みんなの議会

幕別町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月11日

「暑い夏」から町民の健康を守る施策の実行を

2019年9月11日、幕別町議会の一般質問で、谷口和弥議員が質問し、町長 飯田晴義、住民福祉部長 合田利信、保健課長 白坂博司、政策推進課長 谷口英将、都市計画課長 吉本哲哉、建設部長 笹原敏文が答弁しました。

質問者
谷口和弥 議員
答弁者
町長 飯田晴義、住民福祉部長 合田利信、保健課長 白坂博司、政策推進課長 谷口英将、都市計画課長 吉本哲哉、建設部長 笹原敏文

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 谷口和弥

通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。「暑い夏」から町民の健康を守る施策の実行を。令和元年の夏は全国的に暑かったとの報道がされていますが、十勝地方にとっても例年にない暑さとなりました。気象庁・帯広測候所の気象データによると、平成 30 年には気温 35 度以上となる猛暑日は1日もありませんでした。ことしは5月の 26 日・27 日、8月の1日・2日の合計4日間で記録されました。5月の記録は北海道として初めて5月に猛暑日を観測するだけでなく、最高気温 38.8 度と、これまでの十勝地方の1年を通じて最高気温となりました。それまでの 37.8 度を更新するものとなりました。また、8月の記録は7月 27 日から8月7日まで連続 12 日間、最高気温 25 度以上となる夏日と呼ばれる日が続く中でのものでした(30 度以上の真夏日8日含んでの上であります)。この間には熱帯夜と言われる1日の最低気温 25 度にあと 0.1 度まで迫る暑い夜もあったことも報告されているところです。こういう記録的な暑さによって、熱中症をはじめさまざまな面で町民の健康維持に配慮していくことが求められます。総務省消防庁の「熱中症情報」の「熱中症による救急搬送人員合計搬送人員 前年との比較(4月29 日から8月 25 日)」では、北海道内では、ことし 1,449 人が熱中症で救急搬送されており、前年より約1割増加していることが分かります。「救急搬送者の年齢別人数」では、高齢者が 56.0%・成人が 33.1%で、合計すると 89.1%になり、「発生場所別人数」は住居が 46.7%であることが分かります。北海道のこういう実態を踏まえた上で、幕別町の熱中症の状況や予防策について、以下のとおり伺います。(1)幕別町における熱中症の発症状況は。(2)幕別町の高齢者等に対する熱中症対策は。(3)公共施設のエアコン・扇風機の設置状況は。(4)「幕別町公営住宅模様替え・増築承認申請書」が住民からエアコン設置目的で提出された場合の対応は。以上であります。

答弁 町長 飯田晴義

谷口議員のご質問にお答えいたします。「「暑い夏」から町民の健康を守る施策の実行を」についてであります。近年、地球温暖化を反映した気温の上昇傾向が続いており、平成 30 年の記録になりますけれども、7月の東日本における月平均気温は平年差プラス 2.8 度となり、7月としては昭和 21 年の統計開始以来1位の高温となったほか、猛暑日や真夏日となる地点も多くなっており、観測史上、最も高い気温を観測した地点も全国で 130 地点に上っております。また、厚生労働省の人口動態統計によりますと、5歳階級の年齢別に見た熱中症による全国の死亡件数の平成7年から 29 年までの年次推移では、22 年以降8年連続で 65 歳以上の高齢者の死亡件数の割合が全体の8割前後を占めており、直近3年間の 65 歳以上の高齢者の状況では、29 年が 496 人、78.1%、28 年が 492 人、79.2%、27 年が 781 人、80.7%となっております。ご質問の1点目、「幕別町における熱中症の発症状況は」についてであります。熱中症については、医師による問診と診察で診断されますことから、町として発生状況を把握することはできませんが、町内における熱中症及びその疑いにより救急搬送された人数について、とかち広域消防局にお聞きしたところ、本年8月末現在では 16 人、平成 30 年が 14 人、29 年が9人となっております。ご質問の2点目、「幕別町の高齢者等に対する熱中症対策は」についてであります。熱中症は、体温調整機能が弱い子供や調整機能が低下している高齢者において発症する場合が多い傾向にあり、特に高齢者の場合は、暑さが感じにくくなり、また、水分を蓄える筋肉量の減少や、喉の渇きを感じにくいなど水分摂取量が減少することにより、脱水症状を起こしやすく、熱中症になるケースが高くなります。町では、介護予防支援事業所として町が直接関わる要支援認定者や要介護認定に係る訪問調査の対象者のうち、特に高齢者世帯や独居高齢者等と接した際には、小まめな水分補給やエアコン、扇風機等の使用による室温管理などの熱中症の予防に関する注意喚起を行っているほか、出前講座やホームページを通じて、広く啓発を行っているところであります。ご質問の3点目、「公共施設のエアコン・扇風機の設置状況は」についてであります。住民が利用する施設において、エアコンが設置されている主な施設で施設全体を冷房できる施設は、役場庁舎や札内コミュニティプラザ、図書館の札内、忠類分館の4施設で、保健福祉センターや忠類ふれあいセンター福寿、農業担い手支援センター、忠類コミセン、百年記念ホール、幼稚園、常設・へき地保育所、小中学校など 27 施設におきましては、施設の一部である電算室や保育室、パソコン教室等に設置しております。また、扇風機につきましては、町民会館やコミセン、各小中学校、学童保育所など 40 施設に設置しておりますが、近隣センターにつきましては、町で扇風機は設置しておらず、各近隣センター運営委員会で設置しているものであり、設置施設数に含めておりません。ご質問の4点目、「「幕別町公営住宅模様替え・増築承認申請書」が住民からエアコン設置目的で提出された場合の対応は」についてであります。通常、住宅にエアコンを設置する場合には室内機と室外機を配管でつなぐ必要があるため、外壁に配管を通すための穴が必要となりますが、現状の公営住宅においてはこの配管用の穴が設けられていないため、既存の換気用等の穴を利用するか、新たに穴を設ける必要があります。また、新たに穴を設ける場合については、住宅によって構造が違うことから、あらかじめ職員が現地において具体的な場所を確認し、構造上支障とならない場所なのかの確認を行った後、「幕別町公営住宅模様替え・増築承認申請書」に工事内容を記載の上、申請していただき、町が原状回復を条件として承認した後、自己負担により、エアコンの設置工事を行っていただいております。以上で、谷口議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 12番 谷口和弥

それでは、再質問をさせていただきたいと思います。初回質問で述べさせていただいたとおり、ことしの夏については特別に暑い夏でありました。「暑い夏」というふうに表題にしましたけれども、夏は暑いのが当たり前で、暑くなければ夏ではなくて、そういうものがちゃんと来なければ、商業活動、経済活動やさまざまな行事、家庭内のコミュニケーションなどについても影響を与える。だから、暑い夏が特別どうのということで今回の質問をしたわけではなくて、特別に暑い夏、いろいろな注意喚起されていることを実施したとしても、それでも体調管理がうまくできず、熱中症と言われる病気が発症してしまうような、そんな可能性が高いこの夏ということでの設問だということでご理解をいただきたいなというふうに思うところであります。9月になっても暑い日が続いていて、きょうは大分涼しくなりましたけれども、おとといにおいては、糠内測候所で最高気温 33.3 度、9月としては観測史上最も暑い日となりました。帯広測候所においても 33.1 度と、9月の中では史上2番目の暑さ、本当に異常気象と言われるような、そんな暑さが続いていると思います。そして、この夏がことしだけで、もう来年は違うのだということは全然分からなくて、傾向で言うと、来年もことしのような暑さが続くのではないかな、そんなような心配をする方のほうが多いのではないかなというふうに思っているところであります。熱中症という病気の性格が、生活習慣病のようにずっと積み重なる中で体調が悪くなっていくとかというものではなくて、数時間あるいは一晩、1日、日中、それだけの短時間の中で、こういう、場合によっては生き死にに関わる、そういう病気になるものだから、さまざまな官庁との連携は必要ではありますけれども、町としての役割も大きいものと、そういう思いの中で質問させていただいているところであります。ことしは、熱中症の重症化ということの中では、音更と芽室で8月の猛暑の中で死亡者が出ている、昨年はなかったことではありますけれども、そんな夏でありました。それで、1番目の質問であります(1)幕別町における熱中症の発症状況について、ご答弁をいただきました。一昨年が9件で、昨年 14 件で、ことしは 16 件。伝染病や感染症とかというような、法的に報告義務があるような病気ではありませんから、この答弁の内容が救急搬送されて熱中症と疑われる数ということは、これは仕方ないのかな、これ以上のものというのはなかなか出てこないのかなというふうに思いますので、この点は理解させていただきたいというふうに思います。それで、この3年間で言うと、ことしが一番多くて、だんだん増えてきているわけでありますけれども、町としては、搬送された人の重症度ですとか、それから、発生場所の状況などということについては、把握のほうはされているのかどうなのかということをお尋ねしたいと思います。

答弁 住民福祉部長 合田利信(住民福祉部長は2019年12月まで)

今回、このご質問をいただきまして、とかち広域消防局のほうには、詳細についてといいますか、搬送件数、発生場所、また、搬送された方の症状というのはお聞きしているところでございます。それをお答えいたしますか。

再質問 12番 谷口和弥

とかち広域消防のことですから、それは町とまた別な組織のことですから、今、数字をお聞きするかどうかということについては、ちょっと私もためらっていたところでありました。実は、私自身も、この初回質問にあるように、救急搬送の数など消防庁のデータなどを調べていく中では、とかち広域消防にもデータをいただいていたところであります。私のほうから、ちょっと数字を紹介させていただきたい。昨年については、消防署員が病院に搬送する中で判断したと、お医者さんの判断ではなくて、搬送する中で判断したということでは、重症が幕別町 14 件のうち2件、中等症が5件、軽症が7件、そして、発生場所が住居というのが 14 件中2件でありました。ことしは、16 件中、重症が2、中等症が4、軽症が 10、発生場所が住居については7でありました。重症度については、昨年と大きな傾向の変化はないのかなと思いましたけれども、住居が2から7ですから、自宅にいて熱中症になるというケースが 3.5 倍ことしは多かったということになるわけです。この傾向は十勝全体も一緒で、去年は 110 件中 39 件が住宅の中での熱中症でしたけれども、ことしは 157 件中 79 件になって、件数的には十勝全体でも住居での発生というのが2倍になっている、こういう傾向があって、こういう夏がまた来年以降も続くようなことになるということを想定すれば、自宅での過ごし方ということが、とても注意喚起のあり方としては研究が必要なのではないかなということを指摘させていただきたいというふうに思います。二つ目の設問に関わってきますけれども、厚生労働省の事務連絡文書が5月 21 日付で、「熱中症予防の普及啓発・注意喚起について」ということで出されています。この中で、「厚生労働省は、熱中症予防の普及啓発と注意喚起に関する事務連絡を都道府県などに送付した」と。「同省作成のリーフレットを活用し、小まめな水分・塩分の補給、扇風機・エアコンの活用、日傘や帽子の着用などの予防の周知徹底を要請。管内の市町村や医療機関、介護サービス事業者、保健所などで行う健診など、あらゆる機会を利用して、地域住民に広く呼びかけるよう求めた」と。ことしの5月の段階でこういう文書が出て、そして、その後、全国の自治体から報告のあった、熱中症対策で取り組んでいることの資料がつくられているところであります。この項目に沿って、幕別町の熱中症の取組について、少し確認をさせていただきたいなというふうに思います。先ほど申し上げました熱中症対策の事例、全国 1,800 近い自治体がある中で、415 の自治体が回答があったと。北海道は 11 自治体がそれぞれの取組を回答しているのだけれども、幕別町については回答がなかったようであります。いろいろと訪問活動やホームページや、それからもう一つありました、出前講座ですね、取り組んでいるのだけれども、私は出す中身があったのだと思うのだけれども、まず、ここで報告しなかった、その理由について、これだけのことをいろいろやっている中で、報告しなかった理由について何かあるのか、出さなかったことについての理由を確認させていただきたいと思います。

答弁 保健課長 白坂博司(保健課長は2019年12月まで)

その事例というか、そういったものを各町村に求めていたということで、私のほうで今ちょっと把握をしていないのですけれども、具体的に行っているということで、自宅訪問ですとか、ホームページですとか、あと出前講座の喚起ということなのですけれども、この辺につきましては、どの町村も主だってやっていることではないのかなというふうには考えておりますので、特段、際立ったものということではないという意味で、特に町から幕別町として報告するという形をとらなかったのかなというふうには想定するところではあります。以上です。

再質問 12番 谷口和弥

いろんな取組は当然されているということの中で、あえて特別なということもないし、普通のことで当たり前だし、しなかったということはあるのかなというふうに思いますけれども、こういう調査が昨年も行われていて、昨年は 126 の自治体が回答したと、ことしは 415 だったと。またあれば、やっぱり幕別町もここにカウントされるような、当たり前のことは当たり前にやっているのだということはちゃんと全国に発信していただきたい、そのように思います。そして、この地域の高齢者等に対する熱中症対策の事例ということでは、大きく四つの項目で、各自治体の取組が紹介されています。一つは「訪問による熱中症予防の注意喚起をする取組」、二つは「広報・イベント等を活用して熱中症予防の注意喚起をする取組」、三つ目は「熱中症予防のための物品を配布する取組」、四つ目は「避難所を設置する取組」、こういうふうな四つの項目が、この 415の自治体の取組の中で整理されて紹介されていると。そして、順に行きますが、一つ目、訪問によるというところですけれども、幕別町も担当している利用者さん、要介護認定者や訪問調査を担当するところの高齢者のところでは、注意喚起を促しているというところでした。まずは、どれぐらいの件数がこの幕別町の高齢者全体の中で、幕別町が担当をしている人数なのか、ほかの町内や近郊市町の居宅介護支援事業所が要介護者を担当していて、この幕別町のということではカウントされない、そんなことになっているのだと思うけれども、その件数が分かれば、まずは教えていただきたい。そして、この訪問による取組の紹介の中では、民生委員や児童委員、配食サービス事業者等、そういった人たちの協力も得るなどということの紹介があって、より幕別町の対象者よりも広い取組を紹介されている、そういったこの取組をさらに広げていく考えが今後あるのかどうなのかも、ちょっと確認させていただきたいところだというふうに思います。

答弁 保健課長 白坂博司(保健課長は2019年12月まで)

家庭訪問というか、自宅訪問の件数なのですけれども、町というか、包括支援センターとして携わっているものは、要支援者ということでありまして、要支援者に関して言いますと、人数としては大体 500 名弱というところであります。要介護者につきましては、議員おっしゃったように、民間の居宅介護支援事業所のほうでお話をお伺いした中では、十分そういった注意喚起のほうは担当の高齢者のほうには行っているという話は聞いております。そのほか、民生委員さんですとか、配食サービスのお話もありましたけれども、民生委員につきましても、担当のほうにちょっと確認したところ、気温の高くなりそうな日とかには、担当地区を回って家庭訪問なりをして注意喚起のほうはさせていただいているということでありますし、配食サービス、うちで言うと給食サービスですね、そちらにつきましても、事業所のほうで、そういった日には安否確認を含めまして、一声というか、声かけをさせていただいているというような状況であります。

再質問 12番 谷口和弥

医療や福祉に関わる、そういう人たちがそれぞれの役割を発揮する中で、そういう熱中症の予防に対する喚起もちゃんとしてくれているということの状況報告だったということを、今の課長の報告からそのように受けとめたいというふうに思います。ケアマネジャーであれば、その人の生活を守るに当たっては、夏であれば、そういう熱中症の予防については、当然、訪問の中で注意するわけで、しないなんていうことはあり得ないわけで、それは町はしていますよということだったけれども、民間の居宅介護支援事業所や高齢者施設、高齢者サービス関係の皆さんも当然されているのだということを、改めて確認させていただいたということで理解したいというふうに思います。それで、二つ目になりますけれども、広報やイベント等を活用してということでありますが、ツイッターやフェイスブックの中で、4月 26 日付で熱中症の発症を注意喚起する、そういうものは確認しました。ホームページにおいても、9月4日付の新着情報で、これはきっとことし初めてではないのかなと思うのだけれども、今、熱中症の予防についての紹介がされている。あと、答弁にはなかったですけれども、広報まくべつの7月号の中で、1ページの4分の1程度の小さい枠、イラストも何もない、文字だけの、そういう名刺広告のようなあれでしたけれども、熱中症の予防についての紹介もされている、そんなことがありました。これが十分かどうかということでありますけれども、私は今回、町民の健康管理そのものということも初回質問の中でさせていただきましたけれども、帯広保健所がやっぱり暑いときには食中毒の警報を出すのですね。頻回に出ています。きのうも出ました。きょうの 10 時までが注意喚起の時間でありました、それが解除されたばかりの時間帯ということで。私、やっぱりこれはもう少し頻回に、町としても町民に対して出すべきでないかなと。メディアの中では、きょうは暑いのだということの報道などあったり、新聞報道でもあったりするのだけれども、やはり町としても、注意喚起としてもっと敏感に出していただくような姿勢はあったほうがよかったのではないかな、今も言ったように、ことしの夏1回、そういうことでは不十分ではなかったのかな、広報の出方も不十分でなかったのかなと思うのだけれども、その辺どうでしょう。お考えをお聞かせいただけますか。

答弁 政策推進課長 谷口英将(政策推進課長は2019年12月まで)

いろいろ町の広報媒体ございます。今ご指摘いただいたとおり、4月の熱中症の関係は、SNS でホームページに誘導するような形で出させていただきました。今ご指摘いただいているように、もっと猛暑日が見込まれる場合は、担当課と連携をしながら注意喚起、そういった広報媒体を用いて努めてまいりたいというふうに考えております。

再質問 12番 谷口和弥

ぜひそのようにして、これからまた、今も後ろからありましたけれども、防災無線のことなども、今、検討されていて、それもどんな内容を町民に発信するかということの議論も、まずそのものがあるし、それが決まって以降も、どんなものを発信するかということは、これからまた含まれていく中身なのだと思うのだけれども、ぜひそういったことも検討して注意喚起を強めていっていただきたいなというふうに思うところであります。熱中症予防のための物品を配布する取組というのがありました。ネッククーラーやうちわ、熱中予防シート、これはちょっと北海道ではどうかなと私自身が思うものですから、紹介されているということだけ言いたいと思います。実際、北海道の中では、ここに手をつけているところはなかったです。四つ目、避難所を設置する取組なのです。私、これについては、設問全体の三つ目とも関わってきますけれども、ちょっと気になっているところなのです。3番目のご答弁では、役場庁舎や札内コミプラ、図書館の札内、忠類分館の4施設ではついているのだけれども、ほかのところでは、施設の一部についてつけているところもあるというところの答弁で、いろいろ学校施設や保育所など、保育所はいいのですね、へき地保育所など要望のあったりするところもあるのだけれども、私はこの設問については、公共施設全部にエアコンをつけなさいなんていうようなことを言おうと思って立てたわけではないのです。必要なところ、要望の強いところについては、検討していただきたい。ここで、二つはちょっと申し上げます。やっぱりなくてはならない、あったほうがいいだろうと思うところで二つ言います。一つは、いろいろな勘違いもあって、町営住宅が挙げられます。このことは、この四つ目の設問の中でまた改めて聞きたいと思います。残りの一つは、スポーツ関係なのですね。札内スポーツセンターのトレーニング室。私もごくまれに利用させていただくことがある。もう夏場は、中に入っていくことがためらわれるぐらいの暑さがあります。窓をあけてもやっぱり換気ができなくて、町民の中では、夏は行くところでないと、日中は行ってはならないと、そんな話も出るようなところ。これは検討してください。町民の利用がもっともっと進むような形になるには、私は必要なのだという場所であります。それで、避難場所でありますけれども、これまでのきょうの質問でも、私ちょっと強調して言っているところでは、熱中症の発症場所が住宅が多いのだと、そして、暑ければ暑くなるほどという言い方もまだ1年ではできないけれども、特別暑かったことしの夏では、去年の夏の 3.5 倍も住宅の中で、そして別のデータである年齢別では、子供も体温調整がしづらくてということでなりやすいのだけれども、圧倒的に成人がなっている、高齢者も含めた成人が発症しているということの中では、この暑い夏の日中の住宅での過ごし方が大変注意喚起が必要なものという認識に立っています。それで、厚生労働省のさっきの四つ目のところでは、「庁舎や公民館などの公共施設・商工会加盟のコンビニエンスストア、金融機関等と協力した一時避難所の設置」というような事例が出されているところであります。日中、家で暑くてということが予想されると、そうしたらば、エアコンのある公共施設に日中移動して一定の時間過ごすだとか、スーパーやコンビニや金融機関の待ち合い、迷惑にならないようにちょっと過ごさせてもらうことは、熱中症の予防には大変有効ではないかなというふうに思うわけです。いろんなそういうエアコンのきいている施設はあるけれども、チンチンジャラジャラ音がする、そういうところを避難所にするということは私はあまり歓迎は、避難所として使うことはですよ、歓迎できないなということもあったりするものですから、まずは公共施設に、それから町のほうから働きかけて、近所にこういう日中家で過ごす人たちが多いので、一時避難、暑いときぜひ協力してくださいというような取組、避難所をつくるということが必要なのではないかなと思っているのです。この考えについて、幕別町の考えをお聞かせいただきたいし、そのことが可能なのかどうなのか、それもあわせてお答えいただきたいなというふうに思います。

答弁 町長 飯田晴義

特にことしのこの暑さを考えたときに、そういったエアコンのきいた涼しいところで何時間か過ごせれば、熱中症などにかからなくて済むのかな、そんな思いは確かにしております。やはりことしは熱中症の搬送が多かったというのは、連続したということ、その連続した中で猛暑日があったということが大きな要因だろうというふうに私は思っております。これはもう来年以降、どう起こるかということも分かりませんけれども、ただ、傾向としては、どんどん暑くなってきているのだろうなと、そういうことは、十分私も認識をしているわけであります。そういう中での避難所として使わせてもらうことの協力ということになってくるかというふうに思いますけれども、一つには、避難所へ行くまでにばてはしないかなと、そんな心配もあるわけでありまして、そこですね、気温の低いときから出かけるということになると、相当時間そこに滞在していて、営業活動に迷惑がかからないかなということも、実はデメリットのほうで考えられるわけであります。いずれにしても、ここは事業者の協力なくしてはできないことでありますので、これはニーズも含めてということになりますけれども、成り立つのかどうなのかについては、考えられる事業所、何点かありますので、そういったところと相談をさせてもらいたいなというふうには思います。

再質問 12番 谷口和弥

今の町長の答弁の基本的なことについては、全く賛同するものであります。移動する間になってしまうのではないかというお話もありましたけれども、その可能性もあるわけで、先ほど私言ったかもしれませんが、最寄りの公共施設で、例えば札内コミプラのスペースでもって過ごしてくださいよというのは、それは問題ないのだと思うのですよ。だけれども、そこに行くまでに時間のかかる人がいたりする、そうしたらば、最寄りのというようなことになる、そういう含みでもって事業所の協力ということをお話ししたのであって、そういうことですから。今、町長、そのことについては考えるということの答弁だったと思いますから、それは前向きに検討を進めていって、来年の夏はどうなるか分からないけれども、でも、そういう準備はあるのだというような取組になっていただけたらいいものというふうに思います。エアコンのことがありました。住宅環境については、厚生労働省も注意喚起のあり方の中では扇風機やエアコンという言い方をするのですけれども、エアコンと扇風機、やっぱり全然つくりが違うものですから、その効果の度合いも変わってくる。WHO ですけれども、35 度を超えた中での扇風機の使用は全く逆効果であると。アメリカの保健機構の中でも、32 度を超えると扇風機は逆効果であるというようなことの中では、ことしのことで言うと、扇風機では体温を調整するという役割は果たせない状況がこの幕別でもあったのだということの中では、家庭環境の整備ということでは、エアコンが大変威力のあるというか、効果のある、そういうグッズ、アイテムなのだというふうに考えます。そういう中で、公営住宅についても、4番目の設問になりますけれども、質問を広げさせていただきたいなと思います。解釈の、理解の違いというのは、公営住宅だからつけられないと思っている人もやっぱりいるのですね、お話を聞くとね。でも、それはそうではない。今ご答弁があったように、しかるべく申請書が出されれば、工事が要るか要らないかということもあるけれども、それは可能であるということでありました。では、ここでお尋ねしますが、今、町営住宅の入居している部屋の数、それからエアコンの申請が出ている部屋の数、この二つを教えていただけますか。そして、申請があれば、許可は全ての申請について出されているのかどうか、出ているけれどもそれはだめだと、そんなケースがないのかどうか、そのことを確認させていただきたいと思います。

答弁 都市計画課長 吉本哲哉(都市計画課長は2019年9月まで)

まず、現在、本町におけます公営住宅における入居者数でございますけれども、31 年3月末の数字でございますけれども、667 戸となっております。それで、申請数でございますけれども、ちょっと直近5年間の調査になりますけれども、合計で4件申請が出ていまして、いずれにつきましても承諾しているという状況になっております。以上でございます。

再質問 12番 谷口和弥

申請は却下した例はないということですね。つけたいという希望があった場合は、それは許可して、ちゃんと設置をして、設置できる要件は町としては発行しているということですね。そういうことですよね。それで、667 の入室があって、4件のエアコンの数ということになるわけで、やっぱりこれ普通の一般住宅からしたら、割合は高くないのだというふうに思います。それには、やっぱりいろんな要因はあるのだと思うのです。持ち家だったらば、自分のものだ、後々もずっと自分の所有物として使えると思えば購入に前向きになるし、借家であると、いつかまた移動があるということにそれはなりやすいわけで、設置をためらう、そういうことになってくるわけなのだけれども、そんなことがあって一般に単純に比較はもちろんしませんけれども、やっぱり4件の申請数ということは、非常に少ないなという印象を受けます。私、町のほうに要望したいことは、エアコンをまず設置するということは希望があれば可能なのであるということの周知と、それからもう一つ、原状回復や設置するに当たっての工事費が随分かかるのではないだろうかというような不安の中で、そこに至れないというケースもあります。町が大家さんですから、そして、こういう夏があって、これからもどうなるかという不安がある中では、私は、町営住宅の方々がもう少し設置してみようかなという、そういうような思いに至れるような条件もつくってあげるべきではないかなというふうに思うのです。設置できるということの周知、それから工事費のことなどを入居者に説明するような、そういうことをしていくべきだと考えるのですけれども、町の考えはいかがでしょうか。

答弁 建設部長 笹原敏文(建設部長は2021年9月まで)

エアコンに限らず、模様がえ申請なるものの制度についてのご説明につきましては、最初に入居する際には、必ず入居者の方々にご説明をいたしまして、これ、あくまで申請をいただいて、可となる場合に許可をするというものではございますけれども、事前に必ずご相談をいただきますので、その中でどういった希望なのか、それが具体的に入居する住宅の場合、入居している住宅の場合に可能なのかどうなのかということを、答弁の中でも述べさせていただいておりますけれども、具体的に対応をさせていただいているというところであります。したがいまして、工事につきましては、そうしたことを説明を申し上げて、きめ細かい対応をさせていただきたいなというふうに考えています。

再質問 12番 谷口和弥

今、建設部長から、きめ細かい対応をさせていただきたいということでありますから、それは、その方向で入居者への周知を進めていっていただきたいなというふうに思うところであります。いろんな、熱中症に対する調査物がありますけれども、集合住宅の場合のやっぱり研究データもあって、集合住宅の上の階に行くほど暑くなっていくと、最上階が最も暑くて、熱中症で搬送されるケースも多いというのが厚生労働省の資料の中であったりします。そして、発症のリスクというところの中で、私たち、ついつい日中の暑さのことを想像するけれども、そればかりではなくて、居間やリビングで発症してしまうケースが一番多いのだけれども、次が、それに続いて多いのが寝室、就寝中に熱中症になってしまう、そういったケースもあってと。ことし、町営住宅の方との対話の中では、もう暑くて暑くてと、1階にいるのだけれども、玄関もあけて、窓もあけて、もう全く不用心の状態だけれども、そうやって風通しをつくって、そして過ごしたというようなことも、そういう夜もあったようであります。そういうことであるから、当然、上に行けば、またもっと暑くなっていくのかなというふうに思うのですが、大家さんである町の足元で熱中症の患者さんが多く発生するということは、やはり格好のいい話ではなくて、その辺に対しては、積極的に町のほうで注意喚起や住宅環境整備の協力をしていっていただきたいというふうに思っているところであります。改めて、このことについて、もう一回確認をとらせていただきますが、どうでしょうか。

答弁 建設部長 笹原敏文(建設部長は2021年9月まで)

町内にある町営住宅、あかしや南の4階建てですとか、また、泉町団地では3階建てという状況もありまして、なるべく、そういうことが危惧されるような、特に高齢の新たな入居者の方々については、下の階、低層階のほうに入居を促すなどというようなことについては配慮できるのかなと思っています。また、建て替えをする場合にありましても、今年度、仮称でありますけれども、桂町西団地、これは、あかしや南団地の建て替えに伴ってのものでございますけれども、こうしたものについても、それも2階建ての低層階、また、あかしや南団地も低層階の2階建てということで検討しておりますので、そうした建て替えの入居に当たりましても、下の階の入居などを促したいというふうに考えています。また、もう一つ、春日東団地、ことしで最終年になりますけれども、この入居の説明の際、27 年になりますけれども、入居者の方から、エアコンの設置についての問い合わせがございました。あと、先月でございますけれども、あかしや南団地の入居者の方々の説明の中でも同様に、エアコン設置についての質問がございました。専用の穴を設けるというようなことは、これまでもしてこなかったのですけれども、春日東団地につきましては、設置が想定されるような場所に換気口を設ける、また、ことし設計を今進めております桂町西団地につきましては、同じように、設置を考えられるような場所についての換気口の設置、また電源の確保というようなことで、エアコンの設備まで整えるということは、当然これはできないのですけれども、そうした設置をした場合の設備の対応というようなことについては、今後、対応していきたいというふうに考えています。

再質問 12番 谷口和弥

今、最後にお話のあった、新しい町営住宅、これから建設計画のあるところの町営住宅のエアコンの設置しやすい状況づくりということについては、私も春日町の平成 27 年の説明会には地域の住民の方の要望もあって参加させていただいて、穴を設けてほしいということについては、会場の隅っこでやりとりを聞かせてもらいました。その結果どうなったかということについても、知っておりました。あかしや団地のことについても耳にしているところであります。最後にそのことを質問しようと思ったのだけれども、先に部長から答弁があったので、40 年を超える建物とその建設したときの状況と全く同じものにはならない、そういう文化の違いはありますから、そういう配慮がなされてあるのであるならば安心しました。それは、入居者が安い負担でもって、軽い負担でもってエアコンをつける条件ができる、そういう配慮だというふうに思うものですから、そのことはしっかりとやって、建設に向かっていっていただきたいなというふうに思います。繰り返しになりますけれども、来年以降はどうなるか分からない、ただ、傾向としてはだんだんと暑くなっていく、そういう状況でありますから、食中毒同様に熱中症についても、しっかり町としても町民に対しての注意喚起を発信していっていただきたい、これを続けていただきたいなということを申し上げて、一般質問を終わりにさせていただきます。終わります。

出典:幕別町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月11日 議事録 PDF(82ページ) 間違いを知らせる