釧路町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月3日
高齢者のバス利用の促進について
2024年9月3日、釧路町議会の一般質問で、鈴木麻由子議員が「高齢者のバス利用の促進について」質問し、町長 小松茂、福祉課長 柳谷忠男、環境生活課長 大中公史、総合政策課長 大河原教行、防災安全課長 藤井正樹が答弁しました。
- 質問者
- 鈴木麻由子 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、福祉課長 柳谷忠男、環境生活課長 大中公史、総合政策課長 大河原教行、防災安全課長 藤井正樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 鈴木麻由子
2番、鈴木です。通告に従いまして、1件3項目質問をさせていただきます。高齢者のバス利用の促進についてです。以下3点質問をいたします。1点目、いきいきシニアパスポートの交付者数と利用状況の推移は。(デマンドバスも含む)こちらは、令和3年度から直近まで資料要求をさせていただいております。2点目、いきいきシニアパスポートの課題は。3点目、バス利用促進のための今後の対応策は。御答弁よろしくお願いいたします。
答弁 町長 小松茂
2番、鈴木議員の一般質問にお答えさせていただきます。高齢者のバス利用の促進についてということで、①のいきいきシニアパスポートの交付者数と利用状況の推移、これはデマンドバスも含むということでありますが、いきいきシニアパスポートの交付者数は令和3年度で503人から令和5年度で555人と増加傾向にあります。本年度につきましては7月末現在で既に573人と前年度を上回る人数となっております。次に、いきいきシニアパスポートの課題についての御質問ですが、いきいきシニアパスポート事業につきましては、本年度よりパスポート発行手数料が500円、これを無料にしたほか、申請先については郵便局以外でも申請できるよう窓口を各支所、福祉課に増やし環境を整えたところであります。課題としましては70歳以上の方全員へ郵送による事業の周知などをしておりますが、まだまだ認知度が低いことから、より一層の制度周知が必要であると捉えております。次に、3番目のバス利用促進のための今後の対応策についてですが、いきいきシニアパスポート事業は、高齢者に対してバスなどの利用に対する助成を行うことにより買物や通院など高齢者が外出しやすい環境を構築し積極的な社会参加を促進をし、生きがいづくり、健康づくりを推進することを目的としております。高齢者のバス利用を促進するためには、高齢者が外出しやすい環境を構築する必要があり、高齢者に寄り添ったバスの運行を、バス会社と引き続き協議していく必要があるものと捉えております。以上であります。
再質問 2番 鈴木麻由子
それでは再質問に入っていきたいと思うのですが、まず1点目、いきいきシニアパスポートの交付者数と利用状況の推移、分かりやすく資料を出していただいています。こちらのまずちょっと何点か確認していきたいのですが、エリア別の人数というのは分かりますでしょうか。もし分かりましたらお願いします。
答弁 福祉課長 柳谷忠男
令和5年度の555人の内訳となりますが、地区ごとでいきます。パスポートの購入者人数になります。別保地区が79人、東陽地区が9人、中央地区が7人、遠矢地区が161人、昆布森地区が9人、セチリ太地区が290人の555人となります。
再質問 2番 鈴木麻由子
分かりました。次に、確認したいのが70歳以上の方の人数というのが分かりましたら、こちらが直近か令和5年度末でもいいので教えてください。
答弁 福祉課長 柳谷忠男
70歳以上の高齢者の人数、年度末でお伝えします。令和3年度が4,228人、令和4年度が4,391人、令和5年度が4,483人、令和6年度の7月末が4,504人となっております。
再質問 2番 鈴木麻由子
はい、分かりました。それでは、また聞いていきたいのですけれども、目標人数なのですけれども、たしか令和3年4年度は2,000人、令和5年度6年度は1,000人で予算のときに出ていたかなと思うのですが、間違いないか確認いたします。
答弁 福祉課長 柳谷忠男
高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画には、議員おっしゃるとおり、そのような人数で計画を掲載しております。
再質問 2番 鈴木麻由子
あと、まず、この表の中でお聞きしたいのですけども、先ほど答弁にもありましたように、今年度7月末で573人の方が交付されているということで、既に昨年の555人をこの夏現在で超えているということでかなり大幅に増えているのですが、こちらは手数料を今年無料にしたという効果が出ているというふうに捉えているのか、どのように捉えているのか、確認いたします。
答弁 福祉課長 柳谷忠男
やはり手数料500円かかっていた部分を無料にさせていただいたこと、そして町長の答弁にもありましたとおり郵便局だけで受付をしていたのですが、それ以外でもできるようにした部分については大変好評な意見等をいただいているところでございます。
再質問 2番 鈴木麻由子
そうですね、手数料と申請できる場所を増やしたということが功を奏した、効果を出しているというふうに捉えているということで、分かりました。それで、次の2点目と3点目の質問なのですけれども、課題と対応策ちょっと関連していますので一緒に質問してもいいでしょうか。
再質問 2番 鈴木麻由子
それでは質問していきたいのですが、まずこのいきいきシニアパスポートの事業の目的というのが先ほど答弁にもありましたように、積極的な社会参加を促して生きがいや健康づくりを推進することということで、一言で言うと高齢者の健康寿命を延ばすための事業ということでいいか、まず再度確認いたします。
答弁 福祉課長 柳谷忠男
議員おっしゃるとおり積極的な社会参加、そこで生まれるコミュニケーション等を通じて、先ほどの、昨日もありました認知症等の部分も改善というところで、健康寿命の増進、そういった部分の保険料の抑制等も含めた部分で捉えております。
再質問 2番 鈴木麻由子
先ほど出していただいた資料を見ますと、今回、今年度直近で目標人数に対して6割近く、今年目標人数が1,000人ということなのですけれども、今7月末現在で573人ということで6割近く目標人数に対して行っています。かなりいい数字なのかなというふうに私も捉えているのですが、ただ、70歳以上の人数、令和5年度末で4,480人。この人数から言うと大体この人口比で言うと12%くらいの方がいきいきシニアパスポートを申請しているということで、この数字というのは70歳以上の高齢者の全体数から見るともっともっと増えていってもいいのかなというふうに捉えるのですが、この辺は、町としてはどんどんこのシニアパスポート利用者が増えていってほしいというふうに捉えているかどうか確認いたします。
答弁 福祉課長 柳谷忠男
計画のところでは、1,000人という目標を持っております。令和5年度の数字でいきますと約12.4%でございますので、これ以上20%くらい行かないと駄目なのかなというところで把握はしておるところでございます。
再質問 2番 鈴木麻由子
ちょっと目標人数のことを確認したいのですが、この目標というのはどのように設定されているのかを確認します。
答弁 福祉課長 柳谷忠男
令和3年度から始めた事業というところで、当初の目標については2,000人とか、そういったちょっと大きな目標を掲げていたところでございます。令和3年度4年度5年度実績が積まさってくる中で、現実味に合った人数というところで、約20%くらい、厳密に言えば20%以上なのですが、それぐらいの人数というところで目標を設定しているところでございます。
再質問 2番 鈴木麻由子
分かりました。先ほどありましたように、どんどんシニアパスポートを使っていってほしいということでしたので、それをベースに質疑していきたいと思うのですけれども、まず答弁いただきました課題のところにもありましたが、周知、現在、シニアパスポートをどのように皆さんに周知しているのか、確認したいと思います。
答弁 福祉課長 柳谷忠男
先ほど町長の答弁にもございましたとおり、まず年度初めのほうに70歳以上の方全員にまず郵送により、この事業のパンフレットや申請書等を郵送させていただきました。また広報につきましては、今までに2回4月号と8月号に掲載をさせていただいているところでございます。
再質問 2番 鈴木麻由子
そのほかにホームページのほうでも確認させてもらったのですが、町のホームページで検索しますと、いきいきシニアパスポートと入れて検索しますと、そこの事業のページに飛ぶのですが、対象者や内容をそこで確認することができます。ただ、できれば申請時に必要な物ですとか、利用エリアがどこまでなのかというような、もう少し情報が欲しいなというふうに思ったのですが、今後何か情報を追加していくような予定がありましたら教えてください。
答弁 福祉課長 柳谷忠男
今、議員御指摘いただいた部分につきましては、今後ホームページの更新等で随時改修していきたいというふうに思っております。
再質問 2番 鈴木麻由子
情報の提供、分かりやすい情報の提供をお願いしたいと思います。あと、担当課だけではなくて、関連する催しや事業でも、このシニアパスポートのこと周知できるのではないかなと思うのですが、担当課以外の何か催しですとか、そういったもので周知している場所が、ところがあれば教えてください。
答弁 福祉課長 柳谷忠男
今現在このパスポートを提示して、何かこう、何というか、特典というか、そういった部分につきましては、今のところ町内では把握しておりませんが、今後そういった部分につきましては、御提案いただいた部分について研究課題とさせていただきたいと思います。
再質問 2番 鈴木麻由子
特典などはちょっと後でまた質問しようかなと思っていたのですけれども、取りあえず、ほかの課で何かこのシニアパスポートの宣伝をしたですとか、そういったことがなかったのかなというふうにちょっと聞いたのですけれども。
答弁 福祉課長 柳谷忠男
すみません。ちょっと勘違いして答弁させていただきました。取りあえず、高齢者のガイドブックというのがありまして、その中にはそういった事業の内容を記載しております。そういった部分で介護のほうの認定者のほうには、そういった部分では周知されているのかなというふうに思います。
再質問 2番 鈴木麻由子
例えば、脱炭素の視点からいくと釧路町地球温暖化対策実行計画の推進方針に住民ができる脱炭素の行動として公共交通機関を利用するということを推進するというふうにしっかりと記載されているのです。国土交通省から出ているデータを見ますとバスのCО2の排出量は自家用車の2分の1ということで、脱炭素の視点からも、いきいきシニアパスポートというものを周知ができるのではないのかなと思ったのですが、これに関してはいかがでしょうか。
答弁 環境生活課長 大中公史
本年度、地球温暖化対策実行計画の区域施策編を策定させていただきまして、その中でも当然公共交通の利用というのは脱炭素の削減につながりますので、住民周知の一つの指標として、こういったものも検討していく必要があるかなと思っておりますので、今後研究してまいりたいと思っております。
再質問 2番 鈴木麻由子
脱炭素の視点からも、この公共交通の利用というのは、本当に私たち重要な行動の一つになると思いますので、ぜひ周知啓発、期待しております。今回、シニアパスポートをつくっていない方たちにつくっていない理由というのを聞きますと、「自分はまだ車を運転できるから必要ないよ」ですとか、「旦那さんや奥さんが運転できるから必要を感じない」という声が多くありました。そういうのを聞くと、バスを利用するのは車が運転できなくなってからというふうにイメージしている高齢者の方が多いと感じました。その一方で、御家族の方に話を聞くとやはり本人の運転能力、本人はまだまだ運転は大丈夫だと思っているようだけれども、家族からするととても運転に心配があって、免許の自主返納も考えていってほしいというような話も多く心配する声も多く聞かれました。また、一方で、今度自主返納をしたらしたで認知機能が低下したのだというような話もありまして、こういった話をいろいろ聞いてみると、今までは、運転かもしくは自主返納か、免許の返納かというような二者択一のような議論が多かったのですけれども、これからは車と公共交通を使い分けるというような、そういった提案の仕方ですとか、周知の仕方というのが大事になってくるのではないかと思います。例えば、町なかは自家用車で、少し遠出するときは公共交通を使うというような、そういった提案の仕方というのも大事になってくると思うのですが、こちらに関してはどのように考えるでしょうか。
答弁 総合政策課長 大河原教行
公共交通関連ということで御答弁させていただきます。今、議員おっしゃったように、直近で私たちも今遠矢のほうのバスの実験運行をしているのですけれども、その説明会に来られた方の多くは、まだ車があるのだけれども将来的なことを考えてお話を聞きに来たのだという方が非常に多数いらっしゃいました。公共交通にいかに生活に取り入れていただくかが課題であるというふうに思っておりますので、車に乗られている今からでも少しでも生活にバスを取り入れていただいて、免許返納したときには公共交通を活用しながらお出かけをしていただくというような体制づくりというのが必要であるというふうに認識をしてございます。
再質問 2番 鈴木麻由子
そういったあたり大事になってくると思います。例えば、このシニアパスポートを使って1路線100円で行けますので、モデルコースのようなものをつくってみるのもいいのかなと思いました。例えば、今ハブ機能になっているイオンの釧路を出発点として、例えば、そこから別保公園まで行って御飯を食べてきて帰るコースですとか、公民館に行って本を借りてくる。例えば、和商市場へ行って買物をしてくる。こういったモデルケースを提示することによって、これが1路線100円で行けるのだ、例えば2路線であれば往復200円で楽しめるのだというような、そういった積極的にこちらから提案していくというのも一つなのかなと思っています。ちょっと話が違いますが、今、運転している方たちにどうやったらバスに乗ってもらえるかというところで、やはりそういった同時に考えていかなければいけないと考えたときに、70歳以上の方、車の免許更新のときに講習会などでシニアパスポートの情報提供などできたらいいのかなというふうに思うのですが、そういったことというのは考えられますでしょうか。というか、交渉できるものなのでしょうか。
答弁 福祉課長 柳谷忠男
そういったまず考えがなかったというところで、率直に思いました。そういった部分については、自動車運転免許証のところの会場の部分、管轄になるかと思うのですが、そういった部分については、今後協議、検討、研究していきたいなというふうに考えております。
再質問 2番 鈴木麻由子
もし交渉ができたらちょっと提案していただいてほしいなと思いました。ちなみに10月の2日にセチリのコミセンで高齢運転者講習会というのが開かれる、行われるということで、町と警察と道の連携なのでしょうか。こういった場でも、ぜひ、シニアパスポートの周知ができないかなと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
高齢者運転者講習会なのですけれども、これは令和4年度から警察のほうが主催で、町のほうも共催して実施をスタートしているのですけれども、今、議員御指摘のことについては、令和4年度のときですか、そのときにもこのいきいきシニアの部分と併せてデマンドバス、町の町民の方の足の確保といったところで、この2つの事業については紹介していまして、昨年度はちょっと実施できなくて、今年は議員おっしゃるとおり10月2日に予定しているのですけれども、同様に今議員御指摘の制度の紹介というのはやらせていただきたいなというふうに考えております。
再質問 2番 鈴木麻由子
ぜひお願いしたいと思います。ここでパスポートが使えるエリアについて確認したいのですが、釧路市のおでかけパスポート、同じく70歳以上の方が1路線100円で使えるこの釧路市のおでかけパスポートと釧路町では利用できるエリアというのが違うのですけれども、これは何の違いなのか確認したいと思います。
答弁 福祉課長 柳谷忠男
こちらの釧路市のほうのおでかけパスポート70というのがあるのですが、こちらの部分のエリアについては、阿寒湖畔まで行けるような路線もあります。また鶴居方面まで行けるような路線があるということで認識はしております。釧路町の部分につきましては、釧路町内エリア、まずそうなのですが、それと釧路市のいわゆる市街地という部分のふうに取決めで協議されたということで伺っております。
再質問 2番 鈴木麻由子
取決めがあったと協議されたということなのですが、やはりバス事業者に払う委託料なんかもそこで絡んでくるということでしょうか。
答弁 福祉課長 柳谷忠男
そういった部分も含んでおります。
再質問 2番 鈴木麻由子
分かりました。ただ、市も町も同じ生活圏でして、例えば一緒に釧路駅から山花リフレまで行く場合、釧路市のおでかけパスポートを持っている方は100円で行けるのですけれども、釧路町民だと890円かかるとかなり大きく違うのです。やはり皆さん同じ生活圏なので、友人知人関係も町も市も両方同じくいるわけで、そういったことを考えると、このあたりはちょっと足並みをそろえたほうが、予算的なものもあるのでしょうけれども、足並みをそろえたほうがいいのかなとも思うのですが、見解を伺います。
答弁 福祉課長 柳谷忠男
御指摘いただいている部分については十分把握しているところでございました。今後、バス会社さんとはそういった部分も含めて協議は続けていきたいなというふうに考えております。
再質問 2番 鈴木麻由子
お願いしたいと思います。今、山花リフレを出したのは、先ほどちょっと課長からも答弁ありました特典というものがありまして、釧路市のおでかけパスポートを持っている方は山花リフレの日帰り入浴料が190円パスを出すと安くなるという特典があります。日曜日になるとさらに半額になるのです。そういったパスポートを持っていると何かさらにいいことがあるみたいな、そういったものを附属させていくと、さらに利用者が増やすのではないかなと思いますので、こういった仕掛けなんかもぜひ検討していっていただきたいなと思いました。ここからちょっと公共交通の施策について再度質問したいと思うのですが、現在のシニアパスポートの対象者は70歳以上です。70歳になって、すぐにバスに100円でバスに乗れますよと言われても、皆さんすぐにバスに乗るかどうか。本当に今この結果に表れているとは思うのですけれども、バスに乗ったことのない方、昔はちょっと乗っていたかもしれないけれども、ここ何年も何十年も乗っていない方にとって路線バスに乗るということがかなりハードルが高いというような声も聞いておりまして、先日の8月末にイオンで開かれたイベントでバスの乗り方教室というのを釧路バス、阿寒バスさんでやっていたのですけれども、私も実際ちょっと行かせてもらって、乗り方であったり支払い方であったり、今のWAONでも支払えますので、最初にピッとやって最後にもピッとやると、そういったことを詳しく教えてくれていました。こういった取組とともに70歳になる前からバスに乗ってもらえるような施策、乗りたくなるような施策というのも同時に考えていかなければならないと思うのですけれども、見解を伺います。
答弁 総合政策課長 大河原教行
公共交通の担当として御答弁させていただきます。バスに早めに乗って、生活にバスを取り入れていただくということを先ほど来より御説明しているのですけれども、釧路バス会社さんのほうでも70歳前のシルバー定期であったり、そういった対策ということで、70歳前からでもバス料金が、100円ではないのですけれども、安く御利用いただける制度というのはバス会社さんのほうで構築はされております。我々のほうとしては、いかに生活に公共交通を取り入れていただくかというところの意識の醸成であったり、周知というところに努めてまいりたいというふうに考えてございます。
再質問 2番 鈴木麻由子
まさに今の意識の醸成というところで、今年の5月に教育委員会主催の講座で「釧路町の交通を考える」という勉強会に出させてもらったのですけれども、そこで講師の方が「公共交通に自家用車の利便性を求めてはいけない」というふうに言われていまして、もう本当に私もなるほどと思いました。その利用する人たちの意識を変えること、または不便さに慣れていくこと、そういったことをやはり下の世代から育んでいく。そうやってバスに乗るメリット、何のためにバスに乗るかはそれぞれかもしれないのですけれども、例えば、健康増進であったり脱炭素であったり交通事業者を応援するであったり、いろいろと本当にこれから私たち下の世代も本気で考えて行動していかなければいけないときに来ていると思いますので、そういった意識の醸成ですね。あとはやはり50代、60代は準備期間として何か支援があるともっと乗りやすく、先ほどちょっと支援策のことは言われていましたけれども、何かもう一歩何か支援があると乗りやすいのかなとは思うのですが、そのあたりは何か具体策なんかは考えていらっしゃるのでしょうか。
答弁 総合政策課長 大河原教行
50代、60代というところ、60代のところについてはバス会社さんのほうで乗り放題の定期券なりは発行されていますので、そちらで御対応いただくと。50代に対するそういったちょっと助成というところは今のところ考えは持ち合わせてございません。
再質問 2番 鈴木麻由子
本当に下の世代から、もしくは、もう本当子供のときからバスに慣れ親しんでいくというふうに、それがいずれ、いきいきシニアパスポートの利用者像にも結局つながっていきますので、そういったものをみんなで考えて、当事者として、みんなで考えていくというふうに持っていっていただきたいなというふうに思っております。最後の質問に入っていきたいのですけれども、今月遠矢地区でバスの実験運行が始まっております。路線バス、デマンドタクシー、循環型バスですね、実験運行するということで、何度も地域で説明会を開いて、住民の方たちの声丁寧に拾って皆さんでつくり上げていっているのだなというふうに私も感じております。こうした公共交通につなぐための足をどうするかということを今やられていると思うのですが、その足の確保、それが重要なのと同時に、バス停に行けない方たち、バス停まで、バスに乗れない方たちというのをどうしていくのか。ドア・ツー・ドアの送迎はどうしていくのかという福祉バスのようなものですよね、そういったものをどうしていくのかというのも同時に考えていかなくてはならないと思うのですが、今、町ではこれに関しての何か動きというのはあるのでしょうか。
答弁 総合政策課長 大河原教行
公共交通の計画に基づきまして、今、議員の御指摘のありましたバス停まで行けないという方については、順次地区ごとにデマンドのバスであったり、デマンドタクシーであったりというところで、遠矢の実験も含めて進めてございます。あと、バスに乗れないようなお体の状況の方の移送をどうするかということになりますと、考え方はやっぱりそこは公共交通とはまた別の視点での考えというのが必要になるかなと思います。ただ、御利用いただけるのであれば、公共交通をまず第一に御利用いただきまして、地域の公共交通を守るというのが今時点での町のスタンスというふうになってございます。
再質問 2番 鈴木麻由子
公共交通、今、御答弁いただきましたけれども、本当に乗れる方は自宅からバス停までデマンドで送ってもらって、そこからバスに乗って出かけていける方たちはいいのですけれども、本当にこれからですね、今バスに乗っている、乗れている方たちも、バス停まで歩いていける方たちも、いずれ年を重ねてバス停まで歩いていけなくなったり、外出するのもなかなか難しくなったときに、そこを今後どうしていくか。そういったことができなくなったときに、では、私たち外出はどうしていったらいいのという不安の声も多く聞かれております。公共交通とはやっぱりこれちょっと別の話になるので、最後町長にお聞きしたいのですけれども、今後そういった考えられるそういったことにどのように町として対応していくのか。福祉バスのようなものをどういうふうにつくっていくのかということを何か今お考えがありましたら伺いたいと思います。
答弁 町長 小松茂
今、いきいきシニアパスポート事業の関係でいろいろと多々御質問いただきました。今、今後、今現在遠矢地区で夏バージョンの実証実験をやっておりますけれども、遠矢地区を一つの実証実験のモデルにして、どういうニーズがあるのか、時間帯であるとか、それからバスのいわゆるコースで利用頻度がどうなのかとか、そういったことも含めてやっています。それからバス停に関しても、実は今そのデマンドバスが通るコースについては、バス停でなくてもどこで手を挙げてくれれば乗れるようにしているのです。そんな取組をしながら実証実験を今取り組んでいるところであります。やっぱり、これから、その地域、例えば遠矢地域の方々の考え方、それから全く路線バスがないところの方々の考え方、それからセチリ太地区のように路線バスがあるのですけれども、バス停が遠いとか、ちょっと乗りづらいとか、そんなことで、それぞれその地域に住む方々によっては様々な意見があることは我々今回春の実験それから今、夏の今スタートしましたけれども、そういった実験の中でちょっと見えてきた部分というのがあるなというふうに思っています。こういった実証実験の結果を踏まえ、また地域のそれぞれの事情もいろいろな意見を聞きながら、やっぱり我々は免許を返納しても、そこに住んで、どこに住んでいても、最低限買物ができて、通院ができて、そして自分の好きなときに移動できる、そういう足の確保というのは、これはもう確保していかなくてはならんというふうに考えておりますので、そういう意味では、幾らでもお金かければドア・ツー・ドアでやっていけるということはあるのですけれども、そういったことを全てきちんと検証していきながら将来のバス運行の在り方、そしてその地域に住む方々の考えたニーズ、こういったことをしっかり捉えて、我々はこれから進めていきたい。そのための今現在、実証実験をやっているということになりますので、御理解いただきたいというふうに思います。(「終わります」の声あり)