みんなの議会

幕別町議会 平成23年第3回定例会 2011年9月13日

定住対策について

2011年9月13日、幕別町議会の一般質問で、藤谷謹至議員が「定住対策について」質問し、町長 岡田和夫、企画室参事 伊藤博明、副町長 高橋平明が答弁しました。

質問者
藤谷謹至 議員
答弁者
町長 岡田和夫、企画室参事 伊藤博明、副町長 高橋平明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 藤谷謹至

通告に従いまして、帯広・広尾高規格幹線自動車道忠類開通に備えた周辺整備と観光、定住対策について質問を行いたいと思います。高規格幹線道路帯広・広尾自動車道は芽室町の北海道横断自動車道から分岐して、帯広市や南十勝圏を経由して広尾町に至る全町約 80 キロの自動車専用道路で、1995 年に着工、2003 年3月に帯広ジャンクションから帯広川西インターチェンジ間 17 キロ、2006 年3月に帯広川西インターチェンジから幸福インターチェンジ 13 キロ間、2009 年 11 月 29 日に中札内インターチェンジまで開通しております。この高規格道路建設をめぐっては平成 14 年3月、旧忠類村議会は全会一致で建設見直しを求める意見書を可決し、帯広空港以南は既存国道を改良、高規格道路などの公共事業見直しで節約される財源を地方交付税に振り向けることなどを求めました。当時、村内では建設推進派と反対派が活発に活動し、テレビ、マスコミにも取り上げられ、公共事業のあり方について論議になりました。現在は中札内インターチェンジから大樹町境界までの 23.2 キロメートルを建設中であります。北海道開発局帯広開発建設部によると、平成 24 年度中に更別インターチェンジまでが供用され、26年度中には忠類、大樹までの供用が開始される計画となっております。南十勝の玄関口忠類は、観光ルートの一部として旧忠類村時代から道の駅、アルコ 236、ナウマン公園、ナウマン像記念館、それぞれを国道沿いに建設し、観光の推進を図ってまいりました。また、忠類地域内でも各種活動団体によるネットワーク化が進められ、情報の共有、発信など協力体制が徐々に構築されつつあります。また、忠類魅力づくり会議の発足、忠類活性化診断、観光や地域振興に関する話題が新聞に掲載されているのは、ご周知のとおりでございます。さらに、シ-ニックバイウェイ南十勝夢街道が、関係各位、周辺町村団体の連携と長年の努力により、指定ルートに認定されたことは、観光振興への大きな推進力にもなったと考えます。道から派遣された観光参事は、幕別町が観光に対して前向きに取り組み始めている証拠でもあり、喜ばしいところでございます。高規格幹線自動車道供用目前にして、今こそ忠類地域の観光振興と地域活性化を推進する時期にあると考えます。そこで、以下の点についてお伺いいたします。1点目、高規格道路の忠類インター完成、また道東自動車道の開通によって、物流、観光、救急医療などさまざまな影響が考えられますが、忠類地域における観光振興の必要性は、第5期幕別町総合計画、幕別町過疎地域自立促進市町村計画の中に取り上げられておりますが、道の駅周辺における整備計画についてお伺いいたします。2点目、高規格道路開通によって、移動時間の短縮が図られ、帯広からの通勤可能な距離になり、また帯広空港からのアクセスも容易になることから、定住促進につなげるための方策についてお伺いいたします。3点目、高規格道路より、帯広など中心地へのストロー現象も懸念され、市街地における経済などの影響が考えられますが、その対策についてお伺いいたします。4点目、観光の振興によって、情報の収集、提供、サービスのきめ細かさなどが求められていると思いますが、忠類総合支所に観光課を設置する必要性についてお伺いいたします。以上であります。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

藤谷議員のご質問にお答えいたします。帯広・広尾高規格幹線自動車道忠類開通に備えた周辺整備と観光、定住対策についてであります。高規格幹線道路帯広・広尾自動車道につきましては、中札内インターチェンジ以降の区間のうち、更別インターチェンジまでの区間が平成 24 年度に、幕別町忠類地域を通過し町道西当北4線までの区間が平成 26 年度に供用が開始される予定であり、今年度中には忠類地域においても、本工事に一部着手されるとお伺いしているところであります。本年 10 月に道東道夕張-占冠間が開通し、十勝と札幌市を始めとする道央圏が高速道路で結ばれ、また、平成 26 年度に帯広・広尾自動車道が忠類地域まで供用開始されますと、忠類地域が道央圏と高速道路で直結され、高速で安全な走行が可能となり、物流の効率化が図られ、市場圏が拡大する経済効果や観光客の増加が大いに期待されるところであります。ご質問の1点目、「道の駅周辺における整備計画について」であります。幕別町第5期総合計画における忠類地域の整備方針では、「酪農を中心とした農業振興」とともに、地域における歴史、文化、特性を生かした地域らしさを高めることが新町の発展につながるものと考え、「道の駅周辺の観光振興による交流人口の拡大」に取り組むと定めたところであります。また、平成 22 年度に策定した「幕別町過疎地域自立促進市町村計画」においても、忠類地域における観光の振興は、この地域の発展に欠かすことのできない要素であるとし、通過型観光から滞在型観光への転換の必要性と、道の駅周辺の整備と有効活用が必要としたところであります。平成 26 年度に供用開始される予定の(仮称)忠類インターチェンジからは、現在 JA 忠類が運営している農畜産物直売所「菜の館 ベジタ」付近で約 300 メートルのインター線によって国道 236 号線に接続される計画であり、このインターチェンジでおりてきた方々をいかに地域に引き込むかが重要であると認識いたしております。インター線道路周辺の整備や案内看板の設置、道の駅周辺の駐車場の改修などにつきましては、忠類地域住民会議や先般設立されました「忠類魅力づくり会議」を始め、道の駅周辺の4施設連絡会議や地域の商工関係者などのご意見を踏まえ、引き続き北海道開発局と協議を続けてまいりたいと考えております。ご質問の2点目、「高規格道路開通を定住促進につなげるための方策について」であります。忠類地域は、豊かな農村景観や日高山脈を背景とする美しい自然景観に恵まれ、そこで開催される個性的なイベントや地域に根差したお祭りなど魅力にあふれた地域であると考えておりますが、近年の人口の推移を見ますと、依然と減尐傾向が続いており、地域の活動や活力にも影響を与えているものと思っております。忠類地域においては、以前より道の駅周辺を核とした観光振興に力を入れてきたところでもあり、平成 21 年度に地域活性化に向けた診断の委託をきっかけに、住民の自発的な取り組みも活発化してきております。帯広広尾自動車道が平成 26 年度に開通予定となっておりますが、開通されますと帯広市や帯広空港からのアクセスも容易になり、時間的距離も短くなりますことから、スキー場宿泊ロッジを活用した「おためし暮らし」の PR や、田舎暮らしや広さと環境のよさをアピールして、管外・道外からの人口の呼び込みに引き続き取り組んでまいりたいと考えております。また、あおぞら団地の価格や環境のよさをさらに PR するとともに、住宅建設に必要な助成などの検討や、さまざまな団体と連携して取り組んでおります地域活性化の動きなど、忠類地域の魅力を伝えることで、忠類地域に住んでみたいと思える環境づくりに努めてまいりたいと考えております。こうした取り組みを強化することで交流人口の拡大につながるとともに、観光や特産に関連する雇用の場を拡大し、ひいては定住人口の増に結びつくものと期待をいたしているところであります。いずれにいたしましても、定住の促進には通勤時間の短縮はもとより、総合的な生活環境や地域の魅力を向上させることが重要であり、今後もインフラ整備や住民活動の支援を含めた定住環境の改善に努めてまいりたいと考えております。ご質問の3点目、「ストロー現象による地域経済への影響とその対策について」であります。高速道路や新幹線など高速交通網が発展することにより、これまでも全国各地で、経済力の弱い地域が強い地域の経済圏に取り込まれ、人口・企業・資本などが強い地域に吸い寄せられる「ストロー現象」が発生しております。商業・サービス業関連施設の充実している都市部に、高速交通網というストローにより購買者の流動性が高まれば、魅力の高い方へ吸われるように流れていくのは必至であり、流れをとめることは非常に難しいと言われております。今年 10 月 29 日には道東道が全線開通し、190 万都市札幌を抱える道央圏と十勝圏が一本の高速道路で結ばれることになります。これを機に十勝では、十勝地域が一体となって交流人口の拡大、経済の活性化に取り組むため、商工・金融・観光・飲食・農林水産・交通・行政機関などさまざまな分野の団体が連携し、「とかち魅力発信キャンペーン」の一環として、「十勝の魅力!体感フェア」の開催などさまざまな取り組みを推進しているところであり、これは、「ストロー」の流れを一方向ではなく、十勝の産業と自然の魅力をさらに強化することで、吸引力を高め、逆の流れを引き起こし、道央圏から観光客を誘致しようとするものであります。平成 26 年度に高規格幹線道路が忠類地域まで開通した場合、忠類地域の商業においては、これまでも大樹町や帯広市へ流出している購買力が、さらに流出するということが想定されるところであります。流出防止策といっても、特効薬的な対策はないというのが現実でありますが、尐しでも流出を防ぐためどういった対策が考えられるのか、また町としてどういった支援ができるのか、商工会を始め関係者と一緒になって協議を進めてまいりたいと考えております。一方では、「人」の行き来が盛んになるこのときを好機ととらえ、町内の観光資源を結ぶ魅力的観光ルートや、7月に指定ルートに昇格した「南十勝夢街道」を始め、管内のシーニックバイウェイのルートが連携した「十勝シーニックバイウェイ」の広域的な活動など地域の情報を広く発信するとともに、あわせてその周辺にかかわる「もてなしの心」を強化していくことで、「行ってみたい」「もう一度行きたい」「ここに住みたい」という魅力を高め、交流人口の増加と地域の活性化に結びつけていかなければならないものと考えております。ご質問の4点目、「忠類総合支所に観光課を設置する必要性について」であります。忠類地域はこれまでに忠類村の時代から、ナウマン象記念館、ナウマン公園、温泉宿泊施設アルコ236、道の駅・忠類などの観光施設の整備に積極的に取り組んでまいりましたが、合併後においても幕別町の南の玄関口として、町の観光振興に大きな役割を果たしてきているところであります。これまで町の「観光」に関する事務は、本庁の経済部商工観光課と忠類総合支所経済建設課が、連携を図りながらイベントの PR や開催、観光施設間の連絡調整を図ってまいりましたが、加えて本年6月からは、経済部に観光振興担当を設置し、観光資源の洗い出し、観光の受け皿づくりなど、体験型・滞在型観光ルートの確立に取り組んでいるところであります。その中で、夏冬を通じ観光資源の豊かな忠類地域の役割は、大変大きなものがあるものと認識いたしているところであります。現在、忠類地域住民会議においては、忠類地域の観光振興策について議論が進められており、また現場のプレーヤーの立場から、忠類魅力づくり会議においてもイベントの企画実施など、地域に観光客を呼び込む活動を積極的に行っているとお聞きしているところであります。ご質問の「観光課を忠類総合支所に設置する考えについて」でありますが、現在、幕別町行政改革大綱推進計画の後期推進計画策定のため、「行政改革推進本部」を本年8月に立ち上げたところであり、この部会において組織機構の見直しの検討を進めているところであります。今後の住民ニーズや行政課題に、機敏に対忚できるコンパクトな組織機構の構築を念頭に、本庁と忠類総合支所の機能分担を始め、観光の充実・強化が図られる組織体制について検討してまいりたいと考えております。以上で、藤谷議員のご質問への答弁とさせていただきます。

質問 4番 藤谷謹至

ご丁寧な答弁ありがとうございます。まず、道の駅周辺における整備計画について再質問させていただきます。町長の答弁によりますと、具体的な整備計画につきましては、インター線道路周辺の整備、また案内板の設置、道の駅周辺の駐車場の改修と答えをいただいておりますけれども、道内には現在 113 と思うのですけれども、113 もの道の駅がそれぞれ特徴をいろいろな情報を使ってアピールし、ひしめき合っている状態でございます。その中で忠類のこの道の駅周辺が魅力を発揮し、観光客を呼び込むためには、やはりもう尐し独自な環境づくりが必要なのではないかなというふうに、最近感じるようになっております。景観を利用して観光客の滞在時間を延ばそうと、シーニックバイウェイがことし指定ルートに指定されたわけです。そこから、道の駅周辺にさらに観光客を呼び込むためには、そしてまた道の駅で長い間、長い時間を滞在してもらうためには、今ある施設に何かプラスアルファのものができないものかなというふうに考えています。例えば、温泉施設を利用して、ただいま菌の問題で結構全道的に問題にはなっておりますけれども、衛生面に配慮して足の湯の設置、これも例えば足の湯を住民に資源のブロックやなんかを協力してもらって買っていただいて、住民と協働してなるだけお金をかけないような施設にするとか、そういう工夫をしながら施設をつくっていくとか、また、中札内、鹿追町のように観光案内所というのがありまして、そこに業者から補助を出してホテルのコンシェルジェのような形で、来たお客様に例えばこの地域の特産品は何だとか、この近くには豚丼がおいしいところがあるとか、そのほかいろいろこの周辺の施設をパンフレットではなくて、人間が直接お客様に伝える方式をとっているところがございます。忠類もそういうふうな形にはできないか。また、JA のベジタさんが、農産物を販売している横にドッグランを併設しているわけなのですけれども、それもスキー場のネットを使った簡易的なものでして、あの施設をもう尐し整備して拡大することはできないか。この間、日曜日、私あそこでちょっと焼き肉やったのですけれども、そのとき札内から犬を3頭連れて来られていまして、またドッグランのほうを見ていますと、結構な方が犬連れでこられているのですね。この利用を、ちょうど農協さんたちがいたものですから、どういうふうな利用状態になっているのかと、ちょっと聞いたわけなのですけれども、芝の状態がちょっと悪いとか、クレームは結構あるようです。町してドッグランの開設なども検討してはいかがかと思うのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

今、道の駅周辺の整備に係っていろんなご提言をいただきました。それらについて、もちろん私ども行政の立場からも当然支援なり助成なり、そしてまた、今、忠類地域には先ほども言いましたように、いろんな団体だとか、いろんな会議というようなものがあります。女性の方が会長をされているいろいろな会議もありますし、もちろんアルコやベジタあるいは道の駅を中心としたあの辺で、いろんなことがやられることは大変いいことだと思いますし、一つには今いう周辺整備と、一つには道の駅をよりグレードの高いものと、あるいは魅力のあるものにするために食の面での改善、いろいろなことを考えながら総体的にレベルアップしていくことが集客にもつながっていくのだろうというふうに思います。まあドッグランなんかも、一面、食事をするそばにそういうものがあることがというようなこともあるのでしょうけれども、逆に今お話を聞きますと、犬を連れて集まってくる方が多いということであれば、それもまた一つの手法なのだなというふうに思いますし、もう一つは、シーニックバイウェイが高台にあって、あの間が町有地、牧場というようなことがあります。これもできる限りの支援をしながら整備はしていますけれども、もともとが牧場だということで、今後どのような展開になっていくのかと。今たくさんいただきましたそういったこと、足湯なんかもいろいろあちこちでやっているようですけれども、ご存じのようにあそこのお湯はかなりはるか向こうから引っ張って来ておりますので、そのあとさらに引っ張ることがどうなのかちょっとわかりませんけれども、それらもろもろも含めながら再度検討させていただきながら新たな高規格の開通に向けて整備、そしてまた企画・立案していきたいというふうに思います。

質問 4番 藤谷謹至

積極的な方向の答弁をいただきまして、ありがとうございます。やっぱり魅力的な周辺にするためには、やはり一朝一夕ではできない部分もありますし、ある程度のスキームを持って進めていただきたいと思いますが、何せ高規格道路、もう平成 26 年度でございます。スピード感を持って進めていただきたいというふうに願っています。また、足湯の提案をさせていただきましたけれども、やはり財源面でもお金のかかることでございますから、なるだけ財政負担にならないように、またおもしろいアイデアでもって、あそこのエリアを「また来たい」とか「楽しかった」と言われるようなエリアにしていただきたいと思います。次に質問の2点目、高規格道路を定住促進につなげる方策についてでございます。まず、町長答弁の中であった、スキー場宿泊ロッジを活用した「おためし暮らし」ですけれども、近年の利用状況をお聞かせ願いたいのですけれども。

答弁 企画室参事 伊藤博明(企画室参事は2012年12月まで)

平成 22 年におきましては3件ですが、本年度におきましては今のところ8件の予定をしております。以上です。

質問 4番 藤谷謹至

それは問い合わせ件数があったということで理解してよろしいのでしょうか。実際に「おためし暮らし」をしたということでしょうか。

答弁 企画室参事 伊藤博明(企画室参事は2012年12月まで)

今申し上げましたのはお問い合わせ件数ではなくて、実績でございます。23 年度につきましては、これからの方も含めてご利用される件数でございます。以上です。

質問 4番 藤谷謹至

平成 21 年3月の定例会の一般質問の中で、芳滝議員が移住促進の施策について質問を行っておりました。その中の町長答弁の中にも、移住促進の地域的には忠類地区あたりを対象としながら移住促進を考えているというふうに答弁されております。なかなか「おためし暮らし」をとっても、今回8件、これからも、スキー場は冬になると伸びる可能性があるのかなという感じもありますけれども、なかなか定住というか移住につながるような施策にはなっていないのではという感じがいたします。あおぞら団地にいたしましても、平成 21 年度に9戸あいていたと。現在、町のホームページを見ましたらまだ9軒で、分譲数がふえていない状況だと思いますが、このような状態を町としてどのように分析しているのか、またどのような対策が必要なのか、お尋ねいたします。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

どこの町村もそうでありますけれども、やはり実際に来ていただいて、そして定住していただくと、やはり難しい要件がいろいろあるのだろうというふうに思っています。これは十勝、あるいは全道的にそういう協議会もできておりますし、そうした中でいろんな町村が独自の特性を出しながら進めているわけでありますけれども、私が今までも言ってきたのは、やっぱり忠類地域は、例えばキャンプ場なんかでもいっぱいの人が集まるように、比較的人が集まって来られる。そしてもちろん景観とか植物とかいろんなこともありますけれども、もし定住するような場合のいわゆる住宅の確保なんかも、土地の確保なんかも比較的安易にできるのではないかと。そういったことなども含めて、そして今までの過去の実績も、あちこちから来られて住んでらっしゃる方もたくさんいらっしゃるというようなことから、忠類地区が一番適しているのかなという思いは、今も思っておりますけれども、なかなかこれ、何をやればすぐつながるかということにも難しい問題もありますけれども、一つには、先般の企業誘致ではありませんけれども、移住してこられる方に対する町としての支援策というようなことも考えていかなければならない問題かなというふうには実際思ってはおります。

質問 4番 藤谷謹至

北海道に関しましては、やはりどこの町村も移住の取り合いというか、来ていただきたいということで、自治体こぞってアピールしているわけなのですけれども、やはり今回、町のホームページを、十勝管内のホームページをいろいろ見たのですけれども、定住促進を PR としてやはり内地というか、北海道外の人たちにアピールするには、やはりインターネットが必要だというふうに思っております。また、本当に町のいろんな情報を発信する場でもありますし、また今いろいろ、ハイテク時代といわれていろいろ携帯電話でも持ち歩いてナビが使えるとか、いろんなハイテク機械が出ております。移住体験の中で、スキー場ロッジが昭和 56 年の建設でありまして、築 30 年ぐらいたっていると、あとインターネット環境がないということで、しっかりとホームページはうたっているわけです。管内のホームページをみても、なかなかインターネット環境を整えているところはないわけなのですけれども、陸別町あたりはインターネット環境設備というふうに載っております。町のホームページに来て、いろいろ移住とかそういう情報を見る人は、やはりインターネットにある程度依存している人たちでありますし、ある程度お試し宿泊、移住をするにしても、やはりインターネットが情報ツールになってくると思うのです。また、お試しのところから他のところ行くにしても、やはりインターネットがこの時代不可欠になってきていると思うのですけれども、宿泊ロッジにかかわりまして、インターネット環境の配備などは、どうお考えでしょうか。

答弁 副町長 高橋平明(副町長は2015年3月まで)

確かに藤谷議員がおっしゃるように、インターネット環境を宿泊所に設けることは必要だというふうには考えております。ただ藤谷議員がおっしゃるように、インターネットに興味ある方ももちろんいらっしゃるわけですけれども、かえって農村でのんびり暮らしたい、そういう思いの方もいらっしゃるわけですね。現状では、今、古い施設でありますから、今すぐインターネットの回線をつなげることは全く考えていないわけではありますけれども、インターネット回線につなげる場所が、あるいは総合支所ですとかそういったところに設置ができるのならば、そういった方向でご利用いただければなというふうには考えているところであります。

質問 4番 藤谷謹至

それと今、ホームページの話がちょっと出ましたけれども、本町のホームページみていると観光と移住という部分ちょっとわかりにくいかなという、私の感覚だったのですけれども、あったのですよね。それで、他の町村でどこが見やすいかと、私自分自身の感覚なのですけれども、移住相談というふうに大樹町が四角い大きい枠で見やすい形になっています。あと、移住生活提案、中札内村、それも大きい形ででております。上士幌町あたりは、観光と移住というのが対になって提案されています。本町のホームページは、観光物産協会のリンク、あとあるいは産業の中に観光、あと暮らしの中で移住という小さな文字で表示されている、そこから観光協会の、観光物産協会のほうにリンクするという形なのですけれども、何とかこの辺を見やすく、お金をかけないでなのですけれども、見やすくすることは考えられませんでしょうか。

答弁 企画室参事 伊藤博明(企画室参事は2012年12月まで)

私どもの町にさまざまなお問い合わせをいただくケースとしましては、大抵の場合は、直接うちのホームページをごらんになるというよりかは、例えば北海道の自治体が加盟している協議会、そういうところのページにアクセスをしていただいて、そこから気に入ったところに飛んでいくというようなケースが多いのかなと思っております。いずれにしましても、その後の幕別町のホームページとして、わかりやすく見やすい内容に一層努めてまいりたいと考えております。以上です

質問 4番 藤谷謹至

ありがとうございます。平成 18 年度合併時 1,854 人の人口が、平成 23 年8月末で 1,701 人というふうになっております。5年間で 153 名の人口減となっております。先ほどからいろいろ答弁いただき、答弁の中でこの住宅建設に必要な助成を検討されるという答弁があったと思いますけれども、そのような定住対策、移住対策に積極的な施策を行っていただきたいと強くお願いを申し上げる次第でございます。最後に、ストロー現象による地域経済の影響とその対策についてであります。高規格道路の開通によって、以前にも増しまして帯広近郊の大型店などに購買力が流出されると思われます。その流出をいかに最小限に食いとめるかは、それぞれの店舗による営業努力やきめ細かなサービスなどが当然必要だと感じます。しかし、現在の忠類の人口、購買力を考えるとき、それにもおのずと限界があると考えます。地域経済の崩壊によってますます人口の減尐、過疎化への加速、また車などの移動手段が持てない高齢者などを中心に、ただいま問題になっております買い物難民を生み出すような状況になるかもわかりません。そのような状況にならないためにも、具体的な政策が必要だと思うのですけれども、なかなか町長の答弁の中では特効薬というのは見つからないという答弁でございますが、その辺について再質問、もう一度お願いいたします。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

我が町のみならずどこの町村も、いわゆる大型店へ購買力が流出するという現状は続いているのだろうと思いますけれども、忠類地区でもそういった現象はあるわけですけれども、一つには救いになるのは、今度新しくできる特別養護老人ホームなにかについては、恐らく地元で物を買っていただけるようなことにはなっていくのだろうというふうに思いますし、さらには欲張れば、先ほどから言いますように、ほかから買いに来てもらえるような体制ができれば一番いいわけですけれども、これは行政だけでもなかなか難しいでしょうし、あるいは商工会だけでもまた難しいし、個々のお店の皆さんのご努力も必要でしょうし、いろんなことが重なり合って、協力し合って、連携とり合って盛り上げていくということだと思いますので、私どもも引き続き行政の立場、そしてまた商工会の皆さん方と地域の皆さん方のご意見等もいただく中で進めてまいりたいというふうには思っております。

質問 4番 藤谷謹至

最後になりますけれども、忠類地区における観光の振興の重要性は、行政、町長を始め十分に理解していただいているものと認識しております。質問の趣旨にも述べましたように、忠類地域においては各種団体によるネットワーク化がなされていまして、協力体制が構築されつつあります。その力をさらに強固なものにするためには、やはり行政の強力なリーダーシップがぜひ必要なものだと考えます。ぜひ、高規格道路が平成 26 年度中に開通するという危機感を持った中で、観光促進、定住促進にますます努力していただけますようにお願い申し上げて、私の質問とさせていただきます。

出典:幕別町議会 平成23年第3回定例会 2011年9月13日 議事録 PDF(37ページ) 間違いを知らせる