みんなの議会

知内町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月12日

移住人口を増やすため、新たに魅力ある施策の展開を

2019年12月12日、知内町議会の一般質問で、笠松悦子議員が「移住人口を増やすため、新たに魅力ある施策の展開を」について質問し、町長 西山和夫、まちづくり政策室長 三原知明が答えました。

聞いた人
笠松悦子 議員
答えた人
町長 西山和夫、まちづくり政策室長 三原知明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 笠松悦子

それでは、質問させていただきます。質問事項と致しまして、『移住人口を増やすため、新たに魅力ある施策の展開を』ということでさせていただきます。よろしくお願い致します。人口減少社会の到来により、社会経済や地域社会の状況が大きく変容する中、地方自治体においては、持続可能な行政サービスを維持するための対策が迫られているところであります。知内町では、第6次知内町まちづくり総合計画において「誰もが輝く定住・移住・交流のまち」とテーマを定め、移住者を増やすための居住環境の整備と情報提供、また発信体制の整備を進めているところであります。特に道内外における移住フェアでは、魅力ある移住環境や農業体験プログラムなどについて、積極的にPRしているものと認識しております。しかしながら、知内町が将来に亘って、安心して住み続けられる町として維持していくためにも、もっと魅力のある移住施策を進めなければ、知内町における移住人口は増えないものと考えられます。そこで、今、新たにもっと魅力のある移住施策の展開を進める考えがないか、町長さんにお伺いしたいと思います。

町の答え 町長 西山和夫

お答えをさせていただきます。本町の人口は、昭和35年をピークとして減少局面へ入り、現在は4,300人まで減少している状況でございます。このため、人口減少を抑制し、安心して住み続けられる持続可能な知内町を将来に引き継いでいくためには、子供からお年寄りまでの誰もが住みたくなる、そして安心して住み続けられる魅力的なまちづくりが必要である、との考えのもと、現在「第6次まちづくり総合計画」及び「まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づいて、定住・移住対策や子育て環境の充実などに取り組んでいるところであります。その中においても、一次産業が基幹産業である我が町にとって、地域産業の担い手確保は重要な課題であることから、町では各産業団体と連携しながら、道内外への情報発信のほか、各地へ出向いての移住相談会の開催などの取り組みを進めているところでございまして、その結果、徐々にではありますが確実に成果として出てきており、現在、地域産業担い手センターは5室中4室が入居中という状況にあります。魅力ある移住施策ということでございますが、本町の移住者確保に向けたプログラムは、18ワンストップでの相談から始まり、担い手センターを利用した短期の生活体験、次に移住者の意向に沿った就業体験、そして移住後も担い手センターで一定期間暮らせるほか、住宅を新築又は購入した場合には世帯の人数に応じて一定額の補助を行うなど、他地域ではなかなか真似できない、大変魅力的な仕組みであります。そのうえで、今後充実させるべき部分と致しましては、こうした魅力的な仕組みや地域情報を如何にして広く発信していけるかであると考えているところでございます。今後も、地域産業担い手対策連絡協議会を核として、こうした情報発信や体験受入れ活動を継続していくとともに、新たに農業系大学校や専門学校での相談会の開催なども視野に入れ、積極的な姿勢で取り組んで行きたいと考えております。また、この9月からは新たにインスタグラムやフェイスブック等のSNSを活用した定期的な地域情報、移住情報の配信を開始しております。フォロワー数が短期間で700名を超えるなど、順調に関係性の構築が進んできておりますので、今後は知内高校卒業生とのSNSを活用した継続的な関係の構築も視野に、知内町出身者のUターン促進を図る取り組みも含めて、総合的に移住施策の展開を図っていきたいと考えておりますので、ご理解をよろしくお願いを申し上げます。

議員の質問 3番 笠松悦子

本当に一生懸命やっていると思います。私もいろんな機会がありまして、いろんな所で私達の住む知内町は、本当に海の幸・山の幸にも恵まれ自然に溢れた町、また歴史の深い所だということを本当に発信して参りました。そこでですけれども、そういう移住フェアとか、そういうとこPR活動での手応えがあるから、こうして何組かとか来ていただいて、体験して、せっかく素晴らしい施設に泊っていただけているんだと思います。出来ればそのPR活動の時の手応え、また、やっている最中にもっと何か違うかなってこと感じたことがあるかどうか、そこのところを聞かせていただければなと思いますけれども。

町の答え まちづくり政策室長 三原知明

ご説明致します。今年度もですね、札幌ですとか、東京ですとか、各地でそういった取り組みを行っていますけれども、手応えとしてはやはり我が町の場合、事業者の方もかなり深く連携、協力していただいておりますので、そういった体制が出来ていると。農業やりたいのであれば、こういうプログラムが考えられますよと。そういった事がPR出来るというのが非常に私どもとしては強みだというふうに思っております。それから難しさとしてはですね、やはりターゲットをある程度絞ってPRしていかないと、様々な思いの方、様々な希望を持たれている方がいらっしゃるので、そういった、ただ広く情報発信するだけではなくて、ターゲットを絞りながら的確なそのターゲットに向けた情報発信していくというのが必要かなというふうに感じています。

議員の質問 3番 笠松悦子

19その通りだと思います。ただ広げていろんな方に来ていただくという方法もありますけれども、やっぱり迎える側としては本当の人を迎えたいと思いますので。その中でですけれどもね、実は私も一人預かって、今、この政策の中で住宅を新築するならば、町としていくらかの補助金なりなんなりというそういう制度を利用して、今、家を新築しました。ちょうど2年になります。その子、ここに来てから。その人に私、来た時に、聞いた時に何で知内を選んで来たのって言ったら、いろんなその人はフェアに行ったんじゃなく、神奈川から来たんですけれども、フェアに行ったんじゃなくネットで見て知内の子育ての素晴らしいところを見たというんですよね。生まれは七飯だったんですけれども、だからやっぱり丸っきしこっちを知らない訳じゃなく、この自然の素朴なところが良い、そこで暮らしてみたいということで来たみたいなんですけれども、そういうやっぱりこの住宅に関する助成制度というか、そういう制度はどこ見てもないと思うんです。本当に素晴らしい制度だと思いました。それに一番魅力も感じたということで、ここで根付いて子どもを育てたい、それがあの人達の希望です。やっぱりこの制度も凄い当たっていると思います。多分、この制度の中で、ここで住宅、何団地でしたっけ。そこの団地で何軒か、それ以外に建ててらっしゃいますか。

町の答え まちづくり政策室長 三原知明

ご説明致します。今、おっしゃられたのは、セミオーダー住宅の制度だと思います。定住団地の区画で所有者というか、入居される方の意向を取り入れながら設計して、建築して長期的にお貸しするという制度ですけども、現在、その制度を活用された方は3名いらっしゃいます。

議員の質問 3番 笠松悦子

やっぱり移住者にとって居住というものは、凄い魅力だと思いますので、これは是非いろんな形、もしかして時代と共に変わっていくかもしれませんけれども、こういう形はやっぱりここならではだと思いますので、続けていただきたいなと思います。それと今ですね、私もたまたま若い人達との繋がりが多いこともありまして、知内高校、この中でまた知内高校生とのという答えもございましたので、知内高校の卒業生なんですけれども、たまたま家に集まる子ども達が居まして、知内出身ではないんだけれども知内高校に来た。それで3年間ここで暮らしたら、やっぱり自分の育った町とここでの3年間、ちょうどいろんな多様な時期の中で暮らした町のそのことが良かったということも聞いていました。男の子達だけなんですけれども、女の子は隣町とか近くの子なんですけれどもね。その中とそれとまた今、農家の方でもUターン、息子さん達がどこかに就職して戻ってくる方が沢山増えています。そういう方々を取り込んだようなインスタグラムだとかSNSだとか、本当に素晴らしい発想だと思います。そういう中でどんどんとやっていただきたいんですけども、是非、外に出た人が我が知内生まれの人達ですけども、一度外に出てみて外の世界を見ながら、やっぱり我が町が良いって戻って来たくなるような、その魅力のあるまちづくりに今後していっていただきたいと思うんですけれども、町長さんの方ではそういう何か夢っていうか、希望というか、考えがもし今、ありましたらお聞かせ願えればなと思います。20

町の答え 町長 西山和夫

セミオーダーに関しては、残念なことに今年度募集を停止しております。そして、次年度以降の事業展開というのは、今のところ考えておりません。確かに今、笠松議員が言われるように魅力的な政策の一つだっただろうと思います。ただ、一軒建てるのも3,000万以上掛かり、今年二棟建てましたので、今建設中でありますけれども6,000万以上の負担もあります。また、これから長期的な維持管理も出て来ます。それらを考えた時に果たして今、財政的なもの、負担大きいだろうということで、今、そういう方向で、中止する方向で進んでいるということだけは理解していただきたいなと思います。また、知内高校に町外から通って知内は良い町だという、まず、そう感じて貰える土台が、たぶん知内町にはあるんだろうなと思います。まして町外から基幹産業、農業の体験を経て、今、継続的にやっている方も居りますし、最終的には担い手として独立して、また新たな家族を形成しながらこの町を楽しんでいただければという思いは一緒なんだろうと思います。ただ、今、先ほど言われたようにいろんな施策の展開の仕方、お金を掛ければどんどんどんどん、たぶん出来るんだと思います。ただ、知内町の財政だけではそういう展開が出来ませんので、国・道なりの政策的な支援もいただいた中でどれだけどういう事業がやり切れるのか、それらを網羅しながら今、方向性を検討しているところであります。ただ、今、いろんな課題あります。認定子ども園もそうですし、郷土資料館もそうですし、きらく町内会も課題として上がっておりますので、まして今回、しりうち対話集会の中で将来的な施設の統合というお話も出ておりますし、その後させてもいただいております。それらを総合的に考えた時に、まず基本は自分達が自分達の町に誇れるという、笑顔で暮らせる体制づくりが、まず第一なんだと思います。それらを感じて町外からもいろんなそういう情報発信することによって、良い町なのかどうか、まず体験してみたいという形が増えてくれば大きな知内町の発展にも繋がるだろうと思いますので、その辺は総合的に考えていきたいと思います。

議員の質問 3番 笠松悦子

私もお金を掛けたから良いものではないということは十分わかります。だから、本当に住宅のあれは本当にお金が掛かっていたと思います。今後、だからあれだけのお金を掛けなくても移住者がここに来て、何らかのやっぱり「移住して良かった。」と思えるような施策をね、やっていただければ繋がりが出来ると思うんです。来たから、やっぱり他のところでもって言う、たぶん今までも繋がりあってね、名前を明かさなくても移住フェアに来て居たような方も居ますし、そういう中から今、女の人が今、入って居ますけれども、その人のネットワークもいろいろ活用させていただきながらやっていくと、もっと女性も男性も関係なくこの町を高めていくような方向性をお互いに町の住民、それから外から見た知内町、その中でまた新たな知内町の方向を見い出せるんではないかと思いますので、そこはやっぱり担当職員さんとか、他の担当職員さんだけじゃなく、これは全体で繋がると思うんです。教育委員会なり、民生課なり、建設課なり、産業課なり、全てが繋がって知内の良さが生まれてくると思うので、やっぱり職員さん一丸となって町長さんを引っ張って、やっぱり知内を良い21方向に導いていただきたいなと思います。ということで、私のお願いとして、最後の質問で終わらせていただきます。ありがとうございました。

出典:知内町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月12日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる