方がいなかったのか。不登校の方にアンケートを取っていなかったとなれば、実際に重大な件を見落としている可能性があるので、そこら辺をお聞きいたします。
答弁 学校教育課長兼学校給食センター所長 伊勢
アンケート調査につきましては、児童生徒に調査票を配布して実施していると聞いております。休んでいる方につきましても、調査票は配布をしているのかなと思っておりまして、取りまとめは学校で行っているところでございます。以上です
質問 吉岡信弘
全生徒のアンケートが出たということで理解していいのですか。
答弁 学校教育課長兼学校給食センター所長 伊勢
全児童生徒が提出したと認識しております。
質問 吉岡信弘
旭川市の公表された事件の中身を見た中で、私が感じていることも含めて質問させていただいているわけですが、アンケートに本当のことを書けない生徒もいるのではないかと。また、そういう思いをいじめと認めたくないという生徒もいるかもしれない。また、報復を受けるかもしれないから言えないという生徒もいるかもしれない。だから、アンケートが全てであると考えるべきではないと思いますけれども、その点はいかがですか。
答弁 教育長 沼田
いじめ調査に関わる調査の手段ということのご質問でございますが、まさに議員がおっしゃったとおりだというふうに、私も、それから学校もそう押さえております。先ほど答弁させていただきましたとおり、アンケートにつきましては、道教委のアンケートを年3回実施しておりますが、そのほかに、小中学校とも教育相談習慣というのを設けまして、児童生徒と一人一人と顔を合わせて面談をして、困っていることや悩んでいることがないかどうかということも含めて面談もしてございますし、同時に、保護者との面談の機会も設けてございますので、そういった面からも幅広く情報を収集しているところであります。しかしながら、これも議員おっしゃっておりましたが、何らかの心理的な子ども達の考え等によって、周りにいる大人に全てを話すことのできないという子もいるのではないのかという前提に立って、より細かな子ども理解、子ども相談の環境を整えていくよう、学校には常日頃指導もしてございますし、そういったことを学校とともにやってまいりたいと考えているところであります。以上でございます。
質問 吉岡信弘
分かりました。2点目の担任教師の対応が重要であるが云々ということの再質問させていただきます。「参加者のレポートを共有する」とありましたけれども、研修は、年次計画等で全ての教師が研修に参加するということになっているのかどうか、まずお聞きします。
答弁 学校教育課長兼学校給食センター所長 伊勢
まず、大樹小学校におきましては、学校内での研修を行っておりますので、その際には教職員全員が参加して、いじめを起こさないためにはということで、昨年度は研修会を実施しております。そのほかには、北海道教育委員会が主催するウェブでのいじめ防止の関係の研修会については、1名又は2名が参加しているというような状況で、その結果につきましては、参加した教職員のレポートを教職員間で情報共有をしているというところでございます。大樹中学校におきましても、校内研修のほか、北海道教育委員会が主催する生徒指導研究協議会という研修会においてウェブで参加しまして、その結果について、研修資料を基に教諭間で情報共有を行っているという内容でございます。
質問 吉岡信弘
(339字削除)
答弁 教育長 沼田
(339字削除)
質問 吉岡信弘
(40字削除)一番最初に、小さな芽が出たときに対応して、そこでいじめをなくしていくということが一番大切なのかなと。いじめが大きくならないということなのかなと思っております。そういうことが起こったときに、副担当あるいは学校内で対策委員会ですか、そういうことで小さな芽のうちから摘んでいくということが大事なのではないかと思っております。教育長もそういう考え方だと思いますけれども、例えば先ほどアンケートの結果に、小学校、中学校の件数がありました。件数が出るということは、その後に対処が取られたと。その件数が出る前に担任が気づいて小さなうちから対処していけば、何とかアンケートに載っていなかったのかなと思いますけれども、例えばアンケートに載ったクラスの担任、あるいは研修レポートがあればチェックする。また、どういう対応をされたのか、学校として報告をいただくということも普通だと思うのですが、そこら辺をお伺いします。
答弁 教育長 沼田
いじめの基本的な対応としましては、先ほどの答弁の中にもございましたが、担任一人に背負わせるということでは絶対解決していけないと思っております。したがいまして、どこのクラスで起ころうとも、その事象を学校全体の問題として、学校全体でその事象、その子どものことについて情報を共有し、全体で対応していくということで、各学校で立てております「いじめ防止基本法」にのっとって、各学校ではそのように対応していただいていると聞いておりますし、今後もそのように対応していくと思っております。以上でございます。
質問 吉岡信弘
教育長は、そういう答弁でございますけれども、次の質問の3点目の再発防止の関係についてお伺いします。私は、先ほどから申しておりますように、いじめをなくすには、まず担任教師がいじめを認識するかどうかだと思うのですね。いじめを行う者は、いじめている認識がない中で発言しているということもあるかもしれませんし、そのことを教師もいじめと思わないでいるかもしれません。ただ、そのことによって、いじめを受けたと感じている者は、何かのアクションがあると思うのです。教室にいられなくなるか、不登校になるとか、いろいろな問題があると思います。そういうことが起こった場合、まず担任はいじめを疑えということになっていると思うのですが、そういうことについて私は大事だと思うのですが、担任、副担任が最初に気づいて、その段階で収めていくということが初動としては一番大事だと考えておりますけれども、教育長もそうだと思いますけれども、改めてお願いします。
答弁 教育長 沼田
全くそのとおりだと思っております。いじめの定義に関して、ちょっとここで説明させていただきたいと思っておりますが、平成18年までは、いじめの発生件数ということで、国・道はいじめの件数を把握しておりました。平成18年からは、いじめの認知件数ということで、いじめの報告する観点が大きく変わりました。変わった原因は何かといいますと、いじめが実際に起こったかどうかではなくて、もっと早い段階でいじめの目があるかどうか、そこをしっかり見なければならないという国の基本方針の変換でありまして、そこで、各学校においては、そこからいじめの定義づけも変わったこともありまして、早い段階から子ども達が、そういったことで悩んでいないか、困っていないかということを把握するように努めているところであります。しかしながら、経験値の差でありますとかで、若干そこの感度、感知する目に教師個々の差があるとは思っておりますが、それを埋めるために、先ほど議員からご質問があった、研修を校内で実施していたり、あと、組織として子ども達を見取るという体制を作っていたりということで、個々の経験の差が子どもの指導の差にならないように学校で努めているということでございますので、議員おっしゃったとおり、なるべく早い段階でそういったものを察知し、早め早めに指導に当たるということは、各学校で鉄則としてやっていただいていると思っておりますし、これからもそこは学校とともに大事にして、子ども達の指導に当たってまいりたいと思っております。以上でございます。
質問 吉岡信弘
再発防止では、いじめをなくすために担任、副担任、あるいは教頭、主任、学校の委員会というものを含めた中で対応しているということでございますけれども、いじめを行った者に反省させる、いろいろあるわけですが、いじめを行った者に、いじめをされた人は苦痛を得ているのだよと理解させることが大事だと言われております。そのうえに立たないと本当の反省がないということが言われています。今まで、大樹ではこのような案件はないわけですが、今後こういうことが起こらないことを期待しているところですが、こういう対応の仕方で大なり小なり苦痛を受けていると考えられますので、そういうことを受けた中で対応が必要ではないかと思います。そういうことを常に学校、教育委員会が学校から報告を受けて、常日頃から情報を共有していくことが大事だと思いますけれども、その辺、お伺いします。苦痛を受けたことを理解させるということも含めてお願いいたします。
答弁 教育長 沼田
先ほどの答弁の中でも触れさせていただきましたが、議員のおっしゃるとおりだと思っております。加害の子どもに対しては、いじめは絶対に許されないということのみならず、被害に遭った子どもの精神的な苦痛を十分に理解できるように指導し、二度と同様の行為が行わないように反省を促すというような指導は今もやってございますし、これからも大事にしていきたいと思います。ただし、加害の子どもの人権等にも十分配慮した指導にならなければならないかなと思っておりますので、併せてそういったことも踏まえながら、再発防止に向けた指導も大事な指導として進めてまいりたいと思っております。以上でございます。
質問 吉岡信弘
5番の隠蔽の関係を先に質問させていただきます。教師自身や学校、教育委員会それぞれ、我々もそうだったと思いますけれども、我が身の保身に方向が向いてしまうのかなということがございます。旭川市や札幌市のいじめの問題だけではなくて、これまで担任教師など、学校、教育委員会の不十分ないじめ対応措置や隠蔽対策があったのではないかと思います。こういう対応の仕方が、後々問題を長引かせ、悪化させていると。改めて認識すべきと思うがいかがでしょうか。今の時代、隠し通すことはできないと。日頃からそういう考えを学校や校長に持たなくていいのだよと、そのことを学校にも指導する。このことにより、より健全な学校運営がされていくと思いますけれども、いかがでしょうか。
答弁 教育長 沼田
情報の公開、共有ということだと思いますが、それにつきましては、これも先ほど答弁の中でも触れさせていただきましたけれども、いじめの疑いのある事案の事実関係でありますとか指導、それから対応の状況等につきましては、関係する保護者、お子さんには積極的に説明していかなければならないと思っております。また、学校間の情報等につきましては、いじめが起こったことが悪いということよりも、それをどう指導していくかのほうがずっと重要だと考えてございますので、学校間、それから教育委員会との間では情報をしっかりと共有してまいりたいと思っておりますし、また、保護者等につきましては、児童生徒関係者の個人情報の保護に配慮しながらも、各学校ではいじめ対応の説明を4月にしていたり、学校評議委員会でいじめの状況について説明をさせていただいたり、あるいはいじめの対応状況等についてPTAの役員会又は研修会、さらには学校だより等で触れさせていただくということで、出せる情報につきましては、広く保護者等の間でも共有できるようにしてございますので、各学校が情報を隠すということがない、風通しのよい、見通せるといった体制で、この問題にあたってまいりたいと思っております。以上でございます。
質問 吉岡信弘
教育長の力強いご返答いただきまして、よろしくお願いしたいと思います。最後の質問ですが、4番目のクラスごとにいじめをなくす話合いをし、全校集会で発表させる考えはということでございます。私の本当の主題はここにあります。先ほども申しましたとおり、小さいうちから、小学1年から、こういう問題がないよう話合いをしていくということが大切だと思っています。まず、北海道は飲酒運転根絶の日を制定しておりますが、私は北海道教育委員会にも、いじめ根絶の日を制定してもらいたいと思っております。できるかどうかは分かりませんけれども、大樹町教育の日もありますけれども、大樹町は独自にいじめ根絶の日を設けてはどうかと思いますがその辺をお伺いします。
答弁 教育長 沼田
いじめ根絶の日を設けるかどうかということでございますが、一つの意識向上のためのきっかけとして制定するところがあり得る方向性かなとも思っておりますが、現に各学校でも今取り組んでおりますし、そういった状況を見ながら、効果等も検討しながら、今後、教育委員会の内部又は各学校、校長会議等でも検討してまいりたいと思いますが、常日頃、いじめ問題に関しては、いつでも、どこでも、起こり得るという認識の下、子ども達をしっかり見守っていこうということが何より大事だと思いますので、それをまずは基盤に置きながら、意識を高めるための契機としての撲滅の日ということについては、先ほど申し上げましたが、検討事項ということで今後検討させていただきたいと思います。以上でございます。
質問 吉岡信弘
先ほどの答弁の中で、中学校では今年、自ら生徒会主催のいじめ撲滅集会を開催すると、大変よいことだなと私も思っております。その中で、いじめ防止の標語を集会で発表し合うということでございますけれども、できれば、どういう内容でいくのか分かりませんけれども、標語をクラスで皆さんが話し合って、こういうことで、こういう標語を決めたのだよということが説明されれば、さらにいいのかなと思っておりますので、そこら辺は、生徒会の自主的なあれですが、そういうことがお願いできるのであれば、そういうことを説明するとした中でこういう標語になったのだよということがあれば、生徒が一番分かりやすいのかなと思っておりますので、そこら辺のことをよろしくお願いしたいと思います。それについてどうですか。
答弁 学校教育課長兼学校給食センター所長 伊勢
今年度、大樹中学校におきましては、いじめ撲滅集会を12月頃開催すると聞いております。その中におきましても、生徒会が主体となって実施するという内容でございますので、生徒会のほうでどのようにやるかというのは、生徒会の中で決められるのかなと思いますが、今回こういうお話があったということについては、学校のほうに伝えたいなと思っております。以上です。
質問 吉岡信弘
このように、自主的に生徒会がいじめ撲滅集会をやると、大変うれしく思っています。できれば、小学校もいろいろ縦割り清掃、あいさつ運動とありますけれども、小中学校を含めて、そういう話合いを全校集会で発表すると。それを毎年継続して実施していくことで小さいうちからいじめをなくすことを自然に身につけていくことができるのではないかと、大切なことではないかと思っているのですが、この辺はどうでしょうか。
答弁 教育長 沼田
子ども達がいじめ問題を自分事として考えるということは非常に大事なことでございまして、そういった意味では、児童会、生徒会、あるいは学級会等で、子ども自ら考え、話し合うということは非常に大事なことだと思っておりますし、そのことがいじめを早い段階で根絶する取組の大きな基盤になろうかと思っておりますので、今回の各学校で工夫された取組の継続性はもとより、今後、さらに効果的な取組が出てくれば、またそういったことについて取り組んでいただいて、とにかく、こういった子どもが自発的に自分事として考えるきっかけとなる取組というのは非常に大事だと思いますので、形はどうあれ、そういった取組を大事にしていくということについては、各学校のほうに話をし、指導してまいりたいと思っております。以上でございます。
質問 吉岡信弘
ぜひとも継続していただきたいと私は思っています。できれば、そういう発表を行って、教育委員も出席して、感じていただくということも必要でないかと思います。最後の質問になりますけれども、先ほど申しましたとおり、今回の私の一般質問の主な目的はいじめ撲滅ですから、いじめをなくすこと。加害者、被害者だけでなくて、教師自身のためでもあります。学校、教育委員会のためでもあります。いじめが起こると、いじめられた人はもちろん大変なことですが、対応に追われると心身的にも労力的にも大変だと思います。先ほども言っているように、小さい芽から摘むということが大切だと思いますので、ぜひとも継続した発表会なり、継続開催をしていただくということを再度お願いしたいのですが、教育長、もう一度答弁をお願いします。
答弁 教育長 沼田
先ほど答弁させていただいたとおり、本当に子どもが自分事としての意識が撲滅のための第一歩の基盤になるという考えは議員と全く一緒でございますので、継続等については、各学校のほうとしっかり話をしてまいりたいと思います。以上でございます。
質問 吉岡信弘
いじめをなくす継続発表会を大樹町の小中学校で実施するのだということができれば、教育長自身が強く学校長と強く話し合っていただいて、実施する方向で、教育長の足跡を残していただきたいと思います。以上で、質問を終わります。