釧路町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月4日
避難所の問題について
2019年12月4日、釧路町議会の一般質問で、中家治子議員が「避難所の問題について」質問し、総務課長 中野勝広、総務部長 南孝司、町長 小松茂が答弁しました。
- 質問者
- 中家治子 議員
- 答弁者
- 総務課長 中野勝広、総務部長 南孝司、町長 小松茂
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 中家治子
では、次に避難所の問題について質問していきたいというふうに思うのですけれども、答弁にありました釧路町避難所運営マニュアルというのをホームページで見まして、一部をプリントアウトしたのですけれども、これについても、多分、これから血肉をつけていくという状況なのだろうなというふうに思います。それで、避難所の運営にかかわって、開設の体制なのですけれども、地域防災計画の中で、8月16日のような大雨の災害の対策であれば、あらかじめ、職員も含めて対応がとれるということはあると思うのですけれども、地震とか津波とか、あとは時間帯、夜、夜中だったりというようなことがあった場合については、やっぱり地域に頼らざるを得ないような状況が出てくるのかなと思うのですけれども。一般サイトの中でしたけれども、避難所運営については自主防災組織等が避難所の開場等も行うというようなことが書かれていたのですけれども、その仕組みというのですか、全体への伝達も含めて、どういう流れになっているのかというのも、ちょっと教えてください。
答弁 総務課長 中野勝広
まず、一つには避難所運営マニュアルなのですけれども、こちらについては一時避難にかかわる開設ということではなくて、避難所として、そこで生活をしていくといったときのマニュアルであるということで御理解のほどいただければと思います。そうした上で、緊急の一時避難における避難所の開設ですけれども、あらかじめ天候などによって避難所開設できるときは、議員言われるとおり、職員が開設するわけですけれども、緊急の場合については、地域の自主防災組織であるとか、町内会のほうで開設をしていただくことになります。あるいは、学校であれば、学校のほうで開設していただくということに計画上はなっているということで御理解いただければと思います。
質問 3番 中家治子
もっと具体的な答弁があるのかなと思ったのですけれども、自主防災組織のトップの方が、緊急避難所開設の場合については、鍵を所有し、行って鍵をあけてというようなことが具体的に行われるということを想定しているのでしょうか。
答弁 総務課長 中野勝広
鍵を実際に管理されているのは管理人になると思います。町内会の中での連絡系統の中で管理人が開設をしていただくということになります。
質問 3番 中家治子
管理人という話が出てきて、ちょっと混乱するのですけれども、例えば釧路町のコミュニティセンターに管理人がいらっしゃるかどうかはわからないのですけれども、そこにもいらっしゃって、鍵を持っていて、避難所として開設をしなければならないときに開場するということなのですか。
答弁 総務部長 南孝司(総務部長は2020年3月まで)
避難所を開設するに当たっては、町の施設でコミセン等については町のほうで管理していますので、それは町の職員があけます。会館については、その会館の管理を委託していますので、その町内会の方にあけていただいているという状況になっております。
質問 3番 中家治子
地域防災計画を読みますと、それから避難所運営マニュアルもそうなのですけれども、地域の町内会だとか自主防災組織、もちろん地域のことをよく知っていて、先ほどの避難の援助が必要な方々の把握も含めてされているということもあるからかも知れませんけれども、読めば読むほど、そこの部分を中心に計画、もちろん中心に計画を進めていくのですけれども。では、公の部分はどういうふうにかかわっていくのかという。形はつくりました、部署も体系も行政のほうが中心ですけれども、日常的な部分については、全てとは言いませんけれども、町内会や自主防災組織に頼らざるを得ないから頼るというよりは、初めからそれを頼ることを想定して計画を立てているのかというふうなことも読み取れるような中身なのです。それは必要なことだと思いますけれども、一方で、町内会や自主防災組織にしてみれば過大な部分も出てくるというふうに思うのです。まだ、実際にそういうことで大きな災害があって、実際に稼働しているというか動いているわけではないから、想定の中で話をせざるを得ませんけれども、そういうことでの認識というのはどうですか。
答弁 総務部長 南孝司(総務部長は2020年3月まで)
長期避難になった場合、行政のほうでどこまでできるかというのはありますけれども、そこに避難している方の中で、その運営をしていただくように考えている状況なのです。全国的に大規模な災害で避難した場合には、やっぱり避難者の中でボランティア等を募ってやっているというのが状況であります。役所のほうの支援は支援として、中の運営は運営として、それをお互いでやっていきましょうという形で、この計画をつくっているということで理解していただきたいと思っています。
質問 3番 中家治子
今、部長がおっしゃるのは当然のことだと思うのです。行政だけで机上でというふうには、もちろん最初は机上ですけれども。それを、より精度の高いものにしていくためには、住民の意見、専門家の意見なども含めて聞かなければならないというのは当然だというふうに思うのですけれども、その役割分担の考え方です。防災の中でも、今、自助、共助、公助という考え方があって、計画の中でも、もちろんそういう文言使われているのですけれども。自助があって、もちろん、自分の命は自分で守るということが大前提だと思うのです。そして、周りで助け合う、これ共助ですよね。次に、公の部分がという。これは横並びというよりは、1、2、3みたいな、要するに3番目が公助なのかというふうにも読み取れなくもないような状況の計画かなというふうには思っているのです。私は、三角形だと思うのです。自助が真ん中にあって、共助、公助で三角につながっているという、そういう状況ではなかったら、本当の意味での計画を、中身を充実させるということは無理かなと思っているのですけれども、この自助、共助、公助の考え方については、町長のほうに聞きたいというふうに思います。
答弁 町長 小松茂
自助、共助、公助の考え方でありますけれども、これは災害時を想定したときに、よく使われる言葉でありますが、まずは自分の身を守ること、そして地域を含めた共助。これは、お互い助け合いながら、少しでも災害リスクを減らしていったり、人助けをしながら被害になる数を減らしていくという、そういったことが大事だと思います。最終的に公助の部分、ここは、それが先か、後か、中かという、そういった議論もあるのですけれども、そういったことをやりながら補い合う部分が公助だというふうに思っていますから、そういった考え方でしっかりと連携をとりながらやっていくということが大事だというふうに思っております。
質問 3番 中家治子
自助、共助、公助の考え方の部分については、連携をするということは、もちろん、そのとおりだと思うのですけれども、これが主たる議論ではないので、若干、見解が違うということで、また別な機会にというふうに思います。それで、避難所の備品等についての配備状況について伺いたいのですけれども、町民の方とか地域の方々、避難をした経験がある方というのはそんなに多くないと思うのです。例えば、新開なら新開の皆さん方が全員避難しなければならないというような大災害は、まだ経験したことはないと思うのですけれども。そういう備品についての更新の状況等、どういう年度で更新をしているのかということと、地域等、町内会からの備品についての要望等が、こういうものを配備してほしいというような要望等があれば、ちょっと教えてください。
答弁 総務課長 中野勝広
備品の配備計画につきましては、防災計画の中に計画を立てております。現在の配備状況で申しますと、主食につきましては1万4,450食、間食と言われる補食系のものにつきましては1万1,740食、汁物につきましては9,670食、計画には登載しておりませんけれども、飲料水につきましては2リットルのペットボトルで1,248本ございます。その他、ストーブは、今現在50台、発電機につきましては全体で29台、毛布については3,742枚、主だったところではそういった備蓄の状況になっております。済みません、更新ということだったのですけれども、今現在、更新というよりは、まだ目標値に達していないので、随時計画書に登載している計画数に達するように整備を進めているという状況でございます。あとは地域要望ということですけれども、地域からの直接の声というのは、今現在、聞いている状況ではございませんけれども、議会の質問等にされているような備品については、随時、検討しながら、再備計画のほうに反映させるような形で考えているところでございます。
質問 3番 中家治子
更新というのは、例えば水等食料というのは年度が決められていますよね。例えば、水だったら5年だったと思うのですけれども、そういう全体の数もまだ満たしていないから、配備している途中だと言いながら、途中でも更新をしなければならないという部分が、多分出てくると思うのですけれども、そういうことについて聞きたかったのですけれども、その点ではいかがでしょうか。
答弁 総務課長 中野勝広
済みません、説明が足りず申しわけございません。食料品につきましては賞味期限ございますので、賞味期限が切れる前に更新をしているところでございます。
質問 3番 中家治子
その更新時に、そういう飲料等食料については、どういうような形で、例えば町民の皆さんにお渡しするとか、どこか学校で使う等というようなことで、釧路町では行っているのでしょうか。
答弁 総務課長 中野勝広
今現在も、例えば町内会さんで防災研修を行いたいというような相談があったときに、賞味期限が切れているわけではなくて、間近なもの、そういったものを使っていただいて、啓発にも役立てているような状況でございます。
質問 3番 中家治子
避難所なのですけれども、地域の方から大地震が起こったときに、まず、津波を心配すると。皆さん、ごらんになったと思うのですけれども、11月16日のこれは釧新ですけれども、「千島海溝地震に警鐘」ということで北大の高橋先生が見えて、いろいろ研修、自治体の職員も含めてマスコミも含めて、研修を行ったということですけれども。千島海溝の地震については、胆振東部地震の100倍ぐらいのエネルギーを持っているというようなことが記事として書かれているのです。この発生の確率も上がってきているということもあります。地域の皆さんの声として、私は新開の地域に住んでいるのですけれども、釧路町という地域的な問題もあるかと思うのですけれども、津波が来た場合に、避難するところがほとんどないのではないか。指定はされているのですけれども、高い建物というのはほとんどないのではないかというようなことで、そこを何とかしてほしいと、私に言われても、私が何とかするということではないのですけれども、協力しながら、そういうために頑張りたいというふうに思いますけれども。こういう声というのは、担当部も含めて、そういう声というのは聞いているのでしょうか。
答弁 総務課長 中野勝広
要望ですね。要望につきましては、私どものところには届いていないと認識しております。
質問 3番 中家治子
釧路町に住んでおられる職員の方々が、どの地域にお住まいかわかりませんけれども。町長は雁来にお住まいですけれども、雁来も含めて、国の津波高は、まだ発表されていないので、津波のハザードマップの精度の高いものは、なかなかつくられていないという状況かも知れませんけれども、東日本大震災規模の地震が想定されれば、皆さんも映像とかで、もう何度も何度もごらんになっていると思うのですけれども、私の住んでいる新開、町長の住まわれている雁来も含めて、あっという間に津波に飲み込まれるという状況は考えられないことではないというふうに思うのです。そういう意味でいうと、今、高層の建物が釧路町にないということは、これから防災を考える上でも釧路町の課題だというふうに思っています。そういう意味でも、お話を聞いた地域の方は、避難タワーなどは東日本大震災で被災された自治体などでは建設をされているということでもありますけれども、そういうことを含めて、これから、この問題について、きょうは詳しくはやりませんけれども、そういう高い建物をどう確保していくのかということも含めて、ぜひ検討していっていただきたいと思いますし、これは、ちょっと町長の見解をお聞きしたいと思います。
答弁 町長 小松茂
大規模な津波が襲来したときの地域住民の避難場所ということだと思いますけれども、今現在、このエリアの中でイオンであるとかコミセンであるとか、それから学校、比較的高い建物、こういったものは避難場所として指定をさせていただいております。また、そういう意味では、いかに早く安全なエリアに逃げ込むことができるかということが生命を維持できる一番のもとになりますけれども、だからといって高い建物を建てていただける業者がいればいいですけれども、当町には、そういった意味では、今後もそういった事業者が何かの事業を展開する上で建物を建てていただけるような状況があるとしたら、そこには真っ先にお願いをして避難所として指定をしていただきたいということもあります。そんなことも含めて、いかに安全なエリアを確保するかということは常に課題であるということで捉えているところであります。
質問 3番 中家治子
おっしゃるとおり、課題だというふうに思いますし、私も今後の中で、さまざま提案も含めて、させていただきたいと思います。続けて、議長、3番に移ってよろしいでしょうか。