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釧路町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月3日

太陽光発電施設の現状について

2025年6月3日、釧路町議会の一般質問で、鈴木麻由子議員が「太陽光発電施設の現状について」質問し、町長 小松茂、環境生活課長 大中公史、副町長 佐々木喜代孝が答弁しました。

質問者
鈴木麻由子 議員
答弁者
町長 小松茂、環境生活課長 大中公史、副町長 佐々木喜代孝

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 鈴木麻由子

2番、鈴木です。通告に従いまして、1件4項目質問をさせていただきます。太陽光発電施設の現状についてです。近年、再生可能エネルギーの普及促進により、当町においても太陽光発電施設が増加しています。その一方で、事業者の倒産や所有者の移転などにより、適切な管理がなされていない施設が生じるリスクも懸念されています。これらを踏まえ、以下4点質問をいたします。1、設置状況と件数は。2、事業者の倒産及び所有者移転の状況と件数は。3、太陽光パネルの廃棄の現状と課題は。4、パネルの廃棄や費用の確保・管理などを定めた条例制定の考えは。御答弁、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 小松茂

2番、鈴木議員の一般質問にお答えをさせていただきます。太陽光発電施設の現状についてということで、①の設置状況と件数についてのお尋ねですが、資源エネルギー庁が公表しております再生可能エネルギー発電設備導入件数における令和6年12月現在の太陽光発電設備認定件数でお答えをしますと、10キロワット以下で261件、10キロワット以上で141件で、合計402件となっております。次、②の事業者の倒産及び所有者移転の状況と件数についてのお尋ねですが、太陽光発電事業者の倒産や所有者移転について、国への直接の届出となるため、町において件数の把握はできておりません。次、③の太陽光パネルの廃棄の現状と課題についてのお尋ねですが、太陽光パネルの廃棄は、国の定める太陽光発電設備のリサイクル等の推進に向けたガイドラインにより適正に処理されるものと認識をしております。課題として、FIT制度の期間満了に伴い、パネルの撤去が想定されますが、廃棄やリサイクルの手法については、国の動向や関係機関からの情報収集に努め、特にゾーニングマップに関する相談の事業者に対して、国のガイドライン周知に努めてまいります。次、④のパネルの廃棄や費用の確保・管理などを定めた条例の考えについてのお尋ねですが、再生可能エネルギー、電気の利用に促進に関する特別措置法では、解体等積立金により10キロワット以上の設備について、廃棄費用の積立て、これが義務化されており、現時点で太陽光パネルの廃棄や管理などを定めた条例制定の考えはございません。以上であります。

再質問 2番 鈴木麻由子

それでは、再質問させていただきたいと思います。設置状況と件数について答弁いただいたのですけれども、こちら国のほうから公表している数字ということで、これ以外のものというのは把握されていますでしょうか。

答弁 環境生活課長 大中公史

当課としては、これ以外のものの具体的な数値というものについては、把握できていないという状況でございます。

再質問 2番 鈴木麻由子

1年前にも太陽光発電施設の現状について質問させていただいたのですが、そのときの答弁も、国の数字以外は把握できていないという答弁でした。この1年で、何か担当のほうで町内の見回りですとか、調査ということは行ったことがあるのか確認いたします。

答弁 環境生活課長 大中公史

特段調査、見回りという形は行っておりませんけれども、ゾーニングマップ等で、御相談に来られた業者の予定地ですとか、そういったところについては、巡回といいますか──視察ではないですね、巡回して見てきているという実態はございます。

再質問 2番 鈴木麻由子

そういった予定地などは巡回しているということだったのですが、見回り、FIT制度を使っている事業者の把握は、国のほうの数字で把握できると思うのですけれども、FIT制度を使っていない業者などの把握というのは、必要は、今のところ町としては、必要はないとして捉えていいのか確認いたします。

答弁 環境生活課長 大中公史

現時点では特段その数値というものは必要としていないところではあります。相対的な発電キロワット数ですとかがFIT法上でも今追える状況ではありますので、そういった形で町の再エネの発電量がどのぐらいなのかということを大まかに把握する上では、現段階ではこの数字で問題ないというふうには捉えております。

再質問 2番 鈴木麻由子

分かりました。それらを踏まえて、次の質問に入っていきたいと思うのですが、2点目と3点目、関連がありますので、一括して質問してよろしいでしょうか。

再質問 2番 鈴木麻由子

現在、事業者の倒産及び所有者移転のこういったものを把握する仕組みというのが町にはない。国のほうに直接届出となるため、町のほうにはそういった仕組みはないということだったのですが、特段今、当町のほうでそういったものを把握できていないということが何か支障になっているとか、そういったことはないか確認いたします。

答弁 環境生活課長 大中公史

段階では支障はないものというふうに捉えております。

再質問 2番 鈴木麻由子

今回質問するに当たりまして、数日前に、遠矢地区を中心に20か所ほど太陽光の施設を見て回ったのですけれども、大方、敷地内の草刈りがされて適正に管理されているように見えたのですけれども、気になる施設も何か所かありました。多かったのは草刈りがされていないところで、草木がパネルを覆っていたり、パネルとパネルの隙間から草木が茂っていたりしていたところが複数ありました。横に住んでいる住民の方にお話を聞いたところ、管理をしに来ている様子はないようだと、もし火が出たらどうなるのと、逆に私が質問を受けるような形で、とても心配をされている住民の方がいました。こういった施設の維持管理に関する相談、トラブルなど、住民からは話は聞いていないか確認いたします。

答弁 環境生活課長 大中公史

現段階ではそのような声というのはあまり届いていない形になります。ただ、隣接が太陽光なのか、例えば空き家ですとか、そういったケースとかもございますので、その辺は総合的な形でお伺いしているというのが当課ではあったりはします。

再質問 2番 鈴木麻由子

まさに今答弁いただいた中にもありました。そこの施設のすぐ近くには空き家が数軒ありまして、もしそこに飛び火したらどうなるのと、さらに不安の声を聞いてきたわけなのですけれども、こういった相談の窓口というのは一応環境生活課になるのでしょうか、国の何か相談窓口というのはあるのでしょうか。

答弁 環境生活課長 大中公史

そういった形で住環境の保全に関する御相談になれば、町の窓口としては当課、環境生活課のほうで一度お預かりするという形になります。

再質問 2番 鈴木麻由子

また別の場所の話になるのですけれども、施設の敷地内にパネルのフレームらしきものが複数放置されている場所もありました。何枚も重ねてあったその上には、コケがむして水がたまっているような状況で、ここ最近のものではなく、かなり時間が経過しているなというふうに素人目から見ても分かったのですけれども、そこは事業者名も書かれていないような場所でした。また別の場所では、通常鍵がかかっているところが、出入口が開いたままになっている施設もありました。「高電圧危険、立入禁止」と書かれているにもかかわらず、鍵が開いているというのは、とても危険を感じたのですけれども、素人の自分が見ても適切に管理されていないのではないかと感じるような施設が複数あったわけですが、こういったものというのは、現地を見ていないので答えづらいかもしれないのですけれども、不適切な管理というふうには当たらないのでしょうか、確認します。

答弁 環境生活課長 大中公史

今、議員おっしゃっていることに関しましては、多分、電気事業法上の発電所に対する保安員ですとか、主任技術者ですとか、そういったところが徹底すべき事項だとは思われますので、町としてはなかなか監督管理には入りづらいところではありますけれども、こういった情報を把握した際には、経済産業局のほうと連携しながら情報提供はしていきたいなというふうには思っております。

再質問 2番 鈴木麻由子

町長にもお聞きしたいのですけれども、今申し上げたような施設が、住宅のすぐ横にあるような施設も見受けられました。現在、既に何か、住民の生活環境に何らかの危険が既に発生しているのではないかと私は捉えるのですが、町長はどのようにお考えになりますか。

答弁 町長 小松茂

今、鈴木議員のほうから、町内でそういった事例があるという、そういった発言がございました。いわゆるこれは発電パネルでありますので、そういう意味では、やっぱり事故があってはならないと思いますし、近隣の住民の皆さん方がそういった心配をされているということであれば、空き家などもそうなのですけれども、所有者特定をしっかりして、そして、その管理責任をしっかりやっていくという、そういったことの指導はできるというふうに思っておりますので。そういったことを踏まえながら、やっぱり町内、近隣が安心して過ごせる、そういう環境をつくるには、そういったことも必要になってくるかなというふうに考えております。

再質問 2番 鈴木麻由子

その商標ですね。事業をきちんとというか、されているところは、商標がきちんと貼られていて、ここの住所、そこの場所の住所であったり、事業者名、そして保守管理するところがどこなのか、ここまでしっかりと書かれて、電話番号も書いているところはいいのですけれども、事業者名がなぜかないところあったり、そのパネル、商標すらない場所もありました。そういった場合に、町としてはどのように特定していくかというのは、これはどうやって、やっていくものなのでしょうか。

答弁 環境生活課長 大中公史

そういったケースがもしこちらで把握した場合は、当然、地番を確定させまして、登記簿上の土地の所有者から当たっていくという形の順番でいきます。土地の所有者のほうから、借地なのか本人所有なのかという形で確認を取っていくというふうになっております。

再質問 2番 鈴木麻由子

質問、続けていきたいと思います。先ほど何らかの危険が住民生活にとって何か発生しているのではないかというような質問をしたわけですが、既に町内の事業者の中で倒産や廃業をしているなどで放置しているようなケースというのはないのか、どのように捉えていますでしょうか。

答弁 環境生活課長 大中公史

現時点では、そういった動向というのは国への直接的な届出になりますので、把握できていないというような状況です。

再質問 2番 鈴木麻由子

国への届出の問題なので、町のほうでは把握していないということだと思うのですけれども、本当に万が一、既にもう事業者が撤退、そこを放置している状況であれば、本当にこれは問題だと思うのですよね。先ほど来からの質疑でも感じましたけれども、今後、町での実態調査というものが必要ではないかと思うのですが、それについて町長にお伺いしたいと思います。

答弁 町長 小松茂

今、御指摘のあった件は、10キロ以上10キロ以下で、今10キロ以上はある程度規制もあり、把握もできるというふうになっていますが、今、問題なのは10キロ以下の家庭も含めて、そういった状況があるということでありますので、そういった意味では、町内の状況は特に規制の緩い10キロ以下の部分を、今後、対象として調査したり、そういったことをする方向で考えなければならないというふうに考えております。

再質問 2番 鈴木麻由子

今10キロ以下のあたりを調査するという答弁いただいたのですけれども、先ほど来お伝えしています、ちょっと不適切な管理ではないかと感じていた施設は10キロ以下ではなくて、大体49.5キロワットぐらい、よく小規模太陽光施設と言われているあたりの規模のものでしたけれども、そのあたり10キロワット以上の規模のものに対してはどうでしょうか。

答弁 町長 小松茂

10キロワット以上については、廃棄費用の積立てが義務化されている、そういった規制はある程度あるというのもありますし、そういう意味では、今回の特別措置法の中で、いろいろと指導できる部分があると思うのですけれども、その中に委ねていけないかなというふうに思っています。特に、今、注視するのは10キロ以下かなというふうに我々は捉えておりますので、その点、御理解いただきたいと思います。

再質問 2番 鈴木麻由子

答弁にもありましたけれども、2012年に始まった固定価格買取制度、FITですね、これから順次終了を迎えて、同時にパネルの耐用年数も来るということで、2030年の半ば以降に、パネルの大量廃棄のピークを迎えると国のほうでも予想しています。これに伴い、放置や不法投棄が急増するのではないかと言われているのですけれども、今後、災害ですとか事業者の撤退・倒産などで、先ほど申し上げたような不適切な管理がされているようなケースが見受けられた場合、どのように町としては対応していくのか、確認したいと思います。

答弁 環境生活課長 大中公史

今、議員御指摘いただきました、不適切な管理ということにつきましては、他の、先ほども言いました、空き家等と同じように、住民の方から通報ですとか、いただいた際に現状を見たりですとか、そういった形で、適正な機関に対して指導等を促していくという形を取っていきたいなというふうに考えております。

再質問 2番 鈴木麻由子

町のほうから指導などはできるような状況に今あるのでしょうか。

答弁 環境生活課長 大中公史

太陽光パネルに特化した形で指導というのは、正直なかなか難しいかなというふうには捉えております。ですので、基本的には、電気事業法等の所管であります経済産業省のほうから適切に御指導いただきたいというふうに考えております。

再質問 2番 鈴木麻由子

それで、万が一、国のほうに動いてもらうということだと思うのですけれども、我が町で、今、起こっていることですから、やはりその把握と、すぐに対応していただくというのは、何らかの形で役場も対応していかなければいけないと考えます。例えば、万が一、事業者、先ほど申し上げている標識がないところですとか、事業者とも連絡が取れなくなって、パネルが放置された不法投棄が間違いなく起こっているような場合、そういったものを国のほうに対応してもらう、国のほうが、例えば、そこの場所を、パネルを撤去するですとか、そういったことになるのでしょうか。今の仕組みのあたりを教えていただければと思います。

答弁 環境生活課長 大中公史

発電所として稼働していれば、国のほうの指導という形にはなるかなとは思います。ただ、今、おっしゃいました不法投棄という形で明らかな投棄状況が把握できるようであれば、事業用資産の登記であれば北海道と連携して、町のほうでもそこに対しては一緒に指導していくというような形になるかなというふうには思っております。

再質問 2番 鈴木麻由子

今、全国的にもこの不法投棄の問題、かなり取り沙汰されていますけれども、町のほうで不法投棄、パネルなどの撤去ということも、今後、考えられることなのでしょうか。

答弁 環境生活課長 大中公史

現時点ではなかなか想定しづらいところではありますが、将来的にはそういったことが、事象が起き得るのではないかというふうには思っておりますけれども、現時点では、そこに対しての今、何らかの処方というのはまだ検討していない段階になっております。

再質問 2番 鈴木麻由子

そういったことも、事象も起こり得るのではないかというような答弁もありましたけれども、そうなると、もしもうちの町がそれを対応していかなければいけないということになると、気になるのが、その撤去費用のあたりなのですが、どれぐらいその撤去費用がかかるのか、分かる範囲でいいのですけれども、ちょっと概算が分かれば教えていただきたいのですけれども、例えば、今、我が町で一番大きな発電施設の撤去費用と町内で多い小規模太陽光施設、50キロワットあたりの施設、このあたりの撤去費用、もし分かりましたら教えてください。

答弁 環境生活課長 大中公史

具体的にちょっと試算がなかなか難しいので、経済産業省のほうで、ガイドラインで示しているのが、キロワット当たりの単価ということで示しておりますので、それを基準に言いますと、大体1キロワット当たり1万円相当の解体費がかかるのではないかというふうに試算をされていますので、これは中央値ということで表記されていますので、町としても大体1キロワットあたり1万円が解体費として見込まれるというふうには考えております。

再質問 2番 鈴木麻由子

先ほどちょっと申し上げた、もし一番うちの町で大きなメガソーラーの施設と50キロワットの施設と、もし数字、試算額、分かれば教えてください。

答弁 環境生活課長 大中公史

単純にいきますと、積立額の試算の仕方なのですが、電気の使用ボリュームのほうから試算することになりますので、大体、今19万キロワットぐらいというふうに想定しますと、10年間積み立てていくと約2,200万ほどという数字は出てきます。

再質問 2番 鈴木麻由子

2,200万というのは、メガソーラーのほうの数字でいいでしょうか。

答弁 環境生活課長 大中公史

メガソーラーのほうの数字になっております。

再質問 2番 鈴木麻由子

50キロワットぐらいの施設だと幾らぐらいになりますか。

答弁 環境生活課長 大中公史

50キロワット未満等についても、発電のパネル数ですとか日照条件等により様々な数値がありますので、ちょっと特定する金額については算定しづらいかなという形になります。すみません、先ほども答弁差し上げたのですけれども、2,200万というのはあくまでも一つの、特定の事業者のものではなくて、おおよそメガソーラーの規模ということでの数値ということで御理解いただきたいと思いますので、訂正させていただければと思います。

再質問 2番 鈴木麻由子

先ほど積立てのあたりのほうからの数字を算出していただいたのかなと思うのですけれども、もし我が町が不法投棄が行われたところを撤去するとなった場合は、また少し数字が変わってくるのかなというふうには思うのですけれども、なかなかこれ、概算出すのが難しいのかなと思うのですけれども、万が一、町がそういった不法投棄を撤去することになった場合、そのお金というのはどこから出るものなのでしょうか。

答弁 副町長 佐々木喜代孝

大変申し訳ないのですけれども、もし仮にというような質問のやり取りで、今、想定の話で伺っております。ここは一応、議場で、今後とも残るものですから、もうお時間いただければ、次回でもいいですから、例えば、メガソーラーの場合、幾らぐらいとか(聴取不能)できますけれども、現時点で、うち、今、そこまで資料、用意はしていませんよね。ですので、答弁は差し控えさせていただきたいと思うのですけれども。

再質問 2番 鈴木麻由子

私の聞き方がちょっと曖昧な点がありまして、申し訳なく思います。ただ、今、今後、そういったリスクも考えられるということで、自分は心配していましたので、そこをちょっと聞いていきたいなと思ったので質問したのですけれども、今後の……。それで、4点目のほうに入っていきたいと思うのですが、パネルの廃棄や費用の確保・管理などを定めた条例制定の考えということで、現在10キロワット以上の設備については、廃棄費用の積立てが義務化されているということで御答弁いただいたのですけれども、この積立てというのは、10年たったあたりというのでしょうか、固定買取価格、FITが終わるのが20年ですから、その10年前から積立てを始めるものだと思っているのですけれども、間違いないか確認いたします。

答弁 環境生活課長 大中公史

法律の条文から読み取ると、10年後から20年目までというふうな形で読み取ります。

再質問 2番 鈴木麻由子

そういったことが義務づけられているのですけれども、例えば、10年までの間に事業が倒産したりとか廃業したりした場合というのは、廃棄費用というのはどうなるのでしょうか。

答弁 環境生活課長 大中公史

基本的には事業者の自己資金の中で対処していただくというふうにはなっております。

答弁 環境生活課長 大中公史

すみません。お時間いただき申し訳ございません。ありがとうございます。10年より経過、たっていないところについて、(聴取不能)ましては、今、私ども、その辺についても、今、情報収集を行っている段階でございますので、今後どういった手法がいいのかも含めて、関係機関等と連携しながら研究してまいりたいというふうには思っております。

再質問 2番 鈴木麻由子

ここからは町長のほうにお伺いしていきたいと思うのですけれども、多くの事業者が法令に従って適切に事業を行っているものと考えますけれども、今後、最近、地震も頻繁に起きていますけれども、こういった災害ですとか事故、事業者の廃業や倒産などにより、状況が大きく変わることも予想されます。太陽光パネルや施設の不法投棄が発生した場合の、そういった、いろいろなリスクを回避するためにも、事業者や設置状況を把握したり、パネルの廃棄費用などを確保することであったり、所有者に解体撤去を求めたりできるような、そういった仕組みがこれから考えていかなければいけないのではないかと考えますが、町長の見解を伺います。

答弁 町長 小松茂

今、議員御指摘のように、今、これだけ太陽光パネルが相当普及をしてきて、それぞれ大手の事業者であり、また個々の家庭の発電であり、規模によって相当な数が当町、町内あります。今、懸念されている部分というのは、今後、予想される部分でありますので、特に10キロワット以上については様々な国の法律で規制をし、そして撤去費用を含めた積立てをさせるという義務化をしているのですけれども、そういう10キロ以下の部分についても、今、現に町内で誰か分からない、不明なものもあるというのもあります。これがそのまま放置されますと、有害物質を含んだパネルでありますので、そういう意味ではしっかり指導しなければなりません。それから、それが仮に不法投棄だとしたら、それは別の法律でしっかり規制をしなければなりません。いずれにしても、その所有者をしっかり特定をするということ、それから我が町の、町内でパネルを設置している全ての所有者、事業者、これをしっかり把握しながら、しっかり指導していくということが大事だというふうに、今、考えておりますので、御理解いただきたいというふうに思います。

再質問 2番 鈴木麻由子

そういった仕組みを、これからぜひつくっていっていただきたいなというふうに思いますけれども、今後、この再エネの推進に関わりまして、先ほど3番議員の答弁にもありましたけれども、電力の域内循環、町内循環、そういったものも含めて、いろいろな角度から、我が町にとってよりよいものを検討していっていただきたいなと思います。再エネの事業をするに当たって、最低限、自然環境は壊さない、水や空気、大地を汚さない、もう一歩進んで、そういった、自然を再生してくれるような企業にも来ていただきたいですし、そういった企業、事業者から選ばれるような町であってほしいとも思っております。結果的にそれは町民の安心、健康的な生活にもつながりますし、1次産業、農業や漁業を守ることにもつながると思いますし、今後の移住者を増やすことや、ふるさと納税の増加などにもつながっていくと私は思っております。そのためには、やはり今、釧路市がいろいろと条例制定で動いていますけれども、町の姿勢というものもはっきり打ち出していかなくてはいけないのかなというふうに思っているのですが、最後、町長の脱炭素に向けた再生エネルギーの推進について、方向性をお聞きして終わりたいと思います。

答弁 町長 小松茂

再生可能エネルギーの活用をしながら、これを進めれば進めるほど、CO2の削減対策になるという効果もあります。こういったクリーンエネルギーの活用をしていくことによって、それぞれの事業者の取組が評価されてきます。また、その価値というものも生まれてきます。そういった意味では、積極的にこういったものを取り組んでいく。一方では、これを進めれば進めるほど、今、いわゆる課題になっている景観の問題であるとか、それから土地利用の問題であるとか、様々な課題や社会問題として取り上げられている部分もあるわけであります。こういった意味では、どう両立をしていくか、このことは非常に難しいものではありますが、ただ、私としては、再生可能エネルギーをしっかりやりながら、2030年に目標値を達成できないだろうか。この手法を使って、どこまでそれが2030年に目標値を達成できるのか、さらにはその先の2050年にはゼロまで持っていけるのかどうか、こういったことの、貢献できる一つの施策であることは間違いない事実であります。こういったものを含めて、しっかり両立をしていかなければならない。そのことを念頭に置きながら取り組んでいきたいというふうに考えております。

出典:釧路町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月3日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる