知内町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月7日
知内版CCRC複合施設整備について
- 聞いた人
- 笠松悦子 議員
- 答えた人
- 町長 西山和夫、教育長 堂下則昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 笠松悦子
それでは、私の方から一般質問をさせて頂きます。質問事項と致しまして、知内版CCRC複合施設整備についてであります。質問趣旨でありますが、少子高齢化の進む現在、知内高校の二間口確保が難しくなってきておりますが、地域の活性化の為には、どうしても維持して頂きたいと思っております。そこで、令和3年6月に出されました知内町まちづくり総合計画(改訂版)に知内町版CCRCを推進することが、謳われております。本町への移住を促進するだけではなく、知内町に居住している高齢者が安心して暮らしていけるオープン型の高齢者向けの居住施設に合わせて、知内高校の女子寮と複合施設の整備により、知内町ならではの自然の中で学びを体感し、多世代の町民との交流・協働が生まれる教育を実践しては如何でしょうか。町長、教育長にお伺い致します。
町の答え 町長 西山和夫
お答えをさせて頂きます。少子高齢化の加速により、知内高校の二間口維持は今後更に難しい問題となることが予測されております。町と致しましても、地域から選ばれる魅力ある学校づくりに向け更なる取組みを進めているところですが、その一つとして町外から就学する女子生徒の居住環境については、現在のところ対象となる生徒が1名~2名程度と少数ですので、町内の旅館業者の方に受入れをお願いしております。また、「知内版CCRC」についてですが、これは国が提唱する「日本版CCRC構想」を推進する為、平成28年度策定の「第6次知内町まちづくり総合計画」の当初版に本町の移住政策の一貫として都市圏のアクティブシニア受入れの検討を記載しておりました。ですが現実のところ高齢者が移住する主な地域としては、人気のある観光地や医療機関の整った地方都市等に集中している事から、現在本町ではシニア層ではなく担い手世代やファミリー層の移住促進に重点を置いております。尚、令和3年6月の第6次知内町まちづくり総合計画の改定内容は、小学校の統合や行財政改善計画等、後期5ヵ年で取り組まなければならない事項の追加記載したものであり、当初版の計画に削除や訂正はしておりませんので何卒ご理8解の程よろしくお願い致します。さて議員質問の「オープン型の高齢者向け居住施設と女子寮の複合施設」についてですが、世代間コミュニティや見守り等の観点から大変興味深いものと存じますが、一方で女子生徒が安全に暮らす為には、舎監や管理人の配置、食事の提供等も必要とされます。また、女子生徒の住居整備については、以前にも議会でご質問頂いておりますが、町の考え方としては、可能な限り民間事業者のご協力の下で環境を整えていきたい方針であり、今のところ新規の寮整備などは計画しておりませんのでご理解下さい。いずれに致しましても、本町及び西部四町の児童数を考慮する限り、高校の二間口維持には、地域外から生徒を呼び込まなければ難しい状況となっております。とりわけ女子生徒へ知内高校の魅力向上を図る為には、今後の方策の検討や体制づくり等が必要とされますので、学校、教育委員会と連携しながら進めて行きたいと考えております。
町の答え 教育長 堂下則昭
お答え致します。知内高校においては、道立高校の統廃合が進む中、知内町まちづくり総合計画に基づき、普通科二間口の維持に向けた取り組みを進めているところであります。近年、重に野球部や吹奏楽部等を中心として部活動がきっかけとなって、町外から多くの生徒が入学しているところであります。令和4年度で、全校生徒162名のうち、約6割101名が道内各地の町外出身者であり、60名の生徒が青少年交流センターでの寄宿生活、民間業者先での下宿生活をしながら、高校生活を送っているところであります。女子生徒につきましては、少数ではありますが道内各地から、入学者を受け入れており現在は3学年1名の生徒が、民間業者先で下宿生活を送っております。女子生徒等の受入については、今後も可能な限り民間事業者の御協力の下で環境を整えていきたいと考えており、現在受入先として担って頂いている民間業者に御意見を頂きながら、より一層の充実した受入体制の構築を整備、検討していきたいと思います。知内高校の二間口の維持の取り組みを進めていく中、知内中学校卒業者数の減少に伴い、町外生徒数の増加は必然であり、生活環境に整備のみならず、教育活動の更なる魅力化が重要と考えております。現在、高校が取り組んでおります、生徒の多様な個性やニーズの応じた就職から大学進学への幅広い進路に対応できる『ハイブリット型教育課程』、地域密着型の授業として地域と学校が連携・協働による、地域を活かし地域を学ぶ『地域創生学習』によるキャリア教育により一層の充実に取組み、高校教職員で構成する『将来像検討委員会』を中心に、生徒会活動や部活動の更なる充実と並行しながら、更なる高校の魅力づくりの検討、積極的かつ効果的な情報発信に取組み、広く選ばれる学校づくり、又、地域の将来の担い手となる人材の育成に向け、今後も町・学校と連携して検討して参ります。
議員の質問 2番 笠松悦子
ありがとうございました。実は私これをずっと前から思っていたんですけども、特に思っ9たのは、2年前に高校生と議会との意見交換会があった時の事です。私のグループは、他町から通学している女子生徒だけのグループでした。その中で知内町について、知内高校についていろいろ尋ねましたところ、殆どの生徒が口を揃えて言われたことは、親が通学から色々な面から、お金の面で凄く助けられたって、そういう言葉が返ってきたことによって、そこで私はね、あなた達これから短大なり専門学校に行って、いろいろ学んできたり社会経験してきて、いずれそうやってお世話になったと思ってくれている知内町に何か貢献しようと思いませんかと尋ねたんですよ。そうしたら殆どの子ども達がね、都会で暮らしたい、ここに居て何が楽しいかっていうような事も口にされたもので、凄く私、それに関して毎年町から凄く子ども達に対して思いもありながら、凄く援助しているのにこのままで良いのかしらって、思ってしまいました。そこで、じゃあそれには何があるのか。知内に何も無いんじゃない、知内にはこれだけ自然というものと、その自然の中で自分で生き抜くという力を身に付けられる環境があると思うんですよ。私は、さっき町長さんも仰られたように、高齢者じゃなく担い手を呼んでいる、移住を促進しているそれにまた繋げていった方が良いと思いました。その若い人達が何とかここで暮らしたいというか、ここの良さをもっと見つけてくれる為には、もっと遠くの人達を集めなくちゃいけないんじゃないかって。今、特に都会、知内でも田舎でもですけど、核家族が増えています。その中によって高齢者の気持ちと通じるものが今ちょっと失われている世界かなと思っております。私は、高齢者と話をした時に何が良い、夏は良い、春も良い、秋も凄く綺麗で空気も良いし、美味しい物もある、でも一番困るのは冬だって言われました。私もそろそろ高齢に入っていますけども、冬なのでやっぱり雪、除雪が大変、だから雪の無い所に行きたい、また雪の無い所で暮らしている息子さん、娘さんがどうしても連れて行かなきゃいけない、行きたくないけど行かなきゃないという声をいつも聞きます。そこで、そういう方々にも除雪もしなくていい、高齢者だけの共同居住施設、そこに先程も言いましたように、核家族の意味を知らない子ども達が共に一緒に暮らしたら、お互いの事を分かり合える、高齢者の知恵も貰える、その中で、今、介護職員が凄く減っています。そうなると自然と介護に関心を持ってくれるか、子ども達が増えてくるんではないかと思って、いずれは知内高校の間口を拡げた所に介護ヘルパー等の資格を取れるような事もしていったら良いのかなと思っていました。とにかく私は、一緒に暮らすというそのことから、いろんな事を学んでいける施設、CCRCという私の言葉が CCRCを色々と解読していくと日本版CCRCとかそれぞれあります。そこをまた知内独特のそういう形のものを何処か、いろんな話合いの中で見つけてやっていければなと思いますが、如何でしょうか。
町の答え 町長 西山和夫
基本的にはCCRCというのは、当時のですね、大きな目的として東京圏から高齢化問題への対応ということ、そしてまた一つは地方への人の流れの推進ということをいろいろ意義があってCCRC構想ということで、立ち上げた所でありますけれども。ただいま議員仰るようなCCRC構想独自ということでその特徴から外れますけれども、独自の高齢者との若者とのふれあいの場所を整備しながら、今後様々な高齢者との繋がりを多くした中で、高齢者人口への対応、介護への興味だとかいろいろそっちの方にシフトして頂ける子どもが1人でも2人でも増えて頂ければということで、高齢者との繋がりを大切にしていきたいという10ことなんだろうと思いますけれども、現実問題、CCRC構想からちょっと離れた特徴的には、それから全く離れた知内の考え方ということになれば、今、愛知県だとかいろいろ町外から、知内から出てまた知内に帰ってくるという高齢者の方々も増えていってアクティブに活動している方、または閉じこもりがちになってしまう方、様々な方がおりますけれども、本来であれば、積極的に町内との交流をして頂いて、活発な交流が持てれば、まちづくりへの効果が上がるんだろうと思いますけども、なかなかそういう状況では無いという現実、そして町内の高齢者もそうした活動に社会教育の中でいろいろやっていますので、そうした活動に集まって頂いて、そこにまた若い人達の世代も集まりながら、交流ができるだとかいろいろ仕掛けの中でやっている現状もありますし、知内高校もしおさい園に出向いていろいろな交流もはかられてゲームをしたり、いろいろな楽しみを作りながら交流している状況にあります。そういう意味では、以外とCCRC構想というよりも、知内独自の高齢者との取組みというのは活発化であるという認識をしております。ただ、今後の介護2025年問題でも段階の世代が75歳に達するという一つの山がありますし、知内も高齢化41.5%位になっていますので、そういう状況を考えれば、どんどんどんどんこれから高齢化社会になってくる、その介護の受入先、従事する若い世代がどう思って介護職に取り組むか等も含めてれば、大切な交流活動からうまれる高齢者への配慮というか接し方だとかいろいろ学びが多くなるだろうと思っていますので、これからどうそうした活動を取り入れながら、今後、知内高校との交流を深めながらやっていけるのか、また教育委員会と議論しながら、その辺は対応させて頂きたいなと思っております。
議員の質問 2番 笠松悦子
ありがとうございます。極端な話、例えば高齢者と交流する場を作るのであれば、町内の子、町外の子関係なく、1年生だけとか2年生だけとか、1年間はその全寮制にするとか、女子寮だけとか、そういう考えもうまれてもおかしくないものです。その中で生活を共にしながら、例えば花壇の整備なり、なんなりしてこの町内の目に付く所を綺麗にするとか、そういう事からボランティアの気持ちがうまれたりするのでね、それもまた知内学として特徴のある学校運営をしていったら、それがやっぱりこの頃知内って新聞に載ったりなんなり、少なくなっているんですよね。全国に発信することによって、全国からここの町に来てみようかなという子どもも増えるかもしれないので、とにかく私は人間を大切にする町、そしてまた、ここにはあすなろ福祉会が根をきちんと張ってやってますよね、その中でやっぱり健常者も障がい者も共にほんとに知内はいろんな事を体験できるという、そういうふうな教育の方向性もちょっと見つけて頂きたいなと思って発言させて頂きました。それに関して、町長さん、どう思われるでしょうか。
町の答え 町長 西山和夫
今、全体考えばですね、知内もいろいろ高齢者の課題もあります。先程議員からあったように除雪体制、随分自分も町内、一巡させて頂いて、冬時期になるとやはり体力的に距離が長い除雪が大変だという事で、車は持っているものですから当然移動手段とすれば、車を利11用せざるを得ない。これが除雪してからまた車を動かすという事になれば、大変重労働だという事でその間娘さんの所にお世話になるだとか、一時的な施設にお世話になるだとか、随分そういう方が増えているという現状は把握させて頂いております。そういう人達の対応というのもこれから考えていかなければなりませんし、そして今議員ご指摘のような子ども達の交流という面も合わせて、冬以外ですね、ここに住んで良かったという知内の魅力という位置づけを付加価値を高めていくか、これは大切な事になるんだろうと思っていますので、これだけ大自然が豊かな知内町でありますから、まして、いろいろ農家さんが頑張っている、一次産業を頑張っている、川上から川下の方々も頑張っている素晴らしい環境がありますので、そこに住んで良かったというものをもう少し重ねていけるような取組みというのは、していくべきだろうと考えていますので、これからもまた、いろんな角度からそうした行為に答えられる対応策を検討していきたいなと考えております。
議員の質問 2番 笠松悦子
ありがとうございます。今ほんとに若者というか中堅の方々もですが、なんで町内会費を払わなきゃならないとか、町内会に入りたくないとか、まして厚沢部町でPTAが解散したっていうか、そういう問題もおきていて私達の時代とは違うかもしれないんですけども、やっぱり共に共同で先を見つめるというか、そういう事が失われて個々になってきてますよね。それがやっぱりわび先からお願いしているように、若い時からそれが大切だけじゃなく、その中から喜びを見つけれる、楽しみも見つけれる、やっぱりこうしなくちゃいけないんだという心を、ほんとの柔らかい頭を持っている高校生からもう一度見直していって頂く必要があると思ったので、私は今あえて今回このような発言をさせて頂きました。それに対して考えがあればお聞かせ願います。
町の答え 町長 西山和夫
先程議員から言われました、人の大切さ、ふれあいというのは自分達も核家族化しておりますけども、大家族の中で育ってますので、そういう意味では、団塊の世代と一緒に過ごす事によっていろんな思いやりだとか、そういうものは勉強させて頂いたというか、自然に身に付いてきたんだろうと思いますし、高齢者とのふれあいというのは苦になりませんし、そういう環境があるからだと思ってます。そういう意味では、個別化している社会の中で、どう高齢者、障がい者等いろんな方々のふれあいを基に自分を高められるか人間力が問われる時代になってくるんだろうと思いますので、その辺は十分これからもまた人間教育も含めてしっかり踏ん張っていきたいと考えております。
議員の質問 2番 笠松悦子
ありがとうございます。ほんとに私もいろいろ調べた中で、新しく建物を建てるのではなく、既存のある物を利用してやったという所も見つけられましたので、いろんな方策はあると思うんです。やっぱり財政の事からも考えると、今建てるのは難しいかもしれないんです12けども、それの計り、どっちが大事かなを思いながら、この先末永い知内町、やっぱり高校が無いと過疎化するような気がしますので、よろしくお願いしたいと思います。以上で私の質問は終わります。ありがとうございました。