みんなの議会

幕別町議会 平成19年第3回定例会 2007年9月14日

後期高齢者医療制度について

2007年9月14日、幕別町議会の一般質問で、中橋友子議員が「後期高齢者医療制度について」質問し、町長 岡田和夫が答弁しました。

質問者
中橋友子 議員
答弁者
町長 岡田和夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 中橋友子

通告に従いまして、2点について質問をさせていただきます。はじめに、後期高齢者医療制度についてであります。昨年の6月に、医療制度改革関連法が制定されまして、来年の4月から北海道後期高齢者医療制度がスタートいたします。それにより、現在、75 歳以上と 65 歳から 74 歳までの一定の障害を持つ高齢者は、現在加入しています国民健康保険や組合保険、共済保険や政府管掌保険からこの制度に移行となります。その数は、全国でおよそ 1,300 万人、北海道内では約 63 万人が対象予定とされています。この制度は、たくさんの問題を抱えているという点から、何点か申し上げたいと思います。まず一つは、保険料の負担の問題であります。医療給付にかかわる費用を基礎に算出され、全国の平均金額は、年額7万 4,000 円、月額では 6,200 円となっていますが、北海道はこれより高く、年額8万 5,000 円、月額で 7,000 円になると言われています。介護保険と合わせて、約1万円となるわけですが、これが年金から天引きをされる。年額 18 万円以上の年金受給者から、全員から天引きをするということが決められています。二つ目の問題は、これまで高齢者には、障害者や被爆者と同じく、保険証が全員に無条件交付されておりました。しかし、今回、この制度によりまして、1年以上滞納すると資格証明証が発行され、全額自己負担となるということが明らかにされています。また、三つ目の問題は、医療内容に定額制、いわゆる包括性が導入されまして、必要な医療が受けられなくなることなどが懸念されているという問題があります。制度の開始まで、あと7カ月という状況でありますが、現在の状況で、被保険者はもとより、全道の道民、また、幕別町における町民の皆さんにもほとんど知られていないという現状があります。さらに、この制度は、現役世代に対して、支援金という負担も求めております。国民健康保険税に対する影響は特に大きく、税の改定も生じるのではないかと推測されます。これまで地域発展のために大変ご苦労をなされ、大きく貢献されてきた高齢者が、この制度によって、必要な医療を受けられなくなる可能性が大きく、現役世代も含めて国民全体に、将来に大きな負担を増やしていくこのような制度は、見直しを含めて、改善を求めていく必要があります。以下、次の点をお伺いいたします。まず、後期高齢者に移行する幕別町内の人数と保険加入の状況について。2点目は、国民健康保険と比べ、保険料は増額すると予測はされるが、各階層ごとの負担の比較について。また、3点目は、老人健康保険の移行等国民健康保険に対する影響について。4点目は、現役世代に対する支援金の予想額について。5点目は、町独自の住民説明会や懇談会の必要を感じ、開催の予定について。また、6点目、最後ですが、低所得者に対する保険料の減免や資格証明書の発行の中止など、関係機関に対する働きかけについて、お伺いするものであります。次に、交付税の減額に対する対応など、財政問題についてお伺いいたします。2007 年度の道内の交付税総額は 7,103 億円で、212 億円、2.9%の減額となりました。北海道内 35 市町村で当初の予算計上額より尐ない予算割れという状況になっています。十勝管内では8市町村で減額され、幕別町では当初予算に対して 4,941 万円が不足する事態となりました。また、交付税の不足分を補う臨時財政特例債も、全体で 9.3%の減額となっています。国の基準に基づき策定された予算案が、交付税の減額のために、予算割れになる事態というのは、到底納得できるものではありません。再算定を国に求めるべきと考えます。また、新たな導入されました新型交付税の影響や、頑張る地方応援プログラムの取組についても、予算に与える影響は大変大きく、安定財政確保のために、次の点をお伺いするものです。1、交付税の減額に対する対応については、住民負担とせず、国に再算定を求めるべきであるが、どうでしょうか。二つ目、新型交付税の算定による影響について。また、三つ目は、頑張る地方応援プログラムの積極的な活用について、お伺いするものであります。以上であります。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

中橋議員のご質問にお答えいたします。後期高齢者医療制度についてであります。昨年6月に医療制度改革関連法案が成立し、国民医療費が増大する中、国民皆保険を維持し、医療保険制度を将来にわたって持続可能なものとするために、高齢社会に対応した医療制度として、後期高齢者医療制度が創設されたところであります。ご質問の要旨にありますように、平成 20 年4月から、75 歳以上の方と 65 歳以上で一定の障害を持つ方が、都道府県ごとの広域連合により運営されます後期高齢者医療制度に移行するというものであります。ご質問の1点目、後期高齢者医療制度に移行する人数と保険加入状況についてでありますが、本町におきましては、本年8月 31 日現在で、町国保の方が 2,690 人、政府管掌健康保険の方が 291 人、共済組合の方が 77 人、その他の組合健康保険や組合国保の方が 53 人、合計で 3,111 人の方が本制度に移行する見込みであります。2点目の国民健康保険税と比べ保険料負担は増額すると予測されるが、所得階層ごとの負担の比較についてのご質問であります。後期高齢者医療制度の保険料につきましては、均等割と所得割の2本立てで算出し、合算した額となる予定であります。保険料率につきましては、広域連合において、広域連合条例により定められることとなっております。国では、保険料算定に関する政省令の公布を今月に予定しており、広域連合では、国の政省令に基づいて算定作業を行い、11 月に開会される広域連合議会で決定する予定でありますことから、町では、現在、保険料額について試算ができる状況ではありません。また、国保税は、世帯主課税であり、老人保健対象者の4割が若年者と同一世帯であるため、新制度へ移行する老人保健対象者のみの税額を算出することは難しい状態でありますことから、負担の増減を比較することはできませんので、ご理解を頂きたいというふうに思います。なお、現在、夫婦二人で夫のみの年金収入の場合。この場合、町国保税を階層ごとに算出いたしますと、年金収入 150 万円の世帯では、7割軽減が適用されて税額では2万 7,900 円、年金収入 190万円の世帯は、5割軽減が適用されて7万 6,100 円、年金収入 230 万円の世帯は、2割軽減が適用されて 13 万 6,000 円、年金収入 300 万円の世帯は、軽減が適用されませんので、21 万 600 円となります。町国保の 75 歳以上のみの世帯の現在の国保税一人当たり平均額は、軽減が適用される前で、11 万 1,300 円であります。北海道が試算した後期高齢者医療の平均保険料は、同様で、軽減前で年8万 5,000円にとされておりますので、道の試算でありますけれども、現時点では、新制度移行により保険料負担額は下がるというふうに見込まれております。3点目の老人保健の移行等国民健康保険会計に対する影響についてであります。後期高齢者医療制度に移行することに伴いまして、これまで各医療保険者が高齢者医療のために支出しておりました老人保健拠出金が後期高齢者支援金に変わることになります。厚生労働省から示されました後期高齢者支援金賦課総額を算出するワークシートにより試算いたしますと、3億 7,100 万円ほどとなります。これを、本年度の概算で老人保健医療費拠出金5億 2,200 万円と比較しますと、1億 5,100 万円の減となるわけでありますが、前段申し上げましたように、町国保から後期高齢者医療制度へ移行する 2,690 人の方の国保税の収入がなくなることになるわけであります。したがいまして、老人保健対象者と若年者の同一世帯があるため、新制度へ移行する老人保健対象者のみの税額の算出が難しい状態であります。したがいまして、経過措置として設けられる国保税の各種軽減によります税額減尐により、国保会計の収入が減となる見込みでありますけれども、これらについても現在のところ算出することは難しい。影響額総額を推計はできない状況であります。ご理解を頂きたいというふうに思います。4点目の現役世代に対する支援金の予想額についてであります。後期高齢者支援金は、若年者が高齢者の医療費の4割分を負担して制度を支えることを明確にするという趣旨で創設されるものであります。これまで、国保税の算定につきましては、医療分及び介護分、2本立てで、また、老人保健拠出金につきましては、医療分の中で負担していただいていたところでありますが、負担区分を明確にするため、後期高齢者支援分と別立てにするものであります。現在の老人保健拠出金に対する一般被保険者の負担は、約2万 6,000 円であります。3点目で触れたところでありますが、厚生労働省のワークシートによりますと、支援金は、歳出ベースで全国一人当たり平均4万 100 円の見込みとなっており、現在と同程度の6割の国庫負担金が見込まれるため、被保険者の実際の負担は2万 4,000 円程度で、若干下がるものというふうに言われております。しかし、このワークシートにつきましては、対象者数や医療費など過去の数値から推計した数値に基づいて作成されており、あくまでも目安を掴むためのものであります。算定の基礎となる所得なども確定していない現在、平成 20 年度に賦課する金額となるものではありませんので、ご理解をいただければというふうに思います。5点目の町独自の住民説明会や懇談会の開催についてであります。本町では、昨年、医療制度改革の概要が明らかになった時点で、老人クラブ連合会の研修会や出前講座で計7回、後期高齢者医療制度を含めた医療制度改革について説明させていただいてきております。また、広報紙やホームページに制度の概要を掲載して、お知らせをしてきたところであります。なお、国におきましては、保険料算定に関する政省令策定に当たって、パブリックコメントを募集してきたところで、今後、パンフレットの配布も予定しているというふうに伺っております。さらに、北海道後期高齢者医療広域連合におきましては、今後、道内各地域で住民説明会を開催する予定であるというふうにも伺っており、町としては、別途住民説明会等を開催する予定はありませんが、出前講座などの要請には応えていくとともに、広報紙などでさらに周知してまいりたいと考えております。最後に、低所得者に対する保険料の減免や資格証明書の発行の中止など関係機関に対する働きかけについてであります。本制度におきましては、低所得者に対しましては、均等割について7割、5割、2割の軽減措置が設けられております。また、災害その他特別事情により生活が著しく困窮した方については、保険料が減免される制度も設けられております。資格証明書の発行についてでありますが、本制度は、負担能力に応じて全ての方々に、公平に保険料を負担していただくことが存立の前提であります。負担能力があるのに納めていない方の未納分は、他の納入者や支援金として各健康保険の若年者の負担増となり、公平が損なわれることとなりますので、資格証明書の発行は制度上やむを得ないものであろうというふうに思いますが、その発行に当たっては、十分配慮していただきたいというふうに考えております。次に、交付税の減額に対する対応など財政問題についてであります。ご質問の1点目、交付税の減額に対する対応については、住民負担とせず、国に再算定を求めるべきについてでありますが、普通交付税につきましては、今年度も例年どおり7月に算定が行われたところでありまして、本町における平成 19 年度の普通交付税決定額は、52 億 1,925 万 7,000 円となり、対前年度同期比で2億 9,033 万 3,000 円の減、率にして 5.27%の減となりました。当初予算との比較では、4,941 万円の財源不足が生じる結果となりましたが、この要因は、行革実績に伴う割増分の約 3,400 万円がゼロ査定されたことが主なものだろうというふうに思っております。また、臨時財政対策債の発行可能額につきましては、当初予算との比較では、270 万円の増となっております。普通交付税の予算割れによりまして、今年度の財政運営、大変厳しいものになるというふうに認識しておりますが、この財源不足に対しましては、自主財源である町税などの歳入の確保に努めるとともに、経常的な経費などの節減に取り組むことで対応してまいりたいというふうに考えております。なお、普通交付税の再算定につきましては、地方交付税法に規定がありまして、交付税の総額の増加や特別な事由がある場合に実施されることから、地方自治体の方から再算定を要望するというような制度でないことを、ご理解いただきたいというふうに思います。ご質問の2点目、新型交付税の算定による影響についてでありますが、昨日、前川雅志議員のご質問にも答弁をさせていただいておりますが、新型交付税につきましては、今年度、大幅な制度改正により、基準財政需要額を算定する際、包括算定経費として新たに導入されたものであり、人口と面積を基本とする算定内容になっております。本町における平成 19 年度の新型交付税に係る措置分につきましては、基準財政需要額として、約15 億 5,000 万円となりまして、その内訳は、人口分が約9億 2,000 万円、面積分が約6億 3,000万円で、人口と面積の比率は、6対4となったところであります。昨日も申し上げましたように、国の標準が 10 対1であることを勘案しますと、結果としては、本町におきましては、人口措置分がかなり不利に算定されたというふうに思っております。したがいまして、新型交付税の算定による影響につきましては、平成 18 年度の相当額を積み上げた経費と比較いたしますと、約1億円の減になったものと分析しているところであります。ご質問の3点目の頑張る地方応援プログラムの積極的な活用についてであります。これも昨日申し上げましたが、頑張る地方応援プログラムにつきましては、本年度から新たに導入された地方自治体に対する国の支援策であり、やる気のある地方が独自の施策を展開することにより、魅力ある地方に生まれ変わるよう、独自のプロジェクトを自ら考え、前向きに取り組む地方自治体に対し、地方交付税での支援措置が講じられるものであります。まず、普通交付税に係る支援についてでありますが、本町の平成 19 年度普通交付税の算定においては、従来型の個別算定経費の中で、出生率、ごみ処理量、農業産出額など9項目の成果指標として反映されたところであり、基準財政需要額として約 3,300 万円が算入されております。なお、平成 18 年度の行革インセンティブ算定と比較いたしますと、約 2,100 万円の増となったところであります。次に、特別交付税に係る支援についてでありますが、本町におきましては、環境保全プロジェクトとして、幕別町の環境保全と地球温暖化防止のため、住宅用太陽光発電システムの導入者に対し、補助金を交付するという事業をはじめとして、七つのプロジェクトを策定し、公表しているところでありますことから、今後3年間、プロジェクトに取り組むための経費に対して、特別交付税での支援措置も講じられる見込みであります。今後、本町におきましては、頑張る地方応援プログラムも見据えた中で、町の実情に沿った形での行政運営に意を用いてまいりたいというふうに考えております。以上で、中橋議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。

再質問 1番 中橋友子

それでは、再質問をさせていただきます。まず、後期高齢者医療制度のことでありますが、対象が 3,111 人で、国保から 2,690 人、その他から 421 人が移られるということがわかりました。それで、2番目にかかわってくるのですが、国保税と比べて、これからの保険料が増額するのかどうかというところであります。この制度がなかなか周知されていないのだということは、1回目の質問で申し上げましたけれども、とにかくこういうことになるのだということを町民の方にお話しすると、必ず出てくるのが、では、自分の負担金は一体どうなるのだ。今の国民健康保険税から比べて上がっていくのか下がっていくのか。そして、医療はきちんと受けられるのかと。これが大半の質問になってくるわけですね。恐らく、幕別町でも7回ほどの、これまで説明を行われたということでありますが、そういうお話も出たのではないかというふうに思うのですけれども。今、ご答弁いただいたように、現在のシステムや状況の中から、正確なものが出せない状況にあるということは、私自身もそれは十分理解しております。その上に立って、極力認識を近づける、現実のものに近づけるという意味で、今回のこの試算なども出していただいたと思うのですが、その結果として、負担金については、現在国保税の 75 歳以上の方の平均の負担金が 11 万 1,300 円で、これが新しい制度になると8万 5,000 円ということになるので、この時点においては下がるものというお答えでありました。しかし、私、この推測には、いささか疑問を持ちますといいますか、積算になるものが、前段申し上げたように、まだまだ均等割、あるいは所得割にしても定まっていませんから、致し方ない面があるというふうにも押さえながらも、やはり負担の増を心配するわけですね。その根拠というのは、一つには、医療費を軸に、今回の保険料というのは、後期高齢者にかかわる医療費の総額の窓口負担分を外して、残りの半分を公費で見て、その残りの半分のうちの1割を高齢者がみる。4割を現役世代がみると、こういう仕組みになっていますね。ですから、医療費が上がっていくと、当然、1割の負担というのは動かないわけですから、それが頭数で割られていくと、仕組みからいって引きあがっていく可能性が高いということであります。それで、実は私、昨日驚いたのですけれども、まだどこもこの保険料について定かなものは出ていなかったのですが、昨日、ホームページ見ましたら、東京都が8月の 31 日に議会を開いて試算を出したのですね。今の北海道は、平均月額 7,000 円、年額8万 5,000 円と言いましたけれども、全国はそれよりも1万円ぐらい低いと言われていたのです。ですから、当然東京もそれより1万円低く出されてくるのだろうなというふうに思いましたら、何とその資産額はその倍額の、年額 15 万 5,000 円ということで議会に示されているのですよね。正式な議会に。それはどういうことかといいますと、特別なことではなくて、いろんな医療費にかかわる分野と、さらに検診事業や葬祭事業だとかいろんなことを加味しながら、案文して出していった結果が 15 万 5,000 円ということなのです。では、東京都の医療費というのはどうなのかというふうにみますと、75 歳以上の方の医療費、1年間の金額というのは、北海道よりずっと安いのですよね。東京の場合には、73 万円ですか。全国では 18 番目なのです。北海道は、1番1番と言われていたのですが、福岡が抜きまして、福岡が、今、全国1位で 96 万 5,500 円。北海道は同じ 95 万 5,000 円円ですか。1万円低いですね。2番目。ですから、こういう東京の計算の仕方で、恐らく今の時点ですから、ほぼ厚労省の試算に近づいたものだというふうに認識するのですが、そこで出された金額が、全国平均と言われていたものよりも2倍になっている。この医療費も、では、ここから比べて北海道はもっと高いというふうになってくると、北海道も相当な負担が示されるということになるのかなというふうに、大変驚きと心配を抱いたのです。ですから、この点におきましても、非常に下がる予定というような認識でいたのでは、いろいろな手立てを打つ上で、遅れを生じてしまうのではないかというふうに心配するわけです。この辺についても、もし町側も押さえていらっしゃるものがあったら、お答えいただきたいというふうに思います。それと、国民健康保険は、あくまでも世帯単位でありましたが、今度、後期高齢者は、一人単位になっていきますから、先ほどの比較は一人単位でありますが、こういう点でも合算するとどうなのかということも生まれてきます。さらに、この保険税については、2年ごとに見直すというふうになっています。導入の時点で、例え金額が今までの負担よりも低いというふうに押さえられていても、2年ごとに医療費の引上げも含めて、事務経費も含めて、それをして変えていくということでありますから、当然後期高齢者の人数というのは、尐なくなっていくということは考えられませんので、医療費は膨れ上がっていくでしょうし。分子も分母も両方上がるということにはなりますが、総体としては、引上げが予測されるというふうに思うわけです。こういうところもどのように認識されているのか、伺いたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

保険料の関係でありますけれども、私もこの答弁書を見て、8万 5,000 円、昨日、一昨日と新聞に 15 万 5,000 円と9万 6,000 円だかという数字が出ていました。東京地域、首都圏の連合がそのぐらいの数値を出しているのに、北海道の8万 5,000 円は随分低いなという思いは、実は思っておりまして、担当者にも確認したのですけども。今、なかなか北海道の方から市町村へ、そういった情報というのが正直いってなかなか降りてきていない実情なものですから、担当者の方として、今までに与えられた資料の中から、こういう積算をしたということで、先ほど答弁でも申し上げましたように、恐らく9月中に政府からの省令が出て、そして、中橋議員が一番詳しいわけでしょうけれども、広域連合の議会で北海道の保険料が決まっていくということになるわけでありまして。当然、私どもとしては、この8万 5,000 円では終わらないなという思いは、実は持っているわけですけども。ただ、繰り返しますけども、そのもとになる、根拠となるべき数値がないものですから、なかなか答弁書、新たに書き直すということもちょっとできなかったのですけども。まだそういう面では、かなり流動的であろうかなというふうには思っておりますし、ご案内のとおり、今まで北海度は何といっても全国一医療費が高いわけでありますから。その一番高いところが、ほかより保険料が安くなるということは、普通では考えられないということで、できれば、今言う国の、いわゆる公の2分の1という負担がさらにもっと上げていただくのが我々にとっては一番有り難いことだというふうに思っていますけども、何せ、これからのスタートでありますので、そういったことも、これから出てくる数値の中から、また、我々町村会なんかでも対応していかなければならない問題であろうというふうに思っております。

再質問 1番 中橋友子

2年ごとに引きあがっていくという問題も含めまして、今までの情報よりもさらに厳しくなる状況にあるというようなことを、町長も不確定な要素の中からも、そのように押さえていらっしゃるということでありますから、その点では私も認識を同じにするところであります。それだけに、住民の皆さんに対する対応であるとか、それから、制度に対する安心して医療を受けられるための見直しというものについて、真剣に取り組んでいく必要があるというふうに考えるわけです。そこで、3点目に聞きました国保会計への影響につきましては、これは直接住民ということもありますが、国保を保険者としてやっていた町としても、大きな問題だというふうに思うわけですね。老人保健医療拠出金、今まで拠出していた5億数千万円のお金が、今度はそれがなくなるわけですから、拠出はしなくなると。しかし、新たに後期高齢者医療に対する拠出が生まれると。これは現時点では3億数千万で、差額は1億 5,000 万円ですよということでありましたが、国保税の、今まで払ってられた方、2,690 人ですか。この方たちの収入がなくなることは当然でありますが、同時に、私は例えば、いろんな影響を考えるのですけれども、この 2,690 人というのは 75 歳以上の方で、恐らく町としては、収納率を見たときに、収納率の高い世代ではないかというふうに思うのですね。年代で滞納を分けるというのも正しくないかもしれませんが、しかし、税に対する考えですとか暮らしぶりとかいろいろ起こっていくと、高い世代だと思うのです。そういうところが、収入としてなくなってしまうということは、収納率の影響も出てくるだろうなというふうに、一つ思っていますがどうでしょうか。それから、もう一つは、収入の面におきましては、例えば、今まででしたら国民健康保険というのは、世帯のものでありましたが、今度は個人個人になっている。そうすると、ご夫婦の場合でも、75 歳以上と、それから、75 歳以下のご夫婦の場合には、一人は後期高齢者に入っているけど、もう一人は残ると。そうなった場合に、経過措置などもとられていくというふうに、8月に出されたと聞きました。そうすると、この経過措置というのは、2分の1の減額とかというふうに聞いていますけれども、その分もまた収入としては、町に入ってくるお金というのは減っていくことになるのかなと。国保会計については、直接の負担金は減って、収入そのものが、税が入らなくなること。収納率の高い世代がなくなること。新たな制度を設けられて、減額措置などがあるから、それも減っていくこと。こういうふうに考えていくと、結果としてはやはり困難な状況、今まで以上に困難な状況がつくられる。そのことが、また、国保税の負担になって、跳ね返っていきはしないかという心配を持つのですが、いかがでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

お話ありましたように、70 歳で収納率の高い世代であるということ。それと、農業者なんかでいいますと、一つの世代の中に、75 歳以上の高齢者がいるということですから、当然、収納率の高い世代、あるいは高い世代が多かったのだろうということであります。そのことは事実だというふうに思いますから、収納率への影響もあるのかなというふうに思います。あるいは、今の経過措置の問題もありますけど。ただ、それらのお話ありましたようなことについての具体的な数値をもっての試算というのは、実はできていないわけでありますし、先ほど言いましたように、まだ保険料が幾らになるかというところから入っていかなければ、なかなか試算も難しいのかなというふうに思っておりますし。経過措置も話としては聞いてはおりますけど、具体的にそれがどういう取扱いになっていくのか。これも先ほど申し上げましたように、私よりは中橋議員の方が詳しいわけですから、なかなか町で詳しい人が私たちに質問するわけですから、ちょっと私も答弁に引っ掛かるのですけども。広域連合の中でも、当然のことながら論議がされて、そこで条例が決まって保険料が定まり、町村に下りてくる。あるいは、町村が広域連合に対してのどんな役割を担っていくのか。どういう業務、どういう事務をやっていくのかという、その具体的なものもまだ、正直言って降りてきていないわけでありまして。今のご質問に対する答弁はそういうことで、わからないながらもそういう影響があるということだけは言えるのですけども、詳細な数値的などのぐらいだということになってきますと、まだちょっとわからない部分があって申し訳ないなというふうに思いますけれども。

再質問 1番 中橋友子

お言葉を返すようですが、それぞれの立場があって臨むのではないでしょうか。私は私の町議会議員として、町民の困っている状況や問題については、きちっと解決しなければならない責任があります。それに答えるのも町長ではないですか。そういう立場でお聞きいただきたいと思います。それで、実は、なぜこういうふうに、それは数字の問題でも、私自身もわかっておりません。だから、推測を認めるというのはそこにあります。それで、ただ、あと実施まで7カ月ですよね。正式に出るのを待ってスタートしてというふうになったときに、もう本当に介護保険のときもそうでしたけど、結果としては、保険料の徴収半年遅らすということになりましたけれども、住民の方たちは、結果だけを、決まりましたからということで、示されて、そして、そこから負担をせざるを得ないというような状況だったわけです。同じような問題を、同じような困難を住民に与えてはいけない。極力今の知り得る範囲。あるいは、いろんな事例出ているわけですから。そういう中で、動向を掴んで、行政として手を打つというのは、これは町長の責任だというふうに私は思います。どうでしょうか。それと、もう一つ、保険料にかかわりましては、これは是非町としても、責任を持つ意味で求めていただきたいと思うのですが、結果が決定される前に、東京都がそうなのですが、試算が出されましたら、これを住民論議という形を取られているのですね。でも、これはこの出した機関がやるということが大前提にありますけれども、ただ決まってしまった保険料をこうなりましたよというよりは、試算を示した上で、いろんな形で住民の声を聞いていただきたい。それを、やっぱり町としても関係機関に挙げる。そのことが、より住民の声を反映した料金設定になっていくというふうに思いますので、その点も是非、取組の考え方について、伺いたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

この後期高齢者医療制度について、先ほど言いましたように、出前講座なんかでも話をしておりますし、私自身もいろいろな老人クラブの集会ですとか、あるいは前回の出前講座ですとか、あるいは忠類地域の住民懇談会なんかのときにも、こういった制度に移行するという話はさせていただいております。できる限り、住民の皆さんに、早めに知っていただきたいということは、そのとおりだというふうに思います。保険料の試算については、先ほど言いましたように、この後もどの時期にある程度のことが出せるのか。まずその辺から入っていかなければならないのだろうというふうに思いますし、また、広域連合で考えておられます北海道内における地域の説明会。これらが、今、十勝あたりではどのような形でされていくのかと。そこでまた、つくられると言われておりますパンフレットといいますか、しおりといいますか、そういったものが、我々が説明するに当たっての参考になっていくものなのか。そういったことも含めて、より早く住民の皆さんにこの制度の周知と、おっしゃいましたようなこの保険料の試算ができれば、試算をした中でお示しをしていく。そのことは我々も十分考えていかなければならない問題であると、そういうふうには思っております。

再質問 1番 中橋友子

次に、現役世代の負担金のことについても、4点目にお尋ねしたのですけれども、これにつきましても、これまでも現役世代の負担というのはあったわけですが、明確にされるというのはこの制度で初めてなのですよね。それで、お答えの中にもありましたけれども、今までは保険税には、健康保険と介護保険というような仕切りで、住民の方には示されておりましたけれども、今度、後期高齢者に対する支援金というのが明確にされて、それで、今の試算では2万 4,000 円ということですか。平均で。そういうことが負担として求められていくということがわかっております。そこで、この負担金についても、不確定ということでありますから。これも前段と同じ論議になりますが、医療費の支出の総額から4割を負担するということが決められている以上、この点についても、現役世代に対する負担は多くなることが予測されるのではないかと思うのですが、その辺の認識も伺いたいと思います。同時に、私はここでは負担が明確になっていいのだというような国の姿勢もそうなのですけれども、ただ、何と言うのでしょうか。今、世代間の対立といいますか、本来、こういう健康保険だとか社会保障とかというのは、社会全体で支えて、いろんな責任分野の人たちがそれぞれ責任を果たされて、一つの制度を維持していく。そして、それぞれの、今回は、お年寄りの方が安心してかかれるようにしていくという仕組みのものなのですが、若い方の中にも、こういって明確に高齢者負担分で幾らというふうに書かれてくるわけですから。そういったその世代間の、今、こういったすさんだ社会状況というのはたくさん広がってくるのですが、そういう中で、持ち込まれていることにも一抹の不安を覚えるわけですが、その辺の認識について、伺いたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

これは今、お話ありましたように、高齢者を支えるために、国が5割、あるいは、若い人たちが4割で、自分1割。この負担割合で、この制度を維持していこうという国の考え方であります。ただ、これに対して若い人たちがどういう思いをもって、これらに参加する。参加するというよりは、参加させられるわけでありますけれども。今言いましたように、やはりこういう社会保障制度の中には、相互扶助という精神はどうしてもあるのだろうというふうに思いますし、そういったものがなければ、また社会保障というのは成り立ていかない部分も、また、あるのだろうというふうに思っております。私たちの立場からすると、負担、厳しい社会経済情勢の中で、若い人たちにも負担していただくことには、大変なご苦労もあるのかと思いますけれども、ただただご理解をお願いする。逆を言うと、やがては自分たちもそういう立場にはなっていくのだろうということ。そういうようなことでの理解を頂くということしか、私どもとしては申し上げることがないのだろうというふうに思っておりますけれども、何とかこういった制度、尐しでも高齢者の皆さんの1割負担も、若い人たちの4割負担も、できれば尐なくなることが、何より望ましいことであろうというふうに思っております。

再質問 1番 中橋友子

それ以上より仕方がないのだろうなというふうには思いますが、負担はどんな分野でも、全くないという、どの世代にもないということはないのですよね。こういった公共施設も何でもそうですが、もちろん働いている人が税金を払い、その税金でつくられるけれども、それを支えるのは、その働いていない人たちの家族の支えがあったり、いろんなことをしてやるわけですから。そういう点では、なるべく世代間のギクシャクを生まないような体制といいますか、そういう制度になるように、地方自治体としても、町としても求めていく必要があるのではないかというふうに、私は思います。次、5点目の住民説明会の問題でありますが、とにかく対象となるのは 75 歳以上の方なのですよね。今まで出前講座もやられてきたということでありますが、本当にそういう方たちに理解してもらおう。家族のいらっしゃる方は家族にもわかってもらってということになるのですけれども、パンフレットだとか、町の広報誌だけではなかなかわかってもらうのが大変ではないかというふうに思うのですよね。ですから、聞きますと、帯広市では、昨日わかったのですけれども、介護保険と同じように、創設のときと同じように、10 月に帯広市のコミュニティセンター全会場で、ローテーション組んで説明会を開催するということを聞きました。こういうやり方は、網走市でもやっているというふうにも聞いておりますし、全国でいろいろ取り組んでいらっしゃるということも聞きますので、是非その辺も、きちっと他町村の取組も研究していただいて、必要な手は売っていただきたいと思いますが、どうでしょうか。それと、段々時間がなくなってきますので、もう一つ、資格証明書の関係でお話したのですが、ここでは、制度上やむを得ないと。そして、負担能力があるのに、納めていない方の未納分は、他の納入者に被さってくるので、やむを得ないのだという、今、ご答弁でありました。もうご承知のとおり、これは滞納に至るというのは、年金から天引きされる方は滞納はないわけですから。ですから、誰が滞納するかというと、天引きの条件に満たない人。つまり、年金金額で言うと、月額1万 5,000 円以下、年額 18 万円以下ですね。こういう人たちが普通徴収になるのですよ。そこに、保険料は、所得割はなくても、どれだけ低くても均等割はかかってまいりますね。そうなってくると、こういう年額 18 万、月額1万 5,000 円。中には資産のある方もいらっしゃるかもしれませんが、尐なくとも、厳しい年金状況の中で、払いたくても払えないという状況が、介護保険もそうでしたが、生まれることが予測される。そうした場合に、これまでなぜ 75 歳以上の方たちには、無条件で交付されていたかというと、昭和61 年に老人保健法つくられたときに、その老人全体の健康を守るのだという大前提、大きな謳い文句がありまして、ここでは、障害者や被爆者と同じように、老人には、75 歳以上にはきちんと渡そうと。そこには、万が一、保険証のトラブルで、これは現実に今も生まれているのですけれども、保険証がないことによって、病院がかかれないような状況が生まれたときに、この年齢でいくと命にかかわるようなことも当然予測されますね。そういうことを避けようということで、無条件交付というのができたのですよ。それが、今回のこの制度によって崩されると。これも私は本当に、では、もう、この制度自体は、本当のところを言えば、医療費全体を削減しようということで、こういったお年寄りももう病院に余りかかってほしくないぞと。お金のない人には行ってほしくないぞということを言わんとするのかなというふうに取れてしまうのですよね。ですから、この点でも、本当に働きかけをしていただいて、今までどおりに、きちんと保険証を渡されるように求めてもらいたい。どうでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

説明会につきましては、先ほども申し上げましたように、いろんな機会を通じての説明と、新たな説明会。あるいは、先ほど言いましたように、説明会を開催しても、なかなか 75 歳以上の方だけが集まるという説明会というのも、なかなか難しいのかな。そこに若い人が一緒に来ていただいてというようなことになってくれば、まだ違ってくるのだろうというふうにも思いますし、先ほど言われました連合会の方の説明会がどのような手法になるのか。あるいは、幕別町、あるいは、町単位なのか、管内2カ所か3カ所でやる説明会で終わるのか。そういったことも含めながら、私どもも十分お話ありましたことについて、帯広市の事例なども参考にしながら、対応してまいりたいというふうに思います。資格証明証、これも今の段階では、実際どのぐらいのものなのかということは、正直言ってまだわかりませんけれども、おっしゃるとおり、せっかく頑張ってこられた方が高齢になって、これから長生きしていかなければならない。余生を送っていただかなければならないというところに、病院にもかかれないということは、これは本当にあってはならないことだというふうに思います。ただ、制度上、こういった証明証を発行しなければならない。そういった制度が必要かどうかということになってきますと、まだその別の問題もあるのだろうというふうに思っておりますし、本当に払えない方が資格証明証なのか、それ以外の制度、いわゆる減免ですとかいろんな制度の中で、救われることが大事なのかなというような気もしますけれども。いずれにしても、これはスタートされた段階で、十分私どもも見守っていかなければならないというふうに思います。

再質問 1番 中橋友子

その救い上げる措置も、是非、今、町長おっしゃったように、見守っていただいて、経済的な理由で、病院にかかれないお年寄りをつくらないように、頑張っていただきたいというふうに思います。帯広の例、もう一つ申し上げますと、一昨日、厚生委員会が開かれて、そこでは市独自で激変緩和措置をとっていくということも、十勝毎日新聞に載っておりました。ですから、こんなことも、是非視野に入れていただいて、今後に臨んでいただきたいと思います。次、財政問題について、伺います。交付税の再算定を求めてどうかということでお尋ねしたのですが、私も特別な理由によらなければ、交付税の再算定なんていうのは求めるものではないということは十分承知した上でお尋ねいているわけです。交付税そのものも、確定というのが7月ですから、減額になるか増額になるのか、空けてみなければわからないというところは、多分に含んだ性質がありますので。その点では、異を唱えるものではないのですが、ただ、今回の減額というのは、非常に減額する側の横暴性といいますか、そういうのが見受けられるのですよね。結局、今回の減額になった一番の理由は、お答えにありましたが、行革の成果が余り見られないということでありました。しかも、それも、平成 14 年と平成 17 年を対比して出してきたと。たまたまそこに見えなかったという問題だと思うのですよね。でも、うちのまちづくりをずっと見てみましたら、私は行革そのものはいいとは思っておりません。しかし、町としては、人員の削減であるとか、あるいは負担金や補助金の見直しどんどんやっていましたし、何よりも、平成 17 年の末には、一番の行革といいますか、リストラといいますか、町村合併もつなげてきているわけですから。そういうのは、たまたまそれは反映されない。ゼロだということですよね。これは全然納得できません。それから、もう一つ、国の方で投資的経費を補助金に変えるというか、名目を国営事業でしたね。補助金に変えて、補助金が多いから出さない。これだって、幕別町の責任ではないですよね。それから、さらにずっと財政問題を私も取り上げてきて、とにかくうちのまち、借金多いから、繰上償還やって、頑張って減らしてほしいといってきて、町も頑張りましたよね。ところが、今度、繰上償還したからということで減額する。これは、私、地方の力をつけるとか応援するプログラムの前に、もっと努力を認めて、それを反映するような交付税措置をするべきだというふうに、もっともっと強く挙げていいと思うのですよね。それをなしにして、こういうふうに決まったのかということで、5,000 万円もの穴を開けられてしまうということには全然納得がいかないわけですよ。ですから、特別な理由ではありません。しかし、本来の行政の在り方として、うちの町が全くきちっとやってきているのだと。これがもし投げていきまして、例えば、問題があって、夕張のことも全部が実例として挙げられるわけではありませんが、いろいろ財政上で、借金が膨れ上がっていったのにもかかわらず、さらに借金を増やしたとか、一借でしのいだとか、いろんな問題がある。そういう問題を、うちの町が持っていたのだったら、私は致し方なかったかなと思うのですが、そうではないという以上は、これはもう再算定を求めるに値するのではないかと思ってお尋ねしたのですが、いかがでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

交付税の再算定というのは、町村個々の理由でなくて、例えば、かっては国税三税、今は国税五税ぐらいになっていますけども。それが、当初、交付税会計でみていたより、景気がよくなったとか、どっと税が増えたので、その分を再算定して、さらに町村に割り振りしますよと。ある程度決まっているわけですね。それと、もう一つ、再算定という言い方がいいのかどうかも知りませんけども交付税が 100 と決まったら、そこに 0,000 幾らという調整率があるのですね。ご承知のとおりだと思いますけど。この調整率を逆に解除して、幾らか増やす。実はそれで、去年辺りは 2,000 万ぐらい増えた例もあるのですけども。今回の私どもの事情というのは、ちょっとそれとは違うものですから、再算定という言葉にはちょっとつながらないのかなというふうに思います。そして、今言った 14 年と 17 年の決算を比べたときに、補助金が増えた。この増えた補助金は何かとおっしゃったとおり、国営事業の償還金だった。ただ、これは我が町だけではなくて、現に芽室町ですとか、清水町なんかも出ていますし。ただ、困ったことに、北海道がこれが多くて、ほかの都道府県は、きちんと昔からそうやっていたということなのです。投資的経費でなくて、昔から補助金に入れていたと。ところが、北海道はどういうあれか知らないけども、道の指導もあって、私どもはずっと投資的経費入れてきたのが、ある日突然補助金に変わったというようなことで今回のことがあったのですけども。ただ、これは、昨日も言いましたように、来年も続くものですから、このまま放っておきますと、また減らされるので、何とか今、来年、国に向けて制度改正をしていただくようにということで、これからも運動は続けて生きたいと、そういうふうに思っています。

再質問 1番 中橋友子

やっぱり国であれ地方であれ、納得のいく財政運営、道理ある算定。こういうものをいつも、自分たちのところももちろんそうやりますし、国に対しても問題があるときには、きちっとその問題があるということを指摘していただいて、貫いていただきたいと思います。それで、新型交付税の中でも、これは新型交付税できるときに、地方6団体は駄目ですよということを言っているのですよね。それで、結局人口と面積を基本にするということで、さらにこれも今回、うちにとっては不利にやられてしまったのですけど。このときに何を言っているかというと、総務省はこうやって言っているのですよ。なぜその人口と面積だけを基本にするかというと、ときの竹中前総務大臣ですが、算定方法の抜本的な簡素化を図り、交付税の予見可能性を高める観点。だから、うちの町として、人口とそれから面積だけでやってくれるから、交付税の額はもう、すぐ予見できるよと。だから、この方法をとるのだというような言い方をしていながら、こういうふうに変えてくるわけですね。ですから、町長頑張ってください。こういうこともきちっとやっぱり言っていただいて、国に意見を挙げていただかなければならないと思います。最後ですが、頑張る応援プログラムの中で、昨日も前川議員質問されておりましたが、この制度も私も、決して頑張るだけのものではないかなと。行革なんかきちんとみないで、それで、算定してくるわけですからね。ただ、事業名においては、特別交付税事業名においては、やっぱりきちっともらうものはもらった方がいい。3,000 万といえどももらった方がいい。そうすると、その事業の積み上げに、3年間の事業計画をもって、それを算定してもらうわけだけれども、うちの場合に、他町村と比較すると事業のその金額というのは、総額で、要するに、他よりは尐ないのですね。その辺が、この事業そのものも1億円越えるような計画を挙げていかないと、なかなか 3,000 万の対象にならないのだということも聞いているのですが、その辺はどうでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

昨日もご質問にお答えして、私どもとしましては、14 事業を挙げているわけでありまして、3カ年の事業総額で2億 5,100 万という数字を挙げておりました。単年度で 6,300 万ということなのですけども、なかなか一つの事業を積み上げていくわけですけども、一つで1億を越えるような大きな事業というのは、実はこの中にはない。ただ、ほかの町にない、例えば、農業振興公社を立ち上げて、農業問題にあれしているとか、土づくり対策ですとか、そういったことについては、これは継続される事業でありますから、これは続くのでしょうけども、後は子育て支援にかかわるようなものだとか、環境問題、協働のまちづくり。これらが、協働のまちづくり辺りが、さらに地域の協力を得ながら増えていくことによって、さらに事業費の面では増えていくのだろうというふうにも思っておりますけども。ただ、交付税ですから、先ほど、中橋委員も言われたように、私は余りこういうものだけが交付税の算定に使われるということは、必ずしもいいことではないのかな。あくまでも一般財源でありますから、もっと町村が使うためには、それなりに使いやすい施策でなければ、昨日の起債の償還もそうなのですけども、片一方は 15 年で償還するけども、交付税は 10 年で満たすのだからというようなことでなくて、見てもらうことは有り難いことではありますけども、それ以上にもっとやっぱり交付税を充実させていただきたい。させていただければ有り難いなと、そういうふうに思っております。

出典:幕別町議会 平成19年第3回定例会 2007年9月14日 議事録 PDF(100ページ) 間違いを知らせる