みんなの議会

幕別町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月5日

ん検診と受動喫煙防止の取組の推進を

2017年9月5日、幕別町議会の一般質問で、荒貴賀議員が「ん検診と受動喫煙防止の取組の推進を」について質問し、町長 飯田晴義、保健課長 白坂博司、住民福祉部長 合田利信、教育部長 岡田直之、教育長 田村修一が答弁しました。

質問者
荒貴賀 議員
答弁者
町長 飯田晴義、保健課長 白坂博司、住民福祉部長 合田利信、教育部長 岡田直之、教育長 田村修一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 荒貴賀

通告に従いまして、質問いたします。がん検診と受動喫煙防止の取組の推進を。日本では2人に1人ががんになり、そのうち3人に1人が亡くなり、社会問題となっています。2006 年にがん対策基本法が制定され、国は基本法に基づき 2007 年「がん対策推進基本計画」を策定し進めてきました。今年6月に第3期がん対策推進基本計画が示され、今後、決定される見通しです。北海道は、全国に比べてがんによる死亡率が高い一方で、がん検診の受診率が低いという課題があります。がんの予防から、早期の発見・治療と総合的な取組を展開していく必要があります。(1)町では、2013 年に第2期まくべつ健康 21 が取り組まれ、来年度改定を迎えます。しかし、第2期でがん検診率 40%が目標とされていますが、今年度中の達成は厳しいものと考えます。がん検診率が低い背景には、がん検診の重要性に関する理解が十分得られていないという指摘があり、住民が受診しやすい検診機会の確保に向けた取組、がん検診への住民の理解を一層深めていくことが欠かせないと考え、以下の点を伺います。①各種がんの年代別罹患率と検診率は。②町としてのがん検診向上の取組は。AYA 世代と言われる思春期から若年成人、とりわけ 15 歳から29 歳までの取組は。(2)厚生労働省は 2016 年に受動喫煙によって、年間1万 5,000 人が亡くなっているというデータを公表しています。健康を守る上で、誰もが受動喫煙による健康被害を受けることがないよう、自治体が管理する施設の禁煙化をはじめ、受動喫煙防止対策を進めることが重要です。がん対策には生活習慣の見直しなどさまざまな要因もあると思いますが、がんで亡くなる方を一人でも減らせるよう、町民の健康づくりで前進するよう求め、以下について伺います。①受動喫煙防止ガイドラインの制定の考えは。②幕別町では、若い世代の喫煙率はどのようになっているのか。また、未成年者や保護者への喫煙防止教育は。以上です。

答弁 町長 飯田晴義

荒議員のご質問にお答えいたします。「がん検診促進と受動喫煙防止の取組の促進を」についてであります。厚生労働省における平成 20 年から 24 年の5年分の統計資料であります「人口動態保健所・市町村別統計」では、がんは本町における死亡者の死因の第1位となっており、5年間での全死亡者 1,285人のうち、がんによる死亡者は 392 人で、全体の約3割ががんで死亡しております。現在、本町におけるがん対策は、平成 25 年度に住民の健康増進の推進に関する基本計画である「まくべつ健康 21」を策定し、健康づくりの評価の指標の一つとして、がん検診の受診率の目標値を、国のがん対策推進基本計画に合わせて、乳がんと子宮がんについては 50%、その他の肺がん、胃がん、大腸がんについては 40%と設定し、目標達成に向け取り組んでいるところであります。また、受動喫煙防止対策につきましては、国では健康増進法第 25 条の規定により、学校、体育館、病院、集会場、事務所、官公庁施設、飲食店その他の多数の者が利用する施設を管理する者に対し、受動喫煙を防止するために必要な措置をとる努力義務を課し、自主的な取組を推進しております。本町では、公共施設は基本的に建物内禁煙か、分煙室を設けているほか、小中学校については3校が建物内禁煙で、それ以外の 11 校については敷地内禁煙としており、町民の受動喫煙防止のために配慮しているところであります。ご質問の1点目、「がん検診について」であります。初めに、各種がんの年齢別罹患率については、国及び都道府県におきまして、部位別、年齢別に統計数値を公表しておりますが、市町村単位で示されていないことから、本町の数値は、把握することができないものであります。次に、平成 28 年度の年齢別の受診率について、10 歳刻みで申し上げますと、乳がんは 40 歳以上の偶数年齢の方を対象としており、40 歳代が 33.6%、50 歳代が 22.1%、60 歳代が 14.4%、70 歳代以上が 7.7%であります。子宮がんは 20 歳以上の偶数年齢の方を対象としており、20 歳代が 22.1%、30 歳代が 32.5%、40歳代が 24.3%、50 歳代が 18.4%、60 歳代が 14.1%、70 歳代以上が 6.0%であります。胃がんは 40 歳以上の方を対象としており、40 歳代が 17.4%、50 歳代が 19.3%、60 歳代が 22.5%、70 歳代以上が 17.1%であります。肺がんは 40 歳以上の方を対象としており、40 歳代が 19.1%、50 歳代が 22.9%、60 歳代が 30.4%、70 歳代以上が 26.4%であります。大腸がんは 40 歳以上の方を対象としており、40 歳代が 20.8%、50 歳代が 25.6%、60 歳代が 31.9%、70 歳代以上が 26.3%であります。次に、がん検診の受診率向上の取組につきましては、乳がん、子宮がん及び大腸がんについては、一定年齢の対象者に対して無料クーポン券を配布することで、自己負担を無料にするほか、その他の対象者についても、検診に係る費用の一部を町で負担することで自己負担の軽減を図っております。また、広報紙によるがん検診の案内や集団検診の実施時期に合わせて、新聞折り込みチラシによる検診案内を配布するとともに、はがきによる個別勧奨を行っているほか、検診受診の動機づけとなるよう、昨年度は、北海道マイレージ事業、本年度は健康ポイントラリー事業を実施するなど、受診率向上に向け、さまざまな取組を行っているところであります。次に、AYA 世代の取組については、20 歳以上の女性を対象に子宮がん検診を実施しており、一定年齢の方を対象に無料クーポン券の配布や、乳幼児健診や健康相談などの機会を通じて個別に受診勧奨をするとともに、10 月の集団検診に合わせて、保育所や幼稚園に周知用ポスターを掲示しているほか、本年度は新たに広報紙に乳がん及び子宮がんの特集記事を掲載し、啓発しているところであります。AYA 世代のがん対策については、これまで罹患数が少ないことや、希少がんの割合が高いことなどから、専門家が少なく、治療法が十分に確立されていない状況にあるほか、この世代は、一部多感な思春期に当たることや、就職・結婚・出産などを控える若い年齢の人がかかった場合は、精神的ストレスや、学業・仕事に対する将来への不安などさまざまな問題を抱えると言われております。このようなことから、国では平成 27 年 12 月に策定した「がん対策加速化プラン」において、AYA世代のがん対策として、実態調査や研究を進めるとしているところであり、本町といたしましては、これら国の動向を注視しながら、市町村として取り組むべき対策等について研究してまいりたいと考えております。ご質問の2点目「受動喫煙防止対策について」であります。初めに、受動喫煙防止ガイドラインについては、地方自治体が受動喫煙防止対策の一層の推進を図ることを目的とする指導指針であり、道内では、平成 27 年 12 月に受動喫煙防止条例を公布した美唄市が、条例に先駆けて 26 年 12 月に制定しているほか、札幌市、小樽市、滝上町などで制定しております。このガイドラインは、大きく三つの項目で構成され、一つ目には受動喫煙防止対策の必要性として、たばこの煙の有毒性や受動喫煙の害について、二つ目には対策の基準として、全面禁煙や完全分煙の条件、手法等について、三つ目には対策の推進として、住民、事業所、行政が一体となって取り組むことと、それぞれが取り組むべき事項について定めております。本町における受動喫煙防止に係る取組といたしましては、前段で申し上げましたとおり、公共施設内での禁煙あるいは完全分煙としておりますが、今後、対策の推進を図る上では、町民や事業所、とりわけ不特定多数の人が集まる飲食店等の協力が不可欠と考えております。しかしながら、そうした飲食店等において、実際に禁煙や完全分煙の実施が可能なのかなど難しい課題もあることから、先進自治体におけるガイドラインを参考に、今後、実効性のあるガイドラインの制定が可能なのか、研究してまいりたいと考えております。次に、幕別町では若い世代の喫煙率はどのようになっているのか、また、未成年者や保護者への喫煙防止教育についてであります。国では、国民健康・栄養調査において、毎年、年代別に喫煙率を公表しているところでありますが、市町村単位での調査がされていないことから、本町における喫煙率については、把握することができないものであります。また、本町の未成年者や保護者への喫煙防止教育については、教育現場におきまして、喫煙の健康影響について現行の学習指導要領に基づき、小学校段階から体育科、保健体育科で指導しているところであります。なお、平成 26 年度から文部科学省において、「がんの教育総合支援事業」として、都道府県・政令指定都市を対象に、がん教育に関する多様な取組を実施するモデル事業を実施しておりますことから、今後、モデル事業の成果が教育現場の指導に生かされるものと期待いたしております。以上で、荒議員のご質問への答弁とさせていただきます。

質問 2番 荒貴賀

生涯のうちにがんにかかる可能性は、2人に1人と言われています。がんはそれほど身近な病気であるにもかかわらず、自分のこととして捉えにくく、また身内の方から罹患者が出たとしても、隠してしまったり、わざわざ知らせなかったりと、働いている人は休職すると仕事に復帰しにくいなど、特別視されるケースがまだまだあると思っています。それだけに、がんに関する国民の認識はまだまだ十分でないと感じているところです。有効な治療法や治療薬の開発などにより、がん治療は日々進歩しています。早期に発見し適切に治療を行えば治癒するケースも多く、職場復帰も可能です。禁煙など生活習慣の見直しにより予防も可能となってまいりました。病気を正しく理解し、早期発見や予防の大切さについて住民に知ってもらう活動は大切と思い、再質問させていただきます。初めに、午前中に質問がありました岡本議員とかぶる点もあるかと思いますが、がん全体の対策についてお聞きしたいと思いますので、ご了承願いたいと思います。決算資料によりますと、がん検診率が下がってきているというような状況があります。町としてどのように分析されていますか。また、まくべつ健康 21 で目標値を 50%と高く、現実は目標値の半分程度しか達成されていないという現状があります。現状についてどのように評価しているのかお聞きいたします。

答弁 保健課長 白坂博司(保健課長は2019年12月まで)

がん検診の受診率の関係なのですけれども、午前中に住民福祉部長のほうからも答弁ありましたように、受診率の算出方法が 27 年から国のほうに合わせる形で変えたということで、分母のほうが増えたというような状況で、受診率自体がちょっと数字だけ見ると減っているというような状況にありますけれども、受診者数につきましては横ばいか伸びているというような検診もございますので、受診率だけで町として対策がちょっと不十分ではないかというようなことではないのかなというふうには思っております。あと、40%、50%の話なのですけれども、こちらも実は国のほうで 50%を目標にと言っているのですけれども、国のほうで受診率を算出する際というのが、国民生活基礎調査という3年に1回行っている調査、こちらが基礎となっているのですけれども、これにつきましては住民全体、例えば国民健康保険に入っている人ですとか、健保協会に入っている人ですとか、職域で検診を行っている方、全てを含めた数字となっているのですけれども、町村のほうで出している受診率というのは、厚生労働省のほうで調査ものがあるものですとか、後は町独自で推計しているものというものがあるのですけれども、こちらにつきましてはあくまでも市町村で実施している受診者を対象としているので、職域で受けたような受診者については対象とならないと、数字として入ってこないというような部分がありまして、うちの町がそれに、一概にはちょっと言えないかもしれないのですけれども、職域の検診が多いような市町村については、割かし受診率のほうが低く出てしまうということで、こういった受診率の算定方法がどうなのだということで、国の厚労省のほうのワーキンググループでも、今後見直すべきではないかという話をしておりまして、30 年度からは国民健康保険、こちらの被保険者を対象として、日本の全町村の受診率を算出するような方法をとることで、他町村との比較も含めて統一的な算出方法にするべきだということになっておりますので、それをもって 40%、50%いかないから問題ないという話ではないのですけれども、あくまでも受診者を今後増やしていくというような方向で、今のところはいろいろ対策をとっているというような状況であります。

質問 2番 荒貴賀

私の調べたところによりますと、やはりそのように国民健康保険、国の制度では全体を、でも、実際は国保の方ですとか社会保険がかかったような方は、除外されている中でなかなか受診率が上がっていないというのが現実的にあるというようなことを聞いております。そのように国に要望して取り組まれるということですので、ぜひそのようなことになれば、また変わってくるのであろうと思っておりますので、そのときにはまたしっかりと対応していただきたいと思います。あと、町としても、がん検診の向上に向けていろいろと対策を練られて実施しているというお話が答弁でもありましたが、やはりがん検診や特定健診の受診率向上はやはり一層の取組が必要だと考えています。働く世代の受診率につきまして、やはり先ほど答弁の中にありましたとおり、30 代、40代は少し低くなりまして、60 代、70 代になりますと少し高くなるというようなデータが出ております。やはり働く人たちが受診できるような環境整備も必要ではないかと思っております。そのために、休日検診、要は日曜日の検診を増やすべきというふうに思っております。幕別町では、平成 29 年度、日曜日を 12 月 12 日の1回だけ行っております。しかし、近隣を見ますと、帯広市では毎月日曜日に設定していますし、芽室町でも年2回、音更でも年3回、日曜日のがん検診を実施しています。やはり働く人たちに検診を促して、早期発見、早期治療に向けての取組は大変重要であると思いますので、幕別町でも日曜日の検診日を増やす必要があると思うのですが、町の考えを伺いたいと思います。

答弁 保健課長 白坂博司(保健課長は2019年12月まで)

幕別町の日曜日での検診なのですけれども、個別の病院については当然日曜日やっておりませんので、集団検診についてということになると思うのですけれども、集団検診につきましても、スマイル検診、こちら5月と8月と 11 月に実施しているのですけれども、こちらの中でも、土曜日ですとか、11 月に日曜日を設定しているというところと、あと女性のスマイル検診ということで、子宮頸がんですとか乳がん、こちら 10 月、9月に実施するのですけれども、こちらにつきましても 10 月に日曜日を1日設けているというような状況であります。

質問 2番 荒貴賀

働く人たちにとって、日曜日、大変大切なものだったりするところがあります。他町村では、2回や3回多く持っているのです。幕別町では、やはり年に1回しか設けていないという中で、若い人たちの検診率が上がらないという状況もあるのではないかということで、回数を増やしていただけないかという質問でありました。もう一度お願いいたします。

答弁 保健課長 白坂博司(保健課長は2019年12月まで)

こちらの集団検診につきましては、委託先に委託をして実施していただいているところなのですけれども、そちらにつきましては、幕別町だけではなくて、北海道の市町村、いろいろなところから受託いただいて実施しているような状況で、毎月毎月いろいろなところで実施しているというような状況でありまして、なかなかこちらの要望がすぐ通るような形でもないのかなというふうには思っておりますけれども、ただ、一応、翌年度の実施の日程につきましては、毎年、秋口から冬にかけて、相手先と協議をした中で決めていくということになっておりますので、今年度、来年に向けて協議する際には、そういった要望も含めてさせていただければなというふうに考えております。

質問 2番 荒貴賀

ぜひ対応していただければと思います。あと、3月の予算委員会で、野原議員からがん検診の年齢の引き下げ、あと先ほど午前中にもがん検診の年齢の引き下げというお話がありました。町としても、国のがん検診に基づいて実施しているということで、健康対策についてはがん検診も健康診断も含めて、若年から実施することが非常に大切ということが、昨年の予算委員会でも述べられているところであります。十勝管内の自治体も見ますと、やはり検診率の向上と並行しまして、早期発見早期治療でがん検診の重要性を訴えて、対象年齢の引き下げが行われるところもあります。帯広市では、胃がんの検診を40 歳からではなくて 35 歳から実施していますし、音更町でも胃がん、肺がん、大腸がんの検診を 40歳からではなくて 35 歳から実施しているところもあります。幕別町でも、早期発見・早期治療の観点から、対象年齢の引き下げは決断できないのか、お伺いしたいと思います。

答弁 保健課長 白坂博司(保健課長は2019年12月まで)

がん検診の対象年齢の引き下げということなのですけれども、がん検診の最大の利益というのは、早期発見によるがん死亡率が減少することということでありますけれども、若い世代などは、罹患率の低い集団にはなかなかこの利益が得られにくくて、逆に受診による不利益、こういったものは罹患率の低い集団にも一定割合起こるということで言われておりまして、例えばどのがん検診にも共通する不利益としましては、擬陽性ですとか過剰診断、こういったものがありまして、こういったことで経済的、身体的、また心理的に大きな負担を伴う場合もあるということで、国立がん研究センターなどでは、検診は利益が不利益を上回ることで適切であるということで、国もこの考えのもと指針を策定しているというところでありまして、本町としましても、がん検診については指針に沿って実施しているということでありますので、現時点ではこの指針に沿って対象年齢を設定するということで考えております。

質問 2番 荒貴賀

確かに一部のがん検診では、マンモグラフィーですとか、そういうこともあるのだとは思うのですが、物によりましてはそんなにがん検診で不利益というようなものはないのですよね。胃がんのバリウムですとかも最近すごくよくなりましたし、特に年齢は大変若いかもしれませんけれども、体重的な問題ですとか、体型的な問題で大変危険なものもあるということで、やはりこうした観点からも、がん検診の引き下げを行っているという自治体が、現実的に十勝管内を見ましても、特に引き下げているというところがあるのが現実です。やはりそういうところもしっかりと研究しながら対応していただけないかと思うのですが、町としては研究や対応、検討については行っているのか伺いたいと思います。

答弁 住民福祉部長 合田利信(住民福祉部長は2019年12月まで)

ただいま、課長が申し上げたとおり、本町といたしましては国の指針に基づいてがん検診を行っていると。これはやっぱり国のほうで実効性のある対策として、一定の年齢以上が死亡率の減少にもつながるという中でやっております。若くしてやれば確かに早期発見にもつながるということは思いますが、やはり若い方の検診に対する意識、これ自体もやっぱりまずはさまざまな機会を捉えて説明とか意識の高まりを上げていかないことには、年齢を引き下げたことが、即がん検診の受診の向上につながるとはなかなか難しいと思っております。やはりそういった側面も踏まえまして、まず町民全体の健康の増進につながるような取組をやっていきたいと考えております。

質問 2番 荒貴賀

わかりました。では、この辺で引き下がりたいと思います。若年層のがん対策についてお伺いいたします。若い世代、特に 15 歳から 30 歳前後に人生における分岐点が多い時期です。それだけに、がんの発症と治療がその後の人生に与える影響は大変大きいと言えます。経済的な問題や将来への不安、そしてがんの治療が成功したとしても、後遺症や合併症などの問題があり、より切実な世代であります。いろいろな選択肢から本人が納得できる選択をすることが大切ではあります。当人が目の前の検診結果や今後の治療内容、さらにはあらゆる情報が入り乱れて、それを理解し受けとめるだけでも、かなりの負担がかかると聞いています。例えば、副作用の影響で見た目から内気になってしまったですとか、職場や同僚からの理解が得られなく職場を離れることになったですとか、学業や仕事、今後の生活など多くの不安を抱える中で、同じ経験をしている患者が大変少なく、孤立しやすいなど問題として挙げられます。社会全体が、がんへの理解を深めて、学校、職場、地域など、それぞれの立場から患者を支援していくことが大変強く求められています。国としても平成 26 年に施行し、もう既に3年ですが、ほとんど動いているという感じではありません。国の動向を注視しながら対策について研究するということですが、学校や職場、地域への働きかけも含め、対策を検討するべきではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 保健課長 白坂博司(保健課長は2019年12月まで)

がんの教育ということだと思いますけれども、今、議員がおっしゃいましたように、国のほうでも平成 26 年度から3年間、モデル事業で全国指定地域でいろいろ取り組んだということでありまして、こちらにつきましては 28 年度で一通り終えたということで、今年度なのですけれども、科学的根拠に基づいたというような形なのですけれども、教材や指導資料、こういったものを作成するとしておりまして、一定程度の資料というのはもう作成済みということでありまして、こういったものを、今後は教育現場のほうで活用していただきたいということで進めているということでありますので、そういったことで、活用した中で学生を含めて教育のほうを進めていければなというふうに考えております。

質問 2番 荒貴賀

大変申しわけございません、長かったかもしれないですね。教育ではなくて、AYA 世代、要は若くして希少がんですとか、大変若くしてがんを発症してしまって、そのことによって、人生を大変厳しい思いをしている方への対策を求めるべきではないかということでありました。やはりこういったものを一つの自治体で行うとなれば、なかなか対象者もないということで、やはり広域的にこういった対策を求めるべきではないかという観点でお話しいたしました。十勝管内ですとか帯広や近隣と連携しまして、特にこの希少がんに対しては、病院が北海道では札幌市しかない状態がありますので、必ず札幌に行かなければいけないという中であります。そうした中で、やはり負担だけが増える中で、町としても対応や対策が必要ではないかというふうに思って質問しておりました。では、受動喫煙のガイドラインについてお聞きしたいと思います。たばこの煙が、たばこを吸う人だけではなくて周囲の人の健康にも悪影響を及ぼすことが明らかになってきました。住民の関心と理解を高めていく必要があると考えて、お伺いしたいと思います。日本人の死亡を示すリスク要因の第1位が喫煙です。北海道の喫煙率は全国で最も高い 26.7%です。厚生労働省の研究班の昨年のデータ報告で、受動喫煙との因果関係が確実とされている肺がん、心疾患、脳卒中、乳幼児突然死症候群で、毎年1万 5,000 人が亡くなっていると報告しました。今、受動喫煙は、全国、世界的な流れになっています。国においても 2020 年度の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、禁煙、受動喫煙の法整備が進められようとしていますし、北海道では受動喫煙の防止に関する条例案が、道議会で選定に向けて検討されています。そうした中で先陣を切り、人口2万 2,000 人の北海道美唄市が 2015 年 12 月に受動喫煙防止条例を制定しました。2014 年 12 月、その1年前になりますが、受動喫煙防止対策のガイドラインをつくり施行したというふうに聞いています。神奈川県や兵庫県でも、受動喫煙防止条例を制定しています。幕別町としても、しっかりとした受動喫煙を明記し取り組む必要があると思うのですが、いかがでしょう。

答弁 町長 飯田晴義

受動喫煙を根絶することは大切なことであろうというふうに思います。ただ、ここは完全にやり切らなければ、あるいは完全にやり切るような形という条例でなければ、私は意味がないというに思います。美唄市もそうですし、神奈川県においても、条例の内容を見ると、結局、例外規定があったり罰則がなかったりとかするわけですね。やはりやるのであれば、どんな例外も許さない、例えば小規模な100 平米以内の飲食店であっても、これはもう禁煙にする、あるいは完全に喫煙できる場所を設けて分煙するということでなければ、私は意味がないのかなというふうに思っておりまして、つくればいいのではないな、やっぱり実効性のある条例をあるいはガイドラインをつくらなければ、私は意味がないなというふうに思っているものですから、その辺は一番ポイントとなるのは住民理解だというふうに思いますし、それともう一つは経営者の理解。経営者にとっては、分煙にするならば投資が必要になります。完全禁煙にすれば、お客が減るということも懸念されるわけで、そこは経営にも影響してくるわけでありまして、そこの理解がきちっと得られない限りは、なかなか難しい、例外を設けなければならないということになってしまうわけでありまして、それであればつくる意味合いがない。やはり国もちょっと自民党の抵抗にあって、完全分煙ができないようで、例外を設けるようでありまして、こんなことで果たしていいのかと私も思うわけでありまして、やるのなら徹底的にやる必要があるのかなというふうに思っています。

質問 2番 荒貴賀

町長は、やはり徹底的にしっかりと取り組むべきというお話がありました。私も、町長のお話の中の住民理解というのが大変重要であると思います。やはりそうしたことを考えますと、単純に厳しく完璧に行うというようなことであれば、それは住民から反感しか生まないのではないかなというように思います。最初に住民理解を示し、できるところから禁煙や完全分煙を実施していく、そうしたところから、こうした取組が大切だという住民理解が広がって、もっと広がっていくという取組もひとつあってもいいのではないかというふうに思っております。単純に条例を設けるからだめですとかではなくて、ガイドラインでもやはりできるところとできないところがあります。私も今回取り上げはしませんでしたけれども、やはり飲食店については、商売の観点ですとかそういうのもあるので、一概にそれを一自治体が、道が決めるのはどうなのかなというところは多少ありますので、その辺についてではなくて、やはりできるところからしっかりとそういったものも取り組んでいただきたいというふうに思っております。まくべつ健康 21 では、ライフステージに合わせて健康づくりの目標として、20 歳以上の住民には禁煙による健康へのリスクを理解し禁煙に努めましょう、喫煙する場合にはマナーを守り、受動喫煙防止に努めましょうとなっています。行政側では、公共施設内の禁煙を勧め、喫煙による健康被害や禁煙などについて情報提供しますとなっています。幕別町では、このようなものが既にまくべつ健康21 で示されているところであります。こうした取組がどのように進められてきたのか、内容についてお伺いしたいと思います。

答弁 保健課長 白坂博司(保健課長は2019年12月まで)

町のたばこ対策、受動喫煙防止対策なのですけれども、特に健康被害を受けやすいのは乳幼児の家庭内受動喫煙防止、これが大事だというふうに思っておりまして、保健師のほうで乳幼児健診時だとか産婦訪問、新生児・乳幼児訪問などの際に、いろんな機会を捉えて指導・啓発は行っているというところであります。ただ、そうしたところだけではなくて、町民全体に対しても、そういった周知というのは当然必要なのかなというふうに思っておりまして、今回はたまたま女性特有のがんということで、子宮頸がんですとか乳がんについて、広報紙で特集を組んだりはさせていただいたのですけれども、今後いろんながん、肺がんを含めて、そういったがんについても取組ができないかということで、今、検討中でありますので、そういったことで、今後いろんな形でなのですけれども、周知ができればなというふうには考えております。

質問 2番 荒貴賀

ぜひ進めていただきたいところであります。あと、受動喫煙やマナーは、先ほども言いましたが、住民の理解と協力がなくては進まないと考えています。受動喫煙に対する関心を上げるためにも、町の取組は大変重要と考えているところであります。幕別町では、多くの公共施設、先ほど答弁にもありましたが、禁煙や分煙を実施しているという話でありますが、住民の意識が禁煙や受動喫煙に向いていないと感じているところであります。ある公民館では、いまだ灰皿が置いてあって、灰入れがあるところもあります。町としても、分煙しているから大丈夫だという話かもしれませんが、利用している住民から、少し離れてたばこを吸っていて煙が来るので、ここは禁煙ではないのかという声もあります。やはり町がしっかり方向性を示して問題として取り上げて、分煙の基準をしっかりと設けること、そしてそういったものを住民に理解していくということを進めていただきたいというふうに思っています。ただ禁煙ですとか分煙しますではなくて、しっかり説明をして受動喫煙の問題を訴えて協力してもらえるように、住民一人一人に働きかけを求めていきたいというところであります。そのためにもガイドラインをしっかり設けて、住民理解のための受動喫煙防止に取り組んでいただきたいのですが、もう一度お伺いしたいと思います。

答弁 町長 飯田晴義

一番紛らわしいのは分煙だと思います。禁煙は、これはもう問答無用ですからいいのですけれども、やはり分煙の基準が曖昧というか、今おっしゃられたような、離れたところで吸っているから、それは分煙なのだという、そんな理屈にはならないわけで、そもそも吸っていることがまずはまずいわけでありまして、そこはまず解消しなければならないというふうに思います。それと、やはり完全分煙は煙もにおいも行かないことだというふうに思います。これは、ガイドラインをつくるまでもなく、たばこの嫌な人は多分皆さんそう思っていると思います。ですから、煙が嫌だ、においが嫌だ、両方あるわけでありまして、煙もにおいも行かないのが完全分煙でありますから、そういう基準ではなくて、そういう考え方に沿って対応したいというふうに思います。

質問 2番 荒貴賀

今、町長の言われたとおりではあるのですが、やはり住民理解が進んでいないというのが現状なのです。やはりたばこを吸う権利ですとか、そういう自由はあります。そうした観点から、分煙も受動喫煙も必要だという教育のもとで、公民館からですとか学校施設とか、できる範囲からぜひ実施していただければと考えています。まくべつ健康 21 ですね、来年度、中間報告が行われて見直しが行われるという話があります。改定につきましても、今、町長が言われたことをしっかりと反映されるように取り組んでいただければと思っております。つい先日、北海道が、禁煙や運動などの生活習慣とがんや心疾患など三つの病気の死亡率の関係について、道内の市町村別の傾向を調査すると発表がありました。12 月末に報告書をまとめるというようなことですので、報告内容も考慮してぜひ進めていただきたいというふうに思っております。次、禁煙防止教育についてお伺いしたいと思います。若い世代の喫煙率についてお伺いしたのですが、情報がなかったというお話でありました。細かくなるのですけれども、国民健康栄養調査では、平成 27 年度、20 歳から 29 歳までの男性の喫煙率が30.6%、女性が 6.7%となっています。全国の喫煙率が全体の男性が 30.1%、女性が 7.9%です。北海道ではやはり高いということで、男性が 35%、女性が 18%と、全国平均の倍近くを占めているというのが現状であります。こうした中で、町として取り組んでいただきたいのは、未成年者、保護者への喫煙防止の教育なのですよね。やはり小さいときからの教育が重要と思いますので、答弁の中でありました、教育現場におきまして学習指導要領に基づきまして指導をしているというお話でありましたが、乳幼児の親に対する受動喫煙の教育も、子供の受動喫煙の防止のために重要な課題と考えています。学校内禁煙のお話がありました。建物内禁煙では3カ所だけで、施設内が 11 カ所というお話がありました。やはりそういった学校施設で禁煙が進んでいるというのが大変重要であると思います。幕別町では、施設内禁煙か建物内禁煙かについては、各学校長の判断にお任せしているというお話をお伺いしたことがあるのですが、どういうふうになっているのかお伺いしたいと思います。

答弁 教育部長 岡田直之(教育部長は2019年3月まで)

各学校における建物内禁煙なのか敷地内禁煙、それにつきましては、学校長の判断ということで間違いありません。

質問 2番 荒貴賀

町としても、2020 年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、学校施設等、医療機関等については、敷地内も全面禁煙を目指していくという動きになっています。ぜひ、3校につきましても、敷地内禁煙に取り組むべきと考えていますが、教育委員会からはそういうような手だてはできるのかお伺いしたいと思います。

答弁 教育部長 岡田直之(教育部長は2019年3月まで)

今、荒議員がおっしゃいましたように、健康増進法につきましても、今、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、改正の動きがあるというふうにお聞きしておりますけれども、その動向を注視しながら、学校現場におきましても、適正に法令が遵守されるように指導してまいりたいというふうに考えております。

質問 2番 荒貴賀

では、11 校に関しては大変進んでいると、3校に対しては全然進んでいないという解釈でよろしかったのでしょうか、お伺いいたします。

答弁 教育部長 岡田直之(教育部長は2019年3月まで)

11 校につきましては敷地内全てを禁煙にしていると、残りの3校につきましては、建物内は全面禁煙ですけれども、建物の外では一部吸っているということで、その3校につきましても、例えば学校行事のときに外から来るお客さんだとかで喫煙する人がいると、そういったことも考慮して、建物外で現段階では喫煙をしているということで、決して進んでないとかということではないというふうに考えております。

質問 2番 荒貴賀

今、教育部長の答弁ですと、国の指針を見てからといいますと、やはり条例ができてからとか法整備が進んでからとなりますと、それこそオリンピックに間に合うのかというような、今、町長の答弁ありましたとおり、そういうような状態になりますので、やはり教育委員会として、国としても医療機関や学校施設等は全面禁煙に向けて取り組んでいきたいというようになっているのですから、やはりこういった取組を教育委員会が率先して取り組んでいただきたいというふうに思っています。あと、学校教育におきまして、もう一個学校教育がありましたのでちょうどやりたいと思うのですが、美唄市の取組を一つ紹介したいと思っております。答弁の中でも、モデル校の実施で教育現場はどんどん進んでいる中で、それを注視していきたいというお話がありましたので、今後いろいろな取組が進んでいくのであろうと思うのですが、美唄市が大変よい取組をしていたので、ちょっと報告したいと思います。美唄市では、小学生がたばこの害について、自ら調べて、知って、考えて、体験学習というものを行われて、ことしで2年目ということでありました。たばこ水や煙水を実験で行って、たばこの恐ろしさを学び、教室から外に出て各班に分かれて情報を集め、持ち帰った情報を整理して発表する。要は校外学習のたばこ編のような内容になっています。こうした中で、子供たちがたばこに対しての教育ですとか、親に対しての啓蒙活動ですとか、いろいろな取組が広がっていくというふうな話も伺っております。やはりこれは国立がんセンターが考案した体験学習プログラムでありまして、これまで神奈川県や熊本、岡山、北海道では函館市等各市で行われているという話です。子供たちの健康のためにも、教育としてだめと規制するだけではなくて、体験を通して子供たちが理解できるような取組を、そうしたものをもって子供の視点に立った禁煙防止教育を考えて、町としても調査・研究していただきたいと思うのですが、いかがお考えでしょうか。

答弁 教育長 田村修一(教育長は2018年3月まで)

ただいまの、事例ということでお伺いいたしました。幕別町におきましても、学習指導要領の中で、小学校は5、6年生、中学校は1、2年生で、たばこの害について病気の予防という観点から勉強しなさいというふうに記されているので、それに基づいて、もちろんたばこ・喫煙についての防止と、そういうようなことを学校では教えております。今後、そういう事例も参考にさせていただきながら、また学校でどういうような授業が進んでいくかということも考えていきたいというふうに考えています。

質問 2番 荒貴賀

やはり教育でだめ、だめと規制すると、やりたくなるのが子供の人情でもあります。やはり体験を通して子供たちに理解してもらう取組、これ絶対的に重要だと思います。特に今この学習指導要領も改訂されることもありますので、ぜひこうした取組も行っていただきたいと思います。次に、保護者への禁煙や喫煙防止についてお伺いしたいと思います。受動喫煙防止条例が施行した美唄市では、医師会が禁煙環境の整備や喫煙防止教育の実施を要望したところから始まりました。その背景には、美唄市で妊娠初期や4カ月児を持つ保護者の喫煙率が高かったことが挙げられています。美唄市の保健センターの調べでは、平成 27 年度、妊娠初期、母子手帳を交付されたときに喫煙率が夫で 51%、妊婦で 7.9%もありまして、全国が4%ですから、倍近かったというお話があります。しかも、前年度の 26 年度では、妊婦の喫煙率が 16.7%もあったという報告がありまして、美唄市は医師会を挙げて取り組んでやってきたというお話がありました。また、4カ月児を持つ保護者の喫煙率が、平成 27 年度で父親が 60%、母親が 16.1%、やはり全国平均を上回っているという報告もあります。人口2万 2,000 人の美唄市でこういった状況があります。やはり幕別町でも、同程度の町でこれだけ高い喫煙率は大変まれであるかとも思いますが、町としても調査を行うことが必要ではないかとお伺いしたいのですが、いかがでしょうか。

答弁 保健課長 白坂博司(保健課長は2019年12月まで)

今、議員のほうでおっしゃった数字というのが、母子保健報告という、北海道で調査している報告がございまして、そちらのほうの数字なのかなというふうに思っております。幕別町につきましても、そちらにつきましては報告をさせていただいている状況でありまして、例えばなのですけれども、3カ月・4カ月児健診のときのお母さんですと、平成 28 年度だと 4.8%、お父さんだと 41.2%ということで、美唄市よりはというような感じではあるのかと思うのですけれども、それでも母親が例えば0%ということではありませんので、先ほどちょっとお話しさせていただいたように、訪問の際ですとか、いろんな健診の際に、保健師のほうから妊娠中を含めて産後も喫煙については非常によくないものですということで、保健指導のほうは徹底して行っておりますので、そういったことを今後も続けていって、この率を少しでも下げるような形に取り組んでいきたいというふうには思っております。

質問 2番 荒貴賀

冒頭でもお話ししましたが、やはり大変受動喫煙の問題、奧さんが吸わなくても旦那が吸っていたら大して変わりありませんよというような状況があります。そうした観点からもしっかり対策をとっていただきたいと思います。特に、今回、乳幼児の突然死症候群が受動喫煙によって亡くなっているというのが、厚生労働省が発表しています。やはり今まで原因不明で亡くなっているという中で、こうした受動喫煙も影響があるということを発表したところであります。特に妊婦の場合ですと、本人が非喫煙者でも周囲の喫煙によって低体重で生まれてくる早産ですとか、そういったことによる障害というのも危険性が高まるということもあります。そうした情報も知らせることが大変重要であるというふうに思います。保健課としましてもそういったことも取り組んでいるというお話でありますが、やはりなかなか前進していないのかなというように感じるところであります。やはり住民への受動喫煙による健康被害の啓発は重要です。たばこに関する市民公開講座も有効と考えますが、そうした取組については考えていないのかお伺いしたいと思います。

答弁 保健課長 白坂博司(保健課長は2019年12月まで)

出前講座、町でそういった制度があるのですけれども、そういったもので、こういった受動喫煙に関することについての講座について積極的に住民のほうに周知した中で、いろんな団体を含めてそういった講座のほうは、行っていきたいかなというふうには思っております。

質問 2番 荒貴賀

出前講座は、どちらかというと関心のある方が呼んでいただいて、それに対してお話を聞きたいというものでありますので、そうした方々は多分しっかり対応しているのではないかと思います。むしろ保健師さんが対応しているにもかかわらず、なかなか進んでいないという状況があります。そうしたものは、やはり親同士のつき合いですとか、そうしたものから意外とちょっと考えていかないといけないという中で、お母さん方の間同士の横のつながり、大変大きいものもあります、そうしたものを考えて市民講座を考えていただければという意味でお答えいただければと思います。

答弁 保健課長 白坂博司(保健課長は2019年12月まで)

午前中、岡本議員のご質問にもありましたように、ピンクリボン月間について講演会をだとか、そういったものもどうでしょうかというようなお話ありまして、それはちょっと検討させていただきたいということだったのですけれども、そういった乳がん、子宮がんだけではなくて、こういった肺がんとかにつきましても、たばこの関係もそうなのですけれども、そういった形で講演会ですとか、講座ですとか、そういったことができないかということで、ちょっと今後検討させていただきたいと思います。

質問 2番 荒貴賀

ぜひ、受動喫煙、住民に対しても、なかなかたばこをやめられないという中で難しい問題であると思います。そうした中でこうした活動は大変重要になってきますので、ぜひ前進していただきたいと思います。北海道では年間1万 9,000 人ががんで亡くなっています。喫煙率が全国1位であるということも一つの原因ではないかと思います。がんの罹患率・死亡率を下げるために、たばこ対策そして受動喫煙対策が重要な課題であると言えます。肺がんをはじめ、さまざまな疾患を減らし、住民の命を守ることは大変重要です。受動喫煙防止を進めて実効性ある政策をもって、町民の健康を守れるように対応を求めまして、質問を終わりたいと思います。

出典:幕別町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月5日 議事録 PDF(52ページ) 間違いを知らせる