森町議会 令和3年第1回 3月会議 2021年3月4日
地域おこし協力隊について
2021年3月4日、森町議会の一般質問で、松田兼宗議員が「地域おこし協力隊について」質問し、町長 岡嶋康輔が答えました。
- 聞いた人
- 松田兼宗 議員
- 答えた人
- 町長 岡嶋康輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 14番 松田兼宗
それでは、5問ですので、ユーチューブで生配信されるという、それを記念しまして5問にしましたので、時間内で終わらせたいと思いますので、ご協力をお願いします。それでは、最初に通告に従いまして、質問させていただきます。それでは、地域おこし協力隊についてということで、地域おこし協力隊とは、人口減少や高齢化などが進む地方において、地域外の人材を積極的に誘致し、その定住、定着を図ることで意欲ある都市住民のニーズに応えながら、地域力の維持、強化を図っていくことを目的とし、平成21年度から総務省が始めた制度であります。森町では、企画振興課で移住定住支援と地域ブランドPR支援などを手がけるために、平成31年2月に1名、その9月に1名、そして今年1月に1名の計3名の方が地域おこし協力隊に就任しています。そして、来年度農林課において、地域ブランド化に向けて道南杉の新たな可能性を探るためにこの制度を活用しようとしております。そこで、以下質問させていただきます。地域おこし協力隊制度の活用の成果と今後の課題について、まずお聞きします。また、移住定住促進と人材確保の観点から、ほかの関係各課も積極的にこの制度を活用すべきと考えますが、いかがでしょうか。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。人口減少が進む森町において、持続可能な地域づくりを進めていくため、地域の担い手の確保と移住者を増加させる施策は非常に重要であると受け止めております。地域に人を呼び込む施策の一つとして地域おこし協力隊制度を活用する中で町が求めている成果は任期である3年間に何をしたかという視点ではなくて、森町に隊員として移住し、3年後にこの森町に定住していただくことであります。その上で、現在までそれぞれの隊員が持っている固有の技術を生かし、地域ブランド商品のPR記事作成や移住フェアなどでの移住相談、配布するノベルティーのデザインなど、多岐にわたる成果を残しているものと認識しています。今後の課題として、これから任期を迎える隊員の定着率をいかに高いものにしていくかが上げられます。引き続き移住者の視点を生かした地域づくりを通じて、隊員が森町に愛着を抱いてもらえるような受入れ態勢を構築するとともに、現在制度を活用していない他の課、部署において地域おこし協力隊制度の活用について積極的に検討できる体制を整えてまいります。以上です。
議員の再質問 14番 松田兼宗
まず、1点目の、今の成果というか、それについて最終的には定住していただくのだという話なのですが、私だけなのかもしれないのですけれども、どうも目に見えた活動というのが見えてこないわけです。その中で、実際に定住していけるのかなというふうに思ったりもして、疑問があります。というのは、今回コロナの関係で報告会を中止になったりもしているというのもあるのでしょうけれども、最初の方はSNSで情報発信すると当初から言われているわけです。とすれば、どの程度やられているのかなと実際調べてみました。そうすると、インスタグラムで主にやっているのでしょうけれども、写真が中心で、その中のフォロワーとか何人かいるのですが、自分の趣味の範囲内でいいのでしょうけれども、もっと裾野を広げていくというか、情報発信するわけですから、本当の仲間内というよりも、もっと森町のホームページとかを使った形。むしろSNSというのは、ほとんど森町の場合使われていないのが現状なわけです。とすれば、その部分を任せるとか、そういうことをする中でやると、もっと町民の人からも目に見えてくるのかなと思ったりもします。さらには、実際見ていると、役場の中で机に座っている部分が多いのかなと。実際は、そんな状態で森の町に定着していくことはどうも考えづらい。というよりも、もっと広く町民との交流を深めることによって、それが将来自分が定住して食っていくわけですから、生活の糧になっていくような人間関係をつくっていくことからすれば、役場の人の人間関係よりも、むしろ産業関係の人とのつながりというのが必要なのだと思います。それをもっとやるべきだと思いますけれども、その辺今後どう強化していくかということに対してどう思うかということです。それと、今後の各課の部分なのですが、北海道内でどれだけ地域おこし協力隊の関係の人を受け入れているかということを見ると、圧倒的に高いのは東川町なわけです。私が知っている時点でまだ増えているのか減っているのか分からないのですけれども、42名なわけです。それほど受け入れられるというのもまたすごいなと思って、問題が一方ではあるような話もちょっと聞いています。そういうのもあるとすれば積極的に、人手不足ってやっぱり役場の中も同じだと思うし、定住対策の意味からすれば多ければ多いほどいいわけではないのだろうけれども、その人たちが町に残ってやっていくということを考えれば、もっと各課に広げていく必要があるのかなと。ちなみに、鹿部は4名です。私の知っている限りでは4名。八雲町で4名という形になっていますので、その辺先ほどは積極的にやっていくという話なので、ほかの町を見てどう思っているのかという話。もう一点、総務省のほうの話を見ると、約4割が女性だという話で書いているわけです。そして、7割が20代から30代という年代層の人が隊員になっているのだというのはあります。そして、さらに言うと約6割の人が定住しているのだというふうな、かなり効果的な部分になっているという状態みたいですので、それに見合うだけの森町もこの地域おこし協力隊を有効に活用してやっていくべきだと思いますので、再度その辺も含めて答弁をお願いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。松田議員ご指摘の点、地域おこし協力隊の隊員の活動内容、成果を含めて、もうちょっと町民の方に知らしめられる、そういったものを工夫してもいいのではないか。確かにそのとおりでございまして、それはやはり行政としてもしっかりとサポートしていくべきことであると私は認識しております。本人というか、隊員それぞれなのですけれども、先ほどお話にもあったとおり、それぞれお持ちのSNS等を使って、本当にしっかりと皆さん発信されています。私もとある協力隊の方のアカウントをフォローして常に見させていただいているのですけれども、本当に多岐にわたる、議員おっしゃったとおり趣味から仕事から、その人の才能をフルに生かして、それを森町の魅力に変換して発信しているというのは、私は本当にすごく頑張ってもらっているなというふうに思っているところでした。そして、たまにはやっぱり役場の中で仕事することもあって、偶然それを御覧になってというのももしかしたらあるのかもしれないのですけれども、今日も早速2名の隊員が町外のほうに、ちょっと用事があって企画振興課のほうに行きましたら、早速9時前に出かけていって、やらなければならない仕事があるのですよというふうにおっしゃっていました。地域とのそういうコミュニケーションですとか、定住するのであればそういう経済の方とのコミュニケーションをしっかり深めていく必要がある、それは本当にそのとおりであります。そういう部分も、私も本当に行政に入るまではいろんな経済団体に加盟して活動してきておりましたので、そういった方々をうまくつないでさしあげるとか、そういったことも私個人でもできると思いますし、当然議員の皆様方もたくさんのそういう人間関係をお持ちでいらっしゃると思いますので、その辺はぜひこれからもご協力いただきながら、しっかりとそういう隊員の定着に向けて体制をつくっていきたいなというふうに思っております。それで、どのくらいの人数を今後地域おこし協力隊で思っているかという話なのですけれども、多ければ多いほどいいということでもないのは確かにそうだとは思うのですが、本当にほかの市町村で活躍している彼らのそういう活動ですとか、この当町で各原課が抱えているいろんな課題に対して彼らの協力を得られれば、本当に一歩も二歩も前に進めれるような、そんな効果が私はあると感じております。この場で具体的に私が数字が言ってしまうのもなんなのですけれども、本当に原課につき、特に経済の漁業ですとか、農林課もそうですし、商工業もそうですし、企画ももちろんそうなのですけれども、本当に人材、さらには外部からのそういうやる気ですとか思い、そういう意識を持った人間がこの森町の役場で職員の一名として働いていただける、そういうことであればもう何名でも私は、議会の皆様が許していただけるのであればご提案していきたいなというふうな思いではおります。その前に、やはり定着という言葉もございますし、結局は選ばれる立場であると私は思うのです。これだけ制度を活用して人を集めようとしている市町村はいっぱいありますから、まずはどこまでできるかというのも、これもまたお金のかかる話でもありますし、議会の皆さんにもご相談させていただきながら決めなければならないことであるとは思うのですけれども、来ていただけるためにいろんな条件も整えたり、いろんな仕組みを整えたりしていかなければならないので、そういった点も含めてしっかりと構築して、できる限り許していただける限りたくさん地域おこし協力隊の皆さんに来ていただければなというふうには考えております。それと、最後に1点だけ、これも私いろんなところでお話しさせていただいていたのですけれども、関係人口という言葉が今ございまして、これも本当に今日の話だったのですけれども、とある方からお電話いただきまして、移住したいと言っている町外の人がいるのだけれども、以前森町の役場で働いている、とある地域おこし協力隊の方と話ししたことがあるらしく、その方を紹介してもらえないですかというお電話を町民の方から、本当に今日なのですけれども、いただいたのです。ですから、多分意識してそういう活動を地域おこし協力隊の方はされていると思うのですけれども、まさに彼が移住してくる。その視点を生かして、さらに移住者を引き寄せる。そういった関係人口が関係人口を生む、そういった仕組みをもう暗に彼らは行っています。そういった点も、なかなかそういうのは表に出づらいのですけれども、もし機会があれば直接地域おこし協力隊の各それぞれの方にお話ししていただければ本当に喜んで彼らは話し、説明すると思いますので、よろしければぜひ直接本人からお話聞いてみてもらえればいいのかなと思っています。以上です。