みんなの議会

釧路町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月4日

学習の場の充実について

2025年3月4日、釧路町議会の一般質問で、中田磨議員が「学習の場の充実について」質問し、町長 小松茂、教育長 辻川尚志、総合政策課長 大河原教行、社会教育課長 山内博志、教育支援課長 貴志淳一が答弁しました。

質問者
中田磨 議員
答弁者
町長 小松茂、教育長 辻川尚志、総合政策課長 大河原教行、社会教育課長 山内博志、教育支援課長 貴志淳一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 中田磨

次、1件目を終わりまして、2件目の学習の充実についてと質問を続けていきたいと思います。1点目は、公共施設や図書室及び学校図書室などの活用状況は。2点目として、図書館司書や司書教諭の活用は。3点目として、公民館での生涯学習事業の状況は。4点目として今後の課題について。それぞれの答弁を求めます。

答弁 町長 小松茂

学習の場の充実ということで、1点目の公共施設や図書室及び学校図書室等の活用状況についてのお尋ねですが、公共施設につきましてはそれぞれの施設の用途に基づき利用いただいており、利用状況は各施設によって異なっております。次に、今後の課題でありますけれども、学習の場の充実については既存の学習の場として活用可能な公共施設等を最大限活用いただくことが必要であり、そのための環境整備やアクセスの充実が課題であると考えております。私からは以上であります。

答弁 教育長 辻川尚志

6番、中田議員の学習の場の充実についての御質問にお答えいたします。1つ目の公共施設や図書室及び学校図書室等の活用についてでありますが、図書室の利用につきましては遠矢図書室及びセチリ図書室において、限られたスペースではありますが、学習スペースの確保、栞作りや季節の飾り付けの作成、親子が本を活用したワークショップなどを開催しております。また、学校図書館は各小中学校の読書活動の拠点のほか、授業での活用や休み時間の交流の場所としても活用されております。次に、2つ目の図書館司書や司書教諭の活用についてでありますが、町は図書室として運営しているため、図書館法に基づく司書発令はできませんが、司書資格を有する職員1名、会計年度任用職員2名により、図書室の管理やレファレンスサービスなど運営に当たっております。また、司書教諭については、学校図書館法に基づき2校の学校で命課されており、学校の教育活動における学校図書館の運営活用について中心的な役割を担っております。次に、3つ目の公民館での生涯学習事業の状況についてでありますが、公民館での事業実績といたしましては、令和6年度1月末現在で21講座で、のべ850名の方々に参加していただいております。そのうち生涯学習に資する事業として生活、教養、趣味、工芸、健康、レクリエーション、環境、自然、歴史、伝統では、17講座154名の参加であり、また、はなしのぶ大学においても8回で731名の参加となっております。次に、4つ目の今後の課題についてでありますが、今後の課題といたしましては、少子高齢化や地域コミュニティの規格化、防災、防犯、デジタル化対応など、地域社会が直面する課題も多様化しており、こうした地域の課題解決に向けた学びの場をさらに充実させていくことが重要と考えております。以上でございます。

質問 6番 中田磨

まず、すみません議長、1点飛んで確認したいことがあるのですが、いいですか。

質問 6番 中田磨

町長答弁で、4番の関係で、答弁の中でアクセスの充実ということで、先ほど答弁あったのですけれども、これは情報環境のアクセスなのか、人の移動のアクセスなのか、それをどちらを軸にアクセスという表現をしたのか、それによって後で中身が変わるものですから、そこだけちょっと確認したいのですが。

答弁 総合政策課長 大河原教行

町長の御答弁の中のアクセスの充実という部分につきましては、例えば公民館であれば公民館への実際の移動のアクセスというような形で御答弁をされております。

質問 6番 中田磨

すいません、ありがとうございます。それで質問に入っていきたいと思うのですけれども、今回通告を出してから執行方針などもゆっくり読ませていただいたというような状況もあるのです。その中で、これは私の印象ですからそれがよいとか悪いとかということではないのですが、教育行政執行方針のほうですけれども、はじめにのところを読んでみると、子どものことだけに書いてあるのですよね。基本姿勢と視点ということで順次入っていくのですけれども、そういった中でもやはり学校教育や子どものことが多くのウエートを占めていて、誰もが学ぶというような視点での部分というのが少ないなというか、そういう印象をちょっと私は持ったわけです。今回の一般質問についても、私は本当に子どもからお年寄りまで文化水準も含めて豊かな生活を送るための学び、それを消化していくような釧路町をどうやって作っていったらいいのかなというような視点で通告を出したのですけれども、総体的には子どもが中心の答弁で、それがよい悪いではなくて、やはり私は生涯学習、子どもも含めてですよ、学校だけで学ぶということではなく、子どももそうですし、社会に出てからも学ぶ機会が失われた方もしっかりと学べる環境が釧路町には整っているのですよというような町になったらいいな、では現在進行形でどうなのか、それの今不十分なところをどうやって解決していったらいいんだろうかというような議論ができればいいなと思って通告を作ってきたところでもあるのです。そういった意味では、これは私の勝手な評価になるので、質問としては今の教育委員会の大きなウエートは子どもたちを学び育てる立場というのは当然強調していかなければいけないのですけれども、やはり町民全体がしっかりと学べる町というふうに培っていけるような教育行政を執行していっていただきたいという思いをもっと強く打ち出してもいいんではないかというふうに考えるわけですけれども、その点について教育委員会の見解を伺いたいなというふうに思います。

答弁 教育長 辻川尚志

教育行政執行方針のはじめにの部分の御指摘等もあるかというふうに思います。まず、執行方針を作成する上では、教育委員会として一番大きく捉えているのは子どもの教育をどうするかということが重点で、これは私の思いが色濃く出てしまったのかなというふうに思っているところではあります。ただ、子どもの教育中心とは言いながら、それに関わる町の方々、教育委員会では多世代という言い方をしていますけれども、いろんな世代の方々がそういう部分に関わりながら、関わっていく上で自分自身も大人自身もいろいろと学習をしながら成長していかなければならないというような基本的な考え方を持っています。それでウェルビーイングという言葉を使わせていただいておりますが、これは子どもだけではなくて、それに関わる大人とも含めて、それぞれが幸福感を持つということでまとめさせていただいていますので、全体を見ると子どもに強調した書き方になっていますけれども、それに関わりながら町民も一緒に成長していっていただきたいという思いは込めているところでございます。

質問 6番 中田磨

それと、代表質問ではないのですけれども、執行方針のむすびのところで、私も何度も繰り返し読みながらイメージを作ってきたところでもあるのですけれども、昨年の代表質問で私が登壇したときにも、資質と能力って何ですかっていう質問を覚えていないかもしれませんけれどもしていたのですよね。今回はそのことが明文化されて、明文化って言ったらダメなのかな、いいのか、執行方針だから。文章の意味を正確に理解する読解力、教科など固有の見方、考え方を働かせて自分の頭で考えて表現する力、対話へ協力を通じ、協働を通じて知識アイデアを共有し、新しい会や納得解を生み出すなどを捉えておりますっていうのが能力なのかなというふうに思いますし、豊かな情操や規範意識自他の生命の尊重、他者への思いやり、対面でのコミュニケーションを通じて人間関係を築く力、困難を乗り越え物事を成し遂げる力、公共の精神の育成などを図るとともに、体力の向上、健康の確保を図ることなどは、どの世の時代にあっても変わることなく重要というのがこういった形で示されているというふうに思うのですけれども、これを見たときに、いやすばらしいなって思った一方で、どこまでできるのかなって、自分自身がですよ、自分自身も含めてこういう目標をしっかりと基軸にもって生活をするっていうことがどれほどできるのかっていうのは、大変高い目標を掲げられてるっていうところに、これは私は発展途上で目指すべき道として、こういった意識をやはり全体として広げていくっていう取組が今本当に求められるっていうところを示されたんではないかなっていうふうに痛感しながら読んだのですけれども、私はこういうふうに捉えたのですけれども、どういう思いでこういうふうに教育委員会として持っているのかっていうのをちょっと答弁いただければと思いますので、答弁を求めたいと思います。

答弁 教育長 辻川尚志

むすびの部分の様々な資質能力の部分でございますけれども、今回執行方針の中で人生100年時代という言葉も使わせていただきました。それから将来を見越して22世紀という言葉も使わせていただきました。思うところは、これから将来に向けて育っていき、文科省でも2040年に活躍する子どもたちの教育ということで、今学習指導要領の作成なども進めているところなのですけれども、そういう長期的な目線で見たときに非常に厳しい時代を迎えていくというような、そういうイメージを持っています。その中で悲観的に捉えるのではなくて、そういう時代の中で生き抜くために、どういった資質能力が必要かということで代表的なものを書かせていただいたと、私自身もそうですけれども、あれ全部を備えているわけでもありませんし、非常にあれを全部備えるというのは非常に難しいことでありますけれども、そういう資質能力をどれか身につけていってもらえればというような願いも込めてあそこに表記させていただいているというところでございます。

質問 6番 中田磨

ちょっと総論的な話になってはいるのですけれども、すごく私大事なところでね、1つはこんなにできる人は私もなかなかいない、こういったものを目標に1つでも成長してもらえたらいいなってそういうことを教育委員会がしっかりと支えていく町なのですよっていうこととして捉えているのです。逆に言うと、町民にはそこまで求めないけれども、行政としてはそれをやっぱり求められていると、そういうところに前に向いていくというか、歩みを進めていく責任が私はあると思うのです。そういう点で、やはりここを実践するための考え方をしっかり持つ必要性があって、書いてあるだけではなくてやはり5年後、10年後、また今の子どもたちが大人になり、お年寄りになったときに、そういった気持ちや考え方をさらに子どもたちに伝えていくっていう循環を、行政も町民も一つの方向性として持っていくようなまちづくりが教育行政の中で必要だっていう部分だと思うのです。ですから、強制的に求めたいのは、やっぱり波紋のように、少なくとも教育委員会が中心となって、きちっと石を投げたらそれが広がっていく取組を意識的にも持ちながら仕事を一つずつしていってもらう、若い職員、中堅の職員も一定の職員もそうですけれども、やっぱりこの方向性をしっかりと見て、自分たちの習熟度なども検証し、研さんし高めていくんだと、急に公務員になったからこれ全部できてますよね、みたいなことを求めるっていう意味ではなくて、それを研さんし高めていくと、退職するときにそこまで自分が至らなかったなっていう思いを持っても、次の人たちにはその思いをさらにつないでもらうっていうくらい、私はこれすごい壮大な目標を教育長も言いましたけれども、75年後にこれがどこまで到達してるんだろうかっていうそういった目指すべき目標がここに現れてるんではないかなというふうに思っていますので、ぜひ職員や学校の先生にはこういう教育長としての思いがあると、その実践するためにやっぱり1つでも2つでも協力して前に進めるように取り組んでほしいっていうことを、しっかりとそこは求めてほしい。これは教育局だけではなくて、町部局においてもこういう資質を持つ職員を増やしていこう、町民を増やそう、そのために努力しようっていう取組をしっかりとしていくんだっていうことを、そこは少なくとも行政職員である間は求めていっていただきたいなというふうに考えるわけですけれども、その辺の考えについてこれで執行方針について終わりますので、答弁は求めたいなと思います。

答弁 教育長 辻川尚志

執行方針の資質能力に書かれている部分というのは、先ほども申しましたように非常に高尚だなと、私自身も思っているところではありますが、ある意味教育というのは理想を語る部分でもあって、その理想を持たないとそれに向かって進んでいくことが難しいなというふうに思っております。それから教育のいろんな効果につきましては、やってすぐ出るというものばかりではなく、本当に長年積み重ねていって初めて見えてくるものもあるというふうに考えております。その部分をしっかり押さえながら今現在すぐに求めるものそれから将来的に求めていきたいものというものをしっかりと区別しながら、教育行政の中で進めてまいりたいなというふうに思っております。先ほどおっしゃったように、波紋が広がっていくように、教育委員会でもいろいろと問題提起しながら進めてまいりたいというふうに考えております。以上です。

質問 6番 中田磨

やはりこういった教育の見地をしっかり持って、私の通告した内容も重ね合わせていくとすごく大事なことにつながっているなというふうに思いがあるのですよね。だからちょっと時間をとって議論もしたのですけれども、やはり私はやっぱり学生だけではなく、多くの町民が何歳になっても学び成長できる、そして人生を豊かにできるという環境を教育要請の中でどこまで作っていけるのか、町の施設も活用してですから、別に教育委員会だけやるという意味ではないのですけれども、だから町をもって、今回書いているのですけれども、やはりそういったことを実践するための具体化として、このそれぞれの活動事業の推進というふうに少なくともやっていくというふうになれば、もっと元気な町になるのではないかと思っています。そういった意味で、そういったことを保障する施設の利活用というのはどんどんどんどん町民に使ってください、そこで学んでください、図書館に行ったら司書の方がいて、何か相談したらアドバイスをし、その人が学びたいことを知りたいこと、何が分からないことか分からないこと、これを一緒に考え解決し成長させるための取組ということが求められているし、図書館司書の方だけではなくて司書教員の先生方も学校現場で子どもたちに図書室に行ってこれを読んでいれば分かるよとか、一緒に読んでみようとか、本を読んだけれども分からなかったということに分からないことを分かるようにしようよというようなところに積極的に取り組むことで、子どもたちが学ぶことが楽しいと、本を読むことが楽しいと知ることが楽しいということを経験させてあげる取組に、本当に根っこから熱意を持ってやってもらえるようなことをするだけで、この活用という言葉一つも、いや仕事はしてますよというだけで終わらせるのか、その中に大きな渦が広がるように、成長過程が見えるような、教育長はそういったことを学校でずっとやってきたんだと思うのですけれども、やっぱりそれを組織的にもしっかりやるという点での活用をもっともっとしていただきたいということで、そういった取組が実践されているのかどうか、現状の取組も含めて答弁を求めたいと思います。

答弁 社会教育課長 山内博志(社会教育課長は2025年3月まで)

現在、職員が1名と遠矢図書室、セチリ図書室に1名ずつ司書の資格を有した方が配属されております。それぞれの図書室に司書の資格を持った方が入ったことで、現在図書室の方もかなり評判がいいという言い方をしたらあれですけれども、かなり評価を得ております。今議員おっしゃった通り、ただ仕事をこなすだけではなく、お互いにリクエストが多いと、やはり職員の方も勉強になりますし、そういったお互いの効果を出しながら、これからもやっていきたいなというふうに思っております。

質問 6番 中田磨

やはり活用という言い方が適切かどうかわからないので、今回質問は活用で出しているのですが、図書司書の方がいるということで、貸し借りの業務をしている人からそうではないんだという、町民の方に知ってもらう取組も大事だと思うのですよ。そんなことを聞いていいのかわからないとかね、そういう町民の理解も利用の仕方によって変わってくるという点で言えば、やはりそこは大きく違いますし、その点について発信というのは今まで司書の方がいて司書の方というのはこういう資格でこういうことができるのですよみたいな発信を、利用者の方や町民の方にしてきた経過というのはあるのでしょうか。

答弁 社会教育課長 山内博志(社会教育課長は2025年3月まで)

改めて司書資格を持っている職員がいますみたいな感じのPRというのはしておりませんけれども、それぞれ司書の資格を持っている方が、企画展示ですとかそういった図書室でのイベントというのも開催しております。その中で、多くの方々としていろんな話をしている中で、司書の資格を有しているという形での周知といいますか、そういったことはやっているところでございます。

質問 6番 中田磨

ちょっと確認を忘れていたのですけれども、図書館法に基づく司書の発令ができないというするのとしないのと、何か違いがあるんでしょうか。

答弁 社会教育課長 山内博志(社会教育課長は2025年3月まで)

資格を持っていることに関しては変わりませんけれども、あくまでも司書の事例をもらわないとですね、私は司書ですよというふうには言えないと言いますか、ですから図書室で事例をもらっていないので、基本的には司書というふうには言っちゃいけないことはないと思いますけれども、そういった形での取扱いといいますかねとなっております。

質問 6番 中田磨

それでさっきの質問でもちょっとあーっと思って今確認したのですけれども、あまり司書司書言っちゃいけないのかなという、いやそんなことないのですよね、図書室で、釧路町の図書室ではこんなことができるのですっていう別に司書という肩書をひけらかすという意味ではなく、学びたい人はこういうふうに私たちに聞いてくださいとか、こういうことをお手伝いできますよ、一緒にやってきませんかっていうようなことが実態としてできていけば、全然質が変わってくるんではないかなと思うし、図書室に対する期待度も大きく変わってくるんではないかなって、そうなると住民の利用の仕方が変わるんではないかなっていうことをちょっと今話したくてそういうふうに言っていたのですけれども、そういう中でぜひ、正職員でもないですし今肩書でいう司書の発令もされていない中で、自分たちがどこまでしていいのかっていうことをもしかして思っているのかもしれない、でもやっぱり私は教育行政に関わってもらっている中でやっぱりいっぱい力を発揮しようがいいんだっていうことをぜひ伝えて、住民の利益をさらに、利益って言ったらなのですけれども、学ぶ資質が高まるような取組にやっていただきたいなというふうに思っています。もう一方で、学校での司書教諭の活用っていうのは一つは前から言っているのですけれども、配置基準がありますから、全ての学校で配置しきれないということは理解しているのですけれども、そこで学校による格差が生まれてくるのではないか。やっぱり司書教諭の先生いることによって、少しでも質の高いものにしようということで努力されている図書室と、それではない本が並んでいるだけの場所になってしまっているのではないかというところで、学びの場として図書館での利用のさっきと同じような考え方でいくと、そこにサポートする先生の能力によって差が出るというよりは、もっともっとそこの質を高めていく、活用をもっとうまくしてもらうというところを、ただ本を貸す場所が図書館なのですよというところではないのだというところを子どもの頃からまた学んでもらえれば、大人になってからも図書室や図書館、ほかの自治体の図書館の活用の仕方も子どもたちの能力というか、経験も変わってくると思うので、そういったものもしっかりと司書教諭ではない先生方にも、しっかり図書館の担当をする先生には、やっぱりしっかり学んでもらいながら、活用の仕方を、レベルを上げていってもらうという取組をぜひしていただきたいなというふうに考えるわけですけれども、そういった取組、もうされているのかもしれませんけれども、どうなっているのか答弁を求めたいと思います。

答弁 教育支援課長 貴志淳一(教育支援課長は2025年3月まで)

学校図書館の活用の促進についての御質問でございます。司書教諭が配置されているのは12学級以上ということで、2校に今限られておりますけれども、各学校では担当の先生、それから中学校であれば、特に国語の先生あたりが中心となって図書の選書ですとか、読書の促進というところを取り組んでいただいているところです。また、学校によってはボランティアの方が入っていただいて、何というのでしょうか、図書室がにぎやかな場所になるような形で、子どもたちが学校図書館に行きやすいような雰囲気もつくるようにしていただいていたり、生徒が生徒にお薦めするような本のコーナーみたいなところもつくって、興味、関心、引き出すような取組をしていただいておりますので、引き続き各学校にそのような取組を進めていただきますよう進めたいと思います。

質問 6番 中田磨

総体として、2点目の関係で言えば、図書室という、今、釧路町の整備されている状況の中でも、司書の配置をしっかりして位置づけているということは、そこは、努力されているというふうに私は思っているのです。ただ、それを司書が入って、資格を持っている方がいるからいいのだというところでとどめてしまうと、そこから広がっていかないのですよね。司書という資格を知っている、理解している人は、きっと町民の中でもほとんどいないのだと思うのです。だから、ただ本を借りる場所ということではないのですよというところをもっともっと発信していけるような取組をしていただきたいなと思っています。それから、3点目に移りますけれども、生涯学習の事業として講座やはなしのぶ大学ということで、多くの方がそこに参加をし、公民館を利用されているというところで、そこはいいと思うのです。ただ、一方で、内容のところで、本当に学ぶというか、いろいろな知る、知というものに対する部分についての推進がなかなか難しい面でもあるのです。要望、欲求がないと、そこに応えていけないというようなところはあるかもしれませんけれども、そこを触発し、感じてもらい、では、一緒に考えましょうというところに持っていけるような対応が公民館の中で、逆に言うと、公民館しか役場の行政の中でできない分野でもありますから、そこにもっともっと力を発揮できるような取組というのが私は必要ではないかなというふうに考えています。ちょっと厳しい言い方かもしれませんけれども、新年度の予算を見ていても、この間の事業のコピペというか、継続して、今までやっているところをそのまま頑張りますよというところでとどまっていて、そういった発展的に学ぶ機会を町民と一緒に考えていきましょうというところがまだ弱いのではないか。これは以前の一般の質問でも、教育委員会、公民館の質問したときにも求めているのですけれども、なかなかそこに手がついていないなというところがちょっとあるというところもありますので、ちょっと強めに指摘させていただきたいのですけれども、そういった取組ができるような体制や内容、また推進についてのきっかけをどう発信していくかというところも弱いのかな。そういう取組というのができないのか、今考えて、新年度も含めて、今後考えているのか、その点について、状況について、答弁を求めたいと思います。

答弁 社会教育課長 山内博志(社会教育課長は2025年3月まで)

公民館における生涯学習事業の内容でございますけれども、コロナが明けてといいますか、5年度からある程度オープンになったということで、公民館にちょっと人をまた集めようというような事業展開が多かったというふうに考えております。だから、どうしても趣味、工芸ですとか、そういった形での事業展開が多かったかなというふうに思っております。コロナも落ち着きまして、今までのような展開ができるようになりましたので、今、議員がおっしゃいましたような生涯学習に資するところというところに7年度はちょっと焦点を当てて、事業展開のほうを考えていきたいというふうには考えてございました。

質問 6番 中田磨

7年度も新たにまた頑張るというか、いろいろ展開を考えているということであれば、ぜひそこをきっかけに広げていただきたいなというふうに思います。今回の、この近年と言ったほうがいいのかもしれませんけれども、執行方針の質問ではないのですけれども、の中には人権という言葉が幾つかちりばめられているのですよね。それは町長のほうもそうですけれども、人権というものを学ぶということというのはすごく大事な部分でもありますし、人権を学ぶと言ったらすごく難しいように感じられる部分と、自分もそうなのですけれども、なかなか難しい部分というのはあるのですけれども、例えば釧路町には町民憲章とあるのですよね。はたちのつどいだとか、町内会の総会とか、いろいろな会合でも、結構読む場面が私は多いのではないかなというふうに感じるのですよね。そうなると、ここに書いてあることは、いや、いいことなのだなと思うのですけれども、では、これが歴史的にどうやってつくられて、どういう思いが込められているのか、場合によっては、これを人権の目線で見たときにどういうものになっているのだろうかということを学ぶだけでも、いや、釧路町はこういう町なのだねと分かるのではないかなと思うようなものがあるし、私もちょっと勉強不足で、その中のさらに細目のところまでは全然覚えられないのですけれども、そういったものを自分たちが、そういう身近にあるものがどういうものなのだということを、そういうきっかけにするだけでもいいし、全然違うことでもいいのですよ。何か学びたいと、こういうことを知りたいのだという方がいたら、それを広げていったり、巻き込んでいって、いろいろな人と話し合って考えていきましょうというようなことが、それがそもそもの公民館でもあるし、人権のところを少しでもそこに行政のほうからまぶしながら、全面的に人権と言わずに、まぶしていきながら、結果的にそういったものも複合的に学べるような、そういった仕掛けをしていったりとかすると、何か目の前にあるものを考えるというところですごく大事なのではないかなというふうに思いますので、ぜひいろいろな学ぶことへのことを考えていただきたいなというふうに思います。これは私の単なる私見なので、ぜひ公民館の皆さん、専門家の方で。もう一つ、要望ではないのですけれども、今、公民館、館長を含めて3名体制で、この間ずっとやられているのですけれども、今みたいな仕事をしっかり取り組んでいこうといった場合に、人的対応も十分なのかというところも感じるところがあるのですよね。だから、ぜひその点について、人の配置も含めて、仕事量も含めて、しっかり検証していただきたいなと思うのですけれども、その点についてはどのように考えているか、ちょっと答弁を求めたいと思います。

答弁 社会教育課長 山内博志(社会教育課長は2025年3月まで)

現在、公民館3名体制でやっておりますけれども、社会教育主事の発令を受けている職員もおりますので、その職員も含めて、何とか対応のほうを考えていきたいなというふうに思います。

質問 6番 中田磨

それで、今後の課題について、町長、教育長、それぞれできれば答弁を求めたいなと思うのですけれども、町長答弁にあったアクセスのことなのですよね。公民館の、私も近くなのでよく顔を出すのですけれども、放課後、結構子どもたちが集まって遊んでいて、結構身近な公共施設というのをすごく感じている子どもも増えてきているというふうに思うのですが、先ほど言ったように、遠矢という地形上、地理上、セチリの子が来たり、別保子が来たり、昆布森の子が、では、公民館に知る機会はあるのかどうかという点で言えば、町長が言うアクセス、要するにそこへの移動や、そこを身近に使える環境というのが広大な釧路町の中でなかなか難しい面があるのかなというふうに思うのです。そういった意味で、そのアクセスをぎゅっと縮めるような取組だとか、利便性を高めるような活用をするための利用の仕方なども含めて、今後の改善策について検証していき、さらに発展させていくためにも取り組んでいただきたいというふうに考えるわけですけれども、それぞれぜひその点についての答弁を、考えを求めたいと思います。

答弁 町長 小松茂

今後の課題の中で、私も答弁させていただきました。町内の既存の施設の活用は最大限、我々も利活用していただきたいという思い、一方では、転在する施設に移動する場合のアクセスの問題というのがついてまいります。ここは我々も課題だというふうに捉えておりまして、今、路線バスを活用したデマンドバスとの接続、こういったことも取組ながらやるわけでありますけれども、一方では、効率的な運行、やればやるほどこういったアクセスの問題が一つ課題、浮き彫りになってくるというのは一方ではあるというふうに思っています。そういう意味では、利用する方々がどの時間帯にどう移動するか、そういった意味では、今回本格的に遠矢路線を運行させますけれども、そういった中で、少し見いだしていきたいというふうに思っています。その課題はまだ洗いながら、今後のこの課題解決に向けてどういったことができるのか、こういったことを内部で協議をしてまいりたいと思っております。

答弁 教育長 辻川尚志

アクセスの部分につきましては、今、町長のほうから答弁ございました。教育委員会、公民館としての考え方として申し上げますと、先ほど社会教育課長の答弁にもありましたが、コロナ禍を経て、集まってもらうというようなことを中心に展開してきた状況がございます。やはり位置的な問題もありまして、集まりやすいのは遠矢の地域の方々ということになっておりますので、事業展開の中で、公民館でなければできないということではなくて、他地域に出向いて何かそういう事業をするということも視野を広げながらやっていって、そのアクセスの問題の解決の一つにしていければなというふうに考えも持っておりますので、そんなことも含めながら、今後の展開のほうを工夫していきたいなというふうに考えておりますので、御理解いただければと思います。

質問 6番 中田磨

公民館の活動というのは、申請とかとは違うのですよね。コンビニで申請したら受け取れましたとかというのと違うソフトな対応が必要な部分でもありますので、ぜひ身近に感じられるような取組や、アクセス等の考え方をさらに検証して、実施していただきたいなというのを求めておきたいと思います。

出典:釧路町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月4日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる