みんなの議会

幕別町議会 平成20年第4回定例会 2008年12月11日

安心して子育てできる町

2008年12月11日、幕別町議会の一般質問で、中橋友子議員が「安心して子育てできる町」について質問し、町長 岡田和夫が答弁しました。

質問者
中橋友子 議員
答弁者
町長 岡田和夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 中橋友子

それでは、2点について質問を行わせていただきます。まず1点目は、安心して子育てできる町にということであります。急激な少子化の進行と、貧困の拡大や、労働状況の悪化、核家族化など子育て環境が大変大きく変化しております。次世代育成支援に対する国と自治体の責任は、これまでにも増して大きくなっていますが、とりわけ、保育・学童保育・子育て支援施策の充実は、共働き家庭のみならず、家庭で子育てをする親や地域全体からからも望まれているところです。しかし、一方では国の保育や学童保育の制度の見直しによる、公的責任の後退が進められようとしております。安心して子育てができるよう、制度の後退を許さず、また現在の保育、学童保育がより充実した内容になるよう次の点についてお伺いいたします。まず、保育所の充実でありますが、1点目、政府の規制改革推進のための3カ年計画等によると、現在の保育制度を改めて、保護者が直接保育サービスを提供者と契約する直接契約制度、また、施設や定員などの最低基準を廃止、引き下げることの見直し、さらに、自治体の役割を保護者に直接補助金を支払うことのみにしていくなど、直接補助方式の導入など、保育の公的責任を後退させる内容が打ち出されています。現行の制度を堅持し、国の責任を後退させないよう働きかけが必要であると考えますが、見解を伺います。2点目、保育所の入所状況と今後の見通し。また、待機者の現状について。3、保育士と保護者のコミュニケーションを重視し、地域での育児力を向上させる取組みの推進について。4、これまでの保育士研修の内容と臨時職員も含めた研修の充実について。5、保育士の臨時職員の比率と、正職員の比率を高める計画についてであります。次に、学童保育の充実でありますが、1、2007年度から厚生労働省と文部科学省が連携して進めている、放課後子供プランは、学童保育と放課後子ども教室を一体化するものでありますが、二つの事業は目的や内容、実施状況も異なり、統一性は難しいものと考えます。学童保育機能の弱体化につながりかねません。この点について見解と対応について伺います。2、学童保育所の入所児童数と将来の見通しについて。3、特に札内地区で入所児童数が定員を大幅に上回っており、学童保育所の増築分室等施設の改善計画について。4、家庭に変わる毎日の生活の場として、児童の安全のみならず、豊かな遊びや活動に取組むことができるよう、保育内容の改善と指導員の研修について。5、保育時間の延長についてであります。質問の2点目、弁護士相談の開設についてお伺いいたします。煩雑化する社会生活の中で、住民のトラブルや悩みが絶えず、法律の専門家によるアドバイスを必要とする例が増えています。2006年6月に総合法律支援法が交付されまして、日本司法支援センターによる法テラスが開設されております。しかし、道内は4カ所のみの開設であり、十勝にはありません。町民の身近な相談の場として、弁護士相談日を設ける必要があると考え、お伺いするものであります。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

中橋議員のご質問にお答えいたします。はじめに、安心して子育てできる町にについてであります。1点目の保育所の充実についてであります。現行制度を堅持し、国の責任を後退させない働きかけについてでありますが、ご質問の趣旨にありますように、規制改革のための3カ年計画は、本年3月25日に閣議決定がなされたところであり、保育分野に係る内容は主として、認定こども園の普及促進のための取組みと保育制度改革であります。保育制度改革につきましては、大きく5点ほど示されており、1点目では、利用者が保育所を選択する直接契約方式の導入、2点目には、運営費等の公的補助を利用者に対する直接補助へ、3点目には、保育に欠けるという入所基準の見直し、4点目には、保育所最低基準の見直し、5点目には、保育ママといわれる家庭的保育の活用促進が挙げられております。これらの項目は、本年度中に実態調査するなど、年次計画を示し、改革を進めようとする内容となっております。この規制改革のための3カ年計画のほかに、子どもと家族を支援する日本重点戦略の策定方針について、中間的な取りまとめで示された改革の方向性に関する検討結果について、経済財政諮問会議、あるいは地方分権改革推進委員会第1次勧告、さらには経済財政改革の基本方針2008などの国の機関において、保育制度改革の内容について次々とまとめられてきているところであり、さらに、規制改革会議では、中間とりまとめ年末答申に向けての問題提起として、直接契約方式及び直接補助方式の導入、保育に欠ける要件の見直し、民間事業者の参入促進が必要などとされているところであります。特に、保育に欠ける及び最低基準の見直しにつきましては、これまで国が示してきた基準を抜本的に改正しようとするものであり、また、新たに育児保険等について検討すると明記されておりますことから、今後における国等の動向を注視しながら、町としての検討を進めてまいりたいと考えております。次に、保育所の入所状況と今後の見通し、待機者についてでありますが、本年4月1日現在の幕別地域5カ所の認可保育所の入所状況につきましては、定員510人に対し、424人で、11月1日現在では443人となっているところであります。本町におきましては、本年9月以降、入所問い合わせの相談が続き、11月末日現在の待機児童数は、0歳児が3人、1歳児が6人の、9人となっております。これまでも児童の安全管理を考慮したうえで、必要とする数の保育士を配置しておりますが、現状の人員では受け入れが困難な状況でありますので、今後、保育士の確保等を図りながら、できるだけ多くの児童を受け入れる体制づくりに努めてまいりたいと考えております。次に、保育士と保護者のコミュニケーションを重視し、地域での育児力を向上させる取組みの推進についてであります。幼児期の子どもの育ちを支えるとともに、児童の日々の健康や睡眠状態等について保護者から情報を得ることも保育士の大切な仕事と認識をいたしているところであります。そのため、児童の送り迎えの際に、保護者とのコミュニケーションを図るとともに、お便り帳で、子どものその日の生活を伝え、さらにクラスごとの掲示板において行事の様子などを伝えているところであります。今後とも、より一層の保護者とのコミュニケーションを確立してまいりたいと考えております。次に、これまでの保育士研修の内容と、臨時職員も含めた研修の充実をについてでありますが、例年3回、保育士研修会を実施しているところであります。本年度は5月に運動会に向けたリズム体操、10月には幼児ことばの教室の指導内容と障害児対応についての研修会を実施してきたところであり、これら研修会におきましては認可保育所の臨時職員のほか、へき地保育所の臨時職員も含め実施いたしたところであります。本年度の残る1回につきましては、平成12年度以来8年ぶりに改定されます新保育指針が来年度から施行されますことから、来年2月に新保育指針に関する研修会を実施したいと考えております。なお、正職員につきましては、このほか本年度の研修として、十勝管内子育て支援センター連絡会の主催による発達が気になるお子さんの家族へのアプローチ、北海道保育協議会及び十勝管内保育所協議会の主催による保育指針の改定に伴う地区別研修会にも参加をしているところであり、今後とも積極的に研修への参加をしてまいりたいと考えております。次に、保育士の臨時職員の比率と、正職員の比率を高める計画をについてでありますが、認可保育所では、正職員数26人に対し、本年11月末現在における臨時職員の保育士数は34人であり、保育士全体の56.6%が臨時職員となっております。今後におきましては、平成21年度の1名に始まり、平成29年度までに正職員15人が定年退職となりますことから、適正な正職員の配置などにつきまして、さらに検討を進めてまいりたいと考えております。次に、ご質問の2点目、学童保育の充実についてであります。はじめに、放課後子供プランについての、見解と対応についてであります。ご質問ありましたとおり、放課後子どもプランにつきましては、放課後等の子どもたちの安全で健やかな活動場所の確保を図るため、文部科学省の放課後子ども教室と、厚生労働省の放課後児童健全育成事業、いわゆる学童保育を一体的、あるいは連携して実施する総合的な放課後対策として、平成19年度から実施されたものであります。放課後子ども教室は、地域の子ども全般が対象であり、幼児、児童、生徒の一部のみを対象とするものではなく、主な対象を小学生までとして、基本的には小学校施設を活用して実施するものであります。一方、学童保育所につきましては、ご承知のとおり保護者が労働等により昼間家庭にいない小学校1年生から3年生までの児童を対象としておりますことから、その設置目的は大きく異なっているものと認識いたしているところであり、本町におきましては、今後も現行の学童保育所の適切な運営に努めてまいりたいと考えております。なお、規制改革推進のための3カ年計画におきまして、放課後子どもプランの実態調査をした上で課題を解決し、二つの事業の連携を深め、一つの事業として展開することの是非も含めて検討し、事業の改善を行うこととされております。また、平成19年度に初めて示された放課後児童クラブガイドラインにつきましても、職員配置や児童一人あたりの面積基準は目安にとどまっていることなどから、それぞれの目的に応じた数値が科学的な根拠に基づくものとなるよう、適宜見直しをするとされておりますので、そうした結果が出された際には、町としても十分な検討をいたしてまいりたいと考えております。次に、学童保育所の入所児童数と将来の見通しについてであります。ご存知のとおり、学童保育所につきましては、保護者が労働等により昼間家庭にいない小学1年生から3年生までの就学している児童を保育することを目的に、本町におきましては昭和44年から開所しているところであります。本年4月1日現在の入所状況につきましては、はぐるま学童保育所、幕別の南コミセンでありますが、定員50人に対して28人、あすなろ学童保育所、これは白人小学校ひまわりの家の併設でありますが40人定員に対して56人、やまびこ学童保育所、これは札内北コミセンに併設しておりますが、ここは40人に対して61人、つくし学童保育所、札内南コミセン併設でありますが、40人に対して75人、ちゅうるい学童保育所が25人に対し、18人であります。総定員195人に対し238人となっている状況であります。また、11月1日現在では、少年団への加入のほか、入退所により4月1日に比べて、はぐるまは増減ありませんが、あすなろが10人減、やまびこが2人減、つくしが9人減、ちゅうるいが5人の増と、定員に対して222人の入所となっております。将来的な見通しといたしましては、幕別地域及び忠類地域につきましては微減、札内地域のうち、あすなろは減少傾向にあり、やまびこは微増、つくし学童保育所は今後も増加が見込まれるというふうに思っております。次に、増築、分室等施設の改善計画についてであります。現状におきまして、札内地域3カ所の学童保育所が定員を超えているところでありますが、放課後児童クラブガイドラインに基づきますと、施設・設備においては子どもが生活するスペースについては児童一人あたりおおむね1.65平方メートル以上の面積を確保することが望ましいとされており、全施設とも目安となる面積基準をクリアしているところではあります。しかしながら、特に、つくし学童保育所につきましては、来年度以降におきましても、新入所児童の増加が見込まれますことから、財政的に非常に厳しい状況にありますが、増築等についてのほか、併設するコミセンの活用等も含め検討を進めてまいりたいと考えております。次に、保育内容の改善と指導員の研修についてであります。現在も、それぞれの学童保育所において、主任指導員及び補助指導員のもと、個々の宿題や集団での遊びを通じて、子どもたちは毎日を楽しく過ごしていると認識いたしているところであります。特に、ただいまの挨拶のほか、いただきます、ごちそうさまなど、学童保育所では挨拶をきちんとできるように指導をしているところであり、このほかには、3年生、あるいは2年生が1年生の勉強や遊びを教えてあげるなど、異なる学年が一つの場所で過ごすことによって、お互いを理解し合うとともに、思いやりの心が育つよう指導しているところであります。また、保育内容につきましては、幕別町立学童保育所指導運営内容により、指導目標を始めとした7項目にわたる指導内容を定め、主任指導員及び補助指導員が創意工夫をしながら保育を実施しているところであります。研修につきましても、年3回の指導員会議により情報交換等を行なっているほか、本年度は、11月に、北海道主催による特別支援教育に関する研修へ各学童保育所から1名が参加しており、今後とも積極的に各種研修等に参加するように努めてまいりたいと考えております。次に、保育時間の延長についてでありますが、現状につきましては、平日は午後0時30分から午後5時までとしておりますが、平成15年8月から保護者の就労等による理由がある場合は、保護者のお迎えを原則として午後6時まで延長保育をしているところであります。また、夏休み、冬休み及び春休み期間中につきましては、午前8時30分から最大で午後6時までといたしております。保育時間の延長につきましては、保護者のニーズの把握をするとともに、指導員の配置体制を含め、さらに検討をしてまいりたいと考えております。次に、弁護士相談日の開設についてであります。お話もありましたが、総合法律支援法に基づき国が設立した日本司法支援センター、愛称、法テラスは、あまねく全国において、法による紛争の解決に必要な情報やサービス提供が受けられる社会を実現することを目的に、東京に本部を、さらに地方裁判所の所在地ごとに地方事務所を置くとして、道内では札幌、旭川、函館、釧路の4カ所に設置されているところであります。ご質問にもありましたように、法テラスは十勝にはなく、約2年前に地方事務所として釧路に設置されたばかりでありますが、例えば、本町に住む方がトラブル解決のため情報の入手や相談をしたいという場合には、まずは法テラス釧路に電話やメールで相談し、弁護士による法律相談が必要となれば、帯広市内の弁護士事務所を紹介していただける体制となっていると伺っております。また、収入が低い方で民事の法律相談を希望される場合には、民事法律扶助相談という制度により、無料で帯広の弁護士事務所に相談できる体制もあるとのことであります。ただいま申し上げましたように、法テラスは新しい組織であり、本町をはじめ各市町村の窓口にもパンフレットを備え付けてはいるようでありますが、今後、さらなる周知活動により、より住民に身近な相談の場となっていくものと考えているところであります。このほか、相談の場といたしましては、毎月開催している町の特設人権相談や行政相談、さらには毎年開催いたしております帯広調停協会の主催による弁護士の無料法律相談など、相談する機会も相当数ありますことから、本町独自で弁護士による相談日を設けるのではなく、これら相談の場を友好的に活用することが望ましいものと考えておりますので、ご理解をいただければというふうに思います。以上で、中橋議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。

再質問 1番 中橋友子

それでは再質問を行います。まず、保育所、学童保育もそうなのですが、1点目の保育所の質問からさせていただきますが、前段の国の公的責任の後退という点で、様変わりが非常に、これまでも保育所にかかわっての見直しというのは随時されてきたのですけれども、今回の見直しは、制度そのものの根幹にかかわるような大きな見直しというふうに考えております。お答えとしては、その状況を見てということでありますが、この今審議されています中身の結論というのは、直近では年内、それからまた年度内というふうにして、本当に短い期間に方向を定めて実施していくということでありますので、今、各自治体がどんなふうに受け止めて対応していくかということが非常に大事な時期だというふうに思うのですよね。それで、保育所の歴史を少し見てみましたら、戦後の児童福祉法の制定に伴いまして、もちろんそれ以前からも民間での保育はあったのですけれども、国の正式な公の仕事として、責任ある仕事として位置づけられて、ずっと進んでおりました。その後、財政的な問題も含めまして、国のその財政措置の中身が変わってくる。これはもちろん後退の方に変わってくるのですけれども、そういうことがあったり、措置制度から、措置というふうにして位置づけられていたものが、保育するものとするというような形で、行政の中身も変わっています。これは児童福祉法の第24条の中で、市町村の役割も位置づけられているのですけれども、それが今回の見直しは、そこはさわってはいないのですけれども、具体的な中身で直接契約方式であるとか、それから、最低基準を変えてしまうとか、こういうことなのですね。どんなことかといいますと、例えば、直接契約方式というふうになりますと、お手本となるのは介護保険制度というふうにいわれているのですね。これは介護保険制度はいろんなところに制度として、後期高齢者医療制度なんかもそうなのですけれども、波及していっているのですけれども、つまり、保育を提供する事業所と、それから必要とする人が直接契約をしていくと。保育の支援サービス、障害者の自立支援もそうです。そういうふうにして、町がかかわらないで、直接契約をしていくということになります。直接契約で起きてくる問題は、先にスタートした制度がそうなのですけれども、ここにはサービスを、今までのように自治体側がきちっと確立して、誰にも同じように提供するというものではなくて、契約でありますから、サービスの中身をいわばその経済状況に応じて買っていくというようなことにもつながっていくということもありまして、これは非常に大きな問題だというふうに思います。それから、民間の保育というのがどんどん進んできておりまして、保育はずっと公立保育所の方が民間保育所よりも数が多かったのですけれども、実は今逆転しているのですね。民間の保育所の数の方が多くなっている。結局、今までは社会福祉法人とかいろいろなところがありますが、民間というふうになると、経営そのものも考えながらやっていかなければならないということでありますので、結局、保育基準、最低基準なんかが撤廃されていきますと、どうしても利益が多くなるような仕組みが、法的に認められるわけですから、そういう方向に行きかねないという心配があります。こういう問題も二つ目にありますし、それから、特に、これは保育のそれを利用しようとする保護者といいますか、そういう人たちにとっては、こういった保育所の保護者というのは、小さい子どもさんを預けるわけですから、当然若い世代の人たちが多いのですけれども、そういう制度の変化がよく周知されないうちに進んでいくというような問題があります。私はやはり、町長は状況を推移しながら対応していきたいということでありますが、こういった危険な状況にあることが明らかなわけですから、これはもうきちっとこの時点で取り上げて、国に対して後退させてはならないということをきちっと示していく必要があるのでないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

今、保育所のお話がありました。実は私も役場の職員生活の中では、保育所の仕事結構長いのですけども、今回の改正はいわゆる今までの保育所というイメージは全くなくなるぐらいの変化であります。かって、札内保育所75人、幕別保育所90人、幕別町内二つしか保育所がなかったときに、百何十人の子どもを全部その保育所に入れて、会計検査来るときにはその子どもを隠すのにバスでどこかへ連れて行った。そんなような時代もありました。要するに、措置用件がなければ保育所には入れないというのがまず原則であったわけですけども、それが段々変わってきて、しかも保育所は国が8割出して、道が1割出して、町村で1割で保育所の運営が出されていた。財源措置自体が国はなくなっているわけですから、それを金を全部町村でもって、保育所を運営していけということも、これ自体もかなり無茶な話というか、厳しい話でもあるわけでありまして。そうした中で、私どもは保育所はそういうふうにどんどん変わっていく中で、町としてどういうような対応をしていくのかというのが、一番大切なことなのだろうというふうに思っておりますけども、厳しい行財政環境の中で、全て町が財源を持って、これからも本当に保育所を運営していけるかどうかと。あるいは、これから保育所を立てるとしたら、国はもう町村には保育所の建設の補助も出さない。民間がやれば民間には補助を出す。そういうような情勢になってきたときに、私どもとしては、民間移行も視野に入れていかなければならないのかなというのが、今回の指定管理者ですとか、今後の認定保育園なり、民設民営ということになっていくのだろうと思いますけども。それと、やはり時代の変化、この後の質問にもありますけども、段々少子化が進んできたものですから、本来的にいう昔から見ると、これで保育所の定員をどこも下回るようになってきました。ところが、ここでまた新たな現象というのは、今度は小さい子、1歳、0歳の子どもが大幅に増えてまいりました。古い話すると怒られますけども、私たちが最初に保育所やったときは、保育所の入所は全部3歳以上が入所児童でありました。そこに、中橋議員さんなんかも経験あるのでしょうけども、どんぐり保育所が五十何年にできて、はじめてそれが未満児を扱って、やがてそれが町へ移行してきたという経緯があるわけですけども、そういったやっぱり時代の変化、流れの中で、今いろんな見直しや制度改正がなされてきているわけですから、全てを否定することにはなかなかならない部分もあるのかなというふうには思いますけども、私どもはやはり、親が安心して子どもを預けれる保育所というのが当然理想であるわけですので。そのために、町としてできる限りのことは、これからも進めていきたいというふうに思います。

再質問 1番 中橋友子

行政も非常に大変な思いをしてきたというふうにも思います。国はここのところ、私が議員に、ここに立たせていただいたばかりのころは、エンゼルプランというのが出されていまして、そこで子どもの方向をどうするか。その次には、もうすぐ新エンゼルプランというふうになりまして、変わっていってしまって。今はもう措置もしないというようなところまでいってしまいまして、どんどん計画に振り回されていくというような現状を、目の当たりにしてきたという実態があるわけですね。でも、そこで一番被害を被るのはやっぱり子どもたちだということなのですね。保護者の実態として、私は保育所の、この後の質問にもかかわってきますが、この間、一体少子化になっていくのだけれども、保育所を必要とする状況というのは今後どうなっていくのだろうというふうに見たときに、一つの目安として、総務省がこの間とも働き世帯の実態調査という、一体どのぐらいいるのだということで調査した数見ますと、今、昨年の数字で、全国では1,000万超えているのですね。要するに結婚している世帯の中で、お母さんが家にいる人。これは851万世帯なのだそうですが、とも稼ぎは1,013万世帯。つまり、共稼ぎが55%になっているのですね。この共稼ぎの方が増えているのは、1995年、このときから逆転して増えていっている。それまでは、共稼ぎの家庭は少なかったのですね。ところが、段々増えてきていると。この背景にはもちろん女性の社会進出というのもあるのですけれども、現状は今、一番最初の質問で言いましたように、生活を支えるために、共働きをせざるを得ないという状況で働いているということがありまして、ですから、少子化であっても保育所を必要とする人たちが増えていくということなのですね。そういう中で、今のような困難なことを、国がどんどん押し付けてきているわけですから、これは町長自身のお言葉からもありましたけれども、そういった子どもの成長に責任を持たない政策というか、これは本当にあってはならないことだと思うのですよね。だから、ここは声を大にして言っていっていただきたい。このように思います。さて、設問の二つ目、保育所の入居状況と今後の見通し、待機者でありますが、お答えいただきましたように、全体では定数を割っていると。これは都会の状況とは違うのですけれども、うちの町はそうである。しかし、0歳児、あるいは1歳児で定員が超えていると。よくお母さんたちから聞かれることは、年中、年長は入れるのだけど、未満児以下が難しいのよというのはよく、今も聞かれます。この時期に、なかなか入れないというふうになると、仕事の道にも支障をきたすというようなこともありまして、なかなかここでは保育士の確保が難しいのだということがあるのですけれども、ぜひ、この低年齢化の状況というのは、随分以前からあったのでないかと思うのですよね。いまいまではないと思うのです。その辺の現状をお伺いしたいのと、それから、途中で保育士を増やしていくというのがなかなか困難だということも、ここからはくみ取れますので、年間を通して恒常的な保育士を適切に配置するという点での工夫も必要でないかと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

先ほども申し上げましたけど、もともとはそういう0歳、未満児の保育はやっていなかったのですけども、確かに聞きましたら、昭和57年がスタートだというふうに聞きました。そして、昨年からさかえ保育所も0歳児を扱うようになって、全ての保育所が0歳児を入れていると。これも昔話になるかもしれませんけども、保育所の建物をつくるときには、120人とか90人とかという定員があって、その90人の定員のうち、未満児は5名、6名ですとか、3歳児は何名、4歳、5歳児が何名という合わせて定員が90、120というのがあったのですけども、近ごろはその定員がない。120の定員の中に、未満児が何十人入れてもいいような状況だ。建物自体はそうなっていないはず。もともと未満児のところには畳の部屋をつくったり、そういう施設をつくっているのですけども、この辺から未満児がどんどん増えてきている。しかも、未満児は3人、0歳児、1歳児は3人に一人、保育士さんつけなさいというけども、これもなかなか現実には保育士さん大変なので、今は一人か二人ぐらいをみると。そうなると、そこに一人、臨時職員をつけていかなければならない。ですから、0歳児、1歳児が増えれば増えるだけ、保育士の数が増えていく。もちろんご案内のとおり、4歳5歳になると、三十何人に一人ということですから、比べ物にならないぐらい保育士の数が増えていくわけですけども。そういったことで、なかなか年度中途で入りたいですよとポンときたときに、なかなかいっぱいで入れない。今度入れようと思ったら保育士が間に合わない。ですから、おっしゃられるとおり、年間を通じた中での保育士の配置計画というようなものを立てていく。ただ、これもその年度によって、入所者、特に1歳、0歳児の入所者は、このところはちょっと落ち着いてきたのかもしれませんけども、やはり一時は相当少なかったし、先ほどもお話ありましたように、保育所自体もかなり定員を大幅に割ったというようなときもあって、なかなか臨時保育士の確保というというのも含めながら、おっしゃられたように、これから十分配置について検討し、対応してまいりたいというふうに思います。

再質問 1番 中橋友子

非常に困難だとは思いますが、しかし、全体の中で定員は割っているというのは、ある意味では対応に余地があるのかなというふうにも考えるわけですね。だから、年齢層が変わってきていて、その小さい子に重点を置かなければいけないというような政策を転じていくことが、やっぱりこの今の現状の待機者の解消という点では、必要なことだというふうに思いますので、ぜひ、力を入れて、この点では対応していただきたいというふうに思います。それで、今、保育所の話がありましたので、順番ちょっと変わりますが、保育士の研修内容とその臨時職員も含めた研修の状況、それから、適正配置の方にちょっとお話したいと思うのですが。適正配置の方、先にやります。結局、今、保育士がなかなか見つからないということで、一体今幕別町のその保育士の実態はどうなのかというところで、今お尋ねしたわけですが、全体で四百数十人の子どもさんをお預かりしているのですが、正職員の保育士さんは26人。そして、臨時の保育士さんが34人ということで、実に保育士の56.6%が臨時職員とある意味では驚くべき状況。こういう中で、幕別の保育が支えられてきているのだなというふうに、改めて思います。それで、臨時保育士さん、多すぎるのでないかということは、過去の議会でも何度か取り上げてきたのですけれども、結局、何というのでしょうか、今、指定管理の問題などもありまして、町の将来の保育所のあり方などをきちっと、今、過渡期にあるというある面もありますから、そういうことも含めて、臨時のウエイトも多かったのかなというふうには思うのですが、しかし、毎日来ている子どもたちのその年齢別、年長、年中、未満児、そして、乳幼児は、0歳児ですか、というふうになれば、少なくとも一つの保育所に4教室あるいは5教室ありますよね。そこに正職員が配置されていうのだろうと思うのですけれども、これはもうかつかつの状況ではないでしょうか。同じ保育に責任を持つ、対応する保育士がかつかつの正職員の補完といいますか、臨時職員がいると。しかし、臨時職員はこういう状況でありますから、ほとんど保育士と正職員と同じ仕事をしている。だけど、待遇は全然違うというようなことが、いろんな意味で歪を生んできているというふうに、私は思うのですよね。それは後段の質問にもなりますから。それで、この辺の認識というのは町長どのようにお持ちですか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

今答弁申し上げましたように、現実に正職と臨時職員が逆転している現状。これは当然我々が考えても、本来あるべきものではないというような認識はあります。ただ、今お話ありましたように、将来的なこと。あるいは、臨時職員が急激に増えた、必要とした。これは先ほど言いました未満児の関係、あるいは、もう一つは、今、障害児保育が非常に増えておりまして、それぞれの保育所が障害児を預かる。これらになってきますと、もう何人に一人というよりは、1対1ぐらいの中で職員の配置をしなければならない。しかし、この障害児が3年ないし4年するといなくなったときには、それでは、正職がどうなるか。これはあまりいい答弁でないのかもしれませんけれども、現実には何とか臨時職員で賄える限り、お願いをしながら、大変迷惑かけている部分もあるのかもしれませんけども、現在、臨時職員に依存しているというのは現実だというふうに思っております。ただ、これが先ほど来申し上げましたように、ずっとこれを未満児の体制もこれからも続くのか。あるいは、今言うように、障害児の保育。さらには、新たな保育所の建て替えや指定管理者制度の導入、これらによって保育士の推移がどうなっていくか。これらも含めた中で、配置を検討していかなければならないものだというふうに思っています。現実、確かに逆転しているような状況は正常ではないということは十分理解しつつも、今しばし、この情勢の中で、新たな体制づくりを、先ほど申し上げましたように、昭和50年代の初めぐらいに、大量に保育士を採用いたしました。先ほど言いましたように、全員保育所入れないというような時代でありましたことから、そうしたことが、今、集団的に、逆に今度は退職の時期を迎える。こういったことも含めながら、保育士の適正配置に十分意を用いてまいりたいというふうに思います。

再質問 1番 中橋友子

やはり今は適正配置にはやっぱり私は欠けるというふうに思います。幕別町が出しております行政改革大綱の第3次の推進計画で、今は中間年度でありますが、ここの19に、臨時職員の適正配置という項目があるのですが、その実施内容については、事務事業の繁閑の状況に応じ、臨時職員の適切な配置に努める。つまり、常雇ではないわけですよね。常時ではない。臨時職員はあくまでも繁閑、ですから、忙しいとき、あるいは、子どもさんがいないとき、これ、調整弁というふうになっているのかなという、そういう意味でもまた、一つの疑問は思うのですけども、さりとて、この状況から見ても、この行革で謳っている中身からいっても、今の配置のあり方というのは私正しくないというふうに思うのですよね。ですから、やっぱりここは大量に退職されるという状況もあるというふうに、15人ですか、これから10年間の間にそういう状況も生まれるということでありますから、このパーセンテージが逆転していくような取組みをぜひ求めていきたいというふうに思います。それで、このこともお答えください。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

行革で言っている臨時職員は、恐らく庁舎内等の事務的な職員の関係だと思います。保育所については、今申し上げましたように、必要な保育所は当然確保しなければならないわけですから、当然、臨時職員の皆さんにお願いして、いわゆる補完的な部分ということになるのでしょうけども、何とか正職を助けていただくような形で、今もお願いしているわけですけども。繰り返しますけども、何とか適正な配置に向けて、さらに検討をさせていただきたいというふうに思います。

再質問 1番 中橋友子

それで、設問のコミュニケーションの重視のところに入りますけれども、なかなか保護者からコミュニケーションをとりづらいという声を聞きます。その理由は、もちろんここに書かれているようなお便り帳であるですとか、掲示板であるですとか、そういうことはされているということは伝えられております。ただ、時間の関係もあってシフト制というのもとってられるのもあるでしょうし、それから、今の臨時職員のウエイトも多いということでありまして、なかなか担任の先生とお迎えの時間と合わないということも常時起きてきていて、状況の交換ができないのだということが一つです。それと、小学校、中学校と違いまして、PTAの組織なようなものはないわけですね。ですから、その送迎の時期を除いては、なかなか参加日というのは、参観日とお遊戯会ですとか、あるいは、運動会というのはあるのだけれども、保護者として先生方とお話するというのは本当に努力がいるということで、ここはそういう、PTAとまではいかなくても、そういった対話をする場所を設けるだとか、あるいは、私は必要になってくるのではないかと思いますが、その点ではどうでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

今、お話のありましたとおり、保護者と保育士の面談する場がないということであります。私はかっては、夜に設けたような気があるのですけど、今はないということですので、どういう方法がいいのかは別にしましても、やはり一度ならず二度、あるいはやっぱりそういう機会を設けた方が、これはいいのでないかと私自身も思います。内容については担当の方、あるいは現場の方と相談させていただきますけども、ご意見として承りたいというふうに思います。

再質問 1番 中橋友子

さて、研修もそうなのですが、時間の関係上、この点でも、3回の研修はやってられるということでありますが、ここでは、その全員が参加しているのかどうかというのはちょっと確認できないところもあります。全員参加のもとで、これだけ臨時職員さんのウエイトが多いわけですから、同じような保育のレベルといいますか、もちろん今はレベルが違っているということではありません。ですけれども、待遇が違うということが差をうみ出しているというのも事実なのです。だから、こういうことを解消する意味でも、その研修などに意を用いていただきたいと、このように思います。学童保育も同じように、放課後プランというのが出されまして、それぞれ目的の違うものが一緒にされるというような問題がありまして、この点では、町長の見解と私も同じ思いでいます。二つの事業、異なったものを一つにしてしまう無理が、そのまま実施させますと、今後いろんな歪が起きてきますので、この点では、十分国に対しても意見を挙げていっていただきたいというふうに思います。そこで、学童保育、随分子どもさんが増えていまして、どんどんこの現象は幕別町だけではないのですね。それで音更町ですとか芽室町ですとか、あちこち聞いてみますと、やはり分散していっている。つまり、家庭の雰囲気を保つというのも一つの子どもさんを、放課後の子どもを迎える中にあるものですから、そういう点で、一つの大きい施設の中に子どもたちを入れてしまうというのではなくて、分散しているということもあります。そういうことも十分研究していただきまして、コミセンになるのか、増築になるのかということでありますが、対応していただきたいというふうに思います。それと、学童保育では、もう一つ、毎日楽しく過ごせているという保育内容の問題でありますが、そうであってほしいというふうに思うのですけれども、やはり現状としては、管理が強いという声と、それから、なかなか外に出る機会が少ないということが挙げられております。学童でありますから、特別カリキュラムを組んでということにはならないと思いますけれども、これは歴史紐解くと、学童というのは無認可で、いろいろな地域のお母さんたちがつくりあげてきた計画もありまして、冒険クラブのような大変楽しい遊びの場として発展してきた経過があります。残念ながら、それが少し薄れてきているということもありますので、ここでは保育内容の改善ということで申し上げましたけれども、ぜひ、この点でも努力をしていただきたい。それから、保育時間につきましては、これも保育所は6時半までなのですよね、延長ね。学童は6時ということで、小学生ということもありまして、若干の違いは生まれているのかなというふうに思いますが、働く親の条件はほとんど変わっておりませんので、十分考慮していただきたいというふうに思います。いかがでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

保育内容にかかわってでありますけども、当然、学校終わって子どもたちが集まってくるわけですから、あまり学校みたいな管理的にしばられるということはない方がいいのだろうかというふうには思います。ただ、一方的に遊ばすという意味、外へ出して遊んでいただく、自由に遊んでいただくこと。これはまだいいことだと思いますけど、冒険という部分になってくると、どの程度までがどうなのかということは、これは現場でないとなかなかわからない部分もあると思いますけども、お話ありましたようなことは、担当を通じて、現場の方にも十分話をさせていただきたいというふうに思います。

再質問 1番 中橋友子

次に、弁護士相談のことについてお伺いをいたします。法テラスの認識はお答えのとおりだというふうに私も押さえております。ここで、今までよりはこれができたことによって、随分住民と法律相談の関係が近くなったのかなというふうには思うのですけれども、しかし、まだまだ町民の相談ごとに対して、弁護士までたどり着くというのには相当な時間を要しているというのが私は実態だというふうに思っています。といいますのは、本当に簡単に相談に行けないというのが大多数なのですね。ここでは、1回法テラスに連絡をすると、帯広の弁護士事務所も紹介していただけますよということでありますが、そこに行くまでがまず大変だということがあります。これは時間ありませんので端的に言うのですが、帯広の法律相談所に随分通っている町民の方がいらっしゃるのですね。帯広も快く受けてくださっているということなので。それで、どんなふうに実施されているのかと聞きますと、帯広は市民相談日というのが月曜日から金曜日まで設けられている1日が、その中の曜日指定して、弁護士相談になっているのですね。それで、ここに、ですから毎週無料相談をやっていますから、そこにアクセスしていって、それから自分の相談の中身の整理によって、弁護士さんをお願いする、しないというふうに踏み込んでいっているということなのです。こんな身近な相談の場所が、ぜひ町にもほしいというのが声でありまして、お尋ねしたのですけれども、ある弁護士事務所のデータでありますが、これまで弁護士に相談したいなと思ったというようなアンケートをとられたときに、約3割の方が弁護士に相談したい、あるいはしてきたという回答がありました。その回答の中の一番大きいのが金銭トラブル、2番目が婚姻、それから、相続、労働、慶事や消費者、交通といろいろあるのですけれども、こういうところで、今、町長がここに言われた、町でもいろいろな相談ごとに応じているのだけれども、そこでは解決できない。どうしても専門家の力が必要だというところにまでいくのですね。例えば、身近なことで言えば、貸金業の金融トラブルなども、それは頑張って、今、消費生活相談でやっています。だけど、あれも例えば過払いの手続きということになると、もうそこで手が離れてしまうのですよね。そうなると、もう弁護士にお願い、司法書士でもいいですけどね。お願いせざるを得ない。そこで戸惑ってしまうということなのです。ですから、一つのひとつの例、時間の関係上申し上げませんけれども、現実にはそういう状況にありながら、しかし、なかなかたどり着けないでいる町民の実態というのもぜひわかっていただきたいというふうに思うのですよね。帯広市で週1回、幕別で週1回なんていうことはとても望みません。しかし、年に数回とかというようなことで、そこで接点をつくると。そこが大事なのです。接点というのが。そういうことを、ぜひ考えられないかどうか、もう一度伺います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

弁護士に対する相談については、これも古くは、町が顧問弁護士と契約をした後に、議会でもお話がありました。町民が相談したいことがあるときに、町の顧問弁護士に相談できるように、町としてつなぎの役割を果たせるようなことができないかというようなことも、かっての議会ではありました。しかし、その当時は、今と違ってそう多くはなかったものですから、そのままで終わってしまったのですけども、今の現代社会は、確かにそういう事例が多く、帯広市の事例がありましたが、音更なんかも月1回、そういうのを設けているというようなこともあります。ただ、私は、それがいいことだと思いますけども、当然それには費用も必要になってくるわけです。費用対効果のこともあるわけですけども。これをもうちょっと広げると、1市3町でも、何か広域的な体制の中でもできないかということも考えられないのかなと。そういったことも含めながら、今回、ご提言いただきましたことについては、私も何か、町村会か何かの場でも、全十勝までなるというと広すぎるのかもしれませんけども、帯広もやっている、音更もやっているとなれば、うちと芽室が入れてもらうこともどうなのかなということも含めながら、今後、十分検討させていただきたいというふうに思います。

再質問 1番 中橋友子

あまり広くなってしまうと、きっとまた接点という点では弱まるのでないかなというふうに思うのですよね。ですから、そこは十分考慮していただいて。私、やはりいろんな悩みを持ってられる町民がいると。よく、この議会でも滞納問題なんか論議になりますね。滞納整理機構、本当に私は遺憾だと思っているのですが、しかし、その言われるような町民の現状がどうなのかというときに、例えば、その金銭トラブルなんていうの抱えてられる方たちもいるのですよ。そこが適切な弁護相談の対応の中で、解決をみていくことが、またそういう滞っているもに対して、きちっと解決できる道にもつながってきている。実際これは帯広市で、この金銭トラブル専門の相談を、先月開設して、勝毎に定員を超えたというの載っていましたけれども、そこの解決したことが、金銭的に解決するわけですから、経済的な借金なんかがなくなって楽になっていくわけですよね。そのことが、町民のまた、落ち着いたいろんな負担金、滞っているものに対しても目を向けさせていって、そして、解決するということにも現実にはつながる。だから、取立てだけを強化しているとは言いませんが、救う面も両方やって、そしてきちっと全体の生活を支えるような支援が、私は必要だと思いますが、いかがですか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

それらについても、十分検討させていただきたいと思います。弁護士には、今お話ありました前段のことも、人権擁護相談ですとかいろんな相談ごともあるわけですので、ぜひ、それらも活用していただいて、さらにその上に専門的な知識というようなことで、また弁護士さんの対応ということにもなってくるのだろうと思いますので。それらも含めながら、十分相談体制というようなことの中で検討をさせていただきたいというふうに思います。

再質問 1番 中橋友子

ご承知だと思うのでが、参考までにもうひとつ申し上げますと、帯広の場合は、特定の弁護士さんを固定してお願いしているわけではなくて、11ある法律事務所の輪番制でお願いをして、ですから、そこと釧路弁護士会の帯広市支部になるのでしょうか。そことの契約の中で、行政との対応ですから、それなりの料金でというようなことも聞いております。ですから、大きな町の負担になるというふうには、負担は負担ですが、それよりも町民の困難を解決するメリットというのはすごく大きいのでないかということを付け加えて、終わりたいと思います。

出典:幕別町議会 平成20年第4回定例会 2008年12月11日 議事録 PDF(76ページ) 間違いを知らせる