みんなの議会

幕別町議会 平成23年第2回定例会 2011年6月16日

防災計画の見直しと自然エネルギーの普及について

2011年6月16日、幕別町議会の一般質問で、芳滝仁議員が「防災計画の見直しと自然エネルギーの普及について」質問し、町長 岡田和夫、民生部長 菅好弘、副町長 高橋平明が答弁しました。

質問者
芳滝仁 議員
答弁者
町長 岡田和夫、民生部長 菅好弘、副町長 高橋平明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 芳滝仁

通告に従いまして、質問をさせていただきます。防災計画の見直しと自然エネルギーの普及についてであります。最初に、3月 11 日発生した東日本大震災において被災された多くの方々に心よりお見舞いを申し上げることでございます。今回は、1000 年に一度と言われる地震と津波による自然災害に、福島第一原発事故の人災が重なり、まことに悲惨で深刻な状況の中にあります。私たち日本国民は、力を合わせて、この深刻な状況を乗り切り、復興のために力を尽くしていかねばなりません。マグニチュード9を超える地震と 30 メートルを超える大津波により、多くの人々の尊い命が奪われ、また多くの町が壊滅的な被害を受け、多くの人々の生活そのものが奪われた状態にあります。自然災害に対する防災の考え方の根本的な見直しが急がれるところであります。福島第一原発の事故は人災であります。その被害は多方面にわたり深刻で、今後なお被害の拡大が懸念されています。これは人が原子力を利用したがゆえに起こした災害であり、人類だけでなく地球全体の将来を考えるとき、エネルギー利用についての考え方を転換していかなければなりません。日本の電力においては、総電力の 90%以上を原子力と化石燃料に依存しており、自然エネルギーの割合は現状で水力を含め9%と言われております。今後はいかに自然エネルギーの普及を促進していくかが国としての大きな課題となっています。平成 23 年2月、経済産業省では「地域新エネルギー等導入促進対策事業」及び「新エネルギー等事業者支援対策事業」で新エネルギー等導入の加速化対策を示していますが、今後は地域において地方公共団体が中心的な役割を担い、官民一体となって自然エネルギーの普及を促進してゆく必要があります。質問を2項目させていただきます。幕別町の防災計画の見直しが急がれるが、どうでしょうか。2、幕別町における今後の自然エネルギーの普及についてお伺いいたします。また、それにかかわり、「メガソーラー発電」が今回の災害を受けて注目をされているが、幕別町も取り組むべきだと考えますが、どうでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

芳滝議員のご質問にお答えいたします。「防災計画の見直しと自然エネルギーの普及について」であります。ご質問の1点目、「防災計画の見直しについて」であります。平成 18 年2月に幕別町と忠類村が合併したことや水防法、土砂災害防止法などの関係法令の改正があったこと、さらには日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策計画が策定されたことなどにより、本町では、防災計画の見直しに取り組み、平成 19 年8月に現在の「幕別町地域防災計画」を定めたところであります。本計画では、住民の生命、身体及び財産を災害から保護するために必要な事項として、防災組織、災害予防計画、災害応急対策計画、災害復旧計画、防災訓練計画などに関する具体的な取り組み内容を定めており、防災対策の基本となるものであります。また、平成 21 年3月に「防災対応マニュアル」を策定し、防災計画の内容を補完するとともに災害対応に直面したときの現実的な対応の留意点などにつきましても定めているところであり、具体的な行動の指針となるものであります。このマニュアルに基づく行動は、町職員が主体となりますことから、職員に対しては説明会などを通じて内容を周知しているところであります。また、避難所の設置及び管理運営に関しましては、住民の皆さんに関係が深いことから、平成 21年度におきまして、公区長等を対象にして説明会を開催し、周知を図っているところであります。しかしながら、このたびの東日本大震災及び福島第一原子力発電所の事故が、未曾有の規模であることに鑑みますと、町の現計画の見直しに着手しなければならないものと考えているところであります。町といたしましては、まずは現計画の課題点などの洗い出しに着手し、今後、国及び道におきまして、地震、津波、原子力発電などに係るより高度な対策指針等が示されるものと思われますので、それらとも整合性を図りながら、現計画の見直しに取り組んでまいりたいと考えております。ご質問の2点目、「自然エネルギーの普及について」であります。初めに、幕別町における今後の自然エネルギーの普及についてであります。本町におけるこれまでの取り組み実績といたしましては、幕別中学校などの公共施設への太陽光発電システムの導入が3件、一般住宅の太陽光発電システム導入に対する助成実績が平成 22 年度末の累計で 52 件、ペレットストーブ導入に対する助成実績が平成 22 年度末の累計で4件、さらに町の公用車としてハイブリッド車への更新が6台となっております。先般、菅首相は、経済協力開発機構の記念行事の演説で、日本で太陽光パネルを 1,000 万戸の住宅に設置する目標を表明いたしました。再生可能エネルギーをエネルギー政策の柱とし、環境分野の産業育成も目指すねらいがあるとされております。本町といたしましては、今後も、国が自然エネルギーの普及に向けた政策を強化していくことを期待するとともに、町としての先導的な役割や一般町民の導入促進につながるような施策の展開に努めてまいりたいと考えております。次に、メガソーラー発電の取り組みについてであります。メガソーラーシステムは、大規模太陽光発電システムのことであり、発電容量1メガワットで一般家庭の約 340 世帯分の電気が賄えると言われており、自然エネルギーの活用ということにおきましては、大変有望な取り組みであると認識いたしております。北海道内では、稚内市に5メガワットのシステムが導入されたという実績がありますが、システム導入に当たりましては、1メガワット当たり約3ヘクタールの用地が必要であり、投資額は4億円程度になると言われておりますことから、事業者は設備投資に当たりまして、日照時間、用地の確保、送電設備など、もろもろの条件を考慮しながら検討されるものと思われます。本町といたしましては、平成 20 年 12 月に北海道電力株式会社に出向き、計画の有無などのお話をお伺いした経緯がありますが、北電は当面、自社所有地での整備を優先したいとのことでありました。伊達火力発電所内で整備をしておりました施設が、つい最近でしょうか、新聞を見ますと供用開始になったということであります。今後は、国の動向や事業者の投資計画などの情報収集等に努めるなど、さらに調査・研究に取り組んでまいりたいと考えております。以上で、芳滝議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 11番 芳滝仁

では、再質問させていただきます。今回の大震災におきまして、よく当初使われた言葉に、先ほど斉藤議員がおっしゃっていらっしゃった想定外というふうな言葉がよく使われてありました。このご答弁の中で防災計画を見直されるという答弁がありましたので、早急に進めていただきたいなと思うことであります。それには、いろんな課題のいわゆる見直し、点検も必要でありますけれども、一番最初に基本的な一つの防災計画に当たる、そういう指針と申しますか、そういうものを置いていかなければならないのでないかと、こう思うことであります。これはご答弁にありましたように、国や道から、国はもう根本的に見直していくというふうな報告がされておりますし、それに従いまして、道も見直されていくのだと思います。そういう連携をしながら、それと照らし合わしながら、また防災計画の見直しが進められていくのだろうとこう思うのでありますが、よく防災のことで言われますのは、一つは想像力だと。そして、次は注意力だと、そして次は、これは行動力だと、この三つのことがよく言われてあります。想像力、どれほどの災害が起こるのか、どれほどの災害が想定されるのか。幕別は幕別町で見直しを進めていくに当たり、道、国と整合性をとっていくのでしょうけれども、そのところで、どれほどの幕別町で想定外を超えたいわゆる災害が想定できるのかというふうなことをまず一番最初に議論されなければならないのではないかというふうに考えるわけでありますが、今例えば先ほど話ありました昭和 27年のときは 8.1、先日の十勝沖地震は 8.0 であります。たしか幕別町のいわゆる想定のマグニチュード 8.2 ということとして私は聞かせていただいておるのでありますが、その地震に対してのマグニチュードの設定と申しますか、想定と申しますか、そういうことをどのように今後お考えなされていかれるのだろうか、まずそのことをお伺いしたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

防災計画の見直しに当たって、最初に想定力、想像力というお話がありました。ご案内のとおり、今本町の防災計画、地震についてはマグニチュード 8.25、震度6弱というようなことが想定されているわけですけれども、それらは今回の地震で間違いなくそれ以上の地震が来たわけですから、今後の見直しの中では今回のマグニチュード 9.何ぼ以上の想定をしていかなければならないのだろうというふうに思いますけれども、それらも含めて、先ほど申し上げましたように全道あるいは国、そういったところとの整合性をとりながら、それの想定力、想像力といいますか、そういったことを高めていくために、十分内部で協議検討をさせていただきたいというふうに思います。

再質問 11番 芳滝仁

十勝沖の地震、釧路・根室沖の地震、また足寄、幕別、忠類と 84 キロでありますね、活断層があると。そういう地震に囲まれて、その地震の上にあるというふうな町でありますので、ぜひそういうことも想定をしていただきたいなと思うことであります。あと、災害では記録に残っておりますのは、地震は昭和 27 年から5回の地震が防災計画の中に今出されてあります。水害は、大正9年より 36 回の水害の記録が防災計画の中にあります。大正 11 年の十勝川本支流の大洪水で死者が出たというふうな記録もあります。こういうのを見るときに、例えばダムの決壊、中札内のダム、あとトムラウシのダム、あと糠平のダム、本町には稲士別のダムがあります。そういうダムの決壊等も想定に入れたそういうふうな、例えば水害に対しても想定外を超えたところのそういうことも検討されればなというふうに申し添えておきたいと思うことであります。注意力というふうなことを申し上げましたが、今回の震災でさまざまなことを学ばせていただいております。いかに災害についての備え、あと情報収集、そして近隣のよその市町村との連携、そして関係各機関との連携等を本当に緊密にしておく。また、その公共施設の点検等、耐震化等も問われてきておると。そのほかに私がはっと思ったのは、一つの町でありましたが、古い方の言い伝えを守って、ここから下には家は建てたらだめだよというふうなことを守って、そこから下には家を建てないで、町全体が大きな被害に遭わなかったというふうな自治体があったのだというふうなことも報道の中で聞かせていただいたことがあります。そういういわゆる注意力、例えば衛星携帯ということが言われました。これはレンタルなのだそうでありますけれども、普通の携帯は使えないけれども、衛星携帯が使えて、すぐにどういうけが人がいて、そういうふうな救急体制が必要なのか、薬が必要なのかということを連絡をとることができるというふうなことも言われております。また、今は震度5を超えましたら、自動的にブレーカーが落ちるような機械があるのだそうです。昔は安心玉と申しまして、ブレーカーに玉をつけて置いておいたということがあるのですけれども、そういうふうな、震災が起こりましたら火災が恐ろしいわけでありますから、その火災に備えるような、そういう注意力も必要なのだろうと思うことであります。最後の行動力というところで、いわゆる防災計画の具体的な形になってくるのだろうと思います。これから取りかかられるということでありますから、その内容をご期待申し上げたいのでありますけれども、何点かその平成 19 年の防災計画の中身を見て、尐しこのところが見直したほうがいいなというふうなところにつきまして、概要をお伺いさせていただければと思います。一つは、自主防衛組織の育成ということであります。協働のまちづくり支援事業の中で取り組まれております防災訓練だとか、いわゆる地域におきます、公区におきます防災に対する自主活動でありますが、その地域における防災訓練の状況、どのような状況であるのかお伺いさせていただきたいと思います。

答弁 民生部長 菅好弘(民生部長は2013年3月まで)

今、幕別町内には 15 の自主防災組織が組織されているというような状況でございます。毎年5カ所から6カ所ぐらい必ず防災訓練を行っているというようなことでございますので、今後、各公区などには自主防災組織の設立だとか、または日ごろからの防災訓練、そういったところに関心を持っていただけるような活動はしていきたいというふうに考えております。

再質問 11番 芳滝仁

これは今あります防災の育成に関する計画のところで、避難所地域ごとに地域防災連絡協議会を設置するというふうなことが書かれてあります。これは今設置されているところはあるのでしょうか。

答弁 民生部長 菅好弘(民生部長は2013年3月まで)

正式に自主防災の連絡協議会というのは設置されているところはありません。ただ、これまでの経過の中で、例えば札内の西幕別ですけれども、鉄南 13 公区、こういったところが常に連携をとって協力して活動しているという部分もありますので、今後、自主防災組織がつくられていく中でその連携組織であります連絡協議会、こういったものの設立に向けても検討していきたいという考えであります。

再質問 11番 芳滝仁

公区、公区のその訓練は必要だと思うのでありますが、やはり相互連絡網をつくって、ともに近隣の公区が助け合って情報を交換し合いながら、その災害に対応していくということが大変重要なことであろうかと思います。ぜひそういうことも大きなポイントとして具体的ないわゆる自主防衛組織の育成というところでは踏まえるべきであろうかなとこう思うことであります。今行われているのですけれども、なかなか公区のところで、例えば防災訓練ですね、具体的に避難場所、避難所に行くと、いろんな援護者の問題も含めて、そして避難通路も含めて、各公区で確認をしていくことがなかなか、やってはいるのですけれども、多く普及しない。これにはいろんな公区の事情もあるでしょうし、高齢化している公区ということもあるでしょうし、こういう状況の中で、やっぱり一番大切なのは、その地域の自主防衛組織がきちっと育成をされていくということが一番大切であり、各公区の公区長さん等で一番考えられていらっしゃることであります。このことにつきましては、今は協働のまちづくり支援事業の中で位置づけられてあるのでありますけれども、町主導でそういう地域の自主防災組織を育成していくというふうな方向で防災訓練を実施していくというふうな方向性を出すべきであろうかなというふうな思いがあるわけでありますが、どうでしょう。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

今まで経過の中で何年前でしょうか、例えば学校単位、校下単位で、札内地区では3カ所、幕別ではたしか2カ所だったと思いますけれども、町主催の防災訓練を実施しておりました。後ほどの質問にもあるのですけれども、今は公区長さんにお集まりいただいて、昨年忠類地区でしたけれども、図面上での防災にかかわる訓練といいますか、そういったことを今やっております。今回の地震を契機に、町としても新たな訓練を考えていく必要があるのかなと、そういう思いもありますし、何といっても、そのためには地域の公区長さんを初め、地域の皆さんの協力をいただかなければならない問題でもありますので、十分協議をさせていただいた中でこれから考えてまいりたいというふうに思います。

再質問 11番 芳滝仁

一つは、これは私の思いなのですけれども、今協働のまちづくり事業のところの予算化をしておると。この防災訓練、防災に関しては、総務の交通防災費という予算項目があろうかと思うのでありますが、そういうところできちっと予算づけをして、そういう地域の自主防衛組織についての訓練をしていくというふうな形はどうなのだろうかと。きちっと町主導で責任を果たしていくというふうな事業にしていくということが必要なのではなかろうかなという思いをしているのですが、どうでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

地域防災組織については、あくまでもこれはまちづくり支援事業の中で言えば、公区のほうの負担もお願いしているというようなことで、町の分とあわせてで活動しているわけですけれども、先ほど言いましたように、町が主体となって実施されるような防災訓練等がこれから出てまいりましたら、当然これは予算は町の防災の予算を組んでいかなければならないのだろうというふうに思いますけれども、今の組織はあくまでも地域の防災組織への訓練に対する町の支援というような形が来ておりますので、この辺もどの程度それぞれの組織によって訓練あるいはその中身、そして予算の使い方もまた変わっておりますので、それらを踏まえた中でこれからどういう方法がいいのかも検討してまいりたいと思いますけれども、当面は支援の体制の中でやっていくことでいいのかなという思いはしております。

再質問 11番 芳滝仁

できるだけ自主防災組織についても、ある程度町のほうで力を入れて指導できるような、いわゆる見直しと申しますか、体制づくりに取り組んでいただければとなと思うことであります。次に、要援護者の対策でありますが、今その実態の把握だとか、対応についてどのような状況にありますでしょうか。

答弁 民生部長 菅好弘(民生部長は2013年3月まで)

災害時の要援護者支援ということでは、5月 30 日現在で登録をいただいているのが 180 人の状況でございます。

再質問 11番 芳滝仁

それらに対する対応についてのマニュアルと申しますか、あとそして避難施設の確保と申しますか、そういうことはどういう状況でありますでしょうか。

答弁 民生部長 菅好弘(民生部長は2013年3月まで)

避難施設につきましては、避難計画に基づきまして、第1次避難場所、第2次避難場所と、それぞれ町内の公共施設、学校だとか、またはコミュニティセンターだとかそういったところを対応するということになっておりまして、それぞれの施設における要援護者の例えば障害を持っている方たちのトイレだとか、そういったところについては、順次整備をしていっているというような状況であります。

再質問 11番 芳滝仁

これも自主防災組織に係ることであろうかと思いますので、それも恐らく広く議論されるのだと思います。あと、今避難所につきましては 37 カ所、避難場所につきましては 28 カ所ですか、設置をされてあります。この前、新聞でその避難所の耐震のことが一覧表が出まして、幕別町は 75.7%の耐震改修率だというふうなことが出ました。この避難所、避難場所について、それで十分なのか、その耐震につきまして、どういうお考えがあるのか、お伺いしたいと思います。

答弁 民生部長 菅好弘(民生部長は2013年3月まで)

避難所の耐震化等については、この間、新聞報道にも出ておりますけれども、ある程度の調査については進んでおりまして、まだ若干調査が進んでいない部分等については、早急に調査をしていくというような状況になっております。また、先ほどちょっと申しおくれましたけれども、答弁がちょっと漏れましたけれども、災害時の要援護者、これにつきましては、町内の特別養護老人ホームだとか、または老健施設だとか、そういったようなところとの協定も交わしておりますので、そういったところでの支援もいただけるような形になっておりますので、お答えをさせていただきたいというふうに思います。

再質問 11番 芳滝仁

さまざまな備蓄の管理の見直しだとか、備蓄の見直しだとかもあろうかと思うことであります。大きな見直しとして考えていかなければならないと思いますのは、いわゆる防災組織、特に本部組織の見直しが必要なのではないのかと。今、この本部組織の図でありますけれども、本部会議というのがありまして、そして本部情報連絡室というのがあります。そして、もう一つは忠類地域情報連絡室、これは現地本部という格好だと思いますが、ここにいわゆる札内の地域の情報連絡室というふうなのがないわけであります。8を超える9近い地震が起こったときに 10 キロを超える距離があります、この本町と。そうしたら、道もどうなるかわからんし、橋もあります。いわゆるある程度の札内地域における現地本部のようなものがつくれるような形の一つの体制というのが必要になってくるのではないのかというふうに考えますけれども、どうでしょうか。

答弁 副町長 高橋平明(副町長は2015年3月まで)

災害が起きた場合に、局地的な災害とそれから全町的な災害というふうに分けられるというふうには思っております。当然全町的な被害に関しては、対策本部、設置場所、今は庁舎にしておるのですけれども、対策本部を設置して、その中で対応に当たっております。現実的に過去にも地震があった際に、札内は札内支所において支所長が必ず駐在をいたしまして、札内地区の情報収集に当たる。それから、当然本部からパトロール要員あるいは情報収集として札内の消防、これらも同意をいたしまして情報収集等に当たっております。ただ、現実的にそれを防災計画の中で表記をしておりませんので、そういったことについても今後の検討課題としてとらえております。

再質問 11番 芳滝仁

防災活動なのですけれども、理想的な状況と申しますのが、10 分から 30 分に防災対策本部が立ち上がり、概括的な被害情報が把握され、市区町村長として住民の生命、身体の保護のために意思決定がなされていると。やっぱり迅速な対応、迅速な情報収集と迅速な対応ということが一番の防災計画の中では求められることであろうかと思います。その防災の組織につきましても、今の現行であるいは本部班、消防班、保健医療班、福祉班、文教対策班、建設班、避難所班、水道班、環境衛生班、食料物資班というふうな形で班に分けられて職員がそれぞれの対応をするというふうな形になっておりまして、それがすべて 10 分、災害時 10 分から始まるような形の想定に今この防災計画のところではなっております。私も札内に住んでおるのでありますが、大きな災害になったときに、月曜日から金曜日まで日中、いわゆる消防を除きまして、札内署にいらっしゃる職員が七、八名でありますか、そういう人数であります。大きな災害が起こったときに、それでその対応できるのだろうかと。札内地区には1万 9,000人を超える人がいます。そういう方々の生命、身体、そして財産を守ることについて、それでそういう体制がとれるのかどうかということが大きな防災計画の見直しの問題としてあろうかと思います。本町地区のいわゆる現地本部、札内地区の現地本部、忠類地区の現地本部と、きちっとそこそこがその班を構成して即座に対応できるような形のいわゆる職員配置なり、そういう形の体制づくりというものが一番のその次の防災計画見直しの大切なところではなかろうかと思うことであります。そのところを申し上げておきたいと思うことであります。もう一つは、危機管理室的なそういう部署をどこか一つ置いておくところが必要なのではないかというふうなことも思うことであります。先ほどもありましたけれども、防災計画があって、マニュアルがあって、しかしそれが先生方にも職員の方々にも地域の住民にも、それがすり込まれていく、きちっと訓練をしてすり込まれなければならないわけでありますが、それにつきましては、いわゆる防災思想の普及、啓発活動、防災思想普及、啓発の計画がまだ不十分ではなかろうかと。自分が町民が私はどういう形で逃げていく、どういうことをしなければならないか。一人一人の職員がこのときはこういうことをしなければならないという、そういう災害時のいわゆる防災思想、そしてその啓発計画と申しますか、そういうことも力を入れていただければなと思うことであります。防災対策基本法第5条にあります住民の生命、身体、財産を保護するため、防災計画の見直し、その責務を全うしていただきたいなと思うことであります。次に、自然エネルギーのことに移らせていただきたいと思います。現況につきましては、ご答弁でいただきました。結構、太陽光パネル、その住宅につきましては、要望があり、そして対応していらっしゃるということをうれしく思っておることであります。これは神奈川に、パナソニックがやるのですけれども、1,000 戸規模のエコタウンというのがつくられるという構想が出ております。すべての家にパネルが置かれて備蓄をして、そしてそういうエコタウンという構想があります。ある意味では、春日町の西にこれから、ことし何か造成がされるというふうなことを聞かせていただいておりますけれども、太陽光の普及につきまして、エコタウン的な発想で一つの町のカラーを出して、そういう施策を進めていくというふうなことも町のエネルギーに取り組んでいく一つの踏み出しになっていくのではないのかと、そういう発想も必要ではないのかというふうに思うことでありますが、どうでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

今のお話ありましたようなこと、そういう実例もあるようでありますけれども、果たして私どもの町でそういったことがどこまで理解されて進められていくのか、なかなか難しい問題もあるのだろうというふうに思っております。今、私ども町として団地の開発というのは、これそれぞれ地域で事業者の方、そして地権者の方がそこをなされるわけでありますので、町のほうから全体にエコタウンだからここはパネルソーラーをしてつけてくださいというようなことまではなかなか言いづらいものが私はあるのだろうというふうに思っています。今までのとおり、何とか助成事業を活用していただいて、希望者についてはぜひ活用していただければというふうに思います。

再質問 11番 芳滝仁

年間枠が 20 件でありましたか。その枠についてどのようにお考えでありますでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

これも毎年いろいろ波がありますので、当初予算ではその数を見ていますけれども、年によっては多かったり尐なかったりしますので、当然補正予算で対応したときもありますし、これからも状況を見ながら、それで対応していきたいというふうに思います。

再質問 11番 芳滝仁

メガソーラーのことは質問状を出しましてから、帯広市と苫東がソフトバンクの選定市に考えられたというふうなことがありまして、大変広い土地が必要で、非常にまたそれが自治体にどのようなメリットがあるのかということもなかなか難しいことがあろうかと思うのでありますが、先ほど町長がご答弁でいらっしゃいました情報収集等に努めると。これは前向きに稚内は国でつくって稚内にもう移譲しましたものですから、その市の運営をされておりまして、3月、4月で 900万円ぐらいの黒字が出て、売電できるものですから、そういうふうなことになったというふうなことがあります。しかし、北電は先ほどご答弁にありましたが、発電所の中でしかつくらないよというふうな決めごとがあるようであります。まだまだ民間でさまざまな形でこれからその太陽光についてのそういうメガソーラー的な発想で民間の事業が展開をされてくるのだろうと思うことであります。どうぞその情報収集に努めて、前向きに取り組んでいただければとご期待申し上げまして、質問を終わります。

出典:幕別町議会 平成23年第2回定例会 2011年6月16日 議事録 PDF(37ページ) 間違いを知らせる