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幕別町議会 平成24年第3回定例会 2012年9月12日

行政改革の推進について

2012年9月12日、幕別町議会の一般質問で、芳滝仁議員が「行政改革の推進について」質問し、町長 岡田和夫、総務課長 菅野勇次、総務部長 増子一馬が答弁しました。

質問者
芳滝仁 議員
答弁者
町長 岡田和夫、総務課長 菅野勇次、総務部長 増子一馬

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 芳滝仁

通告に基づきまして、行政改革の推進についてお伺いいたします。行政改革は、町が最大限効率的な行財政運営を行い、住民サービスの向上を実現するために重要な行政の一つの柱であります。幕別町は、行政改革大綱(第3次)推進計画について、平成 23 年度より後期5カ年計画を策定し、このほかにも集中改革プランの策定など、行政改革の推進に取り組んでいます。地方自治体を取り巻く環境は、今後より一層厳しさを増すものと思われますことから、さらなる行政改革の推進の必要性を考え、幾つかの項目についてお伺いいたします。1、事務事業の整理合理化について。文書管理事務の徹底と危機管理の徹底。2、民間活力の導入について。新たな公共空間の創設及び行政のスリム化について。3、職員の意識改革と人材育成について。人事評価制度の導入。4、健全な財政運営の確保について。事務事業評価制度の検討。5、受益と負担の公平確保について。使用料・負担金等受益者負担の見直し。公共施設使用料減免の見直し(基本的廃止)。以上であります。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

芳滝議員のご質問にお答えいたします。「行政改革の推進について」であります。本町の行政改革につきましては、昭和 62 年度に第1次行政改革大綱を策定し、各種事務事業の見直し等に取り組んできたところでありますが、その後、第2次大綱を平成8年度から、そして第3次大綱を平成 18 年度からスタートさせ、現在に至っております。第3次行政改革大綱の中では、厳しい行財政環境を踏まえ、簡素で効率的な行政運営と行政サービスの向上を目指し、住みよい活力あるまちづくりを進めるために、「効率的行政運営システムの確立」「自立型組織への転換と組織の再編」「住民との協働による行政運営の実現」及び「自立可能な財政構造の構築」の四つの推進事項を柱として取り組んできたところであります。具体的な推進項目については、平成 18 年度から平成 22 年度までの5年間の前期推進計画を策定し、取り組みを進めてまいりましたが、平成 23 年度からは必要な検証・見直しを行った上で、後期推進計画に移行したところであります。ご質問の1点目、「事務事業の整理合理化について」であります。初めに、「文書管理事務の徹底について」でありますが、この項目は事務事業の複雑化・多様化に伴い増加する文書の管理について、電子ファイルを含めた文書管理事務の見直しを行い、今後の効率的な文書管理を図ろうとするものであります。文書管理につきましては、庁舎の建設移転にかかわる事項でもありますので、現在、そのあり方や工夫・改善についての検討に着手したところであります。次に、「危機管理の徹底について」であります。この項目は、自然災害のみならず武力攻撃やサイバーテロなど、突発的に発生する危機に対応すべく危機管理体制の強化を図るものでありますが、「幕別町地域防災計画」における防災対応マニュアル以外にも、各種の危機に対するマニュアルを作成し、職員の意識の向上と危機管理体制の確立を図っていこうとするものであり、平成 25 年度以降の実施と位置づけております。ご質問の2点目、「民間活力の導入」の中の「新たな公共空間の創設及び行政のスリム化」についてであります。この項目は、前期推進計画の「各種業務の民間委託」と「指定管理者制度の導入及び公共施設の管理の検討」の二つの項目を統合し、新設したものでありますが、「新たな公共空間」とは、今まで直営管理であった公共施設が、業務委託や指定管理、民間移譲など、異なった管理形態によって運営していくことを表現しているものであります。民間活力を活用した管理形態のそれぞれの特性を検討し、より効果的かつ効率的な手法の導入を進め、行政のスリム化を図っていこうとするものであります。この項目については、従来より実施している内容でありますが、本年度は、その一環として、指定管理者制度導入に関する基本方針の見直しを実施しているところであります。ご質問の3点目、「職員の意識改革と人材育成」の中の「人事評価制度の導入」であります。人事評価制度につきましては、職員と組織が主要な施策などに関して、目標を定めて事務事業を実施していく過程の中で、職員間で十分なコミュニケーションを図りながら、その達成度等を評価するものでありますが、職員の資質と組織全体の能力向上を図ることを目的としているものであります。本町における人事評価制度導入に係る取り組みといたしましては、平成 21 年度に管理職を対象とした試行を実施したところでありますが、評価点数にばらつきがあるなど課題もありましたことから、平成 22 年度、平成 23 年度において、アンケート調査による課題の洗い出しや分析などを行ったところであります。本年度におきましては、それらを踏まえ、真に有効な制度となるよう制度設計を行い、平成 25 年度当初からの再度の試行に向けて、準備作業を進めてまいりたいと考えております。ご質問の4点目、「健全な財政運営の確保について」の中の「事務事業評価制度の検討」であります。事務事業評価につきましては、限られた行政資源の有効な配分や活用を図る観点から、個別の事務事業の必要性や効果、効率性を評価することによって、具体的な改善、見直し等を行うために必要な情報を提供することなどを目的としたものであります。事務事業評価制度の活用により、予算・決算との連動がなされ、それぞれ作成していた資料を評価資料で統一することができ、事務の省力化を図ることができるものと考えております。また、住民に対しても、事務事業の目的をわかりやすく示すことができ、事業の成果や要したコストを示すことで透明性が高い行財政運営を行うことできるものと考えており、計画期間内の早い段階で具体的な検討作業に入りたいと考えております。ご質問の5点目、「受益と負担の公平確保について」であります。初めに、「使用料・負担金等受益者負担の見直し」については、前期推進計画において、水道料金や下水道料金、へき地保育所保育料など一部について実施済みでありますが、全体的な見直しや減免基準の見直しが未達成であったため、後期推進計画においても継続して、検討を行っていこうというものであります。また、「公共施設使用料減免の見直し」についても同様で、町民負担の公平性を確保する観点から、減免基準の見直しを行うものであります。いずれも平成 27 年度の実施に向けて、今後、庁舎内部に検討組織を設置し、継続的に検討してまいりたいと考えております。行政改革は、スリムで効率的な行政システムの構築のみならず、住民の視点に立った開かれた行財政運営や時代に即応した行政の確立のために、常に取り組まなければならない重大な責務と認識いたしており、今後におきましても、さらなる推進に意を注いでまいりたいと考えております。以上で、芳滝議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 11番 芳滝仁

再質問させていただきます。前回は、行革につきましては、ちょうど2年前にお伺いをしておりまして、そのときは前期の進捗状況につきましてお伺いをしておりまして、重なっているところもあることであります。前回につきましては、先ほどご答弁にありました、効率的な行政運営システムの確立と四つの柱の推進事項についての進捗状況ということで質問をさせていただきましたが、今回は、前回は 42 の項目でありましたけれども、今回は 37 の項目になっておりますが、その中の急がれると私自身で思っておりますところの五つの具体的な項目についてお伺いをしたいということで、質問をさせていただきました。最初の事務事業の整理・合理化につきまして、文書管理事務の徹底ということでありまして、これは前回ものせられてありました。そのところでは、事務文書の効率かつ適正な管理、保存場所の確保、保存方法のスリム化というふうなことで内容が示されてあります。この間、職員にパソコン1台というような形で、非常にそういう形で進められてありますが、この進めてこられたその成果並びに、また具体的に話もあったともあるのですが、紙媒体をどれほどそれが尐なくなっていくことができたのか。そして、その保存の方法がどのような形でされているのかということをお伺いします。

答弁 総務課長 菅野勇次(総務課長は2014年3月まで)

文書の管理事務の関係でございますけれども、文書保存の前期推進計画における成果ということでございますが、前期計画においても同様の趣旨の目標を掲げていたところでありまして、文書保存につきましては、通常の保存方法といたしましては紙媒体でファイリングをいたしまして、ファイルして保存しているということでございます。それに加えて、今おっしゃられましたように、パソコンの配備に伴いまして、電子化して保存をしている状況にもございます。どれほどの効果があるのかということについては、ちょっとわかりかねる部分でございますので、お答えはできないのですけれども、あと紙媒体がどれぐらい、紙がどれぐらい減ったかというようなご質問かと思いますけれども、それについては残念ながら、今、手元に資料は用意してございませんけれども、紙の購入量でいきますと、昨今の事務量の増などに伴いまして、残念ながら紙の使用量と言いますか、購入量は年々、若干ふえているような状況にございます。以上であります。

再質問 11番 芳滝仁

新庁舎を建てられるというふうな中で、やはりこの文書管理事務の徹底と申しますか、電子化と申しますか、そういうことが大変大きな課題になっておるのだろうと思います。有意、そのことに取り組まれて進められていらっしゃると思うのでありますけれども、多くの文書電子管理システム、いわゆる EDMS というふうな形で導入をされまして、配置、ファイリング、検索、セキュリティ、災害対策、維持、保存、配布、作成、認可、認証までですね、そういう管理システムでされるというふうなことで採用されていらっしゃるところもあるようであります。いろんな方法が今はあろうかと思うのでありますけれども、できるだけ本当にセキュリティも大事でありますけれども、効率的に事務がされますように新庁舎に向けて、その取り組みを早めていかなければならないと思うのでありますが、例えば保存文書の電子化ということも私は課題になるのではなかろうかと思っております。そういうことも含めて、急ぐべきだということを思っておりますが、どうでしょうか。

答弁 総務部長 増子一馬(総務部長は2012年9月まで)

今、確かに芳滝議員おっしゃられますように、新庁舎建設に向けての作業が今進められております。今、現在、庁舎内で検討していますのはファイリングシステムということですけれども、いかに今ある書類、これをどうファイリングして電子化していって、どういう管理体制がいいのかというようなことも研究をしている最中でございます。役所の書類というのは永久保存あるいは 10 年間だけ、あるいは5年間、保存年限が決まっておりまして、保存年限が3年とか5年とか決まっているものはその都度、入れかえをしていくというようなことになるのですが、永久保存の書類については、これは年々ふえるだけであります。今、現状といたしましては、役場のここの庁舎の地下に書庫がございます。そこに入れてあるもの、あるいは旧商工会館、そこに保存しているもの、あるいは下水道の処理場の一部に保存しているもの等々、かなり分散もしながら、永久保存関係の書類を整理をしているわけでありますけれども、今後、新しい庁舎に向けてのこともありますけれども、今ある書類あるいは永久保存の書類をどう電子化して、よりコンパクトにして効率的に探し出せるかというようなことも含めて、どういう管理体制がいいのか、これについて今ファイリングシステムという制度の中で研究していこうという段取りになって おります。以上です。

再質問 11番 芳滝仁

また、後で触れますけれども、今、その重要なそういう資料につきましてのバックアップ体制ということが言われております。そういう意味でやはりそういう電子化ということがやはり急がれていかなければならないのではないかというふうなこととして、大きな課題として早急に取り組んでいただければと思うことであります。危機管理の徹底ということで、これは 25 年度よりということで行革の方で示されてあります。今回、項目として新しく出されました項目でありまして、これはご答弁にありますように、平成 16年に国民保護法が出されまして、北海道でも北海道国民保護計画というのが出されまして、我が町では 23 年5月に幕別町国民保護計画というのが出されております。そのことも含めて、その危機管理の徹底ということを挙げられていらっしゃるのだろうと思います。非常に重要なことではなかろうかと思います。先ほど、防災計画の話にもありましたけれども、いわゆる災害における危機管理も含めて、これを徹底をしていくと。一つは、この所管が恐らく国民保護法のほうが総務が担当だと思うのですね。あと防災計画は民生部だと思いますね。その辺の関連と申しますか、恐らく関連はしていくのだろうと思うのでありますが、その辺、これからの作業としまして、どのような関連づけをして対応していくというふうな形で、これも課題だと思うのでありますが、何かその方向性がありましたら、教えていただければと思います。

答弁 総務部長 増子一馬(総務部長は2012年9月まで)

芳滝議員おっしゃられる国民保護法の関係におきましては、今、所管部局は総務課であります。これは有事の際の体制をどうするのかというようなことでの計画づくりをしたものでありますが、民生部で所管しているのはいわゆる自然災害との関係の危機管理の部分であります。庁舎の役場組織の機構の中でも、この両方の危機管理に対してどういう連携あるいはつながりを持ちながら体制をとるのがいいのかということがいろいろ論議をされまして、庁舎の組織の今の目標と言いましょうか、あるべき姿としては、やはり自然災害も、それから有事の際の対応も一緒にあって動く方が効率的だろうというようなこともありまして、組織の中では将来的には総務部に一本化するほうがいいのかなというようなことが、今出ておりまして、そういうための組織には、ではどういった事務分掌をもって職員の配置もどの程度が必要でというようなことは、これから具体的に詰めていく段階でありまして、平成 27 年度ぐらいまでにはその辺の整理をつけられればなというふうに考えております。

再質問 11番 芳滝仁

国民保護法、この幕別町の計画も、余り町民周知と申しますか、なかなかされていない状況だと思います。ある意味では、自然災害だけではないのだよと。いろんなことがあるかわからないというふうな危機管理について、これから町民周知のほうも何らかの方法でとっていただきたいと。これからでありますから、そういうことも申し上げておきたいと思います。あと危機管理の件で、防災計画もまた増田議員もされますけれども、1点だけ私のほうで、それにかかわりまして、危機管理についてご質問させていただきたいのでありますが、この8月 14 日に政府が防災計画の修正案というのが出されたそうでありまして、新聞紙上で発表になりました。これで防災計画の見直しというところで、いろんな面でのバックアップ体制ということが、今、非常に大事なことだというふうな認識のもとに危機管理をせよと、そういう方針が出された。これは各自治体にそういう通達をしていくというふうな形で書かれてありました。壊滅的な被害を踏まえつつのバックアップ体制でありまして、それは庁舎も、先ほど言いましたデータですね、住民基本台帳だとか、税務のそれこそ資料だとか、そういう重要な資料だとか、あと人員もそうだと。一つのところでまとまっておって、壊滅的になったときに、今度、バックアップできないというふうなことになる。今、被災地のところでは高台のほうに庁舎を、要するに建てていけというふうな方針も出されたようでありますけれども、このことにつきましては、いわゆる OB の方々の、いわゆる人員の協力を求めるだとかというようなことも内容に触れられていたと。このことに関しまして、これから危機管理を徹底をしていく中で、やはりこういうことも、これからの将来につきまして、いわゆる町の危機管理のあり方として重要な考え方ではないのかと、こう私は踏まえるところでありますが、伺いたいと思います。

答弁 総務課長 菅野勇次(総務課長は2014年3月まで)

今、お話がありました件につきましては、役場の機能、業務として、役場の業務の継続に関するお話かなというふうに思いますけれども、役場、そういう大きな災害あった場合に、実際問題として、役場の業務を継続して行っていくために、そういった役場業務の継続、業務継続計画というものを策定するようなこともございますので、そういったことも含めて、この危機管理体制の充実の中で検討してまいりたいというふうに思っております。

再質問 11番 芳滝仁

新聞にありますように、その業務の継続がそうなのでありますけれども、具体的には首長や幹部職員の職務代理を事前に指名するほか、高台などに庁舎の代替施設を確保するよう検討を促したというようなことが書かれてあります。自治体が管理している住民基本台帳や税務資料などの重要情報のバックアップも進めるように求めた。同時に連続して二つ以上の災害が発生し、災害応急対策が困難になるという事実を定義したときには、多くの人員を派遣し、後の災害の対応がおくれることを回避するために適切な人員配置や外部への支援要請などを盛り込んだ計画を策定するよう、この会議で国や自治体に要請をしたと、こうなっております。だから、具体的に、いわゆる施設であるだとか、あとデータであるだとか、あと人員であるだとか、というようなことが盛り込まれて発表されてあります。このことも、ある意味では、これからの庁舎を含めたまちづくりにかかわってくることになろうかと、こう思うわけであります。その辺のことにつきまして、これから 27 年に向けてというふうなことでご答弁がありましたので、このことも申し添えさせていただきたいと。大切に、重要なことだと、こう考えるところでありますので、以後、またお伺いするところがありましたら、お伺いをしていきたいと思うことであります。次に、民間活力の導入につきましてであります。これはご答弁にありましたように、表現が尐し変わってきております。新たな公共空間の創設及び行政のスリム化。この公共空間の創設ということが新しい言葉として出されております。恐らくこのところには、最後のところの指定管理についての方針の見直しというふうなことがご答弁にありましたが、そういうことも中に含めた形で、公共空間という、その言葉をお使いになっていらっしゃるのか、ちょっとお伺いしたい。

答弁 総務部長 増子一馬(総務部長は2012年9月まで)

町長の答弁にもありましたが、新たな公共空間というのは、今まで直営で管理していた公共施設を業務委託あるいは指定管理あるいは民間に移譲して運営をしていただくといったような、こういった概念でありまして、地方自治法の改正によって大きく動いたのは平成 15 年以降、指定管理ですけれども、そういう法律の趣旨あるいは現行の日本の今、公共施設の管理の制度、これらも各施設ごとに我々も点検をしながら、どういった形がいいのかということを考えていこうと、こういうことであります。

再質問 11番 芳滝仁

指定管理を含めた形で、行政と民間がともにそこで協力をし、取り組んでいくというふうな意味で、公共空間というふうにお使いなさっていらしたのだろうと、こう私は踏まえさせていただいたところであります。今、ご答弁にありましたように、国では指定管理につきましては平成 15 年、幕別町では平成 19 年6月にその基本方針を出されてありまして、今回、それが見直されるということであります。その方針の中に、公共分野における民間のサービス提供能力の向上、拡大を踏まえ、多様化する住民ニーズに効果的、効率的に対応していくためには、民間事業者の優れた経営ノウハウを活用することが極めて有効であることから、この制度の活用により、適正な管理を確保しつつ、一層の住民サービスの向上を進めるものでありますという概要を示してございます。今回、この計画に基づきまして、我が町では 100 年記念ホール、アルコ、そして青葉保育所、具体的に指定管理が導入をされております。私は、それぞれいろいろな課題があるのだろうと思いますけれども、今、うたわれました、いわゆるその方向性、その方針につきましては、そういう方向でこの三つの施設につきましては進められているのだろうと、高く評価をさせていただいております。それぞれにそれぞれの課題があって、いわゆる運営上、財政的に厳しいというふうなこともあるところもあるようでありますが、民間のノウハウ、そして前向きな取り組みで一生懸命頑張っていらっしゃるのだろうというふうに、こう私は評価をさせていただいております。今までの取り組みにつきましての、いわゆるその評価につきまして、どのような評価をしていらっしゃるか、お伺いしたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

今、ご質問の指定管理についての評価手法については、実はこの後、中橋議員さんの質問の中にも同様なことが出てくるものですから、もしご理解いただけるのであれば、そちらのほうへ回していただければと思いますので、お願いいたしたいと思います。

再質問 11番 芳滝仁

基本方針の見直しをされると。どういう観点でそれをされているのかということも、後で出てきますか。わかりました。では、それは後ということでさせていただきます。私はできるだけ、その民間の協力をいただくところは協力をいただいて、そして町の責任のもとに適正にそれを運営していくということが基本的な進め方ではなかろうかいうふうに考えております。急ぐべきものとしましては保育所であったり、例えば総合こども園がなくなりましたからね、認定こども園といったふうな格好のこともあるでしょうし、前回、忠類の問題だとか、またスポーツ施設の問題だとかもお尋ねさせていただきましたが、できるだけできるところはやっぱり早急にその方向で取り組んでいくと。これから恐らく地方分権というふうな格好になりましたら、物すごく事務が多くなってきて、これは大変な時代を迎えていくのだろうと思います。そういうことを見越したときに、できるだけ民間の協力をいただきながら、そしてその行財政につきまして、適切なその管理のもとにまちづくりを進めていくという方向性をきちっとと出していく必要があるのではなかろうかと。そういうその踏まえをしないと、事務量はふえるわ、大変になってくる。お金はかかるわというふうなことに陥っていく必要、そういう方向になるのではなかろうかと危惧されるわけでありますが、そういう意味で行政のスリム化、そして民間と協力することによって民間が活性化されていく、民間に仕事ができる、これがふえる、大事なのですね、これが非常に大事なことであります。そういうことが、いわゆる公共空間の創設ということにつきましては、一番視野に置いていかなければならないことであろうかと思うことであります。そういうことも踏まえて、これから見直されるということでありますから、取り組んでいただきたいなと申し上げておきたいと思います。次に、職員の意識改革と人材育成につきまして、人事評価制度の導入、これも以前にお伺いをしたことがございます。これ、前回のご答弁では、やっぱり人材の育成だと、職員の育成だということが主眼だというふうな方向で、それは意を同じくするところでありまして、そのためにはやはりその職員の能力を伸ばして、本当に精いっぱいの仕事を町民のためにしていただくということにつきましては、そういう意味で評価制度の導入ということですね、必要なのだろうと私は思っております。この研修、決算事業にありましたけれども、いわゆる研修の中で、以前は人事評価制度というのは非常に多かったですね。20 年度は 131 名、21 年度 104 名、22 年度は 31 名で、23 年度はゼロでありますと、こう確認をさせていただくのでありますが、それちょっとわからなくて、23 年度ゼロというのはわからんで、一応、表にはそのようにあったのでありますが、その、いわゆる研修の成果がどのように生かされているのか、生かしていこうとしているのかということをまずお伺いしたいと思います。

答弁 総務部長 増子一馬(総務部長は2012年9月まで)

職員研修の成果というのでしょうかね、ということかなと思うのですが、今の行政改革の推進項目で、私どもがこういったことで職員研修を進めていきたいということで項目を並べておりますが、一つには勤務年数に応じた研修、これは比較的若い職員から中堅職員。それから専門研修、これは一定程度の専門職、税ですとか、保険業務ですとか、そういった専門的な研修をする、あるいは自主研修、職員みずからが自分で課題を見つけて、そしてその中身についての研修を行う。それからあとは民間研修、人事交流等々があるのですが、いずれにしてもこの研修というのは、行ってすぐ次の日に結果が出る、成果が出る、こういったことではないような性質かなというふうに思っております。ですから、それぞれがいろいろな研修を受けて、そして、その後、いろいろな意識を高めながら、またさらに別な研修を受ける中で、さらに職員としての意識、そして人材として育っていくというふうに思っておりますので、すぐその次の日に研修の結果が出るというようなことではないということを前提に、我々としては継続的にこれからも職員の研修を、今あるカリキュラム以外にも、また、新しいカリキュラムといいましょうか、それらもどういうものが必要なのか。こういった観点で、職員研修を今後も進めていきたいというふうに考えております。

再質問 11番 芳滝仁

再度の試行が平成 25 年度当初からというご答弁がありました。ぜひ、その研修、たくさんの方が、いわゆるこの評価制度につきまして研修を重ねていらっしゃるようでありますから、生かしていっていただきたいなと思うことであります。21 年度に管理職のその評価制度で試行されたということでありますが、それにつきましてはこれからまたアンケートをとられて、分析をしていくということでありますが、今のところで見えてきた課題なんかが、具体的に二、三ありましたら、お知らせいただければと思います。

答弁 総務課長 菅野勇次(総務課長は2014年3月まで)

課題ということでございますけれども、まず一つには町長の答弁にもございましたように、評価点数にばらつきがあるということがまず一つでございます。それと、一番最初に、組織の目標を設定するのですけれども、この目標設定の難易度にもばらつきがあると。ある課ではかなり困難な目標を設定しているようなところもあったり、あるところは比較的簡易な、安易なというか、比較的取り組みやすい目標を設定しているというような、その目標の難易度のばらつきもあるということでございます。それともう一点、事務がかなり煩雑になりまして、そういったものにとられる時間がかなりかかるような状況にございまして、通常業務に多尐こう支障を来すような場面もあるということで、そういったことも課題の一つではございます。以上です。

再質問 11番 芳滝仁

ご答弁にもありましたけれども、真に有効な制度になるよう、制度設計を行いたいと、こうご答弁をいただいております。私、これは一番大事なことなのだろうと思いますね。一度、試行もされて、いろいろな課題が上がってきたと。いろいろな自治体でも試行を繰り返されまして、その課題について研究をしながら、一定程度の、その町その町、その自治体における制度をつくって進めていらっしゃるところが多いようであります。基本的に評価というのは実績だとか、能力だとか、勤務態度だとか、いろいろなことがあるのでしょうけれども、難しいのはその公平性の確保だとか、あと行政の説明責任の確保だとか、単年度ではなくて長期にやるだとか、あと例えば職員の庁舎内の公募制度を活用していってというふうな形のものも踏まえていかなければ、能力をそろえていくということにはならないだろうと、そういうふうないろいろなその課題があるのだろうと思います。ばらつきがあったり、今、事務が煩雑で大変だったということにつきましては、やはり公正で客観的なルールを、我が町のルールをつくって、そしてそのところでそれに基づく評価をしていくというふうな体制を、まずつくっていくということが大事だと思うのでありますけれども、どうでしょうか。

答弁 総務部長 増子一馬(総務部長は2012年9月まで)

前段、総務課長からも、一度取り組みした中でいろいろ課題が見つかったということで、それをどう解消することが一番いいのかなというような研究はさせていただいております。さらに、今、管理職職員だけを対象にして一度試行を行いましたけれども、また、管理職職員を対象にしながら制度の内容について問題がないのかどうかという手法がいいのか、あるいは一般職員を含めたもので試行してみるのがいいのかというようなことも含め、他市町村の実例などももう尐し研究をさせていただいて、新たな試行に入っていきたいというふうに考えております。以上です。

再質問 11番 芳滝仁

結構、いろいろな自治体のを見させていただきましたら、全職員の評価についてしていらっしゃるというところがあります。そして、非常に簡潔な方法で、その全職員の評価のその制度をつくってされてらっしゃるというところもあるようでありますから、ぜひ、その研究をしていただいて、これは管理職さんだけでなくて、やっぱり全職員の評価ということが、これが大事になってくるわけでありますので、その方向を目指して取り組んでいただきたいなと申し上げておきたいと思います。次に、健全な財政運営の確保につきまして、事務事業評価制度の検討。これも新しく出てきました項目であります。これは PDCA サイクルというふうな格好でよく言われたり、計画、実行、評価、改善、これは一つ一つの事務事業につきまして評価をしていって、そして、その評価の結果、進めていくのか、改善をしていくのか、廃止をしていくのかというふうなことで、次の事業に対する予算の配分等にかかわっていって、町のその事務事業の活性化、また方向づけにつきまして、非常に大切な制度だと、私はこう踏まえさせていただきました。これからこの中身につきましては、検討をされていくのだろうと思うでありますが、基本的には庁舎内で自己評価をされていくのだと思うのでありますが、自治体によりましては、その客観的なそういう視点をということで、外部の有識者とか、あと町民を入れて、そういう評価体制をつくっていらっしゃるというふうなことも伺っているところであります。これから立ち上げていく方向なのでしょうけれども、その辺のその一つの方向性づけは、どのように踏まえていらっしゃるでしょうか。

答弁 総務部長 増子一馬(総務部長は2012年9月まで)

これも目標として、今、研究を始めたところであります。財政担当の職員には、ちょっと研修も行かせて中身の勉強もさせていただいております。あるいは管内町村におきましても、隣の池田町がこの事務事業評価については、予算・決算、これらをうまく整理されてきているものもあるかなというふうにもお見受けしております。ですから、こういったものも参考にしながら、今後、うちの町の財政規模からいって、どういった内容で整理をするのがいいのか。企画と財政部門とがうちは分かれておりますので、そこで事務事業の評価をする際の整合性と言いましょうか、これらも考えた中でどういった形がいいのか、これからちょっと研究させていただきたいと思っております。

再質問 11番 芳滝仁

これからのことでありますが、いわゆる事業の必要性だとか、有効性だとか、あと効率性だとか、基本的なその評価制度の内容があることであります。これは町の発展、いわゆるこれから本当に地方分権で、自分たちで選んでその事業を取り組んでいかないとならないという観点に立ったときには、私は非常に大事な評価制度であろうかと思います。これを懇切丁寧にやることによって、いわゆるその町民のニーズがきちんと受けとめられていき、また、社会の情勢に対応した一つの行政というのが進められていくのだろうというふうに踏まえるところであります。ぜひ、ひとつ力を入れて検証していただいて、取り組んでいただきたいなと思うことであります。最後に、受益と負担の公平確保につきましてであります。これは前回も尐し触れさせていただいておりますが、そのときも積算根拠などの調整だとか、利用者等の協議というふうなことを行って取り組んでいきたいというご答弁でありました。今回、27 年でしたか、その試案に入れていらっしゃる。集中改革プランの中では 22 年なのですね。その中ではもう効果額も書かれているのですね。そういう意味では、私も取り組みが非常におくれているのではないのかなというふうに思うのでありますが、その辺のことをお伺いしたいと思います。

答弁 総務部長 増子一馬(総務部長は2012年9月まで)

芳滝議員おっしゃられます計画は、公営企業、水道事業関係なんですけれども、これの健全化に向けた取り組みの中で、水道料の会計について、議会の皆さんにもお諮りをさせていただいたという経緯がございます。今、行革の計画にのせておりますのは、公営企業のみならず、一般会計サイドでもいろいろな施設の使用料等が定まっておりますが、これらについて使用料の減免の規定も含め、使用料の額もどういった形がいいのかということをさらにもんでいきたいと、こういう内容でございます。

再質問 11番 芳滝仁

集中改革プランが出されまして、22 年で一応終結ということでありまして、この後に、例えば水道料金の見直しなんか、例えば音更町なんかは終結をして見直していっているというようなことがあろうかと思います。幕別町はそのままなのですね、ということもあります。あと、それにかかわって全体の財政についての集中プランでありまして、そのところにはいわゆる公共施設の使用料も盛り込まれてあります。やはり全体としてそういう見直しをかけていくという方向で進められているのだと、私は踏まえさせていただいておりました。全体的におくれているのではないかというふうなその思いがあります。今ご答弁にありましたように、集中して取り組んでいかれるのでありますが、私は、その公共空間の創設、例えば指定管理の問題だとか、これはやはりいわゆる使用料の見直しがなくて、それをしないで入っていくことはできないと思うのです。一体化となって進めていくのでないと、これはまた難しい問題に、これは当然のことなのでありますけれども。だから、これから見直しをかけられて、そうして進められていくということでありますが、おくれればおくれるほど、やはり行政が進まないということがあろうかと思います。だから、この見直しは、その見直しなのですけれどもね、ほかの施策にかかわっていく、そのいわゆる見直し作業でありますから、ぜひおくれないで、早く取り組んでいただきたいということを申し上げまして、質問を終わらせていただきます。

出典:幕別町議会 平成24年第3回定例会 2012年9月12日 議事録 PDF(50ページ) 間違いを知らせる