知内町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月27日
高齢者の方や体の不自由な方の避難等の対策について
- 聞いた人
- 笠松悦子 議員
- 答えた人
- 町長 西山和夫、総務課長 西野俊一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 笠松悦子
笠松です。一般質問をさせて頂きます。私の質問事項と致しまして、高齢者の方や体の不自由な方の避難等の対策についてお伺いしたいと思います。質問趣旨でございますけども、小谷石豪雨災害で犠牲になられた方の50回忌を迎え、未だ4名の方が行方不明となっております。テレビで各地の大雨報道を目にするたびに思い出されます。起こってはならない事ですけれども、大雨により知内ダムの越流による大水害を住民の中では不安に思っている方々もおられます。ハザードマップも完成し、今年度から防災担当の職員も着任され、災害を最小限に防げるのではと大変心強く思っております。防災は、自助7、共助2、公助1の割合が大切だと言われております。そこで避難の事で、お尋ねいたしたいと思います。町内では、障害をもっている方、また認知症の方々等への避難の対策がどのようになっているのかお知らせ頂きたいと思います。
町の答え 町長 西山和夫
お答えをさせて頂きます。近年の大規模災害では、高齢者や障がい者が多数犠牲となっており、災害時における要配慮者への支援が大変重要となってきています。国は、平成 18 年に「災害時要援護者の避難支援ガイドライン」を作成し、避難支援体制の整備に向けた取り組みを進めてきましたが、その後の大規模災害での高齢者・障がい者の被害が顕著であった教訓を踏まえ、平成25年に災害対策基本法の改正で、「要配慮者」と「避難行動要支援者」という用語が規定されるとともに、市町村長に「避難行動要支援者名簿」の作成を義務付けました。これを受け、当町においても同名簿の作成に着手し、毎年更新を行って、各地区の自主防災組織や民生委員に情報の提供を行うとともに、要支援者の具体的な避難方法、手段を考えていただき、その情報を共有しているところであります。今現在、当町における自力での避難が困難な「要支援者」は約60名、自力で避難は出来るが避難所で配慮が必要な「要配慮者」は約190名となっています。この方々の避難対応は次のとおりです。先ずは命を守るため近くの避難所に速やかに逃げる行動を取る。要支援者については自主18防災組織等で避難対応していただく。町で避難先の一般避難所では、避難生活が困難な人を把握し、福祉避難所(認定こども園)に移動させる。また、知内町地域防災計画では、主として要支援者の把握と台帳管理についてのみ記載であることから、避難支援、安否確認、避難以降の対応等についても盛り込むことで改訂作業を進めているところであります。
議員の質問 2番 笠松悦子
ほんとに丁寧なご説明ありがとうございました。実は6月に公民館講座で手話教室を受けさせて頂いて特にこういう事を思いました。あのですね、健康な方は、すぐ避難出来ます。先生が聾唖者の方でしたので、その避難しろとか、そういう事が分からないって言うんです、聞こえないですよね、勿論。私自身も手話講座を通じて、そういう体の不自由な方とコミュニケーションをとることの難しさというものを凄く感じました。その中でそういう方々を指しているんだと思いますけれども、一般避難所で避難生活が困難な人は、新しくできた認定こども園での避難が可能だということ、これはまた、一般住民の方には、そんなにまだ周知されていないことだと思うんです。今後何かの機会がある度にそれをもっと強く言って頂きたいなと思います。この中にありますように、要配慮者が知内でも190名となっておりますので、多分これから段々高齢化が進む事によって、認知の方も増えると思うんです。そういう事で、もっとどんどん知らせて頂きたいなと思います。それでですね、テレビの報道で、ここではほんとに何にも無くて幸せなことなんですけども、何かがあった時、いろんな大きな災害があった時にですね、その後にいろんな人達が聞いている中で避難所に行かないで自分の家に居たという人、なんでってそこまで追及して聞いていると、やっぱり障がいを持っている子ども、認知を持っている方、避難所で回りに迷惑をかけちゃいけないって。そういうことで残りましたとも言ってました。でも、知内では認定こども園ていう避難場所が出来た事、大変嬉しく思います。そこで、あの避難所での事でもちょっとお尋ねしたいんですけども、避難所での備品なんですけれども、例えば、今知内では、ほんとにこんな事は無いんですけども、避難が長くなった場合、避難ていうのは、ほんとに緊急を要して早く出なくちゃいけない。その中で食料品とか水とかはもう各生活会館に用意されておりますけれども、例えば、ちょっとナーバスな事なんですけども、女性の方の生理用品とか赤ちゃん用のミルク等、そういう物も用意してあるんでしょうか。ちょっとお尋ねします。
町の答え 総務課長 西野俊一(総務課長は2023年3月まで)
私の方から、そちらの方は説明させて頂きます。備品はいろいろ取り揃えておりますけれども、今言われた物はですね、まだちょっと整備してなくて今整備しようという段階でやってますんで、それ以外の食料品はですね、基本的には各自で自主防災組織、町内会で揃えて頂いてるんですけども、町の方でもあすなろ福祉会の方に協定を結んでですね、置いてもらってる物もありますんで、それを直ぐ運ぶだとか、あと、炊き出し最近やって無いと思うんですけども、その辺も活用しながら、対応して行きたいと考えてます。19
町の答え 町長 西山和夫
避難所の関係なんですけども、先程言われるように手話、話せない方が手話を使ってるということで、なかなか受ける方々の人数、理解してもらえる方々が少ないだろうと思います。例えば外国人も要配慮者に入ります。そういう方々もなかなか日本語理解してもらえないという立場にいますので、そういう面は、今後またいろんな角度からどういう対応策があるのか、防災専門官も入りましたんで、いろいろとその場その場の対応として、どういう適切なアドバイスが良いのか、それとも筆記だとか、今翻訳のアプリもありますんで、それらを対応していけるような体制づくりをさせて頂きたいと思います。そして、福祉避難所に関しては認定こども園だけなんですよね。それで今、例えばしおさい園だとかケアハウス花あかりあります。今そこで行けば津波の災害では大体1m位、洪水災害では50cm未満ということなんで、非常時のもし対応が出来れば、前もって高齢者避難というレベル3でありますんで、その段階で、そういう方々をそこの施設に移動させるという事も出来るだろうと思いますんで、これから、またそういう方々60名というお話ありましたけれども、その方々の状況、地域でどういう状況、要支援の個別避難計画というのもありますんで、それもまた、これから段々今整備してくるだろうと思いますので、それらに則って、何処が適材適所なのか、そして住宅で避難する方、確かに迷惑かけたくないっていう方、東日本大震災でもありました。ただそういうことではなくて、諦めから希望に変えるような支援方法、これはやっぱり町内会のコミュニティーの中でやり切れるんだろうと、思っていますんで、その辺は今13地区町内会防災会議、藤谷社協会長のお陰で整備をさせて頂いて、そして今避難要支援者のですね、名簿を整理させて頂いて、これからまた個別避難計画に肉付けをさせて頂くという段取りになってますので、その総体の中で今後の足りない部分を整理して、いざ明日にでも有るかもしれませんので、その辺は早めに順次対応させて頂きたいと思います。
議員の質問 2番 笠松悦子
ありがとうございます。ほんとにこの災害で避難してる時って平常心では居られないもので、そこで平常心を保ってもらえるような対応の仕方が出来る訓練も役場の方に押しつけて申し訳ないんですけれども、役場の職員皆さん、それから、やっぱり町内会の重要な方々が身につけれるような、そういう体制も今後考えて頂きたいなと思います。その中で私は障がい者ですってきちんと言える方ばっかりであればいいんですけども、それが分かるように、例えば、函館市の方だったんですけれども、その聾唖者の方は、バンダナと聞いたと思うんですけど、なんか上に羽織る、それがあるって。そうして行くと緊急に避難した時にそれが分かってくれて対応してもらえる。それでないと食事も当たらない、聞こえないものだから。見えない人は分かってもらえるんですって。杖を持ってるとか行動で。だから聞こえない人は、見た目分からないって。凄く悩みなんですって言ってました。だから、そういう人ばっかりじゃなく、心に障がいを持ってる方々は、パニック状態のようになっちゃって、そういう所に行けないって方もいらっしゃいますので、そういう人達に対応出来るような。私、思20うんですけれども、町長さんは、せっかくここに知内消防団がありますよね。その中で、昔はボランティア方が沢山いらっしゃいました。私ボランティアやりますとか、いろんな方がいらっしゃいましたけど、その方々が本当に高齢化になって段々ボランティアを受けてくれる方が少なくなってるように見受けられるのです。その中で避難所とかに行くと、こういう事を言っちゃいけないんでしょうけど、今はジェンダー社会だ、男、女関係ないと言いますけれども、やはり女性目線で女性の優しさが必要な時が出てくると思うんです。その中で知内消防団の中にも出来れば、各消防団毎に、1人なり2人なり入って頂けるような町からのバックアップっていうか、そういう事も考えてないでしょうか。
町の答え 町長 西山和夫
いろいろお話をして頂きました。その中で全体考えれば、避難所の対応、施設には先程のシビアな女性の問題もありますし、そういうことで各避難所に女性を1人配備する、それは今、当たり前のように、女性目線で配慮するようになっているという状況でありますので、出来るだけただ限りがありますので、女性人数が。出来ればそういう対応をしながら、ボランティアも入れながら今後目配り出来ればいいのかなと思っております。あと全体的に消防団も含めてそういう方々の整備はこれから、して行くべきだろうと認識はございますけれども、ただなかなか消防団という扱いの中では、理解して入ってくれる人というのは少ないと思いますけども、これからまた啓発活動に努めながら進めさせて頂ければと思います。それとあと障がいをバンダナで知らせる、これも1つの方法ですし、ただ如何してもそこには、本人の理解が必要ということ。人工弁とかいろいろと人には知られてほしくない、触れてほしくないという部分の見えない障がいをもった方もおりますので、その辺というのはなかなか「バンダナをしてくれ」と、見かけは平常なのに何悪いんだと、いろいろ見方が出てきますので、悪い方面の。それを嫌がってしない方もいるみたいですけども、ただ基本的に知らせる1つの方法としては、有効だと思ってますんで、是非そういう活用の方法も検討しながら、今後前向きに考えさせて頂ければなと思っております。
議員の質問 2番 笠松悦子
いろいろと前向きなご返答頂きまして、ありがとうございます。実はですね、東川町、北海道で2022年の時の住み心地1位の町、東川町でしたよね。その中で凄く知内と寄ってるところが沢山あると思ったんですよね。自然はいい、静かさもいい、親しみやすい、それから、米が美味しい、水も美味しい、子育てにも医療費ゼロ、中学生までゼロ、これは私知内勝ったと思ったんです。高校生までゼロ。足りない所が飛行場が近い。でも函館まで今は30分。こんなことがある中で、その東川町の住み心地の中に選ばれる事がね、防災に凄く町が配慮してるということが入っていました。今の2030年までにSDGs、持続可能な共に生きましょうというSDGs。せっかくここにきているのでね、ましてや、湯ノ里のあすなろ福祉会の方達が入ってまして、やっぱり障がいのもった方、健常者、皆さんが共に生きていく町ということで町もどんどんそこに大きく自信をもって発信して、SDGs取組んで頂きたいなと思います。以上、私はお願いして終わりたいと思いま21すけども、もし町長さん、今後そういうことに取り込めるお気持ちございましたら、お願いします。
町の答え 町長 西山和夫
東川町、住み心地1位ということで、以前自分も防災関係で、犯罪の少ない町ということで、住み心地のいい町ということで東川町が北海道で1番という、ちょっとインターネットで検索して経験がありますけども、知内町も決して悪い訳ではないんですけども、35位だとか40位だとか。環境によって60位まで下がる所もいろいろですけども、そういう意味では知内町も全体の中では住みよい町なんだろうと理解しております。ただそれをどう町外にアピールしていくか、その方法がいつも言われるんですけども、アピール方法が下手だよと、どんどんアピールしたらどうだ、というご意見は多々頂いておりますので、その辺は気を付けながらこれからもっと知内の良さをアピールして、町内に住んで安心、そして町外からもこの町に住んでみたいという好奇心、くすぐるようなそんな施策もこれからさせて頂きたいと思っております。あとSDGsの関係で、誰1人取り残さないということで、あすなろ福祉会とも連携しながら、そういう町づくりにきていると思いますのでこれからまた、いろんな障がいのある方とのふれあいも大切にしながら、住み良い町づくり、そして研修生、実習生も60名以上おります。そうして交流も大切にしながら、これからいろんな方面でふれあう場というのは、コロナ収束しないとなかなか難しいところはありますけども、収束をきっかけに、また、いろんなイベントも含めて、いろんな方々と交流の場が増えていくように、期待出来るように我々も進んで行きたいと思います。
議員の質問 2番 笠松悦子
ありがとうございました。私は、町長さんの前向きなメッセージを心を強く受けて、やっぱり知内住んで良かったなって、いずれは上位に来ることを思って終わりと致します。ありがとうございました。