みんなの議会

幕別町議会 平成18年第3回定例会 2006年9月14日

協働のまちづくりの推進について

2006年9月14日、幕別町議会の一般質問で、芳滝仁議員が「協働のまちづくりの推進について」質問し、町長 岡田和夫、企画室長 佐藤昌親が答弁しました。

質問者
芳滝仁 議員
答弁者
町長 岡田和夫、企画室長 佐藤昌親

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 芳滝仁

通告に従いまして、協働のまちづくりの推進について、質問させていただきます。幕別町は、平成 16 年度より、協働のまちづくり支援事業が始まりまして、多くの公区において、環境美化支援事業をはじめ、防災活動支援、また、雪かき支援等多くの支援事業が実施されています。公区長さまはじめ、公区の役員、そして地域住民の皆さま方のご努力とご協力により、行政と住民のパートナーシップによる協働のまちづくりが推進されつつあることは大変喜ばしいことだと思います。今後、なお一層、協働のまちづくりを推進するために、次の2点についてお伺いしたいと思います。1、協働のまちづくり支援事業について、その見直しを含めた今後の課題について、お伺いいたします。2点目、協働のまちづくり支援事業のほかに、アダプトプログラムの制度を導入して、公区や NPOの枞や資格にとらわれず、広く住民が協働のまちづくりに参画できるようにすべきだと思いますが、お伺いしたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

芳滝議員のご質問にお答えいたします。協働のまちづくりの推進についてであります。平成 12 年に「地方分権一括法」が施行され、自己決定と自己責任の原則に基づき、まちづくりを進めることが求められておりますが、複雑化、多様化する行政課題に対応し、きめ細かな施策、事業を行うためには、従来の行政主体のまちづくりから、住民の方々が主体的にまちづくりを担う行政システムへの変換の一つの形として、住民と行政とが共通の目的のため、「ともに考え」、「ともに行動する」パートナーシップ、いわゆる「協働」によるまちづくりを推進するため、「協働のまちづくり支援事業」を平成 16 年度から実施いたしているところであります。ご質問の1点目の「協働のまちづくり支援事業の見直しを含めた今後の課題」についてでありますが、事業の見直しにつきましては、平成 16 年に要綱を定めて以降、公区長をはじめ、住民の皆さまから寄せられたご意見、ご提言等を整理し、公区長の代表者 12 名で構成されます「協働のまちづくり検討委員会」で検討いただき、本年度も6月に検討委員会を開催し、新たな事業といたしまして、乗用型草刈機の導入ですとか、枯れ枝を粉砕する機械の導入、地域防犯活動のための防犯資機材の購入など三つの事業メニューに加えたところであります。今後の課題といたしましては、現在の支援事業では、実施主体を地縁的組織であります公区などに限定いたしておりますが、行政のパートナーとしては様々な形態の団体あるいは個人がありますことから、目的別団体や事業所、個人との協働の仕組みづくりをどう構築するかが大きな課題であろうというふうに考えております。現状においても、各種団体とは行政との協働によるまちづくりが進められておりますので、さらによりよいまちづくりに向けて、どのようなパートナーが、どのような事業を行政と協働でできるのか、これらを検討委員会にもお諮りながら、さらに検討を進めてまいりたいと考えているところであります。次に、ご質問の2点目の「アダプトプログラムの導入」についてでありますが、本制度につきましては、住民や企業、団体が道路や公園などの公共施設の里親となって、清掃や美化活動を担っていただくものでありまして、近年、この制度を導入する自治体が増えてきております。管内でも帯広市や上士幌町が導入しているというふうに伺っているところであります。先ほども、今後、目的別団体や事業所、個人との協働の仕組みづくりが課題となっているというふうに申し上げましたが、アダプトプログラムの導入は、この課題解決に向けての一つの手法でもあろうと考えておりますので、その導入に向け、検討いたしてまいりたいと考えているところであります。以上で、芳滝議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 2番 芳滝仁

協働のまちづくりに関してでありますが、見直しを多尐かけられていらっしゃるということでありまして、新しい資料も頂いております。その中には、雪かき支援について、交差点の雪かきの、排雪ですね、そのことも見直しをかけられたようでありますが、2年半ほど経つわけでありますけれども、使用されていない支援事業であるだとか、また、大変喜ばれて必要とされている事業であるだとか、その辺を内部で検討されて、どのような一つの課題を見つけていらっしゃるのだろうか。その辺をひとつお伺いしたいと思います。

答弁 企画室長 佐藤昌親(企画室長は2009年12月まで)

協働のまちづくりの支援事業のメニューの利用のご質問でございますけれども、先ほど、町長から答弁ありましたように、平成 16 年度の冬期からのこの事業は立ち上がりました。16 年度におきましては、雪かき支援等の雪に関する事業メニューが利用されたということでありますから、実際には本格的な稼動というのは平成 17 年度、昨年度からだというふうに思っております。昨年度におきましても、全体で 97 件ほどの利用がありましたけれども、事業メニューとしては、18の事業メニューがありますけれども、それらすべてが網羅されたわけではないというふうに思っております。とはいいましても、この協働のまちづくり事業の目的を達成するためには、当初 18 のメニューが最低でも必要だろうということで立ち上げたメニューでありますし、まだ年数も、今、芳滝議員がおっしゃいましたように、それほど経っていないものですから、そういう事業メニューにつきましては、公区長さんにも周知させていただいておりますし、今後の動向を見ながら、新たなものを加えるなり、あるいは、もし時代として必要がないというふうに判断されるものであれば、その辺のことの制度の改正といいましょうか、メニューの改正を行ってまいりたいというふうに思っております。

質問 2番 芳滝仁

一番使用されて多かった事業につきまして、2、3その件数と内容についてお伺いしたいと思います。

答弁 企画室長 佐藤昌親(企画室長は2009年12月まで)

失礼いたしました。17 年度が、一番そういう意味では、1年間やっておりますので適当かというふうに思っておりますけれども、先ほど言いましたように、97 件の内訳でございますが、一番多かったのが、ごみネットの購入ということで、これが 21 件でございます。そのほか、順番で言いますと、公園や近隣センターの花の植栽、これが9件。それから、植樹枟への苗の植栽、これが8件と。それから、公区での盆踊り等のそういう地域コミュニティ活動に関する備品購入等々がありますが、それらが7件ということになっております。一番大きい件数が、公園に関する草刈等が 41 件ということで、これが一番多ございます。あと、雪かき支援、雪の体積場の確保等々がその後に続いてまいります。なお、防災計画が、昨年度3件ありました。

質問 2番 芳滝仁

使用されていますその支援事業につきまして、大変喜ばれて使用されている制度があると思いますし、また、内容を精査してもっと使いやすくできる、そういう事業の内容もあるのでないかと。例えば、雪かき、排雪なんかもそうですけれども、交差点から交差点まで全部排雪をしないとなりませんよということがあります。交差点の排雪は別なのですけども、その辺のことも、例えば、たくさん道路があるわけですから、1カ所そこで使ってしまったらもうそれで1年使えないものですから、そしたら大変、若草の方でやっていただいてご苦労いただいたのでありますけれども、ある意味ではそこだけ使えて、あとはできないということになったときに、もっとほかの形の何か良い方法がないのだろうかというふうな、そういう検討課題も生まれてくるのでないかというふうに思うわけであります。どういうことがあるかということは尋ねないのでありますけども、そういうふうな中身について検討をしていただきたいなと、こう思うわけであります。防災のことにもそうなのでありますけれども、計画書を提出すると。そして計画書を提出してから、段階的に2番目、3番目と、備品の購入と訓練という形で始まるという形になっているわけですけれども、なかなか計画書の提出がなかなかできないという公区長さん方のひとつのご意見がありまして、あかしやの方で、これはもう必死に、避難所まで歩かれて避難をされた。そういう訓練をされていらっしゃるところもありまして、公区で車椅子まで用意しまして、そして訓練をされているというところがあります。そこの、一応計画書が皆さま方に紹介をされて、配られたようなのでありますけれども、何かひとつのサンプルがあって、公区名だとかそういうものを入れたら、ある程度全部公区で使用できるようなそういう計画書を企画の方で考えていただくというふうなことができないだろうか。これは、お金は、3分の2というのはお金の配布するお金の恐らく支援だと思うのでありますが、その辺の見直しはどうだろうかと。いろいろ相談があったものでありますから、お伺いしたいと思います。

答弁 企画室長 佐藤昌親(企画室長は2009年12月まで)

要は事業メニューをより使いやすくするために、いろいろご意見をもらいながら、改正すべきでないかというようなご意見かというふうに思っております。いずれにいたしましても、これまでも公区長会議あるいは出前講座等々を利用いたしまして、そういうことでメニューの拡大あるいは利用しやすいことの内容の改正につきましては、各公区長さんにも、私どもの方から意見があれば、是非いただきたいというお願いをしております。そのようなことで、今、後半の防災計画の話も頂きましたけれども、これらにつきましても、確かにそういう文書をつくるというのは非常に住民の方にとっては、なかなか手間が、という声もあったものですから、当初、私どもの企画の方で、雛形を用意させていただきまして、それを先ほどの公区長会議の中に事前に提供させていただきました。さらには、今年の春の公区長会議には、防災計画が各地域でできあがってきたものですから、それらも、その会議の席上に皆さんにお配りして、こういうことでつくればいいのですよということで資料提供もさせていただきました。こういうことで、これからもより利用しやすい、あるいはつくりやすいことで私たちも考えていきたいというふうに思っております。

質問 2番 芳滝仁

それと、新たな事業ということで検討していただければいいと思うのでありますが、よく落ち葉が街路樹を含めて、一遍に落ち葉が集まるときに、今は仕方がないものですから、家の前の方々が掃除をしまして、それは仕方がないことなのですけれども、ある意味では公区で助けあって、1日でもそういう日を決めてやれるような一つの支援体制だとかがとれないだろうかと。あと、これは以前に質問したのでありますが、ノーレジ袋マイバック運動につきまして、あれは袋一つ 100 円ぐらいでできるわけなのですね。3分の1でも半分でも支援していただいて、公区でそういう循環型社会に取り組んでいこうという一つの活動の中で、そういう支援事業を、これは1回で終わるわけですから、そういうものを利用していくだとかということも、要望として声が挙がっておりまして、参考意見としてお聞きいただいておればということでございます。あと、2点目のアダプトプログラムの導入について、これは導入に向けて検討していただくということでありまして、大変評価をするところであります。今は町内を見渡していましても、アダプトをしていないのですけども、いろんな形で自主的にそういう活動をしていらっしゃるところがあろうかと思うのでありますが、町の側でそういう活動を踏まえていらっしゃるところがあれば、ひとつお聞かせいただきたいなと思うのでありますが。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

前段の落ち葉のお話、あるいはレジ袋の話については、十分ご提言を頂きましたことについて、今後、検討をさせていただきたいというふうに思います。2番目のアダプトの関係ですけれども、こういう名前のもとで、現在行われているのは、忠類地域で帯広開発建設部から受けているのだろうと思いますけれども、国道 236 の花の花壇というのですか、植樹枟の整備なんかは行われておりますし、先ほど、担当から話ありました公園の草刈等の整備、これも前は町の交付金という形で出していたような部分も、一部アダプトという名前は使っておりませんけども、現実的にはそういう意味で協力を頂いているというようなことであります。帯広市、あるいは上士幌町という名前を先ほど出させていただきましたが、多いのはやはり公園ですとか、花壇ですとか、いわゆる清掃環境関係が非常に多いのだろうというふうに思っております。そういったことも含めながら、これから私どもの町としてお願いできること。あるいは協力していただけるような団体なり、あるいは NPO 等々の協議の中で対応していきたいというふうに思っております。

質問 2番 芳滝仁

町長がおっしゃいましたように、現にアダプトの制度はないのだけれどもされていらっしゃるところがあるということで、この制度につきましては、質問状にありますように、公区だとか NPO だとかというそういう枞に捉われないというところが利点だと思うわけであります。現実に、例えば、近隣公園であります若草の公園であるだとか、あと、北町の公園であるだとか、特に地区公園のいなほ公園につきましては、大変使用頻度が多くて、非常に幕別町以外の方々も大勢来られて喜んで、たまにラジオでどういう公園に行くのですかとあったときに、札内のみずほ公園と言っていましたけど、いなほ公園によく行くのだというふうな放送が流れるぐらい、使用頻度が多いのでありますけれども、非常に後始末が悪いのでありまして、非常に見るも無残な状態になっているわけであります。この辺につきましては、地域の近くの方々が毎朝まわられて、ごみを拾われたりなんかしているのでありますけれども、土曜日、日曜日、バーベキューをされているところに行って、ごみは持って帰ってくださいねと声をかけましたら、何であなたに言われなければ駄目なのだというような、返って叱られるような現状があるというふうなこともありまして、そういうときに、アダプトということで制度化すれば、腕章の一つでも持てば、そしてお話ができるというふうな現状があるということで、町と住民が契約をして、そして責任を持ってすることができるということであるわけでありまして、その辺の近隣公園だとか、地区公園だとか、アオサイ公園はしていらっしゃるそうでありますけれども、その辺のところの具体的な形で、ひとつ検討に入っていただければと思うわけであります。もう1点は、このアダプト制度というのは、経費がかからないということが非常に利点でありまして、その辺で、例えば、指定管理者の制度、今、見直しをされて平成 20 年度ぐらいに結論出されていくということでありますけれども、このアダプトプログラムを導入すれば、指定管理者制度を入れないで、アダプトでやれるひとつ公共的な施設だとか、そういうふうなところもあろうかと思うわけであります。先進地区では、道路の穴が開いた簡易舗装をアダプトしているというふうなところもあるそうでありますが、その辺の前向きな幅広い検討をされてはどうかと、こう思うわけでありますが、お伺いをしたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

お話にありましたように、せっかく好意で公園のいろいろな面で気を使っていただいているような方がいらっしゃって、その方に迷惑がかかるようなことのないようにしなければならないだろうというふうに思います。アダプトの制度ももともとはボランティアであろうと思いますし、協働のまちづくりにつながっていくものであろうと思っておりますけども、いわゆる今ひとつの契約を行い、そしてまた、今おっしゃったように、例えば、腕章ですとか、必要なものを町が貸与するというような形の中で活動をしていただくというようなことになっていくのだろうというふうに思いますけども、先ほどのご提言も含めまして、検討委員会の中でも十分協議をさせていただく中で、対応していきたいというふうに思っております。

出典:幕別町議会 平成18年第3回定例会 2006年9月14日 議事録 PDF(50ページ) 間違いを知らせる