みんなの議会

幕別町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月11日

まちづくりと後期中等教育(学校教育)について

2013年6月11日、幕別町議会の一般質問で、斉藤喜志雄議員が「まちづくりと後期中等教育(学校教育)について」質問し、教育長 飯田晴義、町長 岡田和夫が答弁しました。

質問者
斉藤喜志雄 議員
答弁者
教育長 飯田晴義、町長 岡田和夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 18番 斉藤喜志雄

通告に基づき、まちづくりと後期中等教育(学校教育)について質問いたします。本町の後期中等教育は、町内に公私2高校があり、他市町に比べて子供たちの選択肢や間口は恵まれた環境にあります。しかし、少子化の進行や帯広一極集中が加速する中で、多くの課題を抱え、その存続すら危ぶまれる実態にあります。さて、道教委は、平成 18 年に策定した「新たな高校教育に関する指針」に基づき、中卒者数の減少傾向や教育水準の維持向上などを理由に、地域の実情、私立高校の配置状況などを勘案しながら、3年間を見通した定員の調整(間口の削減)や学校の再編整備(募集停止)などを行ってきております。特に、配置計画を策定した後、入学者選抜における第2次募集の合格発表後、配置計画で示した募集人員に対し、1学級相当以上の欠員を生じた場合は配置計画を変更するとしております。最近では、池田高校が3学級から2学級、新得高校が2学級から1学級に削減されたことは記憶に新しいところであります。なお、「配置計画」により1学級に削減された高校では、入学希望者数が激減する状況も見受けられると伺っております。そうした中、道教委は、4月1日、25 年度の入試で1学級分(40 人)以上の欠員が生じた幕別高等学校(定員 80 人に対して欠員 56 人)と、本別高校(定員 80 人に対し欠員 42 人)を含む全日制の道内公立高校 12 校で、1年生の学級を削減すると発表いたしました。このことは、「新たな指針」に照らすならば、幕別高校も既に再編整備の対象校に該当していることを意味するものであります。あわせて、私学の江陵高校も、懸命な経営努力にもかかわらず、定員の確保は苦しい状況にあるとお聞きをしているところでもあります。今後とも、中卒者数が総じて減少傾向にあることを踏まえると、両校とも、存続の危機に一層拍車がかかるものと心配されることでもあります。仮にではありますが、募集停止や統合によって地域から高校がなくなるような事態があれば、その高校を必要とし、そこに学ぼうとする子供たちの願いや保護者の期待を踏みにじるだけでなく、地域の経済や文化にも大きな影響を与えることは必至であります。そうした意味合いでは、後期中等教育の充実・振興は、まちづくりの重要かつ喫緊の課題と考えております。以下3点について所信をお伺いいたします。1点目は、町内5中学校から幕別・江陵両高校、中札内高等養護学校幕別分校への入学者数についてお伺いをいたします。その二つ目は、幕別高校への入学者数が大幅に減った要因と、その分析について、中札内高等養護学校幕別分校も含めて、所見をお伺いいたします。3点目は、まちづくりの観点から、公私2高校の充実や存続に向けた支援のあり方と施策についてお伺いをいたします。以上であります。

答弁 教育長 飯田晴義(教育長は2014年12月まで)

斉藤議員のご質問にお答えいたします。「まちづくりと後期中等教育(高校教育)について」であります。ご質問にありますように、北海道教育委員会においては、「新たな高校教育に関する指針」に基づき、毎年、向こう3カ年を期間とした「高校配置計画」を策定しており、十勝管内においても、この計画により、近年では浦幌高校の募集停止、帯広市内公立高校の間口減が実施され、今後においても、中学校卒業者数の減少などに応じて間口減や再編整備を行うこととなっております。本町の幕別高校においても、平成 18 年度に1間口減の2間口となり、さらに本年度は入学者が大幅に定員を下回ったため、1学年の生徒定員が 40 人減員となったところでありますが、過日、北海道教育委員会が公表した平成 26 年度から 28 年度の「公立高校配置計画案」では、来年度の入学者定員は2間口で募集することが盛り込まれたところであり、まずは安堵いたしているところであります。しかしながら、中長期的には、今後も中学校卒業生は減少してまいりますので、間口確保、高校存続については、今後も常に危機感を持って対応してまいりたいと考えているところであります。ご質問の1点目、「町内5中学校から幕別・江陵両高校、中札内高等養護学校幕別分校への入学者数について」であります。まず、今春の幕別町内5中学校の卒業生についてでありますが、合計で 273 人の卒業生のうち、町内の高校に 55 人、割合で約 20%の生徒が入学し、卒業生の約 80%は帯広市など、町外の公・私立高校に入学している状況にあります。平成 21 年度は、町内の高校への入学の割合は約 28%でしたので、年により若干の波はありますが、傾向としては町内高校への入学者の割合は減少している状況にあります。また、本年度の町内中学校別の幕別高校への入学者数は、幕別中学校から6人、札内中学校から6人の計2校 12 人であり、高校全体の新入学生徒が 24 人でありますので、町内中学校出身者割合はちょうど半分となっております。一方、江陵高校につきましては、幕別中学校から4人、札内中学校から 22 人、札内東中学校から14 人、忠類中学校から3人の計4校 43 人となっており、全新入学生徒 115 人に占める町内中学校出身者の割合は 37.4%となっております。また、中札内高等養護学校へは、札内中学校2人、札内東中学校2人の計4人が入学しておりますが、幕別分校への町内からの入学者はありませんでした。ご質問の2点目、「幕別高校への入学者数が大幅に減った要因と、その分析について」であります。まず、入学者数減少の要因でありますが、大きくは中学校卒業者数が大幅に減少したことが挙げられます。平成 23 年度の管内卒業者数は 3,437 人でしたが、平成 24 年度は 3,176 人と、前年度に比べ約 270 人の減となり、また町内においても 298 人から 273 人と、25 人の減になったことが影響したものと考えられます。加えまして、高校授業料の無償化に伴い、経済的な負担の面で公立と私立の差が縮まったことにより、中学校卒業生の進学選択の幅が広がったことも要因の一つと考えております。さらには、幕別高校の過去において存在した「生徒指導上の問題」にかかわっての風評が払拭されていないことも、要因としてあるものと考えております。入学者数が大幅に減った要因としては、以上の点が考えられますが、中学校卒業者の減少にかかわらず入学者を確保している高校が管内にもありますことから、やはり現状の幕別高校の特色やよさが受験生や保護者、さらには中学校の進路指導担当教諭に浸透し切っていなかったものと思っております。現在の幕別高校における快適な学校・学習環境や卒業後の高い就職率等の情報の中学生や保護者への発信や各中学校への PR 訪問の充実を図るとともに、大学進学を希望する生徒などの入学も視野に入れた戦略的な学習環境の整備なども求められているものと考えているところであります。一方、中札内高等養護学校幕別分校の定員割れにつきましては、中札内本校自体、例年、定員よりも出願者が多い状況にありましたが、平成 25 年度は定員 48 名のところ 38 名で 10 名の定員割れ、分校も同じく定員 16 名のところ7名で9名の定員割れとなっております。小・中学校において、特別支援学級在籍者が増加し、さらには普通学校に在籍しながらも特別な支援を必要とする児童生徒がふえている今日的な状況ではありますが、中札内高等養護学校で対象としているところの軽度の障害を有する生徒が、普通高校に相当数入学している状況もあるものと推察いたしているところであります。北海道教育庁レベルでの分析では、定員割れの原因は不明で想定外とのことでありますが、学校側からの情報では、来年度は本校、分校ともに定員を満たすと予測しているとお聞きいたしているところであります。ご質問の3点目、「まちづくりの観点から、公私2高校の充実や存続に向けた支援のあり方と施策について」であります。先ほども申し上げましたように、幕別高校におきましては、来年度の募集定員は2間口を確保することができましたが、向こう2年間の十勝管内の中学校卒業者数では、来年・平成 26 年3月卒業者は本年より 257 人多い 3,433 人でありますが、平成 27 年卒業者は前年より 238 人少ない 3,195 人と推計されております。道教委の公立高校配置計画におきましても、平成 32 年度までの見通しでは、十勝学区で4から5学級相当の調整が必要とされており、今後においても予断を許さない状況となっております。こうした厳しい状況下において、幕別高校と江陵高校の充実と存続に向けてどう支援し、どのような施策を講じるかは大変重要な課題であると考えております。現状では、幕別高校へは、生徒の体験活動や進路対策、地域との連携教育活動などの支援のため、幕別高等学校教育振興会へ毎年 165 万円を補助いたしておりますが、今年度から、中札内高等養護学校幕別分校分として 15 万円を増額し 180 万円を、また江陵高校に対しましては、高校運営費補助金といたしまして 190 万円の補助金を交付しているところであります。さらに、海外研修への派遣を初め、キャリア教育の一環としてインターン研修の受け入れや学校行事への福祉バスの運行など、支援をいたしているところであります。また、今後におきましては、幕別町内の中学生が具体的な将来像を描け、魅力を感じて地元の高校に入学できるよう、地元の高校の卒業生がマンパワーとして幕別町内の企業等に就職できることを目標に、高校の進路指導部、商工会、農協、町内企業等における人的ネットワークの構築に向けて、町としてどういった支援ができるのか検討しているところであります。いずれにいたしましても、中長期的には、幕別高校、江陵高校ともに、その存続自体が危ぶまれるような大変厳しい状況が生じるようなことも想定されているところであります。高校の存続問題は、町内における後期中等教育の確保にとどまらず、生徒の進路や保護者の家計、地域の経済・文化・活性化など、まちづくり全般に影響が及ぶものでもあります。両高校の校長を初め教職員の皆さんにより、学力・体力、指導力の向上など、総合的な学習環境の整備がこれまで以上に図られることを期待いたしますとともに、町といたしましても、これまでの支援に加えて、町内の高校教育のあり方の検討や高校への支援等を行う組織の立ち上げなど、全町が一丸となった高校存続に向けた取り組みの構築に努めてまいりたいと考えているところであります。以上で、斉藤議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 18番 斉藤喜志雄

それでは何点かに亘って、再質問をさせていただきたいというふうに思いますが、3つの学校が絡んでおりますので、それぞれ学校別に再質問をさせていただければと思います。最後にそこのところを整理すれば、トータルとしての話が見えるという形で進めさせていただきたいというふうに思いますので、ご理解をいただきたいと思います。最初に中札内高等養護学校の幕別分校に関わって、質問をさせていただきたいというふうに思います。先ほどの答弁によりますと、町内5中学校からの入学者は0とのことでありました。7名の出身校もしくは出身校は別としても、町村はどこから来てるかについて、お分かりであればお伺いをしたいと思います。

答弁 教育長 飯田晴義(教育長は2014年12月まで)

出身校までは承知しておりませんけれども、7名のうち5名が帯広市内、2名が本別町内というふうにお聞きしております。

再質問 18番 斉藤喜志雄

そうすると、帯広市の5名については、当然バスもあれば列車もあるということですから、比較的いわゆる登下校には不自由をきたさないのかなというふうに思ってはおりますが、問題は本別の2人についてはどんな形で登下校にあたっているかお分かりでしたらお聞かせください。

答弁 教育長 飯田晴義(教育長は2014年12月まで)

本別2名につきましてはバスを利用して通学をしていると、7時 50 分ぐらいに着くのではないかというようなことをお聞きしております。

再質問 18番 斉藤喜志雄

本別ということになれば、おそらくバスでということになったら、乗車時間1時間以上は当然超えますね、乗り合いバスですものね。そう考えるとですね、本来は幕別、高等養護学校というのは圏域で建てている学校ですから、寄宿舎が伴ってなければならないというのが原則でありますね。そこの原則が一つ破られているということで、当然子ども達にとっては、大変な肉体的にも精神的にも、いろんな精神の症状を抱える子ども達もいるわけですから、精神的にも非常な負担感が伴うものではないかと心配される所でありますし、当然、親にとっては経済的負担がまた非常に大きなものがあるのかなと、こんなふうにも思う所であります。そういう意味で、いわゆる遠距離通学による疲労、精神的負担、保護者の経済的負担等を考えると相当厳しいものがあるのかなというふうにも思う所でありますし、出来ることであればですね、高校に寄宿舎を建ててもらう運動をしていっていただきたいなと、とりわけ、中札内はもちろん持っているわけですけれども、本校については、仮住まいの仮住まいで、将来は余り保証しませんよなんていうことにならないように、その辺を含めて、これはなかなか答弁のしようがないかと思いますが、ぜひ道に対してその辺の働きかけをしていっていただきたい。

答弁 教育長 飯田晴義(教育長は2014年12月まで)

これ、もともとは道立高校の空き教室を利用しているといったことが始まりになるかと思います。聞くところによると、旭川では愛別高校を利用して、まるっきり特別支援学校にするというようなこともありまして、いずれにしても道の財政事情が非常に厳しいということがあって、分校を設置する際にも、自宅から通学できるような軽度の生徒たちの施設にすると、学校にするといったことがありました。とはいえ、やはり通学にかかる負担というのは大変なものだというふうに思いますし、経済的にもそうでありましょう。この辺は、これまでも設置するときに要請をしてまいりましたけれども、再度要請をさせていただきたいなというふうに思います。

再質問 18番 斉藤喜志雄

そこで、その札内高等養護学校幕別分校にかかわって2点目の質問へと入りたいというふうに思いますが、そもそも今、教育長がおっしゃられたように、幕別分校開設に当たっては、中札内本校の志願者数の増加と中学校の特別支援学級在籍者数増を勘案しての措置であったはずであります。しかし、25 年度の中札内本校の実績を見ると、比較的障害の軽いと言われる生徒を対象にした4学科 32 名、これは農業科、産業科、木工科、工業科の定員に対して、志願者数は 24、それから比較的障害の重い生徒を対象にした2学科、家庭科云々というやつですが、これは定員が 16 名に対して志願者数は 12 名と、いずれも欠員を生じているということでありますが、言いかえますと、本校志願者数に分校志願者数を加えても本校の定員が満たない状況の中でことしは非常に危惧しているところですが、果たして幕別分校存続の展望はあるのかと非常に疑問に思っているところであります。先ほどの答弁書の中にありましたけれども、道教委関係者のお話では次年度は大丈夫だろうというふうにおっしゃっていらっしゃるということでありますが、その根拠も含めてどのような所見をお持ちか、お伺いをいたします。

答弁 教育長 飯田晴義(教育長は2014年12月まで)

斉藤議員おっしゃるように、中札内で受けられない分を幕別分校にと、そういう思惑があったようでありますけれども、実際にふたをあけてみると、両校とも定員に満たない状況であったということであります。この一つの要因には、やはり普通高校への進学が、特別支援学級から3割程度あったのではないかといった見方も実はございます。それで、来年についてでありますけれども、特別支援学級在校生がことしに比べて十勝管内で 15名程度増加する見込みであるということがあります。そういったことが恐らくバックボーンにあって道教委は、来年は大丈夫だろうと言っているのだというふうには思いますけれども。それともう一つ、幕別分校に限っていうと、初年度だということで若干 PR 不足の点も否めなかったかと思います。それで、今年度に入りましてから、約 50 名ぐらいの定員で、いわゆる大学で言うところのオープンキャンパスというのですか、そういう学校見学会を3回ほど予定していると。ついこの間、第1回目が終わりまして、50 人を超えるような方々がお見えになったということで、学校の状況を見て、かなり関心を持っておられたということでありますので、少なくとも幕別分校に関して言えば、私も大丈夫ではなかろうかというふうに思っております。

再質問 18番 斉藤喜志雄

そういう数的な根拠があるということであれば、しっかり来年を見守っていきたいなというふうに思いますが、いずれにいたしましても、先ほど来言っておりました、いわゆる寄宿舎等々だとか、さらには総合産業科という、これまたなじみのない学科であります。全道で恐らく初めてだったのではないかなというふうに私は認識をしておりますけれども、そういったところも含めてのいわゆる PR 活動というのでしょうか、そんなことも含めて、ぜひしっかりと進めていって、確保していただきたいなと、こんなふうに期待をするところであります。そこで、ご案内のとおり、この道立高校の空き教室を利用して特別支援学校ができるのは、道内で初めての試みであります。言い方を変えますと、異種校が同じ校舎内に併設されることに対してどのような教育効果があるのか。これはとりもなおさず、今後の PR 活動等も含めて幕別高校にとってどんなメリットが、それからともにそこに同居する分校にとってどんなメリットがあるとお考えか、お尋ねをしたいというふうに思います。

答弁 教育長 飯田晴義(教育長は2014年12月まで)

まず、幕高側のメリット、これは高校から聞いたお話で、現実になりつつある部分も含めて、メリットと考えられる点についてお話を申し上げたいというふうに思いますけれども、日常的に幕高生と分校生が交流をするといった中で、人権意識の高揚でありますとか、共生社会への理解が深まるであろうということが1点あるのかなというふうに思います。また、幕高にも、先ほどお話ししましたように、やはり特別な支援を必要とするような生徒さんが現実に入学していると、そういう実態があるということでありまして、分校が併設されることによって、そういった支援が必要な生徒たちに対する、より適切な指導ができるのではなかろうかといったことも考えられます。また、実はエレベーターが設置されました。これまでであれば、なかなか身体に障害のある生徒については受け入れが難しかったのでありましょうけれども、エレベーターが設置されることで、そういった身体に障害を持つ生徒も受け入れ可能になるのかなというふうに思います。実は、幕高、分校で、合同イベントとして先月、スポーツ大会があったということであります。この中でキックベースボールをやられたということなのですけれども、その際、これはクラス対抗でやるということで、幕高の2年生と分校生が対抗でやられたのですが、その際に幕高の生徒側から自然発生的にエールが起きたという、そういったほほ笑ましいようなお話も伺っておりますので、非常にうまく今やられているのかなというふうに思っております。あと、分校側からいいますと、これは実際にお聞きした話でありますけれども、分校の子供たちが、やはり幕高生から非常にいい刺激をもらって生き生きと学校生活を送っているというお話もお聞きしておりますので、そういった点を周りに、あるいはその保護者に PR しながら、お互い、両方の生徒数確保というものは努めていかなければならないなというふうに思っています。

再質問 18番 斉藤喜志雄

今お話を聞くと、相乗効果ありというふうに私は理解をしたわけですけれども、もちろん人権意識だとか、それから共生社会だとか、あるいはおっしゃられた身体に障害のある方等々についてもそれなりの、それから学校での教育活動も云々、それなりのメリットがあるというふうに捉まえているということで、しかし現実問題として、幕別高校に進学を希望する生徒諸君が、果たしてそのことをもってして幕別高校を選択してくれるかというのは、これは後ほど今これから質問いたしますけれども、そことのかかわりでは非常に微妙なものがあるということは受けとめておかなければならないというふうに私は思っております。そういう意味で言うと、必ずしもそのことをもってして、幕高の子供たちの和やかに緩やかに楽しみながらという、そこは十分できるし、同一校内におけるところのインクルーシブ教育の推進という観点からいえば、それも一つの大事な教育活動のメリットであるということは理解しつつも、義務制ではない高等学校の中での定員確保に向けては非常な課題も実はあるのだというところを踏まえながらの取り組みをしていかないと、必ずしも増員にはつながっていかないなと、そんな思いも、しかしやっていることはすばらしいことだということも十分承知をする中で理解をしていきたいと、こんなふうに思いますが、あわせてそういうメリットをどうやって地域の人たちや受験生の諸君や、あるいは保護者の方々にご理解をいただくかという中では、これいわゆる連携が非常に大事になってくるかなということで、ぜひ課題に上げて、また委員会としても取り組んでいっていただきたいものだなと、こんなふうに思うところであります。先へ行きます。与えられた時間がだんだんなくなってきましたので。二つ目の学校について質問をさせていただきたいというふうに思いますが、江陵高校についてであります。全道の私学の中では、この少子化の中で生徒確保に非常に苦戦している高校がたくさんあります。あっちこっちで生徒確保に苦戦している私学の高校があります。江陵高校も間違いなく、その1校であります。そのことは、江陵高校とても例外ではないということであります。私学として比較的小規模な中で、さらに欠員が生じております。ご案内のとおり、欠員が生じております。全校生徒の数字で見ていくと、351 名の定員に対し、平成 24 年度並びに 25 年度とも約2学級、2学級規模の、今年度、いわゆる 25 年度は 50 余名でありますが、その前、24 年度は丸々2学級に到達するような数を超える欠員があり、私学経営という観点から見ると、私は極めて厳しいものがあるというふうに考えるところであります。そこで、存続を含めていま一度、どのような所見をお持ちかお聞かせをいただければというふうに思います。

答弁 教育長 飯田晴義(教育長は2014年12月まで)

確かにおっしゃるように、江陵高校のお話では、今の3間口を切ると、これは経営的に難しいと、3間口を維持することが損益分岐点だというお話でありました。そういう中で、実は 23 年度、4年度の入学生がかなり落ち込みまして、おっしゃるような欠員が生じております。そういう中で、教職員一丸となって近隣中学校を回られたということでありまして、担当については1年に4回、それに校長、教頭を含めると、一つの学校に7回、8回と回って生徒集めをやられたということであります。その一方では、学校内の取り組みとして独居老人宅の雪かきでありますとか、あるいはごみ拾い、さらには老人介護施設のイベントの手伝い、さらには地域の夏まつりがありますけれども、その祭りにあんどん行列で参加をするといった地域貢献活動も非常に力を入れてやられております。そういったことが、PR 活動とこういった地域貢献活動が功を奏しまして、今年度はわずか2名の欠員にとどまったということでありまして、何とか江陵高校としてはこれを維持していきたい、評価もある程度一定の評価が得られるようになりましたし、就職も2年連続 100%であります。さらには、就職、進学の割合が半々なのですが、その進学のうちの4大への進学者も約6割いるということで、かなり学校の内容、生徒の質も向上してきたということで、この勢いで来年以降も取り組んでまいりたいというふうなお話をされておりますので、町としてもできることについて支援をさせていただきたいというふうに思っております。

再質問 18番 斉藤喜志雄

まさに、いわゆる私学というのは、経営という観点がどうしても伴ってきますから、そういう意味で言うと、現行間口はもう3間口ですから、もうぎりぎりのところに来ているのですね。そこの中で、3学年をトータルした中で2間口の穴ができるということは、もう涙ぐましいような経営努力をしなければ、学校の質も含めて保っていくことが非常に私は難しいのだろうと、そういうふうに思っております。したがって、町内に存する学校でありますから、幕別町として、教育委員会として何ができるのか、何が可能なのか、そこのあたりはぜひ考えて、支援の手を差し伸べていっていただきたいなと、こんなふうに強く要望をしていきたいというふうに思います。なお、経営努力という観点で言えば、単なる財政的側面でなくて、今言われたように、進学だとか、いわゆる出口の充実というやつですね。これにはかなりの努力をされているということは、私の調べた中でも非常に高く評価をしているところであります。道内外の有名私大への進学だとか、あるいは釧路公立高校だとか等々、ことしはなかったかもしれませんけれども、その先には教育大等々への進学だとかという形でのかなりの実績を持っていて、それなりの評価が、実はこの江陵高校へどんと集まっていっている、例えば東中学校なんかはそのあたりをしっかり子供も保護者も受けとめているから確保できているのだろうなと、こんなふうに思っているところであります。先へ進みまして、幕別高校について、いよいよ本題の幕別高校でありますが、そこについてお伺いをしてまいりたいというふうに思います。2間口校の幕別高校は、2次募集後の生徒数が1学年 24 人と確定し、欠員が1学級分の生徒数を上回る 56 人となったことによって1学級が削減されたことはご案内のとおりでありますが、そのことにより教育条件の低下が心配されるところですが、現状どのようになっているか、まずお伺いをしておきたいと思います。

答弁 教育長 飯田晴義(教育長は2014年12月まで)

ことし1学級になったということで、教育力の低下というと、全体としての学校力といいますか、それはやはり教師の数、教員の数なのだというふうに思います。24 年度 18 人いた教員が、ことしは2名減の 16 人になったということでありまして、本来、今の通算5間口ということであれば 15 人まで落ちるということであります。校長は何とか 15 人に落ちることは阻止したいということをおっしゃっていますので、私どもも一緒になって道教委に対して働きかけをしてまいりたいというふうに思っております。

再質問 18番 斉藤喜志雄

そうなのですね。当然、間口によって教員配置の定数が決まってくると。とりわけ、これ例えば新得高校のように1間口になってしまうと、それが3学年で重なってしまったら、事実上高校教育は成立しないと言われている、そういうふうに教育条件が低下している。そういう意味で言うと、非常に単なる子供が減っただけでなくて、教育の条件、質の低下が心配されるということで、現に 24 年からの 18 人から 25 年に 16 人ということで2名減、本来的にはこれ、正確に言えば15 人ということだというけれども、1名確保していたと。ご案内のとおり、実は道立高校の校長というのは、十勝の局長と同じように人事権を持っています。これは、義務制とは大きく違うところであります。したがいまして、ぜひ、いい教員の確保も含めて、今いる教員がだめだという意味ではないですよ、私が言っているのは。より質を高めるという点で、いい教員の確保を含めて、しっかりと校長と教育委員会と地元の関係機関が手を携えて道に意見反映をしていくということが、まずもって幕別高校の質の維持向上につながっていくということをご理解いただきたいというふうに思います。そこで2点目に入りますが、6月4日、先ほど教育長もほっとされたというように、道教委は、次年度、町内の中卒者数がふえる、これは 62 名くらいふえるのだったのでしょうか。正確には覚えていませんが、60 前後だったと思いますが、町内でふえると。したがって、26 年度の募集間口を1学級増の2間口にするということが、6月4日に発表されました。したがって、26 年度は、ここからが非常に厳しいところでありますので、ぜひお考えいただきたいと思うのですが、特例2間口なくなってしまいましたから 26 年度からは最低でも2間口維持に必要な生徒数 41 名だと思うのですが、したがって最低でも2間口維持に必要な生徒数 41 名以上の確保がなければ、再度1学級に戻ってしまいます。1学級に戻ってしまったら、それから先、子供はふえませんから、新得と同じ状況で、それは必然的に学校は募集停止という道をたどるということでありますので、非常にシビアな状況を迎えている。最低 41 名確保するとしても、17 名の子供を次年度は確保しなければいかんという、そういう状況に現実追い込まれているということで、具体的な2間口確保に向けてどんなふうに取り組みを考えているかも含めて、もし数字的な要素も含めてわかっていることがあればお聞かせをいただきたいというふうに思います。

答弁 教育長 飯田晴義(教育長は2014年12月まで)

先ほどもご答弁申し上げましたけれども、来年は、管内で 257 人、町内でも 67人卒業生が増えると。しかしながら、再来年になりますと、管内で 238 人、町内では 47 人が減っていくと、せっかくふえた分がほぼ減ってしまうという状況にあります。ただ、管内の幕別高校に通う子供たちがどこから通うかということを考えた場合に、やはり帯広市周辺、それと清水、池田ぐらいなのかなと、その区域内における子供たちの増減を見てみますと 26年3月では 233 人ほどふえます。そして、そういう中で、私立高校で欠員がことしなんかは生じていますので、それが 82 人ほどあります。さらに、公立高校においても、97 人ほどの欠員が生じております。そして、幕別高校が1間口ふえるということになりますと、これを足していくと 219 人になります。卒業生がふえるのが 233 人で、そこにはまってくる数が 219 人ということで、ほぼイコール、若干 14 人ぐらい中学生、卒業生のほうが多いということで、数字の上では何とかおさまってくれるのかなというふうに思っておりますけれども、ただやはり何といっても、これ 26 年が勝負であります。これは高校も同じような認識に立ちまして、幕高独自の取り組みとしても、まず PTA 総会で間口増に向けた決議をしたと。そして、学内においては、幕高の魅力発信委員会なるものをつくりまして、横断幕を作成するだとか、あるいは学校ポスター、学校要覧というのですか、そういったものも作成した上で、校長がトップセールスをして中学校を回りたいというお話をしておりますので、私どもとしては、そういった PR あるいは授業の中でいろんな体験授業とかもやっていますので、そういったものも、江陵高校も含めてなのですけれども、PR をすることで保護者、生徒に浸透させていければなというふうに思っております。いずれにしても、江陵、幕高一体となって、私どもやれることについては尽くしてまいりたいというふうに思っております。

再質問 18番 斉藤喜志雄

幕別高校、近年、いわゆるかつて生徒指導困難校と言われたところを脱却して非常に安定しているなというのが、町内の子供たちの様子を見ていても非常にいい雰囲気になってきているなということが、これは私も日々感じているところであります。そういう意味では、かつてのような生徒指導困難校というところからは脱却したのだろうというふうに思っております。では、それだから生徒が集まるかといったら、そうでないことはもうご案内のとおりでありまして、高校が一生懸命、今、PR をしていただいているのも、私も何件か新聞報道等々を見る中で理解をしているところであり、さらにそういったものに対する支援体制だとか、江陵高校が新入生全員がボランティアのあれに加入しただとかというような、そういう取り組みを含めて、地域で生き生きと活動する子供たちをという観点からは、非常に大事なことなのだろうなというふうに思っているところであります。そこで、先へ進めたいというふうに思いますが、義務教育というのは、居住地によって、よっぽど特別なことがない限り、子供たちは通う学校は決まってきます。しかし、高校は、子供たちにとって行きたい学校、保護者にとって行かせたい学校、そういうふうになっているかどうかによって決まってくると。ここが大事なのですね。確かに少子化による生徒数の減少あるいは授業料の無償化による私立高校等への流入、それがもう決して定員割れの要因として否定するものではありません。がしかし、他町村と比べて、2高校の間口に見合う生徒数は間違いなくいるのですよ、うちの町村の中に。幕別高校2間口 80 名、江陵高校、普通科が2間口の、福祉科が1間口、定員 37 名ですね。二百何ぼいるわけですから、まだそれでも余りがあるのですよ、現実問題としては。しかし、それはさっきから言うように、子供たちにとって行きたい学校になっているか、さらには保護者にとって行かせたい学校になっているかという、残念ながらとりわけ幕別高校はその期待に応えるだけにいっていないというのが現実かというふうに思います。そういう意味では、しっかり地域や地域の行政が支えながら、どうやって確保していくかという逆にまちづくりの観点からいったら、使命がそこにあるのだろうなと、こんなふうにも考えているところです。なぜなら、例えば間違いなくいるというのは、芽室高校はうちより卒業生数は少ないですよ。少ないですよね。にもかかわらず、1.1 倍の定員をオーバーフローするだけの募集が集中しているというところを含めたり、音更高校はうちより卒業生数は多いですけれども、それでも定員を確保していく状況にある。やっぱり普通科高校というのは、基本的には高等教育、先ほど教育長もおっしゃっていられたように、大学だとか短大だとか専門学校への進学を視野に入れた選択なのですよ。だから、そこにどうやって。例えば、幕別から芽室高校に 16 名流れていっているのです。帯広の駅を乗り越して、16 名の子供たちが今年度の中で行っております。そういったところも含めて、何とか先ほどおっしゃられていた学校力を育てる取り組みが、これが大事になってくる。子供たちにしっかりした学力、体力を、それから指導スタッフをしっかりそろえると、先ほど来出てきております。そろえると。それからもう一つは、私たち取り巻く地域、家庭、そこのところがどうやって支援体制を組みながら、そういう出口の充実した学校をつくっていくか。うちよりはるかに条件の悪い足寄高校が、今年度の出口がどんな状況になっているか見てください。国公立を含めてほとんどの子供たちが大学進学をかなえました。それは何かといったら、夏休み、あそこはネイパルあしょろという、あの立派な施設があるから、あそこの中で合宿をやるのですよ。そして、進路をかなえていっている。幕別だって本気になってやろうとすれば、駒畠にあんな立派な施設があるのだから、あそこを有効利用しての合宿だって可能だというふうに私は思っています。そういう地域を挙げての支援体制、そして選ばれる学校をここ何年間にどうしてもつくっていかなかったら、高校は消えるだろう、両方の学校とも消えるだろうというのが、非常に心配しているところであります。余り勝手なことばかり伺っていて先へ進まないと困りますから、教育長に対する最後の質問とさせていただきますが、答弁書を見ましたら、こんなことが次のようにありましたので、そこのところをお尋ねして質問を終わっていきたいと思いますが、答弁書の後段で組織を立ち上げるというふうに書かれておりました。目の前の、別な言い方、僕は例えば交通費を保障するとか学生服を買ってあげるよなんていうのは対症療法。しかし、それは決して本質のことにはつながっていない。そういう意味で言うと、対症療法もさることながら、一定程度やっぱり多くの人たちを結集しながら、そこの中でいろんな知恵をかりながら、どうするかという意味で組織を今後立ち上げることを検討していくという趣旨かなというふうに理解をさせていただいたわけですけれども、それでよろしいでしょうか。

答弁 教育長 飯田晴義(教育長は2014年12月まで)

まず、26 年度2間口埋まるということを最大の目標にして取り組んでいく。その後は、子供が漸減傾向に入っていきますので、いかに幕高、江陵高校が学校として維持していけるのかどうなのか、そういった点において各界からいろんな意見をいただいて支援ができればなというふうに思っていますので、まずは 26 年、そしてその後も含めた組織が必要だろうというふうに思っております。

再質問 18番 斉藤喜志雄

ぜひ、そのあたりのしっかりした支える体制づくり、窓口が教育委員会でありますから、そういう意味ではご苦労でしょうけれども、頑張っていただければなと。過日、5月 13日でしたか、道教委の説明会の中で、管内でたった2町だけ、教育長が発言をされた。非常にきちっと現状を捉えながら道教委に要求したというところで、私もあそこのところで参加しておりましたので、非常にいいなと思いながら高く評価をしていたところでもありますので、ぜひ今後も頑張っていただければなと、こういうふうに思っているところであります。そこで最後に、もう時間がありませんが、最後に町長に思いをお聞きしたいと、こういうふうに。よろしいでしょうか。それで、今まで論議がされてきたように、帯広市を除く管内 14 町村の高校のうちで、その 12 校で欠員が2桁に達しております。また、取り巻く環境は、先ほど来の話でおわかりのとおり、厳しさを増しています。こうした高校には、いや応なく存続問題が重くのしかかっているのが現実であります。特に、幕別高校は昨年まで何とか2学級を維持してきましたが、繰り返しになり恐縮でありますけれども、今年度はついに入学者が 24 名となり、心配されていた1間口校となりました。加えて、幕別高校は道教委が定める通学困難校にも当たりません。生徒数の減少に歯どめがかからない限り、募集停止を食いとめる足かせはないものと私は思っております。まさに本校の公私2校は、今、存続の正念場を迎えていると言っても過言ではないというふうに思っております。つきましては、あえてまちづくりの観点からというところで、中長期の展望に立った我が町の後期中等教育、すなわち公私2高校のあり方や将来像を戦略的に練る組織を庁内に立ち上げる必要があるのではないかなと。そして、教育委員会と一体となって選ばれる高校を目指さなければならないのではないかなというふうに思って、所感をお伺いいたします。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

いろいろご高説を聞かせていただきまして、思いも複雑なものがあるのですけれども、もともと幕別高校にかかわる事務は町部局でやっておりまして、私も企画にいるときに自動車科がなくなり、商業科がなくなり、そして普通科に変わっていった。その経緯を私、係長か何かで担当していたことがあるものですから、大変今のお話を聞いていて、これだけ生徒数が減ったというのは残念に思っております。正直言って、ことしの4月に入学式に行って、新入学生徒が 24 人。あれ、去年何人でしたかと。去年は四十何人。びっくりしましたし、がっかり、残念に思ったところであります。そして、一昨日ですか、分校の開校式もあって、いろんな方とお会いしますけれども、なかなか原因が、これが原因だから二十何人に減ったということではないし、逆に何かをやればすぐまたもとに戻るかということでもないというのは聞かされました。ですから、いろいろお話をいただきましたように、私どもも町として、教育委員会として、あるいは学校、あるいは PTA、あるいは振興会、いろんな方々とのやっぱり協議を進める中で方策を講じていくことしかないのかなと。斉藤議員も言われましたように、制服がいいとか海外研修がいいというだけで、それで子供がふえるということはあり得ないと思います。新得は数千万円も使っている、本別も何百万円使っている。うちはわずか百五、六十万円のお金ですけれども、そういったことも無駄ではもちろんないのでしょうけれども、いろんなことを含めながら、今お話しいただいたことも含めながらの、町として高校教育のあり方というものを検討させていただきたいと思いますし、間違っても地元から高校がなくなるようなことの絶対にないように、そのことだけは肝に銘じながら、これからも努力してまいりたいと思いますし、また皆さん方のお力をいただければというふうに思っていますので、またよろしくお願いしたいというふうにも思います。

再質問 18番 斉藤喜志雄

ちょうど約束の時間が参りましたけれども、力強い町長のお答えをいただきましたので、ぜひ一丸となって2高校の存続に向けて頑張っていきたいものだなと、こんなふうに訴えて終わります。

出典:幕別町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月11日 議事録 PDF(27ページ) 間違いを知らせる