釧路町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月6日
学校給食費及び保育所等の副食費の保護者負担について
2023年12月6日、釧路町議会の一般質問で、中田磨議員が「学校給食費及び保育所等の副食費の保護者負担について」質問し、町長 小松茂、教育長 辻川尚志、給食センター所長 田中仁敦、こども応援課長 栁沢忍が答弁しました。
- 質問者
- 中田磨 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、教育長 辻川尚志、給食センター所長 田中仁敦、こども応援課長 栁沢忍
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 中田磨
6番、中田です。本定例会には3件の一般質問を提出していますので、順次質問を行います。1件目は、学校給食費及び保育所などの副食費の保護者負担についてです。1点目として、学校給食費を町負担で行ったことへの評価は、2つ目として、国の動向については、3点目として、今後の財源の確保について、4点目として、副食費を町負担で行ったことへの評価は、5点目として、今後の課題について、順次答弁を求めます。
答弁 町長 小松茂
6番、中田議員の一般質問にお答えさせていただきます。学校給食費及び保育所などの副食費の保護者負担についてということで、副食費を町負担で行ったことへの評価についての御質問でございますが、保育所や幼稚園に通う3歳以上の児童の保護者が支払う副食費については、令和5年度に限り、物価高騰による保護者負担軽減を目的として、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を有効に活用し、対象児童の全世帯について副食費の免除を行ったところであり、保護者からは一定の評価を得られたものと捉えているところであります。次に、今後の課題についてでありますが、子育て世帯への経済的支援については、子育てを行う保護者側にとって有益な支援策であると捉えておりますが、今後における副食費の支援策検討に当たっては、国の動向を注視しながら、必要な財源の確保が重要であると考えているところであります。私からは、以上であります。
答弁 教育長 辻川尚志
6番、中田議員の学校給食費及び保育所等の副食費の保護者負担についての御質問の中の1つ目、学校給食費を町負担で行ったことへの評価はについてでございますが、学校給食費を町負担で行ったことへの評価につきましては、令和5年度に限り、物価高騰の影響が大きい子育て世帯の経済的な支援を行うことを目的に、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、学校給食費の保護者負担の軽減を図ったところであり、経済的な支援が図られたものと捉えております。2つ目の国の動向はについてでございますが、学校給食費の無償化の実現におきましては、国において、本年6月13日にこども未来戦略方針の閣議決定により、その中で、学校給食費の無償化の実現に向けて、まず学校給食費の無償化を実施する自治体における取組実態や成果・課題の調査、全国ベースでの学校給食の実態調査を速やかに行い、1年以内にその結果を公表し、その上で小中学校の給食実施状況の違いや法制面等も含め、課題の整理を丁寧に行い、具体的方策を検討することとなっております。次に、3つ目の今後の財源確保はについてでございますが、学校給食費の保護者負担軽減を実施するための必要な財源につきましては、これまで新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用しております。本交付金につきまして、来年度以降も継続して活用することが可能かどうかは現時点では不透明でありますが、本交付金が廃止や減額となった場合の新たな財源の確保には至っておりません。次に、5つ目の今後の課題はについてでございますが、学校給食費の保護者負担への継続的な支援を行うためには、恒久的な財源確保が重要であると捉えております。以上でございます。
質問 6番 中田磨
まず、1点目の学校給食費の町負担で行ったことへの評価ということなのですけれども、経済的な支援を、コロナの臨時交付金の活用ですから、経済対策、住民の生活支援というところでの活用ということでの効果というふうに捉えているわけですけれども。受け取る側の効果という面でいえば、令和5年度に限りという答弁だったのですけれども、保育所等の副食費の支援と違って、学校給食費については令和4年度も同趣旨で実施をしているというふうに捉えていて、そういう意味では、今の時点で捉えると1年半の結果が評価できる状況として町にはあるわけです。そういった意味では、今はどちらかというと年度途中での評価ということですから、どういうふうな評価をするかということについてはなかなか難しい面あるかもしれませんけれども、令和4年度ベースで1年間実施したことへの保護者の負担軽減についての評価というものを、やっぱりきちっとまず出すべきではないかというふうに考えるわけですけれども、その点について答弁を求めます。
答弁 給食センター所長 田中仁敦
保護者の負担軽減の部分でございますが、小学校で保護者の1年間の軽減額、平均で申しますと4万729円、中学校で4万5,842円ということで、金額で申しますと、これらの学校給食費に関しまして、町のほう財源で保護者の負担を軽減したというような実績でございます。
質問 6番 中田磨
よく税金の使い方ということで、町民の方、有権者の方から様々な意見も寄せられるわけですけれども、例えば、今回はたまたまといいますか、財源としては国の財源100%の実施ですから、そういう意味では国のお金ということではありますが、一旦は町に入ったお金です。そういった意味で、例えばこの事業を全体的な評価として、受益者以外の評価、例えば何でそんなところにお金を使うのだとか、もっと違うところにお金を使うべきではないかという声もあると思うのです、一定。例えばいろいろな事業をやっていく中で、この問題ではなくてですけれども。例えば、そういう意味では、全体として学校給食費を保護者負担ゼロにするということに対する住民の受け止め方というのは、一定そういったところにやっぱり公金を使って事業を実施することは必要だというふうに捉えられているのかどうか、その点について、教育委員会としてもし捉えている状況があれば、答弁を求めたいと思います。
答弁 教育長 辻川尚志
具体的な住民からのいろいろなそういう給食費の無償化に関する声を積極的に捉えている状況ではございませんけれども、いろいろな会合だとかいろいろな声を聞いた中では、保護者からは大変助かっているというような声がよく聞かれるところでございます。また、住民の方からも思い切ったねというようなことでの、そういう評価を声として頂いている状況ではあります。
質問 6番 中田磨
今定例会に、請願ではありますけれども、署名とともに学校給食費の無償化を求めるというのは議会に対して出されているものがあります。こうした署名の中でも800を超える署名が集まっているということも、これは事実としてありますし、その中で出た声としては、やっぱり子供たちのためにお金を使うのはいいことだよねということで、特にお子さんがいない家庭の方でも結構積極的に受け止められるような中身になっているということは、町内の実態の中で一つの例として受け止めてもらっていいのではないかなというふうに思っています。こうした中で、学校給食の、基本的には町としては学校給食法を基に学校給食を運営していますから、設置を努めるべきと、努める中で様々なルールの中で実施を運用されているというふうに考えています。その中で、目的のところでいくと、どうしても引っかかってくるのが、自己負担の部分になってくるし、子供たちの健全な成長を、健康に健やかに育つということのための給食という目的はありますから、そういった意味では、給食費の無償化と給食法との兼ね合いでやっぱり整理がされていかなければいけないと思うのですが。2点目の中で後で聞こうと思っているのですけれども、国自身が、今、自治体が独自に学校給食費を無償化するような取組をすることに対して、給食法との関係でいえば問題があるような運用になっているとか、そういったような動きというのがそもそもあるかどうか、ちょっと国の動向の話の前に、制度の問題としてどう受け止めているか、答弁を求めたいと思います。
答弁 給食センター所長 田中仁敦
学校給食法第11条におきまして、学校給食費の保護者の負担割合というのが規定されてございます。したがいまして、ほかの自治体、保護者の負担軽減もしくは無償化をやっていない自治体等におかれましては、そのあたりの法整備というような部分が必要で無償化を実施していないというような事例なども見ています。国のほうの動向を見ますと、そのような法整備に関しまして具体的には示されておりませんけれども、それらの法律上の整理が必要だというふうには捉えております。
質問 6番 中田磨
11条では、まず一つは、経費の部分で、学校給食費は除外をして、逆かもしれませんけれども、自治体の負担によって学校給食の事業を実施すると。その中には、給食費が含まれていないので、それについては教育法の16条の保護者という規定の部分を指しているのだと思うのですけれども、保護者がその実費部分、給食費を負担するということが規定されているのです。法でいくとそうなっていますから、逆に言えば、そうしていない自治体について、では国がどうだったかというと、特におとがめがあるわけでもないですし、逆にそこに対して補助金が出るわけではないのですけれども。そういった意味では、なかなか法の部分でクリアされていないところがあったということは事実としてあるのです。これが、今回、目的が保護者の経済上というような問題でいくと、就学援助のところでは低所得世帯に対する保護者負担部分についてはそこで見られますから、対策されているということで取り組まれていますけれども、それ以外の生徒、児童については自己負担が町では特に発生しているというのが、歴史的なというか現在の状況かなというふうに思っています。こうした中で、町の取組はそういう枠の中でやっているということはこれまでの議論でも明らかですから、これくらいにとどめておきたいのですけれども。今新たに動いているのが、やはり国のこども未来戦略方針が閣議決定をして、1年以内に一応方針が出るということで、町としても教育委員会は押さえているという答弁が先ほどありましたけれども、この1年後くらいというのが、年度明けになってしまうのか、一定年度内に方針が出るのかということで、結構、来年度の実施について差が出てくるかなと思うのですけれども、その辺の状況というのは、国の動向として押さえているのか、特に1年以内でしたかね、1年後だったかな、何かその辺の時期というのがどういうふうに町として捉えているか、情報あれば、答弁を求めたいと思います。
質問 6番 中田磨
2番でいいです。
答弁 給食センター所長 田中仁敦
国の調査結果につきましては、具体的にいつという形では示されておりませんが、昨日、道のほうにこの調査に関しましてどのような動きになっているのか確認したところ、国において今現在集計作業中というようなことで、実際いつに公表できるのかというのは、道のほうとしても押さえていないというような状況でございます。
質問 6番 中田磨
先ほど、今もそうなのですけれども、やっぱりやっているところがどうなのというだけで、それから国がどう動くかというところはなかなかめどが立たないのと。6月頃で1年以内というと、先ほど言った6月に最低遅くなって出すと、もうその年というのはほとんど動きが取れなくなる。ただ、一方で2月、3月に1年以内であれば、出せば、新年度予算とかの兼ね合いで見えてくるのではないかということがありますけれども、国の動向としては、学校給食費の保護者負担については一定軽減していく必要性があるだろうということが基本的にはあると、だからこそこういう話が出て議論になって調査も行っているということを、私はそういうふうな目で捉えているのですけれども、そういった捉え方というのは、自治体としての受け止め、教育委員会としての受け止めとしても、そういう受け止め方で見ているのかどうか、いやいやそうではなくて全然違う意味で調査しているのですというふうに思っているのか、どういうふうな捉え、その点ではどうかということで伺いたいと思います。
答弁 給食センター所長 田中仁敦
具体的にどういった部分ということでちょっと申し上げることなかなか難しいところはございますけれども、やはり無償化をしている、していない自治体が全国ばらばらという状況がございます。それから、完全給食を行っている、釧路町が完全給食ということで全て給食を提供してございますけれども、中学校の全国ベースでいきますと89%ぐらいというような数字が出ていますので、そういった給食を提供していない自治体に対しての部分の整理、それから、先ほども申しましたように学校給食の負担割合の考え方、そういった部分、それから財源の部分、これらの部分につきまして、国が主導すべきというような意見がかなり出ているのかなというふうには捉えているところでございます。
質問 6番 中田磨
国の動きをどう捉えるかということは、僕ら以上に教育委員会、町のほうもそうですけれども、確定しないとなかなかはっきり取組がしにくいということは、私は自身として理解しながら話をしたいなと思っているのですけれども、私自身が今相当思っているのは、まず一つは、国が今後やるにせよ、来年度実施はちょっと厳しいにしても、その翌年、令和7年度なり令和8年度にはかなり明確に出てくるのではないかなというふうに捉えているのです。やるというふうに判断した場合は特にですけれども、そうなった場合に、今、町でどういうふうに今の学校給食の保護者負担について政策的な継続をするかというふうに考えた場合には、一つには、国が実施するまでの間の短期的な取組になるのではないかということも一つは考えられるわけです。これは僕が考える考え方です。町が確定していないのにどうか、それはめどが立っていませんというのは当然分かった上で言っていますけれども。そういう意味でいえば、では財源の確保は、例えば3年前、4年前にこの議論したときは、もう未来永劫、学校給食費を無償化するということを町独自でやろうとした場合、財源将来的にどうするのだという議論だったのです。これまでの財源的な議論は。それであれば、毎年4,000万、5,000万というお金がかかります。10年やれば5億円くらいのお金がかかるのではないか。では、そのめどが立つのかどうかという不安の中で、町の財源を使っていいかという議論だったのですけれども。今は、逆に言うと、国がもう今後やるのではないかという中で言えば、取りあえずそこまでのつなぎを町が頑張れば、利用者、受益者、子供たちの学校給食費を無償化し、国の制度に移行した場合は、そちらのほうに移行するまで頑張ればいいのではないかというところが、今の私は状況ではないかと捉えているのです。ですから、3点目の部分になりますけれども、財源の確保はという点でいえば、まず国がやるまでの間、町が頑張れるかどうかという視点も一つ持つことで、穴を空けずに、この事業というのが今後継続できるのではないかということを私は一つ考えています。そうした中で、具体的に、前年度、今年度の学校給食費で実施した保護者負担分というのですか、学校給食費分というのは幾らだったのか、その点について、まず2か年分の、今年度は見込みのままかもしれませんけれども、改めて答弁を求めたいと思います。
答弁 給食センター所長 田中仁敦
お時間頂き、大変申し訳ございません。ただいま、ちょっと手元に資料あるのが、令和5年度の見込みベースでしかございません。大変申し訳ございません。金額で申しますと、5,100万円という状況でなってございます。
質問 6番 中田磨
予算ベースということですよね。それが、決算ベースでどうなるかというのは分かりませんけれども、先ほど言ったように約5,000万ほどあれば、一定、給食費無償化、材料費の財源は確保できるというのが財源規模なのです。その上で、ちょっと制度というか教育長の立ち位置の問題に触れる部分になってくるのですけれども、教育委員会は事務分掌というか、規則になるのかな、中でいくと、予算の範囲内での教育長の権限になるのです。具体的に言うと、教育委員会事案決裁規程というのがあって、例えば予算を確保する権限というのが基本的にはないと。ですから、例えば、そのほかにいえば、給食センターに関する事項なども教育長権限はありますけれども、予算については範囲の中での執行。ただ、一方で減免とかいう部分については、そういう事業名を決めたり、事業を実施することはできるけれども、結局予算が伴っていないものについては基本的には実施できないというような立ち位置になっているのかどうかをちょっと確認したいと思うのですけれども。
答弁 教育長 辻川尚志
教育長の立ち位置ということでございますが、今、議員おっしゃられましたように、教育委員会で確保している予算の中で、それをどう運用していくかということはありますけれども、予算についてのそういう獲得についてのところの部分については、特に記述がないということで、権限がないというふうに捉えております。
質問 6番 中田磨
そういうことでいえば、例えば教育委員会が事業を実施したい、予算が確保したら実施します、町のほうで予算が確保できました、ではやりますという関係性なのは、前から知ってはいたのですけれども。ということになると、では、やりたいだけではできない。ずっと財源の確保の問題も言っています。学校給食費についても、ずっと答弁では、財源の確保ができなければ実施しない、逆に言えば、できれば実施できるということにはなるわけですけれども。その辺で、どこから財源を確保するかということについて、具体的な議論や協議が進んでいるのかどうか。もっと言うと、どういう部分の財源だったら活用が考えられるのか、そういったところについてどういうふうに判断しているのか、伺いたいと思います。
答弁 教育長 辻川尚志
給食費の関係の町長部局との協議でございますけれども、無償化については数年前からできればやりたいというようなことで、町長もそういう考えを持っているところでございますけれども。その財源をどうするかということにつきましては、そのときの財源確保の状況によって変わってきますので。例えば、これまではコロナ交付金の関係を使っていましたけれども、これがない場合にどうするかということについての深い議論については、まだやっていないところでございます。
質問 6番 中田磨
やはり、私はもっとそういうところでいえば、突っ込んで教育委員会も協議していただきたいと思うし、提案するだけであれば、もっともっと具体化できるような部分ないのかという話をするべきではないかなと思って、それを強制するものではありません。議会も実際問題、予算の問題でいえばそこら辺ありますから、言い過ぎはちょっと難しいかもしれませんけれども。例えば、以前、ふるさと納税の歳入ではなくて、私はどちらかというと歳出の部分について質疑、かなり突っ込んでしたこともあったと思いますが。そのときに、教育委員会の裁量権を持てるぐらいの子供に関わる予算というのを枠を取って、例えば、その中で、先ほど教育委員会がやりたいと言っている事業が、町がゴーサイン出さなくても、その枠の中だったらできるような配分をできるのではないかというぐらいの裁量権を与えてもいいのではないかということも提案していますし。子供の部分に使うのであれば、もう町長自身がその決断をすれば、十分可能な枠でもあると思います。入ってきたお金についてという意味でしか言いませんけれども、少なくとも今5億円以上の一般財源化されているわけですよね。前年度、今年でいえば10億超えて収入あるはずですから、半分は一般財源化できますから、基金としてつけて、次年度になりますけれども。そのうちの1割です、実質。もっと言ったら、ふるさと納税に頼らないにしたにせよ、昨年、今年と繰り越しているお金が3億以上あるという中で、そのうちの相当部分ではないわけです。3億の5,000万ですから、それぐらいの2割以下のお金でも町民の暮らしを守るために使おうと思えば、今の釧路町にこの5,100万という財源を確保できない条件がどこにあるのかというところに、私は質問をしたいのです。分かります、言っている意味。どうして、ここにお金が確保できないという答弁がいつも出てくるのかが不思議だということを言いたいのです。ふるさと納税の中でも、子供のために使ってほしいというお金、一般財源の中でも、今この事業を継続していくために5,000万強のお金を、では繰り越しているこの基金から使ってもいいのではないかという判断だってできるわけです。そういうぐらいの構えを持ったお金の確保ができていますというくらい宣言できるだけの状況ではないかということを、私は町長に聞きたい。財源の確保について、教育長は権限がないということが明らかですから、そういう考え方が持てないのか、お金はあるとなぜ言えないのか、その点について答弁を求めます。
答弁 町長 小松茂
給食費の無償化の財源の確保ということでの御質問でございますけれども、今の当町の財源の状況というのは、議員御存じのとおり、決算の中でも明らかにされておりますけれども。基金の状況を含めて、確かに、今、積み上げてきている状況にもあります。今、今回の質問の中で、財源はやっぱり恒久的に確保することが課題という意味合いは、これから将来かけて、しっかりとした無償化に向けて、ほかの自治体がやっているように、きちんとした見通しが立ちながら無償化に取り組んでいるという状況になります。当町の場合は、先ほども議員が御指摘のように、その前の段階の議論で、どう財源を確保するかというところからスタートして、それで、この給食費の無償化に、いわゆる教育長と私どもは政策判断で、今回のいわゆる臨時交付金の活用をして、そして子育てをする親御さんたちの経済的な状況の激変をしている、そこにしっかり支援をするというそういう判断の下に今進めて、1年ちょっとたちましたけれども、そういったことで導入してきております。今後においては、今、国がいろいろ動いております。そういったものもしっかり注視しながら、今後の先、当町が給食費の無償化に一歩踏み込んだ事実としては、やっぱりこれからずっと考えていかなければならないというそういう思いはありますけれども、ただ、やっぱりそこには、いくら今財政が少しいいと言いながらも、様々な事業がたくさんあり、そしてやらなければならないことがたくさんあるわけでありますから、そういった意味においては、その全体の中で5,000万という財源確保が、それは簡単ではないかという御指摘でありますけれども、全体的に見通しながら、しっかりとした恒久的な財源を確保する、そういったことにしっかりできる、そういった判断に立ったときには、やっぱり進めていかなければならないというふうに思っております。そのことで、御理解いただきたいというふうに思います。
質問 6番 中田磨
今、町長の答弁で一つだけ、私、否定させていただきたいと思いますけれども。簡単だとは言っていません。5,000万のお金を使うことを僕は簡単だなどと思いません。言いたいのは、今の財政状況の中で、基金に積み立てる、また未来基金もそうですけれども、その活用について、やっぱり将来、特に未来という言葉を使うのであれば、子供たちのために使うお金として適切ではないかという指摘をしていますし、そういう政治姿勢を町長に持って示していただきたいという質問ですから、簡単に5,000万があるから余っているお金を使っていいのではないですかみたいな、そんな無責任な言い方は私していませんし、何だったら議事録精査してもいいですけれども、それは簡単ではない。だからこそ、議会で町長の政治判断を求めているわけです。教育長からは、先ほども答弁ありましたように、教育委員会としては数年前からこういった事業をやりたいということが動きとしてありますし、その中で臨時交付金の活用でその思いがかなったと、短期、短期で2回続けたかもしれませんけれども、その思いがかなったと。そうであれば、住民の暮らしを考え、また保護者負担の今後の事業を考えると、また穴が空いて繰り返し戻るのであれば、これをどう継続するかということでいえば、今までと違う段階に入っているのだということをしっかりと受け止めて、今の情勢判断をしてほしいのです、政治判断をしてほしいのです。ですから、今日の答弁でやりますという答弁は特に出るとは思っていませんけれども、ぜひ新年度予算のところでは、そういった議論をしっかりと踏まえて、どうやったら実現できるのかということをもっともっと庁内でも精査をし、教育委員会でも、やっぱりどういう事業に今教育費の予算の使い方、振り分け方、どういうところにお金をもっと使うのかというところで、節約するのかということは整備しながらやってもらいたいということは求めておきたいというふうに思います。全体としては、喜ばれているということは明らかだということや、そこに使うことに対して住民の合意は大きく得られているというふうに私は感じている中での質問ですので、そういう受け止めをしていただきたいと思います。次、4点目移りますけれども、副食費の、これは今年からということ、単年、単期ということですけれども、今年度の支出見込みについてと評価、どういった事業の中で行われてきたかということで、喜ばれているということは先ほど聞きましたけれども、やっぱり具体的に経済支援として成り立っているし、やったことによってよかったというような評価が町としてあるのかどうか、その点について伺いたいと思います。
答弁 こども応援課長 栁沢忍(こども応援課長は2025年3月まで)
副食費の免除、本年度に限りということで始めたことではございますが、こちらは町長の御答弁にもあったとおり、一定の評価を得ていると、担当課としても、この一定の評価を得られているという部分でございますが、副食費を提供している町立保育所2か所、それと私立認可保育所3園、あと認定こども園、こちらのほうに電話で確認してみたところ、残念ながら直接窓口ですとかそういうところで助かっているという声を寄せていただいた保護者は数件程度でした。ただ、声なき声といいますか、こちらのほうの部分で、やはり副食費、単年であっても町が負担したという部分についての感謝といいますか喜びといいますか、そちらのほうは得られているものと感じているところでございます。
質問 6番 中田磨
それで、1人当たりの負担軽減額というのはどれぐらいになるのか、答弁を求めます。
答弁 こども応援課長 栁沢忍(こども応援課長は2025年3月まで)
副食費の負担なのですが、こちら単価が決まっておりまして、4,700円、月額、まず保育所、こちらのほうで決まっております。あと、幼稚園のほうは、4,700円という単価をベースに、各幼稚園で様々な単価が設定されておりまして、こちらのほうルール的なやり方なのですが、20日で割り返しまして単価235円、こちらを1食分、日額、という部分での単価設定をしているところでございます。
質問 6番 中田磨
そうであれば、5万円相当、5万円前後になる。夏休みとか冬休みみたいなのもあると思いますから、12か月丸っと、この4,700円ではないと思いますから、そうであれば6万近くつくのかな、大体5万5,000円か5万5,000円ちょっと、だけれども休みの期間抜くと、もうちょっと少なめになるのかなと思いますけれども。やはり、今の経済状況や物価高騰、つくるほうの予算も大変かもしれませんけれども、生活するほうの大変さもありますし、そういった中で、やはり本当にこれだけ年支出が減るだけでも、預けるだけで、預けなければいけない状況も含めてある親御さんにとって、特に若い世代、幼稚園児、保育園児の親御さんといったら20代の方多いですから、そうなると特に収入が多いとは言えない世帯も多いと思います。当然、年功序列もあるし、正規社員かどうかといういろいろ社会情勢もありますけれども。そういった中で評価されているということですから、ぜひこうした部分の負担軽減というのをやはり学校給食と同じように継続すべき課題かなというふうに思うのです。やっぱり1年だけとか2年だけというと、やってもらっただけでもありがたいという一面とともに、そのときだけやると次の年に負担が重く感じるというのが人間の経済観念といいますか、職員もそうだと思いますけれども、ボーナス、期末手当減ったら、いや減ってしまったなと、今までより減ったなと感じるし、増えたら増えたで、いや戻ったなとか、上がったけれども減ったなという、そういうやっぱり経済的には本当に一番響くところなのです。そうした点でも、ぜひ、こうした事業が喜ばれる、また効果を上げている、そのことによって釧路町に住んでよかったと若い人たちが思える、子供たちも釧路町に育てられたということを全体として受け入れられるような気持ちになるような子供たちを育てるためにも、こういったところで一定のお金を財源使うだけで、思ってもらえる。子育てするなら釧路町というのはよくキャッチフレーズで聞きますけれども、それを実践するためにも、こういった一つずつをやっぱり積み上げていくことが大事かなというふうに感じていますので、そういった点でも。一つは、お金の話ばかりではなくて、今後も継続可能かどうか、やっぱりそこに目を向けて、事業の内容、実施した効果、そして今後の将来に向けて必要な財源を確保すべきかどうか、そういった意味も含めて、継続可能かどうか、さらに今後協議していただきたいと考えるわけです。これ、短期ですものね。短期のはずですから、そういった意味で、今後継続かどうかをちょっと再度答弁を求めたいと思います。
答弁 こども応援課長 栁沢忍(こども応援課長は2025年3月まで)
今、中田議員の御指摘にもあるとおり、確かに喜ばれているというような実感はございます。ただ、こども未来戦略、先ほど出ました流れで、切れ目のない支援をこれからも続けていくというのは、国も考えていることですが、当然我々も考えなければならないことかなと思っております。経済的な支援は有効であるというのは間違いないかとは思うのですが、この副食費というのが令和元年の10月から3歳、4歳、5歳、3歳以上の子供たちの保育料が国で無償化したのです。そこまではよいのですが、そのときに、ここで副食費というこのおかず代をこの無償となった方たちから徴収しなさいというようなルールが追加されて、それからこの副食費という概念が始まったところでございます。担当課としては、片や、この副食費というのはもともとそういう国の制度なのですが、逆にゼロから2歳の子供たちについては、保育料にこういった給食の部分が含まさって、保育料として成長過程にかかる料金として払ってくださいというような部分がございまして、こういったものも一体的に考えたときに、今現在は、この保育料の中にどれだけの金額がこの食事の分が入っているか分からないものですから、これからいろいろと研究検討を続けていく中で、トータルでこういった子供たち、保育所、幼稚園とかに入っていく子供たちの部分については、町としても研究を十分重ねていかなければならないなという形で考えてございます。
質問 6番 中田磨
この辺でいえば、根幹にある今説明された制度については大きな矛盾も抱えているというのは、担当としても理解していると思うのですけれども。例えば、副食費相当分については、町が各施設に対する副食費分の補助金を出すということで、保育料からは払わないような目に見える形で町が軽減策として取り組んでいるということを明らかにすればいいわけですし、無償化という観点でいったら、その副食費が外されてしまったということで、ここでもそのとき大きな問題になっているのです。私、今日その問題を取り上げるつもりはなかったのですけれども、やっぱり今ある副食費についての、町としてここに今年取り組んだということは大きな前進だと思っているのです。ですから、その前進を止めてほしくないという意味で、今の現状を理解し、町としての施策の方向性としてしっかりと取り組んでいただきたいということは求めておきたいというふうに思います。