幕別町議会 平成22年第2回定例会 2010年6月16日
通告のとおり2点について
2010年6月16日、幕別町議会の一般質問で、前川雅志議員が「通告のとおり2点について」質問し、町長 岡田和夫、町民課長 川瀬俊彦が答弁しました。
- 質問者
- 前川雅志 議員
- 答弁者
- 町長 岡田和夫、町民課長 川瀬俊彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 前川雅志
通告のとおり2点について質問いたします。初めに、活力と特色ある商工業の振興についてお伺いいたします。幕別町第5期総合計画の現状と課題で述べられていますが、地元商店街の利用者が著しく減尐をしています。また、工業も長引く景気低迷の中、依然として設備投資控えが続いています。第5期総に沿い、先進的な融資制度の提供、プレミアム商品券、どさんこ子育て支援事業など、商工会と連携し共同事業の展開を促進、空き店舗対策や条例改正により、工業団地の賃貸を可能とした新規事業が立地しやすい環境を整えるなど、本町の商工業振興を高く評価いたします。ますます活気と特色ある商工業の振興となるよう、以下についてお伺いいたします。①第5期総では「社会情勢に合った融資制度を提供」とあります。融資制度の現状の評価を伺います。②後継者の育成と技術力や競争力の向上の取り組みについてお伺いいたします。③中小小売店の組織化など商業機能の充実、地域資源を活用した新規事業や新たな商品開発の推進の現状と課題をお伺いいたします。④どこの町もあの手この手と企業誘致に躍起です。これまで以上にアンテナを高く、広く情報収集して頑張ることを期待いたしております。このたびの公共団地の賃貸を行っていく条例改正は、企業誘致に対する行政の強い姿勢を感じます。そこで、より企業の進出意欲が増すよう町村単位の農地保有合理化法人が、農地のリース事業が可能であったように、同様の仕組みをつくることができないか、お伺いいたします。⑤工業団地の売買に民間活力導入の考えをお伺いいたします。⑥土地開発公社の今後の方向性をお伺いいたします。次に、マイマイガ対策についてお伺いいたします。5月の半ばに気温が上がり、マイマイガの幼虫がことしも元気に活動を開始しました。十勝の東北部や西部を中心とする自治体では、さまざまな取り組みを行い、幼虫期の駆除を行政主導で展開しています。本町も町長の行政報告にもありましたが、卵塊駆除や防犯灯や電球交換を行い、電気関係事業の好意により、卵塊駆除を行っていただき、積極的に撲滅に向け取り組んできました。また、それぞれの家庭では、秋から冬にかけ、卵塊駆除を行い、本年の発生を尐しでも抑えようと努力してきました。しかし、幼虫はどこからともなく大量発生し、天気のよい日は駆除に追われています。駆除しながら近所の方々と役場はどのような対応を行っていくのか話題になります。一通り役場の取り組みを説明しますが、納得のいかない面持ちであります。行政として何をすべきか、いま一度考えるために、さらには住民の皆様に情報を伝える上で、以下についてお伺いいたします。①町が行っている幼虫駆除対策をお伺いいたします。また、成虫駆除の考え、卵塊駆除の考えをお伺いいたします。②国道、道道、町道の街路灯・防犯灯、それぞれの公共施設の対応をお伺いいたします。③店舗や事業所、特に大型店舗は、ライトアップされた看板や電球にマイマイガが集まっているように見えました。衛生面を含め、どのような指導を行っているのかお伺いいたします。以上です。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
前川雅志議員のご質問にお答えいたします。初めに、活気と特色ある商工業の振興についてであります。長引く景気の低迷に加え、一昨年の世界的な経済金融危機による影響は、地域経済にも大きな影を落としており、本町にあっても依然、経済情勢は厳しい状況が続いており、商工業に携わる皆さんは大変なご苦労をなさっているものと推察いたしております。ご質問の1点目、融資制度の現状の評価についてであります。町の中小企業融資につきましては、運転資金、設備資金、本町地区を指定区域とした近代化資金の3種類があり、運転資金は融資限度額 500 万円で償還期間が5年、設備資金は融資限度額が 3,000 万円で償還期間が 15 年、近代化資金は融資限度額が 3,000 万円で償還期間が 20 年としており、利子補給は運転、設備ともに 1.2%を超える 2.0%以内とし、近代化資金は5年間は5%以内を全額、6年目以降は4%を上限として補給いたしております。また、保証協会に対する保証料は 1,000 万円までは全額、1,000 万円を超える部分は2分の1を補助いたしております。ここ2年間の融資実績につきましては、平成 20 年度が運転資金 40 件、額で1億 4,440 万円、設備資金 18 件、額で1億 145 万円、平成 21 年度が運転資金 39 件、額で1億 4,150 万円、設備資金 23 件、額で1億 1,184 万円となっております。融資制度の評価とのことでありますが、町融資の役割は、国・道の融資制度の補完や地域の特性による要望の高いものにこたえることにあると認識いたしております。設備資金、近代化資金につきましては、町融資により資金需要を満たしていると考えており、運転資金につきましても、国・道のセーフティネット資金を含め、融資制度をトータルとしておおむね資金需要を満たしているものと考えております。ご質問の2点目、後継者の育成と技術力、競争力向上の取り組みについてであります。商店街の空洞化の大きな要因に後継者の問題があり、経営者が高齢化する中、経営の継承が進まず廃業されるケースが見受けられます。後継者の育成につきましては、それぞれの事情によりますことから、商工会も対策に苦慮しており、スムーズに進展していない状況にあります。また、技術力、競争力の向上につきましては、企業自身の努力や開発意欲、経営指導に負うところが大きいものと認識いたしておりますが、製造業においては、質のよい物づくりや工夫を凝らした物づくりに通じるものであり、企業によっては食品加工技術センターや十勝産業振興センターなどの試験・研究機関を有効活用することにより、商品化している例もあり、技術力、競争力の向上につながっているものと思っております。また、商業におきましても、特色ある店づくりにより、他店との差別化を図り、競争力の向上に努められているものと認識いたしております。町といたしましては、引き続き商工会とともに、先進事例や成功事例などの情報の提供に努めてまいりたいと考えております。ご質問の3点目、中小小売店の組織化と新規事業、新商品開発の推進の現状と課題についてであります。小売店の組織化につきましては、商工会の各部会やパークスタンプ会などの面での組織化は図られておりますが、小売店が連なり商店街を形成し、それらの小売店が連携し、共同事業を実施、運営するという面での組織化につきましては、商店数が尐ないことや空き店舗が混在していることもあり、実現には至っていない状況にあります。空き店舗を解消し、多様な小売店が軒を連ねることにより、人通りが増し、売り上げの拡大も期待できますことから、昨年度、空き店舗対策事業を実施したところであります。また、地元商業者が相互に連帯意識を高め、地元での消費回復を目指す取組として、昨年度プレミアムつき商品券が発行されたところでありますが、本年度はこれに加え、住宅新築リフォーム奨励事業や子育て支援事業において、商品券を活用することとなり、商品券を起爆剤とした商業機能の充実や地域循環型の消費行動の促進が図られ、ひいては組織化につながっていけばと期待をいたしているところでもあります。次に、地域資源を活用した新規事業につきましては、農業への異業種参入や農作業委託といった新分野への事業展開の例が見られたほか、商品開発につきましては、食料品、製造業において新たに商品化されたものが見受けられるところでありますが、これらはいずれも企業の創意工夫や継続的な調査・研究など、企業努力にゆだねられており、新たな投資も必要となりますことから、現在の経済状況下においては、積極的な動きには至っていないものと認識いたしているところであります。なお、町といたしましては、特産品研究開発補助金制度により、研究開発の支援をさせていただいておりますが、平成 16 年以降は実績がない状態でありますことから、制度の周知に努めるとともに、制度のあり方につきましても、観光物産協会や商工会などと検討を進めてまいりたいと考えております。ご質問の4点目、工業団地の用地リース制度の実施についてであります。さきの協議会、臨時会におきまして、定款変更の議決をいただきましたように、土地開発公社におきまして、賃貸制度が創設されることになりました。この制度は、賃貸料を安く設定し、初期投資を軽減することにより、企業の進出意欲の喚起をねらったものであります。ご質問のリース事業につきましては、今後検討すべき販売促進策の一つであると考えられますし、音更町が本年度から開始しました 10 年間の無償貸付制度についても検討の必要があるというふうに考えております。いずれにいたしましても、この賃貸制度は、去る6月9日に知事の認可を得て、今まさにこうスタートしようとするところであり、一定の検証する期間も必要となりますので、十分検証した上で、ご提案いただきましたリース制度、さらには音更町の制度を含め、より一層販売促進につながる手法について、土地開発公社と協議しながら検討してまいりたいと考えております。ご質問の5点目、工業団地の売買の民間活力の導入についてであります。これまで、土地開発公社が土地を販売する場合には、不動産業者の仲介を経ることなく、直接購入者と交渉を行ってきたところでありますが、近年は不動産業者からの情報提供により売買が成立した場合に、報償金や仲介手数料を支払う制度を有する公社がふえつつあります。不況の影響により、企業の投資意欲が減退している中、土地を販売することが極めて難しい状況になっておりますことから、不動産業者など民間のノウハウを活用することも大切なことであると考えられますので、他の公社における手法や実績の研究を含め、民間活力の導入につきましても、町としても検討してまいりたいと考えております。なお、今回、公社が創設いたしました土地の賃貸制度は、建物のリースを行うリース会社等も賃貸の対象としており、リース会社の営業力にも期待した制度としているところであります。また、帯広十勝地域産業活性化協議会におきまして、民間の調査機関に委託して、道内大学出身者が社長をしている企業や十勝管内の企業と取引ある企業の一覧を策定したところでありますので、これらの情報を企業誘致に有効活用してまいりたいと考えております。ご質問の6点目、土地開発公社の今後の方向性についてであります。公共用地の先行取得や住宅団地、工業団地の開発に一定程度の成果を果たしてきた土地開発公社でありますが、他の自治体においては、おおむねその役割は終了したとして、公社を解散している事例が多数あります。幕別町土地開発公社は、工業団地が完売に至らない中、借入金に対する利息支払いの負担が大きくなっているほか、地価の下落により、帳簿価格を下回る価格でなければ販売できない状況であり、本年度の一般会計予算で借入金利息相当額の運営補助金を計上したところであります。従来、負債や未販売土地を抱えた公社を解散しようとする場合は、負債の返済や土地の買い取りに多額の費用を要することが、解散の障害となっておりましたが、平成 21 年度に公社の解散に必要な経費に対して自治体の起債を認める第三セクター等改革推進債が創設されたところであります。この起債制度は、平成 21 年度から平成 25 年度まで時限制度でありますことから、現在、職員で構成する検討委員会において、起債制度を利用した場合の財政シミュレーション等の検討を行っているところであります。町といたしましては、このまま土地が売れなければ、公社が毎年 2,000 万円近い借入利息を支払って行かなければならないことを考えますと、起債の償還が将来の財政運営に支障を及ぼさない限りは、解散もやむを得ないものと考えているところであります。次に、マイマイガ対策についてであります。マイマイガは主に森林に生息する害虫と言われ、おおよそ 10 年周期で大量発生し、2年から3年続いた後に幼虫に病気が流行することで、終息すると言われております。過去には 55 年ほど前に十勝南部で大量発生し、当時の忠類村でも森林被害が出たとの記録が残っております。マイマイガは卵塊や初期の幼虫の時期は殺虫剤などにより駆除できますが、成虫になると殺虫剤の効き目がなく、効果的な駆除の方法がないこと。また、市街地周辺の森林や林などで大量発生するものについては、駆除の方法がないというのが現状でありますことから、マイマイガ対策には、本町を初めとして管内の他市町村も苦慮しているところであります。ご質問の1点目、町実施の幼虫駆除対策と成虫駆除、卵塊駆除についてであります。公共施設以外の一般住宅の壁や庭木などに生みつけられた卵塊や付着している幼虫の駆除につきましては、基本的には住民の皆さんにご協力をいただき、みずからの手で行っていただきたいと考えているところであります。町といたしましては、昨年7月の町広報誌におきまして、卵塊及び幼虫の駆除方法や注意点などをお知らせし、大量発生を抑えるために、町民の皆さんに駆除に向けて取り組んでいただくようお願いしたところであります。しかしながら、昨年の8月に本町におきましても、マイマイガが大量に発生した地域がありましたことから、再度9月、そしてことしの4月の町広報誌におきまして、卵塊等の駆除に取り組んでいただくよう町民の皆さんに呼びかけをしたところであります。成虫につきましては、根本的な駆除は難しいと言われており、有効な方法がないというのが現状でありますことから、卵塊や幼虫の段階での駆除に努めることにより、成虫の発生を抑えることになるものと考えているところであります。なお、十勝管内の他町村では、高圧洗浄機の貸し出し、噴霧機の貸し出し、集じん機の貸し出しなどの対策事例がありますので、本町におきましても、今後の状況を見定めた上で、必要に応じて、さらに有効な対策の検討を進めてまいりたいと考えているところであります。ご質問の2点目、国道、道道、町道の街路灯、防犯灯、公共施設の対応についてであります。初めに、国道、道道及び町道の街路灯、防犯灯に関してでありますが、町が管理している街路灯などにつきましては、昨年度はマイマイガの被害が大きいところから、順次水銀灯 175 灯をナトリウム灯 158灯と LED 灯 17 灯に更新するとともに、支柱等に付着した卵塊を除去いたしました。公共施設に関しましては、国・道の出先機関など事務所の壁等に卵塊が付着している事業所では、既に除去作業を行ったとお聞きをしているところであります。町の施設につきましても、役場、コミセン、保育所、学校などの施設に付着した卵塊を、町職員が除去しており、公営住宅の緑町、旫町など6団地で駆除業者による卵塊の除去を行ったところであります。また、公園内の照明灯につきましては、昨年度は 11 カ所の公園で水銀灯から LED 灯に更新するとともに、昨年度から今年度に繰り延べした予算で 24 カ所の公園で水銀灯からナトリウム灯に更新すべく、既に発注済みであります。さらに、公園内のパークゴルフ場につきましては、現在、夜間照明が整備されているコースは4カ所であり、そのうち、ナトリウム灯のコースが1カ所、水銀灯とナトリウム灯の混合しているコースが1カ所、水銀灯のコースが2カ所となっており、今年度の運用に当たりましては、マイマイガの発生状況に応じて対応してまいりたいと考えております。今年度に起きましても、マイマイガ対策として、街路灯などの電球を水銀灯からナトリウム灯などに更新していくことや、公共施設などに付着した卵塊の駆除などに春先から取り組み、今後も継続的に取り組んでいく考えであります。ご質問の3点目、店舗事業所の看板等への指導についてであります。昨年は札内市街地における国道 38 号線沿いの一部の店舗等におきまして、マイマイガが多く集まっていたという実態でありますが、それぞれの店舗等が状況に応じてライトを消したり、明るさを調整するなどの工夫をするとともに、施設に付着した卵塊の除去に取り組まれておりましたので、町といたしましては、特に問題意識するような案件がありませんでしたことから、特別な指導は行っておりません。今後も各店舗等の自助努力にゆだねることになると考えておりますが、不測の事態が発生した場合は、必要に応じて適切に対応してまいりたいと考えております。昨年の8月末に、マイマイガの発生がほぼ終息してから、町民の皆さんとともに、卵塊の除去に取り組んでまいりましたが、ことしの5月に入ってから幼虫の発生が見受けられるようになり、ことしも大量発生が危惧されるところであります。町といたしましては、町民の皆さんのご協力を得ながら、他町村の対策事例も参考にして、発生状況に応じて適切な対応に努めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。以上で、前川雅志議員のご質問への答弁とさせていただきます。
再質問 6番 前川雅志
再質問をさせていただきたいと思います。初めに、融資制度にかかわってお尋ねをしたいと思いますが、以前にも燃油の高騰対策のときに、融資額の限度額についてご質問をさせていただいたことがあるのですが、町長の答弁の中には、おおむね融資需要を満たしているというお答えでした。定められた限度額の中では、そういったことなのかなというふうに理解をするところであります。ただ、事業所の規模などによりましては、限度額をふやしていただければ利用していけるのになという声も寄せられておりました。そういった観点からも、社会情勢などをかんがみて、融資の限度額の改定についての考えをお伺いしたいと思います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
お話ありましたように、限度額を引き上げていただければというような話もお聞きはします。一方では、ただこういう時世、社会経済情勢ですから、余り借金をふやすことがどうなのかといったようなことも、逆の立場から言われているところもあるわけでありますし、金融機関などあるいは商工会などと、これは十分協議しながら対応していかなければならない問題だというふうに思っておりますので、そういったご意見も今後いろいろな場面でお聞きしながら協議をしていきたいというふうに思います。
再質問 6番 前川雅志
以前お聞きしたときも、同じようなお答えをいただいておりまして、借金は借金だということは私も同じ思いであります。ただ審査に当たっても、銀行等が審査をされて、会社の経営状況を見ながらということでありますので、そこの会社の中身についての心配を行政としてする必要があるかどうかというところも私は思うところでありまして、この改定については、これから議論をされていくことを町長もおっしゃっていましたので、また関係者とよく相談をされて、そういった方向を見出していただきたいなというふうに思います。次に、後継者の育成と技術力、競争力というところであります。町長の答弁と本当に意を同じくするところでありまして、既存企業がやる気を出して初めて行政としての役割というものが発揮できるのかなというふうに思っているところではありますが、見渡してみますと、商店街、思っている以上に深刻な状況になってきているのではないかと思います。商工会としても対応に苦慮されているということでありました。ここで行政も知恵を出しながら、育成の機会ですとか、技術力、競争力の向上の機会を創出していく必要があるのではないかと思いますが、お考えはいかがでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
お話ありましたように、何とか商店街の振興を図るべく、いろいろな形でこれから施策を講じていくことが必要なのだというふうに思いますし、やはりお店の皆さん、企業の皆さんも一生懸命頑張っているお姿を拝見するときに、私どもの立場、行政の立場でどんなことをすることが皆さん方にとって一番効果がある、実効が上がることなのかと、そういったことも含めながら絶えず商工会との連携を密にするとともに、商工会も先ほど言いましたようにいろいろな部会があって、それぞれ活動されているというふうにもお聞きしております。また、地域性も、札内地区、幕別地区、忠類地区それぞれの地域性もありますから、それぞれの事情を踏まえた中で対応していくことが望まれるのだろうというふうに思います。私も毎年青年部の皆さんといろんなお話をお聞きして、なかなかこれがというものには直接つながるものはないのですけれども、皆さんに頑張っていただいてるなと、その思いは強くしておりますので、これからも十分意を用いてまいりたいというふうに思います。
再質問 6番 前川雅志
これからの若い人たちに大いに期待と思います。次に、3番目の中小小売店の組織化と新規事業、新商品開発についてお尋ねをしたいと思うのですが、5期総の中でも、組織化など商業機能の充実を支援しますというふうにうたわれておりまして、空き店舗対策やプレミアム等商品券などというものは、もう始められたということは、本当に大いに期待をしているところであります。ただ、組織化というところでは、組織化に対するメリットですとか、必要性などということの具体性を欠いていることから、なかなか進んでいかないのかなというのが課題の一つではないかというふうに思っております。例えばある町では、問屋が倒産しまして、仕入れが思うようにいかなくなって廃業したというケースもあったようであります。そういう仕入れに関して言えば、中小小売店が共同・連携してその仕入れる仕組みをつくってロットをふやして、大手やコンビニなどに対向でき得る仕組みをつくっていくなど、さまざまそういう検討していくことがあるのではないかなというふうに思います。これからの大きな課題になってくるのかなと思うのですが、この組織化の充実に向けて、これからどういうふうな方向性で向かっていくのか、お伺いしたいと思います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
先ほどの答弁でも申し上げましたように、組織化、なかなかこれ難しい問題があるのだろうというふうに思います。先ほどのパークスタンプにしても、かつては札内地区でも同じような形のものが進められていた。あるいは大売り出しなんかでも、今はこの幕別と忠類地区では実施されているけれども、札内地区ではそういうのがない。いろんな地域によっての課題ですとか、先ほど言いましたように、商店街がまとまらないで飛び飛びになったり、空き店舗が混在していたりというようなことがあって難しい面もあるのでしょうけれども、まずはやはり商店街の皆さん、お店を経営される皆さん方が、どのような方向を望んでいられるのか。あるいは、それに対して商工会なり町がどのような支援策を講じることが、それらに向かっていいことなのかというようなことも、やはり十分話し合いをする、協議をするということがまず第一段階なのかなというふうに思っておりますので、引き続き検討させていただき、商工会とのお話し合いもさせていただきたいというふうに思います。
再質問 6番 前川雅志
新規事業、新商品開発の推進ということで、もう一度お尋ねをしたいと思うのですが、これももう町長おっしゃるとおりだと思うのですよね。その開発していこうだとか、新商品をつくっていこうだとか、そういう思いがある人がいて、初めて行政の役割があると思っているのですが、ただその町としての描く方向性ということがどこにあるのかなというふうなことでお尋ねをしたいのですが、これまで産業クラスターですとか、農商工連携、最近においてはフードバレーなどという言葉が踊っているわけでありますが、ずうっと全国見渡しても、こういった考え方の中で成功した事例というのは、なかなか見受けられないという状況であります。そこで、本町はどういった思いを描きながら、この方向性を見出していこうという思いでいるのか、お尋ねをしたいと思います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
当然のことながら、本町がいろんな新商品の開発や何かにかかわっては、農業が基盤でありますから、農作物を生かした付加価値のものというようなことになるのでしょうし、もう一つ今お話ありましたように、十勝圏振興機構、食品加工技術センター、私もたまたま評議員というとで先日も行ってまいりましたけれども、非常に多くの事業を実施されて、何か効率的な運営をされ、しかも実績も上がっているようであります。私は今お話ありましたように、まず商業者の皆さんがこうだと、これをやりたい、こうしたいのだけれども、どうだという思いを、まずはぶつけていただくことが土台になるのかなと、スタートになるのかなという思いもしておりますし、また先ほどもちょっと申し上げましたけれども、特産品開発研究補助金、最初のころは1年に何人かの方々、何人かの利用があったのですけれども、だんだん風化されてきて、現在に至っているということですので、これらも町としてこのままではいけない、もっといいものに、よりよい実効が上がるものに、これらについてもやっぱりこれから検討していかなければならないというふうには思っております。
再質問 6番 前川雅志
次に、工業団地のリース事業というか、リース制度についてお伺いしたいのですが、他の町でと表現しようかと思ったら、町長が音更町という表現でしたので、音更町の公共団地が10 年間の無償貸与ということで、10 年後には買い取ることを約束に対応していくと、そういう報道が出たときに、これはやられたなというふうに感じまして、また幕別置いていかれるなと思っていたところで、今回の条例改正による賃貸でありました。音更の制度でいきますと、買い取りが条件でありますから、以外とハードルが高いのかなというふうに思っておりまして、今回の本町の制度でいけば、借りるだけ、買い取ることも後ほどできるのでしょうが、借りていくということで、その設備費用も含めて安価で進出できると。十分対抗し得る制度変更であると、私は高く評価していますし、これからの事業に期待をしているところであります。町長の答弁にもありました。リース事業を検討していくということでありますので、本当に期待をして、これからの推移を見守ってまいりたいと思っております。5番目もよい答弁をいただきました、民間活力の導入。これも行政にはない視点で、民間業者が企業誘致というか、企業を見つけてきていただければ、早く埋まることがやはり有益なことなのかなと思っていますので、こういったところの検討も再度していただきたいと思います。最後の土地開発公社の方向性ということでありますが、これから検討されていくというお話でありましたが、基金を崩して清算をしていくという方法についての考えは持たれているかどうか、お伺いしたいと思います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
お話ありました基金、いわゆる土地開発基金だと思いますけれども、これらの活用も十分考えております。今の公社が現実に道路用地なんかを抱えている部分もあるわけですから、こういったのは将来的には当然一般会計が買い上げしなければならないものでありますから、そういったことも含めながら公社が所有する工業団地あるいはそれ以外の用地についても、どんな方法で負担を軽減させてできるかと、それらも含めながら検討を進めてまいたいというふうに思います。
再質問 6番 前川雅志
町長が今おっしゃっていただきましたが、町民の負担が尐しでも軽減できるようなことで、今後の検討を期待したいと思います。マイマイガについてお伺いをしたいと思うのですが、鹿追町は全町を挙げての撲滅週間、音更町は臨時職員2人を雇って、高齢者ですとか、障害者のおたくの駆除に回っていると。池田町は 2,000 万円前倒しして街路灯の交換を行うと。私にしてみると、各町やり過ぎなぐらい活動をされているのかなというふうに思うのですが、そういった報道が連日されるものですから、本町の住民の皆さんも幕別町は一体何やっているのだろうねというお話がありました。こういった先ほど町長も答弁いただきましたけれども、幕別町もそれなりに効果的に取り組んでいるというふうに私は思っていますので、こういった情報が上手に住民の皆さんに伝わらないことが大変残念でならないわけであります。今後のこういった情報の発信の方法をどのように考えているかということと、役場に対する問い合わせなども結構多いかなと思うのですが、どのぐらい来ているのかということをお伺いしたいのと、もう一つは、産業的な被害の報告があるかどうか、お伺いをしたいと思います。
答弁 町民課長 川瀬俊彦(町民課長は2012年3月まで)
第1点の情報の発信につきましては、これは随時必要に応じて、町の広報誌または町のホームページにおきまして、町民の皆さんに提供していきたいと思っております。それと2番目の町民の皆さんからの問い合わせにつきましては、ことしの春、4月の下旪から5月の半ばぐらいにかけまして、ちょうど卵がふ化して幼虫が出始めました。それが一体どのように駆除したらいいのか、そのようなことについての問い合わせは大体1日につき 10 件程度ぐらい平均でありました。町といたしましては、通常一般家庭におきまして、幼虫時期で1センチ程度ぐらいまでの大きさでしたら、通常の市販の殺虫剤で十分効きますので、そういう方法で駆除をお願いしますというような話をさせていただいたり、またその場所によっては、高くて自分ではできないような場合につきましては、そういうことをできる業者を紹介させていただいたり、そういうようなことでの情報は提供させていただいたということであります。3番目の産業における被害ということでありますけれども、これは一つには森林の害虫ですから、森林面においての食害というようなものはあるかということが、一つ大きなことであると思います。これにつきましては、確かにマイマイガが大量発生いたしますと、葉っぱを食べますので、木の成長を阻害するというような被害は確かにあります。ただし、なかなか枯れるところまでは至らなくて、成長が1年ぐらいおくれる、そういうようなことは聞いております。あとは、それ以外につきましては、特に被害というものは今のところお聞きしておりません。以上です。
再質問 6番 前川雅志
問い合わせも結構来ているようでありますので、適切な親切な対応に心がけていただければありがたいなと思います。昨年は街路灯の卵塊駆除を、電気業者の皆さんが進んでボランティアでやっていただいたようなのですが、ボランティアでやっていただいたので、ことしもやるのですかと聞けるものかどうかわかりませんけれども、ことしはどんな状態なのでしょうか、お伺いしたいと思います。
答弁 町民課長 川瀬俊彦(町民課長は2012年3月まで)
去年、街路灯につきましたその卵の除去のことにつきましては、実は電気関係の事業者のほうから、町のほうにボランティアで、その協力したいという申し出がありました。それは町としても大変ありがたいことでしたので、それを業者に地域割りをした形で全町的に回っていただいたという実態であります。今年度につきましては、現時点におきましては、どれぐらい発生するのか、ちょっとまだ予測がつきません。危惧されるということでは思ってはおりますけれども。それで、その実態に応じて、また電気関係事業者とご相談をさせていただくこともあり得るとは思っております。
再質問 6番 前川雅志
電気関係事業者の皆さんの名誉のために先にお話ししますけれども、頼まれてお話ししているわけではないのです。なかなか高所の危険な作業でありますよね、電信柱ということでありますから。危険な作業であり、特殊な機械が必要なその作業をボランティアでやっていくということは、私は尐し違和感がありまして、適切な予算措置をして、その対価を支払うことが望ましいのでないかと私は感じます。これ、もう一回つけ加えますけど、そうしてくれと言われたわけでもないし、逆に僕は議会で言いますよと言ったら、いや、おれたちは本当に好意でやったのだから、言わないでくれまで言われたのですけれども、適切な事業でないと僕は思いますので、お伺いをしたいのですが、いかがなものでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
今、課長が答弁させていただきましたように、昨年は電気関係の業者の方から進んで申し出があったと。それを受けて実施していただいたわけですけれども、今のように危険を伴うようなことが、本当にボランティアだけでいいのかという問題もあろうかというふうに思います。これ実際まだ話をしたこともありませんし、今年度どうなるかということもわかりませんので、そういった前川議員のこういうことも十分意にとめながら、これから対応してまいりたいというふうに思います。