みんなの議会

幕別町議会 平成24年第2回定例会 2012年6月12日

節電の取り組みについて

2012年6月12日、幕別町議会の一般質問で、前川雅志議員が「節電の取り組みについて」質問し、町長 岡田和夫、民生部長 菅好弘、総務課長 菅野勇次、教育長 金子隆司が答弁しました。

質問者
前川雅志 議員
答弁者
町長 岡田和夫、民生部長 菅好弘、総務課長 菅野勇次、教育長 金子隆司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 前川雅志

通告のとおり、節電の取り組みについてお伺いいたします。本年5月、泊原発3号機が停止し、稼働原発が 42 年ぶりにゼロとなりました。北海道電力は、この夏の予想不足電力を公表し、北海道に正式に節電を要請、道民の理解を求めようとしました。また、政府はこの夏の電力需給対策で、電力不足の懸念のある北海道に7%の節電と計画停電の準備を求め、北海道電力も検討に着手しました。北海道は、道民に節電を要請する以上、率先して意気込みを示すとし、道立高校や道警も対象に、エレベーターの稼働台数や執務室の照明を半分に減らし、政府要請の7%以上の節電達成を目指すと公表しました。北海道電力は、計画停電は極力回避すると強調していますが、道民一人一人と企業の理解と協力がなければ、電力不足になることも想定されます。幕別町は、平成9年の京都議定書以降、幕別町環境宣言、エコオフィス幕別プラン、幕別町地域省エネルギービジョン、幕別町地域新エネルギービジョンを定め、CO2 排出量削減と省エネに町民、企業並びに行政で努力してきました。これまでの計画は、どちらかというと CO2 排出量の削減を中心としたものでしたが、同時に省エネという観点からも節電についても町民とともに努力をしてきたところであります。町民生活や産業に影響が出ないよう、行政、町民、企業が取り組むことは何が必要か、以下についてお伺いをいたします。①幕別町の使用電力量の推移と太陽光等による発電实績をお伺いいたします。②エコオフィス幕別プランの効果をお伺いいたします。③幕別町地域省エネルギービジョンの評価をお伺いいたします。④幕別町環境宣言の「地球にやさしい行動チェックシート」の活用方法、環境学習・環境教育の取り組みをお伺いいたします。⑤この夏の電力は足りるのか、お伺いいたします。以上です。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

前川議員のご質問にお答えいたします。「節電の取り組みについて」であります。ご質問にありますように、5月 18 日に内閣官房主催で開催された「電力需要に関する検討会合」及び「エネルギー・環境会議」の席上、国の今夏の電力需給対策が示され、関西電力管内で、昨年の東京電力管内で想定されたピーク電力不足よりも厳しい状況にあること、また九州電力と北海道電力及び四国電力管内でも電力不足が見込まれるとともに、すべての地域で火力発電所の活用がふえることにより、海外から化石燃料の購入が続き、このまま放置すれば本年秋以降、電気料金上昇のリスクも高まることが示されました。この中で、北海道においては 2010 年度の实績比7%の節電が必要とされ、これを受け北海道電力では、北海道に対し節電を要請し、道民の理解を求めたところであります。本町に対しましても、先般、5月 25 日、北海道電力から今夏の電力需給の見通しと節電の要請があったほか、30 日には十勝総合振興局の主催により、管内市町村長を対象とした十勝地域電力需給連絡会議が開催され、今夏における北海道の電力需給見通しや国が示した節電方針とその対策について、情報を共有し全道が一体となった節電の取り組みを推進することなどについて要請があったところであります。ご質問の1点目、「幕別町の使用電力量の推移と太陽光等による発電实績について」であります。幕別町全体の使用電力量について、電気事業者である北海道電力に問い合わせをいたしましたが、市町村ごとのデータは持ち合わせていないとの回答があり正確な使用量をお答えすることはできませんが、平成 15 年度に策定した「幕別町地域省エネルギービジョン」においては、町全体の使用電力量を 18 万 3,077 キロワットアワーとして推計いたしております。現在は、各家庭や事業所においても省エネの取り組みやエコ家電への買いかえ等により、目標とした1割から2割程度の節電がなされているものと、平成 23 年度に实施した「幕別町地域省エネ・新エネルギービジョン」の实施状況の検証業務で報告されておりますが、一方で、オール電化住宅の増加や計画策定時の平成 14 年度末に比べ平成 22 度末で、世帯数で 1,175 世帯、事業所で 137 事業所が増加しておりますことを考慮に入れなければならないものと考えております。北電帯広支店管内における、過去3年間の電力販売量は、家庭用、業務用、産業用の合計で平成 21年度が 210 万 969 キロワットアワー、22 年度が 218 万 3,947 キロワットアワー、23 年度は 219 万 9,278キロワットアワーとなっており、21 年度から 22 年度にかけては 3.9%、22 年度から 23 年度にかけて0.7%の増加となっております。内訳では、家庭用が平均年2%程度増加し、業務用と産業用は 21 年度から 23 年度にかけて5%増加しておりますが、特に大口電力は平成 22 年度から 23 年度にかけて約4%の増加となっているとのことであります。次に、太陽光等による発電实績についてでありますが、個人住宅では平成 23 年度末の設置戸数が161 戸となっており、年間の発電量は 85 万 7,486 キロワットアワー、公共施設は3カ所で 6 万 1,154キロワットアワー、合計の発電量は 91 万 8,640 キロワットアワーとなっております。ご質問の2点目、「エコオフィス幕別プランの効果について」であります。エコオフィス幕別プランは、1999 年に施行された「地球温暖化対策の推進に関する法律」で「地方公共団体の事務及び事業に関して、温室ガス排出抑制等のための措置に関する計画」を策定するように義務づけられましたことから、町では地球温暖化対策にとどまらず、環境保全全般にわたる取り組みを目指すことを目的に、平成 11 年から平成 15 年までの5年間を期間と定め「エコオフィス幕別プラン」を策定し、实行してまいりました。本計画では、目標を大きく二つに分け、一つ目としては、取り組みの数値目標、平成 10 年度实績を基礎数値として定め、具体的にはコピー用紙等の購入量を目標年度までに5%削減する、公用車のアイドリングストップ等により、自動車の燃料消費率を5%改善する、燃料費を削減できる車を、目標年次までに5%導入することを内容といたしております。また、二つ目として、温室効果ガス総排出量の目標として、二酸化炭素の総排出量を、平成 10 年度でありますけれども、現状に比べ6%削減するといたしたところであります。これらの効果についてでありますが、計画期間終了時においては、一つ目の取り組みの1点目、コピー用紙の削減についてはおおむね達成いたしております。また、公用車の燃料消費量につきましては、アイドリングストップ等の推進により3%の削減がなされました。次に、燃料費を削減できる公用車、いわゆるハイブリッド車や低燃費車と言われる軽自動車の導入につきましては、公用車総数 95 台に対し6台を導入しており、導入率は 6.3%のため、当初計画の目標5パーセント以上を達成しております。なお、現在の導入状況は、全公用車両 156 台のうち 22 台を導入しており、導入率は 14.1%となっております。さらに、温室効果ガスの削減効果につきましては、暖房温度の調整により二酸化炭素の排出量はマイナス 3.8%を達成しております。その後、新たな計画は定めておりませんが、地域省エネビジョンの理念に基づき、現在も引き続き各項目について削減を図るよう努力をいたしているところであります。しかしながら、町村合併や権限移譲による事務量の増加、さらには、以前は外部に発注していた印刷物の庁内印刷によりコピー用紙の購入量につきましては近年増加の傾向となっております。ご質問の3点目、「幕別町地域省エネルギービジョンの評価について」であります。平成 15 年度に策定した「幕別町地域省エネルギービジョン」の評価につきましては、平成 23 年度において实施状況の検証を外部へ業務委託を行い、本年3月に検証結果の報告がなされております。この報告によりますと、一般町民の意識として、化石燃料の枯渇等に係るエネルギー問題や地球温暖化問題への関心は高く、新聞やテレビを情報源として、約 90%の世帯で「よく知っている」「知っている」との回答があり、町民意識の高さが伺われると評価されております。家庭でのエネルギー消費につきましては、世帯数が、計画当初から比較し約8%増加しており、世帯の増加はエネルギー消費量の増加の大きな要因となりますが、住宅の断熱性能の向上や省エネルギー家電製品の普及、省エネルギー意識の向上等によりエネルギー消費量は減尐し、12.3%の削減が達成されているとされております。また、今後は「冷暖房機器の不必要なつけっ放しをやめる」「テレビのつけっ放しをやめる」「LED照明等の導入」などに取り組みたいという意見が多くありましたことから、さらなる省エネルギーへとつながるものと見込んでいるところであります。アンケート調査では、企業として省エネルギー行動・新エネルギー行動を行う目的として「コスト削減のため」「地球環境をよくするため」「企業の社会的責任を果たすため」が多く、その他では「ISO14001 の認証を受けているため」との企業もあり、今後の取り組みに期待できるものと受けとめております。なお、本計画の推進及び地域における省エネルギーの普及啓発につきましては、町が平成 17 年4月1日より委嘱しております「省エネ普及指導員」により、広く一般の町民の方々に対して各種の機会を通じ省エネ意識の向上に努めており、平成 17 年度から 23 年度末までに計 36 回の出前講座を行い、受講者数は延べ 2,972 人となっております。ご質問の4点目、「「幕別町環境宣言」の「地球にやさしい行動チェックシート」の活用方法、環境学習・環境教育の取り組みについて」であります。幕別町環境宣言は、平成 20 年9月 25 日、「自然と共生して健康で快適な生活を営む権利を持っているとともに、この権利を子孫に受け継ぐ責任と義務を負っており、かけがえのない「まち」の自然環境を守ることはもとより、地球環境を保全するため、家庭や職場、地域において地球にやさしいライフスタイルの实践に取り組む」ことを宣言し決議されました。これに基づき、町では「地球にやさしい行動」の具体的な取り組みを、省エネルギービジョンと新エネルギービジョンの活用により周知することとし、広報誌やホームページ等により啓発に努めてまいりました。地球にやさしい行動チェックシートの活用につきましては、省エネ普及指導員による出前講座の教材として活用しているほか、一般の町民の方に対しましては、町のホームページからダウンロードしてご活用していただくよう周知をしているほか、現在、役場の各窓口においてご自由に持ち帰りできるよう配布しており、この夏の節電意識の啓発にも活用してまいりたいと考えております。また、一般町民への環境問題の取り組みといたしましては、出前講座や町民見学会等を通じ啓発に努めており、本年2月の町民見学会では池田町に建設された十勝環境複合事務組合の最終処分場の見学を实施いたしております。学校教育におきましては、小学校3、4年生の社会科で「節水、節電、資源の有効活用」、6年生の理科では「自然環境の保存」、中学校の理科の分野では「自然環境の保全と科学技術の利用」などを取り入れております。環境教育を進めるに当たっては豊かな心情、関心・意欲・態度を育成するため、発達段階を踏まえた直接体験や各教科、領域を関連づけた指導が求められておりますことから、本町では、小学校では学校農園やペットボトルのキャップ回収、中学校においてはリサイクル活動やクリーン作戦など学校の实態に応じた環境教育を展開しているとお聞きいたしているところであります。ご質問の5点目、「この夏の電力は足りるのか」についてであります。このご質問に対しましては、私がお答えする立場にありませんことをご理解いただきたいというふうに思いますが、答弁の最初に申し上げましたとおり、北海道電力では、この夏の気温の状況によりましては、ピーク時における北海道全体の需給量が7%不足するとされ、さらに、節電が目標値に達しなかった場合や現在稼働している火力発電所等が故障等により運転できない場合等を想定し、万が一に備え「計画停電」の準備を進めるとされております。前段で申し上げましたが、去る5月 30 日に開催されました十勝総合振興局の主催によります「十勝地域電力需給連絡会」におきまして、今夏の電力需給見通しの説明と町の公共施設の節電対策及び町民に対する啓発等について要請がありました。北海道では、この夏、「集中対策」といたしまして、本年7月2日から9月 28 日までの期間、廊下や執務室の照明の時間を定めて一斉消灯する、エレベーターの使用台数を削減する、離席時のパソコンのスリープモード化する、昼休み中や退庁時にはパソコンのコンセントを外す、プリンターの共用化を図って稼働台数を抑制するなど、節電対策を实施するといたしております。道では、これらの行動により猛暑でありました一昨年、平成 22 年の7月から9月における最大電力量に対し7%の削減を目指すとされております。本町の公共施設におきましては、これまでもエコオフィスや省エネ・新エネビジョンにより節電の取り組みをしてまいりましたが、さらに、この夏の節電に向け対策を講じるべく、先般、庁舎内の検討会議を開催し、本町の対策を決定いたしたところであります。内容といたしまして、庁舎等におきまして、執務室、廊下等の照明の小まめな消灯や間引き等照明機器の節電、長時間の離席時におけるパソコンのスリープモード化やシャットダウン等 OA 機器の節電など、職員の節電行動はもちろんのこと、それ以外の公共施設におきましても、パークゴルフ場の夜間照明の消灯、もちろん団体利用がある場合は除きますけれども、夜間照明の消灯や道路照明の減灯など、住民サービスの維持に配慮を行いながら、できる限りの節電に取り組むこととしたものであります。また、町民の皆さんに対しましては、広報誌やホームページ等により「省エネ・新エネビジョン」の理念に基づいた節電対策等の啓発に一層努めてまいりたいと考えております。以上で、前川議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 13番 前川雅志

再質問をさせていただきたいと思います。省エネビジョンを見ますと、800 世帯にアンケートを送りまして 330 世帯から回答をいただいて、企業からは 200 社中 83 社の回答を得ました。回答では、CO2 削減に向けてということのみならず、節電についても高い意識というものを感じるところであります。平成 14 年計画策定時には、先ほど町長の答弁にもありましたが、エコ家電や LED などまだまだ普及しておりませんでしたので、そういったものもこの 10 年間の間に随分買いかえが進んできたのではないかと予想するところでありますが、先ほどの答弁の中には、近年の電力使用量の推計ができないということなのかと思うのですが、答弁によれば、世帯数もふえた、企業数もふえたということで、若干ふえてきたのではないかということでありました。それと、産業別の電力量でいきますと、先ほど全体で、ちょっとメガワット・アワーでお話をさせていただきますと、平成 14 年には 18 万 3,777 メガワット・アワーの電力量が推計されており、家庭における使用電力量は 3 万 7,258 メガワット・アワーと推計をされておりました。これを計算してみますと、家庭で使われている電力量の割合というものが約 20%と計算できますが、算数苦手なので間違いがあったら指摘をいただきたいのですが、北電で発表されています家庭の電力量の割合というのは4割と示されているわけでありますが、幕別町は家庭で使用されている電力量が 20%であるということのとらえ方で間違いがないのか、お伺いをしたいと思います。

答弁 民生部長 菅好弘(民生部長は2013年3月まで)

電力の状況につきましては、新聞紙上等によりますと、一般的には全国平均では 10%ぐらいが家庭電力と、あと残りが産業用というような言い方できております。今、前川議員のお話のように、北電のほうで北海道は4割ぐらいが家庭用電力というようなお話できておりますけれども、私どものほうの推計の中では、先日いただいた報告の中でも約2割ぐらいが家庭用電力というような形になっております。北電の4割というのが、私どものほうもちょっと確認をしなければならないと思いますけれども、全体的には産業用電力のほうが需要が大きいというお話ですので、その辺からいきますと2割というのは大体妥当な線ではないかというふうに考えております。

再質問 13番 前川雅志

2割の家庭電力を、それぞれこれから努力をしていただけるものと私は信じておりますが、全体で7%削減していくということは、20%の量を7%削減したら非常に厳しいと。産業の理解と協力なくして全体での7%削減はなし得ないんだということをまず共通の認識として、以下の質問に入りたいと思います。エコオフィス幕別プランの効果でありますが、おおむね達成されてきたというお話でありました。平成 11 年から 15 年の計画ということでありましたので、15 年以降どういったことになっているかということもお伺いをしたいと思うのですが、15 年以降の計画はないということでありますが、どういった考えをもって進めてこられるかということと、CO2 の削減につきましても、全体で6%の達成がされていないようなお答えでしたが、今後の取り組みについてお伺いをしたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

答弁でも申し上げましたように、11 年から 15 年の計画で今の計画が終わり、その後については新たな計画というのがありませんので、引き続きそれら計画を踏襲しながら削減に当たってきたというのが实態だろうと思います。ただ 15 年度以降、先ほども申し上げましたように、合併があったりいわゆる人口増があったりということで、必ずしもその目標数値までには到達していない部分もあるのだろうというふうに思いますけれども、私どもとしてはエコプランで示した計画に沿って、すべての電気あるいは省エネの方向性というものだけは、変わらず今も継続しているということでありますので、この後の計画いつできるかまではいきませんけれども、引き続きそういう思いで続けていきたいというふうには思います。

再質問 13番 前川雅志

これまで余り意識していなかったのですが、役場の1階に省エネナビというものが当時設置されまして、5月 31 日に確認をさせていただきました。これは、電力量を示したものでありましたが、目標が 25 万 7,000 円、現在 39 万 1,000 円。使用電力量2万 4,572 キロワットアワー、省エネ率 152%というふうに表示されていたわけでありますが、これはどういう理解をしたらよろしいのか教えていただきたいと思います。

答弁 民生部長 菅好弘(民生部長は2013年3月まで)

確かに、数字上では計画とかなりの数字が乖離しているというところはあります。ただ、なぜそのような数字が出てくるのかということになりますと、近年パソコンの導入だとかそういったものがふえてまいりまして、当然そういったことによります電力の使用量、こういったものが上がってきていると。事務形態が変わってきたというところが一番大きな要因ではないかというふうに思っております。

再質問 13番 前川雅志

役場の業務の实態が変わってきたことに即して、この目標設定も考え直さないと、目標とした数字の 1.5 倍の電力量を使っているということは、やはり乖離が激し過ぎると。こういった計画の見直しも必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 民生部長 菅好弘(民生部長は2013年3月まで)

町長の答弁にもありましたように、平成 15 年に省エネビジョンをつくりまして、これまで約 10 年間計画をしたわけなのですけれども、その検証を昨年1年間かけまして行ってまいりました。この 10 年間というものが、非常に私たちの生活自身も、また役所の中でいけば、今申し上げましたように事務の形態が変わってきたと、このようなことがありますので、昨年やりました検証結果をもとに、これからのあり方について、これから検討させていただきたいというふうに考えております。

再質問 13番 前川雅志

環境適合車のところで一つお伺いしたいのですが、近年はハイブリット車とかそういうことではなくて、深夜電力を利用して、夜充電して昼走ると。昼間にはその電源も利用して家電も使えるなどというそういった車も出てまいりました。こういった車は、いいかどうかわからないのですが、災害のときにも非常に有効的に使えるものとなってくるのかと思いますが、導入の考え方などについてお伺いしたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

電気自動車、实は音更町に1台配置されております。ご案内のように音更には三菱のテストコースがある関係もあるのでしょうけれども。ただ、お聞きしますと余り有効的な活用にはなっていない、余り距離は長く走れないものですから、場合によっては電気自動車を別の車に積んで走っていって途中でまた充電してというようなこともありました。私どもの町としても全く考えないわけではありませんけれども、今の段階ですぐ導入することはどうなのかという思いもありますし、そのほか BDF ですとか、この間、鹿追のバイオガスプラントを見せてもらいますと、バイオガスを車に積んでいくと電気自動車の倍ぐらい、札幌までは楽に行ってこられるのだという。いわゆるタクシーがプロパンで走るのと同じような考えなのでしょうけれども、そういったこともあって、自動車の業界もいろんな開発がこれから出てくるのだろうというふうに思いますので、そういったことも含めながらこれから対応していきたいというふうに思います。

再質問 13番 前川雅志

走行距離でいきますと、忠類の総合支所を2往復できる車も今出ているようでありますので、また考えていただきたいと思います。きょうは私もクールビズの格好で失礼させていただいておりますが、職員の皆様の執務中の服装についてお伺いしたいと思うのですが、改めてクールビズを行うということは今まで行ってはきていなかったようでありますが、ことしの夏に向けてはどのようなお考えでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

これは私の考えですけれども、クールビズというのは、本来的にいくと庁舎でも会社でも冷房施設があって、設備があって、そこで業務されている方がネクタイを外されることによって、クールビズすることによって、幾らかでも電力を節減しようというところが本来のクールビズではないかというふうに思います。私どもの職員が今ノーネクタイにして、クールビズにしても、節電という意味ではそう大きな影響はないのかと。ただ、これ今、議会の皆さんもそういうことですので、私はもう先般総務担当のほうに、ノーネクタイで執務することも、これはもういいのではないかということを周知するようにということを今進めておりますので、そうなっていくのだろうと思いますけれども、何しろ町長がネクタイ外さないと皆さん職員もだめだと言われるので。私は大した暑さは気にならないほうなのですけれども、職員のこともありますので、十分内部で話し合いしながら進めていきたいというふうに思います。

再質問 13番 前川雅志

北海道は7%の削減を目指すということでありましたが、本町の公共施設では平成 22 年度対比でどのぐらいの電力量の削減を目標とするか、お伺いいたします。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

正直言って、いわゆる公共施設、役場を含めた中で、率にして何パーセントの削減になるかという数値までは、なかなか見込むのは現時点では難しいのかというふうには思っております。先ほども言いましたように、役場の中でできる範囲、公共施設でできる範囲というのはどうしても限られてまいります。エレベーターが 10 台もあるところを半分にしてとめるなんていうことはありませんし、一番大きいのはやっぱり事務機器、パソコンですとか、そういったコンピューター関係なのだろうかというふうに思いますけれども、これも1回1回切っていたのでは節電にならないというような話も聞きます。長時間あけたときに切ることでなければならない。そういったこともありますし、昼休みなんかも細かな消灯に気をつけていただきたい。あるいは今も内部で進めておりますけれども、ノー残業デーなんかの实施もこの夏は考えていかなくてはならないのだろうというふうにも思っておりますけれども、あらゆる手法をとりながら7%の節減に向けて努力をしてまいりたいというふうに思います。

再質問 13番 前川雅志

話はちょっと変わりますが、町長は、町民の皆さんや町の企業に対しても節電の協力を求めていくお考えはありますか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

本来的に町民の皆さんや道民の皆さんへの、あるいは企業へ対する依頼あるいは協力要請というのは、北電がやることだというふうには言われています。しかし、我々のもとでの行政の立場、町民の皆さんや町内の企業の皆さんにお願いをするということは、これから広報誌やいろんなことを通じながら進めていきたいというふうには思っております。

再質問 13番 前川雅志

であるならば、エコビジョンを策定したとき、エコオフィス幕別プランを策定し、行政がみずから省エネルギー対策を通して、地域に対してリーダーシップを発揮してきたところでありますという、こういう一文がありました。今回も町民の皆さんや企業に対して求めるのであれば、行政としても高い目標を設定して、みずから努力をしていく姿勢を示していくべきだと思うのですが、パーセントが出せないということでありましたが、尐なくてもおととしの電力量よりもふえないことを期待しているのですが、町長の考え方を伺いたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

今回の7%の目標が、いわゆる平成 22 年でしたか、一番暑いときですけれども、私も今までも全く省エネや節電に取り組んでいないということではありません。毎年それなりの対応はしてきたとは思いますけれども、もちろん何とか7%あるいはそれを超える目標が達成できるように、十分職員間あるいは施設の管理者等も、管理していただいている方々にも協力をいただきながら、その目標に向かって進めてまいりたいというふうに思います。

再質問 13番 前川雅志

では、平成 22 年8月の公共施設全体と伺いたいところなのですが、役場の電力量を今お示しいただきたいと思います。そして、その結果どうであったかということを見るためにも、ことしの8月の電力量がわかった時点でまた公表をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 総務課長 菅野勇次(総務課長は2014年3月まで)

平成 22 年の8月の役場本庁舎の使用電力量でございますけれども、2 万 2,762キロワットでございます。一昨年の数値は今申し上げましたけれども、数値につきましては、ことしの節電についての取り組みを行った上で、ことしの結果についてはお示ししたいというふうに考えております。

再質問 13番 前川雅志

次に、地域新エネルギービジョンについてお伺いしたいと思うのですが、CO2 排出量削減については、答弁にもありましたように 12.3%と非常に高い達成率をされたということは、町民の皆さんの深い理解があったことが示されたのかなというふうに考えております。そこで、節電についてお伺いをしたいと思いますが、北電ではチラシの配布や事業者にダイレクトメールの発送、CM 等、そして昨日の新聞にも出ておりましたが、7%達成した家庭に対してはクオカードの発行と、そういったことを考えているようであります。町としても、先ほどホームページ、広報等でというお話もありましたが、これなかなか義務とかペナルティーとか、そういったものもありませんので、深く理解してもらってそれぞれが努力してもらうことしかないということですので、どのような工夫をされて町民の皆さんや企業に理解を求めようとされているのか、お伺いしたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

協力を依頼する、先ほど言いましたようなことでお願いをしていくわけですけれども、そのことによって皆さんのご理解をいただくということが大前提でありまして、町として、もちろん景品をつけるとかいろんな優遇措置を設けると、そういったことはもちろんありませんけれども、とにかく理解をしていただくように、北電のほうのチラシの問題もありますから、それらも含めながら内部でも十分対応していきたいというふうに思います。

再質問 13番 前川雅志

非常に厳しいのだろうなと思いますが、さらなる努力を期待したいと思います。「地球にやさしい行動チェックシート」が「幕別町環境宣言」から作成されたものでありまして、これ改めて見させていただきますと非常によくできていると思うのです。残念なことに当時は CO2 の削減がメインでありましたので、CO2 の削減量と金額だけが表示されております。これを今回の節電バージョンに直していただいて、節電されるであろう電力量が表示してすぐわかるようなものを作成していただけると非常に使い勝手がいいものになるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 民生部長 菅好弘(民生部長は2013年3月まで)

確かにこのチェックシート、今手元にありますけれども、非常にわかりやすい部分とわかりづらい部分とあります。特に金額の部分というのは変動している部分がありますので、わかりやすい形の中に置きかえたものを新たに検討したいというふうに思いますので、ご理解をいただきたいと思います。

再質問 13番 前川雅志

環境学習・環境教育のあり方についてでありますが、昨年の原発事故以来、世の中の考え方が大きく変化をしてきたものだと思っております。そういうことでありますので、環境学習・環境教育のあり方も、内容について尐し変わるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。それと、今回の節電については、そういったものを学校教育の中で考えていただける時間を、ぜひ夏休み前にとっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)

環境教育にかかわって、夏休み前に放射能等々のことも含めながらその機会をというご案内でございますが、先般の学校長会議におきましても、その辺についてはできるだけ速やかに实施するように指導もしたところであります。引き続き、放射能ばかりではなくて各教科の中でも充实するように求めてまいりたい、指導していきたいというふうに思っております。

再質問 13番 前川雅志

この夏の電力は足りるのかとお伺いしましたが、何としても皆さんの尐しずつの努力の中で足りるようにしていかなければならないのだと思います。そこで、みずからハードルを上げていくことになるかと思いますが、努力しても努力しなくても同じということでは、やっぱりどうなのかということがありますので、我が町は精いっぱい頑張ったので、頑張ったところについては計画停電から外してもらうだとか、そういったことを北電に要請をしていただきたいというふうに思います。ただ、先ほども本町の電力量の合計が北電では出せないというお話でありました。ただ、北電のホームページを見れば、各家庭の電力量は過去2年にわたって見られるわけであります。わからないのか出さないのかわからないのですけれども、北電は計算しようと思ったらすぐできることだと思いますので、そういったものを求めていただきたいと思います。それぞれやっぱり数字的なものも見えてこないと、本当に節電した効果があったのかなかったのかわからなければ、励みにもならないと思いますので、電気予報なるものも考えているようでありますが、それは全道バージョンの話でありますから、もう尐し狭い地域の中での使用量の変化、推移などがわかるようなことを北電には求めていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

先ほど答弁書でも申し上げましたけれども、計画停電も、实施されるかどうかは別にしても計画は6月中に示すというようなことが言われております。そうならないように、我々あるいは住民の皆さんを巻き込んだ中で努力していくことは大事だというふうに思いますし、計画停電は、我が町だけがないからいいのではなくて、よその町も、北海道全体あるいは日本全体でこれがないことが一番望ましいわけでありますし、きょうの新聞でも、昨年の計画停電で信号機までとまって、その信号機がとまったおかげで事故が起きたというようなことも出ておりました。そういったことから考えると、何とか道民全体でこうしたことのないように努力していくといったことに我々も努めていきたいと思いますし、お話にありました北電に対して、いわゆる資料の公開を始め我々が求めるような資料がすぐ出していただけるようなことについては、これからもお願いしていきたい、要請していきたいというふうに思います。

再質問 13番 前川雅志

いずれにいたしましても、最終的に困るのは政府でも北電でもなくて町民の皆さんですので、多くの町民の皆さんのご理解がいただけるよう、町長の強いリーダーシップに期待をいたしまして、質問を終わらせていただきたいと思います。

出典:幕別町議会 平成24年第2回定例会 2012年6月12日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる