みんなの議会

知内町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月26日

知内町食育推進計画の進捗状況及び次期計画について

聞いた人
笠松悦子 議員
答えた人
教育長 堂下則昭、町長 西山和夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 笠松悦子

2番、笠松です。それでは私の一般質問を行わせて頂きます。質問事項、知内町食育推進計画の進捗状況及び次期計画について質問させて頂きます。質問趣旨と致しまして、健全なる精神は、健全なる身体に宿ると言われるように、私は食べる事の重要性について以前からも提言してまいりました。一次産業が充実している当町については、町食育推進計画において、地場産業への理解、生産団体や行政における食育の推進等が謳われておりますが、私は幼少期から食を通じた郷土愛の醸成を図ることも重要であると考えます。本年度は、町食育推進計画の最終年となっておりますが、計画期間中のほとんどが新型コロナウイルス感染症の影響により、様々な事業が実施できなかったと思いますが、当該計画の進捗と次期計画の策定について、町長及び教育長の所見をお伺いしたいと思います。よろしくお願い致します。

町の答え 教育長 堂下則昭

お答えさせて頂きます。町内児童・生徒の食育については、家庭での健康的な食習慣とともに学校給食でのバランスの取れた食事が大切であります。本町の学校給食は、地産地消を意識し地元食材を使った献立づくりを行っており、新鮮で味わい深いメニューを提供してお16ります。また、こうした地元食材の活用については、日頃からニラやホウレンソウなど生産団体の皆様から温かいご提供をいただいており、まずはこの場を借りて感謝申し上げます。子どもたちにおいては、毎月の献立表を見ては、これら地元食材を使ったメニューを大変楽しみにしております。また、教職員の間でも知内町の給食は他よりおいしいと評判になっていると聞いているところです。学校教育における食育ですが、小学校ではニラ収穫など農作業を体験したり、サケの捌き方や地元食材を使った料理教室など、農協女性部や漁協女性部の皆様のご協力をいただき実施して参りました。新型コロナウイルス感染症の拡大により、特に会食を伴うものは中止となりましたが、コロナが収束した今年度は小学校でニラ・ホウレンソウの各生産組合の方々と一緒に給食試食会を開催することができました。子どもたちは実際に生産している方との会食により、地元食材をより身近に感じることができたところです。また、中学校では食育を探究学習として取り上げ、家庭科で地場産品を使った献立を考えてみたり、ふるさとキャリア学習では集荷場や農作業におけるインターンシップにより生産現場を経験し、総合学習として地域の特産品の生産工程を学んでおります。高校でもコロナ禍ではありましたが、「ふるさと調理実習」を屋外で開催したり、地域創生学習ソクラテスミーティングでは、生産者の皆様と意見交換することで町の一次産業への理解を深めているところです。現在、町の食育計画の改定に伴い、各学校では生徒及び保護者の皆様へ食育に関するアンケート調査を実施しております。教育委員会としましては、この調査結果を踏まえた上で、関係機関と協議しながら、新たな食育教育プログラムや学校給食の運営方針を定め、児童生徒の健やかな成長を促進して参りたいと考えております。よろしくお願い致します。

町の答え 町長 西山和夫

お答えをさせて頂きます。食は、私たち人間が生きていくうえで基本となるものであり、私たちの健康や生きる喜びを作り上げてくれるものであります。知内町食育推進計画では、家庭・学校・地域の3つを柱とした食育の推進を展開していくと定め、取り組みをすすめているところです。しかしながら議員ご認識のとおり、昨年度まで、計画期間中は新型コロナウイルス感染拡大の影響により活動が制限され、例えば町内小中学校の総合学習における、生産者との交流を通じた収穫祭や料理教室、または親子を対象とした食育教室、離乳食教室など、多くの取組が中止を余儀なくされました。そのような中、昨年度は高校において、サクラマスを使った調理実習を実施したほか、今年度は、先ほどの教育長答弁と重複しますが、小学校でニラ・ホウレンソウの各生産組合の方々と給食試食会を実施したり、中学校では家庭科で地場産品を使った献立を考える探求学習、高校においてもふるさと調理実習を屋外で開催したりと、コロナ禍前の動きを取り戻しつつあります。また、地場産の利用促進というところでは、学校給食に昆布を活用した出汁や佃煮を提供したほか、ジビエ(鹿肉)を活用した給食の試作も進めているところあります。家庭における取組についても、食育教室や食生活改善講座など、徐々に再開しております。次期計画については、現在、学校の児童生徒及び保護者や、各種健診・教室参加者の協力のもとアンケート調査を実施しており、その結果を踏まえ、町の課題を抽出し、関係機関と17協議のうえ、計画に反映していきたいと考えているところであります。当町には、魅力的な農水産物がたくさんあります。それらを活かした食育の推進は、生産者と消費者とのつながりや、地域を見つめなおす良い機会となるものであり、引き続き進めるべき重要な取り組みと考えております。そして食育の取組は、1 人でも多くの皆さんに参加、実践していただくことが重要と考えておりますので、より一層のご理解とご協力をお願いするところであります。どうぞよろしくお願い致します。

議員の質問 2番 笠松悦子

お二方のご丁寧な答弁本当にありがとうございます。以前別な機会で食育に関して提言したところ、それは家庭でやるものだって直ぐ却下されました。男の方っていったら悪いんですけども、町長さん教育長さんお二方本当にご丁寧に答弁して下さり、本当に取組んでいく意欲を頂けた事深く感謝致します。先程も仰ったように食育とは、様々な経験を通じて食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践する事が出来る人間を育てることであるって考えております。その中で今まで私の仲間が取組んで続けていることを、ちょっとここでご紹介させて頂きたいと思いますが、実はかなり前からやっていると思うんですけど、知内小学校だけなんですけども小学校において4年生だけを対象に小学校の畑を借りてじゃがいもとカボチャ、あまり手がかからない作物なんですけども、それを一緒に植えて、管理は小学生にやってもらって、それから収穫は一緒に収穫しています。それを採って授業の中で調理して食べてるという食育事業をずっとさせて頂いているようです。その中でやっぱり植えた物が育って食べれるまでなるという事の感動を農家の子どもであれば、当たり前に学んでいる事でしょうけれども、農家以外の子ども達が大変感銘を受けているように聞いております。そういうふうに食育って物を作って食べて、これはどういう栄養分があってとかっていうだけでは無いということ、それを子ども達が理解しつつあるという事は、本当に良いことだなと思っております。その中で今お二方から言われましたように、小学校中学校も生産現場で凄く経験しているということ、それからまた私達のこの知内町は一次産業が本当に栄えている町、一次産業が安定している町だということ、漁業においても農業においても素晴らしい取組みというか、学校間と生産者との取組みは凄く誇れる事だと思っております。その中でですけれども、私が先程言っていますように郷土愛の情勢を図るということ。そこまで持っていくのには小学校中学校、それとまた今高校がここにあります。町立高校として道からも、「これをしれ、あれをしれ」という以外に町で考えて町で運営というか、やっていけることだって私は理解しているんです。町立高校というものは、その中で高校にも何か食育というものをもうちょっと深められる、ソクラテスミーティングも沢山良いことだと思います。ですが、そこをもうちょっと踏み出して踏み入れてというか、食育に関して小中高の繋がりというものを何かもっていけるような教育の取組みを考えていくようなお考えはないでしょうか。お二方にお聞きしたいと思います。

町の答え 教育長 堂下則昭

お答え致します。知内高校の件に関してですけども、先程もお話しましたけれども、漁協の女性部の方達に来て頂いてふるさと調理実習は、ずっとコロナの期間は出来ない時期がありましたけれども、引き続き行っております。またキャリア教育の一環としていろいろな部分での職に対する仕事、食べる方ではなくて職業の職に対する部分での色々な地域創生学習の中でも一次産業について学習しております。そしてキャリア教育のまとめとして、知内町をどういうふうに自分達は考えて活性化していくのかというふうな事を課題を解決して発表までに至っております。その中には当然一次産業の部分も入っておりますので、その辺の所を提言しながら学習の中でやっているということが今の実態です。ですから、色々な部分の教育課程の中で出来る事があれば、そして郷土愛についても一生懸命取組んでいますので、色々な情報を頂いたり或いは助言を頂いたりする事で出来る事から初めていきたいというふうに考えております。よろしくお願い致します。

町の答え 町長 西山和夫

行政の側からいけば、こちらの立場とすれば、食育というのは、食を通じて生活習慣病の予防を図るというのが基本的な物だと思います。後は教育委員会と連携しながら小中高の結びつきをどうやっていくか、これまでも体験学習を色々やってこられたんだろうと思いますし、計画の中でも今議員仰るように、小学校または幼稚園、保育園、当時じゃがいもの収穫体験という事で高齢者もそれに立ち会いながら進めてきた経緯、小学校でも田んぼを民間の方に借りながら手入れしながら、最終的に給食でそれを提供してもらうとか、高校でも当時は鮭ですか、浜のかあさん方、農業のお母さん方の協力を得ながら、調理の実習を行ったという経緯がありますので、それらをこれから今コロナで出来なかった部分があるだろうと思いますけども、小学校からと言うよりも、認定こども園から高校まで繋がるような一貫性の中で今後、食育を見つめ直すかということも大切になってくるのかなと思っております。そして答弁で言わせて頂いたジビエの活用、今進めているそうなんですけども本当にシカ肉全然癖がありませんし、矢越の中で昼食として提供しているという事でやっていますけれども、ほんとに癖のない食べやすい肉でありました。そして熊も当時講演受けたのは、函館のイタリアンレストランかな、江差出身の藤谷さんって方なんですけども、「ほんとにうまいもんだよ」と自分にすればのイメージちょっと悪いんですけども、そうしたやはりプロの手にかかればいろんな調理方法も有るだろうし、まして今加工技術が上がっているということなんで、それらを活用して命を頂くという意味では、本当に正しく学校教育の1つになるのかなと思ってますので、それら連携しながらこれからの取組みを加速してそれぞれの生活習慣病の予防にも繋がるように進めていきたいなと考えております。

議員の質問 2番 笠松悦子

先日、私ちょっとテレビか何かで見たんですけども、教育に力を入れない自治体や地域は、良い教育を受けたい学生や保護者がいなくなる。産業が空洞化して衰退するであろうという大学の先生のお話をちょっと耳にした事があるんですけども、やっぱりその通りだと思いま19す。先程町長さんが仰るように、シカ肉ジビエだとか、クマとか、今私達農業者ではありますけれども、シカの被害、またクマの恐ろしさ、それはもう本当に身にしみてこれからもっともっと考えていかなきゃない事だろうと思ってます。知内の農業発展の為にも今とても被害が多いです。シカの被害。だから、それなどを一緒に考えていく上で、やっぱりシカ肉、ただ殺すんじゃなく、いただくということ。そこまでもっていくということは、ほんとに大切なことだと思います。今後そういう事にも取組んで頂けるということ、凄く大変嬉しく思っております。先日の国連総会での、岸田さんの演説の中にもありましたけれども、SDGs も盛り込まれておりました。食品ロス、これもまたこれから段々問題になっていくこと、今でも問題ですけども、益々問題にして行かなければならないことだと思います。学校給食においても残飯等残さないで食べるという、それもSDGsにこれから30年までの間の事ですけれども、自然と身につけれるような事になっていかなきゃないと思いますので、今後教育現場では大変でしょうけれども、いろんな取組みをしながら、産業、それから住民、それから官、全部一体になってやっぱりこれからの子ども達のきちんとした精神の発達を育てていくということは重要な問題でありますし、食育の本当のねらいというのは、一人一人の子どもの興味や、自発性を大切にし、調理しようとする意欲を育てると共に、様々な料理を通して、素材に目を向け、素材への関心が養われるようにする事だということを謳っておりますので、今後は知内町の食育活動が益々盛んになり、他所のほうから見られて先進的だと思われるような事業展開をして頂きたいと思います。以上で私の質問は終ります。町長さん何かありましたら。

町の答え 町長 西山和夫

一部報道であったんですけども、これからの農業どうなるんだろうという、人口減少、高齢化の中で本当に農業生産、北海道が主体、王国になっていますけども、それを維持出来るのかと将来的には、昔のようにイモ、カボチャでほんとに、今の現役の方々が本当に満足するのか、大変大きな課題として取り上げておりました。これから本当に北海道の食をどうやって守っていくか、ほんとにSDGsではありませんけれども、持続可能な農業ということで、これから大切な分野になってくるだろうし、今でも大切な分野でありますけども、更にそうした事で考えれば、もっともっと大切な分野になってくるんだろうと思います。そういう意味で今我々が食の中で生ゴミ出します。けれども、本当にもったいないという感覚の中で、みんなが出された物を食べきるのか、ということになれば結構余している状況もありますので、それらの食糧の無駄を省く為にも、それぞれが自覚した食生活に変えて行かなければならない時代になっているんだろうと思います。教育の面でみれば、やっぱり朝食というのは大切な事だと言われておりますけれども、年々朝食食べる家族が減っているということで、いろいろ理由あるようですけども、時間が無いだとか、なかなか共稼ぎの中でそうした問題点も出てきているのかなと感じますけれども、やはり朝しっかり食べて学校で学んで遊ぶというというのが基本でありますから、全体考えた中でこれからのSDGsどう持続可能な農業にしていくか、食文化にしていくかというのは、真剣に考えていくべき所だと思いますので、これからまたいろいろ提言ありましたら、ご提言頂ければ有難いと思います。

議員の質問 2番 笠松悦子

すみません。終わりって言ったんですけども、ちょっと忘れてた事があります。この地域でも一人暮らしの高齢者が増えてきています。その中で孤食があります。その孤食を無くする為にこの食育、小中高でまた栄養士さん、調理師さんが一緒になってみんなで食べれる地域のみんなで食卓を囲むという居場所づくりも考えて頂きたいなと思います。これで終ります。ありがとうございました。

出典:知内町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月26日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる