みんなの議会

幕別町議会 平成23年第2回定例会 2011年6月16日

防災教育と学校の危機管理の見直しについて

2011年6月16日、幕別町議会の一般質問で、斉藤喜志雄議員が「防災教育と学校の危機管理の見直しについて」質問し、教育長 金子隆司が答弁しました。

質問者
斉藤喜志雄 議員
答弁者
教育長 金子隆司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 18番 斉藤喜志雄

私は、被災地の一日も早い復興を願って、防災教育と学校の危機管理の見直しについて質問をいたします。今回の東日本大震災を経験して、改めて防災教育の重要性が、今、注目されております。「児童捜索の心情涙ながらに語る~消防士が講演~」、これは4月 27 日付けの北海道新聞の朝刉の見出しであります。翌 28 日には、十勝毎日新聞でも報道されたところであります。その記事によりますと、「被災地で何が起きているかを知り、自分たちに何ができるかを考えてもらおう」という、町内のある小学校の企画にこたえて、緊急消防援助隊北海道隊に参加をした幕別消防署員2名が被災地の状況や捜索活動などについて質問したと言われるものであります。参加したお二人は、全校児童 108 人のうち 74 人が死亡あるいは行方不明となっている石巻市立大川小学校付近で、我が子を捜す親たちが見守る中で、捜索活動に当たったそうでありますが、「子供たちをもっと早く見つけてあげたかった。もっと生きたかったと思う。」と涙ながらに語り、「友達を大事にして、しっかり生きてください。」と呼びかけたと言われておりますが、これに対して、児童会長からは「貴重な話を聞けた。今ある命と幸せに感謝し、歩んでいく。」とお礼と感想が述べられたと、その記事は伝えております。既に皆さんもお読みのことかと存じます。私は、こうした地域の関係機関と連携し、子供たちの心の琴線に触れる体験談やパワーポイントを使っての現地撮影の映像を駆使して、この取り組みをなされたことは、単に「防災教育」だけでなく「生徒指導」や「道徳教育」の充実という観点からも極めて教育的価値の高い取り組みであったと考えるところであります。そこで、つきましては、1点目の質問であります。子供たちの防災意識をはぐくむ「防災教育」の充実と、その重要性について所見をお伺いいたします。次に、今回の大震災では未曾有、想定外云々とよく使われておりますが、だから仕方がなかったのではなく、今、私たちは「想定外を想定した危機管理マニュアルの見直し」が求められているものと考えるところであります。言いかえますと、重大な危機に初めて遭遇することを想定して、準備をしておくことが必要とも言えます。その際、仮に想定を超えたとしても、それが生かされます。現に、被災地のある学校では、数日前に津波の避難訓練を実施していたことで、大きな揺れの後、粛々と高台に避難したと聞いているところでもあります。つきましては、2点目の質問であります。町内各学校の「危機管理マニュアル」や「防災マニュアル」の作成状況と、それらに基づく各種訓練と防災教育などの実施状況はどのようになっているか、お伺いをいたします。最後に、地震から子供たちを守るために、建物の構造体の耐震化が道内各地はもとより、本町にあっても急速に進められておりますが、大きな揺れによって天五や照明器具などが落下したり壁がはがれたりと、いわゆる「非構造部材」、具体的に申し上げますと、放送器具や窓ガラス、書棚、ロッカー、体育器具、テレビ、ピアノ等々であります。の被害や事故が相変わらず震災等々もあって多発をしております。そこで、三つ目のご質問をお伺いいたします。これらの落下や転倒事故を防止するために、施設、設備の点検と修理や補強などの対策はどのようになされているかお伺いをいたします。

答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)

斉藤議員のご質問にお答えいたします。「防災教育と学校の危機管理の見直しについて」であります。3月 11 日に発生した東日本大震災は、死者、行方不明者を合わせて2万 3,000 人を超え、今なお10 万人を超える方々が避難生活を強いられるなど、甚大な被害をもたらしました。今回の震災は、地震そのものよりも津波による被害が大きく、一瞬の判断の違いが生死の境目になった例も新聞、テレビ等で報道されているところであります。この的確な判断を下すことができた源は、学校や地域、家庭で日ごろから教えはぐくまれた知恵や力であり、日常的な教育の成果があらわれた一つの事例でもあると考えております。ご質問の1点目、「防災教育の充実とその重要性についての所見について」であります。今回の震災は、子供たちの下校時刻に発生いたしましたが、ある地域では、三陸地方で古くから言い伝えられてきた教えにより、小中学生全員が無事避難できたという報道がありました。その教えとは、「津波が来たら、てんでんばらばら、たとえ自分一人でも高台に逃げること」というもので、今では、「指示されなくても、とにかく早く、自分の判断でできるだけ高いところに逃げるように」という指導が定着しているということであります。また、学校での防災教育と年3回の避難訓練に加えて、お年寄りなど地域の人たちが、日ごろから、子供たちに言い聞かせていたことも、適切に対処できた大きな要因だったのではと考えております。まさに、日常的に学校、家庭、地域で教え、導いてきたことが、尊い命を救ったことにつながったものであり、防災教育を推進するに当たっては、家庭や地域社会と連携しながら取り組むことが極めて重要であることを改めて確認いたしたところであります。このため、各学校において防災教育を推進するに当たっては、家庭や地域と密接な連携協力を図りつつ、児童生徒の発達段階と地域の歴史や自然など特性に応じて重点的に行うことが大切であると考えております。また、防災教育を効果的に進めるためには、教育活動全体を通じて、体系的に指導することも必要であります。具体的に申し上げますと、社会科では、今回のように消防士の話を聞くなど「安全を守る体制とそこに従事する人々の工夫や努力」を学ぶ取り組みを、理科では「水の流れから洪水の危険性」を学んだり、道徳では、「自他の生命を尊重する心や社会に奉仕する心を育てる」など、学校教育活動全体を通じて防災教育を行うことが重要であると考えているところであります。ご質問の2点目、「『危機管理・防災マニュアルの作成状況と各種訓練・防災教育などの実施状況について」であります。まず、危機管理マニュアルや防災マニュアルについてでありますが、平成 11 年の京都市、13 年の大阪府の児童殺傷事件を契機に、全国的に各学校において危機管理マニュアルの作成が進められ、本町におきましても町内すべての学校において作成されているところであります。その内容は各学校において多尐の差異はありますが、大きくは事故・事件の防止、被害を最低限に食いとめるための措置、被害が生じた場合の対応策が盛り込まれ、対象となる危機を「一般事故」、「いじめ・不登校」「不審者侵入」「災害」などに分類し、その対象ごとに対応マニュアルを定めているのが一般的であります。特に「災害」につきましては、「地震」への対応マニュアルが別立てとされており、中には、地震の発生が授業中の場合、休憩時間中の場合、放課後の場合、登下校中の場合など細かく設定されたマニュアルもあるなど、各学校において、学校の特徴、地域の実情に合わせたマニュアルが作成されているところであります。次に、各種訓練、防災教育の実施状況についてでありますが、ただいま申し上げました危機管理・防災マニュアルに基づきまして、各学校におきましては、火災、地震、不審者侵入などを想定して、年間3回程度の避難訓練が行われております。訓練の際には、形式的に実施されることのないよう、消防署の協力のもと緊迫感やあるいは臨場感を持たせたり、さまざまな可能性を想定するなど実践的な訓練となるよう創意工夫しているところであります。さらには、地域の防災意識の高まりに応じて各公区単位で避難訓練が実施されておりますが、これらの避難訓練への児童生徒の積極的な参加を促進してまいります。また、今回の震災では、マニュアルどおりの対応をしたが、結果として被災した例も多く見られております。このことから、教職員はもとより、児童生徒一人一人が、状況に応じて、場合によってはマニュアルには記載のない対応が瞬時にして求められる場合もあることを想定するなどして、みずからの安全を確保する行動ができるよう、教育活動全体を通して「生きる力」をはぐくむことが重要と考えているところであります。防災教育についてでありますが、各学校において明確に「防災教育」と称する授業時間は設定されておりませんが、朝や下校の際に「安全教育」として「安全指導」を実施したり、先ほども申し上げました社会や道徳など教科全体や避難訓練を通して、防災意識の醸成や防災知識の習得を図っているところであります。次に、ご質問の3点目、「施設・設備の点検と修理や補強などの対策について」であります。ご質問にもありましたとおり、今回の震災でも建物の躯体自体に問題はないが、天五や壁などからの落下物により負傷した、あるいは建物の使用ができないという状況がクローズアップされております。このため、文部科学省においては、このたび「学校施設の整備に関する基本方針・基本計画」の見直しを行い、学校施設の耐震化を平成 27 年度までに完了させるとともに、建物自体のみならず、天五材や外装材等の非構造部材の耐震化を図ると明記されたところであります。非構造部材としては、天五材、照明機器、窓ガラス、設備機器等が挙げられますが、各学校においては、毎月1回、各教職員が分担をし、校内の設備等の安全点検を実施しており、設備等に不備あるいは危険がある場合は校長を通して教育委員会に報告され、必要な対応がなされることとなっております。これまで、白人小学校のガラスブロックの撤去あるいは町立幼稚園のコンクリートブロック間仕切り壁の撤去などが、多額の費用を要した非構造部材の補修として対応してきたところであります。現在は特に、大きな不備は報告されておりませんが、いま一度、学校長を通して、共通したチェックリストに基づいて点検をし、安全確保の観点から必要と判断した場合には、適切な対応を講じてまいりたいと考えているところであります。以上で、斉藤議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 18番 斉藤喜志雄

先ほどご答弁をいただきましたけれども、大枠で教育長の思いと私が考えていたこととは一致をしてございますので、細かくは3点質問いたしましたけれども、いずれも関連することでありますので、トータルとして質問をさせていただきたいと、こんなふうに思います。そこで、私も現場を体験してきた人間として、この防災教育だとか、防災計画だとか、とりわけ地震だとか風水害だとかというものに対しての教育現場の取り組みというのは、非常にややもすると時数がなくて、先ほどおっしゃったように、防災教育のいわゆるこまどりがないというところがとられています。私どもが現場にいるときは、まさにそのとおり、こまどりがなくて大変だったのですけれども、現状私は、工夫をする場面はあるなというふうに考えているのであります。それはどう言われるかといったら、総合学習の時間というのがあります。総合学習の時間というのは、これは取り立てて何をしなさいというふうに定められておりません。子供たちがそれぞれが課題意識を持って、その自己の課題解決に向けて取り組んでいく学習と、そういう中から生きる力を学んでいくということであります。そういう観点からいいますと、ぜひ例えば今回の町内の小学校で消防署の現地の中で救済活動、救助活動や捜索活動に当たった人たちを呼んで、僕は新聞記事ではありますが、現地その場にいたわけではありませんけれども、あの記事を見て、先ほども言いましたが、いいお話が聞けた、いい映像が見られた、今僕たちがこうやって生きていられることに幸せを感じ、これからしっかり生きていこう。ああやって子供たちの中にしっかりと防災に対する思いが植えつけられる、植えつけられてきたという点では、あの子たちは大人になっても恐らく忘れないであろう、私はそんな思いもしながら、あの記事を読ませていただきました。そういう意味では、あの小学校だけで終わらせるのは私はもったいないなと。教育委員会の権限として云々ということは、教育課程の編成権は教育現場にあるなんていうことは百も承知で私はあえて言いたいところでありますけれども、ぜひああいったタイムリー性を持った取り組みが実践されたものは町内1校に残しておくだけではもったいない。できれば、皆さん、どうかこんなチャンスであれば、教育委員会も積極的にそこを協力をいたしますから、町内の学校さん、必要に応じて設けていただけませんかということを呼びかけていってはいかがなものかなという思いを持って、1番目の中で出してございます。いま一度教育長の思いをお聞かせいただきたい。

答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)

今、ご案内がありました、まさに白人小学校の実践でありました。被災地に派遣をされました私どもの町の二人の消防士が、まさにタイムリーに現地の捜索活動の状況、映像を駆使するなどして、子供たちに講話を行った。高く評価されるものと私も理解をしております。議員ご指摘のとおり、臨場感あふれるものでなければやはりお撮りになっても心の底に残っていないというようなこともありまして、そこに視点を当てた学校の視点は、私は非常に高く評価するものでありますが、あわせて自他ともにお互いの生命を尊重する心あるいは社会に奉仕する心、それなども含めた教育活動の内容でありますから、各学校にも多く広くそういうことが伝わっていくように、そして実践されるように呼びかけを行ってまいりたい。それを受けて、6月の 28 日だったかと思いますが、東中においても同じように行われるというふうに聞いておりますし、さらには聴講生、地域の方々にも呼びかけて参加をしていただくと、こういうような教育実践も行われようとしております。これらを参考にしながら全学校がそういう方向で取り組むように、私どもも呼びかけてまいりたいというふうに思います。

質問 18番 斉藤喜志雄

ぜひ、子供たちが大人になっても忘れない防災意識を養うための実効性のあるそういう防災取り組みの見直しと充実に今後も努めていただきたいものだ、こんなふうに思うところであります。とりわけ、十勝はご案内のとおり、十勝沖震源地、それから根室沖震源地、さらには内陸部での活断層を抱えての直下型地震が周期的にやってくると。先ほども言いましたとおり、自然災害がいつやってくるのかは、来ないのが一番いいのですけれども、ややもすると、1回起こってからしばらく時間がたつと緊張感がなくなっていって、なかなか本当の意味での避難訓練等々も、なおざりになりがちであります。そういう意味では、ぜひとも子供たちの中にしっかりと、今までもやってきたのですよ。私ども現場にいたときにやってきたのですが、防災意識を冷静に取り組んできたのですけれども、今回の教訓をあれしながら、より子供たちの心の中に踏み込むような、そういうものということで、重ねてお願いをしておきたいというふうに思います。もう一点は、実は全国的にはそんな話をお伺いしているところでありますが、緊急地震速報への対応ということで、学校によっては規模等があったり、あるいは責任者である校長、教頭が諸会議なんかで抜けていたりとかということがあったりなんかして、なかなか情報の共有ができないという点で、しかし一刻を争う情報の共有ということで、こんなことが考えられているのですが、この辺の検討についてちょっとお伺いをしたいと思いますが、校内放送、これはどこの学校も校内放送というのはセッティングされております。その校内放送の中に、緊急地震速報から流れるシステム、そんな難しくないし、そんなに大きな費用もかからないわけです。もう既に設置されておりますから。したがって、そういった地震対策の一つとしてそういうシステム、緊急地震速報を校内放送を使って、さっと切りかわる装置をつければすぐ入るのだそうですが、そういったものが将来的に検討いただければと。そうすると、より早い情報の収集ができるということで、一刻を争うことでありますので、そんな方法も考えてみてはと思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)

校内放送につきましては、通常の放送と、それからどこの学校でもそうですが、緊急放送用と二つのシステムが分かれています。全校、全館に放送しようという場合については、緊急ボタンを一発押せばすべてに放送されるということでありますが、今ご案内にありましたように、緊急の地震速報との連動についてはまだ私どもそこまで至っておりませんが、ご案内のとおりの緊急性を要する、それが瞬時に伝わるという仕組みについては、今後検討させていただきたいというふうに思います。

質問 18番 斉藤喜志雄

そこで、もう一点、これ一番最後の質問の中でもあったところででありますが、施設設備の点検、日常的な点検、整備活動にかかわってでありますが、ご存じのとおり、学校も例えばピアノだとか目に見えるもので体育用具だとか、あるいはテレビの設置にかかっているもの、ストッパーがかかっているだとか、きちっと設置されているだとか、あるいはピアノが倒れないようにするための、あっちやこっちに走っていかないためのストッパーがきちっとかかっているかとかというのは、これは学校の中で点検するのです。ところが、天五、これはご案内のとおり、あの東京の九段会館が今回の地震で天五落下して亡くなりましたよね。それから、昭和 27 年の十勝沖地震、これは私が小学生のとき、今でも心の中にしっかりあれしているのですけれども、十勝沖で大きな被害がありました。ぼろぼろの学校で最後、子供たちが全部逃げたかなといって最後に校舎を点検して歩いていった先生が実は上からどさっと落ちてきた天五の下敶きになって、その方が殉職されたと、こういうケースがございます。しょせん学校が、学校がと言ったら怒られますね。しょせん先生方というのは素人です。したがって、目に見えるところはわかるけれども、例えば天五だとか壁だとか壁がはがれたとかというのはあくまでも目視の範疇なのです。目視の範疇であり、なかなかそこのところをしっかりと把握して教育委員会に、ここのところを修正してください、あるいは直してください、修理してくださいというのには限界がある。そこで、これもまた対応であり恐縮なのではありますけれども、今言ったように直下型の地震がなんていうことになったときには、これは津波とかなんとかではなくて、今度建物そのものが耐震化をしていても、今度は天五等々の落下ということが非常に心配であります。そういう視点でぜひ定期的に教育委員会として学校設置者として専門家をぜひ入れて、僕たちがやれるのは目視だけ。しかし、当然、津波もあったり、あるいは打診をしたりとか、いろんな方法が専門家を伴ってのあれというのはあるというふうに思いますので、ぜひそういったところを含めた点検活動を定期的にやっていただけないものかなと、そんなふうに思っているところでもあります。とりわけ天五、天五ぐらい残ってなんて、38 年間私も学校現場の経験を持っていますけれども、残っている学校はないような気がしまして、そういう意味では、今回いいチャンスを今回の地震が与えてくれたということで、町内にそういう危険なところがないのかなということも含めて、今後の点検も含めて、教育長の思いなり方策をお聞かせいただければと、こんなふうに思います。

答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)

実は昨年の3月に文科省から学校施設の非構造部材の点検、対応マニュアルというものが示されました。それに基づきまして、天五材あるいは同仕上げボードに破損等がないかについて点検をさせていただきましたが、ご案内のとおり目視の範疇であります。このマニュアルでは、打診も含め、触診あるいは図面等で確認をしなさいということでありますから、私どもとしては、やはり学校現場の目視だけでは不足するところがあるだろうということから、年内中には技術者さんも含めて学校を回ってみたいと。必要があれば、それなりの予算化も進めていきたいというふうに思っております。ただ、今一番問題なのは、棚等々のストッパーがあるのかないのか。ピアノなんかは非常に災害時に大変問題になりますが、固定するということが必ずしもいいということにならないそうであります。非常に難しいこともありますので、それらは技術者さんとも十分相談をしながら進めていきたいと思いますが、従前どおり学校が毎月1回程度定期的に実施をいたしておりますが、教育委員会としても設置者の責任の上において、年に最低1回は定期点検をするように今後とも努めさせていただきたいというふうに思います。以上です。

質問 18番 斉藤喜志雄

ぜひ、そのあたりを含めて、安全・安心な学校づくりにご努力をいただきたいなというふうに思っております。最後ですが、やっぱり先ほど前段でも言いましたように、今、防災マニュアルなどやそれから防災計画の見直しが確実に各学校でも迫られております。これは後ほど、きょう、同僚議員であります芳滝議員も町の防災計画についての質問があるので、そのときのかかわりでもお答えがいただけるだろうというふうに思っておりますが、いずれにしても学校にもひとつ再度見直しをという指示を発していただきたいと。そして、当然防災計画を策定したら、教育委員会に届けることになるのかというふうに思いますので、届けられたらその防災計画に今回の教訓も含めて、しっかり点検していただいていく気はないか。とりわけ、町も当然防災計画の見直しに係って専門家を含めた検討がなされていくのだというふうに思いますので、例えばこのあたり、もう尐しだよなと思うところであったり、そういったところとも相談していただきながら、私は一番理想的なのはそういう、町に研究所というのがございますから、ある意味では幕別町が抱える共通課題というのはいっぱいあるような気がするのです、この防災教育の中の防災計画についての。したがって、学校として、例えば町の研究所あたりからプロジェクトをつくって、ひとつ幕別町はこういうふうにして防災計画ができましたよ。町内の防災計画を共有し合いましたというところができると、これはいわゆる管内にも先駆けてすばらしいものができるのではないかと。僕はそういう意味では、ぜひとも町の研究所、十勝の研究所はいろんな事業を抱えていますけれども、そもそも研究所あたりが一定のプロジェクトチームをつくって、何年かかかってそういうものをつくっていくのも一つの知恵でないかなと、こんなふうにも思っているところであります。本当に何年間に1回しか来ないものですから、ついついなおざりになりがちでありますけれども、子供の命にかえられないということを含めて、今後ともぜひ万全の配慮をいただければと、こんなふうにお願いをして、質問を終わります。

出典:幕別町議会 平成23年第2回定例会 2011年6月16日 議事録 PDF(32ページ) 間違いを知らせる