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釧路町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月9日

行政のデジタル化について

2022年3月9日、釧路町議会の一般質問で、佐藤昭平議員が「行政のデジタル化について」質問し、町長 小松茂、総務課長 中野勝広が答弁しました。

質問者
佐藤昭平 議員
答弁者
町長 小松茂、総務課長 中野勝広

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 佐藤昭平

それで、2件目いきたいというふうにして思います。2点目は行政のデジタル化についてというようなことです。1点目、町におけるデジタル化の現状についてお聞きします。2点目は、デジタル化による町民サービスの向上はということです。3点目、個人情報の保護の現状と課題ということで質問をいたします。

答弁 町長 小松茂

行政のデジタル化についてということで、町におけるデジタル化の現状についての御質問でございますが、現在求められております自治体におけるデジタルトランスフォーメーションに対応すべく、令和4年度より総務課にデジタルトランスフォーメーション推進係を設け、全庁的な取組を進めるという考えであります。現状といたしましては、行政におけるデジタルトランスフォーメーションとは、利用者中心の行政サービス改革という認識の共有を図る段階であります。次に、デジタル化による町民サービスの向上についてですが、行政手続の面で証明書などの書類をそろえる手間や来庁の手間が省けること。そして、行政手続のスピードアップが期待されるところであります。最後に、個人情報保護の現状と課題についてですが、自治体の情報セキュリティ対策は、マイナンバー利用事務系システムの分離、LGWAN総合行政ネットワーク環境の確保、自治体情報セキュリティクラウドの構築の3つからなる三層の構えが基本となっており、町のセキュリティ対策もこの三層の構えとなっております。課題といたしましては、現在の水準に問題があるという意味ではございませんが、何事にも絶対にミスや事故が起こらないと断言できるものではございませんので、職員には最新の注意を払うよう指導してまいります。以上であります。

質問 5番 佐藤昭平

それで、2件目の1点目のところなのですが、これデジタル化と最近言いますけれども、いわゆる古くからかどうかあれですけれど、いわゆる電子自治体だとか、(聴取不能)につながってくる中身なのかどうかあれですけれども、結構古くからそういう点では、電磁媒体などを使っての行政の効率化とか、そういうような形では言われております。町として、この行政のところでのデジタル化についての基本的な考えというか、柱というか、つまり行政のところで進めるデジタル化はこういうようなことだと、そしてそれが町民にとってどういうことなのかというのが、やはり行政サービスの関係でありますから、基本的な考えをどんなことを持たれているのか、お聞きしたいというふうに思います。

答弁 総務課長 中野勝広

基本的なところというと、ちょっと御質問に対しての答弁としてかみ合うかどうかというのはあるのですけれども、まず、今、求められている行政のデジタル化、いわゆるデジタルトランスフォーメーションということなのですけれども、これは全ての単純に行政手続をデジタル化してオンライン化するということではなくて、ICTを手段として活用しまして、ビジネスモデルや組織、さらには企業風土、そういったものを広く広範囲にわたって変革を促すという考え方をしているというのが、基本的なスタンスになろうかと思います。

質問 5番 佐藤昭平

それで、これやっぱり1年、2年とかで、何か今の町としてのそういう事業目的も達成できませんから、何がしかのこの計画というか、そういうふうなものがあるというふうにして思うのですけれども、町として、今、中身は後いろいろありますけれども、計画的には何年計画でこういうことみたいなのがあれば、教えていただきたいというふうに思います。

答弁 総務課長 中野勝広

一番最初に取り組まなければならないのは、デジタルトランスフォーメーションの推進の基本方針というものを策定しなければいけないかなと考えております。こちらについては、令和4年度の早い段階で、何とか策定したいと考えております。その方針に基づいて、順次、釧路町のデジタルトランスフォーメーションを進めていくという考え方になります。

質問 5番 佐藤昭平

それでこの計画等については、国の計画との関係、または道の計画との関係ではどんなふうに位置づけられるのか、お聞きしたいというふうに思います。

答弁 総務課長 中野勝広

国のほうが様々な手順書ですとか、概要だとか示しておりまして、それに基づいて順番に手続を進めていくという考え方になります。

質問 5番 佐藤昭平

分かりました。大枠のところを理解いたしました。それで、2点目なのですけれども、これは答弁いただきましたけれども、もう少し詳しくといいますか、これだけと受け止めませんけれども、もう少し網羅的にというか、相当、投資などもあると思いますので、それとの関係でもう少し事業規模の説明を求めます。

答弁 総務課長 中野勝広

先日、議決いただきました例えば令和3年度の最終補正で、転出・転入ワンストップというものの環境構築の経費、議決いただきましたけれども、そのほかにも国のほうが進めます令和4年度中にオンライン化を進める手続というのが示されておりまして、市町村にかかわる事務としては27ございまして、それを令和4年度中に釧路町のほうもできる環境を構築していくという予定をしております。

質問 5番 佐藤昭平

分かりました。もう少し具体的にお聞きしたいのですけれども、今、いろいろトランスフォーメーションの関係もあって、いろいろ各自治体のところで何と言いますかね、活用しての事業など、主に窓口業務などでいろいろ活用されているようなところも情報としてはいろいろ新聞などにも出ておりますけれども、これはスマホですとか、サービス向上を図っていくんだけれども、そのためにスマホですとかパソコンを持っているだとか、そういう方はある程度対応して恩恵にあずかれるんではないかなという感じはするのですけれども、なかなかあまねく普及は持っているとは限りませんので、そことの関係ではそういう持っていない方とのギャップというか、町民サービスの享受という点では、どういうふうに考えているのかお聞きしたいというふうに思います。

答弁 総務課長 中野勝広

先ほど、一番最初に言った基本的な考え方というところで、デジタルトランスフォーメーションというのが、単に全て手続をデジタル化、オンライン化するということではなくて、それを契機として様々な業務の手順ですとか、手続も変革、見直す。今までこうだったからということではなくて、そういった媒体を持っていない方、スマートフォンもない方、パソコンも持っていない方、その方に対しての手続だとかもこれを機に大きく見直しをしようと、そういった考え方がまさにトランスフォーメーション、変革ということの一部かと思います。

質問 5番 佐藤昭平

それでは、デジタル化によっていろいろこういう媒体をスマホやパソコン等のオンラインでアクセスできるようなそういうような方も便利になるし、持っていない方、それについてもサービス向上を図られていくと、そういうようなことを進めていくということで確認してよろしいかどうかお聞きしたいと思います。

答弁 総務課長 中野勝広

それがどういった部分で実現されるかというのは、職員のやはり変革といいますか、考え方の変化がついてこなければならないところだと思います。今まで、繰り返しになるのですけれども、今までがこうだったからということではなくて、やはりあらゆる方が恩恵を受けられるような行政手続、そういったものを見直す、そういった力を求められると考えております。

質問 5番 佐藤昭平

今、そのICT関係を活用して、無人窓口だとかある意味行政のATM化とか何とかいろいろ出てきているところもありますけれども、当町のところは職員も増やしてと、総合案内もしてというようなことなので、そういう点では逆行しているといったらあれですけれども、いい意味でそういうふうに思っているのですけれども、そういう窓口対応のところが何か全部そういうデジタルやICT関係のところで、効率化を図る、省力化を図ると、そういうふうな考え方はないというふうにして受け止めていいのかどうか、お聞きしたいと思います。

答弁 総務課長 中野勝広

こちらも必ずしも省略化しませんということは断言できないと思います。やはり機械化できたりICT化することで、住民の皆様にとって利便性が増すのであればそれを選択して、そうではなくどうしても人の手、対人の事務処理が必要であるものについては、やっぱり残していくと。そのときどきでやはり使い分けをしながら、バランスよく行政運営をしていくという考え方をしてございます。

質問 5番 佐藤昭平

こういうツールを挟んでいろいろ仕事を変えていくというふうなのは、ある意味町民から見て分かりづらい面もあるのですよね。そういう点では、職員が楽になるためにとは思っていませんけれども、そういう考え方、具体的に業務の在り方等については、これはどこである意味その中身を検証していくと、第三者的なのがどうなのか分かりませんけれども、課長の答弁でいくと相当変わっていくみたいなふうなイメージも沸くのですけれども、こういうことをきちんと第三者的な人の形のそういうような場も、検証を受ける場も必要かなというふうにして思うのですけれども、そういうことを適宜進めていくためにどういうふうに考えているのか、お聞きしたいと思います。

答弁 総務課長 中野勝広

まだ庁内的には意思決定しておりませんけれども、そういった第三者的なといいますか、補足機関的な機関を設けて客観的な検討も進めていきたいと考えております。

質問 5番 佐藤昭平

分かりました。ぜひ、集団の英知を集めていってほしいというふうに思います。3点目なのですけれども、個人情報保護の現状という、今、国もデジタル庁ができましたし、それからいろいろ法律もがらがらデジタルに関する法律などもできたりしてきていて、いわゆるこの自治体のところの住民の情報などもビッグデータとして商売にならんかみたいな、分かりやすく言うと、そういうような向きもあって、そこのことに関してなのですけれども、当庁のところのこの個人情報保護条例のところで、いわゆる企業やほかの人に提供する場合というのは、これはどんな形になるのでしょうか。そういうことはできないというような形になっているのかどうなのか、お聞きしたいと思います。

答弁 総務課長 中野勝広

外部提供につきましては、法律の定めですね。あるいは御本人の同意、そういったものがなければ提供できないという考え方はしております。

質問 5番 佐藤昭平

これ昨年でしたかね、LINEユーザーの名簿が中国に読み取られていたというようなこともありますし、いろいろ大きなそういうGoogleですとか、そういうようなところでも、相当の件数のところが流れていたというようなことも報告もされています。今、例えば北海道も、当然、自治体としてデジタルトランスフォーメーションのところをやってきていますけれども、この国の動きでいうと北海道はどういうふうに受け止めているかというと、行政が保有する個人情報を匿名加工情報とすることも北海道のこのオープンデータの考え方は想定しているというようなことなのですけれども、これは町としてはどういうふうに受け止めているのかなと。当然、匿名加工に当たっては、本人同意不要というようなことも、今は法律が変わってそういうような形になったのですかね。これは町としては、現在の町の個人情報保護条例との関係では、現時点ではどういうふうに考えているのかお聞きしたいと思います。

答弁 総務課長 中野勝広

こちらにつきましては、町の個人情報保護条例の見直しをしなければならない案件になっていると考えております。

質問 5番 佐藤昭平

それで、その匿名情報を匿名加工情報にする。その加工を、これもどこかで聞いたような話なのですけれども、第三者に委託をしてそのことによって情報が漏洩する可能性が否定できないというような指摘も、この道のオープンデータ化のところでは指摘もされているのですけれども、町としては、そういう国や道はちょっと先へ行っている感じというのはあるのですけれども、これは匿名加工情報、加工できるとかそういうような形での条例改正というのは考えているのかどうかお聞きしたいと思います。

答弁 総務課長 中野勝広

今、まだ条例の検討に入っておりませんので、今の時点ではちょっと御答弁できる内容はないということで御理解いただければと思います。

質問 5番 佐藤昭平

いろいろ前段の質問のところで、答弁も聞いていろいろ便利になる点もあるし、デジタル一本化で進んでいくということではなくて、いろいろな対応を考えているというような点では、その通りにいろいろやっていって、慎重に丁寧にやってほしいなというふうに思いましたけれども、ここら辺の匿名といってもね、いろいろな情報が入ってくると特定できるようなものもありますから、非常にこういうことはまずいなというふうに思っています。それで、この個人情報保護の関係でいうと、マイナンバーカードのことなのですけれども、これから国のところではもう既に健康保険の関係はひもづけされていますけれども、いわゆる自治体のところのひもづけする部分は、凄い中身だなというふうにして思っているし、それを進めていく前提として、システムの標準化ですとかそういうようなことも言われているのですけれども、そこら辺は今後町としてどういうふうに対応していく考えなのか、お聞きしたいというふうに思います。

答弁 総務課長 中野勝広

自治体の情報システムの標準化につきましては、国のほうが令和7年度までにということで示しておりますので、町としてのそのスケジュールに間に合うように、作業のほうを進めていく考え方はしております。

質問 5番 佐藤昭平

マイナンバーの法律は変わったのか変わらないのか、ちょっと私も調べていないのですけれども、いわゆるもともとは社会保障と税と、それから災害対策というようなことでのマイナンバーが便利だよ、活用するよという話で始まったのですけれども、やっぱり悪い意味で心配していた方向で、いろいろなものが情報がひもづけされているということになると、非常にそういう点では、個人情報保護の形が危うく感じています。デジタル化はある面いろいろな便利になるという面はこれは否定できないですし、100%反対するとかそういうようなものではないのですけれども、今、マイナンバーカードの普及は、この前の委員会でもありましたけれども、確か当町でも40%ぐらいかなというふうに思うのですけれども、これ40%ですから、それをひもづけしたとしても大変こう不便なというか、ひもづけしていくための労力ですとか、そんなことも含めて自治体行政関係のところでは、市の管理だとかというふうにして呼ばれていますよね。そういうようなことなのですけれども、あれこれ言ってもあれなので、具体的に1点だけ聞くと、健康保険証のひもづけやられて始まりましたけれども、この町内というかこの釧路圏域というか、病院のところでの利用状況だとか、そういうのは何か便利になったのかどうなのか、余り医療機関にマイナンバーに対応できるような対応になっていないよとかいろいろ聞くのですけれども、この先行した健康保険証の利用状況とかというのは、どういうふうにとらまえているのか、分かりましたら答えていただきたいというふうに思います。

答弁 総務課長 中野勝広

大変申し訳ありません。医療機関の対応状況については把握しておりませんので。

質問 5番 佐藤昭平

それで、マイナンバーカードを持つかどうかは、それは本人の考え方ですから、誰かを止めるということではないのですけれども、個人情報の関係については、これはやっぱり最低限この本人通知義務ですね。本人に使う場合に、本人に通知をする義務というのは、これは堅持していかなければならないんではないんかなというふうに、この個人情報保護の点からいうと、そこの1点はというわけでもないけれども、そこ凄く大事かなと思うのですけれども、これは国の考え方、見てからというんではなくて、町としての基本的なスタンスとしては、そういう形では考えていかないのかどうなのか、その点確認したいというふうに思います。

答弁 総務課長 中野勝広

申し訳ありません。今の御質問は保険証の利用に関してのということでしょうか。

質問 5番 佐藤昭平

先ほどのいろいろその方の情報を匿名加工できるとかという質問をしたのですけれども、そういうふうにその方の情報を使う場合には、その方御本人に通知をするというふうにして、何というか、ガードを条例でもつくっていると思うのですけれども、そこは国からの通知がいろいろあったとしても、そこはもう先で守っていかないとまずいんではないかなというふうにして思うのですけれども、それだけではないけれども、そういう意味での本人通知義務というのをぜひ堅持をしてほしいと。

答弁 総務課長 中野勝広

大変申し訳ありません。私のほうで、今、法律の読み込み、それから町の条例構成をどうするかといったところまで、まだ構築していないものですから、この場での答弁は控えさせていただければと思います。

質問 5番 佐藤昭平

分かりました。便利になったけれども、個人情報だだ漏れというようなことにならないように、ぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。

出典:釧路町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月9日 議事録 PDF(54ページ) 間違いを知らせる