幕別町議会 平成18年第2回定例会 2006年6月19日
中心市街地を活性化させる都市計画について
2006年6月19日、幕別町議会の一般質問で、中橋友子議員が「中心市街地を活性化させる都市計画について」質問し、町長 岡田和夫、都市計画課長 田中光夫が答弁しました。
- 質問者
- 中橋友子 議員
- 答弁者
- 町長 岡田和夫、都市計画課長 田中光夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 中橋友子
通告に従いまして、3点について質問をさせていただきます。まず1点目でありますが、中心市街地を活性化させる都市計画について、お尋ねをいたします。1990 年代以降、大型店出店の規制が一貫して緩和されまして、2000 年には大規模小売店舗法が廃止され、大型店を個別に規制する機能は全くなくなりました。そして、現在のまちづくり三法、大規模小売店舗立地法、改定都市計画法、中心市街地活性化法となりました。大型店の歯止めのない郊外出店が全国で展開され、その結果、中心市街地の疲弊や都市の無秩序な拡散が全国で展開されました。この結果を受けて何らかの規制をすべきと求める世論と運動にも押され、政府はようやくまちづくり三法を見直しし、都市計画法の改定を現在提案をしています。また、北海道もこれまで拡大、拡散してきた都市開発を方向転換し、まちの中心地に人や施設を集約させるコンパクトなまちづくりに向けた基本方針、素案でありますが、この6月6日に明らかにいたしました。その方針では、今後の十勝の開発計画においては、地方都市における大型店の設置として、「商業地域」「近隣商業地域」と「準工業地域」に限定される内容であり、その提案の理由として、長期不況に 加え、大型店の郊外立地で中心市街地の集客力が弱体化していること。相次ぐ大型店の出店や撤退により、地域まちづくりへの影響が深刻になってきていること。尐子高齢化社会に対応していくことなどが挙げられています。そこで伺います。現在、幕別町に提示されておりますイオン出店を含む依田地域の開発計画でありますが、考え方として、今回出された道の基本方針の流れにはそぐわないものと考えますが、現在の計画の進展状況、また、見解についてお伺いするものです。さらに、もしこの提示されています計画が実施された場合、上下水道や道路、公園などのインフラ整備が、当然町の責任として行われます。そのときに要する費用はどのくらいと予想されるのか伺います。また、今のまちづくりに多くの町民が求めていることは、歩いて買物に行け、人が集える都市空間とユニバーサルデザインを取り入れた人に優しいまちづくりです。そのため、幕別本町、札内市街地の既存の商店街の活性化に力を注ぐことが、高齢化社会に向けて大切なことであり、地域振興にもつながります。取り組みについてお伺いいたします。2点目は、格差社会の現状と対策についてであります。社会的格差の新たな広がりが重大な社会問題となっています。厚生労働省の「所得再配分調査報告書」に基づくジニ係数は、際立って上昇していると言われています。年間所得が 2,000 万円を超える高額所得者が増える一方で、200 万円以下が急増しています。4世帯に1世帯は貯蓄ゼロ世帯となり、生活保護世帯は 100 万世帯を超え、労働者の3人に一人が非正規雇用、中でも若者の二人に一人は不安定雇用に置かれていると伝えられています。北海道はさらに厳しく、生活保護受給世帯率は全国平均の2倍、人数で 13 万人、特に高齢世帯が増えています。背景には、現在進められている構造改革の名によるリストラ政策や規制緩和、年金の引下げや相次ぐ社会保障制度の後退、増税や不安定雇用政策などが挙げられますが、根本的にはこれらの問題は国の責任で解決されるべきものと思います。そこで、幕別における実態と、また、以下数点にわたっての数年間の数字、対比について伺います。さらに、この格差社会におけるセーフティネットとしての町としての対応も必要と考え、対策も伺います。一つ、生活保護受給世帯と人数、高齢者の占める割合。2、教育扶助・就学援助世帯と人数。3、国民健康保険加入世帯と人数。4、社会保険から国民健康保険への加入世帯と人数。5、国民健康保険世帯の平均所得。6、雇用の実態(非正規雇用率)7、公共事業額の状況。8、雇用状況と、また、全体のセーフティネットとしての対策を伺います。最後でありますが、十勝愛育園閉所後の対策について、お伺いいたします。肢体不自由児通園施設十勝愛育園は、今年度で閉所を予定しています。閉所後においても肢体に障害を持つ子や保護者の支援策として、相談や交流ができる場所を提供していくことが非常に大切であると考えます。今回予定されております改築されるさかえ保育所において、子育て支援事業が予定されておりますが、障害者のための子育て支援も同時に別途取り組むべきではないでしょうか。併せて、現在通所されています愛育園通所児の来年度の受入先の見通しについてもお伺いするものです。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
中橋議員のご質問にお答えいたします。初めに、中心市街地の活性化についてであります。道は去る6月6日の道議会におきまして「コンパクトなまちづくりに向けた基本方針(素案)」を明らかにいたしました。この基本方針は、市街地の無秩序な拡大を抑制しながら、既成市街地に都市機能を適正に立地し、併せて中心市街地へ都市機能の集積を図りながら活性化していこうとする道の姿勢をまとめたものであります。ご質問のありました依田地区の開発計画につきましては、平成 17 年6月に事業者の方から計画書が提出され、その内容等につきましては、12 月の議員協議会でも説明をさせていただいたところであります。説明の中では、事業者側としては、今後市街化調整区域内における大規模開発行為という手法で検討していくことになりそうであると申し上げておりましたが、その後の関係機関との協議や、さらには、道が示した「コンパクトなまちづくりに向けた基本方針」、「大規模集客施設の立地に関するガイドライン」との整合性を図ることが必要となりましたことから、開発手法を市街化区域編入を前提とした手法も選択肢の一つとし、面積についても、当初の 27 ヘクタールを市街化区域編入の要件である 50 ヘクタールに変更することで、現在、計画書の変更作業を行っているというふうに伺っております。町としましては、これまでも申し上げておりますように、道道幕別帯広芽室線いわゆる札内新道沿いの依田地区につきましては、「第4期幕別町総合計画」や「幕別町都市計画マスタープラン」におきまして、沿道商業系、又は流通業務系としての土地利用を図るべく位置付けをしているところであります。また、都市計画上における帯広圏域という観点から見たときには、当該地区は中心的な市街地形成の一部を成すことも可能な地域であると思われ、このような観点からも関係機関に対しても理解を求めていこうというふうに思っております。なお、インフラ整備に要する費用につきましては、当初の計画面積 27 ヘクタールの際には、事業者側の試算でありますけれども、区域外の上下水道あるいは街路整備等で8億円程度でありましたので、これが 50 ヘクタールの計画になりますと、若干それらの予定よりは上回る金額に試算されるものと思っております。いずれにいたしましても、現在事業者側において計画書を作成している段階にありますので、今後、計画が具体化された段階で、議会にもご説明をさせていただきたいというふうに考えております。ご質問の2点目のユニバ-サルデザインを取り入れた人に優しいまちづくりについてでありますが、これまでも、高齢者、障害者を含むすべての人々が、共に社会参画できる環境づくりが大切であると考え、その実現に取り組んできたところであります。幕別町都市計画マスタ-プランにおきましても、公共施設の整備に際して高齢者及び障害者の交通弱者といわれる方々が、活動しやすいユニバ-サルデザインに基づいた施設整備を進めること。また、商業地や住宅地においても地域福祉サ-ビスやユニバ-サルデザインによる市街地形成の推進を図ることといたしているところであります。具体的には、公共施設整備におきましては車椅子対応のスロ-プやトイレの整備を実施しているほか、歩道段差の解消、昨年度完成いたしました札内駅南北線自由通路には、交通弱者対策としてエレベ-タ-を設置するなど、「交通バリアフリ-法」の趣旨を踏まえた、道路等施設の整備を進めているところであります。これからのまちづくりにつきましても、交通バリアフリ-法などの趣旨を踏まえまして、高齢者、障害者はもとよりすべての人々が住みやすいまちづくりを進めてまいりたいと考えております。次に、格差社会の現状と対策についてであります。ご質問の要旨にもありますように、厚生労働省は平成 16 年6月に「所得再配分調査報告書」を発表し、それによりますと平成 14 年当初所得のジニ係数は 0.4983 で、再配分所得でのジニ係数は 0.3812となり、当初所得において過去最大となったとあります。ジニ係数は、所得の不平等度を示す指標で、所得格差が小さければ0に近づき、格差が大きくなると1に近づくとされているものであります。ご質問にあります、幕別町の実態は、とのことでありますが、1点目の「生活保護受給世帯の人数、また高齢者の占める割合」につきましては、平成 16 年4月期で 144 世帯 216 人で、うち高齢者は 70人で 32.4%となっております。それが平成 18 年4月期は 154 世帯 218 人で、うち高齢者は 86 人で 39.4%となっております。2点目の「教育扶助・就学援助世帯と人数」につきましては、平成 15 年度末で 210 世帯 335 人が、平成 17 年度末では 248 世帯 387 人、さらに、本年度当初では 265 世帯 423 人の状況となっております。3点目の「国民健康保険加入世帯と人数」につきましては、平成 15 年度加入世帯数が 5,303 世帯、被保険者数が1万 1,245 人、これが平成 17 年度では 5,470 世帯1万 1,586 人というふうになっております。4点目の「社会保険から国保への加入世帯」につきましては、平成 15 年度 339 世帯、平成 17 年度432 世帯となっております。5点目の「国保加入世帯の年平均所得」につきましては、平成 15 年度が 233 万 3,000 円、平成 17年度は 242 万 700 円となっております。6点目の「雇用実態」につきましては、平成 15 年3月期で常用 1,636 人、70.85%、臨時 673 人、29.15%が、平成 17 年3月期では常用 1,471 人、56.12%、臨時 1,156 人 43.73%となっております。7点目の「公共事業の額」につきましては、町の発注額でありますが、平成 15 年度 22 億 7,900 万が、平成 17 年度では 29 億 8,171 万円となっております。8点目の「雇用対策や各種支援について」でありますが、これまでも雇用対策といたしましては、臨時任用職員緊急雇用対策事業や街路地の清掃・除雪など雇用の機会の創設を図るとともに、企業誘致による雇用の拡大に努めてきたところであります。また、各種支援策といたしましては、町就労センターによります高齢者の就労機会の確保、ハローワークとの連携によります就職相談会・面接会の実施などを行ってきたところであります。格差社会の問題につきましては、経済面だけではなく地域産業の振興や次代を担う子どもたちの教育の面などに影響が広がっているというふうに論じられておりまして、新たな課題といたしまして、その実態と要因を十分分析しながら対応していくことが必要であろうというふうに認識いたしているところであります。次に、十勝愛育園閉園後の対策についてであります。平成 18 年度予算審査特別委員会におきまして、中橋議員のご質問に対し、施設の廃止を含めて検討を進めるということでご説明をさせていただいたところであります。愛育園は、十勝管内唯一の肢体不自由児通園訓練施設として、昭和 45 年に供用開始されて以来、過去には定員 40 人を上回る在籍数がありましたが、近年ではご承知のように 10 人前後と利用人数の減尐が顕著であります。このような傾向は、十勝管内に限らず全国的なものでありまして、全国の同種施設におきましても大半の施設が定員割れの状況にありますことから、各施設ともその存続が危惧されているところであります。利用者数減尐の要因といたしましては、尐子化に伴い乳幼児数が減尐する一方で、新生児医療の急速な進歩に伴い、障害原因が細分化されたことなどによりまして、対象児童の重複障害化が増加傾向にあり、利用者がその療育方法に関してより高い専門性を求めていることが推測されます。近年は管内におきましても、複数の医療機関において専門的で高度な機能訓練が提供されるようになり、多くの通園者が当園と並行してそれら機関等を利用しているところであります。このような社会状況の変化と、開園以来 36 年目を迎える施設の老朽化に伴う改修、改築を勘案いたしますと、今後、町単独で施設の運営を続けていくことは困難であるとの結論に至ったところであります。また、施設運営の財源は、北海道からの措置費でありますが、利用者数減尐の影響もあり、毎年多額の町の一般財源が必要となっております。さらには、障害者自立支援法の施行による制度改正によりまして、障害児施設サービスの形態も大きく変わることが予定されております。まだ詳細については示されておりませんが、本年 10 月からは利用方法が措置制度から契約方式に移行するほか、対象施設におけます職員の配置基準及び設備基準等につきましても、より厳しくなることが想定されておりますことから、地方自治体を取り巻く昨今の社会情勢の中では、同施設において専門職を増員配置するなどの対応策は難しい状況にあるものと考えております。なお、この施設の廃止方針につきましては、本年4月に通園者の保護者並びに通園者が在住する1市3町をはじめ、私からも十勝町村会にご説明させていただき、一定のご理解を頂いたところであります。障害を持つ子や保護者の皆さん方へは、今後の対応につきまして、現在、保育及び保健の両面から支援策の検討を進めているところであり、本町の子育て支援センター等を活用し、肢体不自由児に限らず障害児全般の相談窓口や交流の場などの環境づくりに向け、十分に意を用いてまいりたいと考えております。なお、施設廃止後における通園者の受入先の見通しにつきましては、皆さん方に御迷惑をおかけすることのないよう、現在、十勝支庁あるいは帯広児童相談所の御指導を頂きながら、関係する施設と協議・調整をしている段階にありますので、受皿となる施設やその方策の内容がもう尐し具体化した時点でお伝えできればというふうに思っております。以上で、中橋議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。
質問 9番 中橋友子
それでは、まず、まちづくりの1点目からお尋ねをいたします。ただいまの御答弁では、依田地域の開発につきまして、計画が出された段階で対応をしていくということでありますが、その計画についても 27 ヘクタールから 50 ヘクタールに変更、そして、市街化区域編入が要件であるというふうにおっしゃいました。この 50 ヘクタールの計画書が正式に提出されていないということでありますので、お答えいただける範囲でよろしいのですが、この 50 ヘクタールの地目ですね。いろいろ農地ですとか、雑種地ですとか、そういうのが含まれていると思うのですが、そのことをお尋ねしたいと思います。それは枝葉のことになるのですが、私はこの問題につきましては、幕別町のまちづくり全体にとって、この事業計画が一体どういう影響をもたらすのか。果たして町全体の発展につながっていくのかどうかという観点でお伺いするものなのですが、北海道がこのように分散・拡散型から、現在、それぞれ全道の存在している既存の町について、集約をして開発する方向に変わっていった。あるいは、1回目の質問で申し上げましたように、まちづくり三法が見直されて、郊外型から中心型に変えていったというにはそれなりの背景があったということを申し上げました。今回の依田の計画は、そういった背景からいうと逆の方向に向かうことになりはしないか。町長は帯広圏も含めて、中心街、そういう位置づけもできるので、開発計画に沿って協力というふうにはおっしゃいませんでしたけれども、位置づけているということでありましたが、幕別町のもちろん今回の計画は、十勝圏全体で考えるということが一つだと思います。同時に、幕別町で考えた場合に、現在、幕別町は札内地域とそれから幕別本町と、それから糠内、そして忠類ということに、町が分散といいますか、これは歴史があってそういうふうになっているのですが、そういう既存の町がある中で、さらにその順番から言えば第5の市街地になりますが、そういうことを今の経済状況の中で進めることが、果たしてうちのまちづくりにとって正しいことなのか。町民にとって良いことなのかということが大事だというふうに思うのです。私は、今、経済状況から言いましても、それから、そのような町が現在でも市街地が四つ存在することなどから考えてみても、こういった方向に向かうことは、やはりマイナスの要因になるというふうに思うのですが、まずはそのところの見解をお伺いしたいと思います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
50 ヘクタールの地目については担当の方から答弁させていただきます。この依田地域の開発が町にとって本当に町の発展に、あるいは住民が望むような開発なのかというご質問であろうかというふうに思いますが、私どもは確かに社会経済情勢が大きく様変わりしている、そして、どんどん郊外に出てきた大型店が、今が逆に厳しい規制にあって、再度町の中へ、市街地へというようなことが現実にはあるようであります。しかし、私どもが札内川第2大橋、今でいう清柳大橋の建設から始まって、幕別新道、いわゆる帯広芽室環状線を計画し、要請をし、そして現実に立地されたと。その段階では間違いなく総合計画にもマスタープランにもありますように、あの沿線は沿道サービス、沿道商業地利用、流通系の事業で実施をしていく計画を、土地利用を持とうと、そういうコンセンサスを議会にも住民にも、そして多くの町民の皆さんにも認めていただいて現在にきているのだろうと。そのことは間違いない事実であろうというふうに思います。そうした中で、私は、今、開発業者の方がそういったまちづくりの観点の中で開発を進めようといったときに、結果はもちろんわかりませんけれども、町として出された計画に沿って開発の要請がなされれば、当然のことながら、それに対応できる協議はしていかなければならないのは我々の役目であろうというふうに思っています。ただ、結果のことをいって、頭から町は協力しないとか、絶対来てもらうために町を挙げて誘致するとか、私はそういうことは一切今までも申し上げておりませんし、今現在でもイオンの方をお会いしたこともありませんし、あくまでもそうした開発をされるという期成会の方々とのお話の中では、私は計画書を見ながら、これからも協議をさせていただきたい。そしてそのことが、今言う計画にマッチするものかどうかの判断を、また、皆さんのご意見も聞かせていただく中で努めていきたいと。もちろん反対意見もたくさんあるのでしょうし、逆に署名をもって賛成だという意見も現実にはあるわけであります。そうした中で対応をさせていただきたいというふうに思います。十勝圏全体の中では、あの地域、例えば、清柳大橋わたってすぐ帯広市の何十丁目ぐらいになるのでしょうか。ほとんど町の形態からいくと、帯広市とほとんど変わらないような状況にあるのでないかというふうには思いますけれども、確かに計画を立てた当初と大きく変わっていることも、これは現実として受け止めていかなければならない問題でもあろうというふうに思っております。
答弁 都市計画課長 田中光夫(都市計画課長は2006年6月まで)
地目でございますけども、概ねでございますが、農地が約 12 ヘクタール、既存の道路ですけど、これは道道でございますけど、4車線の部分も面積として入ってございますので、その分が約5ヘクタール、あと、雑種地を含めた合計は 33 ヘクタールでございます。
質問 9番 中橋友子
都市計画のマスタープラン、平成 15 年度に計画がされまして、私ども議会にも町長がかけた。それはその通りだと思います。それで、その中で沿道型市街地ということで位置づけられまして、全体図が描かれてきております。私どもはこの都市計画マスタープランというのは、恐らく、この中にもありましたけれども 20 年先ぐらいの長いスパンの幕別町の計画であって、都市づくりの骨格だと。そして、同時にその時々の経済状況や背景なども勘案しながら、柔軟に見直すところは見直しも含めてやっていくというふうに書かれております。ですから、それは、私は町長が言われましたように計画がある。それからそのために橋もできているというようなことについては全く否定するものでもありませんし、そういう流れの中で今回の計画も生じたということは十分認識しております。その上で今の我が町の経済状況や、それから、国全体の経済状況、それから、大型店がこれまでどんな動きをしてきたのか。十勝圏にどういう影響を当たえるのかというようなことを考えたときに、これはこの計画をそのまま良しということには、私の考えとしてはなりえないなということでお尋ねをしているのです。それで、一つには、まず、大型店の問題なのですが、実際ここではお会いされていないということですが、新聞報道等も含めてイオンということで出店を含めての計画と聞いています。このイオンという店の出店がされた場合のこの全体の十勝経済にはどんな影響与えていくのかなというふうに、私なりに考えてみたのですけれども、今、様々な指標が出されておりまして、十勝の経済状況というのが出ていますが、どの指標も、これはもう当然国全体が不況ですからいいものはないわけですね。特に消費傾向、購買力、これは大型店あるいはスーパーという形で毎年毎年指標が出されていくのですけれども、この指標を見ますと、十勝管内全体で大型店の売上げというのは、毎年減尐してきているのですね。例えば、今年の売上げは総額 22 億 4,700 万という十勝の統計調査の中で出ているのですが、前年比マイナス 3.8%、それからスーパーの売上げが、これもこの4月時点ですが、トータル 31 億 8,700 万でマイナス 2.3%。前年度比マイナスというのは今年だけではなくて昨年も、それからその前もそうだったということで、全体に購買力は低下しているのですね。それから、では人口の状況はどうかというふうにみますと、これまた十勝は長く 36 万都市というふうに言われてきましていたのですが、現在は 36 万を切っているのですよね。この数字でも今年度の3月末では 35 万 8,439 人、これはもう平成 17 年の3月末、16 年の3月末も36 万を切っています。一時 16 年の9月の段階で 36 万ぎりぎりまで上るのですがまた落ちていくというようなことで、全体の人口の張り付きも増えてはいません。微減です。購買力ももちろん落ちています。そういうところに全体のですから消費とかというのは、大型店ですから十勝だけを見て、北海道全体の動きもあるというふうには思いますが、基本として十勝と考えた場合には、そういった限られたパイをやはりもう一つお店が出てくることによって、もっと細かく分けていかなくてはならないというような状況になると、当然、他の既存のスーパーだとか大型店に対する影響は大きくなるというふうに思います。それで、これは前回質問したときにも申し上げたのですが、実際に今、幕別の町もこの都市計画のマスタープランの中でも随所に出てくるのですけれども、やっぱり既存の商店街が苦労しているということが書かれているのですよね。空き店舗が増えている問題、それから疲弊している問題、いろいろあります。ここにもまず力を入れなければならないというときに、先ほど言ったように全体の経済動向が下がっているところに大型店が出てくるということになると、これはやっぱり問題になるであろうというふうに思います。まず、そこでどんなふうに御認識されるでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
人口問題あるいは売上げが減尐している問題、これはなかなか1町村だけでは十分分析できない問題であろうというふうに思っております。今、盛んに日本の景気も回復傾向にあるといいながらも、まだまだ町村までくるとそういう兆候は見られないというようなこともありますので。これは私どもが今どうこう言える問題ではないのかと思いますけども、ただ、既存商店街とのかかわりでいいますと、これはもう非常に昔からといいますか、古くから何とか既存商店街の復興といいますか、活性化ということでいろんな手法、あるいはいろんな相談というか協議する場を設けたりしながら今日にきています。もちろん商工会があったり、商店街振興会との協議があったり、あるいはこれは幕別も札内も両方そういう期成会でしたか、協議会をつくっていただいて、先進地の視察を行ったり、行政と商工会と、そして商業者と、その自ら参加した中でいろいろな協議をしてきた経過があるのですけども、なかなかというよりももちろんないのですね。これをやれば商店街が活性化できるなんていうものはあり得ないわけでありまして、結果的にはその話も中途のままで流れてしまって現在に至っているということでありまして、私どもも、これは当然のことながら行政がやるべき仕事と、商工会なりあるいは商業者自らがやらなければならないこと。それぞれがあって商店街の活性化、商店街の振興につながっていくのだろうというふうに思っていますので。私は諦めたとかそういう意味ではもちろんありませんけど、できることならもちろんそういう商店街、昔のような賑わいを見せる商店街でありたいということは、これは皆さん同じだというふうに思っていますけど、なかなかその手法が難しいのは今も同じでありまして、引き続きといいますか、機会があれば、さらに良い方法に向けて、商工会や商店街の皆さんとの意見交換、あるいは協議の場をもっていければというふうに思っております。
質問 9番 中橋友子
これまでも市街地については様々な計画をつくられまして、コンサルにも出したりして頑張ってきたというのは、私も理解をしております。本当に全国的な状況ですから、我が町だけで解決できるというふうにも思ってはいないのです。ただ、そういう状況にあるにもかかわらず、また、大きなお店ができてしまうと。これがそれこそ薬になるどころか逆に病のところにもっとひどい状況においてしまうというようなことを心配するものですから、この計画については一考を要するというふうに思うのですね。それからもう一つ、大型店の問題として全国でイオンだけではないのですが、大型店の商法といいますか、手法として、スクラップアンドビルドといいまして、とにかく出ていって、一定程度の利益を得ると。それがちょっと下降にくると撤退するというようなことが。できたときはいいのだけれども、その後がやっぱり大変だというような、そういう声を全国にあちこちから聞いております。このこともやっぱり心配するわけですね。調べましたら、全国で今、04 年の数字ですが、イオンは百五十数店舗展開されているということでありますが、これは去年だけでも、イオンだけではありませんが、大型店で 92 店舗が閉めているというようなことがありますので、そういうふうになったときに、うちの町がせっかく計画をして呼んだ、しかし、さっきのような人口も増えない、経済状況も良くないという中で撤退なんていうことも当然やっぱり心配をしておかなければならないことだと思うのですよね。その辺も是非踏まえていただいて対応していただきたいというふうに思います。それからもう一つ、私、公共投資の関係でお尋ねしたのですが、実はこういうふうにまちづくりをしますと、必ず私の町の幕別の責任分野というのが出てきまして、インフラ整備でお金を出していくようになりますよね。前回の企画であると8億円程度であったということでした。私、なかなかこの辺がわからなかったものですから、ちょうど町長が今帯広と近いということで、隣の町帯広の、イオンが実はここの計画の以前に計画していたのは、川西、稲田に計画をされておりましたね。そのときの公共投資が幾らになるのかということを調査させていただいたのです。調査といいますか、これは帯広の議会で取り上げられておりまして、一昨年の6月に正式に答弁されて、この川西、稲田の事業は総面積で 88.1 ヘクタール、ですから今回の 50 ヘクタールよりは多いですね。総事業費が 90 億、中身は一緒ではないですから違ってくると思いますが、総事業費 90 億で、そのうち帯広市が直接工事を実施する道路、下水道、いわゆる基盤整備ですね。これに 27 億円、あそこは住宅も入っておりましたので、保育所ですとかそんなことも計画されておりましたので、そのほかの公共施設に 32 億円、これだけきちっと積算書の中に入っておりました。さらに、その地区外の関連する道路ですとか下水道、今回も例えばあそこにできたとしましたら、どこからその下水とか上水を引っ張られるのか、リバーサイドあたりからいくのかとかいろいろ思うのですが、そういう地区外の工事で、この稲田の計画では 31 億円というふうにきちっと答弁されておりました。こういうふうになってくると、うちの町もそういうところに、これと同じとは思いませんが、それなりの投資を必要とするのだろうと思えば、なおのことそういった大型店の商法の在り方や全体の十勝の経済圏の問題や、もちろんうちの町の在り方も含めて、地権者との対応を是非やっていただきたいというふうに思います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
スクラップアンドビルド、今言うようにイオン自らが開発行為をもって開発するわけではなくて、期成会が開発して、そこと賃貸なり何らかの契約を結ぶ。当然そういうスクラップアンドビルドの恐れもないとは、もちろん言えないのだろうと思います。ただ、先日も新聞を見ていますと、釧路市あたりが今、イオンが第2号店の進出計画があって、釧路市長も大分悩んでいるというようなことが出ていましたけども。そういった現実的な対応、あるいは先ほどの売上げが下がっているとか、人口減が続く中で、進出してそれでなおかつ採算をとってやっていけるかどうか。そういうような判断というのはなかなか我々よりは、さらに専門的なものが必要になってくるのだろうというふうに思いますけども、私はもちろんそういうお話も聞いたこともあります。ですから、そういうことも頭に入れておかなければならないことではあろうというふうに思っております。それから、公共投資について、帯広の場合は面積もそうですし、区画整理事業ですから、うちだって区画整理やるときには、受益者以外の分、町の持ち出し分は出てくるわけですけども、今回やろうとしているのは水道も札内新道まで、下水も恐らくリバーサイドの外れまで、みな本管はいっていますから、そう大きなお金はかからないということが一つあったのですけども、そしてこれは別にイオンが来るから来ないからではなくて、あの地を開発するためには、これは町としてはそれだけはやらなければならないわけで、決してイオンのためにやるとか期成会のためにやるのではなくて、町があの土地を開発するためには、そのぐらいの下水道、水道あるいは道路としての資本整備は必要だということでありますので。その点もご理解いただければと思います。
質問 9番 中橋友子
その区域外の整備につきましては、事業がスタートすれば、それはイオンでなくても当然生じることだと思います。しかし、そういう計画にしても、町は必ず今全体の経済状況の中で、その計画をもって、こういう投資が必要とするときに順次やっていくわけですから。今、具体的にこういう計画が進められると、そういうことが決まれば当然優先というふうになりますので、その点も十分考慮していただきたいというふうに思うわけです。それと、私はそういう観点から総合判断をしていただきたいということでありますが、とにかく既存の町、頑張ってきたのだけどなかなかいかないということではありますが、そこに本当に町全体が力を注いでいく必要があると思うのですよね。例えば、今回、ここにもありましたけれども、2番目に入っていきますが、札内の駅に素晴らしい駅の横のユニバーサルデザインの一つになりますが、バリアフリー化されました。あれはやはり、あのエレベーターは町の中に人を呼ぶという一つの大きな目的が、駅だけのためではなくてあると思うのですよね。そうなってきますと、やっぱりそれに応えうる知恵を、商業者はもちろん町全体でやっぱり挙げていくということも大事だと思うのですね。そこで、ユニバーサルデザインの問題と、その市街化の活性化の中で、確かに今町長おっしゃられたように、そのエレベーターも含めていろんな努力をされてきているのですけれども、私一番遅れているといっていいのでしょうか、歩道の段差の解消という点については、例えば、障害者が車椅子で日常的な生活をする。買物に行くですとか、銀行に行くですとか、そういうような日常生活を送ろうとした場合に、まだまだ、今、例えば札内だったら札内の市街地の中でスーパーに行くとかというふうになると本当に障害がいっぱいなのですよ。これは何年か前に私たちも委員会で車椅子に乗って調査もしたことあったのですが、その都度、改修を期待するのですけどなかなかいかない。既存の道路はなかなか難しいということを言っておられましたけれども、やっぱりそういうふうなことが大事だと思うのですよね。そうすると、そういうところに対する投資などもやっぱり必要になってくると思いますので、こういう点では、是非力を入れていただきたいと思いますがいかがでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
歩道の段差の解消については、これはユニバーサルデザインもそうですけども、確か障害者福祉計画の中でも実態調査をやって、そして箇所付けをさせていただいたというふうに思っております。ひょっとして駅前のことでありますと、あれは道道ですので、うちとはちょっと違う。そういうことで段差解消に努めてまいりたいと思います。
質問 9番 中橋友子
それでは次、格差社会の現状と対策についてお伺いするものです。実は、この格差社会についてお尋ねしたのは初めてです。今、特に問題になってきているということもありまして、うちの町の現状ということをきちっと押さえたいという思いでお尋ねをいたしました。ここでは、町長最後に実態と要因を十分分析して、今後対応していくことが非常に大事だということをおっしゃっていただいたのですが、私もここに尽きることだと思うのですね。それで、この出していただきました上の7項目の指標、どれをみてもやはり悪化しているというふうに思います。例えば、生活保護世帯の高齢者の受給率も7ポイント、この数字の中で、平成 16 年から見て上がっていますし、それから教育扶助も 88 人の増ですとか、国民健康保険世帯も 167 世帯増えてきていますね。この指標を出していただいて、このわずか3年の間にも格差が開くといいますか、こういう指標はやはり貧困化といいますか、そういう方が正しいかと思うのですが、そういう状況になっていくのですけれども、これからも調査されていくということでありますので、私はできればこのスパンをもう尐し広げていただいて、調査年数をここは3年で出していただきましたけれども、私は実態を知るという意味で、今回は年数、何年間のというふうには申し上げなかったのですが、もう尐し広げていただくと、もっとよりリアルに実態が出されるのかなというふうに思います。それで、そのような調査を求めたいということと、問題はやはりこういう所得格差が開く中で、いろんなサービスも含めて機会の均等というのがありますが、それに不平等が生じてはいけないということが一番大事だと思うのですね。そこのセーフティネットといいますか、国の問題ではあるのですが、しかし、町としてその視点で今後の政策に当たっていただきたい。これは本当に希望するところですが、いかがでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
数値の関係については、御提言いただきましたように、対応できるように調査したいと思います。それから、機会均等、不平等、これは格差社会、私も根本はやっぱり国の問題だというふうに思います。町村で言われてもやれることの限界というのはどうしても出てくるのだろうというふうに思っております。私の方から言わせれば、同じ町村にあってさえ、都市と郡部、地方との格差がますます広がっているというようなことで、私自身の方も格差是正をお願いしたいという。正直言ってそれぐらい今の都市と地方との格差というのも広がっているのだろうというふうに思っております。いろいろな課題はきっと我々もあるのだろうと思いますが、お話にありましたように、町村としてやるべきことについて、これからも真摯に取り組んでまいりたいというふうに思います。
質問 9番 中橋友子
それでは、3番目の質問に移らせていただきます。愛育園のことでありますが、先のことはまだ決まっていらっしゃらないのですね。その点については方向性が見えた時点できちっと示していただきたいというふうに思いますが、町長のお答えの中で、閉園に至る過程、何度もお尋ねしておりましたので、その点は理解、閉園を理解するといいますか、子供さんが尐なくなってきている現状などについて承知をしてきたところなのですけれども、ただ一つ認識として利用者がグンと減ってきていることについて、町長は別な高い専門機関に対するニーズがあって、そちらに行っているから尐ないのだということを推測しているというようなお答えだったのですけど、私、ここだけはちょっと疑問を持っているのですよ。といいますのは、多いときは 40 人ぐらいでしたよね。それで障害者の数はやっぱり増えているのですよね。それで、これも是非お答えいただきたいと思うのですが、そういうその障害を持った子供たちを、きちっと余すことなく掌握するというシステムですね、そこがどうだったのかというふうに実は思うのです。多分、うちの町はそういう障害を持った子供さん、もちろん親御さんから自発的に出されるということがあるでしょうが、乳児検診だとか、6カ月、1歳ですか、それから2歳とかという検診の中で掌握されて、それを関係機関につないでいって、そしてその対応するというやり方でないかなというふうに思うのですけれども、その辺のきめ細やかさがどうだったのかというふうに思うのです。実は、私、この施設がなくなってしまうのだろうなという思いで、ではその後どうなのだということで関係する人たちのいろんな意見を聞きましたら、是非、十勝管内で、昔は母子通園センターと言っていたようなのですが、何箇所かそういう障害者に対応する町独自の施設を持っていってやっているので、是非研究してほしいということを言われまして、先日、大樹町に行ってきたのです。大樹町は大樹町だけでやっているのではなくて、南十勝全体の支援センターでありましたから、忠類も入っていましたから今度はうちの町もかかわって一緒にやっていくことになるのであろうなと思うのですが、そこでは、本当にうちの町はなかなか職員も雇えないということでありましたけれども、正職員の方5人と臨時職員の方3人、正職員の方は何と本当に専門家なのですね。言語聴覚士であるとか、それから心の専門、臨床心理士というのですか、そういう方ですとか、養護教員ですとか、そういう方が本当に専門のスタッフをつくって、ケア会議をやりながら、南十勝全体の、通っていらっしゃるお子さんも、お尋ねしたときは 120 人ちょっとだったのですけども、年度末には 140 人になる。もちろんこれは肢体不自由児だけではありません。言葉から、それから多動症とかいろいろあるのですけれども。その専門のスタッフの方たちが、すごい力を入れてきたのは、障害を見つけるのはやっぱり 10 カ月とそれから1歳半という、ここが一番キャッチをしやすいということで、1歳6カ月検診というのを、余さず掴もうということを目的にやられているのですね。そして、その全町の状況を掌握する中ですくいあげて、相談や支援活動をずっとやっていく。0歳から 15 歳まで対象にやっていくというような素晴らしい事業を展開されておりました。うちの町も、私はこれからの展開のそういう方向があるものですから、必ずしもそういうことができるというふうには思っていないのですけれども、そういった落ちこぼしをなく、全体を掌握して、さらにうちの町としてきちっと相談は続いていけるぞという体制、ここが非常に大事だと思うのですよね。いかがでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
先ほどもお話し申し上げましたように、昭和 45 年に十勝愛育園が開設されました。一時は定員四十何人がびっちりになるぐらいいたのですけども、ここ最近、ここには資料を見ますと平成 13 年度がピークで 26 人なのですけども、このときでさえ幕別町の住民はゼロ、平成 14 年からずっと下降して、今現在は8人、幕別町からは一人という実態でありますから、私もお子さんを持っていらっしゃる保護者のことを考えると、胸の痛む思いもするのですけども、そろそろ自治体としてはもう限界かなというふうに思って廃止の方向で決断をしたわけです。それと、いわゆる掌握システム、お話にありましたように十勝愛育園に措置する措置者は、帯広児童相談所によって措置されるわけですから、お話にありましたように、検診で障害のある方については、児童相談所の方につないで、そこで愛育園がいい方は愛育園にというような措置をされる方法であります。南十勝の例もありましたけども、南十勝もうちの町の構成員になるわけですから、お話も聞かせていただきました。協議会でしたでしょうか、運営委員会でしたでしょうか。私も1回出させていただきましてお話を聞きました。そういったこともありますので、今後どういうふうになるかわかりませんけども、もう一つは、先ほども答弁で申し上げましたように、新しくなるさかえ保育所の中で、うちの子供は今言ったように一人か二人を、これはうちの保育の中で入っていただくことも可能だと思いますし、また、新たなそういう通園施設ができれば、当然それに伴う助成等の措置も講じていかなければならない問題も出てくると思いますけれども、何としてもやっぱり早く発見をさせていただいて、訓練を受けていただくことが大切なことだろうというふうに思いますので、福祉課を中心にしながら取り組んでまいりたというふうに思います。
質問 9番 中橋友子
その児相につなぐまでの過程というか、そこがもう尐し見直してもらう必要があるのでないかなというふうに、絶対問題だというふうに、私も押さえているわけではありませんから、そういうのではないのですが、全体として幕別町が長期にわたって利用が尐ない、結局町長が言われるように児相からまわってくる人がいないということですよね。そうすると、子供たちと児相との関係はどうだったのかということもやっぱり心配するわけです。ですから、そういう点で是非、まだまだ南十勝の場合は協議会を持ってやっていらっしゃる。あるいは、スタッフの方たちが直接子供たちの中に出向いていっているとか、いろいろな事業をやっておりました。ですから、そういうのも十分研究していただいて、とにかく困っている子供さん、親御さんを放置しないという、その姿勢を貫いていただきたいというふうに思いますがどうですか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
今、児童福祉の関係も、児童相談所が措置しないというよりも、児童相談所がどうですかといっても、いろんな先ほど言いましたように病院等があるものですから、どうしても愛育園だけには通ってこないというのが多い。特に、最初のころの、先ほど言いましたように、40 人も子供さんがいるときには、旭川の療育センターから週1回とか2週に1回、先生が通って来ていただいたのが、だんだん減っていく。今は年の4回、旭川から来ていただくというような状況なものですから、そういったこともやはり減っていく要因の一つになっているのかなというふうに思います。ただ、保健所につなぐ過程においては、今、保健師ですとか保育士ですとか、あるいは愛育園もそうですし、ことばの教室なんかの担当職員が集まって、連絡会を設ける中で、いろいろ問題点については拾い出しをしたり、児相への紹介というようなこともやっているようでありますので、これらをさらに充実させていきたいというふうに思います。