釧路町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月7日
これからの町内会のあり方について
2023年6月7日、釧路町議会の一般質問で、鈴木麻由子議員が「これからの町内会のあり方について」質問し、町長 小松茂、住民課長 松野修治、防災安全課長 藤井正樹、環境生活課長 大中公史が答弁しました。
- 質問者
- 鈴木麻由子 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、住民課長 松野修治、防災安全課長 藤井正樹、環境生活課長 大中公史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 鈴木麻由子
13番、鈴木です。通告に従いまして、1件3項目、質問をさせていただきます。これからの町内会の在り方についてです。コロナ禍で町内会活動が縮小または自粛が続いたことにより、課題が改めて浮き彫りになり、これからの町内会の在り方が問われています。町内会は何のためにあるのか、解散したらどうなるのか、これから本当に必要な活動は何なのか、本質的で率直な議論が必要だと考えます。これらを踏まえ、以下3点質問をいたします。1、町が考える町内会の位置づけとは。2、コロナ後の町内会の現状と課題は。3、課題解決のための支援・施策は。御答弁よろしくお願いいたします。
答弁 町長 小松茂
13番、鈴木議員の一般質問にお答えをさせていただきます。これからの町内会の在り方についてということで、1点目が、町が考える町内会の位置づけについての御質問でございますが、地域コミュニティーの単位として、町内会は町民にとっても行政にとっても、一番身近な団体と捉えております。また、最も多くの町民が参加する住民自治組織として、地域コミュニティーの形成に大きな役割を担っており、地域の福祉、環境保全、防災、防犯、児童青少年の健全育成などの活動を主体的に行い、地域の課題解決や活性化に取り組んでいただいていると認識をしているところであります。次に、コロナ後の町内会の現状と課題についてですが、新型コロナウイルス感染症が5類感染に位置づけられたこともあり、これまで中止や書面開催としていた総会を対面開催へ移行する町内会が増え、各種行事なども再開を見込んでいる傾向にあると捉えております。一方で、町内会会員の高齢化や役員の担い手不足もあり、各種行事などの規模を縮小するというような傾向もあると認識しており、町内会活動の紹介や町内会加入の促進が課題というふうに捉えております。最後に、課題解決のための支援・施策についての御質問ですが、課題解決のための支援・施策につきましては、町内会加入への促進と考えますことから、引き続き広報紙やホームページにおける加入促進と公益社団法人北海道宅地建物取引業協会釧路支部を通じまして、不動産業者などに入居予定者への町内会加入促進チラシの配布を再開したいと考えております。また、実践団体交付金や町内会管理会館維持管理費の補助といった施策を継続をし、町内会活動の支援を図りたいと考えております。以上であります。
再質問 13番 鈴木麻由子
それでは、再質問させていただきます。まず1点目、町が考える町内会の位置づけとは、ということなのですけれども、ちょっとここでは1点だけ確認したいと思います。ほとんどの町内会が発足したのが昭和だと思うのですけれども、昭和から時代背景も変わり、会員の年齢構成や人数も変わっている、そして地域課題などが大きく変わっている中、この町が考える町内会の位置づけというものは、ずっと変わっていないのでしょうか。確認いたします。
答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)
町長の答弁にもありましたとおり、基本的には町内会の在り方、位置づけというのは、変わってきていないと判断しているところでございます。
再質問 13番 鈴木麻由子
はい、わかりました。地域コミュニティーの単位として、町内会は町民にとって一番身近な団体ということで、先ほど答弁があったのですけれども、時代背景、昭和、平成、令和と変わっても、その位置づけは変わらないということで認識いたしました。2番目に参ります。コロナ後の町内会の現状と課題について聞いていきたいと思うのですが、直近の町内会の加入率、分かりましたら教えてください。
答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)
こちらにつきましては、毎年10月1日に戸数班数調査を実施するわけですけれども、直近となりますと令和4年10月1日現在になりますので、そちらの数値で答弁させていただきたいと思います。全体の加入率で言いますと43.69%でなってございます。
再質問 13番 鈴木麻由子
各地域の加入率というのは分かりますでしょうか。
答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)
まず、別保地区で申し上げますと、こちらにつきましては74.06%、東陽中央地区につきましては23.05%、遠矢地区50.42%、セチリ太地区39.58%、昆布森地区全体で75.62%となってございます。
再質問 13番 鈴木麻由子
すみません、東陽中央で24%でよかったですか。(「23.05%です。」の声あり)すみません、ありがとうございます。年代別の加入率というのは、抑えていらっしゃいますでしょうか。
答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)
大変申し訳ございません。年代別のというものについては保有してございません。
再質問 13番 鈴木麻由子
はい、わかりました。かなり地域によっても、ばらつきがあるというふうに思いました。そして、セチリの既に40%を切っている、この39%という数字ちょっと衝撃を受けましたけれども、それでちょっと解散した町内会のことをお聞きしていきたいのですけれども、昨年6月の議会で川村議員が一般質問でこの町内会の質問をしたときに、令和3年までの過去5年間で5つ解散したという答弁だったと思うのですが、その後、令和4年から今までの間に解散した町内会があれば、数を教えてください。
答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)
町内会の事業単位とのずれもありますから、もう一度、解散が始まった頃からの数字で申し上げたいと思います。平成29年につきましては、2団体が解散してございます。令和2年度につきましては3団体の解散、令和3年度1団体、令和5年度5月末現在ですけれども1団体が解散ということで、平成29年から令和5年5月までの間で7団体の解散となってございます。
再質問 13番 鈴木麻由子
7団体の解散ということで、この解散の理由というのを分かる範囲で教えてください。
答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)
解散の理由は、主に会員の高齢化に伴って、担い手不足が生じているということが主な原因と捉えているところでございます。
再質問 13番 鈴木麻由子
この解散の話、最近、結構町民の方から、町内会会員の方から聞かれることが多くなってきて、それで今回、町内会の質問をすることに決めたのですけれども、その解散への危機感と解散した後に自分たちの暮らしがどう変わるのか、そういったところがやっぱり一番皆さん気になっているところのようです。特に、防犯灯とごみステーションの維持管理に関しては、どうなるのだというような話が多いのですけれども、まずこの解散した場合に防犯灯というのは、どういった管理になるのか教えてください。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
町内会所有の防犯灯につきましては、町内会解散した段階で、今後、何らかの方法でそれを維持するのかどうかということは、当然、町内会と調整します。当然、解散すると資金がないわけですから、恐らくそれについては、基本的には撤去という形になるのですけれども、ただ現場を確認して、その町が定めている防犯の設置基準に沿うような防犯灯であれば、場合によってはそのまま移管するといった方法も考えております。現に、西床丹の町内会が解散した際には、実際町のほうに、所有していた2灯は移管しているといった経過もございます。
再質問 13番 鈴木麻由子
それでは、先ほど平成29年から7団体が解散されたということで、その中で町に移管されたのは、先ほど答弁ありました西床丹の2基のみということでよろしいでしょうか。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
申し訳ありません。私、今現在、押さえている資料では、過去5年に解散した5団体分の資料しか持ち合わせていないのですけれども、鳥通町内会につきましては、もともと所有していた防犯灯が1灯で、これについて解散時に撤去という形になっています。岩保木につきましては、所有していた防犯灯はございませんでした。また、遠矢南第2町内会も所有していた防犯灯はございません。西床丹につきましては、先ほど御答弁させていただいたとおりで、あと遠矢南町内会につきましても1灯所有していたのですけれども、これも撤去というふうになってございます。
再質問 13番 鈴木麻由子
この撤去の費用というのは、町内会持ちなのですか。はい、確認します。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
撤去したときの、実際このときの撤去費用どうしたのかというのは、ちょっと今、確認はしていなかったのですけれども、基本的には町内会の負担になろうかというふうに考えています。
再質問 13番 鈴木麻由子
はい、分かりました。それでは、基本的には撤去だけれども、町の設置基準に合えば、町に移管できるというような流れで今までやってきたということで認識いたしました。それでは、ごみステーションのほうは、どういった管理になるのか確認をいたします。
答弁 環境生活課長 大中公史
資源物の回収ステーションにつきましては、町内会解散後、現状で使用していた箇所、最寄りの方の御協力いただけるようであれば、御継続いただけるように個別にお願いして、存続できるような体制をとっているのが現状でございます。
再質問 13番 鈴木麻由子
はい、分かりました。それでは、2つのことをお聞かせいただいたのですが、この解散後、防犯灯やごみステーションの管理が変わって、何か不具合が生じたなど、そういった相談などというのは出てきていないのでしょうか。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
防犯灯につきましては、特にそういったことは聞いておりません。
答弁 環境生活課長 大中公史
資源物ステーションの関係につきましては、やはり今後もずっと、例えば町内会によっては自分たちで小屋を作成していたりですとか、そういったところが、今度維持できなくなったらどうしたらいいのだろう、といったような声については聞いているところでございます。
再質問 13番 鈴木麻由子
その小屋を維持できない場合に、そういった相談にどのように回答されているのか教えてください。
答弁 環境生活課長 大中公史
現時点においては、現状のまま御利用いただくということも含めてお願いしているところでございます。
再質問 13番 鈴木麻由子
それでは、町民の方々の協力を何とかお願いしているというような状況だと思うのですけれども、はい、分かりました。ちょっと話変わりますけれども、そのほかの現状、課題の1つとして、若い世代の加入率が低いということがあると思うのですが、このあたりの現状はどのように認識しているか確認いたします。
答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)
先ほど、議員のほうから、昭和から平成にかけて変化はなかったのかということの問いをいただいたところですけれども、町内会のほうとしての役割は変わってきていないと判断しているところですが、様々なライフスタイルが生まれてきまして、若者の世代につきましては協調する、地域で一つになるというよりも、個々を大事にするというようなライフスタイルも生まれてきていることもあって、加入率については結びついていないのかなと判断しているところでございます。
再質問 13番 鈴木麻由子
町民の方、今そのとおりだと思ったのですけれども、町に住む方々、若い世代の方々の声というか、そういったアンケートを取ったりとかというのは、今までされたことはあるのでしょうか。確認いたします。
答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)
アンケート等、実施したことはございません。
再質問 13番 鈴木麻由子
町内会に加入していない若い世代に、今回ちょっと町内会の質問をするので、いろいろ話を聞いてみたのですが、どうしてこんなに町内会のイメージが悪くなったのかなと思うほど、本当に皆さん何か及び腰で、やはりその大変そうだという話が多くて、町内会に入る意味が分からない、そして何をしているか分からないという意見が多かったのですね。町内会に入っている若い世代からも、役員にはなりたくない、年配の方たちの中に入っていくには勇気がいるという声もありまして、だけれども同世代では繋がりがほしいという声が結構多かったのです。それで、町内会のイメージがやっぱりすごく悪くなっているし、楽しそうなイメージというものが、そもそも若い世代にはやっぱりないのだなというふうに感じました。自分も一町内会に入っている者として、本当にここは真剣に捉えていかなくてはいけないなというふうに考えております。その町内会が何をしているか分からないという方々に対して、先ほど2問目の答弁で町内会活動の紹介が課題と捉えているというふうに答弁あったのですけれども、その町内会が何しているか分からないという方たちに対して、町内会の活動を広報やホームページなどで紹介するというのは、今までされたことはあったのでしょうか。確認します。
答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)
住民課が連合町内会の事務局を兼ねているところもありまして、連合町内会として取り組んでいることについては、広報紙、ホームページ等で周知をさせていただいているところでございます。
再質問 13番 鈴木麻由子
各町内会で瓦版ですとか、新聞というのをそれぞれ町内会で出していると思うのですけれども、やっぱり会員向けなので、なかなかそれを会員の方以外が見る機会というのがないですね。だから、例えば広報などで町内会のコーナー等をちょっと作っていただいて、各町内会、何をしているかというのを具体的に写真付きで載せたりというのは、すごく有効なのかなというふうに考えておりますが、今後そういったことは検討できないか、考えを伺います。
答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)
今、議員、御指摘いただきました点については、コロナも明けて、徐々に活動も再開しているというような兆しが見えてきているものですから、町内会にお話をさせていただいて、趣旨を御理解いただける、例えば広報紙等に載せる場合でも、お子様の顔にはモザイクをかけなくてはならないですとか、そういったところにも気を配りながら、御協力がいただけるものがあった場合には、御紹介できればなという考えは思ってございます。
再質問 13番 鈴木麻由子
そうですね。町内会活動の周知、町内会と行政と一緒にやっていって、いろいろないい相乗効果も生まれると思っていますので、その辺も今後検討していっていただきたいなと思います。3点目の課題解決のための支援・施策のほうに入っていきたいと思いますが、第6次総合計画では、地域コミュニティーを活性化するための指標として、町内会加入率の目標を令和8年度で50%としています。先ほど答弁で、令和4年の加入率が43%でしたので、あと数年で7%ほど上げていかなくてはいけないということになるのですが、この7%というのが大体何人くらいになるのかというのは、ちょっと私も計算できなかったのですけれども、もしざっくり分かれば教えていただきたいのですが。
答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)
令和4年10月1日の世帯数を御答弁させていただきたいと思います。総世帯数が9,510ございまして、これを仮に50%として差し引きした場合に、約600世帯が必要と判断しているところでございます。
再質問 13番 鈴木麻由子
はい、分かりました。ここから高齢化による退会という自然減も引いた場合に、やはりかなりの世帯が加入しないと、この令和8年に50%にはならないというふうに捉えております。そのためには、何とか増やしていくためには、まず今いる会員、そして役員の方たちの負担を減らすということが重要になってくると思うのですが、何かこの町内会の負担を軽くするような、今、町の取組というものはあるのでしょうか。
答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)
町内会活動に対して、直接というような支援というのはございません。ただ、日々活動いただいているものに対して、自主団体の交付金ですとか、補助金の対応をさせていただいているところですけれども、実際に町内会活動されている方に対する人的支援ですとか、そういったものについてはやってございません。
再質問 13番 鈴木麻由子
はい、分かりました。この町内会の負担を減らすために、この役割の見直しというものが、ここに来て必要ではないかというふうに考えております。公的な側面が強い部分というのは、もう既に切り離して考えていかなければならないのではないかというふうに思っております。先ほど話を出しました防犯灯とごみステーションの管理、これを町内会の活動の中でも公的な側面が本当に一番強いのかなというふうに捉えるのですが、3月の一般質問でも中田議員がこの防犯灯について質問をされていましたが、今後この防犯灯、そしてごみステーションの維持管理を町に移管するということも、本当に議論が必要になるのではないかと思うのですが、そこの見解を伺います。
答弁 町長 小松茂
一番、町内会の課題は、やはりなり手不足であります。その要因というのが、今、議員、御指摘のように、その負担がやっぱり重荷になっていることのウェイトが大きいのだろうというふうに思います。今、御提案であれば、防犯灯なり資源物ステーション、これを軽減するための処分の一つとして、もうそこから外して、町内会負担でなくしていけばいいのではないのかという御提案でございますが、町としては資源物ステーションは基本的には、やっぱり町内会にお願いしたいという思いであります。例えば、もしこれが町で管理するとした場合、どうしても業者委託になるし、それから個別収集という道に行く傾向があります。そうなりますと、莫大な財源を投入しなければなりません。もう一方では、やはり事業者の声を聞きますと個別収集に携わる、いわゆる回収作業員というのは、なかなかこちらもなり手不足がありまして、募集しても集まらないというそういう問題があります。ならば時給を上げたらどうだという話でありますが、仮に上げても実は集まらないと、そういう実情があるという声を聞いたところでありまして、非常に軽減負担をする上での手法として、これを委託してしまうことの課題があります。防犯灯のほうに関しては、これは移行されていければ維持することは不可能ではないと思いますけれども、果たしてこの2つを何かしらの形で軽減することによって、実際に町内会の今の方々が、本当になり手出てくれるのかなという思いがあります。基本的にはやはり町内会に対する思いというのは、かつては冠婚葬祭などをやっていた頃、町内会単位で取り組んでいて、人間関係が構築されて、そして信頼関係もできて、そして地域形成の中で、そういった取組がどんどんやっていった時代がありますから、そういう背景を考えますと、今なかなかそういう状況、時代ではないところもあります。ですから、町内会に頼らなくても生活できるというそんな思いがあって、こういう状況が今生まれているのだろうなというふうに思っておりますので、悩ましい状況にあるなということで御理解いただきたいと思います。
再質問 13番 鈴木麻由子
町長のお話も、本当そうだなと思ったのですけれども、今、申し上げた防犯灯、そしてごみステーションが町に移管したからといって、では役員のなり手がすぐ増えるのかといったら、本当にすぐの対策ではないと思うのですけれども、ただ、今ずっと担ってくださっている役員の方たちの負担、そういったものを少しでも減らせる一助にはなるのかなというふうに考えております。実際、この防犯灯を維持するために会費を集めて、この防犯灯のためだけにという言い方はちょっとあれかもしれないのですけれども、そのために会費を集めて何とか維持しているところもあるというふうに聞いております。いま一度、この役割の見直しというのも、ぜひ検討していっていただきたいなと考えております。それともう一つ、町の支援として考えていただきたいことがあるのですが、町内会の相談窓口を設置できないかということなのです。ここ数年の流れ、そして課題、解散の状況などを見ると、今後も解散する町内会が出てくるのではないかということを危惧しております。町内会が解散を決めたときには、もう既に遅いと思います。解散を考えるその前の段階、前の前の前ぐらいの段階で相談、本当に今だと思うのですけれども、相談できる場所、相談というか、その課題を紐解いて、中立的に話を聞いてくれる場所というものが必要ではないかと考えます。そういった取組を住民課のところでされてきたのかもしれないのですけれども、そういった取組をまずされてきたかどうか確認をいたします。
答弁 住民課長 松野修治(住民課長は2025年3月まで)
改めて、相談窓口をつくりましたというような形を周知して、受けているということはございません。ただ、日々、町内会長ですとか、会員ですとかの接点はございますので、その中で御意見ですとか、不安だとかをいただいているということは、実情としてはございます。あくまでも任意団体になるものですから、中身を聞いて、話すことで息抜きになって安心されるケースもあると思いますし、ただ、町としてどこまで支援できるのかというのも含めて、お話をお伺いすることはできるかと思いますので、今後もその辺については窓口を狭くすることなく、耳を傾けたいと考えてございます。
再質問 13番 鈴木麻由子
本当にこの町内会、任意団体ですので、行政のほうに指導・監督する権限はありませんし、その辺りで逆にちょっともどかしい思いをされてきたのかもしれないのですけれども、ただ中立的な立場だからこそできる支援というのもあると思いますので、例えば話を聞いていただいたり、その課題をもうちょっと深くひも解いてもらったり等、あと例えばセチリのある町内会で課題だと思っていることは、例えば別保のある町内会ではもう解決できている、何かうまく運営しているかもしれない、そういった情報共有、なかなか自分の町内会が他の町内会のいろいろなそういった運営の仕方ですとか、うまくいっているやり方を知る機会というのもなかなかないので、そういった情報を共有して、必要なところに届けるというような位置づけ、そういうことをできるのも行政側なのかなというふうに考えておりますので、こちらの相談窓口の設置というものも、ぜひ前向きに考えていただきたいと思います。これから自主防災組織に向けて、今、担当課、御尽力されていると思うのですけれども、現在町内に7つの自主防災組織あると思います。その必要性から、これからもっと増えていくと思うのですが、町内会が母体となっている自主防災組織に、これからどうやって人を、関わっていく方を増やしていくのかですとか、そういった町内会未加入の方、そして若い世代をどうやって入れていくのかというのを同時に考えていかないと思うのですが、連携されているのかもしれないのですけれども、現時点でその自主防災、ちょっと話変わりましたが、自主防災組織ができた後に、その人をどうやって関わる方を増やしていくかというところは、何か策があるのかどうか確認をいたします。
答弁 防災安全課長 藤井正樹
現在、町のほうで設立、結成されている町内の自主防災組織は、今、議員御指摘のように母体は全て町内会になっています。したがいまして、町内会が解散につながると、そこの団体についてなかなか自主防災組織の結成に導けるような、そういった手段といいますか、我々の呼びかけというのもなかなかしづらいというところもございますので、当然この町内会の会の維持といいますか、そういったところにつきましては担当課と連携しながら、協力しながら、そういった維持できるような取組にちょっと力を入れていきたいなというふうに考えております。
再質問 13番 鈴木麻由子
今後、町内会活動がどうなっていくのか、もしかしたら町内活動が縮小し、自主防災組織がメインの活動になっていくのかもしれませんし、今後のその展開というのは、ちょっとそこそこの町内会によっても変わってくるとは思うのですが、やはりこの少しでも町内会の負担を減らして、人と人の顔が見える関係、それを作っていくという、その町内会の基本的な役割のところに集中をしていけるように、その負担を減らして、そして若い人たちや未加入の方たちをどうやって入れていくかというのは、本当に町内会、町民、そして担当課の方たちと本当に一緒に真剣に議論していかなければならないなというふうに思っております。そのようにお力添えも頂きたいなと思っております。最後に、町長のほうにお伺いしたいのですけれども、昨年の11月に委員会で熊本のほうに行政視察に行かせていただきました。熊本地震で被災した町の話を聞いてきましたけれども、とにかく全ての鍵は地域コミュニティーだということで、地域コミュニティーはそのまま防災力につながるのだということを何度も言っていました。今後、その防災の観点からも、その土台となっている町内会の役割の見直し、そして相談窓口の設置など、ちょっと繰り返しになりますけれども、具体策というものが必要だと思います。町長の見解を聞いて終わりたいと思います。
答弁 町長 小松茂
今、鈴木議員から、町内会の今の切実な状況というのをつぶさにお伺いして、本当に私もその状況は把握しているところであります。機会があるごとに、町内会に総会などで呼ばれてあいさつする機会があるのですけれども、今のような話、実は私もするのですね。町内会の中に自主防災組織を作って、積極的に動いていただいている町内会もあります。そこには、やっぱり若い方々が関わってくれて、そしていざというときには積極的に手を差し伸べていただける、そういう支援をしていただけるような組織、そのための自主防災組織の普段の練習、訓練、こういったものに参加をしていく。それが自然と町内会の方々との関係、絡みが深くなっていくのではないかと、そういう意味では自主防災組織をぜひ立ち上げながら、そこに若い方々をどう巻き込んでいくかということを、ぜひ工夫していただければねという話はするのですが、そうやって取り組んでいただける町内会もあります。東北などで被災されたときに、我が町から実は職員も派遣されて、帰ってきた報告を聞きますと、自主防災組織の活動がかなり有効だったという話を聞いております。そういう意味では、御指摘のように町内会廃止は役員になり手がなくてなくなりますけれども、組織はなくなりますけれども、そこに人は実は住んでおりますので、そういった住んでいる方々の、そういったごみの処理の問題であるとか、いざというときの対応・対策の在り方等、そういったことで話合いは、私はできるのではないかなというふうに思っておりますので、ぜひともそういうような形で、地域に住んでいる方々が基本原則に立って協力し合うという、そういう姿勢で何とか協力していただければありがたいなということでありますので、御理解いただきたいというふうに思います。