みんなの議会

江差町議会 平成25年第1回定例会 2013年3月11日

地域防災について

2013年3月11日、江差町議会の一般質問で、小野寺真議員が「地域防災について」質問し、町長、教育長、建設水道課長、学校教育課長が答えました。

聞いた人
小野寺真 議員
答えた人
町長、教育長、建設水道課長、学校教育課長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 小野寺

はい、3番目に入ります。町長もおっしゃいました、冒頭ありました震災、ちょうど今日11日という事でありました。私もこの間何回か防災の問題を取り上げてまいりました。私自身もこの場でも述べたと思いますが、宮城の被災地に、岩手に1回、福島には2回、のべで14日位入ったでしょうか。色々な意味で思いを思ってる所であります。10それでまず1つが、町長の執行方針にありました役場庁舎の災害本部移転訓練という事であります。昨年海岸、五勝手方面の海岸で行いましたけれども、あの時も議員協議会で果たして災害の想定がどうなんだという事もありました。それで1つの教訓を得たんだろうとは思いますけども、今回まずは1つとして災害の想定規模を教えていただきたいのと、もう1つこれも文化会館とか色んな拠点的な話もこの間ちょっと出ておりましたが、改めてその本部移転、どこを想定しているのかについてお聞きしたいと思います。併せて地域防災という事で、先だって講演ありました。私も実は「釜石の奇跡」という事について一昨年、一昨年一度宮城で偶然話を聞いたことがありまして、それからずっとあの方の色々な事も自分自身で勉強してきたつもりなのですが。それで教育長の執行方針にもありました。学校の防災教育、もう少し具体的にお考えをお聞きしたいと思います。以上です。

町の答え 町長

江差町で発生したこれまでの地震の最大規模は北海道南西沖地震で、ご案内のとおりマグニチュード7.8、震度5強の地震でありました。また、一昨年発生した東日本大震災の地震の規模はマグニチュード9.0、最大震度は7という日本での観測史上最大の地震でありました。これまで起こった地震の規模を考えた場合、想定を超える災害を予想し、訓練を実施する必要があると考えております。現在、日本海側に津波浸水予想高が出ていない状況で津波の規模を想定する事は難しいものがありますが、南西沖地震の規模を上回る津波が国道側を浸水すると仮定しての訓練を実施していきたいと考えている所であります。津波の高さは5mを想定し、河川に面した地区は7mを想定した計画といたしたいと考えています。次に本部移転はどこを想定しているのかという質問でありますが、上町で海抜が17mの高さにある江差町文化会館を災害対策本部として移転することを想定していきたいと考えております。その理由として、駐車場が確保できること、消防署や中学校、檜山振興局が近くにあること、小ホールを本部とした場合に大ホールは住民の避難場所として機能できることなどが挙げられるからであります。以上でございます。

町の答え 教育長

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町の答え 教育長

防災教育の具体的な考え方というご質問でございました。東日本大震災における東北地方の津波災害の実態は私から申すまでもなく、想像を絶するものであり、従来の自然災害に対する認識を覆すものでありました。特に津波は海に面した江差町においても起こりうるという事の認識を新たにした所でございます。この大震災以後、教育委員会といたしましては、学校に対しまして校長会、あるいは教頭会を通して、教職員の意識改革を伴う地震・津波に対する防災教育の見直しの検討を支持してきた所であります。学校における防災教育は学校安全教育の一環として、災害に対する理解、災害対応能力、災害時の人としての在り方などの防災上必要な教育を発達段階に応じて、計画的・継続的に行っていく事が基本的な考え方であります。防災教育の中でも地震・津波対策における教育は、先般、江差町に来庁され、先程も議員おっしゃっておりました「釜石の奇跡」の片田先生のお話にあった「津波てんでんこ」、つまり自分だけでなく、家族も含めていつでもどこでも安全に避難でき、自分の身を守る事の出来る児童生徒を育てあげることだと理解をいたした所でございます。学校における防災教育は社会科であるとか保健体育であるとか、あるいはまた総合学習の時間などを活用して、教育全般で行われておりますけれども、江差町において具体的な取り組みの中でも大きく変化したのは学校の避難訓練への考え方だと思ってます。ご存知の通り、町内の各小中学校が設置されている環境は違いますけれども、従来はどちらかと言いますと、火災に対する対応のための学校内における避難行動が中心とお聞きをいたしております。大震災以後は学校がより安全な高台の避難訓練を行う考え方に変わってきている所でございます。いずれにいたしましても、地震・津波はいつ起こるかわからない災害でありますので、学校内においては児童生徒の安全を守るということ、学校外においては児童生徒が災害から自らの身を守れるよう地域・家庭との連携を深める事が必要であると、このように考えて今後も指導をしていきたいとこのように考えています。

議員の質問 小野寺

まず役場庁舎の災害本部移転訓練ですが、執行方針でこの役場庁舎の災害対策本部移転訓練等を実施するというその前に、防災訓練。先程津波5mとおっしゃったと思うんですが、その5mの想定の部分も含めて単に本部の移転訓練12だけでなく、当然下町、中歌、役場関係あたりも5mという前提ですから、ここら辺の住民の避難訓練も含めた移転訓練なのかどうかと。私きちんと聞いてなかったのかもしれません。そこをお聞きしたいのと。それで先程の5mというのはいわゆる国の方で色々定義付けしてるんですけれども、いわゆる浸水深と言いますか、そっちでいいですね。その事で言ってるんですね。それでそれがもし5mを想定するとすれば、相当大規模な津波なんですよね。津波、高さじゃなくて浸水深ですから。5mを想定するとしたら今聞いてる私自身びっくりしたんですが、国の方では国と道の方では残念ながら日本海の方の津波想定が遅れているので、前回も議会でやり取りしましたが、一応中間報告では平成で言うと21、22に出たあの想定を使ってくれと言ってますね、北海道では。あの時は中歌といいますか、国道の下は浸水深、さっき言った予測が5mの江差町は5mですが、道の部分で言うと1m以上2m未満の所ですよね。これを5mと想定するという事でいいのか。もしそうだとすると、大規模な大規模な災害想定なんですね。浸水深が5mという事はですね、これ国のあれだけど。まず二階建ての建物は全部水没すると。ですからそこら辺にいる人は全部ダメですね。それから大きな建物もかなりやられるというそういう想定です。私はもちろんそれは今後有りうる国・道のシミュレーションでは出てくると思うんですが。であればなおさら単に役場の移転だけではなく、この地域住民も含めたきちっと防災避難訓練をするべきだと思いますが、そこら辺の考え方教えていただきたいと。併せてこのくだりで町独自の新たな地域防災計画の作成、避難所の見直しと。これはもしかしたら国・道の津波想定が遅れているからいくら国・道が遅れたってやっぱり想定しなきゃならないという意味できっと町長の執行方針になってるのかな。だとすると結果的には5m、浸水深が5mだという想定の地域防災計画を作成するとすれば、これ相当の見直しと言うか大変な見直し作業だと思うんですよ。そこら辺ちょっとお考えお聞きしたいなと思います。それから教育長。わかりました。あの大体年間でどの程度の時間を取っていらっしゃるのか。その防災の部分でですね。教育で。それで私もちょっと調べたのですけれども、例えば総合学習使うとすれば、総合学習自体がもう減ってますから、そこに何でもかんでも防災の部分で持ってくるときっとまた他の所にもあるから、その防災事業的なものをとるとすればきっとかなり大変かなと思うんですが。年間どういう感じなのかなというのが1つと、併せて江差町で何か後から横山議員の質問にもあるのかもしれませんが、そういう過去の教訓的なものもきちっと題材として捉えて、それを教材的なものでやっているのか。先程の教育長の答弁の中にも道の方で「学んで防災」を一応ちょっと取ってみたのですけれど、これ位のあるんですが。これで13ちょっとどうなのかなって思うのですけれども、何かそういう部分を使って特に津波を中心としたという防災教育になってるのかどうか。ちょっと確認したいと思います。以上です。

町の答え 建設水道課長

まずあの津波の想定に関しては先程町長が言ったとおりであります。南西沖地震は3mの津波でした。それで何mを想定した訓練を実施すべきかということはですね、先程も言った様にまだ浸水予測高が出てない状況で、いたずらに不安を煽るような事はやめた方がいいだろうという見解が1つあります。20mだ、25mだと江差町が沈没する様な想定をした訓練をすべきではないと思ってますし、ただ3mを超える様な国道が浸水するという様な事を想定して、浸水深とは地面から測ったもので、あくまでも海抜5m、海抜5mの、

議員の質問 小野寺

浸水深ではないんですか。

町の答え 建設水道課長

はい。海抜5mの地点が津波で浸水するという想定が1つあるという事でご理解いただきたいと思います。それと本部の移転訓練と町民の防災訓練、これを同時にという事では考えておりません。別個に考えております。まずは本部いち早くやはりこの津波が来た場合に役場の本庁舎が5mですと間違いなく浸水すると。いち早く逃げて本部機能をどう立ち上げて行くべきかっていう事をまずこれは独自で考えます。それと下町の豊川町、新栄町、愛宕町、この海抜の低い地域、ここはここでまた訓練を考えたい。ですから綿密に各々合同で何でもやれば良いというものでなく、きちっとした訓練をやっていきたい、このように思っております。それと防災計画独自にという事はですね、待っていられない。待っていられない中でまずはこの5mの津波、海抜5mの地点が危ないという事、そして川に面して7mという面した地域、7m、そういう事を考えていった場合に今の既存の避難所、当然見直さなければダメだ。そういう事での防災計画をですね、国や道を待っていてもどうしようもないので、見直すべき所は早期に見直して住民に安心な避難をしていただくという事を計画で持っていきたい、このように思ってますのでご理解願いたいと思います。14

町の答え 学校教育課長

学校内での防災教育の特に地震・津波の部分でございますけれども、教育長申し上げましたとおり従来の例えば避難訓練ですと、火災ですとか地震で一番建物から逃げる、安全な所に集まるという以外にも高台に逃げるという部分で、例えば江差中学校ですと振興局、それから南小ですと八大龍王さんの所までという様な事も含めて企図していると。それから一番心配している北小中学校の部分については一番小さい生徒さんが何分でどれ位逃げれるのかという事も実際に測ってやっていると。それから南西沖地震も含めた反省の部分については北小中学校さんの方では奥尻の方から地震の事をお話する方を招いて講師としてやっている他に、ファイヤーマン事業で消防士の方から現実に東北大震災の方の現地に行った時の話ですとか、そういうものもやっていると。時間でございますけれども避難訓練については大体年間2回位。これは逃げたり何かするので時間としてははっきり2時間位という事で言えます。それ以外の方の授業の関係でございますけれども、学校も色々スケジュールもいっぱいの中では各教科の時間の中で地震というものを常にこう意識させるという中でやりますんで、それを足すと何時間になるのかという事ではなく、例えば理科の時にこういう現象があったらこういう事あるという様な話も含めてやっていくという事でございます。その他に学んで防災の関係でございますけれども、これ道の方で地震ですとか津波ですとか、風水害という編に分かれておりまして、これ朝の会、帰りの会、学級活動という様な中で使った中に、中のものとしては家庭でこういう場合はどうしようと話し合いなさいという様な事も含めてですね、実施しているという状況でございます。すみません。はい。

出典:江差町議会 平成25年第1回定例会 2013年3月11日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる