幕別町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月20日
増加する高齢者ドライバーの事故防止対策について
2017年6月20日、幕別町議会の一般質問で、藤谷謹至議員が「増加する高齢者ドライバーの事故防止対策について」質問し、町長 飯田晴義、教育長 田村修一、教育部長 岡田直之、学校教育課長 髙橋修二が答弁しました。
- 質問者
- 藤谷謹至 議員
- 答弁者
- 町長 飯田晴義、教育長 田村修一、教育部長 岡田直之、学校教育課長 髙橋修二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 藤谷謹至
通告に従いまして、質問をさせていただきます。1番目、高齢運転者の事故防止の取り組み。平成 27 年6月、道路交通法の一部が改正され、本年3月 12 日から施行された。75 歳以上の高齢運転対策の推進を図るための規定が整備されたものであるが、この背景には今後さらに増加する高齢運転者数と事故数の増加があります。ニュースで報道されたように、昨年 10 月には、横浜で通学中の小学生の列に 87 歳の高齢者が運転する軽トラックが突っ込む死亡事故が発生するなど、高齢者ドライバーによる事故が多発している状況にあります。本町においては、65 歳以上の運転免許証自主返納者に対し、コミバス半額乗車券を交付する事業を行っているが、自主返納はなかなか進まないのが現状であります。一方、免許返納後の高齢者の足をしっかり確保することも課題となってきます。今後、増加する高齢者ドライバーの事故防止対策について伺います。①幕別町の高齢者ドライバーの現状の認識と、コミバス半額乗車券の交付実績から見た運転免許証の自主返納の状況の認識について。②免許証の自主返納した高齢者も含め、地域の足としての地域公共交通の確保について。③高齢者ドライバーへの安全運転の啓蒙、民生委員、老人クラブなどとの連携について。2番目、通学路の安全対策について。平成 24 年4月、京都府亀岡市で発生した登下校中の児童等の列に自動車が突入した事故を初め、登下校中の児童等が死傷する事故が連続して発生したことを受けて、文部科学省、国土交通省、警察庁から通学路の緊急合同点検の実施について全国に要請がされた。また、平成 25 年 12 月の交通安全推進に関する国の通知に基づき、児童等に危険が生じる可能性が高い箇所を重点的に安全対策を実施していくため、町では平成 28 年3月に幕別町通学路交通安全プログラムを策定し、町内各小学校の危険箇所の洗い出し及び対策を行いました。今後、迅速な安全対策が必要である。また、北国では、日々変化する冬期間の通学路の状況を点検する必要もあると考える。そこで、以下の点についてお伺いします。①通学路交通安全プログラムで明らかになった危険箇所の改善状況と、冬期間の通学路点検について。②通学路における自転車通学の現状と、自転車利用に対する交通安全教育について。③自転車と歩行者が安全に通行できる環境整備のあり方について。以上です。
答弁 町長 飯田晴義
藤谷議員のご質問にお答えいたします。初めに、「高齢運転者の事故防止の取り組み」についてであります。我が国は、高齢者の増加が諸外国に例を見ないスピードで進んでおり、警察庁の平成 28 年版「運転免許統計」では、平成 28 年末の 64 歳以下の運転免許の保有者数は約 6,450 万人で、対前年比で 0.8%減少しておりますが、65 歳以上の保有者数は約 1,760 万人で、対前年比で 3.4%増加している状況にあります。公共交通網の乏しい地域では、マイカーが高齢者の生活の足として欠かせない交通手段でありますが、全国各地において、高齢者の運転操作の誤りを原因とする交通事故が多発するなど、社会的な問題となっており、町では、関係団体と連携し、街頭啓発や交通安全講話等により、高齢者の交通事故防止対策に努めているところであります。ご質問の1点目、「高齢者ドライバーの現状への認識とコミバス半額乗車券の交付実績から見た運転免許証の自主返納の状況への認識について」であります。平成 28 年末現在における町内の運転免許の保有者数は1万 9,125 人で、このうち 65 歳以上の保有者数は 5,279 人、率にして 27.6%となっており、一方、十勝管内全体の運転免許の保有者数は 23 万7,270 人で、このうち 65 歳以上の保有者数は6万 280 人、率にして 25.4%でありますことから、本町の 65 歳以上の運転免許の保有率は、管内全体と比較して若干高い状況にあります。内閣府の「平成 29 年版交通安全白書」では、平成 28 年中の 75 歳未満の運転者による死亡事故件数は 2,951 件で、免許人口 10 万人当たりで 3.8 件となっており、一方、75 歳以上の高齢運転者による死亡事故件数は 459 件で、免許人口 10 万人当たりでは 8.9 件と、2倍以上多く発生しております。また、75 歳以上の運転者の死亡事故では、ハンドル操作やブレーキとアクセルの踏み間違いなどの運転操作ミスが最も多く、27.7%を占めているのに対し、75 歳未満の場合は 16.0%であり、年齢、体力、過去の経験により個人差があるものの、高齢になるにつれ、反射神経、体力的な衰えから運転操作が不的確になり、それが死亡事故等につながるケースがふえているものと考えております。次に、コミバスの半額乗車券につきましては、65 歳以上で運転免許証を自主返納された方を対象として、申請により、1年間に限り半額の運賃で乗車できるものでありますが、平成 27 年度は1人、28年度は 10 人、本年度は5月末までに4人の方に半額乗車券を交付しております。なお、市町村ごとの運転免許証自主返納数が明らかになっていないため、コミバス半額乗車券の交付実績から見た運転免許証の自主返納の状況への認識につきましては、お答えするのが難しいものと思っております。ご質問の2点目、「地域の足としての地域公共交通の確保について」であります。本町の地域公共交通については、市街地では、コミュニティバスとして「まくバス」と「さつバス」の2系統で運行し、また、農村部では、予約型乗り合いタクシーを「駒畠線」と「古舞線」の2路線で運行しており、通院や買い物などの生活交通手段、いわゆる「地域の足」としての役割を果たしているところであります。「まくバス」の1日当たりの乗車人数は、平成 26 年度の 14.8 人が、27 年度は 14.6 人と減少したことから、昨年6月に沿線の住民に対し、ニーズ調査と PR 活動を実施した結果、28 年度は 19.6 人と増加し、本年4月からは、停留所を2カ所増設するとともに、運行時刻の一部を見直すなど、さらなる利用促進に取り組んでいるところであります。一方、「さつバス」の1日当たりの乗車人数は、平成 26 年度は 24.9 人、27 年度は 30.3 人、28 年度は 31.6 人と年々増加し、また、予約型乗り合いタクシーの1カ月当たりの乗車人数は、「駒畠線」では、26 年度は 29.3 人、27 年度は 39.8 人、28 年度は 47.4 人、「古舞線」では、26 年度は 66.3 人、27 年度は 32.3 人と減少しましたが、28 年度は 65.8 人と2路線ともに増加しております。このように、コミバス、予約型乗り合いタクシーともに乗車人数が伸びておりますが、特にコミバスについては、さらに伸びる余地を残しているものと考えておりますので、バス会社との新たな協定がスタートする平成 30 年 10 月に向けて、利用者数が増加している先進自治体の取り組み内容を研究するなど、利便性がよく、誰もが乗りやすいコミバスを目指し、「幕別町地域公共交通確保対策協議会」において協議を進めてまいりたいと考えております。ご質問の3点目、「高齢者ドライバーへの安全運転の啓蒙及び民生委員、老人クラブなどとの連携について」であります。町では、幕別町生活安全推進協議会を中心に女性ドライバー友の会や幕別ロータリー会など各種団体と連携し、交通安全運動期間に街頭啓発を実施しているほか、幕別自動車学校の協力を得て冬道交通安全教室を行うなど、高齢者に限らず全ての運転者に対し、安全運転の啓蒙活動を行っております。また、民生委員の皆さんには、日ごろから地域の高齢者に対する見守りや相談、支援活動を通じて、健康や運転に対する身体能力に不安を感じている方については、幕別町地域包括支援センターに連絡をしていただき、高齢者が必要とする支援につなげているところであります。さらには、各地域の老人クラブ、地域サロンでの出前講座や幕別町老人クラブ連合会主催の交通安全大会での交通安全講話において、高齢者が関係する事故の原因や状況について説明しているほか、夜光反射材つきのグッズを配布し、高齢者の交通安全に対する意識の向上を図っております。なお、高齢者の運転に関するさまざまな課題については、本人の運転に対する身体能力の正しい自覚や周囲の人の理解のほか、地域の関係者が連携して取り組むことが重要であり、今後も関係機関との情報共有を図るとともに、積極的に老人クラブ、しらかば大学等の高齢者の集まる機会を活用し、交通事故防止の啓発や運転に不安のある方には、運転免許証の自主返納の手続について周知を行ってまいります。次に、「通学路の安全対策について」についてであります。ご質問は、町と教育委員会にわたるものでありますが、私からはご質問の3点目につきまして答弁させていただきます。平成 24 年以降、全国で登下校中の児童生徒が死傷する交通事故が相次いで発生したことにより、文部科学省、国土交通省及び警察庁の3省庁が連携し、通学路における交通安全の一層の確保を目的とした関係機関合同による緊急合同点検を実施するよう、24 年5月に全国の自治体に要請があったところであります。このことから、教育委員会において、平成 24 年7月に各小学校の通学路について、道路管理者や警察、町関係部局等が連携して、緊急合同点検を実施するとともに、昨年3月には、通学路の安全確保に向けた取り組みを行うため、各関係機関が一体となった「幕別町通学路安全推進会議」を設置し、通学路における交通安全の確保の取り組みを、効果的に推進するための基本方針である「幕別町通学路交通安全プログラム」を策定したところであります。ご質問の3点目、「自転車と歩行者が安全に運行できる環境整備のあり方について」であります。現在、幕別町が管理する町道は 1,024 路線、延長約 880 キロメートルに及び、そのうち歩道は 172路線、68 キロメートルの区間に設置されております。通学路としては 69 路線、95 キロメートルが指定されており、約 44 キロメートルの区間に歩道が設置されております。自転車と歩行者が安全に通行できる環境整備としては、車道や歩道と自転車道をそれぞれ物理的に分離することが有効な対策と言えます。しかしながら、実際の整備に当たっては、自動車交通量のほか、歩行者や自転車の交通量、幹線道路や生活道路など対象とする道路の種類、沿道の住宅や公共施設等の立地状況や地形、さらには気象条件等さまざまな条件を考慮する必要があるとともに、多額の整備費用を要するなど、多くの困難な課題があります。歩道が設けられていない道路の歩行者の通行は、道路交通法により区画線で標示された路側帯を通行することとされており、安全確保に当たっては、区画線などによる車道と路側帯の区分の明確化や自動車の速度抑制対策のほか、街路樹等路上施設の適正な管理や冬期における迅速な除雪など、道路の維持管理においても、安全に通行できる環境を維持することが必要と考えております。道路交通法により、軽車両に分類される自転車の通行に関しては、車道の左側端を通行することを原則として規定されておりますが、高齢者や児童、幼児等については、歩道を徐行して通行できる例外規定が設けられております。また、道路の左側に設けられた路側帯の通行も、歩行者の安全を妨げないように通行することが認められておりますことから、区画線による車道と路側帯の区分の明確化や自動車の速度抑制対策などの環境整備に取り組んでいるほか、学校における自転車の安全教育の実施や指導の充実を図っているところであります。今後においても、関係機関と連携を図りながら、通学路における安全な歩行者、自転車の通行空間の確保に努めてまいります。以上で、藤谷議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。
答弁 教育長 田村修一(教育長は2018年3月まで)
藤谷議員のご質問にお答えいたします。ご質問の1点目、「通学路交通安全プログラムで明らかになった危険箇所の改善状況と冬期間の通学路点検について」であります。初めに、危険箇所の改善状況についてでありますが、平成 28 年3月に策定した「幕別町通学路交通安全プログラム」において、24 年7月に道路管理者や警察、教育関係者等で実施した緊急合同点検の結果、要対策箇所として指定された 15 カ所のうち、14 カ所の対策が行われたことを確認するとともに、新たに3カ所の要対策箇所を盛り込んだところであります。現在、未対策となっております4カ所の要対策箇所について、本年度におきましては、札内北小学校の通学路である町道札内2線に、新たに歩道を整備する予定となっておりますが、残る明倫小学校と札内南小学校、白人小学校の通学路3カ所の要対策箇所につきましては、いずれも北海道が管理や整備を行う道路でありますことから、それぞれ道路管理者や関係機関と連携し、事業化へ向け協議を進めているところであります。なお、改善対策までの間につきましては、各学校において、児童に対する交通安全教室など定期的な指導を実施し、児童の安全確保を図ってまいります。次に、冬期間の通学路の点検についてでありますが、児童が安全に通学できるよう、道路管理者による道路パトロールや交通安全指導員及び各学校による通学路点検などを、関係機関と連携して行っているところであり、交差点や横断歩道付近の見通しの悪い箇所の排雪や拡幅除雪など、安全な通学路の確保と児童生徒に対する交通安全指導に努めているところであります。ご質問の2点目、「自転車通学の現状と自転車利用者に対する交通安全教育について」であります。初めに、通学路における自転車通学の現状についてでありますが、小学校で自転車通学をしているのは、全児童数 1,436 人のうち 65 人で、中学校で自転車通学をしているのは、全生徒数 794 人のうち508 人であり、各学校において、学年や自宅からの距離などに応じ、自転車通学の許可をしているところであります。次に、自転車利用者に対する交通安全教育についてでありますが、各学校において、PTA や地域と連携し、児童生徒に対する交通安全教室や街頭指導をはじめ、通学路の危険箇所のマップ作成のほか、正しく安全な自転車の乗り方など、児童生徒の発達段階に応じた定期的な指導を実施し、通学路をはじめ、道路を安全に通行するための交通安全意識の向上に取り組んでいるところであります。以上で、藤谷議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。
再質問 13番 藤谷謹至
それでは、再質問をさせていただきます。幕別町の高齢者ドライバーの現状の認識というところで、本町においては 65 歳以上の保有者数が5,279 人というところの数字がわかったところでございますけれども、ちなみに 70 歳以上を私が調べたところによりますと、男性 2,021 名、女性が 1,153 名、合わせて 3,174 名、75 歳以上の男性が 1,230名、女性が 542 名、合わせて 1,772 名ということでございました。やはりこれは町長答弁にございましたように、年々増加する一方の現状でございます。この質問をするに当たって、自主返納と安全運転と異なる、相反することで、難しい部分があったのですけれども、あえて質問させていただきました。まず、現状はわかりました。それで、その中の自主返納事業というところで、本町が事業を行ってございますけれども、「まくバス」、「さつバス」を利用できる方だけのこれは事業でございまして、コミュニティバスの半額助成、1年間というところでございます。免許返納、自主返納者あるいは高齢者におかれては、免許を再更新しないという方も中には含まれている方もございますことから、町として、全町的な免許自主返納事業は考えられないのか、お伺いいたします。
答弁 町長 飯田晴義
最近の事例で言うと、アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故、これは死亡事故も発生しているわけでありまして、かつてから比べると、やはり高齢になっても自動車が放せなくて、免許が返上できなくて乗らざるを得ない方がかなり出てきているのだろうな、その結果として、やはりそういう事故に結びついているのだろうなと、そういう認識を持っているわけでありまして、これはどこの段階でということはまだ申し上げられませんけれども、一つの課題であると。いかに高齢者の交通安全対策をしていくか、そのための自主返納を促すかということは、一つ課題であるというふうに考えているところであります。
再質問 13番 藤谷謹至
各町、自治体でもいろいろな自主返納事業を行っているわけです。例えば私が言ったのは、やはり公共交通機関がないところの自主返納者に対しての、やはり公平性に欠けるのではないかというところでございまして、その辺はどのようにお考えか、お聞きしたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
コミバスの半額助成券については、どちらかというと、コミバスの利用促進の観点に重点が置かれたものというふうに認識しておりまして、自主返納を促す手法としては、これはやはり全町的に恩恵が及ぶような対策が必要であろうというふうに思っておりまして、他町村においてはさまざまな対策をやられていることも情報としてはわかっておりますので、そういったものを参考にしながら、対策の組み立てについてはしていかなければならないものというふうに考えております。
再質問 13番 藤谷謹至
町長のおっしゃるとおり、各自治体では、例えば雨竜町では自主返納者に対しまして、65 歳以上に対しまして商品券3万円交付、平成 28 年度 14 名。これは幕別町としては大きな財政負担もかなりあるかなと思うのですけれども、北竜町では町内において使用できる商品券 3,000 円。北広島市、JR バス、北海道中央バスが運行する生活バス路線のうち、北広島市内を走行する路線で使用できる2万円分の助成券。蘭越町では、運転免許経歴証明書、自主返納された方に警察、運転免許試験場で交付されるものでございますけれども、それの 1,000 円助成。喜茂別町でも、運転免許経歴証明書の手数料相当額、どのぐらいの手数料かと調べましたところ、およそ 1,000 円程度がほとんどであるようでございます。それで、蘭越町はその手数料相当額を支給と、さらに支給を受けた者に対して、上乗せで商品券 1,000 円というところがございます。町長が答弁されたように、幕別町は自主返納を促進させるための制度ではないというところの答弁ございましたけれども、各町村の自主返納制度をとっているところの資料がございましたけれども、本町では自主返納制度の事業のほうに丸がついてございましたので、改めて先ほど言われたように全町的な公平な自主返納制度をぜひ考えていただきたいと思います。2013 年施行されました、改正道路交通法では、認知症の検査が強化されるということで、3年に1度の免許更新の際に、75 歳以上の人は認知症機能検査で認知症のおそれがある第1分類と判定されますと、新たに医師の診断が義務づけられると。認知症と診断された場合は、免許取り消しまたは停止となります。停止は6カ月以内に回復の見込みがあると診断された場合のみでございます。この道交法の改正は、やはり認知症に対して厳しいものとなってきてございます。本町においては、交通安全事故死が 1,700 近く続いていたわけでございますけれども、残念ながら今月3日、相川の国道で帯広市の 66 歳の方がお亡くなりになりました。交通事故というのは、いつ起こるかわからない大変な察知しにくいものでございますけれども、やはり地域と連携していろいろな対策を講じていかなければと思ってございます。次に、地域の足としての公共交通の確保についてでございますけれども、これも町のコミバスの方策としては、いろいろな改良、点検、要望を聞きながら、平成 25 年 10 月から始めたコミュニティバスが、最初は余り乗車率もよくなくて、私が一般質問したときに、からで空気を乗せて走っているなどということを申し上げたこともございますけれども、だんだん利用が多くなってきていると。高齢者の自主返納とコミュニティバスというものは、やはり地域の公共交通として切り離せられないものですから、平成 30 年で1度更新がまたされるということでございますので、あと予約型乗り合いタクシーについても、やはり今後需要がさらに伸びると私も認識してございます。利用者の利便性について、町としていろいろアンケート等とっていただいて、さらに使い勝手のいいものにしてほしいと思います。この公共交通のところでは、やはり1点どうしても話をしなくてはならないのは、忠類地区の公共交通のあり方でございます。現在は、スクールバスの便乗、それと外出支援サービスの拡大使用というところで、忠類の公共交通の足を担ってございますけれども、今後の忠類地区の公共交通について、どのようにお考えになっているのか、お尋ねします。
答弁 町長 飯田晴義
忠類地域におけます公共交通の確保、これは必要であることは認識しておりますけれども、やはりそこは、利用者がどのぐらいいるのか、どれだけの投資効果があるのかということも当然考えなければならないわけでありまして、今、議員がおっしゃいましたスクールバスの便乗であったり外出支援サービス、そこの利用状況も含めて、どういった需要があるのかということを踏まえた中で、組み立てを考えなければならない、組み立てられるのかどうなのかということも含めて考えなければならないというふうに思っております。
再質問 13番 藤谷謹至
やはり人口が 1,800 人、忠類と同じぐらいの大きさの地域で、ライドシェアということで、相乗りというところが各地域から出てきております。中頓別町でございますけれども、そういう相乗り事業、これは実証実験の段階だと思うのですけれども、地方版総合戦略に基づく取り組みを先駆的に加速的に展開する財源として、国の地方創生加速化交付金と地方創生推進交付金を活用した事業が行われてございますけれども、このライドシェアについて、どのような認識を持っているかお尋ねします。
答弁 町長 飯田晴義
大変申しわけありませんけれども、今始めて聞きましたので、認識の申し述べようがありませんけれども、それぞれの町においていろいろな特性ある中で、特性というのは人口密度がどうであるとか、集落がどうであるとか、そういうものを踏まえた中での公共交通の確保をしているということでありますので、人口規模の話も同じだから同じにはなると思っておりませんけれども、今、言われた中頓別の例なども勉強させていただきたいなというふうに思います。
再質問 13番 藤谷謹至
ぜひ検討していただきたいと思います。次に、高齢者ドライバーの安全運転の啓蒙及び民生委員、老人クラブとの連携でございますけれども、本町では各方面、幕別町生活安全推進協議会を中心に連携を行っているというところでございます。先ほど申し上げたように、自主返納と高齢者ドライバーの安全運転というのは、相反するところがありますけれども、やはり高齢者が増えてきているのですけれども、寿命も伸びてきていると。運動機能も確かに高齢者は落ちてきているのですけれども、昔と比べたらかなり達者になっているという感じがします。それで、やはり問題は認知症でありますけれども、安全運転の訓練と、本町には幕別自動車学校がございますけれども、先日テレビで、広尾町で安全運転シミュレーターを利用した講習等、報道されてございました。高齢者のシミュレーターを使った安全運転の練習というのは、非常に効果があるという検証も出てございます。これはぜひ町として、警察と連携しながらやっていただきたいと思うのですけれども、幕別町、本町、自動車学校ございますことから、その辺は再質問ございませんけれども、そういうことも含めて検討していただきたい。それと、安全運転の啓蒙でございますけれども、各方面で連携していると。ただし、中札内あたりでは、広報を通じて高齢者運転の特集を組んでございます。平成 29 年の5月1日以降でございますけれども、これには、高齢者の運転のアンケート、高齢者自身が運転するとき、どのようなことで注意しているとか、そのようなことを4ページにわたって特集してございます。その中で、75 歳以上の道交法の改正の説明、認知症になったら、先ほど言ったように運転免許の免許停止等厳しい罰則になったよということを、具体的にわかりやすく説明してございますし、その中で、85 歳の高齢者運転手について記事が載ってございまして、安全運転を心がけて乗れる間は乗らせてほしいと。85 歳で、実は今度、運転免許を更新するときには返納しようと思っていたのだけれども、子供たちに衝突回避ブレーキがついた自動車がありますよと。おじいちゃん、それ買ったらどうなのということで、自動ブレーキ性能がついた車を購入して、帯広等へ行っているようでございます。ただ、雨のときとか、あと夜間、これは運転を控えるよう注意を払っていると。やはり高齢者の運転に対するあれは、ブレーキの操作、これは車によって回避されるわけですけれども、後方確認等、そういうところも注意しているというふうな記事が載ってございました。ぜひこれ広報で取り上げて、町全体で周知していただきたいと思うのですけれども、いかがですか。
答弁 町長 飯田晴義
周知の方法については、広報がいいのか、あるいはしらかば大学、あるいは老人クラブのような人々が集まるような機会も活用してやる方法もありますので、なるべく多くの方に知ってもらう手法について取り入れてまいりたいというふうに思います。
再質問 13番 藤谷謹至
次に、通学路の安全対策でございますけれども、1点、幕別町通学路交通安全プログラムの中に掲載されてございました、合同点検を3年に1遍というところで行うと。町内の小学校において、それぞれ3年に1回合同点検を実施します。実施時期は積雪時の危険箇所の把握が必要なことから、夏期と冬期、交互に行いますというふうになってございますけれども、これがちょっとわからなかったのですけれども、夏と冬がセットで1年の点検なのか、夏行ったら3年後に冬をやるのか、その辺がちょっとわからなかったので、答弁お願いします。
答弁 教育部長 岡田直之(教育部長は2019年3月まで)
合同点検の実施時期でありますけれども、3年に1回、夏期と冬期を交互に行いますので、冬期に関しましては6年に1回ということになってございます。以上です。
再質問 13番 藤谷謹至
この通学路安全プログラム、PDCA でしたっけ、合同点検によって、あとは毎年点検するということであるから、そんなにやる必要はないかなとは自分自身思うのですけれども、ただ昨年夏にやって、やはり私は冬期間のほうが重要だと思うのですよね。ぜひこれ夏冬セットで3年行う。他の事例を見ますと、毎年合同点検を行っている自治体もあるようでございます。冬見えなかったものが夏見える、夏、危険箇所とわからなかったものが冬わかるということもございますので、ぜひその辺の合同点検の実施時期をちょっと考えていただいたほうがいいのではと思うのですけれども、答弁をお願いします。
答弁 教育長 田村修一(教育長は2018年3月まで)
ただいま申し上げました合同点検、夏冬確かに実質6年に1度ずつということになってしまいます。これ、もともと道路の交通量だとか危険性というのは、新たに道路が新設されたり、切りかえて改良されるとか、あるいは住宅団地だとか商業施設が新たに建設されない限り、そんなに劇的に変化しないだろうという予想のもとと、もう一つは道路の改良や何かは、例えば道道だと道に要望して事業化になるまで最低二、三年かかるというようなこと、さらには音更町の近隣町村の状況、大体3年に1遍ずつ点検していたというような状況で、当初こういう3年に1遍、さらに夏冬交互ということでございました。藤谷議員おっしゃられるように、特に北海道の場合、冬は特に危険性が高いと。ですから、3年に1回交互、6年に1度ということではなくて、3年に1度なら3年に1度と、さらにはもう少し短くして2年に1度、夏も冬も点検するというようなことを考えていきたいと思います。
再質問 13番 藤谷謹至
次に、通学路における自転車通学の現状ということで、小学生は人数が少なかったのですけれども、中学生がやはり多いなという認識を持ちました。これも自転車の質問をしたのは、やはり平成 27 年6月に道交法が改正されまして、自転車におけるルールが厳しくなった部分がございます。違反行為を3年間のうち2回以上摘発された自転車利用者は、指定された期間に安全講習を受ける義務が発生すると。その対象が 14 歳以上でありますことから、中学生も含む格好になります。また、その違反対象が 14 件ございますけれども、スマホのながら禁止、この辺はやっぱり中学生の可能性が出てくると思います。傘さし運転禁止、イヤホン・ヘッドホン禁止、自転車の2台並走禁止と。これまだ平成 27 年からですので、摘発されたということは、本町ではないと思うのですけれども、警察が本腰、本腰というか、警察でなくても我々が見た段階でも、あっというところが多分出てくる可能性もございます。私も、14 点変更になった、厳しくなったなというところで始めて認識したわけなのですけれども、自転車に乗って犬の散歩禁止というところで、これは注意しないとなと。そこで、自転車通学において聞きたいのは、児童によるヘルメット着用の現状についてお聞きしたいと思います。
答弁 学校教育課長 髙橋修二(学校教育課長は2018年3月まで)
ヘルメットの着用の関係でございます。これにつきましては、ヘルメットについては、小学校では基本的にヘルメットを着用して自転車に乗ってくださいということで決めてございます。また、道交法上でも児童、幼児については、自転車に乗車するときは保護者においてもヘルメット着用の努力義務があるという点からも、小学校においてはヘルメットの着用をお願いしています。あと、中学生につきましては、ルール上はヘルメット着用というところまでは明記しているものはないのですけれども、各学校においては街頭指導であったり、通常の交通安全教室等の中では、着用するような指導をしているところでございます。
再質問 13番 藤谷謹至
ぜひ、この自転車通学に関しては、特にやはり小学生では春先、青空教室をやったりということが見受けられるのですけれども、中学生がこのように人数が多くなる実態がわかりますと、やはり中学校の安全教育というのが非常に重要になってくるというふうに考えますので、ぜひ中学校の安全対策について検討していただきたいと思います。あと、最後の自転車の環境整備につきまして、帯広市では自転車と歩行者が安全に通行できるように、国道 38 号線を行くと皆さんおわかりだと思うのですけれども、38 号線柏葉高校の前、色が歩道に分かれて、完全に自転車と歩行者が分かれて通行することが可能なような状況をつくっております。これ、平成 24 年から多分進めている事業でございますけれども、本町において飯田町長がサイクリングロードでしたっけ、自転車乗って新聞に取り上げられた部分がございますけれども、本町として自転車と歩行者が安全に通行できる環境づくりについて、町長のお考えを聞かせていただきたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
帯広の国道 38 号の大通りから東の方の歩道橋ぐらいの間でしょうか、確かに今おっしゃられたような、歩行者と自転車の通行が歩道上で明確に分かれている、そんな整備がされたわけなのでありますけれども、確かに道路敷がたくさん余裕があって、お金もふんだんにあれば、ああいうことも可能なのかな、あれが一番安全なのだろうなというふうに思いますけれども、いかんせんそういうところはなかなかありませんし、お金ももちろんありませんので、やはりお金のない中でやれるとするならば、歩道もつくるのはかなりお金がかかるので、歩道がないところの通学路については、路側帯をしっかり引いて、そこで歩行者と自転車を分けて走りなさいよと、そういったことの指導を強化してまいりたいというふうに思っているところであります。
再質問 13番 藤谷謹至
帯広市は国交省の自転車ネットワーク計画、これを平成 24 年から進めて、大きなこれ投資なのですよね。実際的にやっているところで、人口1万 8,000 人ぐらいの町でもやっているところがございましたけれども、やはり町長言ったように多額の経費がかかる部分がございます。しかし、国としては、自転車と健康と環境とを考えると、自転車ネットワーク計画、これ推進していこうという考えを持っているところでございますので、補助金関係ですね、国のプラットホームづくりが大変必要だとは思いますけれども、町としてもいろいろ研究していただいきたいと思います。あと、子供たちの交通安全につきまして、やはり命を守るというところで、ある程度スローガンを掲げて地域で、地域住民あるいは自動車運転者、そこで幕別町では子供の命を守るのだというスローガンを打ち立てて、交通安全に努めていただきたいと思います。以上で終わります。