みんなの議会

幕別町議会 平成23年第1回定例会 2011年3月9日

基本姿勢について

2011年3月9日、幕別町議会の一般質問で、中橋友子議員が「基本姿勢について」質問し、町長 岡田和夫、税務課長 姉崎二三男、総務部長 増子一馬が答弁しました。

質問者
中橋友子 議員
答弁者
町長 岡田和夫、税務課長 姉崎二三男、総務部長 増子一馬

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 中橋友子

通告に従いまして、質問をさせていただきます。町政評価と基本姿勢についてであります。昨年 12 月に岡田町長は、次期4期目に向けての出馬表明をなされました。町民の暮らしの安定を願い、これまでの町政執行の評価と、また基本姿勢についてお伺いするものであります。まず1点目は、合併を5年経過してという問題です。国の方針どおりに合併を行った市町村は、北海道では特に尐なく、全体で 15%でありました。十勝では幕別のみの実施でありましたが、それだけに住民にとってどうであったのか、十分な検証が必要と考えます。現状の財政分析はもちろんのこと、地方交付税の優遇措置もあと5年となり、優遇措置がなくなった後の財政運営を安定させていくことも大変重要な課題と考えます。また、114 億円と言われておりました経済効果の見通し。財政効果を生かす政策の一つに公共料金等の負担の軽減、これなどが示されていましたが、現実には住民負担が増加している現状がございます。計画と乖離する人口減をどう取り戻すのか、住民の声を反映する手だてはどう築いていくのかなどなど合併後の取り組みと評価、そして見通しについてもお伺いいたします。2点目は、町長の目指す幕別町についてであります。「住んでいることを誇りに思える幕別」ということで、5点の基本政策を示されております。その土台と考えるのは、やはり一番は平和であり、また安心して暮らせる町が基本にあるべきと思います。しかし、現実には、町民の現状は貧困が確実に広がっており、この貧困の対策抜きには希望は見えてきません。町民の年金収入は、平成 22 年度で 200 万円以下が 81.1%、年金 100 万円以下が 57.3%、給与収入でも 200 万円以下が 49%、毎年確実に低所得者がふえております。また、国保税の滞納世帯は、平成 19 年の 9.6%から平成 21 年 19.0%に倍増し、就学援助の受給世帯もふえております。1番目、このような現状から町民を支える手だてが求められてきましたが、現実には滞納整理機構に回収がゆだねられ、また差し押さえなどの制裁措置を強化してきております。町民は「安心して暮らしていけない」と過酷な現状に立たされております。町長の理念には届いていないと考えます。これらに対しての所見を伺います。2点目は、官製ワーキングプアの問題です。町の仕事に従事しながら十分な賃金を保障されない問題がこの間、業務委託事業などで生じてまいりました。公契約条例の制定などこれまで求めてきましたけれども、現実には改善に至っておりません。このような問題をどう解決されようとしているのか、公契約条例は確実に広がっており、再検討が必要ではないかと考えますが、いかがでしょうか。3点目は、循環型の経済で町を元気にということです。町民が納めた税金や地方交付税が地域で有効に使われ、仕事や雇用をつくり出すことが重要です。地元中小企業の仕事と働く人の消費が地域経済を活発にし、そのことが町を潤し、さらに地域の仕事を生み出します。このような経済の循環によって活路を開き、元気な町につなげることが望まれます。中小企業の振興条例を制定し、地域振興策に思い切って取り組むこと、また公共料金の各種減免制度の拡充や子育て支援、障害者、高齢者支援の充実で幕別に住み続けられる暮らし応援の政策が必要であり、考え方を伺います。以上です。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

中橋議員のご質問にお答えいたします。「町政評価と基本姿勢について」であります。ご質問の1点目、「合併後の取り組みと評価、見通しについて」であります。平成 18 年2月6日に議員の皆様をはじめ、町民のご理解をいただき合併が成就し、6年目を迎えました。合併の是非をご判断いただくに際しまして、合併の必要性、財政推計、合併による効果をはじめ、議会、農業委員会や行政区、町税、国民健康保険税、上下水道料、保健医療、福祉、教育、産業、消防などの分野ごとに、幕別町と忠類村が合併した場合の「新しい町の姿」について、合併協議会や住民説明会等を通じて説明を行い、ご理解をいただき、新・幕別町が誕生し、船出をいたしたところであります。新町まちづくり計画の中の将来人口と財政推計につきましては、その時点で考え得る最も適切かつ現実的な方法による推計に基づき作成したものでありますが、ご指摘いただきましたように、町の基本でもあり重要な要素であります人口に関しましては、計画における平成 22 年将来人口2万 8,117人に対し過日公表されました国勢調査人口は2万 6,542 人と、推計値との乖離を生じている状況となっております。また、財政推計に関しましては、地方交付税に多くの財源を求めている本町の財政構造の中、合併後におきましては、合併補助金や合併特例債を活用し、健全財政の確保に努め財政運営に当たってまいりましたが、地方自治体をめぐる厳しい財政状況や回復の兆しが見えてこない地方経済状況の影響を受け、基金残高においては計画額を下回っているものの、町債残高等の財政指標につきましては、好転してきているものと認識いたしております。合併時に締結いたしました合併協定書に基づく住民サービスや負担につきましては、取り決めどおり進捗しており、まちづくりに関しましても、「新町まちづくり計画」の基本理念を継承し、平成 20年に策定した幕別町第5期総合計画に基づき、順調に具体化しているところであり、その評価につきましては長い年月を経て初めて下されるものであると考えておりますが、町民の皆様から合併してよかったと思われるまちづくりに鋭意取り組んでまいりました。引き続き、第5期総合計画に掲げる「人と大地が躍動しみんなで築くふれあいの郷土」の実現に向け、将来にわたって持続可能な地域づくりを進めていくことが重要であろうと、私自身は思いを抱いている次第であります。ご質問の2点目、「町長の目指す幕別町とは」についてであります。はじめに、「滞納整理機構の評価と改善策について」であります。健全で安定的な財政運営を行うためには、税や使用料などのいわゆる自主財源の確保が非常に重要でありますが、とりわけ町税につきましては、財政基盤の基本であると考えているところであります。しかしながら、ご質問にありますように、最近の経済状況などを背景に所得階層区分における低所得者層の割合がここ数年増加している実態にあるものと認識いたしております。このような状況の中、町税の確保という観点から申し上げますと、平成 21 年度決算での個人町民税現年課税分の徴収率は 98.49%であり、わずかではありますが 1.51%が未納となっている状況であります。税はあくまでも公平・公正が大原則でありますので、財政基盤の安定や収納率の向上に向けて、さらに取り組んでいかなければならないものと考えております。平成 22 年度に滞納整理機構に引き継いでいる案件は 10 件でありますが、その内訳は、4件が町外の方でありまして、その4件のうち催告等の通知にも全く反応がなく納付もされない方が3件、催告のたびに連絡はありますが全く納付のない方が1件であります。また、その他6件は、町内の方でありますが、資産・収入があるにもかかわらず催告等に一切応じず全く納付がない方が1件、分割納付の誓約をしたにもかかわらず履行されず滞納金額の多い方が3件、相談などにも応じない滞納金額の多い方が2件という内容となっております。また、差し押さえの状況でありますが、納税が困難な方には納税相談により、納税の猶予あるいは分割払いによる納付などの説明をさせていただいておりますが、督促あるいは催告を行っても納税または納税相談に全く応じない方でありますとか、分割納付に係る納税誓約を行っても履行されない方につきましては、状況により差し押さえを実施しているところであります。したがいまして、滞納整理機構への引き継ぎや差し押さえなどは、税の公平性という観点からは滞納者対策として必要であると考えているところでありますが、滞納者の生活状況等も勘案し、今後におきましても、公平で公正な対応と、きめ細かな納税相談に努めてまいりたいと考えております。次に、「官製ワーキングプアと公契約条例の再検討について」であります。官製ワーキングプアにつきましては、国や地方自治体が発注する工事や業務委託などが、過度な受注競争による低価格入札により、そのしわ寄せが従事する労働者の賃金低下などを招いている問題であり、特に、契約額のうち人件費が大きな割合を占める業務委託において顕在化してきたところであります。こうした状況を防止するため、千葉県野田市が、平成 21 年9月、全国で初めて、市が発注する工事や業務委託などを受注する業者に対し、一定額以上の賃金の支払いを義務づけることなどを規定して、適正な労働条件を確保するとともに、業務の質の確保を図るための条例、いわゆる「公契約条例」を制定したところであります。また、昨年 12 月には、川崎市が契約全般に関する事項を定めている条例に、賃金等の下限額など公契約条例に関する条項を加える形で改正し、本年4月から施行する予定のようであります。両市とも、公契約条例の制定に当たりましては、労働条件に関することは、地方自治体が単独で解決できる問題ではなく、国が法律により統一的に規定することにより解決できるものであり、国に公契約法整備を働きかけることを大きな目的の一つとしているとお聞きしているところであります。こうした動きを受けて、この両市の事例研究などを進める市町村がふえてきており、本町におきましても、昨年2月に職員2名を野田市へ派遣して調査・研究を進めるとともに、町発注の委託業務における勤務実態や川崎市の条例についての調査を実施してきたところであります。しかしながら、野田市や川崎市の条例におきましては、ともに対象とする契約の金額や種類が限定的であり、ごく一部の契約に従事する労働者にしか適用されないため、実際の賃金の改善には効果が薄いものと分析しているところであります。また、条例の施行により、今後、運用上の課題が明らかになってくることが考えられることと、国の公契約法整備の動きを見守っていることなどから、多くの市町村において慎重に研究を行っている段階であります。本町におきましては、現在のところ公契約条例制定については考えておりませんが、各種施設の管理業務の委託契約において、官製ワーキングプアを防止するための方策を実施したところであります。一例を申し上げますと、本年2月 23 日実施いたしました幕別南コミュニティセンターなど9施設の管理業務の委託契約に係る入札におきましては、低価格入札を防止し、設計上の賃金単価が大きく減額されないよう設けている最低制限価格を見直したところであり、また、業務における常勤者の配置については、契約時の業務仕様書において、8施設の管理業務については、おおむね週 40 時間勤務する常勤者を各施設とも2名配置することを義務づけし、業務時間数が短い運動公園管理業務については、常勤者を1名配置することとしたところであります。業務従事者を常勤者とすることにより、一定の賃金が保障され、社会保険等への加入が義務づけられることになるとともに、業務に責任を持っていただくことが、ひいては住民サービスの向上につながるものと考えているところであります。さらに、勤務体制の把握、確認を行うために、翌月の勤務予定表と前月の勤務実績報告書の提出を義務づけしたところであります。このほか、本年2月には、2年ごとの「競争入札参加資格審査」、いわゆる指名願の更新を行ったところでありますが、建設業者や施設管理業者など申請業者約 1,000 社に対しまして、町発注業務においては、「地元業者の活用と地元資材の使用について配慮すること」「二省協定労務単価に留意した適正な賃金を支払うこと」及び「労働者の福祉向上のため法定保険へ加入すること」など、5項目の留意事項を示した文書を配布したところであり、今後とも町発注の業務において、適正な労働条件の確保が図られるよう努めてまいりたいと考えております。次に、「『循環型』の経済で町を元気に」についてであります。リーマンショック以後の長引く景気低迷により、本町にあっても依然、厳しい経済状況が続いており、中小企業経営者のご苦労はいかばかりかと、ご推察申し上げるところであります。このように経済活動が縮小傾向にある状況下におきましては、経済効果を極力町内に波及させること、経済を循環させることが、今まで以上に重要になってくるものと認識いたしております。「中小企業振興条例の制定と、地域振興策について」でありますが、平成 11 年の中小企業基本法の改正により、「中小企業が地域経済発展の担い手」であると位置づけられたことが契機となり、「中小企業の重要性を認識し、中小企業の振興を重要施策として位置づけるとともに、住民、企業及び自治体の役割や責任を明確にし、それぞれが一体となって地域経済の活性化を推進していく」といったことを主な内容とする「中小企業振興条例」を制定する自治体の動きが出始め、道内におきましては、札幌市、釧路市、帯広市などで条例が制定されております。帯広市によりますと、商工会議所、中小企業家同友会、行政による学習会や検討会を経て、平成 19年4月に条例が施行されたとのことであります。また、条例施行後は、検討会を母体に金融機関や支庁などの関係機関を加えたメンバーで組織する「中小企業振興協議会」から具体的な振興方向を示した提言書が提出され、市においてはこれを受け、平成 21 年2月に「産業振興ビジョン」を策定といった経過をたどり今日に至っているとのことであります。条例制定にかかわった中小企業の中には、十勝産小麦を使用した製粉の事業化に取り組んでいるケースも生まれているとのことであります。このように、帯広市においては、条例の制定により成果が上がりつつあるとのことでありますが、これがそのまま本町にも当てはまるかどうかというと、企業数や企業の規模・資力、業種などさまざまな面で大きな相違がありますことから、先進事例とするには難しいものがあると考えております。町といたしましては、条例のあるなしにかかわらず、中小企業基本法の趣旨・精神を踏まえ、スピード感を持って中小企業振興策に努めることが最も重要であると考えております。このようなことから、本町におきましては、国の交付金等を活用しながら限られた財源の中で、地域経済循環型の施策に重点を置きつつ、継続的な経済対策や商工業の振興策などに取り組んできたところであります。具体的には、従来からの事業に加え、「プレミアム商品券」事業への支援、商工会発行の商品券を活用した「新築リフォーム助成事業」、創業資金の保証料・利子補給制度、空き店舗対策事業の創設などのほか、本定例会においては、運転資金、小口資金の拡充について提案させていただいているところであります。また、これら施策の創設、改廃に当たっては、帯広市の事例にもありますように、より多くの方々と議論を重ねることが重要であろうと認識いたしておりますことから、多くの中小企業の会員を有する商工会をはじめ、中小企業家同友会、金融機関など関係団体・機関と議論を深めながら、振興策のあり方を見きわめなければならないものと考えております。次に、「公共料金の減免制度の拡充と子育て支援、障害者、高齢者支援の充実について」であります。本町の各種公共料金の基本的な考え方といたしましては、サービス等を受けた者が自分の利用した量に応じて、その原価に見合った額を支払うこと、いわゆる受益者負担の原則であります。事業の経営に関しては、経営にかかわる費用をすべてみずからの収入で賄い、外部から補助を受けずに経営を行う、いわゆる独立採算の原則を基本に、適正な負担となるよう料金の設定に努めているところであり、現状では、さらなる減免制度の拡充につきましての考えは持ち合わせておりません。次に、子育て支援につきましては、子育て支援センターでの支援事業及び一時保育、子育て生活支援事業として、ごみ袋の購入助成事業などのほか、新たに延長保育や病後児保育にも取り組みを行っており、今後とも子育て支援の充実には意を用いてまいりたいと考えております。障害者支援につきましては、地域生活支援事業のほか、障害者の自立した日常生活や社会生活が営めるよう、また障害者やその家族に対する相談支援事業の強化を図ってきているところであります。また、高齢者の支援につきましても老人クラブへの助成金の交付のほか、高齢者食の自立支援サービス、外出支援サービスや生きがい活動支援通所事業などを実施しているほか、地域で支え合う関係づくりと言う視点から、住みなれた地域で安心して生活できる住民同士の円滑な関係を築くための「地域サロン」づくりを進めているところであります。いずれにいたしましても、引き続き町民の皆さんが安心して暮らすことができる、人にやさしい生活環境の充実に意を用いてまいりたいと考えております。以上で、中橋議員のご質問への答弁とさせていただきます。

質問 1番 中橋友子

では、最初に合併問題からお尋ねをいたします。これがスタートいたしましたのは、1999 年ということでありますから、ちょうど 12 年前になります。総務省がさまざまな特例的な交付税などの目玉策を出しながら推進を促進し、全国では当時 3,232市町村があったそうですが、それが 1,730 に合併されたというふうに聞いています。ただ、北海道は、始めにもお話ししましたが、212 の市町村のうちの 179 までということでありましたから、非常に尐なかったということですね。なぜ尐なかったか。うちの町が選択したことがどうだったのかということが大事だと思いまして、この総務省は去年の3月に終了宣言をされましたので、その終了に当たって、「『平成の合併』について」という総括を出されたのですね。その総括がどんなものかということで見てみましたら、確かに町長もおっしゃっていられましたが、財政面での効果というのは大きいということをどこでもうたわれています。それだけではなくて、メリットは尐子高齢化の対策とか、そういう点、具体的に何なのかなというふうには思うのですが、挙げておりますが、しかし評価の中にはやはりデメリットもきちっと書かれているのですね。そのデメリットというのは、どういうことかというと、やはり市町村の住民サービスの低下であるとか、それから住民の声が届きにくくなっているとか、あるいは周辺部の旧市町村の活力が失ってきているとか、そういうことを具体的に挙げているわけですね。こういった総務省の合併に対する評価のメリット・デメリットも含めて、忠類・幕別の合併に当たっても、やはり当てはまるところがあるのではないかと率直に思うのですね。合併した以上は、前々から一つの町になって一体感を持っていい町になっていきたいと、これはもう今この時点に立って当然求めていることですし、やっていかなければならないのですが、さりとてそういう評価が出されていて、我が町に当てはめていくと、きのうも杉坂議員の質問を聞いていて思ったのですけれども、やはり人口が減っていること、それから役場の中での仕事が、旧役場でできたことが、こちらにきちっと諮っていかなければならないことなどを思うと、そういった側面を持っているから、やはり住民の不安というのがあるのだなというふうに思うのです。ですから、そういうことのやっぱり解消に努めていくことが大事だと思い、こういった評価を通して改めて町長どう思われているか伺います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

きのうの杉坂議員のご質問、あるいはその後の増田議員のご質問の中にも、いわゆる合併後のまちづくりについてお話をさせていただきましたけれども、私はもう今も合併当時と同じ気持ちでありまして、忠類村が編入合併でもいいから幕別と一緒になってこれからのまちづくりを進めていきたい、その思いを私どもは大事にしながら、いつもの言葉ではありますけれども、一体感の醸成がされ、そして忠類地域も幕別地域にも同じように均衡ある発展されることが我々の望みでもあり、合併の意義でもあろうと。そのために私どもがやらなければならないことは、今、中橋議員がおっしゃられるようなこと、いろんなことがあるのだろうというふうに思います。もちろん、人口が減る、あるいは合併した以上、忠類村役場が総合支所になることによって、職員数も減っているというような問題、これらも必然的なものでもありますし、またそう言っても、町の規模から考えると、忠類村だけ職員を減らせばいいというようなことには、これはならないわけです。よく住民の方は、札内には何万人もいて、札内支所には 10 人の職員で全部でやっているのに、忠類1,000 人だから 10 人もいればいいのではないかと。それは違いますと。やはり忠類村にはそれなりの歴史もありますし、忠類の地域でやらなければならないことは、役場として当然担っていくことが必要である。そんなことからいいまして、私どもはこれからも十分忠類地域の皆さんのご意見や、または私どもとの意見交換の中で、お互いが発展できるように合併がよかったと言ってもらえるまちづくりに、さらに意を用いていくことが大事であろうというふうに思っております。

質問 1番 中橋友子

もう一点心配することは、人口減のことにも関連してきますけれども、その財政状況で当時から合併した後の財政状況がどうなっていくか、シミュレーションをつくっていただいて、示していただいて、進んできた経過があるのですが、10 年間の特例期間というのは、平成 27 年で終わって、さらに5年間の激変緩和ということで、平成 33 年というのが一つの区切りになってきますね。もう既に5年間経過したわけですから、これから、今までは財政面でいわば上り坂だったというふうに言ってもいいのだろうと思うのですが、ただこれからはそうはいかないということははっきりしていると思うのです。それで、新町のときの財政シミュレーションを見ますと、交付税額で現時点では 60 億円を超えて交付されるという数字なのでありますが、これが平成 33 年になると、50 億円になっているのですね。きちっと比較しますと 15 億円ぐらい減っていく形になるということですね。この 15 億円が確実に減っていく中で、合併特例債の償還も始まっていくと。もちろんそれに伴う交付税も入ってきた上での15 億円減っていくということでありますから、そういう負担もふえていくと。それから、もう一つ、この根底には、積算するときの柱の一つには、人口というものがあったと思うのです。基準財政需要額、これが思ったより伸びないと。思ったより伸びないどころか、減っちゃったということでありますから、ここにも影響が出てくるだろうというふうに思うのです。そうしますと、今後、15 年なり、10 年なりの財政計画を、行政は継続していきますから、だからどういうふうにきちっと持っていくかと。今、ずっと財政健全化計画を立てながら、やってこられて、起債が減ってきたこと自体は私たちもきちっと確認もしておりますし、事実であります。しかし、その後どうなっていくかということになれば、15 億円も減っていくと。そして人口も減ると、そうなってくると、当然さらなる合理化やリストラだとかということに、つながりかねはしないかというようなことも含めて心配があるわけですが、そういった見通しについては、どのようにお考えでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

先ほどのお話でありましたように、合併協議が進められている時点では、非常に交付税もまだまだ潤沢といいますか、余裕がありました。これがいわゆる三位一体の改革が入ってきて、一挙に交付税が減らされてきた。その減らされた分がやっとここ二、三年で尐しずつ回復してきて、今の 60 億円という町の交付税になっているわけであります。ただ、この交付税がこの後、同じように推移していくのかとなると、かなり厳しい面があるのではなかろうかと。もちろん政権交代だとかいろんなことがありますから、この先なかなか不透明な状況で、まだまだ交付税が今後どうなっていくかという見通しまではわからないのですけれども、ただ我々が心配するのが、国がこれだけ財政が厳しいのだから、地方ももっと厳しくてもいいのではないかと。あるいは地方財政富裕論、まだまだ地方は財政に余裕があるのではないかと、国のほうが厳しいのではないかと。そういったこれからの傾向が出てくると、私どもにとっては大変恐ろしいことだと。何とか今の地方財源を確保するためには、抜本的にはやはり交付税率の改正を含めて、地方財源を確保していくことだろうと、そのために我々も地方団体一丸となって運動を続けているわけでありますし、もちろん私どもには合併と特例があったわけですから、その特例がなくなっていくことによってのマイナス、これは当然約束事ですから仕方がないわけでありますし、ただその約束事の中の一つには、11 億円の基金を積みなさいと。それは、合併特例がなくなった後、その基金で対応しなさい、いわゆる財政運営の中でその基金を活用しなさい。そのかわり、その基金の借り入れた分の償還は交付税が措置しますよというようなことで、今、11 億 8,000 万円ぐらいあるのかな、11 億円ぐらいが、名前で言えば単なる財政調整基金、まちづくり基金で今積んでいますけれども、これらの活用は、当然、今後交付税のマイナスに合わせて活用していかなければならないというふうに思いますけれども、肝心の交付税がどうなっていくか。ただ、人口の減ということは、これは私の町のみならず、すべてとは言いませんけれども、ほとんどのところが人口減ですから、その分は交付税の算定の中でどのように変わっていくかはわかりませんけれども、十分それら国の動きを見ながら、私どもは、今後、合併後 10 年後の財政運営に当たっていかなければならないというふうには思っております。

質問 1番 中橋友子

一体感のあるまちづくり、それから合併の効果も含めて、行政サービスを保障していくということになれば、かなめはやはりお金になっていくと。今までそれぞれの二つの町の分がきちっと措置されたけれども、一本算定になっていくと。その場合に、基準財政需要額というのは、人口の多い町ほど、不利ということではないのですけれども、1人当たりの頭割りからいくと尐なくなると。多分、ですから過去の忠類村では、基準財政需要額は幕別の1人と忠類の1人を比べれば、忠類のほうがずっと高かったのだと思うのですよね。それが、一本算定になっていくことによって、ぐうっと今度大きい町になりましたから、当然2万 7,000 人の分の基準額になっていくから下がっていくのだと思うのです。そういうことも描けば、本当に厳しい状況が想定されていくなというふうに踏まえまして、まちづくり基金の、だからといって、行政サービスを低下させるということにならない、そこが工夫の要るところといいますか、手腕の発揮どころというふうにも思うのです。ですから、ぜひそういうことを描きながら、将来を見据えた運営をしっかりとやっていただきたいというふうに思います。次に、町長のまちづくりのことについてお尋ねします。いきなり滞納整理機構のことをお話ししたのは、夢のある幕別という点で、私たちも本当にそうありたいですし、そのためには、そこに住んでいる住民の方たちが日々安心して暮らせる、そういった土壌をきちっとつくって、政策的にも支えていかなければならないということなのです。その中で、これだけ滞納がふえてきている中で、やむなくというふうには思うのですが、回収業務が国の指導もあって強化されてきていると、これは現実だと思うのです。それで、いつもこの問題を取り上げてきているのですけれども、私、現時点で、例えば国民健康保険税などを見たときに、年間収入で平均、これは幕別でということではないです、平均で 11.6%の課税になっているのです。これは、組合健保ですとか、政府管掌のほうと比べても倍近い金額なのですよね。こういったところから、実際に今、1年間に2割近い方の滞納が生ずると。最終的には、収納率は上がっていくのですけれども、繰り返されていると。だから、この出発点、ここは国が予算をずっと削ってきて、そういう結果になっているのだけれども、所得に対して 11.6%という金額を、これ担税能力に持ちこたえられる金額と見てられるのかどうか。これは本当に、町長の立場から課税されているわけだから、なかなか理由があってかけているのだということだとは思うのですが、実際に暮らしをしているという面から見て、11.6%というのがどういう位置づけというふうに押さえられているのか、伺いたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

保険税が年々高くなる。年々高くなるというよりも逆に低所得者がふえているというのが実態なのかもしれませんけれども、これは本当にその 11.6%という数字を今お聞きをしたわけですけれども、このことが担税力があるかないか、その判断がどうなのかと言われると、私自身も正直わからない部分があるわけですけれども、ただ所得がこれだけ下がっていく、特に年金生活者なんかは、ずっと年金が変わらないというか、上がらないで、周りがどんどん経費がふえていく。それは我々も当然のことながら危惧する問題でありますし、町村ができることもあるのかもしれませんけれども、総じて言えば、やはり広範囲な国とか、いろんな施策の中で論じられていかなければならないのだろうというふうに思っております。実は、北海道町村会でも、道民所得が年々下がっていく、これは大変なことだということで、今、道町村会の中にも懇話会を設置して、2回、3回目でしょうか、協議をされております。そのために何か、要するに所得を尐しでも上げていくことに、町としても、道としても努力していかなければならないのだと。そのためには、北海道経済の産業、経済含めて成長させていく。もちろん雇用の問題もそうですし、先ほどのお話にあったように付加価値を改めて、農業でも漁業でも林業でも1次産業の底上げですとか、いろんなことを、これ町あるいは都道府県も含めた中で進めていくことが必要であろうということが今言われておりまして、町村会でも取り組みをしているところであります。私どもも雇用の問題をはじめ、町としてできることについては、できる限りのことはやっていかなければならないのだろうと思いますし、片一方で所得を伸ばすことと、片一方は低料金で抑えるということになるのでしょうけれども、それらも含めながら、今の数値については十分今後参考にさせていただきますけれども、努力はしていかなければならないというふうな思いではおります。

質問 1番 中橋友子

そこで、結局本人の支払い能力をきちっと見きわめながら徴収業務に当たるということなのですけれども、町長言われるように、資料を見ましたら、公務員を別にして、全国のサラリーマンのデータでこの 12 年間に1人当たり 61 万円収入が減っていると。一方で負担は 15 万円上がっているということですね。こういう中にさまざまな問題が生じてくるのですけれども、税でありますから、国民健康保険なら国民健康保険税でありますから、きちっと課税されたら、町としては町の責任として、支払いを求めると。求めても応じなかったら督促を出すと。それで応じないというふうになれば、10 日後に差し押さえ勧告なりなんなりが出されるという流れで来ていますよね。これは当然国税法に基づいて事務的な処理としてやられるわけですけれども、相手の方、町民の方は 11.6%、国保税だけでもかかっていく現状にあると。年収、所得 200 万円であったら、もうそこで二十四、亓万円はないわけですね。そういう中に、こういうことがやられていくというふうになると、当然きのうの増田議員の水の話もありましたけれども、いろんなところで問題が出てくると。私たちが提案といいますか、国の法律に基づいてきちっとやっていこうというふうにすれば、そういった収納業務とあわせまして、収入状況を見きわめた滞納処分の停止といいますか、実際に払えない状況が当然想定される人が出てくるわけですから、私は担税能力を超えているというふうに思うのですけれども、そうすると滞納処分の、極端に言えば執行停止という法で定められている仕組みもございますよね。こういうものも、今の現状からいったら、これだけ所得が下がって負担がふえる現状から見たら、もっともっときちっと本人の実態に合わせて執行停止までいくことが当然やられていかなければならないというふうに思うのですね。それで、これは去年相談の窓口を2階につくっていただいて、特別な相談体制をとっていただくという中で、いろんな事例があったのだと思うのですが、実際にはこういう手だては、例えば実際に滞納処分の執行停止なんていうことに至っているのかどうか、そういうことは、活用という言い方も変なのですけれども、現状に合わせた対応をしていただいているのかどうか、伺いたいと思います。

答弁 税務課長 姉崎二三男(税務課長は2011年3月まで)

ただいまご質問ございました滞納処分の執行停止の関係でございますけれども、国民健康保険税に限らず、町税でもそうでございますけれども、収入状況、失業された、あるいは途中で生活保護を受給されたという方につきましては、滞納処分の執行停止をさせていただいてございます。

質問 1番 中橋友子

事例があるということでありますから、そうしますと、相談窓口が功を奏しているのかなというふうに思うのですけれども、こういうことをもっともっと行き渡るという言い方も変ですけれども、そういうふうになっていけば、今日のような差し押さえがどんどんふえていくような実態は、解消されるのではないかなというふうにも思うのですけれども、うちの町は残念ながらなっていないのですよね。ですから、そういった事例があるのかということでお尋ねいたしました。事例があるということでありますので、よりそこをきちっともっともっと必要な人に適用させていただきたい。同時に、そういうふうな対応をされていけば、この滞納整理機構に今回至った中で、財産もあるけれども、行ってしまったよ、支払いに全然応じてくれないよという事例もあるというお答えもいただきましたけれども、そうではなしに、例えば連絡がとれないのだと、ナシのつぶてなのだというのもありましたよね。これも実は執行停止の中には、3年以上わからない場合には執行停止できるということも法でうたわれていますよね。こういうことなども駆使していただいて、結果としては執行停止になればそれだけお金が入ってこないわけだから、公平性云々ということになるのだろうと思うのですけれども、しかし現実には毎年毎年 1,000 万円を超えて不納欠損になっているということも思えば、そういった法律に沿った対処をきちっとしていくということが大事だというふうに思います。もしやっているということだけであれば、これはよろしいですが、そうですね。では、お答えください。短くお願いします。

答弁 総務部長 増子一馬(総務部長は2012年9月まで)

今の執行停止でありますけれども、居所不明あるいは生活状況が厳しいということで財産等も収入もないという中で執行停止をさせていただいております。これは、特に今年度、22 年度についてはかなりの件数に上っております。

質問 1番 中橋友子

法律は弱者の立場に立って設定されているというふうに思います。ぜひ今後も意を用いてやっていただきたいというふうに思います。次に、官製ワーキングプアの問題についてお伺いします。この件は、今回、私自身も任期最後ということでずっと取り上げてきた内容でありまして、官製ワーキングプアが町全体の活性化にも非常に大きなマイナスの要因になっているということも含めましてずっとお尋ねしてきたのですけれども、官製ワーキングプアですから、委託事業だけではなくて、例えば職員の非正規職員がふえてきている問題なども、これに関連しているというふうには思っています。そういう背景を押さえつつ、業務委託においてずっと改善が図られてきておりませんでした。今回、ご答弁の中で一歩踏み込まれて、きちっと委託業務にかかわる低価格、入札のラインですね、そこをきちっと引き上げたのだと思うのですが、上げられたことと、それから業務の実態について確認をされることは非常に大事なことだというふうに思って、この点では高く評価をしたいと思います。ただ、私が公契約条例ということを繰り返し言ってきたのは、基本的には国の、もともとは ILO で始まって、国がきちっとやるということは、それはそうです。ただ、実際に業務を発注したり、契約をしたりということはそれぞれの自治体がやっているわけですから、そこに働いている皆さんにいろんな不利益が出てきているということを解決しなければならないということから始まったのですね。それで、この問題は、幕別だけではなくて全国的な問題になっていまして、実は昨年の 11 月にも国会でも取り上げられていまして、それに対して、片山総務大臣がお答えされているのですけれども、やっぱり好ましくないということで、特にそれは指定管理者の労働者の賃金のことで言われていたのですけれども、指定管理も同じですよね、町の仕事であるわけですから。それで、そういう事業がサービスの低下や、いわゆる安上がりにするために発注する意味合いのものではないよということで、何らかの形でだめだという意思を伝えたいという国会での答弁があって、12 月の末に各都道府県知事、あるいは県議会の議長たちに文書が送られたのです。それを見ますと、やんわりしたものではあるのですけれども、その中に、指定管理業者が労働法令を遵守することは当然だと。それで、雇用や労働条件の適切な配慮をするように留意することというのを出したのですね。これは私、すごく大事な通達だなというふうに思ったのと、これもきちっと検証しようと思えば、やはり町として事業所に踏み込まなければならない。そうすると、やっぱり公契約条例のようなものがないと踏み込めないというような一歩進んだのですけれども、しかしもっと前には行けないということなものですから、こういう流れを見ても、研究する必要があるなと、再検討する必要があるなというふうに思ったわけで、お尋ねをいたしました。尐し実態調査に歩きましたら、やはり委託事業者で働いている方で、1カ月の給料が5万円から6万円という方たちがいらっしゃいました。だから、年間にすると 60 万円なのですね。こういう実態でありますから、結局こうなると消費だって落ちますし、税のほうにだって影響出てきますし、町の元気がやっぱり出ないですよ。何よりも本人が不安な中で暮らしていますよ。ここを発注する町として、やっぱりきちっと改善していくことが大事だと思います。引き続き、今やるつもりはないということではありますが、ぜひ業務委託については検討していただきたい、こう思います。いかがですか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

公契約条例、先ほど言いましたように、うちはいち早く職員を現地といいますか、実施町村へ派遣をして調査をしてきたということで、今は考えていないということは、今すぐことしの何月に条例を提案するというようなことまではいっていないけれども、決してやめたとかあきらめたとか、そういう意味のあれではなくて、なお研究をし、調査をし、他町村の事例なども見ながら、さらにもっと突っ込んで言えば、条例制定に向けて、あるいは国の動向などを見きわめた中で対応していくことが必要であろうと、そういう意味で申し上げているということでご理解をいただければと思います。

質問 1番 中橋友子

わかりました。期待したいと思います。次に、循環型の経済の問題なのですけれども、これもお答えいただいた中に、中小企業の振興条例まではつくらないけれども、だけれども、なかなかおもしろい、機敏に対応するのではなくて、そういう言葉がありました。中小企業が元気になって町が活性化するということは、意を同じくするところなのですが、結局、この町のお金の動き方を考えたときに、幕別町の1年間の予算というのは 200億円を超えますよね。一つの事業体というか、団体として、200 億円のお金が動くというのは、うちの町にとっては幕別が最高だと思うのですね。これはもちろん政策でお金を使い、その使われたお金が事業者に行ったり、あるいは個人に行ったり、いろんな形で動いていって、それがそこの仕事を産み、また雇用も産み、それがまた消費も産み、そのことによってまた活気が出て税が入るというような循環が今大事なときだというふうに思うのですね。この中小企業振興条例をつくらなくても、帯広のようにしなくても大丈夫なのだということなのですけれども、私は帯広の、確かに規模が幕別は小さいですから、同じようにいくなんていうのはさらさら思わないのです。でも、どこが違うかといいますと、そこにいろんな知恵を出し、まちづくりをする中に、きちっと行政が責任を、今もうちの町も持っているのですけれども、責任を持つ条項がぴっと入っているのですね。帯広の中小企業振興条例のところにもこんなふうにあります。地域振興の担い手である中小企業の振興とその発展に対して責任を持つと、同じですね、その次に、市長の責務、町長の責務、ここが明記されていまして、ここがうまく絡みながら、今いろんなまちづくりにかかわる団体ですとか、いろんな動きがある中で、それが幹になって、中小企業の振興というところが幹になって、いろんな動きになり、相乗効果を発揮しているということでありますから、これも町の大きい小さいだけにとらわれずに、ぜひ研究を重ねていっていただきたい、このように思います。それと、障害者対策、あるいは子供のこと、高齢者のこと、聞きました。公共料金の減免、これはきのう増田さんが質問させていただきました。やっぱりそこの町の元気というのは、一番そこの地域に住む一人一人の住民の生活が向上していくこと、住民が明るく元気になれることだと思うのです。だから、そのために何をするか。地域内再投資力あるいは循環型というふうに言ってきているのですけれども、そういうことによって、もう2万 7,000 人の方たちを本当に明るく元気にしていくのだというまちづくりが見えて、その中で町の活性化が生まれてくるというふうに思いまして、いろんな政策ございますけれども、そういうことを含めて、もう一度循環型の経済に対する考え方というのをお聞きして終わりたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

町が元気になる、住民の皆さんが安心して幕別に住んでいただける、その思いは共通するものがあるのだろうというふうに思います。ですから、まずは住んでいる皆さんがどんなことを町に望み、そして自分たちがどんなことをやっていただけるのかと、まさに協働であり、そしてまたその人たちが元気になることが地域の発展に、そして地域が元気になることが、町の発展につながっていくのだろうというふうに思っております。ですから、経済振興、商工会をはじめとして、商工業の皆さんにもいろんな面でご活躍をいただいていますし、私どもも町として担う役割を的確に果たしていくことが大切なのだろうというふうに思います。私はまちづくりの中では、いろんな大切なことというのは、総合的にあるのだろうと思います。経済ももちろん、あるいは福祉も教育も環境も、あるいはそのために財政も健全化でなければならない、いろんなことがあって、住民の皆さんの要望が具現化していくのだろうと思いますし、具現化するためには大勢の皆さんのご協力やご理解がなければまた進められないものもあるのだろうというふうに思っております。これからの時代、まだまだ不透明だと言われております。この後の政局なんかの動きによっていろんなことも出てくるのだろうと思いますけれども、やはりまちづくりを進める上では、住民の皆さんと一緒になって、まちづくりを進めることにさらに意を用いてまいりたいという思いではあります。

質問 1番 中橋友子

ちょっと最後に質問するのを忘れてしまいました。循環型の経済でみんなが総合的にまちづくりとすると、町長のほうの思いと同じなのですけれども、ぜひこの地域に住み続けられる仕組み、ここは高齢者対策でも障害者対策でも子育てでも一番の大事なところだと思います。経済は経済で大事ですけれども。今、特養に入りたくても入れない、病院に入ったら3カ月で帰されてしまう、行き場がない。それから、子供さんも本当に命もむしばまれてしまうというようなことを思えば、障害者も含めて、この町、住みなれたところにずっと住み続けられる仕組みをつくるという点では、まだまだ幕別、頑張らなければいけないと思うのですが、いかがですか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

そういった面も当然でこれからのまちづくりの中では大切なことだろうというふうに思っておりますので、今のご意見も十分伺いながら、努力をするように努めていきたいと思います。

質問 1番 中橋友子

終わります。

出典:幕別町議会 平成23年第1回定例会 2011年3月9日 議事録 PDF(98ページ) 間違いを知らせる